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新ジャンル「砂かけ少女」

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Part2
66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 12:39:36.76 ID:Gz5RL6/c0
男「どうする?嫌なら断っておくけど」
砂「・・・」
男「まあ、あれ程の人見知りじゃ無理もないか」
砂「いえ、男さんのお友達なら・・・」
男「マジか」
砂「あ、でも!お付き合いとかそういうのは・・・ちょっと」
男「そりゃいきなりはな」
砂「・・・お友達ってことなら」
男「分かった。じゃあそう伝えておくよ」
砂「はい」
男「じゃあ、またな!」
砂「・・・」ギュッ
------
続きは夜にでも

73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 17:10:45.98 ID:iL5zXIQU0
子泣きじじぃの反対は
大人びた幼女だろ
子泣き幼女だとただの赤ん坊じゃねーか

75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 19:24:11.41 ID:rbw2ijdR0
男友「やぁ!男君!首尾はどうかね?」
男「・・・一応了解は貰ったが」
男友「おおっ!さすが男!頼りになるな!」
男「ただし!友達としてなら良いそうだ」
男友「むふふ・・・ノープロですよ旦那」
男「お前、なんだそのキャラ・」
男友「お友達!すなわち恋の生まれる一歩手前!」
男友「あとはゆっくり距離を縮めていけば無問題!」
男「・・・でも、あいつ、好きな人が・・・、っ!」
男友「何ィ!?・・・まあその程度の障害はあってしかるべきか・・・」
男「・・・ま、まぁがんばれ」
男友「任せとけ!!!」
男「(好きな人、か・・・そうだったな・・・)」

76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 19:36:27.41 ID:rbw2ijdR0
男「じゃあ今から男友来るから」
砂「うぅ・・・ちょっと緊張します・・・」ギュゥ
男「友達からって伝えてあるから大丈夫だって。それから砂離せ」
砂「でも・・・こういうの初めてで・・・」サラサラ
男「ん?」
砂「私、友達ってあんまりいないので・・」
男「んー、俺もそんなに多いほうじゃないし、気持ちは分かるが」
砂「う~どうしよう、どうしようぅぅ」
男友「やぁ!お待たせ!!」
砂「いやああああああああああああ」ギュバササァ
男友「ぎゃああああああああああああ」
男「ノータイム砂かけ!!?」

77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 19:47:03.37 ID:rbw2ijdR0
砂「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
男友「いや、全然平気!むしろありがとうございます」
砂「え?・・・え?」
男「ああ、気にしなくていいよ、こいつ今ちょっとおかしいから」
砂「は、はぁ・・・」
男「と言うわけで、こいつが男友な」
砂「あ、は、はじめまして!」
男友「はじめましてー!よろしくね☆」キラン
男「(きもい)・・・んで、こっちが砂・・・」チラッ
砂「・・・」フルフル
男「・・・えーっと、砂子、砂子ちゃんだ」
男友「可愛い名前だね☆」キラン
砂「あ、ありがとうございます」


80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 20:08:54.67 ID:rbw2ijdR0
男友「よし、自己紹介も済んだ所で、遊びに行こうぜ!」
男「ん、まあいいけど、砂・・・子、大丈夫か?」
砂「は、は、はいぃ」ギュウゥ
男友「よーし、行く所は決めてあるから付いてk・・・おいで☆」キラン
男「(今日のこいつうざい・・・)」
<ゲームセンター>
砂「はぇー・・・」
男「なんでゲーセンなんだよ」
男友「いい所見せようと思ってな!」
男「他にスポーツ的なやつとかあるだろ」
男友「俺スポーツ嫌いだし」

81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 20:12:38.59 ID:rbw2ijdR0
砂「男さん、ここなんですか?すっごい光ってますけど」
男「ん?ゲーセン知らないのか?」
砂「はい!」
男友「じゃあ俺が案内してあげるよ!行こうか☆」キラン
砂「え、でも・・・あっ」
男友「いいからいいから!」
男「置いてかれた・・・」

82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 20:16:06.61 ID:rbw2ijdR0
男「どこ行ったんだ・・・?」
男友「・・・」
男「おお、いたいた。ってどうした男友」
男友「・・・」
男「なんか死んでるな・・・えっと砂かけは・・・!?」
砂「えい!とぉー!!」ドゴバギドーン
男「か・・・格ゲーだと」
砂「えーい!!」ドゴーン ユーウィン!
男「砂子、お前ゲーム強いな」
砂「相手の動きなんて止まってみえますぜ!」
男「なんかキャラに影響受けてるし」
男友「フルボッコにされた・・・」

