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【初心者】ヘタッピSS道場【歓迎】
[8] -25 -50 

1: 名無しさん@読者の声:2013/7/1(月) 22:41:24 ID:i9LVyGoa8Y
・ルール
参加希望者は1〜5レスを目処にSSを自由に作成して下さい。お題が欲しい場合は各自で希望して下さい。お題の提案や作品の感想は随時受け付けとします。覆面先生(SS作者)からのアドバイスも絶賛受け付け中とします。



2: :2013/7/1(月) 23:37:34 ID:6pYudVvpKM
スレ立てまでの経緯は下のリンクを参照して下さい

http://llike-2ch.sakura.ne.jp/bbs/test/mread.cgi/ryu/1367083126/258-278

まったり進行になるかと思いますが、気軽に参加して貰えればと思います。

3: 名無しさん@読者の声:2013/7/5(金) 01:44:50 ID:n7vHMYwtTQ
スレ建て乙
とりまここでSSを書く上でのテンプレってある?てか作る?
名前欄にはコテか酉を必ず付けておくとか
SSのタイトルの有無とかやお題がある際に何のお題のSSかの明記の有無なんかも決まっててあると個人的にはここでSSを書き込みやすいかなと
4: ヘタッピ7号:2013/7/6(土) 01:04:00 ID:eghon59pTc
タイトル「SS道場夢オチ編」


3号「サンプルを書いてみます」

ヘタッピ「えっ?」

3号「サンプルであって、テンプレートというわけではありません」

ヘタッピ「はぁ」

3号「こんな感じで名前欄にコテを付けて、最初にタイトルを書いて下さい」

ヘタッピ「……。」

3号「繰り返しますが、ただのサンプルです。好きに書いてもらって構いません」

ヘタッピ「えーと、先輩?」

3号「何でしょうか?ヘタッピ君」

ヘタッピ「いや、何が始まったかと」

3号「何と言われましても、ただのサンプルです」

ヘタッピ「はぁ」

3号「動きが無いので、書いてみただけというのは内緒です」

ヘタッピ「そうですか」

3号「ちなみに書きためもありません」

ヘタッピ「それは駄目ですよ」

3号「はい、すみません。レスをまたがる場合は書きためをと願っておきます」

ヘタッピ「願うんですか?」

3号「ええ、お願いです」

ヘタッピ「夢オチって何ですか」

3号「終了です」

fin

5: 名無しさん@読者の声:2013/7/6(土) 01:27:53 ID:bLyVg1RgGw
タイトルは付けなきゃならないの?
6: ヘタッピ7号:2013/7/6(土) 03:02:01 ID:FO1jarqJgA
お題「タイトルは付けなきゃならないの?」

3号「またまたサンプルです」

ヘタッピ「はぁ」

3号「シリーズ化はしませんので安心して下さい」

ヘタッピ「えっ」

3号「そんな話は横に置いておくとしまして」

ヘタッピ「はぁ」

3号「タイトルを付けるのも、付けないのも自由です。」

ヘタッピ「そうですか」

3号「お題については、書く必要があります。書かないとわかりませんから」

ヘタッピ「はぁ」

3号「あえて、最初にお題を書かず、最後にお題を書くのもありです」

ヘタッピ「う〜ん?」

3号「いや、ムリに伏せて書けとは言ってません。何でもありということを言いたかっただけです」

ヘタッピ「はぁ」

3号「他に何か質問は?」

ヘタッピ「これも夢オチですか?」

3号「終了します」

fin
7: 初心者S:2013/7/10(水) 05:59:52 ID:ahgB5F46dU
せ、せっかくだから初心者が書いてやんよ‥ドキドキ
5レスで終わります‥やる気と需要あったらスレ立てして書くかな、ないだろうけど


タイトル:魔王「黒電話……?」





魔王「はてさて……こんなとこに黒電話なんて物があったか?」

魔王「何故我の座席の上なぞに……誰の仕業か」

ジリリリリリンッ ジリリリリリンッ

魔王「!?」

ジリリリリリンッ ジリリリリリンッ

魔王「ウ…ウルサいな……」

ジリリリリリンッ ジリリリリリンッ

魔王「クゥッ…ひ、ひとまずはウルサいし取ってみるとするか……」
8: 初心者S:2013/7/10(水) 06:18:25 ID:j4jLdwdetA
タイトル:魔王「黒電話……?」




ジリリリリリンッ ジリリリガチャッ

魔王「フン…我は魔王だ」

?「………」

魔王「オイ」

?「………」

魔王「…用が無いなら切るぞ」

?「………」

?「もしもし…俺勇者」

魔王「……は?」

勇者「今、王様の目の前に居るの……今からテメェを討ち取りに行くから首を洗って待っててね」

魔王「いや待たんから来るな」

ガチャッ ツーッ ツーッ

魔王「………」

魔王「何だったのだ…」
9: 初心者S:2013/7/10(水) 06:30:26 ID:C6E.n7Fh6I
タイトル:魔王「黒電話……?」



ジリリリリリンッ ジリリリリリンッ

魔王「………」

ジリリリリガチャッ

魔王「…なんだ勇者」

勇者「もしもし…俺勇者」

勇者「今、スライムの目の前に居るの…」

魔王「フム…一面の敵に出くわしたのだな」

勇者「今からコツコツとレベルを上げてテメェんとこに向かって行くから首を洗って待っててね」

魔王「いやだから待たんから来るなと」

ガチャッ ツーッ ツーッ

魔王「……オイ」
10: 初心者S:2013/7/10(水) 06:32:05 ID:yjhXDhTRnI
ジリリリリリンッ ジリリリリリンッ

魔王「………」

ジリガチャッ

魔王「…何回もかけるなウルサい」

勇者「もしもし…俺勇者」

勇者「今、棺桶の中に居るの」

魔王「スライムに負けたのか貴様…弱すぎるにも程があるだろう」

勇者「今から吸血鬼となってテメェんとこまで向かうから首を洗って待っててね」

魔王「そうか…十字架とニンニクを用意して待っててやろう」

勇者「やめてね」

魔王「断る」

ガチャッ ツーッ ツーッ ツーッ
11: 名無しさん@読者の声:2013/7/10(水) 06:35:22 ID:0CwA3VXqU.
ジリリリリリンッ ジリリリリガチャッ

