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シンジ「こうなったら、開き直ってやる・・・w」
Part17


504 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/23(金) 22:03:17.01 ID:CpgvAH/Ho
マヤ「エヴァ初号機、発進準備完了しました!」
リツコ「使徒の位置は?」
マヤ「あと1分程度で本部付近に到達!あっ!」ドオオオオオン!!
リツコ「この衝撃は!?」
マヤ「敵使徒、地面に対して何らかの攻撃を・・・ああっ!ジオフロントに穴が空いています!敵使徒侵入!」
シンジ「わかりました。ジオフロント内で迎撃します。発進ルートを修正次第、エヴァ初号機発進!」
日向「射出ルート修正完了。発進!」ポチッ

505 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/23(金) 22:03:48.90 ID:CpgvAH/Ho
(対ゼルエル戦)
シンジ「(流石にゼルエルは僕も緊張するなぁ・・・2回目の逆行の時、唯一負けた相手だし・・・)」ゴクリ
シンジ「(・・・一瞬で決めてやるっ)」
シンジ「ヤァァァァァァ!!」ダッ
ゼルエル「!」バァァァン
マヤ「敵使徒、ATフィールドを展開!強力な反応です!!」
シンジ「アバン流槍殺法・・・虚空閃ッ!!」シュッ
ゼルエル「・・・!!」ズバッ・・・グサッ
マヤ「初号機の槍、ATフィールドを貫通!」
ゼルエル「(死ーーーん)」

506 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/23(金) 22:04:18.23 ID:CpgvAH/Ho
マヤ「パターン青消滅!使徒沈黙しました!!」
リツコ「凄いわね・・・あの槍・・・ATフィールドをもろともしないなんて・・・」
シンジ「ふぅ・・・コイツ、素早いしATフィールド強いし堅いし、かなりきわどかったです」
リツコ「了解よ。シンジ君、お疲れ様。」
シンジ「ではこれより帰投します」
リツコ「再度全員に徹底するわ。この秘蔵品の武器については極秘とし、一切の記録及び他言を禁止します。
例えネルフの人間であっても、絶対に漏らさない事。この場の人間同士でも決して話題に出さない事。
違反した場合はスパイ行為とみなし、諜報部による裁判なしの実力行使が行われます。・・・早い話が、忘れなさいって事ね。」
一同「りょ、了解っ・・・(うわっ、マジでヤバいんだな、アレ)」

507 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/23(金) 22:04:49.31 ID:CpgvAH/Ho
(後日 司令室にて)
冬月「赤木君。第14使徒は槍状の武器で倒したとの報告が上がっているが・・・本当かね?」
ゲンドウ「まさか・・・ロンギヌスの槍では無いだろうね?」ジロッ
リツコ「そのまさかですわ」フフッ
ゲンドウ「何ッ!?」
リツコ「あの時は司令も副司令もいらっしゃらなかったので、私が独断で許可しました。
職員には箝口令を敷き、MAGIには一切の記録を残していません。映像も細工し、
槍状の物体ではあるものの、例の槍と悟られないようにしていますわ」
ゲンドウ「・・・何故使った?」
リツコ「シンジ君・・・いえ、碇2佐の要望です」
冬月「どういう事だね?どうして彼が槍の存在を知っているのかね?」
リツコ「正確には・・・コアの中の碇ユイから、シンジ君を通じて依頼が・・・」
ゲンドウ・冬月「何ッ!?」ガタッ

508 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/23(金) 22:05:18.43 ID:CpgvAH/Ho
ゲンドウ「ユ、ユイが完全に目覚めているというのかね?」
リツコ「しかも全てお見通しで、かなり怒っているようです・・・」
ゲンドウ「うっ・・・」
冬月「ほらみろ、お前が好き勝手してきたツケが、肝心な時に廻って来たじゃないか」
ゲンドウ「ぐッ・・・」
冬月「以前、きまぐれでコアから出てきてくれた時だってキレてたのに・・・」
リツコ「えっ!?そ、そんな事があったのですか!?何の報告も聞いておりませんが・・・
(まぁ、その時はシンジ君とレイが一芝居打っただけらしいけどね・・・・・・フフ)」
ゲンドウ「うむ、言っても信じてもらえないと思い・・・黙っていた」
リツコ「そうでしたか」
冬月「シンジ君はユイさんとコンタクトが取れるのかね?」
リツコ「本人いわく、以前からエントリープラグで母親の夢を見たり、母親を感じていたらしいです。
で、先日から会話が出来るようになったと・・・。」