83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 20:25:57.60 ID:rbw2ijdR0
男「さて、そろそろ帰るか」
砂「とっても楽しかったです!」
男友「・・・」
男「男友は最後まで死んでたか」
男友「あっ!そうだ!」
男「うわっ!復活した!」
男友「やっぱゲーセンといえばプリクラだよね!」
男「・・・そうか?」
砂「ぷりくらって何ですか?」
男友「皆で記念撮影しようってこと!よし行くぞー!」
男「んー、ま、いいか」

84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 20:28:22.48 ID:kVmxot3b0
板尾創路が「砂渡し爺」って歌うたってたよな

85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 20:38:18.24 ID:rbw2ijdR0
男友「はい、じゃあこれ砂子ちゃんの分ね」
砂「・・・なんてカラフルな心霊写真・・・」
男「いや、それは写真の飾りみたいなもんだから」
砂「はぁ~そうなんですか~」
男「シールになってるから好きな所に張っておくといいぞ」
砂「好きな所ですかー・・・」
男友「じゃあ、今日は解散な!砂子ちゃん送っていこうか☆」キラン
砂「あ、えっと・・・一人で帰れますからー」
男「ま、まあそんなに暗くないし、大丈夫だろ」
男友「いや、一人で帰るのは危ないと思うね!」
男「そういってお前、砂子の家知りたいだけだろ」
男友「・・・☆」キラン
男「図星か」
砂「本当に一人で大丈夫ですからっ!それじゃぁまた遊んでください!」タタタタッ
男友「あ、砂子ちゃん!・・・もう見えないし!」

86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 20:40:24.24 ID:rbw2ijdR0
男「じゃあ俺も帰るな」
男友「おい男」
男「ん、なんだよ」
男友「お前・・・背中にさっきのプリクラついてんぞ!くくく」
男「は?・・・ほんとだ」
男友「砂子ちゃんにいたずらされたんだな!嫌われてんじゃね?」
男「んー・・・どうかな」
男友「じゃあ、また砂子ちゃん誘う時は頼むな!」
男「お、おう、じゃあな」
(男「シールになってるから好きな所に張っておくといいぞ」)
(砂「好きな所ですかー・・・」)
男「・・・」
ー一方その頃、店内
店員「誰だよ、筐体に砂撒いていったヤツ・・・隙間に挟まって・・・くそぅ・・・」

87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 20:41:36.56 ID:3Z25HwRG0
わっふるわっふる

88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 20:43:15.76 ID:HhtlEE3jO
また友系のモブか

89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 20:57:02.19 ID:rbw2ijdR0
<数日後>
男「・・・」
砂「男さん!」
男「うおわっ!!」
砂「驚きすぎですよー。いい加減慣れて下さいねー」
男「・・・そうは言っても、毎回どっから来てるんだよ」
砂「神出鬼没が取り柄ですからねー」
俺「せめて背後を取るのはやめてくれ」
砂「んー、そうすると砂で目潰ししてからじゃないと」パサァァ
俺「何故そうなる」
砂「神出鬼没ですから!」
俺「無理矢理だな」
砂「えへへー」
----
ちょい書き溜めタイム

90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 21:05:20.59 ID:y9VFOUTyO
>>86で死んだ

91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 21:18:12.91 ID:15UlL2NT0
店員さんカワイソス

92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 21:49:00.30 ID:AGJTA6n10
いいな

93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 22:23:08.21 ID:WbYI6ASPO
待ってる間支援
男「そういや砂かけ」
砂「はい?」
男「お前のばあちゃんは何となく想像出来るけどさ。爺ちゃんはどうなんだ?」
砂「どうって?」
男「ほら、髪の毛突き刺すとか、延々泣きっぱなしだとかそういう」
砂「あはは、そんなんじゃないですよ。普通のおじいちゃんです」
男「ああ、そうなんだ」
砂「あ。でも、よく砂場を作ってましたね。何とかサキュウ? もおじいちゃんが作ったとか」
男「そっちかー。相性最悪に最高じゃねえか」

94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 22:26:49.08 ID:WbYI6ASPO
砂「男さん。隔世遺伝って知ってます?」
男「ああ、確か二世代以上前の性質が子に現れるっていう」
砂「私、実はその隔世遺伝らしくて」
男「あー、うん。言われなくてもわかるよ」
砂「ほら、この辺がちょっと釣り目」
男「いや断じてそこじゃねーよ?」


95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 22:39:19.11 ID:WbYI6ASPO
砂「もう! 男さんってば////」ザパァ
男「ふん! いつも無防備に食らう俺ではないわ!!」
砂「あ! サングラス!!」
男「フフーン。これで目に入ることは防げる!!」
男「だからって真上からこんな量かけるこたぁないだろ……髪の毛ザラッザラ……」
砂「だ、だって男さんが生意気にも防ぐから!!」

