シンジ「こうなったら、開き直ってやる・・・w」
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273 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:32:36.65 ID:rK4kExA4o
リツコ「ちょっとレイ!? N2爆雷なんて持ってどうするの!? 零号機は片腕なのよ!?」
レイ「・・・・・・私が死んでも代わりはいるもの」ダッ
リツコ「レイ・・・」
零号機「(ダッ!)」
青葉「零号機、N2爆雷を抱えて使徒に向けて走っています!」
青葉「敵使徒、ATフィールドを展開!零号機と接触します!」
日向「やめるんだレイ!!」
マヤ「レイ!!」
青葉「零号機、敵のATフィールドを中和・・・使徒と接触します!」
ドガァァァァァァァン!!
青葉「N2爆雷・・・爆発・・・」
日向「・・・やったか!?」
マヤ「状況不明。現在解析中・・・スタンバイ・・・スタンバイ・・・」
青葉「何かが動いた!」
日向「レイ・・・!?」
274 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:33:02.35 ID:rK4kExA4o
ゼルエル「・・・・・・」フフン
マヤ「パターン青健在!! 零号機は大破し、パイロットのバイタル不明!!」
日向「くっ」
ゼルエル「・・・・・・!」シュッ
アスカ「えっ」
弐号機「 」ザクッ
青葉「ああ!!! 弐号機、首が切り落とされました!!!」
マヤ「やばい!」カチャカチャカチャッ
マヤ「・・・弐号機のシンクロ強制解除しました! 弐号機活動停止、パイロット・・・心肺停止しています!」
リツコ「蘇生して!」
マヤ「アスカ!死んじゃダメ!戻ってきて!!」カチャカチャ・・・ッターン!
ドックーン
アスカ「 」
275 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:33:43.86 ID:rK4kExA4o
ドックーン
アスカ「 」
ドックーン
アスカ「 」
ドックーン
アスカ「 」
ドックーン
アスカ「 」
ドックーン
アスカ「 」
ゼルエル「・・・~♪」ジュッ
青葉「敵使徒の攻撃・・・弐号機の胸部・・・貫通・・・・・・エントリープラグごと・・・破壊されました・・・」
マヤ「いやぁぁぁぁぁ!!!!!!!! アスカ!アスカ!!」
日向「・・・・・・これまでか(葛城さん・・・僕も貴方の所へ行けそうですよ・・・)」
276 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:34:10.84 ID:rK4kExA4o
リツコ「シンジ君!シンジ君!」
シンジ「・・・・・・はい」
リツコ「シンジ君、状況は聞いての通りよ。もう、最後の頼みの綱は・・・アナタだけなの・・・」
シンジ「・・・・・・はい」
マヤ「シンジ君!」
シンジ「マヤさん・・・」
マヤ「・・・ごめんね・・・いい大人が揃いも揃って・・・シンジ君に頼ってばかりで・・・・・・」
シンジ「くっ・・・・・・」
マヤ「死ぬ時は・・・みんな一緒よ。あなたを一人にはしないわ。」
リツコ「マヤ・・・」
日向「マヤちゃん・・・」
277 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:34:36.94 ID:rK4kExA4o
青葉「・・・! しょ、初号機のシンクロ率300%に急上昇!初号機、起動しました!!」
リツコ・日向「えっ」
シンジ「マヤさん・・・ありがとう。貴方の優しさ、僕の胸に刻み込みました・・・。」グスッ
マヤ「シンジ君・・・おねがい、むりしないで・・・・・・」ウルッ
シンジ「マヤさんも・・・ネルフで使徒と戦うには・・・優しすぎるのかもしれませんね・・・」
マヤ「えっ・・・?」
シンジ「・・・守れなかったらごめんなさい。やるだけやってみます。・・・・・・日向さん?」
日向「エヴァ初号機、出撃!」
青葉「はいっ」ポチッ
マヤ「シンジ君・・・・・・」ウルッ
278 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:35:17.41 ID:rK4kExA4o
シンジ「・・・うぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
マヤ「すごい・・・シンクロ率・・333%・・・まだ上がってます・・・」
ゼルエル「・・・!?」シュッ
初号機「・・・スッ」
リツコ「すごい・・・最小限の動きでかわした・・・」
青葉「あれが・・・シンクロ率300%越え・・・・・・」
ゼルエル「・・・!」ブンッ
青葉「初号機、投げられました!」
マヤ「シンジ君・・・」
279 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:36:21.94 ID:rK4kExA4o
シンジ「くそっ・・・このままじゃ負ける・・・」
???「シンちゃん・・・エヴァと融合して・・・・・・前みたいに暴走すれば勝てるわ・・・」
シンジ「くっ・・・・イヤだ・・・イヤだ・・・・・・」
???「シンジ!! 何意地張ってるの!? 本当に死ぬわよ!?」
シンジ「・・・うるさい」
???「えっ・・・」
シンジ「うるさいうるさいうるさいうるさい!!! お前達夫婦が余計な事しなければ、僕はこんなに苦しまずに済んだんだ!」
???「ウッ・・・」
シンジ「親は選べないんだぞ!!! クソが!!!!!」
???「シンジ・・・・・・」
青葉「・・・シンジ君は誰と話してるんだ・・・?」
リツコ「(ユイさん・・・そう、目覚めたのね・・・・・・)」
マヤ「シンジ君・・・?」
280 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:37:23.77 ID:rK4kExA4o
シンジ「お前の力なんか・・・死んでも借りるものか・・・異常者の・・・くそババア!!!」バァァァァン
???「・・・・・・ごめんなさい」グスッ
マヤ「シンクロ率・・・399%!?」
リツコ「シンジ君!それ以上はいけない!あなたの自我が崩壊してしまうわよ!!」
シンジ「うぉぉぉぉぉぉぉ!」ダッ
ゼルエル「・・・・・・!!」バァァン!!
