弟「釣りロマンを求めて」幼友「春の淡水釣り編だよー」
Part10663 : ◆M7hSLIKnTI :2014/07/15(火) 20:06:09 W5v94kSw
………
…
幼馴染(はぁ…完全に見失っちゃった…)フゥ…
幼馴染(携帯も無いし、連絡のとりようがありません…)
幼馴染(三時にはあの店に来るのでしょうけど…それでも心配です)
幼馴染(…もしかしたら男が見つけてるかも)
幼馴染(電話してみましょう)
タッタッタッ…
幼馴染「…………………あ、もしもし。こっちは幼友を見失ってしまいました」
幼馴染「え? はい、はい…わかりました、合流しましょう」
幼馴染「ええと私は今……ああ、ちょうどみたらし団子屋さんの前です」
664 : ◆M7hSLIKnTI :2014/07/15(火) 20:07:04 W5v94kSw
………
…
幼馴染「──あっ、男! ここです!」
男「幼馴染! ……見失ったって?」ハァ
幼馴染「面目ない」
男「まあ、子供じゃあるまいし。集合の時間には戻るでしょうが」
幼馴染「せっかくなので私達でブラブラしましょう。その内に見つけるかもしれません」
男「よし、じゃあ行きますか──」
団子屋「はいっ、焼きたて二本お待ちどうさまー」
幼馴染「どうも。男、一本どうぞ」スッ
男「は?…ああ、頂きま…す…?」
団子屋「360円です」
幼馴染「よろしく」
男「えっ」
665 : ◆M7hSLIKnTI :2014/07/15(火) 20:07:38 W5v94kSw
………
…
弟幼「──懐かしい、本当にいっつも遊んでたよね」
弟「うん」
弟幼「引越しが決まった時は泣いたなぁ…」
弟「僕はなんとなくピンときてなかったよ。弟幼ちゃんと会えなくなるとか、あまりに突然でさ」
弟幼「…そっか」
弟「引越しの日、さよならを言いにきたのにずっと泣いてた弟幼ちゃんを見て、ようやく実感が湧いたんだ」
弟幼「あはは…覚えてるんだ」
666 : ◆M7hSLIKnTI :2014/07/15(火) 20:08:17 W5v94kSw
弟「結局、引越した理由はなんだっけ?」
弟幼「ウチのお父さんが勤めてる会社の支店がこの街にできる事になってね」
弟「ああ…」
弟幼「田舎に飛ばされるような、支店長としてだったから栄転のような…って、辞令を受けるかどうか悩んでたみたいだったけど」
弟「…仕方ない事だね」
弟幼「うん、小学生には運命に抗う術は無かったな」
弟「引き止める術もね」
弟幼「ここのお寺、入ろうよ。雨の日の庭は綺麗なんだよー」
弟「…うん」
667 : ◆M7hSLIKnTI :2014/07/15(火) 20:08:56 W5v94kSw
………
…
幼友(この辺、静かだなー)
幼友(すごい土壁の古い建物……江戸時代の酒蔵かぁ)
幼友「……はぁ」
幼友(一緒に歩いてたら『酒蔵とか、幼友ちゃんの好きそうな所だね』とか)
幼友(『江戸時代にも幼友ちゃんみたいな酒豪の女性いたのかな』とか)
幼友(…そんな事、話してたんだろうなぁ)
幼友「………」グゥ
幼友(やだ、お腹でグチが鳴いた)
幼友(食べなかったもんなぁ…)
幼友「ん?」
幼友(…ここもお蕎麦屋さんかぁ)
幼友(女の人が一人で来る事とかあるのかな)クスッ
カラカラカラッ
店員「はい、いらっしゃい。お一人?」
幼友「あ…は、はい」
店員「カウンター席でいいかしらねぇ」
幼友「…どこでもいいです」
店員「じゃあどうぞ、空いてますよ」
669 : ◆M7hSLIKnTI :2014/07/15(火) 20:10:07 W5v94kSw
幼友「ええと…皿蕎麦を…」
幼友(五枚くらいかな…あと、ビール…)
『それとこれ、オマケ。ビールと一緒にどうぞ』
『あ…ありがと…』
『いいえ』
幼友「………」イラッ
幼友(なーにが『いいえ』よ)
幼友(どうせ『なに、この酒飲み女?』とか思ってたくせに)イライラ
670 : ◆M7hSLIKnTI :2014/07/15(火) 20:10:38 W5v94kSw
店員「お蕎麦、何枚にされますー?」
幼友「………」チラッ
… … … … …
皿蕎麦チャレンジ!
