アスカ「強くてニューゲーム」
Part7
166 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 03:31:54.30 ID:uoSzUXRq0
アスカ「第十四使徒……」
アスカ「なんとかして近づいて……いや、あの腕がやっかいね」
アスカ「正攻法で突破するには……。ライフル類は一切効かないし」
アスカ「……あたしじゃ無理、かなぁ……」
アスカ「……いや、負けるわけにはいかないのよ。せっかくここまで来たんだし」
アスカ「はあ……どうしたものか……」
アスカ「そういえば、シンジが横から攻撃したとき、割といけてたわね」
アスカ「つまり、近づきさえすればいける?……おとり作戦とかかしら」
アスカ「……とりあえずそんな感じで考えてみよっと」
167 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 03:32:33.86 ID:uoSzUXRq0
ぜーレ1『参号機はおそらくまだ使えるだろうな』
ぜーレ2『それはそうだが……碇のおもちゃが増えただけではな』
ぜーレ1『それを利用してしまえば良い』
ぜーレ3『というと?』
ぜーレ1『参号機パイロットはもう使えん……なら、新しいパイロットが必要だ』
ぜーレ5『まさか……タブリスか?』
ぜーレ1『左様。やつに弐号機パイロットと接触してもらう』
ぜーレ4『だが、シナリオと異なってしまうのでは?』
ぜーレ1『道が変わる程度だ。最後に行き着く場所が同じなら、どんな道を通ろうがかまわん』
168 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 03:33:18.88 ID:uoSzUXRq0
ー翌日、使徒襲来ー
日向「目標、駒ヶ岳防衛ラインを突破!」
マヤ「目標、以前侵攻!」
ゼルエル『……』
ゼルエル『!』カッ
ドオオオオ!!!
マヤ「第1から18番装甲まで損壊!」
日向「18もある特殊装甲を一発で……!?」
ミサト「エヴァの地上迎撃は間に合わないわ!ジオフロント内にエヴァ三機を配置!」
ミサト「本部施設の直援に回して!シンジ君達は目標が出てきたとこを狙い撃ちよ!」
アスカ『あたしが前に出るわ!二人で援護をお願い!』
レイ『了解』
シンジ『わかった!』
169 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 03:33:55.25 ID:uoSzUXRq0
アスカ「……今よ!一斉射撃で弾幕張って!」
レイ『っ!』パパパパパ
シンジ『いけぇっ!』バシュッバシュッ
ゼルエル『……』
アスカ(やっぱり遠距離では不利……!)
アスカ「ミサト!ソニック・グレイブを出しといて!」
ミサト『わかったわ!日向君!』
日向『3番から7番までの射出準備完了しています!』
アスカ「わかったわ!」バッ
ミサト『5番射出!』
アスカ「ナイスタイミングっ!いくわよっっ!」
ゼルエル『……!』バラバラ
アスカ(まずいっ!)
アスカ「レイ!躱してっ!」
ゼルエル『!!』シュバッ
レイ「えっ……?」バシュッ
アスカ「レイっ!?」
シンジ『綾波っ!』
レイ『きゃあああああっっ』
170 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 03:34:38.09 ID:uoSzUXRq0
アスカ「くっ、こんちくしょおおお!!!」
ゼルエル『!』カッ
アスカ「っ!?くっ、簡単には近づけない……っ!」
シンジ『くそっ、何で効かないんだよっ!』ドンッドンッ
レイ『う……く……ま、まだ……』
アスカ「このままじゃ……っ!負けてたまるかぁっ!」
ゼルエル『!!?』ザシュゥ
アスカ「こんのおおおおお!!」
ゼルエル『!』ズズン
シンジ『アスカっ!危ない!!』
アスカ「なっ……!」
ゼルエル『!!』バシュゥッ
アスカ「!?あ、ああああっ!?」
シンジ『アスカ!?』
アスカ「シンジだめっ!」
ゼルエル『!』カッ
シンジ『なっ……!』
ドオオオオ!
