シンジ「こうなったら、開き直ってやる・・・w」
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214 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 10:53:53.14 ID:rK4kExA4o
リツコ「ねぇマヤ・・・どう思う?」
マヤ「えっ?」
リツコ「発進した瞬間・・・シンクロ率が133%に達していたわ」
マヤ「一体、何があったんでしょうね・・・計器の・・・故障ですか?」
リツコ「シンクロ率が増えるほど・・・体にフィードバックされるダメージも大きくなる・・・ATフィールドを張らない限りは」
マヤ「えっ・・・」
リツコ「まさか・・・だけど・・・彼、自殺しようとしたんじゃぁ・・・」
マヤ「ヒッ!・・・そ、そんな事・・・じょ冗談ですよね、センパイ?」
リツコ「私がそんな冗談言う訳ないでしょう!! 彼ね・・・何があったか知らないけど、ここに来た時から鬱病の症状そのものなのよ・・・」
マヤ「シンジ君・・・・・・」
215 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 10:54:21.03 ID:rK4kExA4o
リツコ「周りがガンバレって応援するほどダメになる典型。だから全力でミサトを遠ざけたの。
軽い薬も渡して、口数も増えてきて、症状が好転してきたかなって矢先に・・・・・・」
マヤ「かわいそう・・・きっと、つらい思いをたくさんしてきたんでしょうね・・・」ウルッ
リツコ「ひょっとしたら彼、シンクロ率を自由に操作できるのかも? 最初は49.49%でさっきは49.89%。
これって、私達に対する彼からのメッセージじゃないの?シクシク・・・僕は泣きたい。四苦八苦な人生だっ・・・て。」
マヤ「うっ・・・そんなのって・・・・・・そんなのって・・・・・・」ウルウル
リツコ「せめて・・・私達に助けを求めてくれれば、何とかしてあげられるんだけどね。人との接触を全力で拒否してるから・・・」
マヤ「うっ・・・・・・ひっく・・・・・・・・・シンジ君」グスッ
リツコ「マヤ・・・人のために泣いてあげられるなんて・・・・・・優しい子ね・・・」ダキッ ナデナデ
マヤ「ひっく・・・ぐす・・・・・・センパイ・・・・・」
216 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 10:54:54.27 ID:rK4kExA4o
(病院にて)
シンジ「・・・・・・ハッ!?」
シンジ「・・・・・・・・・また死ねなかった」
シンジ「うっ・・・肋骨が・・・イタタタタ」
シンジ「・・・・・・もうヤだよ。死なせてくれよ。もうたくさんだ・・・。」
シンジ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」フニッ
シンジ「えっ?」
マヤ「くぅ・・・くぅ・・・」
シンジ「マヤ・・・さん?」
マヤ「くぅ・・・くぅ・・・」
シンジ「・・・・・・泣いた跡がある。まさか、僕を心配して、ずっと・・・。」
シンジ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ごめんなさい」
217 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 10:55:35.36 ID:rK4kExA4o
マヤ「くぅ・・・くぅ・・・」
シンジ「(こうして見ると・・・・・・カワイイ・・・かも・・・・・・)」ツンツン フニフニ ツンツン フニフニ
マヤ「んっ・・・んー・・・・・」
シンジ「(ほっぺた・・・やわらかいなぁ・・・)」ツンツン フニフニ ツンツン フニフニ
マヤ「んっ・・・うーん・・・・・・んー・・・?」ポー
シンジ「・・・おはようございます」ニコ
マヤ「!! シンジ君!目が覚めたの! 良かった・・・良かったぁ・・・」ウルッ
シンジ「・・・何とか生きてたみたいです」
マヤ「うんっ! シンジ君が居ないと・・・わたしこまるっ!!」グスッ
シンジ「・・・そうですよね、パイロットが居ないと人類はぜんめt」
マヤ「ちがうっ!」
シンジ「えっ」
218 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 10:56:12.22 ID:rK4kExA4o
マヤ「パイロットとか関係なしに・・・シンジ君がこの世に居ないと、私、さびしい! いなくなったらこまるっ!!」
シンジ「・・・・・・ありがとうございます」
マヤ「無理を承知で、めちゃくちゃ言ってるのは分かるけど・・・シンジ君には戦ってほしいけど、傷ついたり死んだりして欲しくないっ!」
シンジ「あはは・・・無茶な注文ですね・・・・・・」
マヤ「だから・・・せめて・・・・・・自分で自分を傷つけるのは・・・やめて・・・・・・?」ウルッ