三十分以内に男性は50皿、女性は30皿食べたら無料!
挑戦の際は店員に宣言し、一度にご注文下さい
… … … … …
幼友「…30皿」
店員「えっ」
幼友「挑戦…します」
店員「お、お嬢ちゃん…30皿っていったら普通のザルで10枚近くあるけど…」
幼友(やけ食いとか、男さんへの想いに悩んでた時にさえしなかったけど──)
店員「あの…」
幼友「──挑戦します」
672 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/07/15(火) 21:49:11 wTQRp2gM
どう考えても胸にいくやつですね
673 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/07/15(火) 22:11:35 Nnoq2q9o
幼友の胸がまた大きくなったら壁が崩壊するんじゃないか
678 : ◆M7hSLIKnTI :2014/07/16(水) 20:02:35 kB/qg6ok
………
…
サアアアァァァ…
弟幼「──少し明るくなったのに、雨…やまないね」
弟「うん、でも雨の町並みも風情があっていいよ」
弟幼「…田舎だけど、いい街でしょ」
弟「本当だね」
弟幼「古民家も石垣も、庭も木々も…弟くんの言う通り雨の日が一番趣きがあるかも」
弟「番傘が似合う町並みだし」
弟幼「ふふっ…それも相合傘なら、尚更かな」
弟「…昔は学校の帰りとかにも、よくしたよ」
弟幼「そうだったねー」
679 : ◆M7hSLIKnTI :2014/07/16(水) 20:03:23 kB/qg6ok
弟幼「あれ…もう二時過ぎかぁ、あっという間」
弟「うん、いくらでも話す事あるからだろうね」
弟幼「そうだね…でも」
弟「?」
弟幼「弟くん、ちょっと心ここに在らずな時が多いよね」クスクス
弟「…そんな事ないよ」
弟幼「そうかなー?」
680 : ◆M7hSLIKnTI :2014/07/16(水) 20:04:02 kB/qg6ok
弟幼「じゃあ、さっきの庭で私が『満開で綺麗』って言った木はなんだったでしょう?」
弟「……うっ…」
弟幼「エゴノキ…」ボソッ
弟「あっ、そうそう…エゴノキだったね。綺麗だった──」
弟幼「──残念、ヤマボウシでしたー。ほらね、覚えてないでしょ」
弟「うわ、ずるい」
弟幼「…ごめんね」
弟「え?」
681 : ◆M7hSLIKnTI :2014/07/16(水) 20:04:49 kB/qg6ok
弟幼「気になってるんだよね? さっき、別行動をとったヒトの事」
弟「…弟幼ちゃん」
弟幼「男女四人で行動してる時点で察するべきだったんだけど、久しぶりに会った嬉しさで気がまわらなかったんだ」
弟「………」
弟幼「あのヒト、弟くんの彼女さん?」
弟「そうだったら、そういう風に紹介してるよ」
弟幼「でも…きっとそれに近い人でしょ?」
弟「……そうならいいな」
682 : ◆M7hSLIKnTI :2014/07/16(水) 20:05:23 kB/qg6ok
弟幼「おー、そっか…弟くんが押してる側かぁ」ニヤニヤ
弟「まあね」
弟幼「…ちょっとだけ、妬けるかな」
弟「からかわないでよ」
弟幼「からかってないよ。私、昔…弟くんのこと好きだったよ?」
弟「それは…僕もそうだったよ」
弟幼「うん」
弟「…よかった、僕だけの思い込みじゃなくて」
弟幼「うん、私も」
683 : ◆M7hSLIKnTI :2014/07/16(水) 20:06:49 kB/qg6ok
弟「弟幼ちゃん、変な事を訊くんだけどさ。昔、仕方なくでも引っ越しちゃった事…悔やんだりする?」
弟幼「悔やむ…?」
弟「…僕は、弟幼ちゃんと離ればなれになった事……ごめん、悔やんでないんだ」
弟幼「あっ、乙女心を傷つけたな! …なーんて」クスッ
弟「そうならなかったとして、じゃあ今がどうなってたのか…なんて解らないんだけどね」
弟幼「うん」
弟「でも僕は今こうして、あのヒトを好きになれて良かったと思ってる」
