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勇者「淫魔の国で風邪をひくとこうなる」

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Part13
475 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/02/19(日) 02:40:18.47 ID:ZFHfpqU9o
*****
隣女王の小さな唇は接吻の最中にも細かな震えが止まらない。
緊張か、歓喜か、その両方なのかーーーー蠢きはしても、ぎこちなさが勝る。
嫌がる素振りはなくとも、彼女は赤らめた顔をわずかに動かし、ぴったりと覆われた唇の端から、少しでも酸素を取り込もうと試みていた。
やがて、口づけの波は一時治まり、至近で隣女王に覆いかぶさり向き合う姿に戻る。
頭の上まで持ち上げられ、鎖でくくられた二の腕に汗が一筋流れる。
甘酸っぱさの混じる香りが露わに広げられた脇から立ち上り、鼻腔をくすぐる。
サキュバスBのものに似てはいても、花のニュアンスが強い。
もし人界の男がこれを嗅げば彼女を貪る、獣と化しーーーーーやがては、貪られる草と化す。
隣国のサキュバスの放つ媚香は、獲物を罠に嵌めるための誘惑。
一時たりとも、油断はできない。
罠に落ちれば、食い殺される。
隣女王「あの……陛下……触れて、くださらないのですか……?」
眉を寄せ、困り顔を作って彼女は懇願する。
罠と知っても、尚ーーーー応えねばならない。
彼女は今夜、決心とともにこうしているのだから。

476 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/02/19(日) 02:40:45.51 ID:ZFHfpqU9o
一糸まとわぬ隣女王の裸身は、さながら悩ましき名画の中の少女。
ムラない薄褐色の肌は計算されたように均一で、汗をまとえば艶めかしく輝きを放ちーーーー舌を乗せれば、極上の甘味を味わえそうだ。
滑らかな胸の中心にある乳首は鮮やかなピンク色をしており、今は口づけと、視線に晒されているせいで硬くしこり、
呼吸するたびにぴくぴくと胸の上下に合わせて揺れていた。
薄い皮膚からは肋骨の凹凸も数え上げられるほどに透けて、そこから続く腰は細くくびれており、
両腰を結ぶ線上には小さく美しいへそが細く切れ込んでいる。
小さな胸に手を伸ばすとーーーー
隣女王「んっ……!」
彼女は、急に身を悶えさせて声を上げた。
指先はまだ触れておらず……乳輪の外縁に近づいても、紙二重ほど離れているのに。
勇者「隣女王、まだ……何も触ってないぞ」
隣女王「す、すみませ……っ。その、陛下の体温が、近くに……感じて……!」
まだ、何も触れていない。
触れていないのに、彼女の鋭敏化した触覚が、体温を捉えただけで体を跳ねさせたという。
もし触れてしまえば……もはや何が起こるか、どちらにも分からない。

477 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/02/19(日) 02:41:11.90 ID:ZFHfpqU9o
隣女王「陛下? ……ふぇっ!」
生殺しに、隣女王の乳首へ息を吹きかける。
左胸には触れるか触れないかの位置で手を置きながら、上下する微かな丘へ唇を寄せる。
隣女王「はぅっ……ふ、ぁぁぁ……! そ、んな……苛めない、で……くださ……ひゃあっ……くっぅ……」
細く息を吹きかけ、指先の熱をかざしているだけで、彼女の身体は面白いように跳ねる。
快楽の砂鉄を寄せ集め、彼女の乳首の内側へ固めるような楽しさがそこにはあった。
その指は磁石、その吐息もまた磁石。
数分そうしているだけで、分かる。
今ーーーー彼女のなだらかな胸は、“性器”となったと。
隣女王「んんっ、ぅ……くは、う……っ! さ、触って……は、くださらないの……ですか……?」
勇者「……触ってほしいのか?」
隣女王「っ……陛下……いじわる……なの、ですか……?」
彼女の口から、そんな子供じみた言葉が出た事に苦笑し、そしてーーーー嬉しく、思う。
幼い見た目ながらに凛と振る舞う彼女でも、きちんと……“幼い”、と。

