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しんのすけ「アローラ地方を冒険するゾ」

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Part8
125 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 22:04:46.96 ID:h8Rc+5Hs0
しんのすけ「おおっ、ごこふみ」
ククイ博士「しんのすけ、それを言うなら四股踏みだぜ」
ハラ「お待ちしておりました、島巡りに挑む者たちよ。あらためて、あいさつをしますかな」
ハラ「メレメレ島のしまキング、ハラと申します」
しんのすけ「オラ、野原しんのすけ5歳」
ハラ「では、始めるとしますか。メレメレ島、最後の試練にして、しまキングとのポケモン勝負!」
ーーその名も 大試練!
ハラ「では、しんのすけ! カプ・コケコにかがやく石を託されたきみと! パートナー、カザマのゼンリョク、みせていただこう! こちらもゼンリョク! オニのハラでいきますぞ!」
ハラ「大試練っ! はじめぃ!!」
しまキングの ハラが
勝負を しかけてきた!

126 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 22:06:33.73 ID:h8Rc+5Hs0
ハラ「ゆけぃ! マクノシタ!」ヒョイッ
ポンッ
マクノシタ「マクーッ!」
しんのすけ「カザマくん! レッツラゴー!」ヒョイッ
ポンッ
モクロー『よーし! 負けないぞ!』
しんのすけ「おっしゃー! カザマくん、突撃~!」
モクロー『オーケー!』バッ
ハラ「マクノシタ、猫騙し!」
カザマがマクノシタをつつくより先に、マクノシタが体格に合わない動きで、急接近する。
マクノシタ「ホーッ!」スゥーッ
パチンッ!
モクロー『うわっ!』

127 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 22:08:00.63 ID:h8Rc+5Hs0
ハラ「そのままつっぱり!」
マクノシタ「マクーッ!」
ドンッ!
モクロー『ぐあっ!』
ドサッ!
しんのすけ「カザマくんっ!」
モクロー『平気だよ! このまま行くぞっ!』バサバサッ
モクローは勢いよく飛び出し、マクノシタにつつくを繰り出す!
ハウ「反撃ですぞ!」
マクノシタ「マクッ!」
マクノシタがもう一度つっぱりを出そうとする直前、モクローは急上昇して回避。そして背後へ回り込んだ!
モクロー『えいっ! えいっ!』ドスッ! ドスッ!
マクノシタ「マッ、マクッ!」ブンッ
モクロー『おっと!』ヒョイ

128 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 22:10:28.88 ID:h8Rc+5Hs0
しんのすけ「カザマくん! 今のもっかい!」
モクロー『よーし!』バッ!
マクノシタ「マクッ!」ブンッ
モクロー『遅いよ! 喰らえ!』
カザマはつついては回避するを繰り返し、マクノシタを翻弄していく。マクノシタも反撃を試みるが、カザマのすばやさに追いつけない!
マクノシタ『マ……マクゥ』
モクロー『へへん、どうだ!』
しんのすけ「もーいっちょー!」
みさえ「その調子よー!」
ククイ博士「つつくのヒットアンドアウェイか。回避しつつ、多角的に相手を攻めるいい戦法だ!」
リーリエ「でも、しんちゃんは何も命令しないまま、カザマさんが勝手につつくを繰り出してますよ? トレーナーは、ポケモンさんに技の命令をして戦わせるんですよね?」
ハウ「そこはしんのすけもカザマも分かってるんじゃないー? だってしんのすけはカザマの言葉が分かるんでしょー?」
ロトム図鑑「私もポケモンだから言葉が分かるぞ。ほめ称えろ」
リーリエ「あれはしんちゃんがしゃべってると思い込んでるだけだと思いますが……」

129 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 22:11:51.05 ID:h8Rc+5Hs0
モクロー『よしっ、そろそろ向こうも弱ってきたな! とどめを刺すよ!』
しんのすけ「おっしゃー! 行けー!」
カザマが急降下して、クチバシを突き立てながら弱ったマクノシタへ突っ込む!
ハラ「マクノシタ! 砂かけですぞ!」
マクノシタ「マ……クッ!」
ザッ!
モクロー『わっ! 目に砂がっ!』
しんのすけ「カザマくん! そのまま真っ直ぐ!」
ドスッ!
マクノシタ「マ……ク」
ドサッ
相手の マクノシタは 倒れた!
ククイ博士「まずは一匹、倒したな!」
みさえ「でも……」
モクロー『ううっ……目が……』フラフラ


130 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 22:12:29.37 ID:h8Rc+5Hs0
ハラ「一つの技に拘り過ぎて、慢心致しましたな! まだもう一匹、ポケモンが残っていますぞ!」スッ
ハラ「ゆけぃ! マケンカニ!」ヒョイッ
ポンッ
マケンカニ「カァ~ニッ!」
ハラ「それでは、私とマケンカニのゼンリョク、とくとお見せいたしましょうぞ」スッ
ククイ博士「出るぞ、ハラさんのZワザが……!」
ハウ「じーちゃん、ここで決める気ー?」
ハラ「ウーッ! ハーッ!」
バッ! シュッ! ドスドスドスッ!
ピカッ! ゴウッ!!
マケンカニは Zパワーを 身体に まとった!
マケンカニが 解き放つ
全力の Zワザ!
マケンカニ「カァァニィィィ!!」
ぜ ん り ょ く む そ う げ き れ つ け ん !