510 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/23(金) 22:05:47.91 ID:CpgvAH/Ho
冬月「・・・碇司令(笑)。こうなったら、シンジ君に父親らしい事をして、
シンジ君経由でユイ君に許してもらうしか道はなさそうだぞ・・・?」
ゲンドウ「冬月先生・・・・・・」
冬月「困った時だけ先生呼ばわりするな。自分の血を分けた親子なんだから、
自分で何とかしろ。それが大人の責任というものだ・・・」
ゲンドウ「赤木君・・・」
リツコ「まさか私に頼むおつもりでしょうか?私にはとてもではないですがユイさんと顔を合わせる資格はないですわ。
私が手出しすれば、ユイさんは余計怒るものと思われますが・・・」
ゲンドウ「わ、わかった。私が何とかする。今日は一旦解散としよう。
委員会には、ネルフで新開発した槍状の武器で倒したと報告するものとする」
冬月「(普段無口のくせに、急に饒舌になったな)」
ゲンドウ「(父親らしいこと・・・父親らしいこと・・・一体何をすれば・・・)」

511 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/23(金) 22:06:53.72 ID:CpgvAH/Ho
(別の日)
マヤ「あの・・・センパイ・・・」
リツコ「なぁに、マヤ?」
マヤ「あの・・・MAGIの検索履歴に変な言葉が沢山あるのですが・・・」
リツコ「ハァ!?」
マヤ「読み上げます・・・」
マヤ「父親 息子 接し方」「パパとは」「良いパパとは」
「育児 入門」「良き親父とは」「息子 思春期」「妻 家出」
「妻の機嫌を取る方法」「不倫 再構築」「妻に帰ってきてもらうには」
マヤ「育児や家庭問題に悩んでいる男性職員が私的利用したのでしょうか・・・?」

512 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/23(金) 22:07:30.36 ID:CpgvAH/Ho
リツコ「プッ・・・」
マヤ「え?」
リツコ「あっはははははははははははははははは!!!!!」ケラケラ
マヤ「えっ!?えっ??」
リツコ「あーっ!おっかしいwwwwwwwwwwwwww」
マヤ「え?え??」
リツコ「・・・で?MAGIの回答は何と?」
マヤ「それが・・・」
リツコ「何よ、もったいぶらないで教えなさいよ」フフ

513 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/23(金) 22:08:12.80 ID:CpgvAH/Ho
マヤ「全回答が・・・基本的に『死ね』・・・なんです・・・・・・。
『もう手遅れだから死ね』とか『毒パパはさっさと死んでくれるのが最後の良心』 とか・・・
『お前が死ぬのが最大の息子孝行』とか『お前が死ねば妻もみんなも上機嫌』 とか・・・
『お前が死ねば再構築完了(魂と肉体的な意味で)』 とか・・・
一つだけ例外は、『毒親は無くとも子は育つ(笑)』 ってのが1件ありました・・・」
リツコ「・・・無様ね」プッ
マヤ「あの、MAGIの故障・・・でしょうか?一度精密検査を・・・」
リツコ「あら、どうして? これ以上無いほど正確な回答してるわよ?」
マヤ「そ、そうなんですか・・・?」
リツコ「私は質問者の見当がついたから、履歴を消して後は知らん顔してなさい」
マヤ「あの、ひょっとして・・・・・・いかr」
リツコ「ストップ!みなまで言う必要は無いわ。」
マヤ「・・・プッ・・・わkブフォ・・わっ、わかりました・・・」プルプル

514 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/23(金) 22:09:00.13 ID:CpgvAH/Ho
ゲンドウ「おおシンジ」ドキドキ
シンジ「何ですか?碇司令(笑)」
ゲンドウ「おっ、お前に小遣いをやろうと思ってな・・・」
シンジ「えっ」
ゲンドウ「ごっ・・・5万円あるから、これで美味しい物でも食べなさい」スッ
シンジ「ハァ!?」
ゲンドウ「そっ、そうだ、彼女とか居るのか?デ、デートでもしてくればいいじゃないか」
シンジ「・・・どうしたんですか、碇司令(笑)?頭でも打ったんですか??」
ゲンドウ「いやっ、あの、そのだな・・・」
シンジ「・・・それぐらいじゃ、僕も母さんも許さないと思いますよ」ニヤリ
ゲンドウ「・・・ッ!!」
シンジ「まぁ、そのコミュ力の欠損した脳みそで、色々考えてみて下さいw」
ゲンドウ「・・・・・・」