174 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 21:49:20.32 ID:uoSzUXRq0
アスカ「くぅぅ……」
マヤ『弐号機及び初号機のアンビルカルケーブル切断!活動限界まで残り5分です!』
日向『弐号機腹部破損!初号機左腕断切!』
ミサト『まずいわっ!』
シンジ『ぐぅぅぅ……ちくしょぉぉ!!』ダッ
レイ『くっ……』バシュバシュ
アスカ(あたしの傷が1番影響が少ない……あたしがやらなきゃ…!)
アスカ「こんな所で負けてらんないのよ!こんのぉぉぉ!!!」
ゼルエル『……!』ググ
アスカ「!レイ躱して!」
レイ『了解!』
ゼルエル『!?』スカッ
アスカ「今よっ!」グサッ
ゼルエル『!……』ググググ
175 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 21:50:04.98 ID:uoSzUXRq0
アスカ「ちっ、届かないかっ!」
ゼルエル『!』バシィッ
アスカ「シンジ!背後から攻めて!挟み撃ちにするわ!レイは射撃で意識を逸らして!」
レイ『分かったわ』バババババ
シンジ『うん!』ダダッ
アスカ(残り4分、次でミスったらかなりまずいわね……)
アスカ「シンジ!ATフィールド全開で畳み掛けるわ!」ダダッ
シンジ『分かった!フィールド全開っ!』キィィィ
ゼルエル『……!!』カァァ
マヤ『!目標に高エネルギー反応!』
アスカ「まさか!?」
ゼルエル『!!!!』ビシャァァ!!グルッ
アスカ「ぐうっ!?」
シンジ『なっーーー』
初号機『!』ドォォォ…
アスカ「バカシンジィっ!?」
レイ『碇君!?』
176 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 21:50:46.28 ID:uoSzUXRq0
ゼルエル『……』バラバラバラ
アスカ「はっーーー」
ゼルエル『!』バシュルルル
アスカ「ダメ!避けーーー」
レイ『あっーーー』
零号機『……!』ドシャァッ
零号機『……』ズズン
日向『初号機中破!戦闘続行は困難!零号機は大破!パイロットの生命維持に支障が生じています!』
ミサト『零号機のシンクロをカット!零号機を優先回収急いで!!』
ミサト『シンジ君!しっかりして!!』
シンジ『ぅ……ぐぅ……』ハァハァ
アスカ「くぅっ……」
アスカ(どうすれば良いの……?)
177 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 21:51:34.14 ID:uoSzUXRq0
アスカ「……」ジリジリ
ゼルエル『……』ズンズン
ミサト『アスカ!今から20秒後にN2爆雷を投下するわ。その瞬間を狙って攻めて!ラストチャンスよ……』
アスカ「!分かった、わ……」
アスカ(ここで失敗したら、みんなの記憶がまたなくなってしまう……)
アスカ(せっかくヒカリが伝えた想いも、鈴原を助けられた事実も、レイと少しは仲良くなれたことも……)
アスカ(全部無くなるなんて……)
アスカ「絶対にさせないっ!」ダッ
ゼルエル『!!』キッ
アスカ「弾幕お願い!」
ミサト『22番から35番緊急弾幕!』
ゼルエル『!?』バシュゥ
アスカ(あと3……2…)
ミサト『今よ!!』
アスカ「うおおおおおお」バッ!
ゼルエル『!?』ドォォォン!
178 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 21:52:30.39 ID:uoSzUXRq0
アスカ「どおりゃぁぁぁぁ!!!」バッ
煙幕『……』
煙幕ブワッ
アスカ「なっ……!?」
アスカ(N2爆雷が効いてなーーー)
ミサト『ダメ!アスカっっ!!!』
ゼルエル『!!!』ドシュゥッ!
アスカ「きゃぁぁぁぁぁぁ!?」
日向『弐号機左腕損壊!腹部の損壊が激しくなっています!』
青葉『弐号機活動限界まであと25秒!』
アスカ「うぅぅ……ぐっ……」
ゼルエル『……』カッ!
ドォォォォン!!
青葉『ジオフロント露呈!!最終装甲板損壊!!』
ミサト『くっ……』ギリッ
リツコ(まずいわよ……司令はどうするつもりなのかしら……)チラッ
ゲンドウ『……』
179 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 21:53:35.69 ID:uoSzUXRq0
アスカ「ま、待ちなさいよ……っ!」ググ
ミサト『……』
ミサト(このままだと勝ち目はない。あの使徒にインパクトを起こさせるわけには……)
ミサト『……ここまで、なの?』
アスカ「待ちなさいって言ってんでしょ!」バシュバシュ!!
