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アスカ「強くてニューゲーム」

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Part6
129 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/23(水) 22:56:38.28 ID:0PIDb6OX0
レリエル『!?!?』バキンッ
弐号機『ウォォォォ』ドォォン
シンジ『アスカっ!?』
弐号機『ウォォォォ……』
レリエル『……』バシャァァァァ
ミサト『なに、あれ……』
リツコ『エヴァ弐号機……』
日向『目標……沈黙……』
ミサト『……はっ、回収班急いで!』
ーーーー
アスカ「……?」
ミサト「アスカ!大丈夫?」
シンジ「アスカ……?」
アスカ「んっ……何か、夢を見てた気がする。けど……忘れたわ」
アスカ「重要な夢だったはずなんだけどなぁ……」
シンジ「……ふふっ……良かった、無事で……」
アスカ「ちょっと、何笑ってんのよ!」
シンジ「だ、だって、アスカが変な事言うから……」
アスカ「なんですって!?」
シンジ「わっ、や、やめてよっ!?」
ミサト「はぁ、全く……良かったわ」
弐号機『……』
弐号機『』ギロッ

130 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/23(水) 22:57:47.19 ID:0PIDb6OX0
以上です
レリエル突破、ですね。
原作では多分第十七話くらいです。違うかも
読んでくださってる方、ありがとうございます
ではでは

131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/23(水) 23:17:20.25 ID:nN8WEegp0
おつー

134 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/24(木) 23:49:33.40 ID:FvP59+/d0
アスカ「弐号機の中で、確かに誰かと会った気がするんだけど……」
アスカ「ママ……じゃなかったとは思うんだけど、ならあれは、誰だったんだろ……」
アスカ「そういえば、明日だっけ。四号機の起動実験。失敗するとわかってはいるけど、止めようがないわね……。悔しいけど」
アスカ「S2機関の無駄遣いね」
ーーーー
ー翌日・通学路ー
アスカ「おはよ、ヒカリ」
ヒカリ「あら、アスカ。おはよう。碇君は?」
アスカ「なんか、鈴原たちと勉強するんだと。変なこともあるものねえ」
ヒカリ「鈴原と?そ、そっか……」
アスカ「……ねえ、ヒカリって、どこが好きなの?」
ヒカリ「……え?何の話?」
アスカ「鈴原のどこがいいのか聞いてんのよ」
ヒカリ「え、え、な、何のことよ……」

135 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/24(木) 23:50:12.64 ID:FvP59+/d0
ーネルフー
青葉「手がかりは静止衛星からの映像のみです。後は形跡も残ってません」
青葉「エヴァ四号機並びに半径49キロいないの関連研究施設はすべて消滅しました」
青葉「タイムスケジュールから推察して、ドイツで修復したS2機関の搭載実験中のことだと思われます」
マヤ「予想する原因は材質の強度不足から設計初期段階のミスまで32,768通り。妨害工作の線も考えられます」
日向「でも爆発ではなく消滅なんでしょ……つまり消えたと」
ミサト「よくわからないものを無理に使うからね」
マヤ「復元中のS2機関は残り一つですね、これが最後のものです」
リツコ「この失敗は調べ尽くさないとね。成功してないとはいえ数少ないデータの一つだわ」
日向「しかし、米国は情報はないと主張を続けていますが……」
リツコ「つまらないプライドね」


136 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/24(木) 23:50:58.13 ID:FvP59+/d0
ミサト「これでせっかくのS2機関もパーね」
リツコ「ええ。無駄なことにならないように活かさなければならないわね」
ミサト「それで、残った参号機は?」
リツコ「空輸されてこちらで引き取ることになったわ」
ミサト「勝手に作っておいて、都合が悪くなると押しつけ?」
リツコ「仕方ないことではあるわ。あんなことがあれば、誰でも怖じ気づくわよ」
ミサト「虫のいい話だわ」
リツコ「まあそうね」
ミサト「それで、参号機の起動実験には、ダミーとやらを使うの?」
リツコ「……。それは今から決めるわ」
リツコ「碇司令と話し合ってね」

