勇者「淫魔の国で風邪をひくとこうなる」
Part10
365 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/02/11(土) 03:47:58.02 ID:EqLBfSBFo
****
サキュバスB「お待たせしました、陛下」
勇者「ん、あぁ……いいのか?」
そこから待ちぼうけを食わされて、十数分も湯船に浸かったり、上がって体を冷ましたりを繰り返していた。
その間、サキュバスBは小さめの寝台ほどの、奇妙な素材でできた“何か”に息を吹き込み続けた。
人間界のどこかで見た“気球”に似ていたが、形状は大きく違う。
段上に波打つ、空気で膨らませられたつるつるとした延べ板、といったところだ。
ベッドに見えなくもないものの、その用途が眠るためでないのは明白だった。
サキュバスB「ふぅ……、ふぅ……。つ、疲れたぁ……」
隣女王「あの、私も手伝いましょうかと申しましたのに……」
サキュバスB「い、いいんですよ! 女王さまなんですから!」
サキュバスBがそうしている間、勇者も隣女王も“替わろうか”と何度も訊ねた。
彼女が顔を真っ赤にしてそれを膨らませている間、ずっと彼女は固辞し続けて、湯に浸かって休んでいるようにとの一点張りだった。
結果ーーーー彼女はもう疲労困憊したように、空気の吹き込み口に栓をして息を整えていた。
366 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/02/11(土) 03:48:41.99 ID:EqLBfSBFo
サキュバスB「お、待たせ……けほっ……しま、した……陛下、さ……ここに、横に、なっ……て……はぁ、はぁ……」
勇者「大丈夫か? 少し休まないか? 水でも……」
サキュバスB「げほっ……大丈夫、ほんと……大丈夫ですから……」
勇者「こんなもんに吹き込んでパンパンに膨らませるって……相当だぞ。しかもこんな暑い浴場で……死ぬぞ、最悪」
見れば、それは勇者がその上に横になってもなお余りある大きさだ。
大人が横になれる大きさの、空気のベッドを一人で膨らませるのは、容易くない。
勇者「……それに、膨らませてから持ってくるか、ここに置いておけばよかったんじゃないのか?」
サキュバスB「…………あっ」
勇者「まぁ、いい。で……これは一体、何なんだ? っと……!」
サキュバスB「あ、気を付けてくださいね? 滑りますから!」
367 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/02/11(土) 03:49:26.43 ID:EqLBfSBFo
サキュバスBに仰向けになるように誘導されて、空気のベッドの上に寝そべる。
これもまたサキュバスBの着ていた肌着にも似て、捉えどころのない不思議な触感がある。
その中に満たされたサキュバスBの吐息が勇者の身体を受け止め、浮かせ、奇妙な浮遊感が、火照った体へ眠気すら呼び起こすようだった。
サキュバスB「本当ならうつ伏せなんですけど……あそこ、潰れて……痛いですよね?」
勇者「だから、これ……何だ? いったいどこから……」
サキュバスB「え、城下町で買ってきたんですけど」
勇者「あの店か……」
サキュバスB「ええ。……昔は人間界に色々卸していたみたいですけど、“時代を先取りしすぎて全然売れなかった”って言ってて。
大安売りでしたよ、これ」
勇者「……ああ、そう」
そんな言葉を交わしている間ーーーー湯船の縁に腰かけた隣女王は、ずっと赤面して黙り込んでいた。
しかし好奇心は惹かれるのか、その目はちらちらと、勇者の身体、その中心にあるものに注がれていた。
368 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/02/11(土) 03:49:55.77 ID:EqLBfSBFo
隣女王「あ、あの……陛下? どうして、もう……?」
勇者「ああ、これは……気にしないでくれ。しばらく勃ちっぱなしなんだ。もうしばらくは」
隣女王「え? 大丈夫なのですか? お体に何か障りがあるとか……?」
彼女は何か勘が働くのか、そう訊ねてきた。
言ってしまえば、確かに奇妙な病気。
だがーーーーそう伝えてしまうと、本気で心配されてしまうだろう。
サキュバスB「えへへっ……違いますもんね? ただ元気なだけで……ね?」
話に割り込むように、サキュバスBは上からのしかかってーーーーぬるり、とした液体をまとった手で無遠慮に屹立を撫でた。
勇者「わっ!?」
それだけではない。
彼女は体にぬめりのある暖かな液体をすり込んでから、右半身を覆うように妖艶に身を寄せてきた。
右脚はサキュバスBの暖かく弾力ある太腿、ふくらはぎを押し付けるように絡め取られた。
上腕にもまた彼女の稚気に似つかわしくない乳房を押し当てられ、谷間に腕が沈みかけた。
奇妙な肌着の繊維が、その液体を吸って、柔毛に取り込まれるような危うい快感を届けてくる。
369 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/02/11(土) 03:50:26.69 ID:EqLBfSBFo