シンジ「・・・・・・バレてたんですね」
マヤ「センパイは何でもお見通しなのっ・・・・・・」ニッコリ
シンジ「・・・・・・わかりました。出来る限り・・・やってみます」
マヤ「うんっ!」ニッコリ
シンジ「・・・・・・使徒はどうなりました?」
マヤ「現在、葛城1尉の発案で『ヤシマ作戦』が進行中。本日深夜0時に攻撃開始します」
シンジ「・・・初号機は、まだ動きますか?」
マヤ「装甲はだいぶやられたけど・・・重要な部分は無事だった。大丈夫。」
シンジ「ボクに・・・もう一度・・・チャンスをもらえますか・・・?」
マヤ「ぜひ、お願いします!」ニッコリ
219 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 10:56:57.48 ID:rK4kExA4o
(後日)
リツコ「マヤ、いったいどんな魔法を使ったの?」
マヤ「えっ?」
リツコ「シンジ君・・・まだちょっと精神的に不安定ではあるけど・・・どん底は脱したわ・・・」
マヤ「本当ですか!?」
リツコ「まだ時々薬は要るみたいだけど・・・量もずいぶん減ってるし、このまま順調に行ってほしいわ・・・」
マヤ「シンジ君なら・・・乗り越えられますよ」ニッコリ
リツコ「で、マヤ先生はどんなカウンセリングしたの? 教えなさいよ。ヤシマ作戦の時には、既に目の輝きが変わってたわよ?」ニコニコ
マヤ「べつになにも・・・ただ、本心から、シンジ君が居なくなったら困る。私がさびしいから・・・って・・・」
リツコ「・・・それを本心から言える人間、なかなか居ないわよ?」
マヤ「そう・・・なんですか?」
リツコ「フフ・・・とんだ名カウンセラーが居たものね・・・。どんな薬よりも、誰かに必要とされる事の方が効くのよ。人はね・・・」
マヤ「センパイも、私にとって必要な大切な人ですよ?」ニコッ
リツコ「うれしい事言ってくれるわね。いい後輩もって幸せよ」
マヤ「はいっ!」ニコニコ
220 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 10:57:41.01 ID:rK4kExA4o
(別の日)
prrrrrrrrr
シンジ「・・・・・・・・・ビア樽の子分か・・・」
prrrrrrrrr
シンジ「今日はジェットアローンの日だったな・・・・・・」
prrrrrrrrr
シンジ「・・・うるさいから、電池パック外して、寝よう」カチャカチャ ポイッ
シンジ「・・・『僕が寝てる間に着信が来たけど、バイブの振動で携帯が床に落ちて電池パックが外れていたようだ』ってトコかな」
シンジ「・・・おやすみなさい」
ミサト「ちょっと日向君!サードチルドレンはまだつかまらないの!?」
日向「何コールかは電話鳴ったのですが・・・急に『電源OFFか電波の届かない所に』というメッセージになりました」
ミサト「ハァ!?まさか、電源切ってシカトしてるっての!?」
リツコ「(シンジ君・・・いいからそのまま隠れてなさい・・・フフ)」
221 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 10:58:31.19 ID:rK4kExA4o
(またまた別の日)
prrrrrrrrr
シンジ「・・・・・・・・・ビア樽か・・・」
prrrrrrrrr
シンジ「今日はガギエル・・・というかアスカが来る日だったな・・・・・・」
prrrrrrrrr
シンジ「アスカなら何とかできんだろ・・・・・・仮に負けても、人類丸ごと滅ぶ分には、マヤさんの涙見なくて済むし。」
prrrrrrrrr
シンジ「・・・電池パック外して、寝よう」カチャカチャ ポイッ
シンジ「・・・『僕が寝てる間に着信が来たけど、バイブの振動で床に落ちて電池パックが外れていたようだ』ってトコかな」
シンジ「・・・おやすみなさい」
ミサト「リツコぉ~、碇シンジが電話に出てくれない・・・もうすぐヘリの時間なのにぃぃぃ」グスッ
電話(リツコ)「アナタ・・・バカ? 当日の朝にイキナリ連絡入れたって間に合うワケがないじゃない。計画性ってものは無いの?」
ミサト「だってぇ・・・忙しかったし・・・」
電話(リツコ)「もう、アナタひとりで行って来れば?」
ミサト「司令から、チルドレン一人は絶対に連れて行けって言われてるのよぉぉぉぉぉ~!」
電話(リツコ)「知らないわよ。大人なんだから自分でなんとかしなさい。切るわよ。」ピッ
ミサト「・・・こうなったら・・・『碇シンジが電話に出ないせいで連れて行けなかった』って事にするわよ! ウソついてないし!! フン! せいぜい司令に怒られることね!!」
222 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 10:58:59.44 ID:rK4kExA4o
(翌日)
冬月「懲戒処分 以下の者を減俸30%、2か月間とする。