シンジ「(でも、生き残って何になるんだろう?トウジもケンスケもミサトさんも死に・・・)」
シンジ「(二人目の綾波も、アスカも死に・・・・・・)」
シンジ「(僕はたくさんの人を傷つけた・・・・・・)」
シンジ「(結局・・・前回と変わらない・・・むしろ、前回以下じゃないか・・・)」
ゼルエル「(チャンス!)」ドォォォォン
シンジ「あっ・・・」
ドガァァァァァァァァァァン!!
マヤ「いやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!! シンジ君!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シンジ「(マヤさん、守れなくて・・・ごめ)」ジュッ
マヤ「いやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
281 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:39:17.32 ID:rK4kExA4o
*** シンジ2回目の逆行・・・ここまでです ***
*** マヤちゃん・・・いいお母さんになるんでしょうね ***
*** それでは・・・また。 ***
282 :以下、新鯖からお送りいたします :2013/09/16(月) 11:41:14.50 ID:yxHsLB02o
3回目はよ
283 :以下、新鯖からお送りいたします :2013/09/16(月) 11:41:25.55 ID:DPOr3kIHo
BADEND2
284 :>>1が魔法石でファイナルインパクト起こすんだって :2013/09/16(月) 11:41:28.36 ID:njyoBhZc0
乙!
今日の夜書き込むの?
俺も自分のSS進めないとなぁ…
285 :以下、新鯖からお送りいたします :2013/09/16(月) 11:45:36.00 ID:xZWixDUC0
乙
3回目はいつ書くの?
今でしょ!
286 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 12:08:52.42 ID:rK4kExA4o
どうせ台風で外に出られないんだし・・・
ゴハンが炊けるまで時間も掛かる・・・・・・
・・・・・・倍プッシュだ・・・!
287 :以下、新鯖からお送りいたします :2013/09/16(月) 12:09:54.54 ID:/s5ID3yFo
投下はえーな
288 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 12:10:00.11 ID:rK4kExA4o
◆第18話
(3回目の逆行)
ミーンミンミンミンミンミンミンミーーー
シンジ「・・・ハッ!?」
シンジ「・・・・・・・・」キョロキョロ
シンジ「はは・・・」
シンジ「あっははははははははははははははははははははははは!!!!!」
シンジ「何だよ、死んでもダメなのかよwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
シンジ「なーんだっ! あはははははははははははははははははははははははははwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」」ゲラゲラ
289 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 12:10:36.60 ID:rK4kExA4o
シンジ「・・・・・・・・・・・・」
シンジ「何なんだよ・・・僕にどうしろってんだよ・・・・・・」グスッ
シンジ「死ぬ事も許されない・・・生きてたってBAD ENDで1年で元に戻る・・・・・・僕の人生、何の意味があるんだろう・・・?」グスッ・・・ヒック・・・
シンジ「・・・・・・もういいや。もう、下手に未来を変えようなんて思わないから・・・。この1年、心おだやかに・・・無難に過ごそう。どうせまた戻るんでしょ。もう、それでいいや。」
シンジ「・・・少なくとも、ビア樽も、元同級生コンビも、2人目の綾波も、赤毛サルも生きてるんだろうし」
シンジ「・・・まぁ、前回よりはマシだろう。」
シンジ「っていうか、前回の事は忘れよう・・・あれは・・・悪い夢だったんだ・・・・・・。」
シンジ「でも・・・マヤさんの優しさ・・・それだけは・・・絶対に忘れない。 ありがとう、マヤさん・・・。そして、ごめんなさい。」
・・・キュキュキュキュキュ・・・ブォォォォォ!!