魔王「今度はなんだ勇者」

?「いいえ、私は勇者ではありません」

魔王「……ん?」

シスター「私はシスター……迷える仔羊を導く者です」

魔王「親羊が何の用だ……いやそれより勇者はどうした?」

シスター「彼の者は……己の使命を違え、邪悪な魔物の体を手にしたことにより神々の怒りに触れてしまい…」

シスター「天罰が下り天へと召されました、アーメン」

魔王「ああ…吸血鬼になったから太陽の光に直に当たってやられたのか……哀れな馬鹿だ」

シスター「あなたにも神々の天罰が下りますことを…アーメン」

魔王「やかましい二度とかけてくるな」

ガチャッ ツーッ ツーッ


―fin―
12: 初心者S:2013/7/10(水) 06:38:48 ID:yjhXDhTRnI
あ‥途中からタイトル付けるのとコテ付けるの忘れてた‥ごめんなさい

初SSだけど面白かったら良いな
では退散ノシ
13: 名無しさん@読者の声:2013/7/10(水) 07:15:52 ID:n2Vej3mKE.
文盲の私には涙がちょちょぎれんばかりの面白さでした
14: ヘタッピ7号:2013/7/10(水) 21:42:47 ID:oEAKTdSqBo
タイトル「歓迎、初心者S様」


ヘタッピ「実に面白い…」クイッ

3号「モノマネですか。似てないですよ、ヘタッピ君」

ヘタッピ「あ、いえ。道場に来られた方の作品なんですけど、初心者なのに、すごいな〜って」

3号「そうですか、Sさんですか……。」フム

ヘタッピ「何か?」

3号「いや、何でもないです。素晴らしい出来ですね」

ヘタッピ「でしょう?」

3号「出来れば、30レス位の長さでリメイクして頂きたいところです」

ヘタッピ「次回の参加もお待ちしてます」ペコ

3号「感謝致します」スッ

15: 名無しさん@読者の声:2013/7/10(水) 22:04:58 ID:bLyVg1RgGw
棺桶のなかで勇者が電話してるとこ想像したら笑ったwww。そこだけじゃなくて全体的に面白かったです。

強いて言うなら、最初のレスの魔王が電話取るときに言った「ひとまずはうるさいし取るか」がちょっと不自然に感じたな。
魔王はイライラしてるから、冷静に詳しく説明しなくてもいいと思う。

「クッ……」ガチャ

だけでも十分伝わるし、自分はこっちのほうが魔王のイライラ感を表現できるかなと感じました。
16: 名無しさん@読者の声:2013/7/10(水) 22:13:38 ID:n2Vej3mKE.
親羊とかいうのは敢えてなのか無知なのか
黒電話が置いてある理由も説明されないので黒電話である必要がない
オチも最低。
17: 名無しさん@読者の声:2013/7/10(水) 22:32:15 ID:pwWWudCcTI
ウィットに決まってるだろJK
黒電話が味出してんだろ味覚障害
批判のための批判乙
18: 名無しさん@読者の声:2013/7/10(水) 22:54:30 ID:n2Vej3mKE.
ん?
頭悪そうだね君
19: 名無しさん@読者の声:2013/7/10(水) 22:57:39 ID:7nsa0fxASs
ウィットと呼ぶのかは疑問だけどさておき
魔王と勇者、吸血鬼の時代ならスマートフォンでも持たせた方が余程シュールだと思うぞ
20: 名無しさん@読者の声:2013/7/10(水) 22:58:10 ID:JT2H7YbAmk
まとモバの夏
厨房の夏

また今年も批判厨がわいてきたな〜
21: 名無しさん@読者の声:2013/7/10(水) 23:00:19 ID:ebTLpdRHNY
黒電話はうるささを演出したかったんでねーの?
22: 名無しさん@読者の声:2013/7/10(水) 23:01:28 ID:n2Vej3mKE.
うるささだけなら最初からそこにあった感じでもいいと思うんだよ
23: 名無しさん@読者の声:2013/7/10(水) 23:08:24 ID:vFRPYtFYaE
でもいいけどなぜか突然あってもいいじゃん。
そもそもメリーさん的な突然やってきた非日常なんだし。
24: 名無しさん@読者の声:2013/7/10(水) 23:13:37 ID:QVLP/Vlg4g
オチは確かに微妙すぎるな
25: 名無しさん@読者の声:2013/7/10(水) 23:16:01 ID:n2Vej3mKE.
メリーさんは自分のケータイやら日常的に使うものから、怪奇電話なりメールが来るからこそ怖いんじゃないかなー
突然黒電話があったってのでもいいけど、それなら何らかの理屈で説明がないと説得力が損なわれてしまう
コメディっぽい理屈でもいい
とにかく基本的には事象を謎のまま終結させるのは御法度

>>19のスマホ案は良いな
26: 名無しさん@読者の声:2013/7/10(水) 23:20:16 ID:fqcL.KG2s2

固定観念
27: 名無しさん@読者の声:2013/7/10(水) 23:23:24 ID:DouY94ru3c
というか、ここは作品に対する批評を批判する場所ではないのですが
28: 狂ったパンダと黄金の風:2013/7/10(水) 23:36:35 ID:kn/CgXgYDg