作戦部長 1尉 葛城ミサト
事由:命令違反行為」
ミサト「オワタ」
加持「葛城・・・強く生きろよ・・・」
223 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 10:59:40.26 ID:rK4kExA4o
(別の日・ネルフにて)
ミサト「ようやく訓練に来たわね・・・」
シンジ「はぁ」
ミサト「ちょっとアンタ! 何で携帯鳴らしてるのに無視するわけ? いつも途中で電源切ってるでしょ!」
シンジ「そんなことはしていませんが・・・」
ミサト「じゃあ、なんでいつも3コールなったぐらいで途切れるのよ!」
シンジ「あぁ、どうやら、僕が寝てる間に着信が来たみたいですが、バイブの振動で床に落ちて・・・電池パックが外れてたみたいです。そういえば、何度か床に落ちてふたが外れてました」
ミサト「ハァ!?」
シンジ「不可抗力です。」
ミサト「ちょっと貸しなさいよ! 本体と着信履歴確認させてもらうわ!」バッ
シンジ「あ」
224 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:00:20.83 ID:rK4kExA4o
ミサト「・・・・・・・・・」プルプル
ミサト「・・・何よこれ」プルプル
シンジ「何か?」
ミサト「ちょっと!アドレス帳の私の登録・・・『無能ビア樽女(バカ舌)』になってるじゃない!!」
シンジ「・・・何か間違ってますか?」
ミサト「ハァ!?」
リツコ「あっははははは! シンジ君やるわね。まさにミサトを一言で体現した言葉よ。」キャハハハハ
ミサト「リツコぉ~~~」
リツコ「どれどれ・・・・・・シンジ君、この『最後の良心』って誰?」
シンジ「マヤさん・・・」
225 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:01:15.92 ID:rK4kExA4o
リツコ「確かにそうね・・・じゃあ、この『黒マッド』って?」
シンジ「遺伝上の父の事です・・・」
リツコ「じゃあ『銀マッド』は冬月副司令か・・・あ」
シンジ「・・・・・・」
リツコ「シンジ君?まさかと思うけど・・・この『金マッド』って・・・・・・まさか私じゃないわよね?」
シンジ「・・・他に居ますか?」
リツコ「・・・・・・・・・#」ビキビキッ
ミサト「ギャハハ!! 司令と副司令とアンタはセットなのねwwwwwwwww ざまぁwwwwww」
リツコ「・・・うーん・・・これが分からないわねぇ・・・『横恋慕』」
ミサト「どれどれ・・・? あ、これ日向君の番号じゃない! あっら~ん! いったい誰に横恋慕してるのかしら~www」
リツコ「(・・・アンタによ、アンタ。この鈍感!)」イラッ
ミサト「『ロン毛』はそのままね・・・」
リツコ「・・・はい、携帯返すわ。あだ名はホドホドにね。 あと、ミサトの電話はどうでもいいけど、私が電話するときは本当に必要な時だから、出てね。それだけはお願いよ。」
シンジ「はい」
ミサト「ムッキーーー! 何よ! 親友に向かってその言いぐさはないでしょ!?」
リツコ「貴方とはただのクサレ縁よ・・・」フフッ
ミサト「ムッキーーーーー!!!!!」
226 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:01:54.62 ID:rK4kExA4o
(イスラフェル来襲)
マヤ「パターン青!使徒です!!」
ミサト「チルドレンに非常呼集!」
ミサト「集合したわね。では、作戦を説明します。いつもはここで迎撃してるけど、
兵装ビルの修復が追い付いていないので、今回はこちらから打って出ます」
アスカ「ふんふん、それで?」
ミサト「オフェンスは弐号機、バックアップは初号機、零号機は撃ち漏らした時のため後方5km地点で待機」
アスカ「了解!」
レイ「了解・・・」
シンジ「・・・・・・」コクリ
227 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:02:21.61 ID:rK4kExA4o
(対イスラフェル戦)
アスカ「おぉぉぉんどりゃぁぁぁぁぁ!!」ズバッ
ミサト「やったわねアスカ!使徒を半分にぶったぎったわ!」
アスカ「フフン!こーんなもんよぉ!」
シンジ「まだだ。どけっ 赤毛ザル」ドンッ
アスカ「うわっ、ちょっと何なのよ!」
マヤ「使徒のパターン青健在・・・えっ!反応が2つに分かれました」
アスカ「えっ」
シンジ「えいっ えいっ」ザクッ ザクッ
イスラフェル×2「死ーーーん」
マヤ「・・・パターン青消滅!敵使徒、沈黙しました!!」
シンジ「帰ります・・・・・・」ジャブジャブ
アスカ「・・・何っなのよ!!!!!!」ムキーーー
228 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:03:10.09 ID:rK4kExA4o
