シンジ「こうなったら、開き直ってやる・・・w」
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234 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:06:46.67 ID:rK4kExA4o
◆第14話
(発令所にて)
マヤ「衛星軌道上に使徒発見!パターン青です!」
リツコ「まさか、宇宙空間に出てくるなんて・・・」
マヤ「敵、自分の体の一部を切り離して落下させました!」
リツコ「どうするつもりかしら・・・爆撃?」
マヤ「敵使徒の一部、インド洋に落下!あ、もう一度発射されました」
リツコ「さては、軌道修正しているわね・・・最終的には本体がここに落ちてくるのかしら」
ミサト「どれぐらいの衝撃かしら?」
リツコ「そうね・・・ここら一体は消滅かしら。下手すると地球ごと氷河期になるかもね・・・」
ミサト「大至急、民間人と非戦闘員の退避を開始!作戦部は緊急集合。対策を練ります」
リツコ「あら、作戦部長らしくなってきたじゃない」
ミサト「もう後が無いからね・・・碇司令も冬月副司令も居ないし・・・
ここいらで活躍しておかないと、ちょっちマズいのよ。パイロットも非常呼集よ!」
235 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:07:22.97 ID:rK4kExA4o
(ブリーフィングルームにて)
ミサト「伊吹2尉、状況の説明を」
マヤ「はい、敵は宇宙空間、衛星軌道上から自身の体を切り離して、質量爆弾として地表を攻撃。
表面をATフィールドでコーティングしているようで、大気の摩擦熱をもろともしていません。また、インパクト時の威力が増しているようです」
ミサト「そんな使い方もあるのね・・・ATフィールド・・・」
マヤ「徐々に着弾点も修正されています。1発目はインド洋上に着弾、2発目はオホーツク海に着弾
3発目は北太平洋上、東京から東に500km地点に着弾、4発目は朝○半島に着弾し、半島が消滅しました。」
ミサト「えっ!それマジ!?やった~!!」
リツコ「あら?使徒もたまには良い事してくれるじゃない」
ミサト「『セカンドインパクトは日本のせいニダ!謝罪と賠償を(ry』ってしつこかったからねぇ~
しかも、私のお父さん名指しで非難してくるから、ほんっとムカついてたのよ。『隕石が原因じゃなくて、
葛城調査隊がよからぬ事をやっていたに違いないニダ!』って。ほんと、悪い事は全部日本のせい、
良い事は全部自分たちが起源を主張するんだから・・・たまったもんじゃないわ。」
リツコ「これで国際社会の憂いが減ったわね・・・国連もうんざりしていたし・・・
まぁでも、日ごろの行いのせいか、地球上で誰も耳を貸してなかったから、気にしないことね」フフ
ミサト「まー、分かってはいるんだけどねぇ・・・」」
マヤ「・・・て、敵の目標は、確実にここ第3新東京市と推定されます。」
ミサト「じゃあ、作戦を練るわよ」
236 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:07:50.28 ID:rK4kExA4o
(しばらくして)
アスカ「えぇ~!?手で受け止めるぅ~!?」
ミサト「そうよ。着弾予測地点にエバー3機で急行し、手で受け止めて威力を相殺、
その後ATフィールドを中和し、使徒のコアを攻撃、殲滅するわ。MAGIによると、成功率は0.93%よ」
アスカ「ハァ?100回に1回以下じゃない!」
ミサト「これでも、色々考えた中で、最も成功率が高い作戦なのよ・・・ごめんねみんな。生きて帰ってきたらステーキか何かオゴるわ。
あと、規則では遺書を書く事になってるけど・・・どうする?」
アスカ「私はパス。どうせ失敗すれば読む人も居なくなるんだし」
レイ「私も・・・」
シンジ「・・・・・・」
ミサト「じゃあ決まりね。それでは、エヴァを3か所に分散配置とし、途中まではMAGIの誘導でアシストします」
237 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:08:16.34 ID:rK4kExA4o
シンジ「・・・・・・配置の根拠は?」
ミサト「えっ・・・・・・女の勘・・・ってヤツ?」
シンジ「・・・じゃあ僕は、男の勘でこの辺にします」
ミサト「ハァ!?」
アスカ「いいじゃない、孤高のシンジ様の好きなようにさせてあげなさいよ。アンタの勘だって特に根拠無いじゃない」
ミサト「そっ・・・そりは・・・」
アスカ「ま、私はミサトの勘に乗るわ」
レイ「私も・・・それでいいです。葛城1尉」
238 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:08:54.09 ID:rK4kExA4o
(対サハクィエル戦)
マヤ「エヴァ3機、配置完了しました!」
リツコ「いいこと?MAGIのナビに従って移動してね」
ミサト「それでは、作戦スタート!