478 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/02/19(日) 02:41:48.00 ID:ZFHfpqU9o
更に、すぼめた唇を解いて、吹くようにーーーーではなく、吐きかけるように暖かな息を、桃色の頂を飲み込む雲のようにかける。
隣女王「ひゃ、ああっぁぁ……! ちく、び……ばか、り……ぃ……!」
ぞくぞくぞくっ、と隣女王の体が小刻みに震え、結ばれていた唇からとろけた息が漏れた。
目を落とせば、彼女の脚の間にある肉厚の割れ目からは清水が滲み、小さなクリトリスの下にぷくりと水玉が浮かび、流れる時を待っていた。
悪戯心は、ここまで。
今から、その水玉を破裂させる。
隣女王がのけぞり、顔を背けた一瞬のうちにーーーー右手は彼女の左乳首を抓み、唇は右の乳首を挟みこむ。
隣女王「ーーーーーーひっ! き、あっ、あぁぁぁぁぁっ!!」
自由に動く胴体を思いきりのけ反らせ、逃れようとするように彼女の背は暴れ、アーチを描く。
その抵抗に振りほどかれまいと、浮いた腰の下に左手を差し入れて、それを“無駄な抵抗”へと変える。
隣女王「あひっ、……っぎっ……! は、離し……離し、で……くだ……きゃあぁぁん!!」

479 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/02/19(日) 02:42:27.63 ID:ZFHfpqU9o
唇の中で隣女王の乳首を吸い込み、転がし、舌先でねぶる。
まるで彼女もまた“呪い”を受けたように、その乳首は硬く勃起していた。
刺激を加えるたびに、彼女の細い体の中で何かが弾み、反響を繰り返すのが分かる。
折れそうなほどのけぞる背骨の悲鳴に加え、引き延ばされる腹斜筋が体をひねって逃れようとしーーーー胸部の快感に負け、力を失って縮む。
隣女王「あっ、うぅ……! んぁ、……も……だめ……離し、て……ぇ……!」
右手の指で弄ぶ乳首もまた、硬い。
隣女王の体は強張り、弛み、また跳ねてーーーー彼女の目は焦点を失い、口元の締まりも失う。
隣国の淫魔の持つ、肉棘の生えた猫のような舌がぴんと天蓋を差して伸びる。
とうに局部の堤防は決壊し、とろとろと蜜がこぼれ、シーツに染みを作っていた。
存分に、彼女の小ぶりな胸を慰め終えるとーーーー右手を離し、唇を離し、そして腰を浮かさせていた左腕を離し、
再び彼女に仮初めの自由を返した。
隣女王「はぁっ……はぁっ……そん、な……胸、ばかり……いや、です……」
勇者「どうして」
隣女王「だ、だって……私、こんなに……小さくて……申し訳……なくて……」
この国に来て、幾度となく彼女は比べたのだろう。
堕女神と、サキュバスAと、サキュバスCと、そしてーーーー見た目の歳はそう変わらない、サキュバスBと。
隣女王「ふひゃっ!? へ、陛下……そこは……!」
それ以上、彼女に自分を卑下する言葉を吐かせないために、勇者は体の位置を下げる。
ぐっ、と隣女王の細い腿を持ち上げ、左右に開かせ……秘部へと顔を近寄せた。


480 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/02/19(日) 02:43:31.56 ID:ZFHfpqU9o
今日の投下はこれまで
ではまた明日
たぶん今週……今週で終わる、ような気がする
きっと
たぶん
おそらく

482 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/02/19(日) 10:49:18.96 ID:BzmgX+4X0
乙乙

483 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/02/19(日) 13:46:17.55 ID:10IbLSnA0
乙!

487 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/02/20(月) 04:02:16.92 ID:8d+ZANA7o
隣女王「はぁ、う……! くっ、んっ、んうううぅぅ! そこ、は……ぁ……!」
膝裏を手で押さえ、自由に動けない彼女を更に固めるようにしてから、舌を差し入れる。
高まった体温は彼女の剥き出しの粘膜に灼けるような熱を与え、そこから沁み出る愛液を、煮立てたスープへと変える。
隣女王「ひうっ!」
膣口を取り巻く、花弁のような薄い肉のフリルへ舌を這わせる。
それは未だ切られていない、隣国の少女王の“封”だ。
迂闊に指を差し入れれば、ほぐれていないそれは簡単に裂けて赤い雫を落としたはずだ。
隣女王は、寝室に入り腕を繋がれ、足首に魔法の枷をかけられ、それでも視線を勇者の股間へ注いでいた。
浴場で見たそれの大きさを思い出し、ゆとりを持たせたズボンの上からでもふくらみが見て取れ、その暴性を恐れているように。
これからーーーー彼女は、これを呑み込む。
しかも、未通の聖所へ。
充分にほぐしてやらなければならない。
何よりも、彼女は……“初めての夜”なのだから。
隣女王「あぅっ……ん、そんな、ところ……きた、な……っ!」