96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 22:41:49.89 ID:/1+bG5rX0
これだからもしもしは

97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 22:52:49.72 ID:rbw2ijdR0
砂「男さん、今度の日曜日って空いてますか?」
男「空いてるけど」
砂「買い物に付き合ってくれませんか?」
男「買い物?」
砂「ちょっと欲しいものがあるんです!でも一人じゃ決められなくて・・・」
男「あー、いいぞ。日曜日だな?」
砂「はいっ!ありがとうございますー!」
男「一応買い物とかするんだな・・・」

98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 22:54:47.79 ID:rbw2ijdR0
<日曜日>
男「・・・生憎の雨だな」
砂「・・・ですねー」
男「なあ、砂かけ」
砂「なんですかー?」
男「傘はいいけど、その雨合羽及びレインコートの重ね着はなんだ」
砂「念には念を、なんです!」
男「動きづらいだろ?」
砂「・・・はい、ちょっと」
男「じゃあ脱げばいいんじゃ」
砂「!!」バサァ!!
男「うわっ!!何すんだ!」
砂「男さんのエッチ!!」バサァ!!!
男「そ、そういう意味じゃないぞ!!」

100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 22:56:36.88 ID:ncLX5yL80
時かけ少女かと

101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 22:56:51.12 ID:rbw2ijdR0
男「で?何買いに行くんだ?」
砂「プリ帳です!!」
男「ぷり帳・・・?」
砂「この間のプリクラを張るのでー」
男「プリ帳っていうんだ・・・それだけ買いに来たのか?」
砂「駄目ですかね?妹に聞いたんですけど・・・プリ帳」
男「いや、いいけどさ。どこに売ってるんだ?」
砂「ふふふ、そこで男さんの出番ですよ!」
男「・・・文房具屋、かな・・・」
男「・・・てか妹いるんだ?」
砂「はい!」
男「連れてくれば良かったんじゃない?」
砂「!?」

102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 22:59:58.30 ID:rbw2ijdR0
男「だいぶ歩き回ったけど、なんとか買えたな」
砂「えへへー」ペタッ
男「何でいきなり表紙に貼るんだよ」
砂「可愛いかとおもってー」
男「出し入れする時に剥がれるんじゃないか?」
砂「・・・じゃあ中にも」ペタッ
男「なんでいきなり真ん中のページに貼るんだよ」
砂「一番剥がれにくいじゃないですかー?」
男「見るとき探しにくいだろ?」
砂「むぅ、男さん細かいです!」バサァ!
男「うわああああ店内で砂撒くなああああ!!」
店員「・・・お客様?・・・」ニッコリ
男「すすすすいませえええええんんん!!」

103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 23:00:25.99 ID:WbYI6ASPO
>>96
>>1のストーリーは崩さんようにはしてるつもりよ?
男「そういやさ。お前にとっていい砂ってどんな砂なの?」
砂「そうですねー。やっぱりサラサラ感は大事ですよね」
男「うんうん」
砂「ほら、学校の砂はガラス片あってジャリジャリしますし。公園の砂が及第点かなぁ?」
男「割とこだわってるのな」
砂「そりゃもう。たまに路地裏とか空き地に積もってる砂がちょうどいい感じなんですよね」
男「ふむ……いや、まさかな?」
砂「?」
砂「男さん! コレ! この砂最高です!!」
男「やはりか。似てるとは思ったんだ」
猫砂バラまきはしゃぐ少女は、傍目にもシュールに見えた。

104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 23:01:20.47 ID:WbYI6ASPO
おっと、戻ってた。④

105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 23:02:32.51 ID:rbw2ijdR0
男「結局土下座と掃除で許してもらえた・・・」
砂「あの店員さん、笑顔なのに怖かったですねー」
男「・・・何も言うまい・・・」
砂「あ、外晴れてますね!」
男「お、ほんとだ。これなら傘いらないな」
砂「じゃあちょっとお散歩して帰りましょうかー」
男「ん、そうだな」
ブロロロロロ
バシャーン
男「うわっ!」サッ
砂「きゃぁっ!」
男「危ないなあの車・・・砂かけ、大丈夫・・・」
砂「うぅ・・・」チョコン
男「な、なんで小さくなってんだああああああああああ!!!」

106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 23:05:06.82 ID:0TS9La/20
そもそも新ジャンルに「>>1」はいらない