・・・って、ちょっと!初号機!動きなさいよ!!何ボケッとしてるのバカ!」
シンジ「・・・・・・」
マヤ「MAGIの指示は、初号機はその場で停止、他の2機は初号機方面に誘導されています」
ミサト「はぁ!?」
マヤ「敵使徒、着弾まで30秒・・・弐号機と零号機の到着まで32秒!間に合いません!!」
ミサト「うっ・・・」
マヤ「シンジ君!ごめんなさい!2秒だけ一人で耐えて!お願い!!」
シンジ「うぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」バァァァン!!
日向「・・・しょっ・・・初号機のシンクロ率、200%・・・強いATフィールドが観測されています!」
リツコ「何ですって!?」
239 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:09:21.37 ID:rK4kExA4o
ヒューーー
サハクィエル「・・・!?」ズゥゥゥゥン
マヤ「使徒、初号機と接触!!」
ミサト「レイアスカ急いで!!」
レイ「くっ!」
アスカ「おおおおおんどりゃぁぁぁぁぁあ!!!!!!」シュィィィン・・・パキッ
サハクィエル「死ーーーん」クタッ
マヤ「・・・パターン青消滅!敵、沈黙しました」
ミサト「よっしゃぁぁぁ!!! ナイスよ、アスカ!」
リツコ「すごいわね・・・」
マヤ「そうですね、シンジ君の底力・・・すごいものをもってますね」
リツコ「違うわ・・・」
マヤ「へっ?」
リツコ「あなたよ、マヤ」
マヤ「???」
リツコ「フフ・・・何でもないわ。気にしないで。」
240 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:09:55.95 ID:rK4kExA4o
(戦い終わって)
ミサト「み、みんな良くやってくれたわ・・・・・・!」
アスカ「ま、いい作戦だったんじゃない?配置を除いて」
ミサト「うっ・・・まぁいいわ。じゃ、ステーキ食べにいこっか?」
アスカ「あぁ、ファーストとも話したんだけど・・・ラーメンでもどうか?って思ってね」
ミサト「えっ!そんなんでいいの!?」
アスカ「よくよく聞いてみれば、ファーストってお肉食べれないらしいじゃない。アンタ、指揮官なのにそんな事も知らないの?」
ミサト「うっ・・・」
アスカ「なので、ラーメンがいいわ。それに私、ミサトの懐事情も何となく知ってるし。」
ミサト「ありがとう・・・アスカ・・・・・・あれ? ちなみに、シンジ君は?」
241 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:10:26.44 ID:rK4kExA4o
アスカ「あぁ、アイツはシャワー浴びてそのまま帰るって。もうとっくに帰ったわよ?」
ミサト「何よ!人がせっかくオゴッてあげようと思ったのに!!無礼なヤツね!!!」ムキーーー!!
アスカ「別にアイツの肩を持つ気はさらさらないけど・・・好きにさせてあげたら?
使徒を倒してくれればそれで良くないの? アイツに関しては、もっとビジネスライクに行きなさいよ。
今日だって、アイツが美味しい所持って行ったじゃないのよ・・・」
ミサト「えっ」
アスカ「仕事とプライベートをきっちり分けるって考え方、欧米では主流よ。アンタも国際公務員なんでしょ?一応。」
ミサト「まっ・・・そうだけど・・・」
レイ「(クゥゥゥゥーーー)」
アスカ「ほら、ファーストもお腹すいたって!」
ミサト「そ、それじゃ行きましょうか。」
242 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:11:10.21 ID:rK4kExA4o
(シンクロテスト)
prrrrrrr
シンジ「・・・・・・リツコさんか」
ピッ
シンジ「・・・はい。碇です。」
電話(リツコ)「シンジ君?リツコです。明日、シンクロテスト受けて欲しいんだけど・・・」
シンジ「(・・・あれか)・・・マヤさんに聞いたんですけど、何やら全裸で受けるとか?」
電話(リツコ)「あら、知ってたの?ええ、その通りよ」
シンジ「女性陣が嫌がると思うので、僕は別日・・・できれば後にしてください」
電話(リツコ)「えっ・・・でも」
シンジ「・・・実験中に使徒に襲われたら、無防備だと思いますが」
電話(リツコ)「(・・・ダミープラグ作るのにレイのデータだけ取れればいいし・・・まいっか)
・・・・・・わかったわ。あなたは別日にします。日程が決まったら改めて連絡するわ。」
シンジ「・・・はい、では。」ピッ
243 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:11:44.01 ID:rK4kExA4o
(翌日 地底湖に浮かぶエントリープラグ×2)