サキュバスB「これも一緒に買ってきたんですよ、ローション。大丈夫、媚薬成分は……あんまり入ってませんから」
勇者「あんまり、って何だ!?」
サキュバスB「比較的ですよ、比較的。……サキュバスの常識の範囲で」
勇者「いや、かなり入ってるよな? それ。かなり……っ! あ、ぐっ!」
サキュバスB「もぉ。四の五のいうコには、お仕置きですよ?」
小さな手が、とろりとローションを滴らせながら胸板を撫で、乳首を擦る。
もしかすれば湯に何かを混ぜ込まれていたのかーーーー身体の感覚が、鋭くなっていた。
サキュバスB「あはっ、硬ぁい。いや、おちんちんじゃないですよ? 胸板の話ですよー?」
そのまま、指先でなぞられーー背筋が跳ねる。
上目遣いに覗き込んで来る瞳は、金色に輝き……彼女が使えないはずの“魔眼”の力が本当は宿っているのではないかと思えた。
その眼力は……紛れもなく、淫魔のものだった。
370 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/02/11(土) 03:51:27.29 ID:EqLBfSBFo
身体をすりつける猫のような動きで、サキュバスBはさらにローションをなすりつけるように身を寄せてくる。
全身がすでにぬらぬらと光沢を放つのが分かる。
肌の上で揮発した媚薬成分が、鼻から、口から、目の粘膜から浸透しーーーー徐々に意識を刈り取られていく。
こぼれたローションは空気のベッドの溝を流れ、背面にまで浸透してきた。
サキュバスB「あはは、陛下ったら……もう、おつゆが出て来ちゃってますよー? どうします?
一回、ぴゅっ、ってしちゃいますか? このまんまだと苦しいですよね?」
一方、彼女も同量の揮発した媚薬を吸っているはずなのに変わらない。
金色の瞳は爛々と輝き、肌着越しに乳房をなすりつけ、柔らかい太腿の肉で右脚を挟んで扱き、
その右手は先ほどからずっと、やわやわと屹立を上下に扱いていた。
サキュバスB「えへへ、気持ちいいですか? ぬるぬるの手でおちんちん触られるの、気持ちいいでしょ? ね?」
声すら、上げられない。
彼女の肌着は濡れて透け、乳首まで浮きあがっているのに……まるで、気にする様子はない。
隣女王は食い入るように見つめていてーーーーもう、顔すら覆わない。
全てを吸収するように、褐色の肌を紅潮させ、目の前で繰り広げられているそれに乳首を尖らせ、白い肌着に浮き立たせていた。
ちりちりとした意識が、やがて一度飛んだ。
取り戻して気付けばサキュバスBは、右手に掬い取った“白”を啜り込み、指の間についたそれを舐め取っていた。
サキュバスB「あはっ……。陛下ったら、いっぱい出ましたね? でも、まだまだこれからですよ? ね、隣女王陛下?」
371 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/02/11(土) 03:51:54.69 ID:EqLBfSBFo
投下終了 また明日だ
それでは
372 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/02/11(土) 04:09:40.45 ID:5UNUgG5bo
グオオオ相変わらずいやらしい
383 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/02/12(日) 03:37:19.46 ID:0hO6RKlxo
思考に靄がかかる。
薄紅色の湯の色が煙になったように、視界の端が煙る。
サキュバスB「次は二人でしちゃいますか? 大丈夫ですよー、わたしと同じようにすればいいんですから」
隣女王「で、でも……」
サキュバスB「大丈夫大丈夫、陛下ったら喜んでますから。ね? 昨日も……わたしにお顔乗られて、コーフンしてましたもんねー?」
隣女王「え、そ……そんな事を!?」
勇者「言って、おくが……! あれは、お前が勝手に……」
サキュバスB「抵抗しなかったじゃないですかー。聞こえませーん」
勇者「……お前……何だか、意地が悪くなってないか」
サキュバスB「えへへ、そんな事ないですって。陛下が喜ぶから悪いんですよ?」
くすくすと笑う顔は、見た目の年相応のいたずらなものだった。
彼女はあの日の一件を、手柄話をするように、おもに隣女王の前で年上ぶりたいからそうしているようだった。
384 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/02/12(日) 03:37:49.79 ID:0hO6RKlxo
隣女王「……それでは、私も失礼いたします、陛下。もし何かあれば……すぐに教えてくださいね?」
勇者「あ、あぁ……」
サキュバスBが差し出した桶から、潤滑性の液体を掬い取り、まじまじと彼女は見つめる。
指の間から緩慢に流れ落ちる様はそれ自体が淫靡な生き物のようにうごめき、脚を閉じて床に座る隣女王の秘所へ垂れた。
褐色の少女王はささやかに喘いで、その感触に身震いする。
隣女王「んっ……何、か……変な、感じですね……」
