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しんのすけ「アローラ地方を冒険するゾ」

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Part7
110 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 21:26:58.50 ID:h8Rc+5Hs0
ククイ博士「ノーマルZと、ノーマル技を持っていれば、Zパワーが使える! さあ、見ててごらん!」
バッ! バッ! バッ! ジャーン!
ピカッ! ゴウッ!!
イワンコは Zパワーを 身体に まとった!
イワンコが 解き放つ
全力の Zワザ!
ウ ル ト ラ ダ ッ シ ュ ア タ ッ ク !
ククイ博士「よーし! 思いっきり行くんだ!」
イワンコ「ワオオオン!」
 Zパワーを纏いながら、イワンコが全速力でガーディに向かって突っ込む!
ドドドドドド!!
ドカッ!
ガーディ「ヤナカンジー!」
キラン!
しんのすけ「おーっ!」パチパチパチ

111 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 21:27:56.12 ID:h8Rc+5Hs0
ククイ博士「ふう……! トレーナーの思いをポケモンに重ねるZパワーは、くたびれるね……」
イリマ「そう、Zパワーはトレーナーの体力と思いを使って発揮されるんです。一回の勝負では、一回が限度。更に言えば、しんのすけ君はまだ子供ですから、勝負が終わったあとは長時間の休憩をおすすめします」
しんのすけ「ますます必殺技っぽいですな」
イリマ「ところで、心なしか博士の顔が浮かないようですが……」
ククイ博士「ああ! ドわすれしていた! あれなんだ!3番道路でリーリエとはぐれてしまってね……」
しんのすけ「えーっ? 迷子になったの? 世話がかかりますな」
ククイ博士「しんのすけ、彼女を探してくれないか?」
しんのすけ「めんどくさ、自分でやれば?」
ククイ博士「そうかぁ……しょうがないなぁ。さっきたまたま、ポケモンセンターで知り合いから巨乳のおねえさんの生ポスターを貰ったんだけど、いらないかぁ」ガサガサ
しんのすけ「いりますやります! うおーっ! リーリエちゃんどこだーっ!」ドドド!
ククイ博士「おおっ、全力のZワザに負けずとも劣らないスピードだ!」
イリマ「それじゃあ、僕も念のため、洞窟の様子を見にいきますね」
ククイ博士「ああ、手分けして探すとしよう!」

112 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 21:29:04.88 ID:h8Rc+5Hs0
3番道路 メレメレの花園
太陽の光を浴びて明るい金色に咲き乱れる花々。そこにリーリエはいた。
だが、そばに居るはずのコスモッグは、リーリエから花畑と草むらで隔たれたように、はるか遠くの場所で花を眺めていた。
リーリエ「ほしぐもちゃん……無茶しないで」
ほしぐもちゃん「ピュイ! ピュイ!」
ドドドド!
リーリエ「?」
しんのすけ「ほっほーい! リーリエちゃんみっけ! 早くハカセからポスターもらってこよ!」
リーリエ「あ、あの……」
しんのすけ「なに? 今オラいそがしいの」
リーリエ「ほしぐもちゃんが、草むらの奥に入っちゃったのです……」
ピューイピューイ>
しんのすけ「ほんとだ」
リーリエ「吊り橋でひどい目にあったのに、あのコったら……。野生のポケモンさんがでてきても、戦える技、ないのに……」オロオロ
リーリエ「それで、私の代わりに助けに行ってくれませんか?」

113 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 21:30:33.02 ID:h8Rc+5Hs0
しんのすけ「えーめんどくせ……ま、ポスターを貰うためにはしょうがないかぁ」ヌギヌギ
リーリエ「え? あの、なんでズボンを脱いでるんですか?」
しんのすけ「お花畑に出現したケツだけ星人、ただいまお花摘みちゅう~! ブリブリ~ブリブリ~!」
ガサガサガサッ!
リーリエ「」
しんのすけ「ブリブリ~ブリブリ~!」ガサガサガサッ!
オドリドリ「ピョッ!?」ビクッ
アブリー「リッ!?」ビクッ
チュリネ「チュリ!?」ビクッ
観光客「わっ! なになに!?」ビクッ
しんのすけ「ブリブリ~ブリブリ~!」ガサガサガサッ!
ほしぐもちゃん「ぴゅ?」
しんのすけ「よ! ほしぐもちゃん。オラのおケツに乗れば~?」
ほしぐもちゃん「ぴゅい! ぴゅい!」ピョンッ