488 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/02/20(月) 04:02:42.69 ID:8d+ZANA7o
隣女王は打ち震える。
指でまさぐる事がせいぜいのそこへ、生暖かい息をかけられ、恥丘を目線の高さで覗き込まれ、膣口を舌で舐られる事に。
彼女にはまだ、そこは排泄に用いる部分というイメージの方が強すぎた。
サキュバスBに何度か教えられても、なお……そこで快楽を貪る事への忌避感が残る。
それもーーーー畏れ多くも、初恋の相手であり、初めて見る“男”であり、呼び方は同じでも遥かに上位にある“王”に。
自分がそうしたように、“舌”で奉仕される事に、彼女は抵抗ばかりが募る。
だが、勇者はそんな事にも構わず、少女王の薄肉のフリルを、壊してしまわないように粘膜同士の愛撫を続ける。
舌を乗せるだけでも薄さと儚さが伝わり、小さな体の上下に合わせてリズムを整えひたすら、舐る。
流れ、顎先にまで垂れる愛液の蜜はシーツへ伝い落ちる。
すぐ目の前で恥丘に生えた銀の薄毛が揺れて、鼻先で尿道口が収縮を繰り返し、禁を堪えていた。
その小さな排泄口から香るほのかな匂いは、むしろーーーー股間に優しくない。
楚々とした少女王のそこから香るからこそ、生臭さはむしろ官能的とすら言えた。
汗まみれの褐色の肌は上気し、血色を増す。
カエルのようにだらしなく開いた脚は幾度となく痙攣し、小さな桜貝のような爪を従える足指は開いて閉じてを繰り返した。
ムラ無い焼き菓子のような肌はーーーー禁断の果実の味付けを施されつつあった。
彼女に振りかけられる仕上げのソースの名は、“快楽”。

489 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/02/20(月) 04:03:49.99 ID:8d+ZANA7o
隣女王「はぁぁっ……! そ、そこ……くり、くりっ……されたら……で、出て……しまい、ますぅ……!」
勇者「……何を?」
隣女王「うっ、う……うぅ……そんな、訊か、ないで……ください……まし……」
答えない彼女へ罰を与えるように、“するな”と懇願された事を更に強める。
膣口の上側、収縮する尿道口との間を幾度も往復し、仕上げに膣口をすっぽりと唇で覆い、舌先で柔らかくなった肉のフリルを内側からこじるように蠢かせた。
隣女王「んにゃ、あ、ああぁぁっ!! 出、おしっこ……おしっこ、ですっ! 出ちゃう、出ちゃいます、からあ、あぁぁぁぁっ!
     やめて、やめてくださ……っ!」
余裕を失った彼女は、ついにそれを言葉にした。
本来はそのためだけにしか使っていなかったはずの、最も恥ずべき、王族として口に出してはいけない言葉を。
禁じられた鍵穴を解錠するように、尚も下は止まない。
かつて覚えた解錠技術を思い出すように。
尿道口の収縮の周期は速まり、そこから押し出された尿臭が近づいてくる。
解錠の最後の一息を放つように、こっそりと忍ばせた指で、舌を離すと同時に膣口をこりっ、と撫でると。
緩み切った彼女の最上部の穴から噴き出たそれが、シーツへ放物線を描いて落ちる。
隣女王「やぁっ……見ないで、こんなの……いや、あぁぁ……見ないでください……っ!」

490 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/02/20(月) 04:04:36.97 ID:8d+ZANA7o
顔を覆う事すらできないまま、隣女王はかぶりを振って、それを見まいとする。
脚の間に見える勇者の顔を振り払おうとして目をつぶる事はできても、
シーツに落ちる放水の音を聞くまいと耳を塞ぐ事はできない。
死んでしまいたいと思うような羞恥心に耐えながら、彼女は耐えられない放出を続ける。
もはやーーーー自分の意思では、止められない。
だらしなく広げられた股間からの放尿を終えると、隣女王は嗚咽とともに身体を震わせる。
浴場での密やかなそれとは違い、他に何も音のない寝室で、意識がはっきりした状態で間近にそれを見られたのだ。
自分を信じられない思いが彼女の内側に渦巻き、涙となって流れた。
隣女王「っ、ひっ……ご、ごめんなさい……ごめん、なさい……!」
言葉よりも先に、彼女の頭を撫でてやる。
何かを言おうとしても、それはむしろ逆効果だ。
少しの間撫でてやると、嗚咽はやがて止み、隣女王は落ち着きを取り戻す。
勇者「珍しい事じゃない。それより……続けても、いいかな」
隣女王「……は、い。次は……私の、番……なのです、ね」
そして勇者は、取り出す。
未だ呪いに包まれたまま、止む気配のない“それ”を。
隣女王「……そん、なに……お苦しそうに……。私が……陛下を、お救い致しますから。どうか……私を、刺して……下さい」
彼女の頭を抱え、撫で、その瞳を覗き込みながら。
太腿を触れ合わせながらーーーー膣口へ、亀頭を押し当てた。

