新ジャンル「砂かけ少女」
Part3
124 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 05:47:55.98 ID:5lvGurre0
砂「私は砂かけ少女なわけだけど」
男「おぅ」
砂「砂をかけるだけの普通の少女です」
男「砂をかけること自体が普通じゃねぇけどな」
砂「つまーり!キャラ付けが甘い!」
男「……まぁ、わからなくはないが」
砂「語尾にスナでも付けてみるスナ?」
男「………(カワイイ……)」ナデナデ
砂「??」
125 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 06:03:58.69 ID:5lvGurre0
男「その、砂は……」
砂「うん。おじいちゃんの形見……」
男「そんなに、大切なら……ハァ……ンクッ……ちゃんと大事に、とっとけよ……」
砂「男くん。違うよ?」
男「何が……ハァハァ……だよ」
砂「大事だから、使わなくちゃ」
男「馬鹿……野郎……」
砂「だから、野郎じゃないってば……。それに今はもっと大事なモノができちゃった」
砂「みたいな展開が欲しいよ~!」
男「無理。つか、この後の展開を想像するとだな」
砂『お願いおじいちゃん!』
男『イテテテテテテテ!!!』
男「と、なるに決まってる」
砂「私って、ホントにヒロイン?……ねぇ、目逸らさないでよ」
126 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 06:10:11.04 ID:5lvGurre0
「ほらほら、砂場で遊んだら、おてて洗いましょ~ね~」
「うん!」
「ほ~ら、ばっちぃのきれいきれい」
「キレイキレイ!!」
砂「……」
男「……」ポンッ
砂「男……くん」
男「……お前のことじゃない。……だから、そんな切なそうな顔するな」
127 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 06:12:36.78 ID:UyLfT1eu0
時は砂のようにそう消えゆくけど
128 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 06:21:43.51 ID:5lvGurre0
砂「すーなーを~、かけか~けーばあさ~ん~が~♪」
男「童話を歌うように迷惑ばあさんを歌うな」
砂「失敬な!私の老後の歌だぞ!」
男「もっと迷惑だろ!」
129 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 06:30:36.47 ID:5lvGurre0
砂「Eternal love 君に逢えた~ 白いこの砂場で~♪」
男「>>127を受けて熱唱中悪いが」
砂「??」
男「あれは砂じゃなくて風だ」
砂「!?」
130 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 06:37:28.45 ID:5lvGurre0
砂「……ねぇ」
男「ん~?」
砂「砂かけってさ、攻撃じゃないよね……」
男「……」
砂「どっちかってーと、ただの嫌がらせとか、そんな感じ?」
男「い、いや、隙間あいてる系には強いんじゃないかな?機械とか感覚器官破壊とか」
砂「弱いところをグジグジ責める……ふふっ、私はそういう女なのね」
男「あ~、そういうのはビジュアルがもっと可愛いから美人に寄ってから言え」
砂「……」
131 :支援終了:2010/12/02(木) 06:45:36.04 ID:5lvGurre0
砂「~♪」
男「なんか、今日は機嫌がいいな」
砂「べ、別に~♪」
男「ぶはっ!ちょ、あらちょっと奥さんのポーズで砂を撒き散らすな!」
砂「~♪」
132 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 06:47:33.50 ID:cHVdcvv+0
おとこの めいちゅうりつが さがった!
138 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [age] 投稿日:2010/12/02(木) 12:37:02.14 ID:y3+uADPTO
保守しろって目玉の親父さんに言われて・・・
140 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 14:35:40.55 ID:9gxArC3w0
男の背中に砂降りかけて
全身使ってマッサージしてる画像きぼん
144 : ◆aWfrM7UWWY:2010/12/02(木) 18:06:34.38 ID:n5v7JMYbO
モーニングのヨンコマに砂かけ少女の話があるよな なんかツンデレで子泣き?と両思いで なんか和む話
145 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 18:14:43.51 ID:pFqGtMVl0
砂「ところで男さん」
男「ん?」
砂「お願いがあるんですけど・・・」
男「なに?」
砂「実はですね、あのですね・・・」ギュッ
男「?」
砂「あの、家の換気扇が・・・壊れてしまって・・・」
砂「男さん、直してくれませんか?」
男「いや、俺に頼むより修理屋か電器屋に頼んだほうがいいだろ?」
砂「あ!えっと、そうですね!無理ですよね!」サラサラ
砂「変な事頼んですみませんでした!そ、それじゃここで!」
砂「今日はありがとうございました!ではー」タタタタ
男「?」
----
帰宅 ちょっと書き溜めます
146 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 18:16:12.48 ID:GKlRklD50
把握
147 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 19:00:29.37 ID:amtdrN4n0
やっぱり水に弱いのか?