虹がかかる晴天の空。

砂漠に座って見上げるのは、一頭のパンダ。

さんさんと照らされ、パンダはサボテンをかじる。

砂丘は刻一刻と形を変える。

パンダはそれを見ることもなく、風はいつしか黄土色にそまる。

見えなくなる。

虹も、空も、パンダも。

風が止んだあと。

そこには、何一つ無かった。




狂ったパンダは夢を見る。

幼い頃見た夢を。

ただ一人、それでいい。

綺麗な世界で、サボテンだけわかじり、生きていたい。

しかし、そんなことはかなわない。




パンダは一人、今日も人の中へ出てゆく。

それはそれで美しい、人の砂丘の中へ。

虹かかる空はないけれど

ほろ苦く刺がある、サボテンは共にある。




ああ、いいじゃないか。



パンダは今日も、黄金の風を吹かせるのだ。
29: 名無しさん@読者の声:2013/7/10(水) 23:55:18 ID:n2Vej3mKE.
解説よろ
30: 名無しさん@読者の声:2013/7/10(水) 23:56:33 ID:gnbnkKGQ4M
文盲乙
31: 名無しさん@読者の声:2013/7/10(水) 23:57:29 ID:n2Vej3mKE.
>>30
はやく解説してくれよ
32: 名無しさん@読者の声:2013/7/11(木) 00:05:13 ID:ZfJmKOn5Dk
(謎明かすのが基本とか言うからとんでもないの来ちゃったよ…)
33: 名無しさん@読者の声:2013/7/11(木) 00:09:20 ID:n2Vej3mKE.
わかった
これ全部夢か
34: 名無しさん@読者の声:2013/7/11(木) 00:14:02 ID:Iq/2yn3AyA
最後は現実っぽい
35: 名無しさん@読者の声:2013/7/11(木) 00:17:45 ID:n2Vej3mKE.
狂ったパンダってヤク中のピエロとか?
36: 名無しさん@読者の声:2013/7/11(木) 00:19:10 ID:onMP.eW80k
仕事に疲れちゃった人のことじゃないの?
37: 名無しさん@読者の声:2013/7/11(木) 00:20:03 ID:JT2H7YbAmk
俺はむしろ疲れたおっさんをイメージした。
38: 名無しさん@読者の声:2013/7/11(木) 00:22:54 ID:KyX.ipKrAE
意外と、パンダそのものだったりしてな。
檻を眺める人間が、刻一刻と移り変わってって、そこに黄金の風(金の行き来?)がふく、みたいな。
どっちが狂ってるんだろうという社会風刺とか。
39: 名無しさん@読者の声:2013/7/11(木) 00:24:56 ID:uTcs1QImpM
現実逃避したけど食べていけるだけでも幸せだって気付いたとかそんな話だと思った
40: 名無しさん@読者の声:2013/7/11(木) 00:30:00 ID:KrRuSBE2FM
理解不能で不気味な人間が一人、人知れず社会に紛れこんでゆくホラーにも読める。
41: 名無しさん@読者の声:2013/7/11(木) 00:33:58 ID:fqcL.KG2s2
やっぱり疲れた人で、サボテンというか大切なものを胸にしまいながら、また前を向いて歩き出そうとしてるようにも見えるか。
42: 名無しさん@読者の声:2013/7/11(木) 00:44:22 ID:n2Vej3mKE.
衒学的ってやつかもな
43: 名無しさん@読者の声:2013/7/11(木) 00:58:21 ID:ebTLpdRHNY
>>42
…………。
あのー、意味わかって使ってるならいいんだけど一応言っとくね?

玄学:深遠な学問
衒学:学のあることをひけらかし自慢すること

だからね?
44: 名無しさん@読者の声:2013/7/11(木) 01:02:15 ID:n2Vej3mKE.
うん知ってるよ
45: 名無しさん@読者の声:2013/7/11(木) 01:04:50 ID:FTnLo92jok
うん知ってるよ(震え声)
46: 名無しさん@読者の声:2013/7/11(木) 01:06:48 ID:PLwJoUXEi.
知ってるにしろ自分の解釈の浅薄さをごまかしてる風にしかとれない。
どっちにしろ負け惜しみwwww
47: 名無しさん@読者の声:2013/7/11(木) 01:07:49 ID:n2Vej3mKE.
負け惜しみ?
便利な言葉だよね
48: 名無しさん@読者の声:2013/7/11(木) 01:11:12 ID:w6NLulOq7Y
"便利な言葉"がこのスレにいっぱい散らばってるよね^^
だれかさんのレス中に^^
49: 名無しさん@読者の声:2013/7/11(木) 01:12:42 ID:pnfyXC..Vg
喧嘩スレでやれ鬱陶しい
50: 名無しさん@読者の声:2013/7/11(木) 01:13:41 ID:n2Vej3mKE.
そろそろスレチ
便利だね
51: 名無しさん@読者の声:2013/7/11(木) 01:14:25 ID:rkkSBv4eLw
結局無理矢理叩きたいだけの浅い厨房じゃん
52: 名無しさん@読者の声:2013/7/11(木) 01:15:49 ID:nKOIHCN9hU
厨房
便利だね




だろ?^^
53: 名無しさん@読者の声:2013/7/11(木) 01:15:51 ID:z7sgiJ79xM
構うなって言ってるんだよ
54: 名無しさん@読者の声:2013/7/11(木) 01:16:49 ID:H8OGoAfzro
喧嘩スレあげときましょうか?

パンダのやつはなんか内容わかんないけど、表現とか面白くて好きだと思ったよ
55: 名無しさん@読者の声:2013/7/11(木) 01:20:16 ID:Wmg8W25opI
一つだけいっとくと衒学的ってのはもっと露骨でわかりやすい文章さすんだよ。
56: 名無しさん@読者の声:2013/7/11(木) 01:21:51 ID:iNt/iCtm12
衒学的って言葉を使いたかっただけだろ
あんまいじめてやんなよ
57: 名無しさん@読者の声:2013/7/11(木) 01:24:07 ID:n2Vej3mKE.
ま、平和に行こうぜ
ムカついたからってそんな叩くなよ
傷ついちまうぜ
おっぱい吸いたいぜ
58: 名無しさん@読者の声:2013/7/11(木) 01:32:08 ID:7nsa0fxASs
解釈が割れるのは結構だけど、解釈を放棄する人が現れる程の難解さはよろしくないかも
59: 初心者S:2013/7/11(木) 03:22:26 ID:j4jLdwdetA
えーと‥いいかな‥
遅ればせながらこの度はこんな初心者である自分が書いたSSに感想や内容の指摘批評をしてくださりありがとうございます!