シンジ「さてと・・・久々にチェロでもやろうかな・・・それとも、他に何か趣味を見つけるか・・・。ゆっくり考えようっと。」
290 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 12:11:41.50 ID:rK4kExA4o
(ネルフにて)
ゲンドウ「・・・そうだ、お前が操縦しろ。乗らないなら帰れ!」
シンジ「・・・交換条件があります。」
ゲンドウ「・・・何だ?」
シンジ「1.一人暮らしを認め、生活費を支給する事。
2.防音に配慮した、心安らかに暮らせる部屋を提供する事。
3.適性があるようだったら、訓練量を減らす事。
4.大検を取得するので、学校には通わないでいいようにする事。
5.○○○という薬を、ひと月あたり50錠支給する事。
6.今後決して父親ヅラしない事。
・・・以上を守るのであれば、僕は全力であの怪獣と戦います。」
ゲンドウ「何・・・だと・・・?」
リツコ「その薬・・・・・・睡眠導入剤兼、軽い向精神薬じゃない・・・そんなものどこで知ったの・・・?」
シンジ「・・・僕だってツラいんです。今、ひどい鬱病からようやく立ち直りかかってる所なので・・・助けてください。決して薬の濫用はしません。誓います。」
リツコ「そう・・・・・・貴方もツライのね・・・。私は医師免許も持ってるから・・・一応、処方は出来るわよ。
(でも・・・何かがおかしい・・・精神科の受診歴なんて記録に載ってないのに・・・。)」
291 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 12:12:09.27 ID:rK4kExA4o
シンジ「・・・後は碇司令次第です。条件をのんでいただけますか?」
ゲンドウ「・・・わかった。独り暮らしを認め、必要な生活費を支給する。学力を証明すれば学校も行かなくて宜しい。
訓練はお前の適性を確認してからだ。それに、今更父親ヅラする気はこちらもサラサラ無い。」
シンジ「・・・わかりました。やります。」
ゲンドウ「・・・操縦法はそこの赤木博士と、葛城1尉から聞くように。」スタスタ
ミサト「じゃ、シンジ君、お願いね!」
リツコ「時間が無いから歩きながら説明します。このヘッドセットを付けて、ついてきてちょうだい。」
シンジ「・・・すみません、先に例の薬を1錠飲ませてもらえませんか?」
リツコ「・・・飲んで本当に大丈夫なの?」
シンジ「Trust me...」
リツコ「昔、そのセリフを言って失脚した総理大臣が居たけど・・・」
シンジ「・・・乗らなくていいんですか?」
リツコ「・・・わかったわ。医療班に持ってこさせるから。」
292 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 12:12:47.94 ID:rK4kExA4o
マヤ「エントリープラグ、注水・・・主電源接続・・・A10神経接続、異常無し」
リツコ「問題ないわね。続けて」
マヤ「回線開きます。シンクロ率・・・・・えっ・・・」
リツコ「どうしたの!?」
マヤ「シンクロ率・・・99.99%・・・・・・初号機、起動しました・・・」
リツコ「えっ」
ミサト「えっ」
冬月「えっ」
ゲンドウ「・・・えっ」
293 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 12:13:41.47 ID:rK4kExA4o
シンジ「エヴァとシンクロすると心地良いですね。母さんに抱かれてるみたいな不思議な感覚です。」
リツコ「えっ」
冬月「えっ!?」
ゲンドウ「え゛っ!?」
シンジ「何だろう。体の中心から力が湧き上がってくる。」バァァン!!
マヤ「えっ」
リツコ「あっ、あれは・・・ATフィールド!? 一体どうやって・・・?」
シンジ「何だろう。負ける気がしない。僕戦います! 僕、なんかやれる気がしてきました!」
リツコ「・・・さっきと全然テンション違うわね。よっぽど効いたのかしら、あの薬?」
ミサト「じゃ・・・じゃあ、よろしいですか、碇司令?」チラッ
ゲンドウ「・・・構わん。あいつの好きなようにやらせてみろ」
ミサト「エバー初号機、発進!」
日向「エヴァ初号機、発進!」ポチッ ドシュゥゥゥゥ
294 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 12:14:10.40 ID:rK4kExA4o
(地上に射出され、第三使徒サキエルと対峙する初号機)
初号機「(バァァァァン!!)」
サキエル「・・・?」
シンジ「この野郎・・・偉そうに・・・肩幅広すぎなんだよ・・・二人羽織かっ!?」ダッ
マヤ「エヴァ初号機、走り出しました!」
ミサト「ハァ!?」
サキエル「・・・!」バァァァン!!