弟幼「…もっと妬けるなぁ」
684 : ◆M7hSLIKnTI :2014/07/16(水) 20:07:36 kB/qg6ok
弟「だから…ね」
弟幼「うん、解った」
弟「…解ったの?」
弟幼「行くんでしょ? あのヒトのところ」
弟「…ごめん」
弟幼「謝る事なんて無いよ」
弟「うん、ごめん」
弟幼「ほら…ここ、お店の前だよ」
弟「あれ? …ほんとだ」
弟幼「最初、気が利かなかったからね。…弟くんの様子を察して、こうなるように歩いたんだよ」
弟「そっか」
弟幼「じゃあ、これでお終い。最後の相合傘も…私達の幼い恋も──」
685 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/07/16(水) 20:32:35 DTIdHHYc
切ないね
686 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/07/16(水) 21:01:08 2WD.bERc
俺「そしてそのたゆんたゆんは俺のものに」
690 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/07/17(木) 00:57:28 7I8IFOxE
しかした行で残ってるのはちとつだけ……(゜ロ゜)!!
残ってるのはちとつ…空いているちつ…そういうことか!!
>>690
( ゚∀゚)==◯)`Д゚)・;' ツェーイ
692 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/07/17(木) 03:05:55 BNxdl0FA
>>690
( ゚ Д゚)==◯)`Д゚)・;' ッシ!!
694 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/07/17(木) 07:01:58 .c7GsYj2
>>690
( ゚ Д゚)==◯)`Д゚)・;' ッエーイ!!
696 : ◆M7hSLIKnTI :2014/07/17(木) 08:39:24 UvKxalo6
(新キャラでは『た行』縛り解こうと思ってるなんて言い出せない…)
697 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/07/17(木) 08:46:02 owW7cOSo
無難に「やーぁ!」とかで良いと思う
711 : ◆M7hSLIKnTI :2014/07/19(土) 16:32:02 Xj3J5V3Y
………
…
幼友「──うぅ…」ゾゾゾッ、ムグムグ…
店員「…お嬢ちゃん、そんなにがんばらなくても。どっちにしても、もう五分しか…」
幼友(くっ、まだ十三皿…やっぱ無謀だったかぁ…)ズズズズッ
幼友(なんとなくせっかくの観光地で気分がモヤモヤしたから)
幼友(それ以外にインパクトの強い思い出が欲しかった)
幼友「お出汁、下さい」ゴクンッ
店員「…無理はしないようにねぇ──」カチャッ
712 : ◆M7hSLIKnTI :2014/07/19(土) 16:32:35 Xj3J5V3Y
………
…
ポツポツッ…ポツッ…
男「──少し小雨になってきましたか」
幼馴染「せっかく相合傘だったのですが」
男「人に持たせた傘の下で、その人の払った金で味わう豆大福はいかがでしょうか」
幼馴染「けっこうなお味で」モグモグ
男「そうかよ」
713 : ◆M7hSLIKnTI :2014/07/19(土) 16:33:09 Xj3J5V3Y
幼馴染「しかし幼友の姿がありません」
男「もう二時を回っています。探すより店の前で待った方が確実かも…」
幼馴染「あっ」
男「はい?」
幼馴染「…男、あっちは『酒蔵跡』だそうです」
男「ほほう」
幼馴染「なんとなく幼友が行きそうじゃないでしょうか」
男「うん…まあ、そうかもしれません」
幼馴染「そしてその向こうのお蕎麦屋さん、表に『焼きたて蕎麦饅頭』の幟が」
男「…貴様」