149 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 19:37:32.67 ID:pFqGtMVl0
砂「男さんー」バサァ
男「ふん!」サッ
砂「・・・避けましたね!」ギュッ
男「いや、今握った二発目は必要ないだろ!」
砂「ちょっと悔しくってー、えへへ」
男「やめてくれ。で、なんだ?」
砂「あのですね!家にこの間子猫が産まれたんですよー」
男「猫飼ってたのか」
砂「そうなんですよー!とっても可愛いんです!」
砂「それでですね、・・・良かったら見に来ませんか?・・・なんて」ギュゥ
男「んー・・・」
150 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 19:38:28.44 ID:pFqGtMVl0
砂「・・・嫌ですか?」
男「実は俺、猫アレルギーでさ」
砂「・・・あぅ・・・そうだったんですか・・・」サラサラ
男「ゴメンな、子猫の写真とかあったら見せてくれな」
砂「は、はい!今度、持ってきますね・・・じゃぁ」トボトボ
男「なんかこの間から様子が変だな」
152 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 19:40:13.75 ID:cHVdcvv+0
やきもきするぜ
153 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 19:40:21.06 ID:pFqGtMVl0
砂「男さーん・・・」フラフラ
男「なんだ、今日は砂ぎれか?」
砂「そうなんですよー・・・」フラフラ
男「それで家まで送って欲しいとか?」
砂「・・・もしかして、ばれてました?」
男「最近様子が変だったからな」
砂「あの、変な意味じゃないんですよ!」
男「そこまで考えて無いぞ」
砂「お父さんに男さんの事話したら、是非連れてこいって、それで・・・」
男「まあ、別にいいけど?」
砂「えっ!?いいんですか?」
男「家に招待されて断るヤツなんて居ないだろ」
砂「~~~ッ」バササァ
男「うおあああああああ久々に目にいいいいいいい」
砂「えへへ、よかったー!」バサァ
154 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 19:43:36.41 ID:pFqGtMVl0
砂「男さーん!」バッッッッサァ
男「テンション高いな」
砂「・・・ちょっと撒きすぎちゃったかなー」サッサッ
男「回収すんなよ」
砂「では、家まで案内しますねー」
男「お、おう(あれ、緊張してきたな)」
<砂かけ邸前>
砂「ここです!」
男「・・・意外と近代的な家だな」
砂「ふふふ・・・実はここ、普段は空き地なんですよ!」
男「は?なんだそれ?」
砂「これ以上は秘密です!さぁどうぞ!」
男「お、おう」ドキドキ
155 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 19:47:00.65 ID:pFqGtMVl0
砂「ただいまー!」
砂父「うむ・・・お帰り」
砂「えっと、この人が男さんだよ!」
男「あ、は、はじめまして。男です」
砂父「ふむ・・・君がそうか・・・」
砂「お父さん、何その話し方何?」
砂父「ふむ・・・」
男「・・・?」
砂父「・・・いやー!ちょっと威厳が出るかと思ってなー!はっはっは!」
男「!?」
156 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 19:48:28.86 ID:pFqGtMVl0
砂父「ささ、入って入って!」
砂「男さんどうぞー」
男「お邪魔します」
砂父「おっとその前に!いらっしゃーい!」ザバァッ
男「うわぁ!!」
砂父「はっはっはー!」
砂「あ、今のは歓迎の砂かけですからー」
男「あ、ああ、歓迎されてるんだ・・・良かった」
男「(早々に砂まみれだ・・・)」
----
>>155の何2回は凡ミス 念の為
157 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 20:04:08.30 ID:pFqGtMVl0
砂父「君の事はいつも娘から聞いてるよ」
男「そ、そうですか」
砂「ちょ、ちょっと、お父さん!何言ってるのー!」バサァ
砂父「はっはっは!照れるな照れるな!」バサァ
男「(会話の合間に砂が舞っている・・・すごいな)」
砂父「さあ、男君!」
男「は、はい」
砂父「早速なんだが、君に見せたい物がある」
男「はい、何ですか?」
砂父「私の傑作砂コレクションだ!!」
男「!?」
砂「お父さん、またー?」
砂父「いいじゃないか!さぁこっちだ!」グィッ
男「え、え?ちょっ!」ズルズル
158 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 20:07:17.54 ID:pFqGtMVl0
砂父「これはサハラの砂だ!どうだ?輝きが違うだろう?」
男「は、はぁ・・・言われてみれば・・・」
砂父「それからこれは、インドからこっそり持ち帰った神の砂というものだ!」