114 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 21:31:30.27 ID:h8Rc+5Hs0
ガサガサガサッ!
しんのすけ「ブリブリ~ブリブリ~!」ガサガサガサッ!
ほしぐもちゃん「ぴゅーいぴゅーい!」ピョンピョン
ガサガサガサッ!
しんのすけ「戻ったぞみさえ~」
ほしぐもちゃん「ぴゅいぴゅーい!」
リーリエ「…………」カオマッカ
しんのすけ「さ、バッグの中にお戻りなさい」
ほしぐもちゃん「ぴゅい!」モゾモゾ
しんのすけ「また後でやったげるからね。いい子にしてるんだよ?」
ほしぐもちゃん「ぴゅ? ぴゅーい!」ジブンデチャックシメル
リーリエ「あの……恥ずかしくないんですか……?」フルフル
しんのすけ「いつもやってることなんでーほーらブリブリ~!」
リーリエ「やめてくださいっ! こっちが恥ずかしいですっ!」
しんのすけ「んも~せっかく助けてあげたのに」


115 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 21:32:37.80 ID:h8Rc+5Hs0
3番道路
ハウ「しんのすけー! あーリーリエいたー!」
リーリエ「ハウさんはどうして?」
ハウ「試練をこなしたからさー。新しいポケモンと一緒にこなしたんだよー」
ピカチュウ「ぴっかー!」
しんのすけ「ほうほう、通ですな」
ハウ「ねーねーどれだけ強くなったのか確かめさせてー」
しんのすけ「いやオラ、試練とケツだけ星人で疲れちゃったからいいや」
ハウ「ケツだけ星人?」
リーリエ「わたしに聞かないでください……」
ハウ「????」
ククイ博士「おお! さすがしんのすけ! リーリエを見つけてくれて感謝してるぜ!」
しんのすけ「まったく参っちゃうよね。方向音痴を探すのにも一苦労ですよ」
リーリエ「花畑でおしり出してる人に言われたくないです……!」

116 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 21:39:02.55 ID:h8Rc+5Hs0
ククイ博士「ハウも試練達成おめでとう! ニャビーとピカチュウと一緒にいい技を出したんだろ?」
ハウ「えへへー。ぬしに勝って、しんのすけもおれもー強くなってるよねー! じーちゃんに勝てるかなー?」
リーリエ「どういうことでしょうか?」
ハウ「試練をこなせばー、次はしまキングと戦うんだよー!」
ククイ博士「そう! しまキングとの戦いーーその名も大試練! 技の研究をしている僕からすれば、興奮のポケモン勝負が続くわけだ!」
ハウ「いやいやー」
ククイ博士「おーし! めざすぜリリィタウン! おいかぜ吹かせて、3番道路を下ろうぜ!」
しんのすけ「ハカセハカセ、例の物は?」チョイチョイ
ククイ博士「ああ、そうだったね! お礼のポスターだ!」つポスター
ハウ「なんのポスター? 見せて見せてー」
ペラッ
ハウ「ミルタンクのポスターだー」
ククイ博士「アーカラ島のオハナ牧場にいる、オカミという妙齢のミルタンクだよ。これだけ乳が大きいと、ミルクのみの回復量もすごいだろうなぁ」
しんのすけ「」
ハウ「ねーなんで落ち込んでるのー?」

117 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 21:43:43.39 ID:h8Rc+5Hs0
リリィタウン 広場
ククイ博士「帰ってきたぜ! リリィタウン!」
リーリエ「ぐるっと島を一周してきたんですね」
しんのすけ「長いようで短い旅でしたな」
ハラ「やあ、皆の衆。どうやら、無事、キャプテンの試練をこなしたようですな!」
ハウ「じーちゃーん! 俺もしんのすけも試練、達成したよー」
ハラ「おお! 確かに、二人ともZクリスタルを持っているようですな。大試練を受ける資格、バッチリおありですぞ」
リーリエ「ところで、この騒ぎは一体何ですか?」
ハラ「ちょうど、明日、ゼンリョク祭りがありましてな」
ハラ「アローラ地方には4つの島があり、守り神のポケモンがいるのです」
ハラ「守り神ポケモンがわれらのそばにいてくれること。それに感謝をあらわすのが、明日の祭りなのですな」
しんのすけ「お祭り? もしかして屋台とかテキヤとか出る?」
ハラ「ハッハッハッ。しんのすけ、残念ながら祭りといっても田舎の小さなもので、みんながカプ・コケコに捧げる勝負を見てはしゃくだけですな」
しんのすけ「ちぇーがっかり」