714 : ◆M7hSLIKnTI :2014/07/19(土) 16:33:56 Xj3J5V3Y
幼馴染「おお、なんだか面白い事を書いています」
男「皿蕎麦チャレンジ……三十分以内に男性は50皿、女性は30皿? …幼馴染、まさか」
幼馴染「さすがにそれは挑戦しません」
男「そうですか」ホッ
幼馴染「だから蕎麦饅頭」
男「何が『だから』なのでしょう」
幼馴染「『店内で申しつけ下さい』…だそうです」カラカラカラッ
男「ちょ」
幼馴染「すみません、蕎麦饅頭を──」
幼友「──あ」ゾゾゾッ
幼馴染「えっ!?」
715 : ◆M7hSLIKnTI :2014/07/19(土) 16:34:27 Xj3J5V3Y
幼馴染「ちょ…幼友、そのお皿の数…まさか?」
幼友「あーあ、見つかっちゃった…チャレンジ中なんだよ、笑う?」
幼馴染「幼友…普段なら貴女はそんな事に挑戦しないはずです」
幼友「ん…やけ食い…かな」
幼馴染「…幼友が、やけ食い…」ププッ
幼友「ちぇ、やっぱり笑われちゃった」
幼馴染「だって、そんなにヘソを曲げるなんて子供みたいです」
幼友「ふーんだ」プイッ
幼馴染「…制限時間は?」
幼友「もう五分も無いよ、まだ十四皿目なのに」ハァ…
幼馴染「がんばりましょう、食べきったらきっと良い思い出になります」ニコッ
716 : ◆M7hSLIKnTI :2014/07/19(土) 16:35:01 Xj3J5V3Y
男「幼馴染…あんまり無理をさせては」
幼馴染「いいのです、女性だって恋に悩んで自棄になる事くらいあります」
幼友「幼馴染ちゃん…」
幼馴染「せっかくなら、胸のつかえを吐き出しながら。そうすればお蕎麦ももっと入ります」
幼友「…うん」
幼馴染「さあ、お出汁に浸けて。息を吐くついでに恨み言も零して!」
幼友「む…昔のオンナなんかにヘラヘラすんなーっ!」
幼馴染「そうです、それで一気に啜って!」
幼友「おうっ」ズゾゾゾッ!モグモグ…
幼馴染「次!」
幼友「おっぱい大きかったら誰でもいいのかーっ!」
幼馴染「うっ」グサッ
男(…なんだこの光景…)
736 : ◆M7hSLIKnTI :2014/07/22(火) 18:53:15 kAwPQlws
………
…
弟「──幼友ちゃーん!」キョロキョロ
弟(そう簡単に見つからないか…)
弟(兄ちゃん達、幼友ちゃんと会えたのかな)
弟(そうだったらメッセージくらい寄越しそうだけど)
弟(……まあ、電話してみよっか)ピッ
《…ツリ ニ イコウ ツリ ニ イコウ アメ ガ ヤンダラ ムカエ ニ ユクネ♪──プツッ》
弟「あ……兄ちゃん、どう…?」
弟「え…? 酒蔵跡の方? ええと…パンフレット…」チラッ
弟「…うん、それならすぐそこみたい──」
737 : ◆M7hSLIKnTI :2014/07/22(火) 18:53:56 kAwPQlws
………
…
男「──もしもし? ああ…早く来いと言うべきのような、来ない方がいいような」
男「うん、そうだな…まあお前のせいだし、来いよ」
男「……え? 怒ってるか…って、そりゃ自分の目で確かめろ」
幼馴染「次です! あと三分切りました!」
幼友「うぅ…」
幼馴染「はい、恨み言!」
幼友「口だけじゃなく、強引に迫ってみろーっ!」ゾゾゾゾッ
男(…幼友ちゃん的には見られたくないかもしれませんが)ハァ…
738 : ◆M7hSLIKnTI :2014/07/22(火) 18:54:43 kAwPQlws
幼馴染「あと八皿!」
幼友「さ…さすがにもう…無理…」
幼馴染「…どうしても?」
幼友「ほんと、このお皿でいっぱいおっぱいだよ…」
幼馴染「あと二分半です。ではその一枚だけでも、最後に押し込みましょう」
幼友「う、うん」
幼馴染「そして、一番吐き出してしまいたい言葉を」
幼友「………」スウウゥ…
幼馴染「さあ、どうぞ」ニコッ
幼友「弟くん……好きっ──!」ズゾゾゾッ
739 : ◆M7hSLIKnTI :2014/07/22(火) 18:55:31 kAwPQlws