男「ど、どことなく、神々しいですねぇ、ははは」
砂父「そうだろう!うむ、君は違いの分かる男だな!」
男「い、いやぁ、そんなんじゃ無いと」
砂父「ほら、これはどうだ?各地を回ってブレンドして作った願いの叶うという」
??「パパー、お客さん?」
砂父「おお、妹かー。ほら挨拶しなさい!」
男「(妹か、そういやいるんだったな)」
159 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 20:09:41.28 ID:pFqGtMVl0
砂妹「こんにちはー、妹ですー!」パサァ
男「ああ、始めまして。砂から聞いてるよ」
砂妹「お姉ちゃんのお友達?」
男「うん、よろしくね」
砂妹「はーい!」パサァ
砂父「ほら、じゃあ向こう行ってなさい」
砂妹「駄目―!妹も遊ぶのー!」グイグイ
男「うわっと」
砂父「あ、おいおい妹!」
男「いいんですよ。少し妹ちゃんと遊んできますね」
砂父「そうかい?じゃあ頼もうかね!」
砂妹「はやくー!こっちこっちー!」
160 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 20:12:12.89 ID:pFqGtMVl0
男「さて、妹ちゃん、何して遊ぶの?」
砂妹「・・・」
男「・・・ん?」
砂妹「まったく、どんな人間かと思えば、さえないヤツ」
男「!?」
砂妹「何よ、文句あんの?」
男「(な、なんだ?口調が変わったぞ??)」
161 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 20:15:13.06 ID:GKlRklD50
おい俺の砂妹ちゃんがダークサイドに落ちたぞ
おい紀伊店のか
162 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 20:15:28.64 ID:pFqGtMVl0
男「えっと、妹ちゃん・・・?」
砂妹「馴れ馴れしく呼ばないでくれますー?」
男「え、え?」
砂妹「さて、単刀直入に言おうかな」
砂妹「金輪際、お姉ちゃんに関わらないでもらえますー?」
男「なっ!?いきなりどういう事だよ!」
163 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 20:17:09.99 ID:pFqGtMVl0
砂妹「・・・はぁ~」
男「ッ!?」
砂妹「あのさ、ダイヤに傷あったらどうなると思う?」
男「は?」
砂妹「曇るでしょ?曇るよね?価値下がるよね?そんくらい分かるよね?」
男「ああ、そりゃまぁ・・・」
砂妹「あんたその傷だって言ってんの!」
男「はぁ!!?」
164 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 20:18:54.01 ID:pFqGtMVl0
砂妹「うちは先祖代々、砂かけの一族なの!曇りの無い純血なの!」
男「・・・」
砂妹「お姉ちゃんはね、将来は砂かけの一族を継ぐの!分かる?」
男「・・・」
砂妹「そこに人間の血が入るとか・・・絶対無理!てか不可!」
男「・・・俺は、別にそこまでは・・・」
砂妹「まあ、どうせそのうちお姉ちゃんとは会えなくなるけどねー」
男「は!?それどういう・・・」
砂「あれー?男さーん、どこですかー?」
男「!」
砂妹「おねーちゃん!こっちこっちー!」
男「!?」
165 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 20:21:04.29 ID:pFqGtMVl0
砂「あ、妹ちゃん、男さんと遊んでたの?」
砂妹「うんー!お話してたのー!」
砂「そっかー、良かったね!男さん、ありがとうございます!」
男「・・・」
砂「あれ、どうかしました?」
男「いや、なんでもないよ」
砂「そうですかー?」
砂妹「おなかすいたー」
砂「あ、そうだ!お食事用意しましたから、一緒に食べましょう!」
男「あ、ああ、ありがとう・・・でも今日はお暇するよ」
砂「え!?もう帰っちゃうんですか!?」
男「・・・ごめんな」
----
書溜時間 遅筆御免
167 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 20:44:36.27 ID:pFqGtMVl0
砂父「折角食事も用意したんだ、少しくらいいいだろう?」
男「すいません、急用を思い出したもので・・・」
砂「あ、じゃあ私そこまで送っていきますね!」
砂妹「お兄ちゃんばいばーい!」
砂父「男君、またおいで」
男「・・・はい、お邪魔しました」
砂「どうしたんですか?元気ないですね」
男「・・・なあ、砂かけ」
砂「はい?」
男「お前の家族、やっぱみんな砂かけなんだな」
砂「そうですねー。でもちょっと違うんです」
男「?」
168 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 20:46:34.13 ID:pFqGtMVl0
砂「うちは代々砂かけの一族なんですけど」
男「うん」
砂「代がわりがあるんですよ」