ゼルエル『……』ググ
ゼルエル『……』ズンズン
青葉『目標弐号機に接近!ま、まずいです!弐号機の活動限界まであと4秒!』
アスカ「くぅぅ……」バシュバシュバシュバシュ…バシュ……
弐号機『……』ガタン
青葉『弐号機完全に沈黙!』
ゼルエル『……!』カッ!
弐号機『……』ドォォォ
ゼルエル『……』カーンカーンカーンカーン
アスカ「くそっ、くそっ、くそっ!」ピシッパシッ
アスカ「お願いだから動いて!お願いだから動いて!動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け!!」ピシィパシッピシピシッ
アスカ「動きなさいよっ!!」パシィパシッピシッ
アスカ「動いてぇっ!!」ピシィッ!!
アスカ『そう。あんたがそう望むんならーーー』
アスカ『あたしが力を貸してあげる』ドクンッ
弐号機『!!!』カッ
ゼルエル『!』バッ
弐号機『!!』グイッ
ゼルエル『!?』ドシャッ
180 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 21:54:38.02 ID:uoSzUXRq0
弐号機『ウォォォォォ!!!』ズズ
日向『使徒のパーツを取り込んだ!?』
ゼルエル『!』シュバッ
弐号機『ウォォォォォ!!!』ブンッ
ゼルエル『!?』ピシィィンッ
ゼルエル『!!』ドシャァァ
弐号機『ウォォォォォ!!!』バッ!
マヤ『弐号機の装甲板が外れます!』
リツコ『拘束具が……っ!?』
ミサト『拘束具?』
リツコ『えぇそうよ。あれは装甲板なんかじゃない。エヴァの力を抑えるための装甲板に過ぎないの』
弐号機『グォォッ!』ダッ
ミサト『跳んだ!?』
弐号機『グォォン!』ドガンッ
ゼルエル『!!』
弐号機『!』シャキン
マヤ『弐号機プログナイフ装備!っ!?なに、これ……弐号機のシンクロ率が400%を超えていますっ!』
ミサト『なんですって!?』
弐号機『!』ブンッ
ゼルエル『!?』ザシュゥ
ゼルエル『……!』カァァ
弐号機『ウォォ!』ドグシャァッ!
ゼルエル『!……』ピシッ
弐号機『ウォォォォォ!ウォォォォォ!!ウォォォォォ!!!!』ガンッガンッガンッガンッ
弐号機『ウォォォォォォォォン!!!』ドシャァァ
青葉『も、目標、完全に沈黙……っ』
ミサト『あれは……あれがエヴァの本来の力だと言うの……っ!?』
ゲンドウ『……』
冬月『弐号機の覚醒……碇、どうするつもりだ』
181 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 21:55:04.98 ID:uoSzUXRq0
以上です。
思ってたより第一話長くなっちゃってるのは内緒
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/28(月) 21:57:05.88 ID:H/ivXY3Q0
リツコ『えぇそうよ。あれは装甲板なんかじゃない。エヴァの力を抑えるための装甲板に過ぎないの』
どっちだよ
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/28(月) 21:58:03.81 ID:9mp6uJ31O
その両の眼でなく心の眼で字をみるのじゃ
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/28(月) 21:58:37.13 ID:znmRvNEZO
装甲板(拘束具)
185 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 21:58:38.68 ID:uoSzUXRq0
oh(´・ω・`)...