マヤ「敵使徒、ATフィールドを展開!」
シンジ「この・・・・・・」バリン
マヤ「初号機、一撃で敵のATフィールドを打ち破りました!」
シンジ「・・・ペンギン頭がァ!!」バキィ!!
サキエル「死ーーーん」
295 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 12:14:40.41 ID:rK4kExA4o
マヤ「しょ、初号機の攻撃・・・コアに命中、使徒、完全に沈黙しました。パターン青、反応ありません・・・。」
シンジ「フン! 弱いくせにエラそうに肩張って歩くなっての! 僕はイライラしてるんだ!!」
初号機「(スタスタ)」
冬月「おい、碇。ひょっとしてユイ君は・・・」
ゲンドウ「・・・かもしれません」
冬月「ど、どうする・・・?お前のシナリオは・・・」
ゲンドウ「・・・も、問題ない。」
296 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 12:15:31.24 ID:rK4kExA4o
(戦い終わって)
リツコ「シンジ君!よくやったわ! それにしても、一体どうやったの?初めてであのシンクロ率は何? そもそも、どうやってATフィールド出したの?
なんでいきなり操縦できたの? っていうか、アナタ一体何者!? ねぇ、教えてよ!シンジ君! 私聞きたい事がたくさんあるの!!」ハァハァ
シンジ「・・・・・・すいません、薬が切れたみたいで・・・ちょっと喋る元気・・・出ないです・・・」
リツコ「薬なんか幾らでも出すわよ! ほら!ここに3箱あるから! 薬飲んだら話聞かせて頂戴! 今すぐ!ジャストナウよ!! ほれ飲め!好きなだけ飲め!!」グイグイ
シンジ「・・・あ、薬に依存しないように・・・量を自制してるんで・・・すいません・・・・・・っていうか、あなた医師免許持ってるんですよね・・・?」
リツコ「・・・・・・くっ・・・ごめんなさい。興奮しすぎたわ」
シンジ「・・・まぁ、深呼吸してくださいよw」
リツコ「そうね。 スゥーーー・・・ハァーーー・・・」フゥー
シンジ「・・・落ち着いたようで良かったです。じゃあ僕、シャワー浴びてゆっくり休みたいです。」
リツコ「仕方ないか・・・防音のいい部屋だったわよね。」
シンジ「・・・うるさくされたくないのと・・・昔やってた趣味のチェロを再開しようかなと・・・」
リツコ「・・・そう。趣味に興味が湧くって事は、鬱病?も治りかけのいい兆候よ。」
297 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 12:15:58.51 ID:rK4kExA4o
シンジ「・・・まだ、対人関係は苦手・・・なんですけどね。」
リツコ「わかったわ。その点もなるべく配慮するわ。」
シンジ「じゃあ、一つだけ僕とリツコさんだけのナイショ話していいですか?」
リツコ「なっ・・・何?」
シンジ「母からの伝言です。『リッちゃん、私ぜんぜんアナタには怒ってないから。』」
リツコ「えっ」
シンジ「『無理やり手籠めにするような鬼畜と結婚した私が馬鹿だった。本当にごめんなさい。
愛してるならあの男と結ばれればいいし、そうでないなら早く別れて幸せになって欲しい。』
・・・って事でした。僕にはよく意味が分からないですけど、伝えましたからね?では」スタスタ
リツコ「 」ポカーン
298 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 12:16:34.56 ID:rK4kExA4o
(別の日 ネルフにて)
リツコ「ねぇマヤ・・・シンジ君なんだけど・・・」
マヤ「はい?」
リツコ「試しに大検受けさせたら・・・全科目ほぼ満点だったわ・・・・・・」
マヤ「えっ・・・彼、中学生ですよね・・・?」
リツコ「唯一満点じゃなかったのが・・・国語・・・」
マヤ「???」
リツコ「『次の選択肢1~5から、傍線部のセリフを言った際の父親の心情を選べ』って問題よ。高校1年レベルの易問ね・・・」
マヤ「フムフム・・・これ、答えは(2)の『息子への愛情からつい出てしまった厳しい言葉に自分自身で驚いている。』ですかね」
リツコ「そうね・・・そうよね・・・」
マヤ「で、シンジ君は何て答えたんですか?」
リツコ「無回答よ。空欄。」
マヤ「へっ? こ、こんな簡単な問題なのに・・・? 分からないにしても、適当にマーク塗りませんか、普通・・・?」
リツコ「ちょっとレイ!? N2爆雷なんて持ってどうするの!? 零号機は片腕なのよ!?」
レイ「・・・・・・私が死んでも代わりはいるもの」ダッ
リツコ「レイ・・・」
零号機「(ダッ!)」
青葉「零号機、N2爆雷を抱えて使徒に向けて走っています!」
青葉「敵使徒、ATフィールドを展開!零号機と接触します!」
日向「やめるんだレイ!!」
マヤ「レイ!!」
青葉「零号機、敵のATフィールドを中和・・・使徒と接触します!」
ドガァァァァァァァン!!