男「代がわり?」
砂「はい、今はお母さんが継いで『砂かけ女』を名乗ってます」
男「そういや、今日いなかったな」
砂「・・・いたんですけどね」
男「え!?気づかなかった・・・失礼な事したな」
砂「いえ、仕方ないんですよ」
男「?」
砂「『砂かけ女』は人からは見えないんです」
男「!」
170 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 21:05:26.12 ID:pFqGtMVl0
男「でも、お前は見えてるだろ」
砂「私はまだ、『砂かけ女』を継いで無いので・・・」
砂「でも、私も、将来は・・・」
男「(さっきのはそういう事だったのか)」
男「(こいつが砂かけ女を継いだら、会えなくなるって事・・・)」
砂「まあ、まだまだ先の事なんですけどね!えへへ」
男「・・・」
砂「ん?男さん?」
171 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 21:06:06.23 ID:pFqGtMVl0
男「(将来、こいつと会えなくなる?)」
男「(俺が砂かけ一族の中に入れば血が穢れる?なんだそれ)」
砂「男さん?」
男「(・・・ん?ちょっと待て)」
男「(なんか付き合ってる前提になってないか?)」
男「(待て待て待て、俺らは友達だろ!そうだよ!)」
男「(一族の血とか、そういうの関係ないだろ!)」
男「(友達と会えなくなる、それがちょっと寂しいだけだろ!)」
砂「男さーん、おーい」パサッ パサッ
男「あーーーーもう!なあ砂かけ!」
砂「は、はいい!」ビクッ
男「とりあえずお前、当分砂かけ女継がないよな?な!?」
砂「へ?は、はい・・・」
男「ならよし!帰る!つーか靴の中に砂いれんな!」
砂「な、なんなんですかー男さーん!まってー」
173 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 21:40:49.94 ID:pFqGtMVl0
<数日後>
男「・・・はぁ、何を気にしてんだ俺は」
男友「おう、男―!」
男「あ?ああ、男友か」
男友「何だよ、珍しく元気ないじゃんか」
男「お前の能天気さが羨ましいわ」
男友「ははーん、さては、恋、だな?」
男「は!?ば、馬鹿じゃねーの!?」
男友「ヒッヒッヒ!図星だろ?」
男友「そんな男君にビッグニュースがあるんだけど!」
男「は?」
174 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 21:42:15.46 ID:pFqGtMVl0
男友「なんと!ダブルデートをセッティングしました!」
男「ダブルって・・・誰と誰だよ」
男友「俺と、お前と、砂子ちゃんと、土谷さん」
男「!!な、なんで土谷さん!?」
男友「隠さずとも分かるぞ親友よ!」
男友「お前、前から土谷さん狙ってただろ?ん?」
男「べ、別に狙ってねーよ!」
男友「まぁまぁ、照れるなって!上手くやっといたからさ!」
男「いやだから、そういうんじゃ」
男友「だ・か・ら・だ!ちゃんと砂子ちゃん誘っといてね♪」
男「・・・強引すぎだろお前」
男友「恋に犠牲はつきものなのさ☆」キラン
男「俺が犠牲かよ・・・」
178 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 23:36:38.54 ID:GKlRklD50
久々に新ジャンルの長寿スレがきてうれしいです
181 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/03(金) 00:40:12.77 ID:tSypEzz20
男「という訳で、海に行く事になったんだが(半ば強制的に)」
砂「・・・」ギュッ
男「うん、そうだな、人見知りだな」
砂「だってー・・・」フルフル
男「んー、やっぱ断っておくかー」
砂「でも男友さんに悪いですよね・・・」
男「ん、用事あるとでも言っとくから」
砂「すいません・・・」
??「ふっふっふ・・・」
182 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/03(金) 00:41:26.17 ID:tSypEzz20
男友「石少 ・ 子 ちゃん!」
砂「きゃああああああああああああ」バッサァ
男「男友!?」
男友「ぶっはぁ・・・やっぱりコレ、いいわー・・・」
男「お前・・・」
砂「いきなり来るからびっくりして砂かけちゃったじゃないですか!」
男友「いやいや、気にしないで、てかもっとかけてもいいよ?」
男「やめろ変態」
----
ちょと忙しかった 書いた分貼って寝
砂「私は砂かけ少女なわけだけど」
男「おぅ」
砂「砂をかけるだけの普通の少女です」
男「砂をかけること自体が普通じゃねぇけどな」
砂「つまーり!キャラ付けが甘い!」
男「……まぁ、わからなくはないが」
砂「語尾にスナでも付けてみるスナ?」
男「………(カワイイ……)」ナデナデ
砂「??」
125 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 06:03:58.69 ID:5lvGurre0