困惑するように、ぎこちない動作で彼女はそれらを体に塗り広げる。
褐色の肌を締め付ける、伸縮する薄手の肌着の白はやがて透けていきーーーーその下の肌色と混ざる。
ミルクを注いだ珈琲に似た、喉の鳴るような……極上の彩りへ。
隣女王「え、っと……これぐらいでしょうか……?」
サキュバスB「はい。さ、隣女王陛下はそっちがわです。滑るから気をつけてくださいね」
隣女王「は、はい……わ、きゃっ!?」
勇者「!」
385 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/02/12(日) 03:39:25.80 ID:0hO6RKlxo
彼女がおずおずとサキュバスBと、勇者の身体を挟んで反対側へと身を寄せようとした時ーーーー床に垂れただろう潤滑液についた手をとられ、
バランスを崩して倒れてしまいかけた。
勇者はそれを見て左腕を伸ばし、すんでの処で隣女王の身体を抱き寄せるとーーーー勢い余り、彼女の唇が一瞬鎖骨下に触れた。
サキュバスB「だ……大丈夫ですか!?」
勇者「ケガは、ないか?」
隣女王「はい……ありがとうございます、陛下……えっと……その……」
勇者「?」
隣女王「い、いえ何でもありません! 何でも……」
しきりに唇を気にし、銀の睫毛に縁どられた目はその度に唇の触れた鎖骨へ振れる。
自分の今した事に比べ、これからする事は更に淫らでどうしようもない堕落への導きだというのに、少女王の声はうわずっていた。
隣女王「……では、今度こそ……始めますね」
気を取り直して、とーーーー隣女王は、見よう見まねで、ぬめる自らの肉体を使って、拙い奉仕を始めた。
386 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/02/12(日) 03:40:18.45 ID:0hO6RKlxo
隣女王の肉体は、サキュバスBの小柄ながらもメリハリのある肢体に比べ平坦だ。
しかしふくらはぎと太腿はほっそりとしていながら、張りがある。
彼女はその褐色の脚線を勇者の脚にすがりつくように絡ませ、未熟な胸を押し当てるように抱きついて来た。
隣女王「陛下、あの……不安定で、怖い、ので……どうか、抱き寄せていてはくれませんか?」
勇者「……ああ、分かったよ」
彼女に求められるまま、細い肩と頼りない首を護るように左腕を伸ばして抱き寄せた。
必然、彼女の頭を肩口と胸板で受け止める事になり、心地よい重量を感じる。
サキュバスB「あ、隣女王陛下だけずるいです。陛下、わたしも!」
勇者「お前……」
同じ程度の背丈のサキュバスBを同じように引き寄せ、“両手に花”のまま呆れて虚空を仰ぐ。
これは一体何のための行いだったのか、と。
隣女王「えっ、と……こう、ですか?」
387 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/02/12(日) 03:40:47.50 ID:0hO6RKlxo
隣女王の身体が蠢き、肌を艶めかしく輝かせながら勇者の肌と擦れ合わせる。
彼女の身体は気恥ずかしさのせいか暖かさを通りこして、熱さすら感じた。
それなのにも関わらず隣女王は一所懸命に蠢き、先ほどのサキュバスBの動きをなぞるようにしながら、いじらしく身体を這わせていた。
勇者「……別に、サキュバスBの真似をする必要はないんじゃないか」
隣女王「?」
勇者「その……動きたいように、動いてみるといい。できれば、君も気持ちよくなれるようにさ」
サキュバスB「そうですよー。だって、エッチって……お互い気持ちよくなれなきゃいけないんですから」
隣女王「はい……やってみます」
そう言うと、隣女王は絡めた脚に力を入れ、股間を擦りつけるような動きに変わる。
慰みを覚えたての少女が、何かの角に“そこ”を押し付けるように。
ぶじゅ、ぶじゅ、と股布からしみ出す潤滑液と自分の蜜とを混ぜ合わせ、マーキングのように隣女王は小さな体を上下させる。
段々とその吐息は甘やかに変わり、熱を持った吐息が胸板へかけられ、露となって濡らした。
388 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/02/12(日) 03:41:25.70 ID:0hO6RKlxo
隣女王「んっ、あ……これ、気持ち……いい、です……!」
しがみつくように、隣女王の尺取りのような愛撫は段々と速まる。
塗りこめたローションが馴染み、互いの肌との摩擦を打ち消し、ひとつの生き物へ溶け合うかのようにだ。
隣女王のいじましさと、潤んでいく瞳、そしてぬめり輝く肌の色は、
サキュバスの蒼肌とも、堕女神の白雪の肌とも違った凄艶な色気を放っていた。
視線を動かし、寝そべったままの限られた視界でそれを見ると……背筋にぞくぞくとした物が走るのが分かる。
性的な快感からではない。
自分は今、とてつもない淫香の渦中にあり、得難いものを受け止め、禁断の舞踊を目にしていると感じて。
隣女王「ん、あっあぁ……あそこが……擦れてしま、って……あうっ……!」
サキュバスB「んふふふっ……それじゃ、隣女王陛下。いっしょに……陛下の、触りましょっか」