515 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/23(金) 22:09:31.18 ID:CpgvAH/Ho
(別の日)
マヤ「あのっ・・・センパイ・・・」プルプル
リツコ「今度は何?」
マヤ「まっ・・・また・・・マ、MAGIのブフォ」プルプル
リツコ「気持ちは分かるけど落ち着いて。まずは深呼吸よ?」
マヤ「スゥーーーハァ・・・あ、あのですね・・・w」
リツコ「もういいから検索ワードと答えを教えて」
マヤ「息子との絆を深める方法」→「男なら拳で語り合え」
リツコ「プッ・・・か、完全におちょくられてるわねw」
マヤ「うっ・・・くっ・・・・・・www」プルプル

516 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/23(金) 22:10:19.65 ID:CpgvAH/Ho
ゲンドウ「シンジぃ!」
シンジ「今度は何ですか?碇しr」ボコッ
シンジ「えっ?」
ゲンドウ「お前は調子に乗りすぎた!父さんの拳で親父の偉大さと言うものを分からせてやるッ!」
シンジ「上等だコラァ!!現役エヴァパイロットなめんなこらァ!」シュッ
ゲンドウ「えっ(・・・『ごめんね父さん!いや、親父ぃ!僕が間違ってたよ!!じゃないのか?』)」
ドスッ バキッ ボコッ
ゲンドウ「ぐふっ」
バキッ ボクッ ゴリッ
ゲンドウ「グエ」バタッ
ボグッ ボグッ ボグッ ボグッ ボグッ ボグッ ボグッ ボグッ ボグッ ボグッ ボグッ ボグッ
ゲンドウ「 」ピクピク

517 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/23(金) 22:10:56.64 ID:CpgvAH/Ho
シンジ「フン、口ほどにもない・・・まるで ダメージがこない オッサン・・・
略してマダオがァ!!首吊って来世で出直して来いやァ!!!!!」ペッ
ゲンドウ「 」ピクピク
シンジ「これはクリリンの分!」ドガッ
ゲンドウ「 」チーン
シンジ「あーあ、返り血で手とシャツが血だらけだよ・・・早く着替えようっと」
シンジ「・・・一応救急班呼んでおくか」ピッピッピッ prrrrr
シンジ「あ、もしもし?なんか変なオッサンが血だらけで倒れてるんですけど。
マジ血だらけで だんまりな オッサン、略してマダオって感じです。
あ、はい、B-7通路です。じゃ。」ピッ

518 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/23(金) 22:11:51.38 ID:CpgvAH/Ho
ウゥーーーウゥーーー
ミサト「総員!第2種警戒態勢!ネルフ内に侵入者の可能性あり!!」
リツコ「一体何があったの!?」
ミサト「リツコ大変よ!スパイが侵入した可能性があるの!」」
リツコ「スパイ?」
ミサト「碇司令(笑)が襲われて、ボコボコにされて廊下に倒れてたんだって!
命に別状はないものの、顔の形変わるくらい殴られてたそうよ・・・」
リツコ「ハァ!?」
マヤ「あっ」
リツコ「あ」
ミサト「えっ?何か知ってるの!?」
リツコ「いえ、別に」
マヤ「私も」
ミサト「そ、そう?」

519 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/23(金) 22:12:38.62 ID:CpgvAH/Ho
(別の日)
マヤ「せっ・・・センパッ・・・ブフォ・・・先輩!」プルプル
リツコ「・・・検索ワードと答えは?」ニッコリ
マヤ「反抗期の息子と仲良くなる方法」→「やっぱエロいアイテムっしょ(笑)」
リツコ「母さん・・・・・・」ハァ
マヤ「フケツです・・・でっでも!」
リツコ「なぁに?」
マヤ「シンジ君なら、そんな手には乗らないと思います!私信じてます!シンジ君だけに!!」
リツコ「ふふ・・・でも、男は分からないものよ・・・ロジックじゃないのよ・・・」
マヤ「うっ・・・いや、シンジ君に限ってそんな事はありません!」
リツコ「そうだといいわね」
マヤ「あっ・・・でも・・・シンジ君はどんなタイプが好み・・・なんですかね・・・?」