107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 23:06:00.86 ID:rbw2ijdR0
男「おい!なんだそれ!何がどうなってそうなるんだ!?」
砂「いきおいよく水かかりましたからねぇ~」ビショ
男「いや、普通水かかっただけでそうはならんだろ!?」
砂「んー、私砂かけなので、水でからだの砂ぶんが流れちゃったんですよー」
男「だ、大丈夫なのか・・・?」
砂「砂があるところにいけば、ほきゅうできますっ!」
男「い、急ぐか」
砂「はい~」トコトコ
男「・・・なんかやりにくいな」
砂「男さーん、歩くの早いですよーう」トコトコ

108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 23:08:19.24 ID:kVmxot3b0
我愛羅 ・・・

109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 23:08:27.22 ID:rbw2ijdR0
砂「この通り元通りです!」バサァ!
男「なぁ、お前の体、砂で出来てんのか?」
砂「全部じゃないですけどね」サラサラ
男「ふーん・・・不便じゃないのか?」
砂「生まれつきですしー」
男「そうか」
砂「・・・気持ち悪いですかね?」
男「いや、それがお前だしな」
砂「・・・///」バサァッ
男「ぅおっと!」サッ
砂「・・・やっぱり男さんは優しいです!」
砂「・・・ありがとうございます!えへへ」
男「ッ!・・・さて、散歩すっかなー」
砂「はーい!」
----


112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 00:22:51.02 ID:cHVdcvv+0
こっちもかわいい

113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 00:22:57.96 ID:TlwK+QM5P
なんだ、砂かけ幼女じゃないのか

117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 04:34:52.40 ID:5lvGurre0
支援
少年「びえぇぇええ~ん!!」タッタッタッタ
男「ん?」
砂「ずゅぉぉぉおおお!って、あれ?」ザラザラ
男「うぉぉお!サンドウォーム!?」
砂「おお、男さん。こんにちわ」
男「ああ、こんちゃ。って、挨拶はどうでもいい。あんま、誰彼かまわずおどかすなよ。男の子が泣きながら走ってったぞ」
砂「いや、ただ単にかくれんぼしてただけなんですけど・・・」
男「隠れるなら、砂場以外にかくれろ。これ以上いたいけな少年たちのトラウマを増やすな」

118 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 04:45:36.93 ID:5lvGurre0
砂「うぉおおお!」
男「・・・」
『飛ばずにはいられない
 砂山がある。』
砂をかける少女 -THE GIRL PLAYING IN THE SAND-
男「・・・おーけぃ。怒られる前にやめようか」

119 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 04:55:37.70 ID:5lvGurre0
男「こういうのを持ってきてみた」つ磁石
砂「そ、それは・・・!?」
男「こうやって、砂場で砂鉄集めなんて懐かしいなぁと・・・」
砂「はふん」ポテッ
男「・・・どうしたよ?」
砂「頭がくらくらしまふ~・・・」
男「・・・女性は鉄分とらなきゃな」

120 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 05:06:00.10 ID:5lvGurre0
男「……何者かが俺の家に押し入った形跡」
男「荒らされている冷蔵庫と風呂場」
男「……粉?」ペロッ
男「こ、これは……砂!!!」ペッペッペ
男「っつうわけで、勝手に俺の家にくるのはやめてくれ。掃除大変なんだよ」
砂「えへっ♪」

121 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 05:14:00.98 ID:5lvGurre0
男「よっす~。こんちわ……っと!?」
砂「…」
男「す、砂子が…黄色い!」
砂「中国におかされましたぁ~……」エグッ
男「黄砂な?黄砂。そういう発言すると外交問題で厳しいんだぞ?」
砂「おかされましたぁ~……中に、中にッ……!」ヒグッエグッ
男「犯と侵でだいぶ意味かわるなぁ」

122 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 05:28:02.74 ID:YqKDqIQO0
新ジャンルとか懐かしいな 支援

123 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/02(木) 05:30:24.28 ID:5lvGurre0
彼女は何を見たのかわかりません。何を知ったのかわかりません。
しかし、その発見された死体には無数のつぶてのような痕とそこから去っていく足跡のような砂の跡が残っていたのでした。
男「みたいな七不思議的なのあってもよさそうなのにな」
砂「……男くん。私をそういう目で見てたの?」
男「いや、別に真実はどうあれ、噂としてはさ、そういうのに発展しそうじゃん」
砂「ありえません!それに足跡にそれだけ砂残しちゃったら、私の体積がちっちゃくなっちゃって、砂かけ少女から砂かけ幼女になっちゃいますよ!」
男「なにその間違った否定!っつか、新設定!?」
※この物語はフィクションであり、新設定などはありません。

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