491 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/02/20(月) 04:08:28.83 ID:8d+ZANA7o
ではここまでだ
書いてる間、犯罪感が酷すぎてさぁ……もうね……
それではまた明日

492 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/02/20(月) 04:15:00.20 ID:lmw3KHih0
乙!
ロリっ娘拘束からの失禁は股間に悪いですねぇ(ゲス顔)

493 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/02/20(月) 04:22:47.12 ID:Wc7cRYkA0
乙!

494 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/02/20(月) 04:54:11.39 ID:ghlLHJVro
裸で待ってたかいがあった、乙

495 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/02/20(月) 11:50:54.63 ID:+V0bDwCC0
隣女王のおしっこgkgk

500 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/02/21(火) 03:03:47.42 ID:RGQOHH8io
いくら馴染んではいても、弛まってはいても、彼女のそこはひどく小さい。
肉の薄襞が誘うようにぴったりと亀頭へ貼り付き、蠢いた。
隣女王「お願いいたします、陛下。私を……貫いて……」
腕を拘束されたまま、隣女王がこちらを見据えて呟く。
彼女は、かすかに怯えていながら、視線はまっすぐ勇者の目に向いていた。
敏感になった肉の花弁からは、亀頭の熱さも、分厚さも、太さも、感じ取れるはずだ。
それなのに、彼女はーーーー。
勇者「もしも、耐えられなかったら……すぐ、言ってくれ。約束だ」
隣女王「……はい、約束いたします」
隣女王は怯むものの、ほぼ即答でそう答えた。
彼女へ応えるためには……もはや、やめる訳にはいかない。
亀頭に貼り付いた薄襞、そのせいで狭まっている膣孔へゆっくりと進ませる。
ささやかな抵抗をするような処女膜は、すぐに内側へ向かってぴんと張って……。
隣女王「い゛っ……!」
息の詰まったような声とともに彼女は身を強張らせる。
快感に震えていた先ほどとは違いーーーー痛覚によるものを、必死に堪えて。
それは、動きの激しさ、鋭さを見ればすぐに分かる。

501 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/02/21(火) 03:04:25.74 ID:RGQOHH8io
勇者「大丈夫か……?」
隣女王「あ、あ……はい……お気に、なさらないで……少し、驚い、た……だけで」
勇者「少しだけ、少しだけ……耐えてくれ。もしも本当に嫌だったら、すぐに止めるから」
隣女王「嫌、なんかじゃ……! ありません……!」
破瓜の痛みに耐える少女王は強がっていた。
艶めかしくうねる肌に浮かんでいるのもまた、先ほどとは意味の違う脂汗だ。
もがく事も、シーツを握り締めて痛みを逃がす事もできないまま、彼女は秘部を切り裂かれる痛みに集中するしかなかった。
それが分かったから、勇者は手を伸ばして、ささやかな胸を撫でて、桜色の飾りを弾き、
ーーーー持ち上げた彼女の右足、その爪先を口へ運び、優しく舐めた。
隣女王「えっ……!? 陛下、そんな事……おやめ、ください……! どうか!」
足の指を、銜えさせ、舐めさせる。
それはおよそ相手に屈辱を強いる事であると、隣女王は理解していた。
なのに勇者は進んで行い、せめて彼女の苦痛を和らげさせようとした。