隣女王「あっ……は、はい……分かりました……」
二人の手が競い合うように、間にある“柄手”に這わされた。
先に到達したのは、隣女王の小さな左手。
続いてサキュバスBの右手が伸びて、互いの指を絡めて握り合うように、ぴったりと屹立を包み込んだ。
389 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/02/12(日) 03:42:08.21 ID:0hO6RKlxo
サキュバスB「それじゃ、いきますよー。おいっちに、さんし。おいっちに、さんしー……」
勇者「んくっ……!」
二人の握手の間で扱き上げられる圧力は、絶妙なものだ。
苦しくなく、緩くなく。
サキュバスBの精妙な力加減がそのまま隣女王と繋がるように、シンクロして責め立ててくる。
サキュバスBが握りを弱めれば隣女王が応じて、締めれば同じ力の具合で隣女王が応じる。
右の胸板にはサキュバスBの乳房。
左には、隣女王の控えめながらも柔らかく、ぽっちりと浮いた乳首がこりこりと当たる。
サキュバスB「えへへっ……もう、陛下、気が利かないですねぇ。おっぱい触ってくれないんですかー? ほら、ここの……隙間からどうぞ?」
サキュバスBが身振りで胸元を示し、下から覗き込んでくる。
持ち上げられた谷間と、肌着の脇を見てーーーー全てを察し、右手を彼女の右脇から差し入れ、
ぬめぬめとした肌着と包まれた肌の間を這い進んで乳房をなぞり、頂点を目指す。
サキュバスB「きゃはっ……もう、いきなり乳首探さないでください! めっ、ですよ?」
勇者「仕方、ない……だろ……もう、まずいんだ……!」
サキュバスB「ほら、隣女王陛下も」
勇者「なんで、お前が仕切る……」
390 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/02/12(日) 03:42:38.51 ID:0hO6RKlxo
左手を下げていき、隣女王の肌にぴったり貼り付いた肌着を剥がすように、左脇の下から手を入れる。
すっかりその下にもローションが浸透し、また勇者の左手にもまとわりついていたため、抵抗なく滑り込めた。
隣女王「っ!!」
びくんっ、と彼女の背が跳ねた。
予想外の刺激が強すぎたのか、それとも……胸の薄さのせいか、すぐに乳首に行き当たってしまった、せいか。
隣女王「んはっ……はぅ、ぅぅ……陛下の、御手が……胸、撫で、て……」
強く揉めば痛みを与えてしまいそうなほど、皮膚も脂肪も薄いなだらかな胸。
つとめて優しく撫でさするも、その小ささのせいで、幾度も乳首と乳輪をかすめる事になる。
右手と左手でまったく違った感触があり、違った動きを求められーーーー忙しなく動く事になった。
サキュバスB「あはっ……陛下ってば、たいへんですねー。ほら、もっと……あんっ、乳首ばっかり触っちゃ“めー”ですってば」
隣女王「あ、はぁぁっ……もっと、もっと……擦って、ください……まし……」
両者の胸を揉み比べるたびに、モノへの上下動に乱れが生じる。
しかし、それすらも不規則な刺激となりーー段々と、高まりが股間をせり上がる。
391 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/02/12(日) 03:43:08.99 ID:0hO6RKlxo
サキュバスB「くぅんっ、あ、あふっ……わ、わたし……気持ちよくなって……きて……」
サキュバスBも、いつの間にか股間をすりすりと寄せてくる。
隣女王に倣ったように、段々とその動きは速まる。
隣女王「ご、ごめんなさい……私も、もう……何、か……き、て……」
隣女王も、いくつもの刺激と、揮発する媚薬成分に中てられたかーーーー顔を上気させ、息が段々と荒くなる。
二人の間にある屹立も、先走りが既に吐き出されている。
まとわりつくローションの中に溶けて混ざり、ぐちゅぐちゅと音を立てているから誰も気付けない。
恐らくは、当の勇者でさえも。
やがてーーーー三人は溶け合うように、同時に達した。
隣女王「ひっ……う、あぁぁぁぁっ!」
サキュバスB「わ、わたしも……っーーーーーー!」
両側の二人はびくびくと身体を跳ねさせ、勇者の左脚には生暖かい液体が伝うのを感じた。
隣女王の肉体は刺激に耐えかね……緩めてしまったのだと悟る。
二つの小さな手の間で、閉じ込められるように白濁が脈打ちながら吐き出されるのを感じながら、
勇者はさながら大型生物に消化されてしまうように身を任せ、脱力した。
392 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/02/12(日) 03:46:03.67 ID:0hO6RKlxo
今日の投下はこれで終了です
彼は真顔でこれを書き終えた
サキュバスBは……それなりに大きいといえば大きいけどちっぱいも似合うのかもしれない
それではまた明日
393 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/02/12(日) 04:00:01.49 ID:1TmQy9O70
乙!