人物の感情に沿った台詞回しが出来てなかったですね‥精進致します

親羊は敢えてと思わせてーの、ただの無知←

黒電話は突然そこにあったっていう怪奇です、何故黒電話なのかはメリーさんと言えば黒電話でしょう!という謎概念によって決まりました

オチは‥すみませんこれが自分の限界でしたww
これはちょっと終わらせ方が雑すぎましたよね‥
60: 名無しさん@読者の声:2013/7/11(木) 09:26:13 ID:hKu8b7xShY
>>59
テンポとか良かったと思うけどな
微細なことを気にするようなもんじゃないと思ってサラッと読み流したわ
ただ短い文章だからこそ台詞の推敲はしっかりしたほうがいい

もしスレ建ったら応援するよ、頑張れ
61: パンダのやつ:2013/7/11(木) 09:51:08 ID:63IcuuJZ06

アドバイスとかありがとうございます!

一つ真ん中にテーマをおきながら、解釈によって様々に読めるSSというものを書こうとしたんですが、その点からはどうだったでしょう?

テーマというのは、「パンダの夢は狂っている。パンダは夢が好き。だけど起きなきゃならない。そしてパンダは今日も、現実の中に夢を見出だす」というものです。

そこから、パンダ、砂漠、サボテン、風、等とは何の比喩なのか、はたまた何が狂ってるのか、狂気とは何か、など解釈をしていって、それぞれに意味を見出だす、みたいな感じです。

自分の中でも、それぞれ複数のものの比喩として、いろんな意味で書いています。

よろしくです。
62: 名無しさん@読者の声:2013/7/11(木) 10:08:51 ID:CRhCihnfYA
砂漠なのに虹が掛かってるってのはいかにも夢っぽくていいと思った
サボテンって水分多いから、砂漠で遭難した時はありがたい代物なんだよねー
パンダが具体的になにを意味するのかは思いつかなかったわー
社畜とか現代人ならパンダよりしっくり来るのがありそうだし
63: 名無しさん@読者の声:2013/7/11(木) 10:11:34 ID:e7rQ/sV85Y
>>61
意味深だと思ったけど、なんとなく国語の教科書に載ってそうな感じ
この独特な雰囲気を大事に、もっと励んでもらいたいね
64: 名無しさん@読者の声:2013/7/11(木) 12:24:23 ID:KOrA5Jm0Xk
>>62
サボテンそうですよね!
パンダは、「子供」をイメージしたところもあります。
一人遊んでる子供も、いつか大人になって人の中へ入ってくけど、入ってみればそこはそこで楽しいな、また、一人一人原風景をもっていて、異質だからそれぞれ狂気と呼べるかもしれないけど、でもそれが連なってきらきらした風が吹くんだな、みたいなのが、もたせた一つの意味です。
ありがとうございます!

>>63
教科書って独特なの多いですよね!
ありがとうございます、こんな感じのは書いたの初めてなので、どうなのかなということで使わせていただきました!
65: 名無しさん@読者の声:2013/7/11(木) 12:32:42 ID:319jAv0T9Y
>>62
海外から来た=余所者扱いだとか人気者になりたかった気持ちの現れとして考えればそこまで違和感ない気もする
実際こういった解釈も正解の内なのかは作者しか分からんが
66: タイトルなんてない:2013/7/11(木) 19:09:33 ID:KgrLfSUT4w
それは遠い遠い国のこと、そこにはどこか寒々しい色合いの、しかし白い城壁がとても美しいお城があった
暖炉がぬくぬくとその城のたった一室を、そしてそこにいた白髪交じりの裕福そうな男性を暖めていた

「お父さん」

男性が振り向くとその部屋の扉の隣に、絹のような金色の髪と瑠璃のボタンのような瞳をもつ少女が、鮮やかな赤いドレスを纏って立っていた
男性は穏やかに笑みを浮かべては彼女を部屋に招き入れた
二人は暖かな部屋でまどろんだりしながら、時が来ることを待っていた

本好きの男性にはもう、読むべき本がなく
歌好きの少女にもまた、歌うべき歌がない

そうして、まどろみの中、時は来た

白く美しい城壁には赤い炎がよく映えた、赤い美しい衣装には青い瞳がよく映えた


「…なんて過去があった、っていうのはどうかしら?」
「ほぉ…お話を考えるのが好きなのかね」
「えぇ!だってこの…本当の私のこと、忘れられるから」

そういって、病院のベッドの上で金色の髪の少女は笑った
67: 名無しさん@読者の声:2013/7/11(木) 20:33:19 ID:z7sgiJ79xM
>>66
今の自分を忘れるにしたらもっと明るい話でもよかったんじゃなかろうか。ラストのシーンもより効果的になったはず

文章にも気になる所がある
『寒々しい色合い』と『白い』は片方だけでいい
『笑みを浮かべては〜』の“は”を抜いてしまっていい

今は亡き娘としていた妄想話、とかなら謎に大人びてる文章は違和感無いかな。物語のモデルとなっているとしたら父は恐らく読書好きだったろうしね……
68: 名無しさん@読者の声:2013/7/11(木) 21:49:11 ID:avSNPNYv1U
>>67
アドバイスありがとうございます!
煌びやかなお城の話を!と思っていたら思わず暗い話になってしまい…計画的にオチを考えるように気をつけます
あと、言葉選びはちゃんとします…いらない言葉を減らしてわかりやすい文章を心がけたいと思います
大人びた文章…確かに少女が言ってるにしては変ですね

69: ぷりずん!(仮):2013/7/11(木) 23:14:23 ID:u1NNM8xKe6
※この作品はパロディです。架空の人物・団体・事件などには一切関係ありません。

唯「新入生だよ〜!」
澪「なんかエラい可愛いな」
律「子猫みたいだ」
紬「あらあらまぁまぁ!」
梓「どうも・・・中野梓です」
澪「どうしてここに?」
梓「援交で・・・」
紬「あらあら、澪ちゃんと一緒ね! 私は脱税よ」
律「あたしは親父狩り。 唯はクスリね」
唯「ねぇねぇ!あずにゃんって呼んでいい!?」
梓「うるせえナメんじゃねえぞババア」
唯「^_^」
澪「^_^」