幼馴染「──よく言えました、幼友」
幼友「うええ…でも七皿も残っちゃった…」
幼馴染「時間は残り二分、皿は七枚。一枚あたり20秒もありません」スッ…
幼友「お…幼馴染ちゃん…?」
幼馴染「不可能…? ……否! 我は壁神…食えど食えど満たされぬ、このブラの隙間──」ユラリ…
──カチャッ、コトッ
幼馴染「たかが七枚の皿蕎麦、一枚10秒もあれば充分…! 幼友の無念、晴らしてくれるっ!」ズゾゾゾゾーーッ
幼友「幼馴染ちゃん…!」
男(……なんで太らないんだろ、こいつ)
740 : ◆M7hSLIKnTI :2014/07/22(火) 18:56:51 kAwPQlws
…カラカラカラッ
弟「兄ちゃん!」
男「おう、ちょっと遅いな。一番見たかったであろうシーンは過ぎたよ」
弟「…どんな?」
男「それは言えねえな」
幼友「──はい、恨み言!」
幼馴染「騎乗位の時、ボソッと『揺れない』とか言うなーっ!」ゾゾゾーッ
弟「…これ、どういう状況?」
男「お前のせいで、なぜか俺が恨み言ブチ撒けられてる感じ」
幼友「ラストォーッ!」
幼馴染「てーーーいっ!!」ズズズズーッ
男「本当に完食しやがりました」
741 : ◆M7hSLIKnTI :2014/07/22(火) 18:57:40 kAwPQlws
幼友「…ありがとう、幼馴染ちゃんっ」グスッ
幼馴染「いいのです、間に合ってよかった」ニコッ…ゲプッ
幼友「時間、まだ20秒くらい残ってたよ」
幼馴染「ふふん」
店員「あの…」
幼友「はい?」
店員「お二人で食べたら、チャレンジ失敗になるからねぇ…3600円です」
幼馴染「えっ」
男「そりゃそうだ」
744 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/07/22(火) 19:23:52 gb2iNxWI
まぁ、そうなるな
747 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/07/22(火) 19:51:34 aEtwFLUU
騎乗位で揺れないってさすが壁、いや壁神か
748 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/07/22(火) 19:56:08 if0h/Q.s
むしろなぜ成功したことになると思ったのか
749 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/07/22(火) 20:37:31 HOCZqOCg
天然壁神降臨
750 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/07/22(火) 20:49:05 ENxuYW.c
壁神ェ…
753 : ◆M7hSLIKnTI :2014/07/23(水) 10:05:20 Wc0UFv4I
店員「でも15皿食べたらお渡しする記念品は、お二人ともに差し上げましょうね」
幼馴染「…巾着袋?」
幼友「『よう食べんちゃった』だって、あはは…可愛い…のかな?」クスッ
弟「幼友ちゃん」
幼友「ふぇ!? お、弟君…いたの!?」アセアセッ
幼馴染「いつから…?」
幼友「まさ…か…私の最後のひと言の時…!」カタカタカタ
男「ギリセーフです」
幼馴染&幼友「よかったあああぁぁあぁ…」プシュー
弟「?」
754 : ◆M7hSLIKnTI :2014/07/23(水) 10:05:50 Wc0UFv4I
幼馴染「はい、弟君…どうぞ」スッ
弟「記念品の巾着? なんで…?」
幼馴染「そもそも幼友のやけ食いは弟君のせいですので」
弟「僕の…」
幼馴染「こんないい女を自棄にさせた戒めに、忘れないために持っておいて下さい」クスッ
幼友「あぅ…」
弟「…うん」
男「よし、弟幼ちゃんのところに傘を返しに行って、そろそろ発ちましょう──」
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