137 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/24(木) 23:51:50.22 ID:FvP59+/d0
リツコ「試作されたダミープラグです。レイのパーソナルが埋め込まれていますわ」
リツコ「ただ、人の心……魂まではデジタル化出来ませんので、あくまでも擬似的なものに過ぎません。人のまねをするだけの機械ですわ」
ゲンドウ「信号パターンをエヴァに送り込む。そこにパイロットがいるとエヴァが思い込み、シンクロすればそれでよい」
ゲンドウ「初号機と弐号機にデータを入れておけ」
リツコ「しかし、まだ問題が残りますわ」
ゲンドウ「エヴァが動けばそれでいい。それで、参号機のパイロットは?」
リツコ「現在の候補のなかから、一人、生理学的に持ち上げれば可能な子供がいます」
ゲンドウ「君に一任しよう。レイ、上がって良いぞ。食事にしよう」
レイ「はい」
リツコ「……」

138 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/24(木) 23:52:47.77 ID:FvP59+/d0
アスカ「てなわけで、チャンスは明日の朝!なんとしてでもお弁当を渡すのよ!」
ヒカリ「う、うん……」
アスカ(明後日は起動実験だもんね)
アスカ「シンジ!相田!あんたたちは邪魔をしないようにするだけでいいわ」
シンジ「う、うん」
ケンスケ「けど、びっくりだよ。トウジのことが好きで、しかもお弁当を渡そうなんて……」
ヒカリ「うう……恥ずかしい……」
アスカ「よし!それじゃ、解散!あ、シンジは残りなさい。エヴァのことで話があるわ」
シンジ「え?うん、わかった」
ーーーー
シンジ「参号機のパイロットがトウジ!?」
アスカ「そうよ。間違いないわ」
シンジ「そ、それで……?」
アスカ「四号機の消滅、知ってるわよね?S2機関は参号機にも搭載予定だったらしいの」
シンジ「そんな……それじゃあ!」
アスカ「何かあったら、最優先であいつを助け出すわ。わかったわね?」
シンジ「それで……。うん、わかった。ありがとう、アスカ……」

139 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/24(木) 23:53:26.01 ID:FvP59+/d0
以上です
おやすみなさい。。。

140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/25(金) 08:10:46.82 ID:2KCvfh1/0
何の対策もなく毎回楽勝で倒されるマトリエルにわろた

141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/25(金) 08:30:23.12 ID:AS2O/9Lio
あの使徒だけはちょっとライフル撃ったら死ぬ印象しかない

142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/25(金) 08:34:17.18 ID:opJiZfor0
弱い使途だから本部が沈黙=エヴァが動かない時に来たんじゃないだろうか?

146 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/26(土) 03:19:10.01 ID:kVGrZpXT0
ー翌朝、トウジの家の前ー
ヒカリ「……まだかなあ……」
トウジ「なんや委員長、そんなとこで何しとんや?」
ヒカリ「わっ!?……べ、別に……その……」
トウジ「?なんやそれ……ん?何持ってるんや?」
ヒカリ「あ、そ、そう!お弁当、作りすぎたから……あげよう、かなって……」
トウジ「!え、えっと……ありがとう?」
ヒカリ「う、うん………。あ、あのさ、鈴原、今まで喧嘩してばかりだったけど、その、これからは、仲良く…………」
トウジ「せやな……仲良くやって行こか」
ヒカリ「っあ…………うん!」ニコッ
トウジ「……ほ、ほな、学校、行こか」

147 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/26(土) 03:19:59.71 ID:kVGrZpXT0
アスカ「おはよ、ヒカリ♪」
ヒカリ「あ、アスカ、おはよう」
アスカ「うまくいったみたいね」コソコソ
ヒカリ「う、うん……ありがと、アスカ」
アスカ「いいのよ、もう♪」
シンジ「トウジ、おはよう」
トウジ「おう。……な、なんやニヤニヤして」
ケンスケ「別に~?」
トウジ「気持ち悪いのう」
担任「鈴原!至急校長室まで来なさい」
シンジ「……!」
ケンスケ「?トウジ、何したんだよ}
トウジ「知るか。何も心当たりないわ。……ほな、行ってくるわ」
ケンスケ「おーう」
リツコ「鈴原トウジ君ね。ネルフ本部技術一課所属、赤城リツコです。以後よろしく」