ぼこっぼこっ

梓「すみませんでした・・・」
さわ子「お前たち何をやってるんだ!」
唯「新入りにここのルールを教えてたんスよ^^」
さわ子「ほどほどにしておけよ」カツカツカツ・・・
梓「今の人は?」
律「看守だよ。考えりゃわかんだろクズ」

飽きた
70: ヘタッピ7号:2013/7/12(金) 00:34:09 ID:jRGtGbp4sY
タイトル「歓迎、>>28>>66>>69番さん」


ヘタッピ7号「色んな作品が出てきました」

3号「ありがたいことです」

ヘタッピ7号「パンダのは好きですね。ほんわかします」

3号「イラストがあるともっと良いかもしれません」

ヘタッピ7号「洋館のはどうでしょう」

3号「イメージを膨らませる作品ですね。色が特徴的です」

ヘタッピ7号「少女の髪が金色じゃなかったら、夢の中の少女の髪が際立つような気がしました」

3号「言いますね、ヘタッピ君。そうやって、考えるのは良いことです」

ヘタッピ7号「はぁ」パァ

3号「ただし、それが正解かどうかはわかりません。発見した答えにこだわり過ぎないように気を付けましょう」

ヘタッピ7号「はぁ」ショボン

3号「いえいえ、ただのお願いです」

ヘタッピ7号「……最後のは残念です」

3号「そうですね。続きが出来たときには、またお願いしたいと思います」

ヘタッピ7号「他の参加者の方も次のチャレンジをお願いします」ペコ

71: 69:2013/7/12(金) 00:58:48 ID:MOHzXU5NhI
くぅ〜w疲れましたw
実は囚人コメディ書きたいなーと思ったのがきっかけだったのですが
犯罪者の心理を調べると、メジャーな重犯罪者の思考はわけわかんなくてパロディに走った次第であります

軽犯罪者の雑居房とかなら書けるのかもですが
72: 名無しさん@読者の声:2013/7/12(金) 02:39:29 ID:aGn.MdbvFY
タイトルはけいはん!ですね、わかりません
73: 名無しさん@読者の声:2013/7/12(金) 07:48:11 ID:QSs24VZ7Io
ちょうえき!
74: 名無しさん@読者の声:2013/7/12(金) 15:18:57 ID:RnASmd4TDU

>>66
ゴシックメルヘンの印象を受けました。
パレットのような色づかいがいいと思います。

気になった点として、表現が少し足りないところがあるなと思いました。

寒々しい色合いの白い城壁とありますが、城壁とは城を取り囲む塀のことをさします
城自体の説明として、どのような色なのか、窓はどうなのか、そこからズームアウトした景色は(バラの園や、兵士が巡回している様子など)

>暖炉がぬくぬくとその城のたった一室を、そしてそこにいた白髪交じりの裕福そうな男性を暖めていた

は少し言葉に引っかかりを感じます。
一文に全て込めようとせず、二行、三行と分けて表現するほうが綺麗にまとまります。
また先の背景の中にこの城が寒いことが伝えられていないので、暖炉のくだりに移行しにくい点を感じました。

>絹のような金色の髪

読んでて勘違いをしてしまいます。
絹のようなは多分色ではなく質感を表したいのだと思いますが、これだと絹は金色です。間になめらかな動きをするとかなんなりつけたほうがよかったかも

>二人は暖かな部屋でまどろんだりしながら、時が来ることを待っていた

ここを詳しく書くといいかもしれません。
部屋の内部の状態として、暖炉と男性しかいない状態なので、絨毯がひいてある、絵画が飾ってある、ランプがある、男性は椅子に座ってる等々の表現。
立ちながらまどろむ人はいないので、ソファーかなんかに座ってるんでしょうからそれも。
それと、全て語尾が『た』で終わるので語感が少し悪いです。

あとは少し目が離れすぎていると思う。

がんばって下さい。


75: 名無しさん@読者の声:2013/7/12(金) 15:53:16 ID:DUZ8HQ6f9w
すごいなあ、こんなにやってくれるなら参加してみようかな。

>>66さん
いろいろと言われていますが、文章としては童話のようで読みやすく、また心地よかったです。
しかし、私としては最後のシーンにいくまでが、随分と唐突のように思えました。

「…なんて過去があった、っていうのはどうかしら?」

のあとにセリフを続けるのではなく、少女の描写をいれるのはどうですか?

例えば、「そう、自慢げに笑った少女の頬を柔らかな日差しが照らした。この白い部屋にはいささか眩しすぎて、傍の私は目を細める。」

上のイメージがか「暗い部屋に寒い、夜(?)」だったので、「明るい部屋、昼間」を印象づけるのと、白い部屋で病室をそれとなく示しました。

なんて言ってみましたが、できてる気がしませんねww

要はシーンの切り替えをもう少しわかりやすくしたらどうか、ということです。拙い説明で伝わったかが怪しいですが、どうぞお役に立てていただければと思います。

本筋は面白かったので、いろいろと考えてみてください!


76: 名無しさん@読者の声:2013/7/12(金) 21:16:40 ID:C6QmoG8oLc
てかいまさらながら>>28が明らか初心者じゃない件
77: 名前なんてない:2013/7/13(土) 07:23:06 ID:hKu8b7xShY
>>74
アドバイスありがとうございます!
風景描写、人物描写はどうしても難しくて…ちょっと電子辞書で言葉の意味をしらべてきます…orz

>>75
アドバイスありがとうございます!
なる程、ちゃんと場面変換をわかりやすく…気をつけます
78: 名無しさん@読者の声:2013/7/13(土) 11:42:58 ID:j4jLdwdetA
男「なぁ、俺さっき前世占いにいったんだ」