118 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 21:44:44.38 ID:h8Rc+5Hs0
ククイ博士「ハラさん、二人の大試練はそこで……?」
ハウ「ちょうど良いところで、試練を達成してくれた、ということですな。明日のお祭りで、大試練も兼ねて行おうと思いますな」
リーリエ「なにがあるのでしょうか?」
ほしぐも「ぴゅい!」
ククイ博士「ごきげんなポケモン勝負。技と技のぶつかりあい! ゼンリョク祭りでは、カプにポケモン勝負を奉げるんだぜ!」
リーリエ「では、おふたりがハラさんと勝負なさるのですね。ポケモンさんが戦うのは傷ついたりするので苦手ですが、わたし……きちんと見ます」
ククイ博士「しんのすけ、ハウ、君たち二人が明日のお祭りを盛り上げるんだ!」
ハウ「おー! 盛り上げちゃおーね! しんのすけー!」
しんのすけ「おー!」
ククイ博士「しんのすけ! メレメレのしまキング、ハラさんは強いぜ! かくとうタイプのポケモンを使いこなすトレーナーだよ!」
ククイ博士「ひこうタイプやエスパータイプの技を鍛えておくといいかもね!」
ハウ「だからーカザマとは相性がいいんだよー。がんばってー」
しんのすけ「ほいっ!」

119 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 21:45:34.67 ID:h8Rc+5Hs0
ククイ博士「それじゃあ今日は日も暮れているし、家まで送ろうか」
しんのすけ「やれやれ、これからうるさい中年ブロイラーのところへ帰るのか」
ハウ「しんのすけーそんなこと言っていいのー?」
しんのすけ「へーきへーき、かーちゃんが中年ブロイラーなのは事実ですし。なんならもっと言ってあげようか? 妖怪ケチケチオババ、三段ハラ、たいしぼうポケモンミサイドn」
げ    ん
こ    つ
みさえ「帰ってきたと思ったらいきなりママに対してなんてこと言ってるのよアンタはぁぁぁ!」グリグリグリグリ
しんのすけ「あへぇぇぇぇ!」
ハウ(後ろに居たのになんで気付かなかったんだろー?)
ククイ博士「お、この間見たあの技だ! 奥さん、後でその技、ぜひ僕にも掛けてくれませんか?」
リーリエ「は……博士?」

120 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 21:49:07.88 ID:h8Rc+5Hs0
自宅
みさえ「へぇ~じゃあ一個目の試練が終わって、今度はハラさんに挑戦するの? 早いわね~」モグモグ
しんのすけ「それにオラ、スケスケおパンツ団の人たちとも戦って、勝ったんだよ」モグモグ
みさえ「す、スケスケおパンツ団?」
モクロー『スカル団!』モグモグ
ロトム図鑑「スケスケおパンツ専用の下着ドロ集団、だからスケスケおパンツ団なのだ」
みさえ「あら、や~ねぇ。一昔前に世間を騒がせたロケット団とかプラズマ団と比べると大したことなさそうだけど……」
モクロー『だから違うって言ってるだろ! あぁ、なんでこんな奴らだけしか、僕の言葉が分からないんだ……?』
ひまわり「たいや、とうていやったい!」
しんのすけ「あーんダメっ! オラのZクリスタルなんだから」
ひまわり「ぶーっ! たいっ!」バッ
ダダダダダ!!!
ガラガラガッシャーン!!
みさえ「わっわっ! ご飯が!」