青葉「N2爆雷・・・爆発・・・」
日向「・・・やったか!?」
マヤ「状況不明。現在解析中・・・スタンバイ・・・スタンバイ・・・」
青葉「何かが動いた!」
日向「レイ・・・!?」
274 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:33:02.35 ID:rK4kExA4o
ゼルエル「・・・・・・」フフン
マヤ「パターン青健在!! 零号機は大破し、パイロットのバイタル不明!!」
日向「くっ」
ゼルエル「・・・・・・!」シュッ
アスカ「えっ」
弐号機「 」ザクッ
青葉「ああ!!! 弐号機、首が切り落とされました!!!」
マヤ「やばい!」カチャカチャカチャッ
マヤ「・・・弐号機のシンクロ強制解除しました! 弐号機活動停止、パイロット・・・心肺停止しています!」
リツコ「蘇生して!」
マヤ「アスカ!死んじゃダメ!戻ってきて!!」カチャカチャ・・・ッターン!
ドックーン
アスカ「 」
275 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:33:43.86 ID:rK4kExA4o
ドックーン
アスカ「 」
ドックーン
アスカ「 」
ドックーン
アスカ「 」
ドックーン
アスカ「 」
ドックーン
アスカ「 」
ゼルエル「・・・~♪」ジュッ
青葉「敵使徒の攻撃・・・弐号機の胸部・・・貫通・・・・・・エントリープラグごと・・・破壊されました・・・」
マヤ「いやぁぁぁぁぁ!!!!!!!! アスカ!アスカ!!」
日向「・・・・・・これまでか(葛城さん・・・僕も貴方の所へ行けそうですよ・・・)」
276 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:34:10.84 ID:rK4kExA4o
リツコ「シンジ君!シンジ君!」
シンジ「・・・・・・はい」
リツコ「シンジ君、状況は聞いての通りよ。もう、最後の頼みの綱は・・・アナタだけなの・・・」
シンジ「・・・・・・はい」
マヤ「シンジ君!」
シンジ「マヤさん・・・」
マヤ「・・・ごめんね・・・いい大人が揃いも揃って・・・シンジ君に頼ってばかりで・・・・・・」
シンジ「くっ・・・・・・」
マヤ「死ぬ時は・・・みんな一緒よ。あなたを一人にはしないわ。」
リツコ「マヤ・・・」
日向「マヤちゃん・・・」
277 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:34:36.94 ID:rK4kExA4o
青葉「・・・! しょ、初号機のシンクロ率300%に急上昇!初号機、起動しました!!」
リツコ・日向「えっ」
シンジ「マヤさん・・・ありがとう。貴方の優しさ、僕の胸に刻み込みました・・・。」グスッ
マヤ「シンジ君・・・おねがい、むりしないで・・・・・・」ウルッ
シンジ「マヤさんも・・・ネルフで使徒と戦うには・・・優しすぎるのかもしれませんね・・・」
マヤ「えっ・・・?」
シンジ「・・・守れなかったらごめんなさい。やるだけやってみます。・・・・・・日向さん?」
日向「エヴァ初号機、出撃!」
青葉「はいっ」ポチッ
マヤ「シンジ君・・・・・・」ウルッ
シンジ「・・・うぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
マヤ「すごい・・・シンクロ率・・333%・・・まだ上がってます・・・」
ゼルエル「・・・!?」シュッ
初号機「・・・スッ」
リツコ「すごい・・・最小限の動きでかわした・・・」
青葉「あれが・・・シンクロ率300%越え・・・・・・」
ゼルエル「・・・!」ブンッ
青葉「初号機、投げられました!」
マヤ「シンジ君・・・」
279 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:36:21.94 ID:rK4kExA4o
シンジ「くそっ・・・このままじゃ負ける・・・」
???「シンちゃん・・・エヴァと融合して・・・・・・前みたいに暴走すれば勝てるわ・・・」
シンジ「くっ・・・・イヤだ・・・イヤだ・・・・・・」
???「シンジ!! 何意地張ってるの!? 本当に死ぬわよ!?」
シンジ「・・・うるさい」
???「えっ・・・」
シンジ「うるさいうるさいうるさいうるさい!!! お前達夫婦が余計な事しなければ、僕はこんなに苦しまずに済んだんだ!」
???「ウッ・・・」
シンジ「親は選べないんだぞ!!! クソが!!!!!」
???「シンジ・・・・・・」
青葉「・・・シンジ君は誰と話してるんだ・・・?」
リツコ「(ユイさん・・・そう、目覚めたのね・・・・・・)」
マヤ「シンジ君・・・?」
280 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:37:23.77 ID:rK4kExA4o
シンジ「お前の力なんか・・・死んでも借りるものか・・・異常者の・・・くそババア!!!」バァァァァン
???「・・・・・・ごめんなさい」グスッ
マヤ「シンクロ率・・・399%!?」
リツコ「シンジ君!それ以上はいけない!あなたの自我が崩壊してしまうわよ!!」
シンジ「うぉぉぉぉぉぉぉ!」ダッ
ゼルエル「・・・・・・!!」バァァン!!