(サンダルフォン襲来)
prrrrrrr
シンジ「・・・・・・・・・・・・ビア樽か・・・」
prrrrrrr
シンジ「今日は、サンダルフォンか・・・・・・」
prrrrrrr
シンジ「アスカだけで何とかなるだろ・・・綾波がプログナイフ投げ入れればいいんだし・・・・・・」
prrrrrrr
シンジ「・・・電池パック外して、寝よう」カチャカチャ ポイッ
シンジ「・・・『僕が寝てる間に着信が来たけど、バイブの振動で床に落ちて電池パックが外れていたようだ』ってトコかな」
シンジ「・・・おやすみなs」
ピンポーン
マヤ「シンジ君いらっしゃいますかー? 伊吹ですー。すいませーん!」
シンジ「・・・・・・それは卑怯だよ、リツコさん。マヤさん相手に、居留守使えるわけないじゃないか・・・。」
ガチャ
シンジ「・・・こんにちは、マヤさん」
マヤ「こんにちは、シンジ君。非常呼集掛かったんだけど、通り道だから寄っちゃいました♪」ニコッ
シンジ「・・・すいません、昼寝してました。すぐ支度しますね。」
マヤ「下で待ってるねー!」ニコニコ
229 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:04:08.48 ID:rK4kExA4o
(ブリーフィングルームにて)
ミサト「アスカ、レイ、シンジ君・・・使徒のサナギが、火山の中で発見されたわ」
アスカ「す、すごい所で見つけたモンねぇ・・・」
ミサト「貴方たちには、これを捕獲してほしいの」
アスカ「はぁ!?」
ミサト「出来る限り原型をとどめ、生きたまま回収するのが最優先。ダメだった場合は即時殲滅よ」
レイ「私はやれと言われればやります」
アスカ「ちょっとファースト!抜け駆けする気!? 当然、アタシが出るわよっ」
シンジ「・・・僕は有事に備えて本部で待機で。」
アスカ「アンタ・・・やる気が無いなら辞めちゃえば・・・?」
シンジ「え、辞めていいの? じゃあ、ぜひ・・・」
ミサト「ダメよ。パイロットの代わりは簡単には見つからないわ。では、アスカが捕獲担当、レイがバックアップ、シンジ君が本部で待機よ。」
シンジ「じゃ、そういう事で。」スタスタ
アスカ「・・・いけすかない奴」
ミサト「・・・それには120%同意するわ。私がビール断ちするハメになったのも・・・元はと言えば、碇シンジが・・・」
アスカ「それはアンタが事前連絡してなかったからでしょ? 加持さんから聞いたわよ。」
ミサト「・・・・・・・・・チッ」
230 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:04:44.17 ID:rK4kExA4o
(しばらくして)
prrrrrrr
シンジ「・・・・・・・・・・・・ビア樽か・・・」
ピッ
シンジ「・・・はい、碇です」
ミサト「あ、シンジ君?使徒はアスカとレイがやっつけたから、アンタはもう家に帰っていいわよーw
私達は、 お ん せ ん 入ってくるから、泊まりになるけどーーーwww 」
シンジ「・・・はぁ」
ミサト「ごめんなさいねー仲間外れにしちゃってーーーwww それじゃあ私達、 お ん せ ん が待ってるからーーーwwwww」
シンジ「・・・・・・興味ないんで。」ピッ
ミサト「・・・ムッキー!!なんなのよあのネクラ!!!」
231 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:05:11.45 ID:rK4kExA4o
アスカ「・・・・・・」ジトー
レイ「・・・・・・」ジトー
リツコ「・・・・・・」ジトー
マヤ「・・・・・・・・・サイテーです」プルプル・・・グスッ・・・ウルッ
ミサト「ちょっとwwwホンの冗談じゃないwwww軽いジョークだってwwwwwwww」
マヤ「・・・すいません。わたし、用があるのでこのまま帰ります。」タッタッタ
リツコ「・・・私も帰るわ」スッ
ミサト「えっ」
アスカ「私達は泊まるけど、アンタとは別行動ね。いきましょ、ファースト」
レイ「そうね・・・」
ミサト「えっ・・・えっ!?」
ミサト「なんなのよ・・・これも碇シンジのせい・・・・・・クソガキがぁ!」ポツーン
232 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:05:37.31 ID:rK4kExA4o
(翌朝)
シンジ「ん?ポストに何か入ってる・・・」
手紙「ごめんなさい。温泉の素買って来たから、良かったら使ってネ。 マヤ」
シンジ「・・・・・・天使って居るんだなぁ」ジーン
233 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:06:07.63 ID:rK4kExA4o
(別の日)
ブンッ
シンジ「停電か・・・」
シンジ「アイツは使徒最弱だから無視だな。」