女「突然だね…何?なんかいい結果だったの?」

男「あぁ、前世が中世貴族…」

女「えー、嘘!貴族とか!」

男「…の奴隷で」

女「あ…だよね、貴族とかあり得ないし…」

男「…まぁ、そんな前世だから現世は幸せになるだろうってさ」

女「へぇ、良かったね…前が不幸だと今は幸せ、かぁ…ふーん」

男「でも、前世の方が良かったかもしれないな…」

女「何で?」

男「女運はその限りにあらず、だとさ」
79: 名無しさん@読者の声:2013/7/13(土) 15:49:39 ID:kXy6UerAGE
男「…まぁ、そんな前世だから現世は幸せになるだろうってさ」

根拠なさすぎワロタwww
まぁ占いってこんなもんか
80: 名無しさん@読者の声:2013/7/16(火) 19:15:26 ID:vNPFHEjByQ
タイトル:森の月明かり

ーー
ある夜の事である。
双子が森の道を歩いていた。
その双子はよく似ており、同じデザインの帽子と服を身につけていた。
一目で見分けるのは難しい、そんな橙色の髪と目を持った双子。
どちらも十代と思われる少年で、双子の片方は右手にカンテラを、
双子のもう片方は左手に鞘の抜かれていないナイフを持って獣道を進んでいる。
二人は手と手を硬く繋ぎ、先を急ぐ。

その光景を木の上で黒猫のような少女が眺めていた。
十代半ばに見える少女だった。漆黒の髪と、夜空に浮かぶ月の様な金色の瞳。
その彼女の月が彼らを映している。
カンテラを持つ少年はナイフを持つ少年の手をぐいぐい引きながら進んでいく。
ナイフを持つ少年はそれに抗わず、従っていた。
81: 名無しさん@読者の声:2013/7/16(火) 19:25:04 ID:vNPFHEjByQ
ーー
暫く歩いたところでナイフを持った少年が口を開いた。
「兄さん、待って」
どうやらカンテラを持った少年の方が兄だったらしい。
兄と呼ばれた少年が振り向く。
「…どうした?」
「…疲れた」
「……そうか」
二人とも口数は少ない方らしい。また静寂の溢れた森を二人が進んでいく。
木の上にいる猫のような少女は何かを考えているようだった。
そして、何を思いついたのか音を立てないように風で揺らぐ葉の音に紛れて隣の木に飛び移る。
少女は手頃な果実を三つ取り、片腕に抱えてマントで隠し、ひらりと地面に飛び降りた。
双子が音をした方を見る。
そこに立っていたのは一人の少女。
「…お腹。減ってないの」
金色の目は彼らだけを映していた。
82: 名無しさん@読者の声:2013/7/16(火) 19:31:31 ID:vNPFHEjByQ
ーー
双子の目も少女だけを映していた。
少女はマントの中を漁る様にして、二つの果実を差し出した。
「…お腹、空いてるなら。食べて」
双子の目が輝いた。口数が少ないとはいえ、まだ幼いのである。
少女は果実を手渡した。
しかし、双子は食べ方が分からないらしく、じっとその果実を見つめている。
少女は何の躊躇いもなくその果実を齧った。
瑞々しい音と共に果実の皮が割れる。
双子もそれを真似して果実を頬張り、満足げな表情を浮かべた。
少女は彼らが食べ終わるまでその光景を見つめていた。
83: 名無しさん@読者の声:2013/7/16(火) 19:38:21 ID:vNPFHEjByQ
ふと、少女は双子の片方が持っているナイフに目を移した。
新品のようだ。まだ一度も鞘から抜かれていないのだろう。
少女はそれを見て言った。
「…食べたら、家に帰って。あんたらはこの森にいちゃいけない」
双子は首を傾げた。
少女は黙って二人を見ていた。

風が吹き、少女のマントを微かに揺らす。
「…早く帰って。罪を犯す前に」
双子はそれを聞いて、互いに見つめ合いクスクスと笑い声を零した。
「…何がおかしいの」
84: 名無しさん@読者の声:2013/7/16(火) 19:43:23 ID:vNPFHEjByQ
弟がナイフを鞘から抜き、無邪気な笑みを浮かべながら言った。
「じゃあ罪を犯せばこの森にいられるんだね?」
少女が固まり、また強い風が吹いた。

ーー

「行こう。兄さん」
「そうだね」
双子はまた歩き出した。
双子の片方は夜道を明るく照らすカンテラを持って、
そしてもう片方は…
鞘から抜かれた血の滴るナイフを持って。

ーfinー
85: 名無しさん@読者の声:2013/7/16(火) 19:52:53 ID:vNPFHEjByQ
…スレ多すぎたでしょうか…(・・;)
とりあえず少ない文章力で頑張ってみました。
…お目汚し失礼しました…。
86: 名無しさん@読者の声:2013/7/16(火) 23:02:45 ID:rUK.6PXZGI
タイトル:いらっしゃいませ>>78番様>>80-85番様


ヘタッピ7号「ご利用ありがとうございます」

3号「感謝いたします」

3号「今回の作品はどうでしたか?」

ヘタッピ7号「最初の作品は、サラッと読める小話でしょうか。女の子がこの後にどうしたかが気になります」

3号「(殴るか、すねるか、来世で会いましょうとなるか……ですかね)」

ヘタッピ7号「先輩?」

3号「いえ、何でもありません。次の作品はどうでしたか?」

ヘタッピ7号「色の描写があるのに、なんでしょう、モノトーンのギザギザの線で書かれた人物や背景が目に浮かびました。最後の血だけは赤色ですが……」

3号「独特なイメージを感じる文章ということでしょうか」

ヘタッピ7号「そうですね……。あと「―」の代わりに「ー」を使うところにもこだわりを感じました」

3号「んー、それはどうでしょうか。ま、些細なことではありますが」

ヘタッピ7号「はぁ」

3号「では、よろしければ次の作品の投稿をお願い致します」

ヘタッピ7号「よろしくお願いします」

87: iPhoneにはスペースなんて概念はありません:2013/7/17(水) 12:09:43 ID:34PpKlBlvU


白い部屋は城だった。

小さな高い窓から差し込む明かりが、白い壁に反射してがらんどうの部屋の中にきらめきを落とす。その輝きから外れた隅に、テディベアを抱えて彼女が座っていた。

長い黒髪に、大きな瞳。まろやかな白い頬が、その双方を引き立てる。白いブラウスと長いスカートを身に纏う彼女は、まさしくお姫様。スラリとした足は、だらしなく床に投げ出されている。