シンジ「(でも、生き残って何になるんだろう?トウジもケンスケもミサトさんも死に・・・)」
シンジ「(二人目の綾波も、アスカも死に・・・・・・)」
シンジ「(僕はたくさんの人を傷つけた・・・・・・)」
シンジ「(結局・・・前回と変わらない・・・むしろ、前回以下じゃないか・・・)」
ゼルエル「(チャンス!)」ドォォォォン
シンジ「あっ・・・」
ドガァァァァァァァァァァン!!
マヤ「いやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!! シンジ君!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シンジ「(マヤさん、守れなくて・・・ごめ)」ジュッ
マヤ「いやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
281 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 11:39:17.32 ID:rK4kExA4o
*** シンジ2回目の逆行・・・ここまでです ***
*** マヤちゃん・・・いいお母さんになるんでしょうね ***
*** それでは・・・また。 ***
282 :以下、新鯖からお送りいたします :2013/09/16(月) 11:41:14.50 ID:yxHsLB02o
3回目はよ
283 :以下、新鯖からお送りいたします :2013/09/16(月) 11:41:25.55 ID:DPOr3kIHo
BADEND2
284 :>>1が魔法石でファイナルインパクト起こすんだって :2013/09/16(月) 11:41:28.36 ID:njyoBhZc0
乙!
今日の夜書き込むの?
俺も自分のSS進めないとなぁ…
285 :以下、新鯖からお送りいたします :2013/09/16(月) 11:45:36.00 ID:xZWixDUC0
乙
3回目はいつ書くの?
今でしょ!
286 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 12:08:52.42 ID:rK4kExA4o
どうせ台風で外に出られないんだし・・・
ゴハンが炊けるまで時間も掛かる・・・・・・
・・・・・・倍プッシュだ・・・!
287 :以下、新鯖からお送りいたします :2013/09/16(月) 12:09:54.54 ID:/s5ID3yFo
投下はえーな
288 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 12:10:00.11 ID:rK4kExA4o
◆第18話
(3回目の逆行)
ミーンミンミンミンミンミンミンミーーー
シンジ「・・・ハッ!?」
シンジ「・・・・・・・・」キョロキョロ
シンジ「はは・・・」
シンジ「あっははははははははははははははははははははははは!!!!!」
シンジ「何だよ、死んでもダメなのかよwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
シンジ「なーんだっ! あはははははははははははははははははははははははははwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」」ゲラゲラ
289 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 12:10:36.60 ID:rK4kExA4o
シンジ「・・・・・・・・・・・・」
シンジ「何なんだよ・・・僕にどうしろってんだよ・・・・・・」グスッ
シンジ「死ぬ事も許されない・・・生きてたってBAD ENDで1年で元に戻る・・・・・・僕の人生、何の意味があるんだろう・・・?」グスッ・・・ヒック・・・
シンジ「・・・・・・もういいや。もう、下手に未来を変えようなんて思わないから・・・。この1年、心おだやかに・・・無難に過ごそう。どうせまた戻るんでしょ。もう、それでいいや。」
シンジ「・・・少なくとも、ビア樽も、元同級生コンビも、2人目の綾波も、赤毛サルも生きてるんだろうし」
シンジ「・・・まぁ、前回よりはマシだろう。」
シンジ「っていうか、前回の事は忘れよう・・・あれは・・・悪い夢だったんだ・・・・・・。」
シンジ「でも・・・マヤさんの優しさ・・・それだけは・・・絶対に忘れない。 ありがとう、マヤさん・・・。そして、ごめんなさい。」
・・・キュキュキュキュキュ・・・ブォォォォォ!!