シンジ「多分繋がらないと思うけど、念には念を入れて、携帯の電池パック外しておこうっと」
シンジ「・・・おやすみなさい」
モワーーー
シンジ「うー・・・・・・クーラー切れたら・・・暑くて寝れない」ゲッソリ
リツコ「ねぇマヤ・・・どう思う?」
マヤ「えっ?」
リツコ「発進した瞬間・・・シンクロ率が133%に達していたわ」
マヤ「一体、何があったんでしょうね・・・計器の・・・故障ですか?」
リツコ「シンクロ率が増えるほど・・・体にフィードバックされるダメージも大きくなる・・・ATフィールドを張らない限りは」
マヤ「えっ・・・」
リツコ「まさか・・・だけど・・・彼、自殺しようとしたんじゃぁ・・・」
マヤ「ヒッ!・・・そ、そんな事・・・じょ冗談ですよね、センパイ?」
リツコ「私がそんな冗談言う訳ないでしょう!! 彼ね・・・何があったか知らないけど、ここに来た時から鬱病の症状そのものなのよ・・・」
マヤ「シンジ君・・・・・・」
215 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 10:54:21.03 ID:rK4kExA4o
リツコ「周りがガンバレって応援するほどダメになる典型。だから全力でミサトを遠ざけたの。
軽い薬も渡して、口数も増えてきて、症状が好転してきたかなって矢先に・・・・・・」
マヤ「かわいそう・・・きっと、つらい思いをたくさんしてきたんでしょうね・・・」ウルッ
リツコ「ひょっとしたら彼、シンクロ率を自由に操作できるのかも? 最初は49.49%でさっきは49.89%。
これって、私達に対する彼からのメッセージじゃないの?シクシク・・・僕は泣きたい。四苦八苦な人生だっ・・・て。」
マヤ「うっ・・・そんなのって・・・・・・そんなのって・・・・・・」ウルウル
リツコ「せめて・・・私達に助けを求めてくれれば、何とかしてあげられるんだけどね。人との接触を全力で拒否してるから・・・」
マヤ「うっ・・・・・・ひっく・・・・・・・・・シンジ君」グスッ
リツコ「マヤ・・・人のために泣いてあげられるなんて・・・・・・優しい子ね・・・」ダキッ ナデナデ
マヤ「ひっく・・・ぐす・・・・・・センパイ・・・・・」
216 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 10:54:54.27 ID:rK4kExA4o
(病院にて)
シンジ「・・・・・・ハッ!?」
シンジ「・・・・・・・・・また死ねなかった」
シンジ「うっ・・・肋骨が・・・イタタタタ」
シンジ「・・・・・・もうヤだよ。死なせてくれよ。もうたくさんだ・・・。」
シンジ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」フニッ
シンジ「えっ?」
マヤ「くぅ・・・くぅ・・・」
シンジ「マヤ・・・さん?」
マヤ「くぅ・・・くぅ・・・」
シンジ「・・・・・・泣いた跡がある。まさか、僕を心配して、ずっと・・・。」
シンジ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ごめんなさい」
217 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 10:55:35.36 ID:rK4kExA4o
マヤ「くぅ・・・くぅ・・・」
シンジ「(こうして見ると・・・・・・カワイイ・・・かも・・・・・・)」ツンツン フニフニ ツンツン フニフニ
マヤ「んっ・・・んー・・・・・」
シンジ「(ほっぺた・・・やわらかいなぁ・・・)」ツンツン フニフニ ツンツン フニフニ
マヤ「んっ・・・うーん・・・・・・んー・・・?」ポー
シンジ「・・・おはようございます」ニコ
マヤ「!! シンジ君!目が覚めたの! 良かった・・・良かったぁ・・・」ウルッ
シンジ「・・・何とか生きてたみたいです」
マヤ「うんっ! シンジ君が居ないと・・・わたしこまるっ!!」グスッ
シンジ「・・・そうですよね、パイロットが居ないと人類はぜんめt」
マヤ「ちがうっ!」
シンジ「えっ」
218 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 10:56:12.22 ID:rK4kExA4o
マヤ「パイロットとか関係なしに・・・シンジ君がこの世に居ないと、私、さびしい! いなくなったらこまるっ!!」
シンジ「・・・・・・ありがとうございます」
マヤ「無理を承知で、めちゃくちゃ言ってるのは分かるけど・・・シンジ君には戦ってほしいけど、傷ついたり死んだりして欲しくないっ!」
シンジ「あはは・・・無茶な注文ですね・・・・・・」
マヤ「だから・・・せめて・・・・・・自分で自分を傷つけるのは・・・やめて・・・・・・?」ウルッ
シンジ「・・・・・・バレてたんですね」
マヤ「センパイは何でもお見通しなのっ・・・・・・」ニッコリ