クマを抱きしめた彼女は愛らしく笑った。


扉が開き、初老の女が顔をのぞかせる。老女は怯えた様子で、部屋の中には入ってこようとはしない。床に直に座り、絵本を広げる彼女を見て、悲しそうに眉をしかめた。

「ゆみちゃん、お部屋で遊ぶばかりじゃなくてお外に行きましょう? 先生もゆみちゃんに会えるの、待ってるのよ」

かけられた声に、彼女はぐっと黙り込んだ。自身を守るようにテディベアを引き寄せる。老女と、視線を合わそうともしない。

「ねぇ、ゆみちゃん。お部屋にずーっといたら、病気になっちゃうわ。一緒にお外に行きましょう?」

彼女は首を振る。かたくななその態度に、老女はほとほと困り果てた。

ここは彼女だけの城だ。絵本と大好きなテディベア。彼女を傷つけるものは何もない。優しい、砂糖細工で作られた、完璧な城。

「ゆみちゃん……」

彼女の様子に、老女はくしゃりと顔を歪めた。泣き出しそうなその表情を、俯いて隠す。しかし彼女はそれにも構わず、一人、楽しそうに絵本をめくった。

「いつまでそうしているつもりなのよ……」

恨めしそうに呟かれた言葉を拾って、彼女が視線をあげる。無垢な黒い瞳で老女を映し、赤い唇を歪めて言った。

「おばあちゃんなんて嫌い。くまちゃんがいれば、私はいいもん。早く出てって、お外なんていかない、行かないから」

老女は眉根を寄せた。頑固な彼女に何か言う様子はない。わずかな失望をその頬に載せて、ただきらめくだけのその城を閉ざした。

老女が出て行った部屋は元通り、白々と美しい。自分だけに見える幻想の世界に閉じこもったまま、彼女は満足げにクマに笑いかけた。

88: タイトルは城で。:2013/7/17(水) 12:10:34 ID:34PpKlBlvU

部屋から出てきた老女の肩を、夫らしき男が抱きしめる。堪えられず泣き出した彼女に寄り添い、そっと奥のソファーへと誘った。

リビングではカウンセラーが彼らを待っている。座った老女を優しくなだめ、カウンセラーはそっと閉ざされた扉を振り返った。中からは何も聞こえてこない。

「誰があの子をあんな風にしてしまったの……」

「落ち着いてください。娘さんの快復には、長い時間が必要なのです。そう、思い詰めずに、どうか見守ってあげてください」

「でも、私のこと、おばあちゃんだなんて……」

カウンセラーが震える老女の背を撫ぜる。声を漏らして泣き出した彼女の手を、夫が握りしめた。

「先生、娘は、よくなるのでしょうか。その、社会復帰などは……?」

カウンセラーは非情にも首を振った。焦るな、と彼に告げる。

「お父さん、よく聞いてください。娘さんはいま、28歳ではありません。5歳かそこらの女の子なのです。まず彼女を28歳の女の人に戻さなければなりません。そこから、社会復帰を考えましょう」

諭すような言葉に彼はただ俯くばかりだった。何が娘をそこまで追い詰めたのか。仕事か、それとも人間関係か。気づけなかった自分を、彼はギリギリと責め続ける。

実年齢よりはるかに年老いた夫婦を見て、カウンセラーはそっと憂いを吐き出した。

「ゆっくり、ゆっくりやって行きましょう。焦るのは娘さんにもあなたたち両親にもよくありません」

うなだれた彼らに、そんな慰めは意味をなさないのか。唇をかみしめたカウンセラーは、静かに扉をかえりみた。


高い窓から光が差し込む。少女が視線を注ぐ、絵本の世界よりもずっと脆い砂糖細工の城。

彼女にとって、その白い部屋は確かに城だった。



改行は適当です。何かアドバイスもらえたら嬉しいです!!
89: 名無しさん@読者の声:2013/7/17(水) 14:23:42 ID:j/a35I/5oQ
森の月明かり描いた奴です。お邪魔します。
>>87-88さん。
個人的に好きな世界観です。
最後のどんでん返し(?)みたいなのが特に。
彼女は大人になりたくなくてああなってしまったんでしょうね。
夢の世界の中で浸る事を何よりも愛した結果というか…読んでいてとにかく面白かったです。
…長文失礼しました。
90: 87-88:2013/7/17(水) 17:44:32 ID:H8OGoAfzro
>>89
ありがとうございます!!好きな世界観といってくれて嬉しいですヾ(*゚∀゚*)ノ
どんでん返しとあるところから、ちゃんとできてたようでよかったです。

何か、良くないところとかはありませんかね??ぜひ参考にさせていただきたいので、意見指摘等々お願いします!
91: 80-85:2013/7/17(水) 18:01:09 ID:Ydlvpcpyi2
>>87-88さん。
そうですね…
あえていうならば砂糖細工というのが比喩なのか本当なのか本当なのか分からない所でしょうか。恐らく比喩でしょうが…。
比喩ならば砂糖細工の様なと付ければよりいいかと思います。
部屋が城というのは最後まで読めば変な感じが消えるので大丈夫ですが、初めだけ読むと少し解りづらいですかね。
ところで私の作品はどうでしたか?
特に感想が無いのなら答えなくても構いませんが。
92: 87-88:2013/7/17(水) 18:29:30 ID:H8OGoAfzro
>>91
なるほど、確かに砂糖細工のくだり比喩としてわかりづらいかもしれませんね、気を付けます。
あ、そうですね。城についても少し表現というか、自分の分かっているところを出せていないように見えますね。ありがとうございます!