アスカ「ちっ!アイツ、上手い事避けたわね・・・」
レイ「碇君・・・・・・」
アスカ「あーあ、ヒマねぇ・・・」
レイ「そうね・・・」
アスカ「ファースト、しりとりでもする? アンタから始めていいわ」
レイ「じゃあ・・・エヴァンゲリオン・・・」
アスカ「ちょw」
レイ「・・・零号機」
アスカ「仕方ないわねぇ。えーと・・・切り絵!」
レイ「エヴァンゲリオン・・・」
アスカ「卑怯ね・・・」
レイ「・・・初号機」
244 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:12:19.65 ID:rK4kExA4o
アスカ「・・・帰依(きえ)」
レイ「エヴァンゲリオン・・・」
アスカ「・・・はいはい」
レイ「・・・参号機」
アスカ「ちょっと!なんで私の弐号機飛ばすのよ!あと、それ幾らでも言えるから、エヴァンゲリオンは今後禁止ね!!」
レイ「そう・・・」
アスカ「き・・・き・・・キッザニア!」
レイ「アカゲザル」
アスカ「ハァ!? 何ですってぇ!?」
レイ「・・・私はしりとりをしているだけ・・・アカゲザルって言葉は・・・無いの? 前、碇君が言ってた・・・」
アスカ「・・・・・・はぁ。もういいわ。 ルンバ」
レイ「バカ」
アスカ「・・・・・・・・金具」イラッ
レイ「グーテン・・・」
アスカ「(ぷっ!グーテンモーゲンって言ったらアンタの負けよw)」
レイ「グーテンターク」
アスカ「(キィィィィィィィィ!)」
(一方その頃シンジは)
シンジ「Zzz・・・Zzz・・・」スヤスヤ
245 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:12:47.05 ID:rK4kExA4o
◆第15話
(レリエル襲来)
マヤ「パターン青!使徒です!」
ミサト「モニターに映して!」
リツコ「球体か・・・面白い模様してるわね」
ミサト「チルドレンに非常呼集かけて!」
日向「はいっ!」
ミサト「・・・という訳で、あのヘンテコ模様の球体が今回の使徒よ」
アスカ「変わった模様してるわねぇ・・・」
マヤ「現状ではあの球体は解析不能と出ています。」
ミサト「というわけで、今回は弐号機がフォワード、初号機と零号機は少し後ろで様子見よ」
アスカ「了解よ!まっかせなさい!」
ミサト「それでは各機に搭乗!出撃よ!」
246 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:13:25.58 ID:rK4kExA4o
マヤ「エヴァンゲリオン全機、発進準備完了しました」
ミサト「エバー、発進!」
日向「エヴァ全機、発進!」
初号機「(ダッシュ)」ダダダダダッ
ミサト「それでは配置に・・・って。ちょっと!シンジ君!何やってるの!?」
シンジ「うるさい! 黙って見てろボンクラ!」
ミサト「はぁ!?」
シンジ「(ATフィールド・・・中和!)」シュゥゥゥゥゥ
ミサト「ちょっと、影に向かってなにしてるのよ!本体は上よ!!」
マヤ「えっ・・・影がどんどん消えています・・・」
ミサト「えっ」
リツコ「MAGIの解析出たわ。本体はあくまで下の黒い影・・・上の球体こそが影みたいなもの・・・だそうよ」
ミサト「ハァ!?」
247 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:14:09.72 ID:rK4kExA4o
リツコ「なるほど・・・使徒の本体はあの黒い影、直径680mで厚みは3ナノメートル・・・
内向きのATフィールドで支えており、中身は別の空間に繋がっている模様・・・と。
・・・であれば、ATフィールドを中和すれば、脆弱な本体だから、即、崩壊するわ・・・」
マヤ「・・・パターン青消滅! 影と球体もなくなりました!」
ミサト「・・・それにしてもあんた、また命令違反ね!! アンタその独断専行、本当にいい加減にしなさいよ! 気付いたなら先に報告しなさいよ!」
シンジ「・・・・・・無能に殺されるのは御免です」
ミサト「ハァ!? あんたは既に『二人も殺してる』くせに!! あんたにだけは言われたくないわよ!!! クソガキッ!!!!!」
シンジ「うっ・・・」ガクッ
リツコ「バカッ! 青葉君、全音声通信切って!!」
青葉「ハイッ!」ピッ
マヤ「初号機のシンクロ率、急降下! 4%・・・初号機・・・活動を停止・・・・・・」
リツコ「あんた・・・シンジ君になんてこと言うのよ・・・それだけは言っちゃだめでしょうよ・・・・・・」ブルブル
248 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:14:58.42 ID:rK4kExA4o
マヤ「・・・・・・」ツカツカツカ
バシッ!!