121 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 21:50:19.85 ID:h8Rc+5Hs0
しんのすけ「うわーっ! なんとかしてぶりぶりざえもーん!」
ロトム図鑑「こっそり撮ってあったイリマの生写真!」カシャカシャ
ひまわり「きゃーっ! でへへへ……」キラキラ
モクロー(……この兄にしてこの妹あり、だな)
モクロー『ところでしんのすけ、明日のハラさんの試合どうするのか考えてるのかよ?』
しんのすけ「だいじょぶだいじょぶ」
モクロー『本当かよ。しっかりしてくれよな、ホント。試練だって、実質マグレみたいなものだし』
しんのすけ「トオルちゃん心配性ねぇ、ママのオッパイ飲む?」
モクロー『やめろよその言い方! なんかムカつくな!』
モクロー(まぁ、相手はかくとうタイプの使い手だからタイプ相性では心配ないけど、コイツだからなぁ……)
みさえ「こーら、カスミの水着写真集なんて読んでないで、早く寝なさい。明日、大試練なんでしょ?」
しんのすけ「えー? これからがオールナイトなのに」
ロトム図鑑「コラ! 画面を舐めるな! 私は精密機器なんだぞ!」
ひまわり「レロレロ~」ペロペロ
モクロー(不安だ……)

122 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 22:00:58.78 ID:h8Rc+5Hs0
翌日
リリィタウン・広場
ワイワイ ガヤガヤ
みさえ「芋洗い状態ってわけじゃないけど、人がいっぱい来てるわねー」
しんのすけ「そうだね」オイモゴシゴシ
みさえ「本当に芋洗ってるんじゃないの! どっから持ってきたのよ……」
ククイ博士&ハウ「おーい、しんのすけー!」フリフリ
リーリエ「……こんにちは」ペコリ
しんのすけ「ハカセー! ハウくーん! リーリエちゃーん!」フリフリ
みさえ「あ、どうもー」
ひまわり「やっ」
ハウ「ねーねーしんのすけーどっちが先にやるー?」
しんのすけ「なにが?」
ロトム図鑑「トイレの順番か?」
リーリエ「ハラさんと戦う順番じゃないですか?」
ハウ「そうそう。おれ、どっちでもいいよー。最初に出てもートリを飾ってもーどっちもみんな盛り上がるしー」

123 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 22:01:55.55 ID:h8Rc+5Hs0
しんのすけ「じゃあオラ先やるー!」
ハウ「やっぱりー言うと思ったー」
しんのすけ「ハウ君にハラのおじさんの手の内を見せてやるという、オラのしんこー心に、カンシャするがいいー!」
みさえ「おいおい……」
ククイ博士「それを言うなら、親切心だぜ!」
ハウ「あははー結構しんのすけって計算高いんだねー」
ハラ「決まりましたかな?」
しんのすけ「ハラのおじさん!」
ハウ「じーちゃん、しんのすけが最初にやるってー」
ハラ「ほうほう、先にしんのすけからですか。カプ・コケコに選ばれた期待の新人と最初にバトルとは、このハラ、ハラハラしますぞ!」
しんのすけ「ほうほう、やっぱりオヤジギャグはトシを重ねるにつれてセンスが磨かれるのですな」
ハラ「お! しんのすけもこのハラの渾身の駄洒落、分かってくれますかな?」
しんのすけ「うんうん」
ハラ「……さて、駄洒落はここまでにして、それでは祭りを始めるとしますかな」

124 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 22:03:30.03 ID:h8Rc+5Hs0
土俵上
ハラ「島に暮らす命。島巡りを楽しむもの」
ハラ「すべての無事を、祈ります」
ハラ「ではこれより、しんのすけとハウに対する大試練と供に、島の守り神カプ・コケコに奉げる、ポケモン勝負をはじめます」
ククイ博士「試練をこなしたしんのすけと、ポケモンたちの勝負……どんな技に魂をこめて繰り出すのか、楽しみだぜ!」
リーリエ「はい、あの……トレーナーではない私にも、スゴイことだと、わかります」
ほしぐもちゃん「ぴゅい!」
ハウ「お互いが楽しく思えるなら、きっといいポケモン勝負になるよねー」
みさえ「しんのすけーっ! 頑張ってー!」
ひまわり「たいやーい!」
シロ「アンアンッ!」
しんのすけ「ほっほーい!」
スゥーッ
ドシンッ
ハウ「……せいっ!」
しんのすけ「おおっ、ごこふみ」

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