私の感想となると、ややうるさいことになってしまうかと思って自重したのですが……。細かいところに突っ込みすぎるかもしれませんが、必要ないと思われたら気にしないでください。
まず、ダークファンタジー?という感じで、雰囲気が面白かったです。個人的には親切にしてくれた少女を殺しちゃうのかー、と悲しく思いましたけれども、そういう歪さが狙いなんでしょうか。
気になったのは表現のところですかね。

その光景を木の上で黒猫のような少女が眺めていた。
十代半ばに見える少女だった。漆黒の髪と、夜空に浮かぶ月の様な金色の瞳。
その彼女の月が彼らを映している。

という、描写ですが、一番下のその彼女の月が〜というところは、すごいなぁと思いました。私には考えもつかないような綺麗な描写だと。

しかしながら、やや少女の描写が長いような気がします。十代半ば、とありますが、これは書く必要があるのでしょうか。
また、髪と瞳の部分。瞳は後ほど描かれる部分があるので、先に夜空に浮かぶ〜と書く必要はない気がします。
それから、瞳を月に喩えていますが、月の色で金色は大丈夫でしょうか。月の色はどちらかというと、白っぽい黄色に近いように思われます(あくまでも私の意見)。黒猫の黄色ならば、もっと濃い黄色のイメージなので、ここで月を使うとややずれてしまうかと思いました。

長々とすいません。
93: 80-85:2013/7/17(水) 18:40:24 ID:Ydlvpcpyi2
>>87-88さん。
意見ありがとうございます!参考になりました。
少女の描写はやっぱり多かったですか…w
気をつけてみますね。
あと物語をよく読み取ってくれていて嬉しいです!
歪みのあるダークなストーリーを目指していたので伝わっていてよかったと思いました。
確かに年齢設定関係ありませんね…。
金の太陽銀の月とありますから銀の方が良かったかもしれません。
いずれにしても貴重な意見をありがとうございました!
94: 名無しさん@読者の声:2013/7/17(水) 21:37:30 ID:yj/J.FSqUM
亀ですが
>>80
おとぎ話のような印象を受けました。
文も綺麗で小説として全然通用すると思います。
無機質な森に対しての無機質な登場人物がより不気味さを演出していますね。
いっそ全てモノクロであってもよかったかもしれません。

そうすると、最後のナイフの赤が映えると思います。

森の無機質な呼吸を表現出来ればいいと思います。
静寂な…の一言で済ますのは少し勿体無いので、この閉鎖的な空間に三人の体温しかないことを書いてみるとか


95: 名無しさん@読者の声:2013/7/17(水) 21:58:43 ID:2/l31g7N4w
>>87
最初のキャッチフレーズが印象的でした。
城とは何なのかのテーマから外れず沿っていて大変完成していると思います。

砂糖細工の城というのは自分に甘い空間の比喩には最適だ感じました。
最初に砂糖細工というフレーズが出て私は?となりましたが、最後の落ちでああそういうことかとはっとさせられました。
この落ちは話の途中で疑問点が出たからこそ映えるものだと思うので、私は好きです。
ただ角砂糖のほうが表現がもっとわかりやすいかもしれませんね。

>気づけなかった自分を、彼はギリギリと責め続ける。

ここだけ何なのか首をひねりました。
ちょっと変えたほうがいいかもしれません。



96: 80-85:2013/7/17(水) 22:12:16 ID:Ydlvpcpyi2
>>94さん
褒めて下さり嬉しいです!
対比というのも大事ですよね。
もう少し頑張って腕と表現力を上げてみようと思います!
アドバイスありがとうございました!
97: 87-88:2013/7/17(水) 23:28:20 ID:H8OGoAfzro
>>95
丁寧にありがとうございます!
角砂糖ですか……、確かにその方が甘いという印象が強まりますね……、参考にさせていただきます!
確かに、今みてみるとちょっと意味がわかりませんね。
娘の苦しみに気づけなかった自分を、彼はギリギリと責め続ける。
にかえるとわかりやすいでしょうか。
どうも自分だけで見ていくと、言葉足らずになりがちですね(´・∀・`)
アドバイスありがとうございました!
98: 名無しさん@読者の声:2013/7/24(水) 23:06:54 ID:.QyK6LPu7I
あげ
99: 名無しさん@読者の声:2013/7/26(金) 23:39:50 ID:ozCa/pK7d.
タイトル「あげ」

4号「揚げ焼売を大量に食べたんよ」

ヘタッピ7号「閑古鳥ですね……」

4号「したら、お腹がギュルギュルなってさ」

ヘタッピ7号「最近は忙しくて、道場にも来れなくて……」

4号「次の瞬間、ボワンって衝撃が走ったと思ったら」

ヘタッピ7号「>>87-88さんは新規の方でしょうか、ご利用ありがとうございます」

4号「やっちゃったね」

ヘタッピ7号「何をですかっ」ピキ

4号「おや、7号、久しぶりだぬ」

ヘタッピ7号「すみません、ご無沙汰してまして……、でなくて、ボワンと何をしたんですか?」

4号「へ」

ヘタッピ7号「へ?」

4号「へへへw」

ヘタッピ7号「……わかりました。了解です」……ハァ

4号「で」
ヘタッピ7号「で、と言いますと?」

4号「何で来たのかな〜、と」

ヘタッピ7号「あげるためですよ」

4号「ふ〜ん」ニヤニヤ

ヘタッピ7号「何ですか?」

4号「別に」

ヘタッピ7号「……こんなノリですみませんが、ご利用をお願い致します」

4号「もっとヘタッピな人がいいな」

ヘタッピ7号「間口は広くしているつもりです。今まで書こうなんて思ったことの無い人も、是非、参加をお願い致します」

4号「よろしこ〜」
ヘタッピ7号「やめて下さい」
100: 名無しさん@読者の声:2013/7/27(土) 02:50:40 ID:u1jjyr.pZU
−某所時系駅。

所謂タイムマシンの道の駅である。

視た感じだと集光樹脂色をした惑星に似た形をしている建物のよう。
大きさもそれ相応。

此処には様々な時間軸の者達が浮かんでたり止まっていたりしている。

時間軸の者と言っても人間達だけでは無い。

我々人類が写真や絵などで見てきた知的生命体、空想的生命体等も居る。

しかし彼ら達は姿形、遺伝等を変える技術を持っているので殆どが我々が想像している物とは異なっている。



おかしい点、駄目な点、アドバイス等をお願いします。



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