131 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 22:14:35.39 ID:h8Rc+5Hs0
マケンカニ「カニカニカニカニカニカニカニカニカニカニ!!!」
ゼンリョクのマケンカニが放つ無数の拳がカザマを襲う!
しんのすけ「カザマくん!」
モクロー『ハッ!』
ドゴドゴドゴドゴドゴ!!!!
マケンカニ「カニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニ」
モクロー『ぐあっ! ああっ! があっ!』ガガガガガッ!!
マケンカニ「カニィッ!」
フィニッシュに、マケンカニ自身がオーラを纏ってカザマへ突っ込んでくる!
ドドドドドドド!!!
ドッゴォ!!
モクロー『うわぁぁっ!』
ドサッ ゴロゴロッ
しんのすけ「カザマくん、だいじょぶ?」
モクロー『うっ、ボクは大丈夫……』ムクッ

132 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 22:15:42.19 ID:h8Rc+5Hs0
モクロー『しんのすけ……アレをやるから、タイミングを教えてくれ。じゃないと、僕らはこのまま負けちゃうから……頼んだよ』
しんのすけ「ほ、ほい!」
リーリエ「カザマさん、とってもボロボロです……」
ククイ博士「マクノシタとの戦いでのダメージも引いているからね。ひこうタイプ故の身軽さで、攻撃をある程度回避して持ちこたえたってところかな」
みさえ(しんのすけ……)ギュッ
モクロー『うっ……』フラッ
ハラ「これでとどめですな! マケンカニ、おいうち!」
マケンカニ「カニッ」ジリジリ
ハウ「うわー! 負けちゃうよー!」

133 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 22:17:09.74 ID:h8Rc+5Hs0
スッ!
マケンカニが拳のようなハサミを振りかざしたときだった!
しんのすけ「……今だ!」
ムクッ!
モクロー『わっ!』
マケンカニ「カニッ?!」ビクッ
ハラ「!」
ククイ博士「おおっ、倒れたフリして驚かせたのか!」
しんのすけ「カザマくん! ゴーッ!」
モクロー『くらえっ! さっき喰らった分だっ』キランッ
ドスドスドスドスドスッ
マケンカニ「カ、カニッ!」
ハラ(この技の組み合わせはーー)
ハラ「マケンカニ! グロウパンチ!」
モクロー『おっと、危ない!』スカッ

134 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 22:18:39.53 ID:h8Rc+5Hs0
モクロー『しんのすけ! Zワザで決めるぞ!』
しんのすけ「ブ・ラジャーッ!」
バッ! バッ! バッ! プリッ! ジャーン!
ピカッ! ゴウッ!!
カザマは Zパワーを 身体に まとった!
カザマが 解き放つ
全力の Zワザ!
ウ ル ト ラ ダ ッ シ ュ ア タ ッ ク !
しんのすけ「カザマくん! ファイヤーッ!」
カザマ『おりゃああああ!』
Zパワーを纏いながら、カザマが全速力でマケンカニに向かって突っ込む!
ドドドドドド!!
ドカッ!
マケンカニ「カニィィィ!」
ヒュウウウ
ロトム図鑑「え? ブヒッ!」ドゴォ

135 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 22:20:01.92 ID:h8Rc+5Hs0
土俵の場外まで吹き飛ばされたマケンカニは、ロトム図鑑を巻き込みながらヤシの木に激突! そのまま目を回して動かなくなった。
マケンカニ「」ガクッ
ロトム図鑑「」ピクピク
相手の マケンカニ(ついでにぶりぶりざえもん)は 倒れた!
シーン
みさえ「……やったの?」
ククイ博士「はい、あれでは動けないでしょうね」
リーリエ「じゃあ、しんちゃんの勝ちなんですね!」
ハウ「勝った勝ったー!」
ワァァァァ!!!
モクロー『はは……しんのすけ! 僕たち、勝ったんだ!』
しんのすけ「へぇぇ……疲れた」グダッ
ハラ「……おおう、あっぱれ!」
傷ついたポケモンを労うようにボールに戻しながら、ハラはしんのすけに近付いた。
ハラ「けして番狂わせなどではない。なんと……よいトレーナー。そして、よいポケモンですな!」

136 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 22:20:46.44 ID:h8Rc+5Hs0
しんのすけ「いやぁどういたまして」
モクロー(だけど、不思議な気分だ。戦い終わった途端、身体の奥底から、Zパワーとは違う、なにか別の力が湧き上がってきた気がする。なんだろう、これは)
ーーカプゥーコッコ!!
ハラ「おお! カプ・コケコのさえずり!」
ハラ「ふむう! カプ・コケコは、強くなった君たちと戦うのが楽しみなのか……」
ハラ「よし! パートナーのポケモンに、トレーナーの力をわけあたえるZクリスタルを 受け取られよ」
しんのすけ「ほいっ!」
しんのすけは カクトウZを 手に入れた!
しんのすけ「正義は勝つ! ワッハッハッハッ!」
モクロー『これでメレメレ島の試練はクリアーだ!』
大 試 練 達 成 !