148 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/26(土) 03:20:38.61 ID:kVGrZpXT0
ー葛城家ー
アスカ「明日ねぇ、起動実験」
シンジ「うん……大丈夫かな……」
アスカ「さあ、わかんないわね~。ま、あんまり深く考えてもねえ」
シンジ「それは……そう、だけど」
アスカ「いざとなればあたし達もいるんだし、きっとうまくいくわよ」
シンジ「そうかな……なんか、良くない予感がすごいんだけど……」
アスカ(まあ確かにそうなんだけどさあ)
アスカ「心配しすぎよ!さっさと寝なさい!それじゃ、おやすみ」
シンジ「うん……おやすみ」
アスカ(ミスは許されないわね)

149 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/26(土) 03:21:09.25 ID:kVGrZpXT0
ー翌日ー
『エントリープラグ固定完了。第一接続開始』
ミサト「思ったより順調ね」
リツコ「これなら即実戦投入も可能ね」
ミサト「ふうん。よかったわね」
『パルス送信。グラフ正常位置』
リツコ「あら、気のない返事ね。これもあなたの直轄部隊に入るのよ?」
『リスト1350までクリア』
ミサト「エヴァを四機も独占、か……」
『初期コンタクト問題なし』
リツコ「了解。作業をフェイズ2へ移行して」
『オールナーブリング問題なし。リスト2250までクリア』
『ハーモニクスすべて正常値。絶対境界線突破します』
参号機『……!』カッ
フィーフィーフィー!
リツコ「何事!?」
『中枢神経に異常発生!』
リツコ「実験中止!回路切断!!」
『だめです!体内に高エネルギー反応!!』
リツコ「まさか……」
ミサト「使徒!?」
参号機『グオオオオオオオオ!!!』ドオオオオオン!!

150 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/26(土) 03:21:42.00 ID:kVGrZpXT0
アスカ「目標がエヴァね……」
シンジ『どうしようアスカ、あれにはトウジが!』
アスカ「わかってるわ。まずはあいつの中からプラグを無理矢理抜き取るわよ!レイ!援護射撃の用意しといて!」
レイ『わかったわ』
アスカ「あたしがなんとかあいつを止めるわ。そのすきにシンジは背後に回って、いいわね?」
シンジ『う、うん。わかった』
アスカ「……いくわよっ!」
弐号機『!!』ダッ
参号機『……!』ピクッ
ーーーー
アスカ「くうう……はああ!!」
アスカ「シンジ!今!」
シンジ『うん!ごめん、トウジ……っ!』バキバキ
参号機『!?』
シンジ『と…れ、たっ!』ブチッ

151 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/26(土) 03:22:35.02 ID:kVGrZpXT0
アスカ「あとはここをつぶせばっ!」ブシュゥゥ
参号機『!!?……』
マヤ『目標沈黙!やりましたね!』
アスカ「多少損壊はあるけど、ほぼ無事に助けられて良かったわ」
アスカ「鈴原の容体は?」
マヤ『現在治療および検査中よ。けど、早い段階で救えたから、汚染も少なかったわ』
アスカ「そう、良かったわ」
シンジ『トウジ……良かった……』
アスカ「参号機は?」
日向『大破しているけど、これから検査と調整次第ではまた使えるようになると思うよ』
アスカ(となると……かなり未来が変わってきそうね)

165 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 03:31:18.87 ID:uoSzUXRq0
ートウジの検査室前ー
アスカ「使徒による汚染、か……」
ヒカリ「鈴原……」
シンジ「身体的な怪我は治るってリツコさんは言ってたけど……」
アスカ「それでも重症なことに変わりはないわ。完治するのには時間がかかるでしょうね」
アスカ(それに、すぐに次の使徒……あの第十四使徒が来てしまうわ)
アスカ(ヒカリには悪いけど、今こいつのことを気にかけられるほどの余裕はないわね)
ケンスケ「でも、三人が早めに助けてくれたから死なずにすんだんだろ?ありがとな……」
シンジ「そんな、お礼なんて……」
レイ「鈴原君、早く良くなるといいわね」
ヒカリ「うん……」
アスカ「ま、医療班がなんとかするんじゃない?」
シンジ「そうだね、きっと大丈夫だよ」
アスカ「それじゃ、そろそろ帰ろっか」

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