ミサト「痛ッ!!・・・な、なにすんのよ!? 下級者の分際で!!・・・えっ」
マヤ「(ポロ・・・ポロ・・・)」
ミサト「泣いて・・・るの?」
マヤ「最低です。死んでシンジ君に詫びてください・・・・・・」カチャン・カチッ・カチャリ
ミサト「ひっ!?」
日向「マ、マヤちゃん!?」
青葉「よすんだ、マヤちゃん! やめろぉ!!」
マヤ「こ・・・こいつを殺して・・・私も死にます。」ブルブルブルブル
リツコ「マヤ!銃なんて下しなさい!! そんな奴、殺す価値も無いわよ!!」
青葉「そうだよマヤちゃん! こんなのと君の命は全く釣り合わない!! ヤメるんだ! 冷静になれっ!!」
249 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:15:38.69 ID:rK4kExA4o
マヤ「私は冷静よ・・・スライドも引いたし・・・安全装置も解除した・・・訓練通りよ。・・・あとはコイツと私に向けて、2回・・・引き金を引くだけ・・・」ブルブルブルブル
リツコ「マヤ、アナタが死んだり、逮捕されたりしたら、私悲しいわ・・・アナタが居ないと研究が何も進まないもの・・・それに、何よりも大事な部下であり、後輩であり、親友なのよ。」
マヤ「先輩・・・・・・・・・・・・・それでも・・・それでも、こいつだけはッ!!」ギロッ
ミサト「ヒィィッ!」ガクガクブルブル
リツコ「バカ! あなたが死んだら誰がシンジ君をケアするのよっ!! あなたが死ねば、シンジ君も今度こそ終わりよ!!」スッ・・・ツカ・・・ツカ・・・ツカ
マヤ「(ハッ!?)」
リツコ「マヤ・・・・・・・・一緒に、何とかしましょう。私とあなたなら・・・なんとか出来るわよ・・・」ギュッ
マヤ「先輩・・・・・・せんぱいっ」ウッ・・・ヒック・・・グス・・・
リツコ「さぁ、銃は青葉君に渡して・・・」
マヤ「・・・・・・はい」グスッ
ガチャガチャ・・・
青葉「弾抜き完了。安全です。マヤちゃん。いい判断だよ。大丈夫。シンジ君だって何とかなるさ。」
リツコ「マヤ!!」ガシッ
マヤ「はっ・・・はひっ!」
250 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:16:10.96 ID:rK4kExA4o
リツコ「シンジ君のバイタルは!?」
マヤ「えっ」
リツコ「まだチルドレンが出撃中よ。ケージに帰ってくるまでが出撃なんだから、最後まできちんと仕事なさい! あなたは、みんなの命を預かるオペレーターでしょ!?」
マヤ「はっ、はい!」ダッ
リツコ「全員に徹底するわ。・・・何も無かった。いいわね?」
日向「え? いま何かありましたっけ?」
青葉「俺も何の事言ってるか分かりませんが?」
リツコ「あらそう、変な事言ってごめんなさい。・・・アスカ!レイ!悪いけど、初号機を抱えて回収位置まで持ってきてちょうだい」
アスカ「ちょっと!どうしたの?急に初号機が止まるし、通信は繋がらないし・・・」
リツコ「ちょっとしたトラブルよ。いいから、急いで初号機を回収して!!」
ミサト「・・・・・・・・・・・・・・・」ブルブルガクガク
251 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:16:45.16 ID:rK4kExA4o
(ケージにて)
リツコ「エントリープラグイジェクト!LCL強制排水!」
ブシュゥゥゥゥゥ---!!
リツコ・マヤ「シンジ君!」
シンジ「やっぱりだ・・・やっぱりあの時・・・ト・ジ・・・ケン・ケ・・・僕が・・・あの時・・・・」ブツブツブツブツ
マヤ「シンジ君!シンジ君!気をしっかり持って!!」
シンジ「分かってたんだ・・・多分居た事・・・僕が殺した・・・僕が・・・僕が・・・あの時の感触・・・僕が・・・僕が・・・」ブツブツブツブツ
リツコ「・・・」プシュ
シンジ「ぼくが・・・ぼ・・・・く・・・g・・・・・」ガクッ
マヤ「先輩!?」
リツコ「強い睡眠剤よ。このままではダメ。強い薬を使ってでも、2~3日は夢も見ないくらい深く眠らせる事。起きてれば起きてるほど心が壊れるわ・・・」
マヤ「シンジ君・・・ごめんなさい・・・ごめんなさいーーー!!!」グスッ・・・ダキッ・・・
リツコ「さぁ・・・病院に・・・連れて行くわよ。」
マヤ「はいっ・・・」グスッ
252 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:17:15.98 ID:rK4kExA4o
(その日の夕方)
ミサト「やっほー加持ぃ~!生きてるぅ~?」ニコニコ
加持「お、葛城・・・今日はヤケに機嫌がいいなw」
ミサト「ちょっちね・・・アンタと飲みたくなってさ。」ニコニコ
加持「お、珍しいな。じゃあ、久々にあそこの居酒屋行くか?」
ミサト「モチのロンでおごりよね?wwwww」ニコニコ
加持「・・・しょうがねぇなぁ。わかりましたよ、お姫様」
ミサト「そうこなくっちゃ~ん!」ニコニコ
加持「しっかし、お前から誘ってくるなんて珍しいなぁ」チビ・・・チビ