502 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/02/21(火) 03:05:10.50 ID:RGQOHH8io
口の中に広がるのは、塩気を含んだ汗の味と、浄めるのに使った薬草湯の香り。
混じり合ったそれらは馥郁たる美酒のように、口内を味覚として楽しませてくれた。
歯を立てるだけで切り取れてしまいそうな儚い足指は、一本一本がまるで耳たぶのように柔らかかった。
そこに乗った足指の爪もまた、貝殻のようにつるつるとしていて、
ゆるいカーブが黄金律を描いて爪の生え際から指先へ向かっているのが分かる。
ほんの少しの凹凸もないなめらかな爪は、芸術と言っていい。
水音をわざとらしく立てて、少女王のほっそりとした脚の終端を飾る、小さな足の指をしゃぶり上げる。
“そうさせている”という彼女の罪悪感と不安の入り混じる顔を楽しむ内に、屹立はさらに硬さを増した。
爪と肉の間に舌を滑り込ませ、根元を甘噛みし、親指の付け根ーーーー母指球を、乳首にそうするように口づけする。
隣女王「いやっ……! そんな事、なさらないで下さい……! お、お願いですから……ぁ……ひゃっ!?」
指の股の一つ一つに至るまで、舐め清めながら同時に腰を突き入れる事も忘れない。
亀頭の半ばまでが、だましだまし、彼女の膣孔へ埋まっていた。
花弁型の処女膜が張り詰め、いつ裂けてもおかしくない。
目論み通り、彼女は脚への愛撫によってそこから意識を遠ざける事ができていたようだった。
ーーーーほんの少しの間、だけは。


503 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/02/21(火) 03:05:37.30 ID:RGQOHH8io
隣女王「あっ、くっ……うぅ……! へ、陛……下……もう、全て……入りましたか……!?」
再び侵入の痛みに気付いて、彼女は声を上げた。
だが、まだーーーーまだだ。
隣女王「いっ……ぎっ……! そ、そんな……まだ、なんてぇ……!」
まだ、彼女からーーーー止めるよう懇願されてはいない。
その間にも腰は突き入れられ、屹立は少しずつ埋まり、亀頭の径が太くなるに従い、膣口から感じる圧迫も強くなる。
膜が裂けるか、こちらが締められるか。
隣女王「ぐっ、あ、あぁぁぁっ……! や、やめないで……ください、ね……?」
苦痛を噛み殺しながら、隣女王は言った。
これ以上、じわじわと苦しめるよりは。
決心して勇者は屹立を埋めるペースを速めて、ひと思いに彼女を貫く事にした。
隣女王「っ、あ、うぅぅあぁぁぁぁぁっ!! い゛っ……ううぅぅぅっ……!」
ーーーーーーぎりっ、ぎりぎり、ぷち、ぷちっ……ぶつんっ。
そんな、音と手応えが互いの体へ伝導し、響き合った。

504 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/02/21(火) 03:06:12.59 ID:RGQOHH8io
張り詰めた膜の一角が圧に耐えかね、裂けた。
後は、あっという間だった。
その裂け目が広がるように小さく塞いでいた膣口の“封”は切られ、ぷつぷつと血の玉を生じて迎え入れたモノの周りを染めた。
亀頭を呑み込み、さらに勢い余って指三本分のモノを……少女王の膣孔は受け入れた。
ずくずくと締め付けてくるのは、痛覚の為す収縮によるものだ。
指先でさえ入るか怪しかったものが、今この時ーーーー彼女の手首に近いサイズのモノを受け入れてしまったのだから、
その激痛は計り知れない。
隣女王「う、ぅぅっ……はぁっ……は、ぐっ………!」
動かずにいても、糸を巻くような痛々しい締め付けが、モノを苛む。
彼女は拙い知識と本能を総動員して少しでも痛みを逃し、散らそうと試みていた。
勇者「っ……くっ。大丈夫、か……? 少し、休……」
隣女王「い、え。……動いて、ください」
勇者「だけど……」
隣女王「私、なら……す、すご……く、気持ち、いいです……よ……?」

505 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/02/21(火) 03:06:39.76 ID:RGQOHH8io
隣女王の言葉は、ウソだ。
顔に浮かぶ脂汗も、未だ続く鋭い締め付けも、ムダな力が入って反る背筋も、身じろぎするたびに漏れる押し殺した悲鳴も、それを示す。
だがそれでも少女王は気丈を演じてそう言った。
誰の目から見ても明らかだからこそーーーー暴いてはいけないものもある。
勇者「……動くよ」
隣女王「はいっ……んあぁぁっ!」
指二本の幅を抜き、再挿入する。
ほんのそれだけなのに隣女王の声は痛みを逃すように張り上げられた。
“練習”の段階を踏むように、少しずつ、少しずつーーーー破れたばかりの純潔を拭うように。
隣女王「はぅっ、ぎっ、うあぁっ……! い、だっ………!」
指二つ分の抽挿が、彼女には未だ苦痛のようだ。
かつての“七日間”では、彼女が慣れるまでそう時間はかからなかった。
ーーーーーーその向こうに潜む、“捕食者”が目を覚ますまでにも。
今、この瞬間こそ……竜の尾をくすぐるような、危険な競争だ。
追い詰められているのはどちらなのか、分からない。