ほんまや
拘束具に過ぎない
って言いたかったんや
すまん……
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/28(月) 22:20:04.31 ID:aHOAPktSO
ええんやで(ニッコリ
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/28(月) 22:34:54.71 ID:4d687jg/O
イイね、面白い。続き期待。
アスカ「第十四使徒……」
アスカ「なんとかして近づいて……いや、あの腕がやっかいね」
アスカ「正攻法で突破するには……。ライフル類は一切効かないし」
アスカ「……あたしじゃ無理、かなぁ……」
アスカ「……いや、負けるわけにはいかないのよ。せっかくここまで来たんだし」
アスカ「はあ……どうしたものか……」
アスカ「そういえば、シンジが横から攻撃したとき、割といけてたわね」
アスカ「つまり、近づきさえすればいける?……おとり作戦とかかしら」
アスカ「……とりあえずそんな感じで考えてみよっと」
167 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 03:32:33.86 ID:uoSzUXRq0
ぜーレ1『参号機はおそらくまだ使えるだろうな』
ぜーレ2『それはそうだが……碇のおもちゃが増えただけではな』
ぜーレ1『それを利用してしまえば良い』
ぜーレ3『というと?』
ぜーレ1『参号機パイロットはもう使えん……なら、新しいパイロットが必要だ』
ぜーレ5『まさか……タブリスか?』
ぜーレ1『左様。やつに弐号機パイロットと接触してもらう』
ぜーレ4『だが、シナリオと異なってしまうのでは?』
ぜーレ1『道が変わる程度だ。最後に行き着く場所が同じなら、どんな道を通ろうがかまわん』
168 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 03:33:18.88 ID:uoSzUXRq0
ー翌日、使徒襲来ー
日向「目標、駒ヶ岳防衛ラインを突破!」
マヤ「目標、以前侵攻!」
ゼルエル『……』
ゼルエル『!』カッ
ドオオオオ!!!
マヤ「第1から18番装甲まで損壊!」
日向「18もある特殊装甲を一発で……!?」
ミサト「エヴァの地上迎撃は間に合わないわ!ジオフロント内にエヴァ三機を配置!」
ミサト「本部施設の直援に回して!シンジ君達は目標が出てきたとこを狙い撃ちよ!」
アスカ『あたしが前に出るわ!二人で援護をお願い!』
レイ『了解』
シンジ『わかった!』
169 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 03:33:55.25 ID:uoSzUXRq0
アスカ「……今よ!一斉射撃で弾幕張って!」
レイ『っ!』パパパパパ
シンジ『いけぇっ!』バシュッバシュッ
ゼルエル『……』
アスカ(やっぱり遠距離では不利……!)
アスカ「ミサト!ソニック・グレイブを出しといて!」
ミサト『わかったわ!日向君!』
日向『3番から7番までの射出準備完了しています!』
アスカ「わかったわ!」バッ
ミサト『5番射出!』
アスカ「ナイスタイミングっ!いくわよっっ!」
ゼルエル『……!』バラバラ
アスカ(まずいっ!)
アスカ「レイ!躱してっ!」
ゼルエル『!!』シュバッ
レイ「えっ……?」バシュッ
アスカ「レイっ!?」
シンジ『綾波っ!』
レイ『きゃあああああっっ』
170 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 03:34:38.09 ID:uoSzUXRq0
アスカ「くっ、こんちくしょおおお!!!」
ゼルエル『!』カッ
アスカ「っ!?くっ、簡単には近づけない……っ!」
シンジ『くそっ、何で効かないんだよっ!』ドンッドンッ
レイ『う……く……ま、まだ……』
アスカ「このままじゃ……っ!負けてたまるかぁっ!」
ゼルエル『!!?』ザシュゥ
アスカ「こんのおおおおお!!」
ゼルエル『!』ズズン
シンジ『アスカっ!危ない!!』
アスカ「なっ……!」
ゼルエル『!!』バシュゥッ
アスカ「!?あ、ああああっ!?」
シンジ『アスカ!?』
アスカ「シンジだめっ!」
ゼルエル『!』カッ
シンジ『なっ……!』
ドオオオオ!
アスカ「くぅぅ……」
マヤ『弐号機及び初号機のアンビルカルケーブル切断!活動限界まで残り5分です!』
日向『弐号機腹部破損!初号機左腕断切!』
ミサト『まずいわっ!』
シンジ『ぐぅぅぅ……ちくしょぉぉ!!』ダッ
レイ『くっ……』バシュバシュ
アスカ(あたしの傷が1番影響が少ない……あたしがやらなきゃ…!)