勇者、場所を交代してくれ…
隣女王って乳出るのかな?
****
サキュバスB「お待たせしました、陛下」
勇者「ん、あぁ……いいのか?」
そこから待ちぼうけを食わされて、十数分も湯船に浸かったり、上がって体を冷ましたりを繰り返していた。
その間、サキュバスBは小さめの寝台ほどの、奇妙な素材でできた“何か”に息を吹き込み続けた。
人間界のどこかで見た“気球”に似ていたが、形状は大きく違う。
段上に波打つ、空気で膨らませられたつるつるとした延べ板、といったところだ。
ベッドに見えなくもないものの、その用途が眠るためでないのは明白だった。
サキュバスB「ふぅ……、ふぅ……。つ、疲れたぁ……」
隣女王「あの、私も手伝いましょうかと申しましたのに……」
サキュバスB「い、いいんですよ! 女王さまなんですから!」
サキュバスBがそうしている間、勇者も隣女王も“替わろうか”と何度も訊ねた。
彼女が顔を真っ赤にしてそれを膨らませている間、ずっと彼女は固辞し続けて、湯に浸かって休んでいるようにとの一点張りだった。
結果ーーーー彼女はもう疲労困憊したように、空気の吹き込み口に栓をして息を整えていた。
366 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/02/11(土) 03:48:41.99 ID:EqLBfSBFo
サキュバスB「お、待たせ……けほっ……しま、した……陛下、さ……ここに、横に、なっ……て……はぁ、はぁ……」
勇者「大丈夫か? 少し休まないか? 水でも……」
サキュバスB「げほっ……大丈夫、ほんと……大丈夫ですから……」
勇者「こんなもんに吹き込んでパンパンに膨らませるって……相当だぞ。しかもこんな暑い浴場で……死ぬぞ、最悪」
見れば、それは勇者がその上に横になってもなお余りある大きさだ。
大人が横になれる大きさの、空気のベッドを一人で膨らませるのは、容易くない。
勇者「……それに、膨らませてから持ってくるか、ここに置いておけばよかったんじゃないのか?」
サキュバスB「…………あっ」
勇者「まぁ、いい。で……これは一体、何なんだ? っと……!」
サキュバスB「あ、気を付けてくださいね? 滑りますから!」
367 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/02/11(土) 03:49:26.43 ID:EqLBfSBFo
サキュバスBに仰向けになるように誘導されて、空気のベッドの上に寝そべる。
これもまたサキュバスBの着ていた肌着にも似て、捉えどころのない不思議な触感がある。
その中に満たされたサキュバスBの吐息が勇者の身体を受け止め、浮かせ、奇妙な浮遊感が、火照った体へ眠気すら呼び起こすようだった。
サキュバスB「本当ならうつ伏せなんですけど……あそこ、潰れて……痛いですよね?」
勇者「だから、これ……何だ? いったいどこから……」
サキュバスB「え、城下町で買ってきたんですけど」
勇者「あの店か……」
サキュバスB「ええ。……昔は人間界に色々卸していたみたいですけど、“時代を先取りしすぎて全然売れなかった”って言ってて。
大安売りでしたよ、これ」
勇者「……ああ、そう」
そんな言葉を交わしている間ーーーー湯船の縁に腰かけた隣女王は、ずっと赤面して黙り込んでいた。
しかし好奇心は惹かれるのか、その目はちらちらと、勇者の身体、その中心にあるものに注がれていた。
368 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/02/11(土) 03:49:55.77 ID:EqLBfSBFo
隣女王「あ、あの……陛下? どうして、もう……?」
勇者「ああ、これは……気にしないでくれ。しばらく勃ちっぱなしなんだ。もうしばらくは」
隣女王「え? 大丈夫なのですか? お体に何か障りがあるとか……?」
彼女は何か勘が働くのか、そう訊ねてきた。
言ってしまえば、確かに奇妙な病気。
だがーーーーそう伝えてしまうと、本気で心配されてしまうだろう。
サキュバスB「えへへっ……違いますもんね? ただ元気なだけで……ね?」
話に割り込むように、サキュバスBは上からのしかかってーーーーぬるり、とした液体をまとった手で無遠慮に屹立を撫でた。
勇者「わっ!?」
それだけではない。
彼女は体にぬめりのある暖かな液体をすり込んでから、右半身を覆うように妖艶に身を寄せてきた。
右脚はサキュバスBの暖かく弾力ある太腿、ふくらはぎを押し付けるように絡め取られた。
上腕にもまた彼女の稚気に似つかわしくない乳房を押し当てられ、谷間に腕が沈みかけた。
奇妙な肌着の繊維が、その液体を吸って、柔毛に取り込まれるような危うい快感を届けてくる。
369 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/02/11(土) 03:50:26.69 ID:EqLBfSBFo
サキュバスB「これも一緒に買ってきたんですよ、ローション。大丈夫、媚薬成分は……あんまり入ってませんから」
勇者「あんまり、って何だ!?」
サキュバスB「比較的ですよ、比較的。……サキュバスの常識の範囲で」
勇者「いや、かなり入ってるよな? それ。かなり……っ! あ、ぐっ!」
サキュバスB「もぉ。四の五のいうコには、お仕置きですよ?」
小さな手が、とろりとローションを滴らせながら胸板を撫で、乳首を擦る。
もしかすれば湯に何かを混ぜ込まれていたのかーーーー身体の感覚が、鋭くなっていた。
サキュバスB「あはっ、硬ぁい。いや、おちんちんじゃないですよ? 胸板の話ですよー?」
そのまま、指先でなぞられーー背筋が跳ねる。
上目遣いに覗き込んで来る瞳は、金色に輝き……彼女が使えないはずの“魔眼”の力が本当は宿っているのではないかと思えた。
その眼力は……紛れもなく、淫魔のものだった。
身体をすりつける猫のような動きで、サキュバスBはさらにローションをなすりつけるように身を寄せてくる。
全身がすでにぬらぬらと光沢を放つのが分かる。
肌の上で揮発した媚薬成分が、鼻から、口から、目の粘膜から浸透しーーーー徐々に意識を刈り取られていく。
こぼれたローションは空気のベッドの溝を流れ、背面にまで浸透してきた。
サキュバスB「あはは、陛下ったら……もう、おつゆが出て来ちゃってますよー? どうします?