ミサト「フフ・・・ホンの気まぐれよ!三十路のオッサンがこんな美人と飲めるなんて感謝なさいよ!」グビッグビッ
加持「おいおい、俺たち同級生だろうが・・・w」
ミサト「いいんれすよーーーまだ29歳らもーーーんwwwwwww」グビッグビッ
加持「おいおい、ペース早いな・・・w」
◆第14話
(発令所にて)
マヤ「衛星軌道上に使徒発見!パターン青です!」
リツコ「まさか、宇宙空間に出てくるなんて・・・」
マヤ「敵、自分の体の一部を切り離して落下させました!」
リツコ「どうするつもりかしら・・・爆撃?」
マヤ「敵使徒の一部、インド洋に落下!あ、もう一度発射されました」
リツコ「さては、軌道修正しているわね・・・最終的には本体がここに落ちてくるのかしら」
ミサト「どれぐらいの衝撃かしら?」
リツコ「そうね・・・ここら一体は消滅かしら。下手すると地球ごと氷河期になるかもね・・・」
ミサト「大至急、民間人と非戦闘員の退避を開始!作戦部は緊急集合。対策を練ります」
リツコ「あら、作戦部長らしくなってきたじゃない」
ミサト「もう後が無いからね・・・碇司令も冬月副司令も居ないし・・・
ここいらで活躍しておかないと、ちょっちマズいのよ。パイロットも非常呼集よ!」
235 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:07:22.97 ID:rK4kExA4o
(ブリーフィングルームにて)
ミサト「伊吹2尉、状況の説明を」
マヤ「はい、敵は宇宙空間、衛星軌道上から自身の体を切り離して、質量爆弾として地表を攻撃。
表面をATフィールドでコーティングしているようで、大気の摩擦熱をもろともしていません。また、インパクト時の威力が増しているようです」
ミサト「そんな使い方もあるのね・・・ATフィールド・・・」
マヤ「徐々に着弾点も修正されています。1発目はインド洋上に着弾、2発目はオホーツク海に着弾
3発目は北太平洋上、東京から東に500km地点に着弾、4発目は朝○半島に着弾し、半島が消滅しました。」
ミサト「えっ!それマジ!?やった~!!」
リツコ「あら?使徒もたまには良い事してくれるじゃない」
ミサト「『セカンドインパクトは日本のせいニダ!謝罪と賠償を(ry』ってしつこかったからねぇ~
しかも、私のお父さん名指しで非難してくるから、ほんっとムカついてたのよ。『隕石が原因じゃなくて、
葛城調査隊がよからぬ事をやっていたに違いないニダ!』って。ほんと、悪い事は全部日本のせい、
良い事は全部自分たちが起源を主張するんだから・・・たまったもんじゃないわ。」
リツコ「これで国際社会の憂いが減ったわね・・・国連もうんざりしていたし・・・
まぁでも、日ごろの行いのせいか、地球上で誰も耳を貸してなかったから、気にしないことね」フフ
ミサト「まー、分かってはいるんだけどねぇ・・・」」
マヤ「・・・て、敵の目標は、確実にここ第3新東京市と推定されます。」
ミサト「じゃあ、作戦を練るわよ」
236 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:07:50.28 ID:rK4kExA4o
(しばらくして)
アスカ「えぇ~!?手で受け止めるぅ~!?」
ミサト「そうよ。着弾予測地点にエバー3機で急行し、手で受け止めて威力を相殺、
その後ATフィールドを中和し、使徒のコアを攻撃、殲滅するわ。MAGIによると、成功率は0.93%よ」
アスカ「ハァ?100回に1回以下じゃない!」
ミサト「これでも、色々考えた中で、最も成功率が高い作戦なのよ・・・ごめんねみんな。生きて帰ってきたらステーキか何かオゴるわ。
あと、規則では遺書を書く事になってるけど・・・どうする?」
アスカ「私はパス。どうせ失敗すれば読む人も居なくなるんだし」
レイ「私も・・・」
シンジ「・・・・・・」
ミサト「じゃあ決まりね。それでは、エヴァを3か所に分散配置とし、途中まではMAGIの誘導でアシストします」
237 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:08:16.34 ID:rK4kExA4o
シンジ「・・・・・・配置の根拠は?」
ミサト「えっ・・・・・・女の勘・・・ってヤツ?」
シンジ「・・・じゃあ僕は、男の勘でこの辺にします」
ミサト「ハァ!?」
アスカ「いいじゃない、孤高のシンジ様の好きなようにさせてあげなさいよ。アンタの勘だって特に根拠無いじゃない」
ミサト「そっ・・・そりは・・・」
アスカ「ま、私はミサトの勘に乗るわ」
レイ「私も・・・それでいいです。葛城1尉」
238 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:08:54.09 ID:rK4kExA4o
(対サハクィエル戦)
マヤ「エヴァ3機、配置完了しました!」
リツコ「いいこと?MAGIのナビに従って移動してね」
ミサト「それでは、作戦スタート!