アスカ「こんな所で負けてらんないのよ!こんのぉぉぉ!!!」
ゼルエル『……!』ググ
アスカ「!レイ躱して!」
レイ『了解!』
ゼルエル『!?』スカッ
アスカ「今よっ!」グサッ
ゼルエル『!……』ググググ
175 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 21:50:04.98 ID:uoSzUXRq0
アスカ「ちっ、届かないかっ!」
ゼルエル『!』バシィッ
アスカ「シンジ!背後から攻めて!挟み撃ちにするわ!レイは射撃で意識を逸らして!」
レイ『分かったわ』バババババ
シンジ『うん!』ダダッ
アスカ(残り4分、次でミスったらかなりまずいわね……)
アスカ「シンジ!ATフィールド全開で畳み掛けるわ!」ダダッ
シンジ『分かった!フィールド全開っ!』キィィィ
ゼルエル『……!!』カァァ
マヤ『!目標に高エネルギー反応!』
アスカ「まさか!?」
ゼルエル『!!!!』ビシャァァ!!グルッ
アスカ「ぐうっ!?」
シンジ『なっーーー』
初号機『!』ドォォォ…
アスカ「バカシンジィっ!?」
レイ『碇君!?』
176 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 21:50:46.28 ID:uoSzUXRq0
ゼルエル『……』バラバラバラ
アスカ「はっーーー」
ゼルエル『!』バシュルルル
アスカ「ダメ!避けーーー」
レイ『あっーーー』
零号機『……!』ドシャァッ
零号機『……』ズズン
日向『初号機中破!戦闘続行は困難!零号機は大破!パイロットの生命維持に支障が生じています!』
ミサト『零号機のシンクロをカット!零号機を優先回収急いで!!』
ミサト『シンジ君!しっかりして!!』
シンジ『ぅ……ぐぅ……』ハァハァ
アスカ「くぅっ……」
アスカ(どうすれば良いの……?)
177 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 21:51:34.14 ID:uoSzUXRq0
アスカ「……」ジリジリ
ゼルエル『……』ズンズン
ミサト『アスカ!今から20秒後にN2爆雷を投下するわ。その瞬間を狙って攻めて!ラストチャンスよ……』
アスカ「!分かった、わ……」
アスカ(ここで失敗したら、みんなの記憶がまたなくなってしまう……)
アスカ(せっかくヒカリが伝えた想いも、鈴原を助けられた事実も、レイと少しは仲良くなれたことも……)
アスカ(全部無くなるなんて……)
アスカ「絶対にさせないっ!」ダッ
ゼルエル『!!』キッ
アスカ「弾幕お願い!」
ミサト『22番から35番緊急弾幕!』
ゼルエル『!?』バシュゥ
アスカ(あと3……2…)
ミサト『今よ!!』
アスカ「うおおおおおお」バッ!
ゼルエル『!?』ドォォォン!
178 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 21:52:30.39 ID:uoSzUXRq0
アスカ「どおりゃぁぁぁぁ!!!」バッ
煙幕『……』
煙幕ブワッ
アスカ「なっ……!?」
アスカ(N2爆雷が効いてなーーー)
ミサト『ダメ!アスカっっ!!!』
ゼルエル『!!!』ドシュゥッ!
アスカ「きゃぁぁぁぁぁぁ!?」
日向『弐号機左腕損壊!腹部の損壊が激しくなっています!』
青葉『弐号機活動限界まであと25秒!』
アスカ「うぅぅ……ぐっ……」
ゼルエル『……』カッ!
ドォォォォン!!
青葉『ジオフロント露呈!!最終装甲板損壊!!』
ミサト『くっ……』ギリッ
リツコ(まずいわよ……司令はどうするつもりなのかしら……)チラッ
ゲンドウ『……』
179 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 21:53:35.69 ID:uoSzUXRq0
アスカ「ま、待ちなさいよ……っ!」ググ
ミサト『……』
ミサト(このままだと勝ち目はない。あの使徒にインパクトを起こさせるわけには……)
ミサト『……ここまで、なの?』
アスカ「待ちなさいって言ってんでしょ!」バシュバシュ!!
ゼルエル『……』ググ
ゼルエル『……』ズンズン
青葉『目標弐号機に接近!ま、まずいです!弐号機の活動限界まであと4秒!』
アスカ「くぅぅ……」バシュバシュバシュバシュ…バシュ……
弐号機『……』ガタン
青葉『弐号機完全に沈黙!』
ゼルエル『……!』カッ!