一回、ぴゅっ、ってしちゃいますか? このまんまだと苦しいですよね?」
一方、彼女も同量の揮発した媚薬を吸っているはずなのに変わらない。
金色の瞳は爛々と輝き、肌着越しに乳房をなすりつけ、柔らかい太腿の肉で右脚を挟んで扱き、
その右手は先ほどからずっと、やわやわと屹立を上下に扱いていた。
サキュバスB「えへへ、気持ちいいですか? ぬるぬるの手でおちんちん触られるの、気持ちいいでしょ? ね?」
声すら、上げられない。
彼女の肌着は濡れて透け、乳首まで浮きあがっているのに……まるで、気にする様子はない。
隣女王は食い入るように見つめていてーーーーもう、顔すら覆わない。
全てを吸収するように、褐色の肌を紅潮させ、目の前で繰り広げられているそれに乳首を尖らせ、白い肌着に浮き立たせていた。
ちりちりとした意識が、やがて一度飛んだ。
取り戻して気付けばサキュバスBは、右手に掬い取った“白”を啜り込み、指の間についたそれを舐め取っていた。
サキュバスB「あはっ……。陛下ったら、いっぱい出ましたね? でも、まだまだこれからですよ? ね、隣女王陛下?」
371 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/02/11(土) 03:51:54.69 ID:EqLBfSBFo
投下終了 また明日だ
それでは
372 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/02/11(土) 04:09:40.45 ID:5UNUgG5bo
グオオオ相変わらずいやらしい
383 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/02/12(日) 03:37:19.46 ID:0hO6RKlxo
思考に靄がかかる。
薄紅色の湯の色が煙になったように、視界の端が煙る。
サキュバスB「次は二人でしちゃいますか? 大丈夫ですよー、わたしと同じようにすればいいんですから」
隣女王「で、でも……」
サキュバスB「大丈夫大丈夫、陛下ったら喜んでますから。ね? 昨日も……わたしにお顔乗られて、コーフンしてましたもんねー?」
隣女王「え、そ……そんな事を!?」
勇者「言って、おくが……! あれは、お前が勝手に……」
サキュバスB「抵抗しなかったじゃないですかー。聞こえませーん」
勇者「……お前……何だか、意地が悪くなってないか」
サキュバスB「えへへ、そんな事ないですって。陛下が喜ぶから悪いんですよ?」
くすくすと笑う顔は、見た目の年相応のいたずらなものだった。
彼女はあの日の一件を、手柄話をするように、おもに隣女王の前で年上ぶりたいからそうしているようだった。
384 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/02/12(日) 03:37:49.79 ID:0hO6RKlxo
隣女王「……それでは、私も失礼いたします、陛下。もし何かあれば……すぐに教えてくださいね?」
勇者「あ、あぁ……」
サキュバスBが差し出した桶から、潤滑性の液体を掬い取り、まじまじと彼女は見つめる。
指の間から緩慢に流れ落ちる様はそれ自体が淫靡な生き物のようにうごめき、脚を閉じて床に座る隣女王の秘所へ垂れた。
褐色の少女王はささやかに喘いで、その感触に身震いする。
隣女王「んっ……何、か……変な、感じですね……」
困惑するように、ぎこちない動作で彼女はそれらを体に塗り広げる。
褐色の肌を締め付ける、伸縮する薄手の肌着の白はやがて透けていきーーーーその下の肌色と混ざる。
ミルクを注いだ珈琲に似た、喉の鳴るような……極上の彩りへ。
隣女王「え、っと……これぐらいでしょうか……?」
サキュバスB「はい。さ、隣女王陛下はそっちがわです。滑るから気をつけてくださいね」
隣女王「は、はい……わ、きゃっ!?」
勇者「!」
385 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/02/12(日) 03:39:25.80 ID:0hO6RKlxo
彼女がおずおずとサキュバスBと、勇者の身体を挟んで反対側へと身を寄せようとした時ーーーー床に垂れただろう潤滑液についた手をとられ、
バランスを崩して倒れてしまいかけた。
勇者はそれを見て左腕を伸ばし、すんでの処で隣女王の身体を抱き寄せるとーーーー勢い余り、彼女の唇が一瞬鎖骨下に触れた。
サキュバスB「だ……大丈夫ですか!?」
勇者「ケガは、ないか?」
隣女王「はい……ありがとうございます、陛下……えっと……その……」
勇者「?」