・・・って、ちょっと!初号機!動きなさいよ!!何ボケッとしてるのバカ!」
シンジ「・・・・・・」
マヤ「MAGIの指示は、初号機はその場で停止、他の2機は初号機方面に誘導されています」
ミサト「はぁ!?」
マヤ「敵使徒、着弾まで30秒・・・弐号機と零号機の到着まで32秒!間に合いません!!」
ミサト「うっ・・・」
マヤ「シンジ君!ごめんなさい!2秒だけ一人で耐えて!お願い!!」
シンジ「うぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」バァァァン!!
日向「・・・しょっ・・・初号機のシンクロ率、200%・・・強いATフィールドが観測されています!」
リツコ「何ですって!?」
ヒューーー
サハクィエル「・・・!?」ズゥゥゥゥン
マヤ「使徒、初号機と接触!!」
ミサト「レイアスカ急いで!!」
レイ「くっ!」
アスカ「おおおおおんどりゃぁぁぁぁぁあ!!!!!!」シュィィィン・・・パキッ
サハクィエル「死ーーーん」クタッ
マヤ「・・・パターン青消滅!敵、沈黙しました」
ミサト「よっしゃぁぁぁ!!! ナイスよ、アスカ!」
リツコ「すごいわね・・・」
マヤ「そうですね、シンジ君の底力・・・すごいものをもってますね」
リツコ「違うわ・・・」
マヤ「へっ?」
リツコ「あなたよ、マヤ」
マヤ「???」
リツコ「フフ・・・何でもないわ。気にしないで。」
240 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:09:55.95 ID:rK4kExA4o
(戦い終わって)
ミサト「み、みんな良くやってくれたわ・・・・・・!」
アスカ「ま、いい作戦だったんじゃない?配置を除いて」
ミサト「うっ・・・まぁいいわ。じゃ、ステーキ食べにいこっか?」
アスカ「あぁ、ファーストとも話したんだけど・・・ラーメンでもどうか?って思ってね」
ミサト「えっ!そんなんでいいの!?」
アスカ「よくよく聞いてみれば、ファーストってお肉食べれないらしいじゃない。アンタ、指揮官なのにそんな事も知らないの?」
ミサト「うっ・・・」
アスカ「なので、ラーメンがいいわ。それに私、ミサトの懐事情も何となく知ってるし。」
ミサト「ありがとう・・・アスカ・・・・・・あれ? ちなみに、シンジ君は?」
241 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:10:26.44 ID:rK4kExA4o
アスカ「あぁ、アイツはシャワー浴びてそのまま帰るって。もうとっくに帰ったわよ?」
ミサト「何よ!人がせっかくオゴッてあげようと思ったのに!!無礼なヤツね!!!」ムキーーー!!
アスカ「別にアイツの肩を持つ気はさらさらないけど・・・好きにさせてあげたら?
使徒を倒してくれればそれで良くないの? アイツに関しては、もっとビジネスライクに行きなさいよ。
今日だって、アイツが美味しい所持って行ったじゃないのよ・・・」
ミサト「えっ」
アスカ「仕事とプライベートをきっちり分けるって考え方、欧米では主流よ。アンタも国際公務員なんでしょ?一応。」
ミサト「まっ・・・そうだけど・・・」
レイ「(クゥゥゥゥーーー)」
アスカ「ほら、ファーストもお腹すいたって!」
ミサト「そ、それじゃ行きましょうか。」
242 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:11:10.21 ID:rK4kExA4o
(シンクロテスト)
prrrrrrr
シンジ「・・・・・・リツコさんか」
ピッ
シンジ「・・・はい。碇です。」
電話(リツコ)「シンジ君?リツコです。明日、シンクロテスト受けて欲しいんだけど・・・」
シンジ「(・・・あれか)・・・マヤさんに聞いたんですけど、何やら全裸で受けるとか?」
電話(リツコ)「あら、知ってたの?ええ、その通りよ」
シンジ「女性陣が嫌がると思うので、僕は別日・・・できれば後にしてください」
電話(リツコ)「えっ・・・でも」
シンジ「・・・実験中に使徒に襲われたら、無防備だと思いますが」
電話(リツコ)「(・・・ダミープラグ作るのにレイのデータだけ取れればいいし・・・まいっか)
・・・・・・わかったわ。あなたは別日にします。日程が決まったら改めて連絡するわ。」
シンジ「・・・はい、では。」ピッ
243 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:11:44.01 ID:rK4kExA4o
(翌日 地底湖に浮かぶエントリープラグ×2)
アスカ「ちっ!アイツ、上手い事避けたわね・・・」