シンジ「・・・・・・わかりました。出来る限り・・・やってみます」
マヤ「うんっ!」ニッコリ
シンジ「・・・・・・使徒はどうなりました?」
マヤ「現在、葛城1尉の発案で『ヤシマ作戦』が進行中。本日深夜0時に攻撃開始します」
シンジ「・・・初号機は、まだ動きますか?」
マヤ「装甲はだいぶやられたけど・・・重要な部分は無事だった。大丈夫。」
シンジ「ボクに・・・もう一度・・・チャンスをもらえますか・・・?」
マヤ「ぜひ、お願いします!」ニッコリ
(後日)
リツコ「マヤ、いったいどんな魔法を使ったの?」
マヤ「えっ?」
リツコ「シンジ君・・・まだちょっと精神的に不安定ではあるけど・・・どん底は脱したわ・・・」
マヤ「本当ですか!?」
リツコ「まだ時々薬は要るみたいだけど・・・量もずいぶん減ってるし、このまま順調に行ってほしいわ・・・」
マヤ「シンジ君なら・・・乗り越えられますよ」ニッコリ
リツコ「で、マヤ先生はどんなカウンセリングしたの? 教えなさいよ。ヤシマ作戦の時には、既に目の輝きが変わってたわよ?」ニコニコ
マヤ「べつになにも・・・ただ、本心から、シンジ君が居なくなったら困る。私がさびしいから・・・って・・・」
リツコ「・・・それを本心から言える人間、なかなか居ないわよ?」
マヤ「そう・・・なんですか?」
リツコ「フフ・・・とんだ名カウンセラーが居たものね・・・。どんな薬よりも、誰かに必要とされる事の方が効くのよ。人はね・・・」
マヤ「センパイも、私にとって必要な大切な人ですよ?」ニコッ
リツコ「うれしい事言ってくれるわね。いい後輩もって幸せよ」
マヤ「はいっ!」ニコニコ
220 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 10:57:41.01 ID:rK4kExA4o
(別の日)
prrrrrrrrr
シンジ「・・・・・・・・・ビア樽の子分か・・・」
prrrrrrrrr
シンジ「今日はジェットアローンの日だったな・・・・・・」
prrrrrrrrr
シンジ「・・・うるさいから、電池パック外して、寝よう」カチャカチャ ポイッ
シンジ「・・・『僕が寝てる間に着信が来たけど、バイブの振動で携帯が床に落ちて電池パックが外れていたようだ』ってトコかな」
シンジ「・・・おやすみなさい」
ミサト「ちょっと日向君!サードチルドレンはまだつかまらないの!?」
日向「何コールかは電話鳴ったのですが・・・急に『電源OFFか電波の届かない所に』というメッセージになりました」
ミサト「ハァ!?まさか、電源切ってシカトしてるっての!?」
リツコ「(シンジ君・・・いいからそのまま隠れてなさい・・・フフ)」
221 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 10:58:31.19 ID:rK4kExA4o
(またまた別の日)
prrrrrrrrr
シンジ「・・・・・・・・・ビア樽か・・・」
prrrrrrrrr
シンジ「今日はガギエル・・・というかアスカが来る日だったな・・・・・・」
prrrrrrrrr
シンジ「アスカなら何とかできんだろ・・・・・・仮に負けても、人類丸ごと滅ぶ分には、マヤさんの涙見なくて済むし。」
prrrrrrrrr
シンジ「・・・電池パック外して、寝よう」カチャカチャ ポイッ
シンジ「・・・『僕が寝てる間に着信が来たけど、バイブの振動で床に落ちて電池パックが外れていたようだ』ってトコかな」
シンジ「・・・おやすみなさい」
ミサト「リツコぉ~、碇シンジが電話に出てくれない・・・もうすぐヘリの時間なのにぃぃぃ」グスッ
電話(リツコ)「アナタ・・・バカ? 当日の朝にイキナリ連絡入れたって間に合うワケがないじゃない。計画性ってものは無いの?」
ミサト「だってぇ・・・忙しかったし・・・」
電話(リツコ)「もう、アナタひとりで行って来れば?」
ミサト「司令から、チルドレン一人は絶対に連れて行けって言われてるのよぉぉぉぉぉ~!」
電話(リツコ)「知らないわよ。大人なんだから自分でなんとかしなさい。切るわよ。」ピッ
ミサト「・・・こうなったら・・・『碇シンジが電話に出ないせいで連れて行けなかった』って事にするわよ! ウソついてないし!! フン! せいぜい司令に怒られることね!!」
222 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 10:58:59.44 ID:rK4kExA4o
(翌日)
冬月「懲戒処分 以下の者を減俸30%、2か月間とする。
作戦部長 1尉 葛城ミサト
事由:命令違反行為」
ミサト「オワタ」
加持「葛城・・・強く生きろよ・・・」
223 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 10:59:40.26 ID:rK4kExA4o
(別の日・ネルフにて)