隣女王「い、いえ何でもありません! 何でも……」
しきりに唇を気にし、銀の睫毛に縁どられた目はその度に唇の触れた鎖骨へ振れる。
自分の今した事に比べ、これからする事は更に淫らでどうしようもない堕落への導きだというのに、少女王の声はうわずっていた。
隣女王「……では、今度こそ……始めますね」
気を取り直して、とーーーー隣女王は、見よう見まねで、ぬめる自らの肉体を使って、拙い奉仕を始めた。
386 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/02/12(日) 03:40:18.45 ID:0hO6RKlxo
隣女王の肉体は、サキュバスBの小柄ながらもメリハリのある肢体に比べ平坦だ。
しかしふくらはぎと太腿はほっそりとしていながら、張りがある。
彼女はその褐色の脚線を勇者の脚にすがりつくように絡ませ、未熟な胸を押し当てるように抱きついて来た。
隣女王「陛下、あの……不安定で、怖い、ので……どうか、抱き寄せていてはくれませんか?」
勇者「……ああ、分かったよ」
彼女に求められるまま、細い肩と頼りない首を護るように左腕を伸ばして抱き寄せた。
必然、彼女の頭を肩口と胸板で受け止める事になり、心地よい重量を感じる。
サキュバスB「あ、隣女王陛下だけずるいです。陛下、わたしも!」
勇者「お前……」
同じ程度の背丈のサキュバスBを同じように引き寄せ、“両手に花”のまま呆れて虚空を仰ぐ。
これは一体何のための行いだったのか、と。
隣女王「えっ、と……こう、ですか?」
387 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/02/12(日) 03:40:47.50 ID:0hO6RKlxo
隣女王の身体が蠢き、肌を艶めかしく輝かせながら勇者の肌と擦れ合わせる。
彼女の身体は気恥ずかしさのせいか暖かさを通りこして、熱さすら感じた。
それなのにも関わらず隣女王は一所懸命に蠢き、先ほどのサキュバスBの動きをなぞるようにしながら、いじらしく身体を這わせていた。
勇者「……別に、サキュバスBの真似をする必要はないんじゃないか」
隣女王「?」
勇者「その……動きたいように、動いてみるといい。できれば、君も気持ちよくなれるようにさ」
サキュバスB「そうですよー。だって、エッチって……お互い気持ちよくなれなきゃいけないんですから」
隣女王「はい……やってみます」
そう言うと、隣女王は絡めた脚に力を入れ、股間を擦りつけるような動きに変わる。
慰みを覚えたての少女が、何かの角に“そこ”を押し付けるように。
ぶじゅ、ぶじゅ、と股布からしみ出す潤滑液と自分の蜜とを混ぜ合わせ、マーキングのように隣女王は小さな体を上下させる。
段々とその吐息は甘やかに変わり、熱を持った吐息が胸板へかけられ、露となって濡らした。
388 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/02/12(日) 03:41:25.70 ID:0hO6RKlxo
隣女王「んっ、あ……これ、気持ち……いい、です……!」
しがみつくように、隣女王の尺取りのような愛撫は段々と速まる。
塗りこめたローションが馴染み、互いの肌との摩擦を打ち消し、ひとつの生き物へ溶け合うかのようにだ。
隣女王のいじましさと、潤んでいく瞳、そしてぬめり輝く肌の色は、
サキュバスの蒼肌とも、堕女神の白雪の肌とも違った凄艶な色気を放っていた。
視線を動かし、寝そべったままの限られた視界でそれを見ると……背筋にぞくぞくとした物が走るのが分かる。
性的な快感からではない。
自分は今、とてつもない淫香の渦中にあり、得難いものを受け止め、禁断の舞踊を目にしていると感じて。
隣女王「ん、あっあぁ……あそこが……擦れてしま、って……あうっ……!」
サキュバスB「んふふふっ……それじゃ、隣女王陛下。いっしょに……陛下の、触りましょっか」
隣女王「あっ……は、はい……分かりました……」
二人の手が競い合うように、間にある“柄手”に這わされた。
先に到達したのは、隣女王の小さな左手。
続いてサキュバスBの右手が伸びて、互いの指を絡めて握り合うように、ぴったりと屹立を包み込んだ。
389 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/02/12(日) 03:42:08.21 ID:0hO6RKlxo
サキュバスB「それじゃ、いきますよー。おいっちに、さんし。おいっちに、さんしー……」
勇者「んくっ……!」
二人の握手の間で扱き上げられる圧力は、絶妙なものだ。