男「その、砂は……」
砂「うん。おじいちゃんの形見……」
男「そんなに、大切なら……ハァ……ンクッ……ちゃんと大事に、とっとけよ……」
砂「男くん。違うよ?」
男「何が……ハァハァ……だよ」
砂「大事だから、使わなくちゃ」
男「馬鹿……野郎……」
砂「だから、野郎じゃないってば……。それに今はもっと大事なモノができちゃった」
砂「みたいな展開が欲しいよ~!」
男「無理。つか、この後の展開を想像するとだな」
砂『お願いおじいちゃん!』
男『イテテテテテテテ!!!』
男「と、なるに決まってる」
砂「私って、ホントにヒロイン?……ねぇ、目逸らさないでよ」
126 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 06:10:11.04 ID:5lvGurre0
「ほらほら、砂場で遊んだら、おてて洗いましょ~ね~」
「うん!」
「ほ~ら、ばっちぃのきれいきれい」
「キレイキレイ!!」
砂「……」
男「……」ポンッ
砂「男……くん」
男「……お前のことじゃない。……だから、そんな切なそうな顔するな」
127 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 06:12:36.78 ID:UyLfT1eu0
時は砂のようにそう消えゆくけど
128 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 06:21:43.51 ID:5lvGurre0
砂「すーなーを~、かけか~けーばあさ~ん~が~♪」
男「童話を歌うように迷惑ばあさんを歌うな」
砂「失敬な!私の老後の歌だぞ!」
男「もっと迷惑だろ!」
砂「Eternal love 君に逢えた~ 白いこの砂場で~♪」
男「>>127を受けて熱唱中悪いが」
砂「??」
男「あれは砂じゃなくて風だ」
砂「!?」
130 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 06:37:28.45 ID:5lvGurre0
砂「……ねぇ」
男「ん~?」
砂「砂かけってさ、攻撃じゃないよね……」
男「……」
砂「どっちかってーと、ただの嫌がらせとか、そんな感じ?」
男「い、いや、隙間あいてる系には強いんじゃないかな?機械とか感覚器官破壊とか」
砂「弱いところをグジグジ責める……ふふっ、私はそういう女なのね」
男「あ~、そういうのはビジュアルがもっと可愛いから美人に寄ってから言え」
砂「……」
131 :支援終了:2010/12/02(木) 06:45:36.04 ID:5lvGurre0
砂「~♪」
男「なんか、今日は機嫌がいいな」
砂「べ、別に~♪」
男「ぶはっ!ちょ、あらちょっと奥さんのポーズで砂を撒き散らすな!」
砂「~♪」
132 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 06:47:33.50 ID:cHVdcvv+0
おとこの めいちゅうりつが さがった!
138 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [age] 投稿日:2010/12/02(木) 12:37:02.14 ID:y3+uADPTO
保守しろって目玉の親父さんに言われて・・・
140 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 14:35:40.55 ID:9gxArC3w0
男の背中に砂降りかけて
全身使ってマッサージしてる画像きぼん
144 : ◆aWfrM7UWWY:2010/12/02(木) 18:06:34.38 ID:n5v7JMYbO
モーニングのヨンコマに砂かけ少女の話があるよな なんかツンデレで子泣き?と両思いで なんか和む話
145 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 18:14:43.51 ID:pFqGtMVl0
砂「ところで男さん」
男「ん?」
砂「お願いがあるんですけど・・・」
男「なに?」
砂「実はですね、あのですね・・・」ギュッ
男「?」
砂「あの、家の換気扇が・・・壊れてしまって・・・」
砂「男さん、直してくれませんか?」
男「いや、俺に頼むより修理屋か電器屋に頼んだほうがいいだろ?」
砂「あ!えっと、そうですね!無理ですよね!」サラサラ
砂「変な事頼んですみませんでした!そ、それじゃここで!」
砂「今日はありがとうございました!ではー」タタタタ
男「?」
----
帰宅 ちょっと書き溜めます
146 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 18:16:12.48 ID:GKlRklD50
把握
147 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 19:00:29.37 ID:amtdrN4n0
やっぱり水に弱いのか?