ミサト「ようやく訓練に来たわね・・・」
シンジ「はぁ」
ミサト「ちょっとアンタ! 何で携帯鳴らしてるのに無視するわけ? いつも途中で電源切ってるでしょ!」
シンジ「そんなことはしていませんが・・・」
ミサト「じゃあ、なんでいつも3コールなったぐらいで途切れるのよ!」
シンジ「あぁ、どうやら、僕が寝てる間に着信が来たみたいですが、バイブの振動で床に落ちて・・・電池パックが外れてたみたいです。そういえば、何度か床に落ちてふたが外れてました」
ミサト「ハァ!?」
シンジ「不可抗力です。」
ミサト「ちょっと貸しなさいよ! 本体と着信履歴確認させてもらうわ!」バッ
シンジ「あ」
224 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:00:20.83 ID:rK4kExA4o
ミサト「・・・・・・・・・」プルプル
ミサト「・・・何よこれ」プルプル
シンジ「何か?」
ミサト「ちょっと!アドレス帳の私の登録・・・『無能ビア樽女(バカ舌)』になってるじゃない!!」
シンジ「・・・何か間違ってますか?」
ミサト「ハァ!?」
リツコ「あっははははは! シンジ君やるわね。まさにミサトを一言で体現した言葉よ。」キャハハハハ
ミサト「リツコぉ~~~」
リツコ「どれどれ・・・・・・シンジ君、この『最後の良心』って誰?」
シンジ「マヤさん・・・」
225 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:01:15.92 ID:rK4kExA4o
リツコ「確かにそうね・・・じゃあ、この『黒マッド』って?」
シンジ「遺伝上の父の事です・・・」
リツコ「じゃあ『銀マッド』は冬月副司令か・・・あ」
シンジ「・・・・・・」
リツコ「シンジ君?まさかと思うけど・・・この『金マッド』って・・・・・・まさか私じゃないわよね?」
シンジ「・・・他に居ますか?」
リツコ「・・・・・・・・・#」ビキビキッ
ミサト「ギャハハ!! 司令と副司令とアンタはセットなのねwwwwwwwww ざまぁwwwwww」
リツコ「・・・うーん・・・これが分からないわねぇ・・・『横恋慕』」
ミサト「どれどれ・・・? あ、これ日向君の番号じゃない! あっら~ん! いったい誰に横恋慕してるのかしら~www」
リツコ「(・・・アンタによ、アンタ。この鈍感!)」イラッ
ミサト「『ロン毛』はそのままね・・・」
リツコ「・・・はい、携帯返すわ。あだ名はホドホドにね。 あと、ミサトの電話はどうでもいいけど、私が電話するときは本当に必要な時だから、出てね。それだけはお願いよ。」
シンジ「はい」
ミサト「ムッキーーー! 何よ! 親友に向かってその言いぐさはないでしょ!?」
リツコ「貴方とはただのクサレ縁よ・・・」フフッ
ミサト「ムッキーーーーー!!!!!」
226 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:01:54.62 ID:rK4kExA4o
(イスラフェル来襲)
マヤ「パターン青!使徒です!!」
ミサト「チルドレンに非常呼集!」
ミサト「集合したわね。では、作戦を説明します。いつもはここで迎撃してるけど、
兵装ビルの修復が追い付いていないので、今回はこちらから打って出ます」
アスカ「ふんふん、それで?」
ミサト「オフェンスは弐号機、バックアップは初号機、零号機は撃ち漏らした時のため後方5km地点で待機」
アスカ「了解!」
レイ「了解・・・」
シンジ「・・・・・・」コクリ
227 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:02:21.61 ID:rK4kExA4o
(対イスラフェル戦)
アスカ「おぉぉぉんどりゃぁぁぁぁぁ!!」ズバッ
ミサト「やったわねアスカ!使徒を半分にぶったぎったわ!」
アスカ「フフン!こーんなもんよぉ!」
シンジ「まだだ。どけっ 赤毛ザル」ドンッ
アスカ「うわっ、ちょっと何なのよ!」
マヤ「使徒のパターン青健在・・・えっ!反応が2つに分かれました」
アスカ「えっ」
シンジ「えいっ えいっ」ザクッ ザクッ
イスラフェル×2「死ーーーん」
マヤ「・・・パターン青消滅!敵使徒、沈黙しました!!」
シンジ「帰ります・・・・・・」ジャブジャブ
アスカ「・・・何っなのよ!!!!!!」ムキーーー
228 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:03:10.09 ID:rK4kExA4o
(サンダルフォン襲来)
prrrrrrr
シンジ「・・・・・・・・・・・・ビア樽か・・・」
prrrrrrr
シンジ「今日は、サンダルフォンか・・・・・・」
prrrrrrr
シンジ「アスカだけで何とかなるだろ・・・綾波がプログナイフ投げ入れればいいんだし・・・・・・」
prrrrrrr