レイ「碇君・・・・・・」
アスカ「あーあ、ヒマねぇ・・・」
レイ「そうね・・・」
アスカ「ファースト、しりとりでもする? アンタから始めていいわ」
レイ「じゃあ・・・エヴァンゲリオン・・・」
アスカ「ちょw」
レイ「・・・零号機」
アスカ「仕方ないわねぇ。えーと・・・切り絵!」
レイ「エヴァンゲリオン・・・」
アスカ「卑怯ね・・・」
レイ「・・・初号機」
244 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:12:19.65 ID:rK4kExA4o
アスカ「・・・帰依(きえ)」
レイ「エヴァンゲリオン・・・」
アスカ「・・・はいはい」
レイ「・・・参号機」
アスカ「ちょっと!なんで私の弐号機飛ばすのよ!あと、それ幾らでも言えるから、エヴァンゲリオンは今後禁止ね!!」
レイ「そう・・・」
アスカ「き・・・き・・・キッザニア!」
レイ「アカゲザル」
アスカ「ハァ!? 何ですってぇ!?」
レイ「・・・私はしりとりをしているだけ・・・アカゲザルって言葉は・・・無いの? 前、碇君が言ってた・・・」
アスカ「・・・・・・はぁ。もういいわ。 ルンバ」
レイ「バカ」
アスカ「・・・・・・・・金具」イラッ
レイ「グーテン・・・」
アスカ「(ぷっ!グーテンモーゲンって言ったらアンタの負けよw)」
レイ「グーテンターク」
アスカ「(キィィィィィィィィ!)」
(一方その頃シンジは)
シンジ「Zzz・・・Zzz・・・」スヤスヤ
245 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:12:47.05 ID:rK4kExA4o
◆第15話
(レリエル襲来)
マヤ「パターン青!使徒です!」
ミサト「モニターに映して!」
リツコ「球体か・・・面白い模様してるわね」
ミサト「チルドレンに非常呼集かけて!」
日向「はいっ!」
ミサト「・・・という訳で、あのヘンテコ模様の球体が今回の使徒よ」
アスカ「変わった模様してるわねぇ・・・」
マヤ「現状ではあの球体は解析不能と出ています。」
ミサト「というわけで、今回は弐号機がフォワード、初号機と零号機は少し後ろで様子見よ」
アスカ「了解よ!まっかせなさい!」
ミサト「それでは各機に搭乗!出撃よ!」
246 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:13:25.58 ID:rK4kExA4o
マヤ「エヴァンゲリオン全機、発進準備完了しました」
ミサト「エバー、発進!」
日向「エヴァ全機、発進!」
初号機「(ダッシュ)」ダダダダダッ
ミサト「それでは配置に・・・って。ちょっと!シンジ君!何やってるの!?」
シンジ「うるさい! 黙って見てろボンクラ!」
ミサト「はぁ!?」
シンジ「(ATフィールド・・・中和!)」シュゥゥゥゥゥ
ミサト「ちょっと、影に向かってなにしてるのよ!本体は上よ!!」
マヤ「えっ・・・影がどんどん消えています・・・」
ミサト「えっ」
リツコ「MAGIの解析出たわ。本体はあくまで下の黒い影・・・上の球体こそが影みたいなもの・・・だそうよ」
ミサト「ハァ!?」
247 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:14:09.72 ID:rK4kExA4o
リツコ「なるほど・・・使徒の本体はあの黒い影、直径680mで厚みは3ナノメートル・・・
内向きのATフィールドで支えており、中身は別の空間に繋がっている模様・・・と。
・・・であれば、ATフィールドを中和すれば、脆弱な本体だから、即、崩壊するわ・・・」
マヤ「・・・パターン青消滅! 影と球体もなくなりました!」
ミサト「・・・それにしてもあんた、また命令違反ね!! アンタその独断専行、本当にいい加減にしなさいよ! 気付いたなら先に報告しなさいよ!」
シンジ「・・・・・・無能に殺されるのは御免です」
ミサト「ハァ!? あんたは既に『二人も殺してる』くせに!! あんたにだけは言われたくないわよ!!! クソガキッ!!!!!」
シンジ「うっ・・・」ガクッ
リツコ「バカッ! 青葉君、全音声通信切って!!」
青葉「ハイッ!」ピッ
マヤ「初号機のシンクロ率、急降下! 4%・・・初号機・・・活動を停止・・・・・・」
リツコ「あんた・・・シンジ君になんてこと言うのよ・・・それだけは言っちゃだめでしょうよ・・・・・・」ブルブル
248 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:14:58.42 ID:rK4kExA4o
マヤ「・・・・・・」ツカツカツカ
バシッ!!