149 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 19:37:32.67 ID:pFqGtMVl0
砂「男さんー」バサァ
男「ふん!」サッ
砂「・・・避けましたね!」ギュッ
男「いや、今握った二発目は必要ないだろ!」
砂「ちょっと悔しくってー、えへへ」
男「やめてくれ。で、なんだ?」
砂「あのですね!家にこの間子猫が産まれたんですよー」
男「猫飼ってたのか」
砂「そうなんですよー!とっても可愛いんです!」
砂「それでですね、・・・良かったら見に来ませんか?・・・なんて」ギュゥ
男「んー・・・」
150 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 19:38:28.44 ID:pFqGtMVl0
砂「・・・嫌ですか?」
男「実は俺、猫アレルギーでさ」
砂「・・・あぅ・・・そうだったんですか・・・」サラサラ
男「ゴメンな、子猫の写真とかあったら見せてくれな」
砂「は、はい!今度、持ってきますね・・・じゃぁ」トボトボ
男「なんかこの間から様子が変だな」
152 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 19:40:13.75 ID:cHVdcvv+0
やきもきするぜ
153 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 19:40:21.06 ID:pFqGtMVl0
砂「男さーん・・・」フラフラ
男「なんだ、今日は砂ぎれか?」
砂「そうなんですよー・・・」フラフラ
男「それで家まで送って欲しいとか?」
砂「・・・もしかして、ばれてました?」
男「最近様子が変だったからな」
砂「あの、変な意味じゃないんですよ!」
男「そこまで考えて無いぞ」
砂「お父さんに男さんの事話したら、是非連れてこいって、それで・・・」
男「まあ、別にいいけど?」
砂「えっ!?いいんですか?」
男「家に招待されて断るヤツなんて居ないだろ」
砂「~~~ッ」バササァ
男「うおあああああああ久々に目にいいいいいいい」
砂「えへへ、よかったー!」バサァ
154 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 19:43:36.41 ID:pFqGtMVl0
砂「男さーん!」バッッッッサァ
男「テンション高いな」
砂「・・・ちょっと撒きすぎちゃったかなー」サッサッ
男「回収すんなよ」
砂「では、家まで案内しますねー」
男「お、おう(あれ、緊張してきたな)」
<砂かけ邸前>
砂「ここです!」
男「・・・意外と近代的な家だな」
砂「ふふふ・・・実はここ、普段は空き地なんですよ!」
男「は?なんだそれ?」
砂「これ以上は秘密です!さぁどうぞ!」
男「お、おう」ドキドキ
砂「ただいまー!」
砂父「うむ・・・お帰り」
砂「えっと、この人が男さんだよ!」
男「あ、は、はじめまして。男です」
砂父「ふむ・・・君がそうか・・・」
砂「お父さん、何その話し方何?」
砂父「ふむ・・・」
男「・・・?」
砂父「・・・いやー!ちょっと威厳が出るかと思ってなー!はっはっは!」
男「!?」
156 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 19:48:28.86 ID:pFqGtMVl0
砂父「ささ、入って入って!」
砂「男さんどうぞー」
男「お邪魔します」
砂父「おっとその前に!いらっしゃーい!」ザバァッ
男「うわぁ!!」
砂父「はっはっはー!」
砂「あ、今のは歓迎の砂かけですからー」
男「あ、ああ、歓迎されてるんだ・・・良かった」
男「(早々に砂まみれだ・・・)」
----
>>155の何2回は凡ミス 念の為
157 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 20:04:08.30 ID:pFqGtMVl0
砂父「君の事はいつも娘から聞いてるよ」
男「そ、そうですか」
砂「ちょ、ちょっと、お父さん!何言ってるのー!」バサァ
砂父「はっはっは!照れるな照れるな!」バサァ
男「(会話の合間に砂が舞っている・・・すごいな)」
砂父「さあ、男君!」
男「は、はい」
砂父「早速なんだが、君に見せたい物がある」
男「はい、何ですか?」
砂父「私の傑作砂コレクションだ!!」
男「!?」
砂「お父さん、またー?」
砂父「いいじゃないか!さぁこっちだ!」グィッ
男「え、え?ちょっ!」ズルズル
158 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 20:07:17.54 ID:pFqGtMVl0
砂父「これはサハラの砂だ!どうだ?輝きが違うだろう?」
男「は、はぁ・・・言われてみれば・・・」
砂父「それからこれは、インドからこっそり持ち帰った神の砂というものだ!」