弐号機『……』ドォォォ
ゼルエル『……』カーンカーンカーンカーン
アスカ「くそっ、くそっ、くそっ!」ピシッパシッ
アスカ「お願いだから動いて!お願いだから動いて!動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け!!」ピシィパシッピシピシッ
アスカ「動きなさいよっ!!」パシィパシッピシッ
アスカ「動いてぇっ!!」ピシィッ!!
アスカ『そう。あんたがそう望むんならーーー』
アスカ『あたしが力を貸してあげる』ドクンッ
弐号機『!!!』カッ
ゼルエル『!』バッ
弐号機『!!』グイッ
ゼルエル『!?』ドシャッ
180 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 21:54:38.02 ID:uoSzUXRq0
弐号機『ウォォォォォ!!!』ズズ
日向『使徒のパーツを取り込んだ!?』
ゼルエル『!』シュバッ
弐号機『ウォォォォォ!!!』ブンッ
ゼルエル『!?』ピシィィンッ
ゼルエル『!!』ドシャァァ
弐号機『ウォォォォォ!!!』バッ!
マヤ『弐号機の装甲板が外れます!』
リツコ『拘束具が……っ!?』
ミサト『拘束具?』
リツコ『えぇそうよ。あれは装甲板なんかじゃない。エヴァの力を抑えるための装甲板に過ぎないの』
弐号機『グォォッ!』ダッ
ミサト『跳んだ!?』
弐号機『グォォン!』ドガンッ
ゼルエル『!!』
弐号機『!』シャキン
マヤ『弐号機プログナイフ装備!っ!?なに、これ……弐号機のシンクロ率が400%を超えていますっ!』
ミサト『なんですって!?』
弐号機『!』ブンッ
ゼルエル『!?』ザシュゥ
ゼルエル『……!』カァァ
弐号機『ウォォ!』ドグシャァッ!
ゼルエル『!……』ピシッ
弐号機『ウォォォォォ!ウォォォォォ!!ウォォォォォ!!!!』ガンッガンッガンッガンッ
弐号機『ウォォォォォォォォン!!!』ドシャァァ
青葉『も、目標、完全に沈黙……っ』
ミサト『あれは……あれがエヴァの本来の力だと言うの……っ!?』
ゲンドウ『……』
冬月『弐号機の覚醒……碇、どうするつもりだ』
181 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 21:55:04.98 ID:uoSzUXRq0
以上です。
思ってたより第一話長くなっちゃってるのは内緒
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/28(月) 21:57:05.88 ID:H/ivXY3Q0
リツコ『えぇそうよ。あれは装甲板なんかじゃない。エヴァの力を抑えるための装甲板に過ぎないの』
どっちだよ
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/28(月) 21:58:03.81 ID:9mp6uJ31O
その両の眼でなく心の眼で字をみるのじゃ
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/28(月) 21:58:37.13 ID:znmRvNEZO
装甲板(拘束具)
185 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 21:58:38.68 ID:uoSzUXRq0
oh(´・ω・`)...
ほんまや
拘束具に過ぎない
って言いたかったんや
すまん……
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/28(月) 22:20:04.31 ID:aHOAPktSO
ええんやで(ニッコリ
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/28(月) 22:34:54.71 ID:4d687jg/O
イイね、面白い。続き期待。
ショートストーリーの人気記事
神様「神様だっ!」 神使「神力ゼロですが・・・」
神様の秘密とは?神様が叶えたかったこととは?笑いあり、涙ありの神ss。日常系アニメが好きな方におすすめ!
→記事を読む
女「ハローハロー。誰かいませんか?どうぞ」
→記事を読む
キモオタ「我輩がおとぎ話の世界に行くですとwww」ティンカーベル「そう」
→記事を読む
魔王「世界の半分はやらぬが、淫魔の国をくれてやろう」
→記事を読む
男「少し不思議な話をしようか」女「いいよ」
→記事を読む
同僚女「おーい、おとこ。起きろ、起きろー」
→記事を読む
妹「マニュアルで恋します!」
→記事を読む
きのこの山「最後通牒だと……?」たけのこの里「……」
→記事を読む
月「で……であ…でぁー…TH…であのて……?」
→記事を読む
彡(゚)(゚)「お、居酒屋やんけ。入ったろ」
→記事を読む