シンジ「・・・電池パック外して、寝よう」カチャカチャ ポイッ
シンジ「・・・『僕が寝てる間に着信が来たけど、バイブの振動で床に落ちて電池パックが外れていたようだ』ってトコかな」
シンジ「・・・おやすみなs」
ピンポーン
マヤ「シンジ君いらっしゃいますかー? 伊吹ですー。すいませーん!」
シンジ「・・・・・・それは卑怯だよ、リツコさん。マヤさん相手に、居留守使えるわけないじゃないか・・・。」
ガチャ
シンジ「・・・こんにちは、マヤさん」
マヤ「こんにちは、シンジ君。非常呼集掛かったんだけど、通り道だから寄っちゃいました♪」ニコッ
シンジ「・・・すいません、昼寝してました。すぐ支度しますね。」
マヤ「下で待ってるねー!」ニコニコ
229 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:04:08.48 ID:rK4kExA4o
(ブリーフィングルームにて)
ミサト「アスカ、レイ、シンジ君・・・使徒のサナギが、火山の中で発見されたわ」
アスカ「す、すごい所で見つけたモンねぇ・・・」
ミサト「貴方たちには、これを捕獲してほしいの」
アスカ「はぁ!?」
ミサト「出来る限り原型をとどめ、生きたまま回収するのが最優先。ダメだった場合は即時殲滅よ」
レイ「私はやれと言われればやります」
アスカ「ちょっとファースト!抜け駆けする気!? 当然、アタシが出るわよっ」
シンジ「・・・僕は有事に備えて本部で待機で。」
アスカ「アンタ・・・やる気が無いなら辞めちゃえば・・・?」
シンジ「え、辞めていいの? じゃあ、ぜひ・・・」
ミサト「ダメよ。パイロットの代わりは簡単には見つからないわ。では、アスカが捕獲担当、レイがバックアップ、シンジ君が本部で待機よ。」
シンジ「じゃ、そういう事で。」スタスタ
アスカ「・・・いけすかない奴」
ミサト「・・・それには120%同意するわ。私がビール断ちするハメになったのも・・・元はと言えば、碇シンジが・・・」
アスカ「それはアンタが事前連絡してなかったからでしょ? 加持さんから聞いたわよ。」
ミサト「・・・・・・・・・チッ」
230 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:04:44.17 ID:rK4kExA4o
(しばらくして)
prrrrrrr
シンジ「・・・・・・・・・・・・ビア樽か・・・」
ピッ
シンジ「・・・はい、碇です」
ミサト「あ、シンジ君?使徒はアスカとレイがやっつけたから、アンタはもう家に帰っていいわよーw
私達は、 お ん せ ん 入ってくるから、泊まりになるけどーーーwww 」
シンジ「・・・はぁ」
ミサト「ごめんなさいねー仲間外れにしちゃってーーーwww それじゃあ私達、 お ん せ ん が待ってるからーーーwwwww」
シンジ「・・・・・・興味ないんで。」ピッ
ミサト「・・・ムッキー!!なんなのよあのネクラ!!!」
231 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:05:11.45 ID:rK4kExA4o
アスカ「・・・・・・」ジトー
レイ「・・・・・・」ジトー
リツコ「・・・・・・」ジトー
マヤ「・・・・・・・・・サイテーです」プルプル・・・グスッ・・・ウルッ
ミサト「ちょっとwwwホンの冗談じゃないwwww軽いジョークだってwwwwwwww」
マヤ「・・・すいません。わたし、用があるのでこのまま帰ります。」タッタッタ
リツコ「・・・私も帰るわ」スッ
ミサト「えっ」
アスカ「私達は泊まるけど、アンタとは別行動ね。いきましょ、ファースト」
レイ「そうね・・・」
ミサト「えっ・・・えっ!?」
ミサト「なんなのよ・・・これも碇シンジのせい・・・・・・クソガキがぁ!」ポツーン
232 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:05:37.31 ID:rK4kExA4o
(翌朝)
シンジ「ん?ポストに何か入ってる・・・」
手紙「ごめんなさい。温泉の素買って来たから、良かったら使ってネ。 マヤ」
シンジ「・・・・・・天使って居るんだなぁ」ジーン
233 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:06:07.63 ID:rK4kExA4o
(別の日)
ブンッ
シンジ「停電か・・・」
シンジ「アイツは使徒最弱だから無視だな。」
シンジ「多分繋がらないと思うけど、念には念を入れて、携帯の電池パック外しておこうっと」
シンジ「・・・おやすみなさい」
モワーーー
シンジ「うー・・・・・・クーラー切れたら・・・暑くて寝れない」ゲッソリ
シンジ「こうなったら、開き直ってやる・・・w」
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