ミサト「痛ッ!!・・・な、なにすんのよ!? 下級者の分際で!!・・・えっ」
マヤ「(ポロ・・・ポロ・・・)」
ミサト「泣いて・・・るの?」
マヤ「最低です。死んでシンジ君に詫びてください・・・・・・」カチャン・カチッ・カチャリ
ミサト「ひっ!?」
日向「マ、マヤちゃん!?」
青葉「よすんだ、マヤちゃん! やめろぉ!!」
マヤ「こ・・・こいつを殺して・・・私も死にます。」ブルブルブルブル
リツコ「マヤ!銃なんて下しなさい!! そんな奴、殺す価値も無いわよ!!」
青葉「そうだよマヤちゃん! こんなのと君の命は全く釣り合わない!! ヤメるんだ! 冷静になれっ!!」
249 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:15:38.69 ID:rK4kExA4o
マヤ「私は冷静よ・・・スライドも引いたし・・・安全装置も解除した・・・訓練通りよ。・・・あとはコイツと私に向けて、2回・・・引き金を引くだけ・・・」ブルブルブルブル
リツコ「マヤ、アナタが死んだり、逮捕されたりしたら、私悲しいわ・・・アナタが居ないと研究が何も進まないもの・・・それに、何よりも大事な部下であり、後輩であり、親友なのよ。」
マヤ「先輩・・・・・・・・・・・・・それでも・・・それでも、こいつだけはッ!!」ギロッ
ミサト「ヒィィッ!」ガクガクブルブル
リツコ「バカ! あなたが死んだら誰がシンジ君をケアするのよっ!! あなたが死ねば、シンジ君も今度こそ終わりよ!!」スッ・・・ツカ・・・ツカ・・・ツカ
マヤ「(ハッ!?)」
リツコ「マヤ・・・・・・・・一緒に、何とかしましょう。私とあなたなら・・・なんとか出来るわよ・・・」ギュッ
マヤ「先輩・・・・・・せんぱいっ」ウッ・・・ヒック・・・グス・・・
リツコ「さぁ、銃は青葉君に渡して・・・」
マヤ「・・・・・・はい」グスッ
ガチャガチャ・・・
青葉「弾抜き完了。安全です。マヤちゃん。いい判断だよ。大丈夫。シンジ君だって何とかなるさ。」
リツコ「マヤ!!」ガシッ
マヤ「はっ・・・はひっ!」
250 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:16:10.96 ID:rK4kExA4o
リツコ「シンジ君のバイタルは!?」
マヤ「えっ」
リツコ「まだチルドレンが出撃中よ。ケージに帰ってくるまでが出撃なんだから、最後まできちんと仕事なさい! あなたは、みんなの命を預かるオペレーターでしょ!?」
マヤ「はっ、はい!」ダッ
リツコ「全員に徹底するわ。・・・何も無かった。いいわね?」
日向「え? いま何かありましたっけ?」
青葉「俺も何の事言ってるか分かりませんが?」
リツコ「あらそう、変な事言ってごめんなさい。・・・アスカ!レイ!悪いけど、初号機を抱えて回収位置まで持ってきてちょうだい」
アスカ「ちょっと!どうしたの?急に初号機が止まるし、通信は繋がらないし・・・」
リツコ「ちょっとしたトラブルよ。いいから、急いで初号機を回収して!!」
ミサト「・・・・・・・・・・・・・・・」ブルブルガクガク
251 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:16:45.16 ID:rK4kExA4o
(ケージにて)
リツコ「エントリープラグイジェクト!LCL強制排水!」
ブシュゥゥゥゥゥ---!!
リツコ・マヤ「シンジ君!」
シンジ「やっぱりだ・・・やっぱりあの時・・・ト・ジ・・・ケン・ケ・・・僕が・・・あの時・・・・」ブツブツブツブツ
マヤ「シンジ君!シンジ君!気をしっかり持って!!」
シンジ「分かってたんだ・・・多分居た事・・・僕が殺した・・・僕が・・・僕が・・・あの時の感触・・・僕が・・・僕が・・・」ブツブツブツブツ
リツコ「・・・」プシュ
シンジ「ぼくが・・・ぼ・・・・く・・・g・・・・・」ガクッ
マヤ「先輩!?」
リツコ「強い睡眠剤よ。このままではダメ。強い薬を使ってでも、2~3日は夢も見ないくらい深く眠らせる事。起きてれば起きてるほど心が壊れるわ・・・」
マヤ「シンジ君・・・ごめんなさい・・・ごめんなさいーーー!!!」グスッ・・・ダキッ・・・
リツコ「さぁ・・・病院に・・・連れて行くわよ。」
マヤ「はいっ・・・」グスッ
252 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:17:15.98 ID:rK4kExA4o
(その日の夕方)
ミサト「やっほー加持ぃ~!生きてるぅ~?」ニコニコ
加持「お、葛城・・・今日はヤケに機嫌がいいなw」
ミサト「ちょっちね・・・アンタと飲みたくなってさ。」ニコニコ
加持「お、珍しいな。じゃあ、久々にあそこの居酒屋行くか?」
ミサト「モチのロンでおごりよね?wwwww」ニコニコ
加持「・・・しょうがねぇなぁ。わかりましたよ、お姫様」
ミサト「そうこなくっちゃ~ん!」ニコニコ
加持「しっかし、お前から誘ってくるなんて珍しいなぁ」チビ・・・チビ
ミサト「フフ・・・ホンの気まぐれよ!三十路のオッサンがこんな美人と飲めるなんて感謝なさいよ!」グビッグビッ
加持「おいおい、俺たち同級生だろうが・・・w」
ミサト「いいんれすよーーーまだ29歳らもーーーんwwwwwww」グビッグビッ
加持「おいおい、ペース早いな・・・w」
シンジ「こうなったら、開き直ってやる・・・w」
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