苦しくなく、緩くなく。
サキュバスBの精妙な力加減がそのまま隣女王と繋がるように、シンクロして責め立ててくる。
サキュバスBが握りを弱めれば隣女王が応じて、締めれば同じ力の具合で隣女王が応じる。
右の胸板にはサキュバスBの乳房。
左には、隣女王の控えめながらも柔らかく、ぽっちりと浮いた乳首がこりこりと当たる。
サキュバスB「えへへっ……もう、陛下、気が利かないですねぇ。おっぱい触ってくれないんですかー? ほら、ここの……隙間からどうぞ?」
サキュバスBが身振りで胸元を示し、下から覗き込んでくる。
持ち上げられた谷間と、肌着の脇を見てーーーー全てを察し、右手を彼女の右脇から差し入れ、
ぬめぬめとした肌着と包まれた肌の間を這い進んで乳房をなぞり、頂点を目指す。
サキュバスB「きゃはっ……もう、いきなり乳首探さないでください! めっ、ですよ?」
勇者「仕方、ない……だろ……もう、まずいんだ……!」
サキュバスB「ほら、隣女王陛下も」
勇者「なんで、お前が仕切る……」
390 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/02/12(日) 03:42:38.51 ID:0hO6RKlxo
左手を下げていき、隣女王の肌にぴったり貼り付いた肌着を剥がすように、左脇の下から手を入れる。
すっかりその下にもローションが浸透し、また勇者の左手にもまとわりついていたため、抵抗なく滑り込めた。
隣女王「っ!!」
びくんっ、と彼女の背が跳ねた。
予想外の刺激が強すぎたのか、それとも……胸の薄さのせいか、すぐに乳首に行き当たってしまった、せいか。
隣女王「んはっ……はぅ、ぅぅ……陛下の、御手が……胸、撫で、て……」
強く揉めば痛みを与えてしまいそうなほど、皮膚も脂肪も薄いなだらかな胸。
つとめて優しく撫でさするも、その小ささのせいで、幾度も乳首と乳輪をかすめる事になる。
右手と左手でまったく違った感触があり、違った動きを求められーーーー忙しなく動く事になった。
サキュバスB「あはっ……陛下ってば、たいへんですねー。ほら、もっと……あんっ、乳首ばっかり触っちゃ“めー”ですってば」
隣女王「あ、はぁぁっ……もっと、もっと……擦って、ください……まし……」
両者の胸を揉み比べるたびに、モノへの上下動に乱れが生じる。
しかし、それすらも不規則な刺激となりーー段々と、高まりが股間をせり上がる。
391 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/02/12(日) 03:43:08.99 ID:0hO6RKlxo
サキュバスB「くぅんっ、あ、あふっ……わ、わたし……気持ちよくなって……きて……」
サキュバスBも、いつの間にか股間をすりすりと寄せてくる。
隣女王に倣ったように、段々とその動きは速まる。
隣女王「ご、ごめんなさい……私も、もう……何、か……き、て……」
隣女王も、いくつもの刺激と、揮発する媚薬成分に中てられたかーーーー顔を上気させ、息が段々と荒くなる。
二人の間にある屹立も、先走りが既に吐き出されている。
まとわりつくローションの中に溶けて混ざり、ぐちゅぐちゅと音を立てているから誰も気付けない。
恐らくは、当の勇者でさえも。
やがてーーーー三人は溶け合うように、同時に達した。
隣女王「ひっ……う、あぁぁぁぁっ!」
サキュバスB「わ、わたしも……っーーーーーー!」
両側の二人はびくびくと身体を跳ねさせ、勇者の左脚には生暖かい液体が伝うのを感じた。
隣女王の肉体は刺激に耐えかね……緩めてしまったのだと悟る。
二つの小さな手の間で、閉じ込められるように白濁が脈打ちながら吐き出されるのを感じながら、
勇者はさながら大型生物に消化されてしまうように身を任せ、脱力した。
392 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/02/12(日) 03:46:03.67 ID:0hO6RKlxo
今日の投下はこれで終了です
彼は真顔でこれを書き終えた
サキュバスBは……それなりに大きいといえば大きいけどちっぱいも似合うのかもしれない
それではまた明日
393 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/02/12(日) 04:00:01.49 ID:1TmQy9O70
乙!
勇者、場所を交代してくれ…
隣女王って乳出るのかな?
勇者「淫魔の国で風邪をひくとこうなる」
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