137 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 22:22:17.74 ID:h8Rc+5Hs0
ハラ「しんのすけよ、かくとうタイプのZパワーを使うには、腕をこうして……腰をこのようにしたポーズをとれ」
バッ! シュッ! ドスドスドスッ!
しんのすけ「ほいっ! こうですね!」
バッ! シュッ! ブリッブリッブリッ! 
みさえ「尻は出さなくていいの!」
ハラ「しんのすけ! これにてアローラ地方1つめの島! メレメレ島での試練をすべて達成、ですな!!」
しんのすけ「ほっほーい!」
みさえ「よかったわね、しんちゃん!」
しんのすけ「みさえのダイエットよりは上出来だもんねー」
げ    ん
こ    つ
しんのすけ「」

138 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 22:23:10.07 ID:h8Rc+5Hs0
みさえ「アンタはいちいち一言無駄が多いのよ!」
ハラ「……ゴホン!」
ハラ「ところで、しんのすけ。さっきの、おどろかすからのつつくの流れですが……」
しんのすけ「お?」
ハラ「相手をひるませて、追撃を加える技の組み合わせ。……本来は、バトル開始に行い、相手に攻撃させる間を与えず一気呵成を体現した戦法です。かつて、このハラの弟子が好んでいた戦い方ですな」
ハラ「その戦い方、どこで教わりましたかな?」
しんのすけ「スケスケおパンツ団の人たちがやってたのを真似したの」
リーリエ「スカル団です。ハウオリシティのポートエリアで、絡まれていたところを助けてもらったんです」
ハラ「スカル団……なるほど」
ククイ博士「さ、次はハウの番だ! しんのすけのようにゴキゲンな技の応酬、期待してるぜ!」
しんのすけ「おおっ、頑張ってハウくん!」
みさえ「私たちも応援するわよー!」
ハウ「ありがとー! じゃあ頑張ってくるー!」フリフリ
ロトム図鑑「誰か私を助けろ……!」ボロッ

139 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 22:24:21.74 ID:h8Rc+5Hs0
ハウの大試練戦終了後
ハウ「えー?! おれの活躍カットなのー?!」
しんのすけ「この作品のしゅやくはオラですから」エッヘン
ハウ「そんなー」ガックリ
ロトム図鑑「現実は厳しいのだよ、少年」
リーリエ「あの……なにを二人でお話しされているんですか?」
しんのすけ「オトコ同士のお話です」
ククイ博士「二人とも、まずは大試練突破おめでとう! ハウもハラさんからZリングが貰えたようだな!」
ハウ「えへへ、これでおれもしんのすけみたいにZワザが使えるんだよねー」
しんのすけ「これで、オラとハウくんは切っても切れないカンケーになったのね~」
みさえ「しんちゃんがハウ君と戦った時、カザマくんにロクに指示が出せなかったのが遠い昔の出来事に思えるわ~」
ハラ「二人とも、凄まじい成長性ですな」ポンポン
ハウ「えへへー」

140 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 22:25:33.02 ID:h8Rc+5Hs0
ククイ博士「さて、次の舞台はアーカラ島だ! 川からジャングル、火山とアローラの中でも様々な自然に富んだ場所なんだ!」
しんのすけ「おージャングル! マンキーさんとアクション仮面を思い出しますな。ね、ひま」
ひまわり「たいやー!」
リーリエ「あの……しんちゃんとハウさんにお願いしてもいいでしょうか?」
ハウ「なにー?」
しんのすけ「サインが欲しいなら、事務所を通したまえ」
リーリエ「ほしぐもちゃんを……もとの住処に戻してあげたいのです。……以前、お話したように、このコのおかげでわたしは危ないところを助けられました。ですから、お礼をしたいのです!」
リーリエ「でも、ポケモントレーナーではないわたしにはできないことばかり……。だからお二人に助けてもらえたら……! ワガママだというのは、よくわかっているのですが……」
ハウ「おれは別にいいよー」
しんのすけ「ま、リーリエちゃんはオラが面倒見なきゃダメダメみたいですからな」
みさえ「こーらっ、そういうこと言うんじゃないの!」
リーリエ「……ありがとうございます。うれしいです、とっても困ってましたから。では、私たち、次の島にもついていきますね!」
ほしぐもちゃん「ぴゅい!」モゾモゾ

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