シンジ「さてと・・・久々にチェロでもやろうかな・・・それとも、他に何か趣味を見つけるか・・・。ゆっくり考えようっと。」
290 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 12:11:41.50 ID:rK4kExA4o
(ネルフにて)
ゲンドウ「・・・そうだ、お前が操縦しろ。乗らないなら帰れ!」
シンジ「・・・交換条件があります。」
ゲンドウ「・・・何だ?」
シンジ「1.一人暮らしを認め、生活費を支給する事。
2.防音に配慮した、心安らかに暮らせる部屋を提供する事。
3.適性があるようだったら、訓練量を減らす事。
4.大検を取得するので、学校には通わないでいいようにする事。
5.○○○という薬を、ひと月あたり50錠支給する事。
6.今後決して父親ヅラしない事。
・・・以上を守るのであれば、僕は全力であの怪獣と戦います。」
ゲンドウ「何・・・だと・・・?」
リツコ「その薬・・・・・・睡眠導入剤兼、軽い向精神薬じゃない・・・そんなものどこで知ったの・・・?」
シンジ「・・・僕だってツラいんです。今、ひどい鬱病からようやく立ち直りかかってる所なので・・・助けてください。決して薬の濫用はしません。誓います。」
リツコ「そう・・・・・・貴方もツライのね・・・。私は医師免許も持ってるから・・・一応、処方は出来るわよ。
(でも・・・何かがおかしい・・・精神科の受診歴なんて記録に載ってないのに・・・。)」
291 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 12:12:09.27 ID:rK4kExA4o
シンジ「・・・後は碇司令次第です。条件をのんでいただけますか?」
ゲンドウ「・・・わかった。独り暮らしを認め、必要な生活費を支給する。学力を証明すれば学校も行かなくて宜しい。
訓練はお前の適性を確認してからだ。それに、今更父親ヅラする気はこちらもサラサラ無い。」
シンジ「・・・わかりました。やります。」
ゲンドウ「・・・操縦法はそこの赤木博士と、葛城1尉から聞くように。」スタスタ
ミサト「じゃ、シンジ君、お願いね!」
リツコ「時間が無いから歩きながら説明します。このヘッドセットを付けて、ついてきてちょうだい。」
シンジ「・・・すみません、先に例の薬を1錠飲ませてもらえませんか?」
リツコ「・・・飲んで本当に大丈夫なの?」
シンジ「Trust me...」
リツコ「昔、そのセリフを言って失脚した総理大臣が居たけど・・・」
シンジ「・・・乗らなくていいんですか?」
リツコ「・・・わかったわ。医療班に持ってこさせるから。」
292 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 12:12:47.94 ID:rK4kExA4o
マヤ「エントリープラグ、注水・・・主電源接続・・・A10神経接続、異常無し」
リツコ「問題ないわね。続けて」
マヤ「回線開きます。シンクロ率・・・・・えっ・・・」
リツコ「どうしたの!?」
マヤ「シンクロ率・・・99.99%・・・・・・初号機、起動しました・・・」
リツコ「えっ」
ミサト「えっ」
冬月「えっ」
ゲンドウ「・・・えっ」
シンジ「エヴァとシンクロすると心地良いですね。母さんに抱かれてるみたいな不思議な感覚です。」
リツコ「えっ」
冬月「えっ!?」
ゲンドウ「え゛っ!?」
シンジ「何だろう。体の中心から力が湧き上がってくる。」バァァン!!
マヤ「えっ」
リツコ「あっ、あれは・・・ATフィールド!? 一体どうやって・・・?」
シンジ「何だろう。負ける気がしない。僕戦います! 僕、なんかやれる気がしてきました!」
リツコ「・・・さっきと全然テンション違うわね。よっぽど効いたのかしら、あの薬?」
ミサト「じゃ・・・じゃあ、よろしいですか、碇司令?」チラッ
ゲンドウ「・・・構わん。あいつの好きなようにやらせてみろ」
ミサト「エバー初号機、発進!」
日向「エヴァ初号機、発進!」ポチッ ドシュゥゥゥゥ
294 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 12:14:10.40 ID:rK4kExA4o
(地上に射出され、第三使徒サキエルと対峙する初号機)
初号機「(バァァァァン!!)」
サキエル「・・・?」
シンジ「この野郎・・・偉そうに・・・肩幅広すぎなんだよ・・・二人羽織かっ!?」ダッ
マヤ「エヴァ初号機、走り出しました!」
ミサト「ハァ!?」
サキエル「・・・!」バァァァン!!