男「ど、どことなく、神々しいですねぇ、ははは」
砂父「そうだろう!うむ、君は違いの分かる男だな!」
男「い、いやぁ、そんなんじゃ無いと」
砂父「ほら、これはどうだ?各地を回ってブレンドして作った願いの叶うという」
??「パパー、お客さん?」
砂父「おお、妹かー。ほら挨拶しなさい!」
男「(妹か、そういやいるんだったな)」
159 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 20:09:41.28 ID:pFqGtMVl0
砂妹「こんにちはー、妹ですー!」パサァ
男「ああ、始めまして。砂から聞いてるよ」
砂妹「お姉ちゃんのお友達?」
男「うん、よろしくね」
砂妹「はーい!」パサァ
砂父「ほら、じゃあ向こう行ってなさい」
砂妹「駄目―!妹も遊ぶのー!」グイグイ
男「うわっと」
砂父「あ、おいおい妹!」
男「いいんですよ。少し妹ちゃんと遊んできますね」
砂父「そうかい?じゃあ頼もうかね!」
砂妹「はやくー!こっちこっちー!」
160 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 20:12:12.89 ID:pFqGtMVl0
男「さて、妹ちゃん、何して遊ぶの?」
砂妹「・・・」
男「・・・ん?」
砂妹「まったく、どんな人間かと思えば、さえないヤツ」
男「!?」
砂妹「何よ、文句あんの?」
男「(な、なんだ?口調が変わったぞ??)」
161 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 20:15:13.06 ID:GKlRklD50
おい俺の砂妹ちゃんがダークサイドに落ちたぞ
おい紀伊店のか
162 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 20:15:28.64 ID:pFqGtMVl0
男「えっと、妹ちゃん・・・?」
砂妹「馴れ馴れしく呼ばないでくれますー?」
男「え、え?」
砂妹「さて、単刀直入に言おうかな」
砂妹「金輪際、お姉ちゃんに関わらないでもらえますー?」
男「なっ!?いきなりどういう事だよ!」
163 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 20:17:09.99 ID:pFqGtMVl0
砂妹「・・・はぁ~」
男「ッ!?」
砂妹「あのさ、ダイヤに傷あったらどうなると思う?」
男「は?」
砂妹「曇るでしょ?曇るよね?価値下がるよね?そんくらい分かるよね?」
男「ああ、そりゃまぁ・・・」
砂妹「あんたその傷だって言ってんの!」
男「はぁ!!?」
164 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 20:18:54.01 ID:pFqGtMVl0
砂妹「うちは先祖代々、砂かけの一族なの!曇りの無い純血なの!」
男「・・・」
砂妹「お姉ちゃんはね、将来は砂かけの一族を継ぐの!分かる?」
男「・・・」
砂妹「そこに人間の血が入るとか・・・絶対無理!てか不可!」
男「・・・俺は、別にそこまでは・・・」
砂妹「まあ、どうせそのうちお姉ちゃんとは会えなくなるけどねー」
男「は!?それどういう・・・」
砂「あれー?男さーん、どこですかー?」
男「!」
砂妹「おねーちゃん!こっちこっちー!」
男「!?」
165 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 20:21:04.29 ID:pFqGtMVl0
砂「あ、妹ちゃん、男さんと遊んでたの?」
砂妹「うんー!お話してたのー!」
砂「そっかー、良かったね!男さん、ありがとうございます!」
男「・・・」
砂「あれ、どうかしました?」
男「いや、なんでもないよ」
砂「そうですかー?」
砂妹「おなかすいたー」
砂「あ、そうだ!お食事用意しましたから、一緒に食べましょう!」
男「あ、ああ、ありがとう・・・でも今日はお暇するよ」
砂「え!?もう帰っちゃうんですか!?」
男「・・・ごめんな」
----
書溜時間 遅筆御免
167 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 20:44:36.27 ID:pFqGtMVl0
砂父「折角食事も用意したんだ、少しくらいいいだろう?」
男「すいません、急用を思い出したもので・・・」
砂「あ、じゃあ私そこまで送っていきますね!」
砂妹「お兄ちゃんばいばーい!」
砂父「男君、またおいで」
男「・・・はい、お邪魔しました」
砂「どうしたんですか?元気ないですね」
男「・・・なあ、砂かけ」
砂「はい?」
男「お前の家族、やっぱみんな砂かけなんだな」
砂「そうですねー。でもちょっと違うんです」
男「?」
168 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 20:46:34.13 ID:pFqGtMVl0