520 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/23(金) 22:13:07.98 ID:CpgvAH/Ho
リツコ「以前、面談ついでに、それとなく聞いた事があるわね・・・」
マヤ「えっ!?」
リツコ「えーと、『ショートカットの似合うスレンダー体型の女の子が、どストライク』だったかしら?」
マヤ「えっ!(・・・それってまさか・・・わたし!?・・・///)」
リツコ「そうねぇ、まず該当するのは・・・レイかしら?」ニヤリ
マヤ「えっ・・・」
リツコ「そういえば、あの鈴原サクラって子もそんな感じだったわねぇ・・・?」ニヤニヤ
マヤ「そう・・・ですよね・・・」シュン
リツコ「後は・・・マヤ、あなたもそんな感じじゃない?」ニコッ
マヤ「えっ☆」パアァァァァァ
リツコ「(分かりやすい反応ね・・・フフ)」

521 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/23(金) 22:13:38.33 ID:CpgvAH/Ho
マヤ「やっ、やだぁ!シンジ君、こんな年上のオバサンだめですよきっと〜」
リツコ「そうかしら?」
マヤ「だって、シンジ君が20歳の時には、私30歳ですよ!!」
リツコ「それは現時点で30歳の私に対するイヤミかしら?」
マヤ「ちっ!ちがいます!そそそそんな意味では・・・」アワワワワワワ
リツコ「いやねぇ、冗談よ。まぁ、マヤは童顔で可愛らしいから、十分釣り合うわよ。」
マヤ「そそそそうですか・・・!?」
リツコ「いいこと・・・? 20代は短いわ・・・。あっという間に30歳よ。
早い内に相手を決めて幸せになりなさい。シンジ君、いい男間違いなしよ。」
マヤ「かかかかんがえておきますっ///」

522 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/23(金) 22:14:30.73 ID:CpgvAH/Ho
ゲンドウ「・・・シンジ、この間は済まなかったな」ビクビク
シンジ「あぁいきなり殴りかかってきた事?別に気にしてないよ」ニコニコ
ゲンドウ「お詫びの印に、父さんからの贈り物だ」ガサッ
シンジ「何だい、これ?」
ゲンドウ「家に帰ってから、一人で開けてみなさい。」ニヤリ
シンジ「うん、わかったよ(ん?何だこれ??爆弾でも入ってるのか???)」
ゲンドウ「では、私は仕事があるからこれで。」スタスタ
日向「・・・珍しい事もあるもんですねぇ」
青葉「お父さんからのプレゼントか・・・意外と勉強の参考書とかだったりしてなw」
ミサト「あっら〜ん!あの碇司令(笑)がプレゼントだなんて・・・お父さんから、そんなのもらうの初めてじゃないの?」
シンジ「そうですね、葛城3佐。ヤツは何考えてるか分からない人間ですが、まぁ一応ありがたく受け取っておきますよ・・・」
ミサト「ふふふ・・・楽しみね。良かったら何が入ってたか教えてね」
シンジ「僕も(ある意味)楽しみですwww」ニコッ

523 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/23(金) 22:15:33.23 ID:CpgvAH/Ho
(自宅にて)
シンジ「・・・・・・さてと、あのクソ髭、一体何を持ってきたんだろ?」カシャカシャ
シンジ「ゲッ・・・エロ本にエロDVDの詰め合わせ・・・・・・!?!?」
シンジ「しかも巨乳ものにガングロギャルに熟女にSMに、極めつけは触手アニメ・・・・・・」オエッ
シンジ「・・・僕の趣味の正反対突いてきたなこりゃ」
シンジ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
シンジ「えーと、サクッと通報・・・と」ピッポッパ・・・prrrrr
電話「はい、ネルフ・セクシャルハラスメント相談ダイヤルです。」
シンジ「あ、すみません、セクハラとパワハラの被害に遭って困ってるんですが・・・」
電話「それはお困りでしょう。勇気を出してお電話頂き、有難うございます。
秘密厳守で、あなたに不利の無いよう、円満解決を目指します。遠慮なくご相談ください」
シンジ「はい、あのですね、今日職場でプレゼントと称して、エロ本やエロDVDなどを
大量に渡されました。どういう意味があるのか理解しかねており、大変不安です。」
電話「事実確認は必要ですが、仮に本当だとしたら、とんでもない事ですね。詳しい状況を教えてください。」