マヤ「敵使徒、ATフィールドを展開!」
シンジ「この・・・・・・」バリン
マヤ「初号機、一撃で敵のATフィールドを打ち破りました!」
シンジ「・・・ペンギン頭がァ!!」バキィ!!
サキエル「死ーーーん」
295 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 12:14:40.41 ID:rK4kExA4o
マヤ「しょ、初号機の攻撃・・・コアに命中、使徒、完全に沈黙しました。パターン青、反応ありません・・・。」
シンジ「フン! 弱いくせにエラそうに肩張って歩くなっての! 僕はイライラしてるんだ!!」
初号機「(スタスタ)」
冬月「おい、碇。ひょっとしてユイ君は・・・」
ゲンドウ「・・・かもしれません」
冬月「ど、どうする・・・?お前のシナリオは・・・」
ゲンドウ「・・・も、問題ない。」
296 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 12:15:31.24 ID:rK4kExA4o
(戦い終わって)
リツコ「シンジ君!よくやったわ! それにしても、一体どうやったの?初めてであのシンクロ率は何? そもそも、どうやってATフィールド出したの?
なんでいきなり操縦できたの? っていうか、アナタ一体何者!? ねぇ、教えてよ!シンジ君! 私聞きたい事がたくさんあるの!!」ハァハァ
シンジ「・・・・・・すいません、薬が切れたみたいで・・・ちょっと喋る元気・・・出ないです・・・」
リツコ「薬なんか幾らでも出すわよ! ほら!ここに3箱あるから! 薬飲んだら話聞かせて頂戴! 今すぐ!ジャストナウよ!! ほれ飲め!好きなだけ飲め!!」グイグイ
シンジ「・・・あ、薬に依存しないように・・・量を自制してるんで・・・すいません・・・・・・っていうか、あなた医師免許持ってるんですよね・・・?」
リツコ「・・・・・・くっ・・・ごめんなさい。興奮しすぎたわ」
シンジ「・・・まぁ、深呼吸してくださいよw」
リツコ「そうね。 スゥーーー・・・ハァーーー・・・」フゥー
シンジ「・・・落ち着いたようで良かったです。じゃあ僕、シャワー浴びてゆっくり休みたいです。」
リツコ「仕方ないか・・・防音のいい部屋だったわよね。」
シンジ「・・・うるさくされたくないのと・・・昔やってた趣味のチェロを再開しようかなと・・・」
リツコ「・・・そう。趣味に興味が湧くって事は、鬱病?も治りかけのいい兆候よ。」
297 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 12:15:58.51 ID:rK4kExA4o
シンジ「・・・まだ、対人関係は苦手・・・なんですけどね。」
リツコ「わかったわ。その点もなるべく配慮するわ。」
シンジ「じゃあ、一つだけ僕とリツコさんだけのナイショ話していいですか?」
リツコ「なっ・・・何?」
シンジ「母からの伝言です。『リッちゃん、私ぜんぜんアナタには怒ってないから。』」
リツコ「えっ」
シンジ「『無理やり手籠めにするような鬼畜と結婚した私が馬鹿だった。本当にごめんなさい。
愛してるならあの男と結ばれればいいし、そうでないなら早く別れて幸せになって欲しい。』
・・・って事でした。僕にはよく意味が分からないですけど、伝えましたからね?では」スタスタ
リツコ「 」ポカーン
298 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 12:16:34.56 ID:rK4kExA4o
(別の日 ネルフにて)
リツコ「ねぇマヤ・・・シンジ君なんだけど・・・」
マヤ「はい?」
リツコ「試しに大検受けさせたら・・・全科目ほぼ満点だったわ・・・・・・」
マヤ「えっ・・・彼、中学生ですよね・・・?」
リツコ「唯一満点じゃなかったのが・・・国語・・・」
マヤ「???」
リツコ「『次の選択肢1~5から、傍線部のセリフを言った際の父親の心情を選べ』って問題よ。高校1年レベルの易問ね・・・」
マヤ「フムフム・・・これ、答えは(2)の『息子への愛情からつい出てしまった厳しい言葉に自分自身で驚いている。』ですかね」
リツコ「そうね・・・そうよね・・・」
マヤ「で、シンジ君は何て答えたんですか?」
リツコ「無回答よ。空欄。」
マヤ「へっ? こ、こんな簡単な問題なのに・・・? 分からないにしても、適当にマーク塗りませんか、普通・・・?」
シンジ「こうなったら、開き直ってやる・・・w」
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