砂「うちは代々砂かけの一族なんですけど」
男「うん」
砂「代がわりがあるんですよ」
男「代がわり?」
砂「はい、今はお母さんが継いで『砂かけ女』を名乗ってます」
男「そういや、今日いなかったな」
砂「・・・いたんですけどね」
男「え!?気づかなかった・・・失礼な事したな」
砂「いえ、仕方ないんですよ」
男「?」
砂「『砂かけ女』は人からは見えないんです」
男「!」
170 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 21:05:26.12 ID:pFqGtMVl0
男「でも、お前は見えてるだろ」
砂「私はまだ、『砂かけ女』を継いで無いので・・・」
砂「でも、私も、将来は・・・」
男「(さっきのはそういう事だったのか)」
男「(こいつが砂かけ女を継いだら、会えなくなるって事・・・)」
砂「まあ、まだまだ先の事なんですけどね!えへへ」
男「・・・」
砂「ん?男さん?」
171 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 21:06:06.23 ID:pFqGtMVl0
男「(将来、こいつと会えなくなる?)」
男「(俺が砂かけ一族の中に入れば血が穢れる?なんだそれ)」
砂「男さん?」
男「(・・・ん?ちょっと待て)」
男「(なんか付き合ってる前提になってないか?)」
男「(待て待て待て、俺らは友達だろ!そうだよ!)」
男「(一族の血とか、そういうの関係ないだろ!)」
男「(友達と会えなくなる、それがちょっと寂しいだけだろ!)」
砂「男さーん、おーい」パサッ パサッ
男「あーーーーもう!なあ砂かけ!」
砂「は、はいい!」ビクッ
男「とりあえずお前、当分砂かけ女継がないよな?な!?」
砂「へ?は、はい・・・」
男「ならよし!帰る!つーか靴の中に砂いれんな!」
砂「な、なんなんですかー男さーん!まってー」
173 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 21:40:49.94 ID:pFqGtMVl0
<数日後>
男「・・・はぁ、何を気にしてんだ俺は」
男友「おう、男―!」
男「あ?ああ、男友か」
男友「何だよ、珍しく元気ないじゃんか」
男「お前の能天気さが羨ましいわ」
男友「ははーん、さては、恋、だな?」
男「は!?ば、馬鹿じゃねーの!?」
男友「ヒッヒッヒ!図星だろ?」
男友「そんな男君にビッグニュースがあるんだけど!」
男「は?」
174 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 21:42:15.46 ID:pFqGtMVl0
男友「なんと!ダブルデートをセッティングしました!」
男「ダブルって・・・誰と誰だよ」
男友「俺と、お前と、砂子ちゃんと、土谷さん」
男「!!な、なんで土谷さん!?」
男友「隠さずとも分かるぞ親友よ!」
男友「お前、前から土谷さん狙ってただろ?ん?」
男「べ、別に狙ってねーよ!」
男友「まぁまぁ、照れるなって!上手くやっといたからさ!」
男「いやだから、そういうんじゃ」
男友「だ・か・ら・だ!ちゃんと砂子ちゃん誘っといてね♪」
男「・・・強引すぎだろお前」
男友「恋に犠牲はつきものなのさ☆」キラン
男「俺が犠牲かよ・・・」
178 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 23:36:38.54 ID:GKlRklD50
久々に新ジャンルの長寿スレがきてうれしいです
181 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/03(金) 00:40:12.77 ID:tSypEzz20
男「という訳で、海に行く事になったんだが(半ば強制的に)」
砂「・・・」ギュッ
男「うん、そうだな、人見知りだな」
砂「だってー・・・」フルフル
男「んー、やっぱ断っておくかー」
砂「でも男友さんに悪いですよね・・・」
男「ん、用事あるとでも言っとくから」
砂「すいません・・・」
??「ふっふっふ・・・」
182 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/03(金) 00:41:26.17 ID:tSypEzz20
男友「石少 ・ 子 ちゃん!」
砂「きゃああああああああああああ」バッサァ
男「男友!?」
男友「ぶっはぁ・・・やっぱりコレ、いいわー・・・」
男「お前・・・」
砂「いきなり来るからびっくりして砂かけちゃったじゃないですか!」
男友「いやいや、気にしないで、てかもっとかけてもいいよ?」
男「やめろ変態」
----
ちょと忙しかった 書いた分貼って寝
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