524 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/23(金) 22:16:25.24 ID:qKGwfXfO0
社長がパワハラじゃ株主が出てくるしかないわなwwww

525 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/23(金) 22:16:30.11 ID:CpgvAH/Ho
シンジ「執務室で仕事をしていた際に急に話しかけられ、皆の前で包みを渡されました。
家に帰ってから、一人で開けろという事でした。同僚数人が話を聞いていますので、証言してもらえると思います」
電話「わかりました・・・あの、たいへん勇気がいると思うのですが、今電話を
頂いている貴方と、ハラスメント行為をしてきた人物の名前を教えて頂けますか?」
シンジ「はい・・・僕・・・僕・・・司令部所属、特務2佐の碇シンジです」
電話「えっ!?碇2佐ですか!? 確か中学2年生とお聞きしてましたが・・・」
シンジ「はい。今14歳で中学2年生です。だから、なおのこと怖くって・・・
僕が大人だったら、まだシャレだって分かるんですが・・・さすがにおかしいですよ」
電話「ひどいですね。青少年保護条例などにも違反している行為ですよ。
で・・・肝心の犯人は誰ですか?慎重に事を進めますから、勇気を出して
教えて頂ければ、私達が全力で貴方をサポート致します。」
シンジ「碇ゲンドウ・・・ネルフ司令・・・です・・・」
電話「えっ・・・」

526 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/23(金) 22:17:15.82 ID:CpgvAH/Ho
シンジ「遺伝子上は一応父親でもあるのですが、家族らしい繋がりはいままで一切なく、
ここにきて急にこういう行為が始まったので・・・僕、本当に怖いんです。しかも職場で・・・」
電話「こ、これは本当に慎重な対応が必要ですね・・・まず、一緒にいた同僚の方を教えて頂けませんか?秘密裏に事情聴取します。」
シンジ「はい、葛城3佐、日向2尉、青葉2尉の3名です。」
電話「わかりました。また、碇2佐とも直接面談させて頂きたいのですが、
可能でしょうか?証拠品も出来ればお渡し頂けると良いのですが・・・」
シンジ「是非、面と向かって相談に乗って頂けると嬉しいです。僕、本当に怖くて・・・
証拠品なのですが、こちらから持って行く時に、途中で万が一持ち物検査等されると困るのですが」
電話「我々が直接、車でお迎えに上がる事も可能ですが如何いたしますか?
職員の私有車で行きますので、周囲に悟られないとは思います。
警護班の上役にもこれから調整入れておきます」
シンジ「助かります。お待ちしています。」
電話「すぐにお伺いしますので、お待ちください。色々ご不安とは
思いますが、まずは落ち着きましょう。我々が必ずお助けします。」
シンジ「ありがとうございます。では」ピッ

527 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/23(金) 22:18:19.08 ID:CpgvAH/Ho
(後日、ネルフ会議室)
加持「本日はお集まり頂きまして、ありがとうございます。本日はネルフ特殊監査部として
査問委員会を招集させて頂きました。メンバーは碇司令、冬月副司令、赤木博士、葛城3佐、
及び、セクシャルハラスメント相談窓口の担当職員2名、最後に私、加持1尉となっております。
なお、この会議の内容は第一級の極秘とし、また、音声は録音させて頂きます。」
冬月「随分物々しい話だね。いったい何があったのかね?」
加持「それでは、まずは相談窓口担当者より状況説明をお願いします。」
職員「はい、先日の事ですが、セクシャルハラスメント相談電話に通報があり、男性職員に対し、
卑猥な本やビデオを、業務中に贈り物と称して渡される事案が発生したとの内容でした」
ゲンドウ「(・・・ん?)」
加持「なるほど、今の所、不適切な行為ではあるものの、人によっては
笑い話や冗談で済みそうな、際どいライン上にある話に聞こえますね。」
職員「問題は、被害者が碇シンジ特務2佐・・・14歳の中学2年生である点です」
ゲンドウ「(!!)」ビクッ
一同「えっ」