506 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/02/21(火) 03:07:06.48 ID:RGQOHH8io
十ストロークほどの後、隣女王の声に変化が生じた。
隣女王「あは、ぁんっ……!」
結合部に、汗と聖血以外の液体が混じっていた。
ぬめりを増すそれは、モノにまとわりついて……抜くたびにべっとりと糸を引き、泡立つ。
それを受けて挿入の深度は少しずつ深くなる。
大きく抜いて、深く差し込む。
数ミリずつの進撃が、隣女王の秘部を裂き、内側の粒の一つ一つを滑らかにさせる。
隣女王「あ、あんっ……きもち、いぃ……気持ちいぃ、ですぅ……」
彼女は、自分で腰をかすかにくねらせる事すら覚えていた。
獣がすぐに立ち方、歩き方を覚えるように。
思えば、彼女は性的な事への物覚えがあまりに早い。
前回の来訪でも、今回の来訪でも、彼女はまるでーーーー“思い出す”ように全てを吸収した。
もう、モノにまとわりつくのはぎこちない痛覚による遮断ではない。
膣口の筋肉はゆるみ、海棲の軟体動物のように貪欲に勇者のモノを呑み込み、吐き出し、再び呑み込む。
その中の肉の粒がぐじゅぐじゅとうねって、迎え入れた剛直を溶くように揉み込み、消化されゆくような熱い柔らかさを以て刺激する。
ぴんぴんに尖ったクリトリスは包皮の先端を割って真珠のように覗かせ、その生白さはーーーー彼女を包む褐色と相まって、至宝のごとく輝く。

507 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/02/21(火) 03:07:49.51 ID:RGQOHH8io
隣女王「あんっ……あ、ふぅぅっ……おま〇、こぉ……気持ちいい、ですっ……気持ちい、気持ちいい、気持ちいィ……っ!」
少女王の表情は、振り乱された髪で顔の半分を覆い隠してなお見える、薄笑いを湛えていた。
快感によるものだけではない。
目を覚ましつつある何かが、彼女の小さな体へ表出し始めた。
もはや、抽挿はおっかなびっくり行ってはいない。
彼女の小さな体を壊しかねないほど危険なペースで行っていた。
亀頭が抜けかけるほど引き抜き、小さな体の奥にある子宮を潰すように叩きつける。
眠りから覚める前の魔物へ全力の攻撃を注ぐようにーーーー。
隣女王「あはぁんっ……あ、うぅ……そ、こぉ……入り口ぃ……! あ、何、かっ……何か、変、ですぅっ……怖、い……お腹の、奥、がぁ……!」
彼女の中で、快楽の爆発の予兆が起こる。
恐らく、あと数合で達する。
それを察した勇者は、更に腰の動きを早めーーーー。
隣女王「あっひいぃぃぃあぁぁぁっ! お股、がぁ……だめ、ですっ何……か、これ……ふあああぁっ! あ、あぁぁぁぁっ!」
やがて隣女王は、暴力的に突かれながら達した。
針のように尖った乳首が震えるほど背筋を反らして、悪魔に憑かれたような痙攣の後に脱力しーーーー同時にこちらも放つ。
勇者「っ…く、あっ……! 何っだ……と……!?」
視界が一瞬暗転し、暗闇の果てに吸い込まれるような長い射精が起きた。
彼女の膝を広げて押さえ込む左手の紋章。
それがーーーー“十回分”ほど消えるのを、勇者は確かに見た。

508 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/02/21(火) 03:08:18.48 ID:RGQOHH8io
今日はここまでだ
それではまた明日

509 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/02/21(火) 03:10:26.78 ID:9Rk+dT8m0

いきなり10回分だと…?

510 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/02/21(火) 03:22:36.31 ID:ERKDlDQO0

隣女王がついに…

512 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/02/21(火) 04:16:11.46 ID:ryWnn6wW0
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