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ベジータ「このベジータ様がこの世から巨人どもを消し去ってやるぜ!!」

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Part2
73:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 18:17:47.63 ID:bW8ItpPTo
ベジータ(さて、ピンチになれば力が解放される・・・それならば話は簡単なのだが)
ベジータ(問題はこれでは力が解放されなかった場合だ。さすがに死なせるのは後味が悪い)
ベジータ(力の解放に何かしら条件があればいいが・・・俺たちがスーパーサイヤ人になる時は怒りがきっかけになるように)
ベジータ(怒り・・・か)
エレン「や、やってやるぜ!!巨人どもにお遊びはいい加減にしろってとこを見せてやる!!」
ミカサ「頑張って、エレン!」
エレン「うおおおおおおおおお!!!」

77:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 18:24:14.76 ID:bW8ItpPTo
3m級巨人「ニタァ」ブォン!!
向かってくるエレンに巨人が拳を振り下ろした!
ミカサ「!」バッ
エレン「うわぁっ!?」
間一髪ミカサがエレンに飛びつき、攻撃は命中しなかった。
しかし、その攻撃は地面にひびが入ってしまうほどの一撃だった。
エレン「」

78:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 18:30:25.66 ID:bW8ItpPTo
エレン「う、うわあああああああああああ!?」
ミカサ「エレン!慌てたらダメ!!」
ベジータ(うーむ、駄目か。あれでは勝てるものも勝てん)
ベジータ(・・・スーパーサイヤ人)
ベジータ「・・・!そうだ!」
エレン「し、師匠!やっぱり無理だ!殺されちゃうよ!!」
ベジータ「エレン!!」
エレン「は、はい!」
ベジータ「お前の母ちゃん、出べそーーーーーーーー!!!!!」
エレン・ミカサ「」

79:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 18:33:48.43 ID:osyf7EofO
これは……

80:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 18:36:26.87 ID:EdJkJD4So
怒らせれば良いという発想か
さすが王子


81:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 18:42:13.13 ID:bW8ItpPTo
ベジータ(信じられないといった顔をしているな・・・もうひと押しだ!!)
ベジータ「お、お前の父ちゃんも、出べそーーーーーーーー!!!!」
エレン「し・・・しょう・・・?」
ベジータ「ふはははは!!どうだ!!くやしいか!!怒れ!!怒るんだエレン!!」
エレン「・・・へ?」
ベジータ「怒れ!!怒りを爆発させろ!!そうすればそんな巨人など一ひねりだ!!」
エレン「・・・」
ベジータ「怒れ!!怒るんだ!!・・・おこ・・・」
エレン「・・・」
ベジータ「・・・」
3m級巨人「ニヤニヤ」
ベジータ「ずあっ!!!!!!」ズドーーーーン!!
巨人は消滅した!

83:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 18:44:46.00 ID:2CZtBOKb0
おいwwww

85:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 18:47:10.62 ID:bW8ItpPTo
ベジータ「さあ!修行を始めるぞ!!」
エレン「師匠、さっきのは・・・」
ベジータ「巨人に慣れるための訓練だ!!さっきの態度は何だ!怯えやがって!!そんな調子で巨人を殺せるか!!!」
エレン「す、すみません!!」
ベジータ「ふんっ!分かればいい!」
エレン「つ、次は頑張ります!!」
ベジータ「よし、まずは組手だ!!俺が相手をしてやるから全力でかかってこい!!!」

87:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 18:52:21.08 ID:bW8ItpPTo
エレン「し、師匠に!?」
ベジータ「心配するな、うまく手加減してやる。無論、手を抜きやがったらその瞬間にぶっ殺してやるから気合を入れてかかってこい!!」
エレン「は、はい!!」
ミカサ「全力で行く!!」
ベジータ「さあきやがれ!!」

88:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 18:56:51.86 ID:bW8ItpPTo
3時間後・・・
ベジータ「次は瞑想だ!!自分の気の力をしっかりと自覚しろ!!」
エレン「ゼェッ・・・ゼェッ・・・」
ミカサ「ヒュー・・・ヒュー・・・」
6時間後・・・
ベジータ「さあまた組手だ!!全力で来い!!」
エレン「お、ぉぉぉ・・・」
ミカサ「・・・」
9時間後・・・
ベジータ「浮け!!浮くんだ!!ビーデルのやつは一日で浮けるようになったらしい、貴様らにだって不可能ではないはずだ!!」
エレン「コヒュー・・・コヒュー・・・」
ミカサ「・・・」
12時間後・・・
ベジータ「筋トレだ!!そこの岩をもってスクワットをしろ!!基礎体力もなく強くなれるはずがない!!」
エレン「」
ミカサ「」

93:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 19:20:14.48 ID:bW8ItpPTo
15時間後・・・
ようやくベジータは休憩を与えた
「しっかり休め!休むこともまた修行だ!」と言い残し、どこかへ飛び立っていった
・ ・ ・
エレン「やばい・・・本当に・・・し、死ぬ・・・」
ミカサ「エレン・・・ごめんなさい、私、もう・・・」
エレン「ミカサ、しっかりしろー!駄目だ、こんなところで・・・!」
ミカサ「私、エレンのこと、ずっと・・・」
ベジータ「ふんっ」ドサッ
エレン「師匠!?一体どこに・・・!!!?そ、それは!?」
ベジータ「牛の丸焼きだ。この世界にも牛はいるんだな、貴様らも食うか?」

94:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 19:26:41.19 ID:lQwBu5ivo
味付けはないかもしれんが豪華だなw
タンパク質たっぷりで筋肉つくぞw

95:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 19:26:57.97 ID:bW8ItpPTo
エレン「・・・」ブワァ
ミカサ「・・・!!!」
二人は牛の丸焼きに群がりむさぼり食った。
涙を流しながら輝かんばかりの笑顔を浮かべている。
エレン「旨い・・・旨ぇよ・・・!!」
ミカサ「こんなの初めて・・・!!」
ベジータ「はっはっは!子供はよく食うのが一番だ!!足りなくなったらまた持ってくるぞ!」
エレン「師匠・・・!俺、俺、頑張るよ・・・!!頑張って、巨人を駆逐してやる・・・!!!」

96:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 19:32:28.39 ID:bW8ItpPTo
ベジータ「はっは!頑張れよ!お前らは中々筋が良いからな!!直ぐに巨人をぶっ殺せるようにしてやる!」
エレン「ほ、本当か!?」
ベジータ「ああ、この調子でいけばヤムチャくらいなら倒せるくらいにはなるぞ!」
ミカサ「ヤムチャ?」
ベジータ「知り合いだ。そいつもそこそこの実力者だ、地球人の中ではな」
エレン「よく分かんねえけど・・・やっぱり師匠は、オレたちとは違う場所に住んでたのか?」
ベジータ「・・・まあな」

98:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 19:33:17.67 ID:X8nnKhbZo
ちゃっかり餌付け完了したな

99:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 19:36:06.98 ID:bW8ItpPTo
ミカサ「それは一体どこ?」
ベジータ「貴様らに言ってもどうせ分からん。気にするな」
エレン「そうか・・・」
ベジータ「よし!飯は食ったな!休憩はもう終わりだ!修行を始めるぞ!!」
エレン・ミカサ「はい!」
エレン「・・・あれ?睡眠時間は?」

102:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 19:40:20.15 ID:bW8ItpPTo
三日後・・・
エレン「ふうぅ・・・・・・」
エレン「はぁっ!!!」グググッ
エレンが精神を統一し、体の中に力を込めると浮かび上がった!
エレン「や、やった!!やったぞ!!浮いたぞ!師匠!やっと浮いた!!」
ベジータ「凄いじゃないかエレン!!初日から考えるとすごい進歩だぞ!!」
エレン「いやぁ、それほどでも・・・」
ミカサ「」ビューンビューンビューーーーーーゥン!!
ミカサ「エレーン!!」ブンブンブン
エレン「・・・本当に、それほどでも」
ベジータ「気にするな、あれが才能というものだ」

103:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 19:41:25.65 ID:pb9UCwi8o
やはりミカサはここでもチートか……

106:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 19:47:44.76 ID:bW8ItpPTo
エレン「・・・」
ベジータ(むぅ、さすがに女にここまで差をつけられるのは屈辱だろう)
ベジータ(努力しろと言えばそれまでだが、他に何かしてやれることは・・・)
ベジータ(・・・そうだ!)
ベジータ「おい、エレン」
エレン「・・・何だよ、師匠」
ベジータ「お前だけにオレの特別な必殺技を教えてやろうか?」
エレン「・・・!!!」パァァ
エレン「ほ、本当!?」

107:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 19:53:00.88 ID:bW8ItpPTo
ベジータ「ああ!そうだな、何がいいか・・・」
ベジータ(ギャリック砲・・・ビックバンアタック・・・ファイナルフラッシュ・・・どれも素晴らしい技だが・・・)
エレン「あーでもギャリック砲ってやつは名前がダサいからいやだなー」
エレン「出来れば他の技がいいや!スーパーゴーストカミカゼアタックってやつとか!!」
ベジータ「」
エレン「・・・?」キョトン
ベジータ「・・・貴様には狼牙風風拳を教えてやろう」
エレン「おお、カッコいい技名!!」


108:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 19:54:47.47 ID:oZa5Gb9U0
エレンがかませになっちまう!

109:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 19:55:25.12 ID:3TN/rAZpo
名前はかっこいいんだよなぁ、狼牙風風拳

112:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 20:01:01.05 ID:bW8ItpPTo
四日後・・・
エレン「ハイッハイッオウッ!!!」
ミカサ「かめはめ波!!」
五日後・・・
エレン「ウッハッ、ウッハッ!!」
ミカサ「どどん波!!!」
六日後・・・
エレン「オレハコウヤノナーイースーガーイ」
ミカサ「ビックバンアタック!!!」
一週間後・・・
エレン「師匠、もしかしてこの技もの凄く弱い?」
ベジータ「うむ」

117:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 20:07:38.18 ID:bW8ItpPTo
ベジータ「よく気付いたじゃないか、どうしてわかったんだ?」
エレン「そりゃミカサと組手して使ったら簡単に足元を払われるんだもんよー!」
ミカサ「ごめんなさい、あまりに足元がお留守だったから、つい」
エレン「師匠、もっと使える技を教えてくれよ!!」
ベジータ「チッ、しょうがないやつめ、どんな技が良いんだ?」
エレン「そりゃ、もっと恰好良くて、強くって、簡単に覚えられて・・・」
ベジータ「そんな都合のいい技があるか!!」
エレン「・・・ま、そりゃそっか」
ベジータ「小手先の技術に頼らなくてもいいよう強くなれ!!そうすれば例え狼牙風風拳のようなバカみたいな技でも敵を倒すことはできるだろう!!」

118:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 20:08:34.13 ID:pb9UCwi8o
バカみたいな技wwwwwwww

123:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 20:16:47.98 ID:bW8ItpPTo
ベジータ「それにしても、もう一週間になるのか」
エレン「長かったような、短かったような・・・」
ミカサ「人生で一番体力を使った期間であるのは間違いない」
ベジータ「貴様らも中々根性がある。一週間の修行で、貴様らの戦闘力はエレンが50程度、ミカサが100程度にはなっているはずだ」
エレン「戦闘力50ってどれくらいなんだ?」
ベジータ「貴様らを襲おうとしていた巨人が30程度だ。参考になるか?」
エレン「え!?俺、もう巨人よりも強くなってるのか!?」
ベジータ「ああ、そうなるな。だが油断するなよ!戦闘力で勝りながら敵の戦力を見誤り相打ちになった男だっているんだぞ!!」
エレン「そ、そうだよな・・・師匠、絶対油断はしないよ」

125:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 20:23:21.68 ID:bW8ItpPTo
ベジータ「さあ!今日は修行の仕上げだ!巨人を狩ってみせろ!!」
エレン・ミカサ「はい!!」
移動中・・・
ベジータ「さて、どこかにちょうどいい感じの巨人はいないか・・・」
調査兵団A「・・・」
調査兵団B「・・・」
エレン「何だ・・・あれ・・・」
ミカサ「・・・気を感じない、死んでる」
巨人「ニタニタ」
エレン「あいつが・・・あいつがやったのか・・・!!!!」

126:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 20:28:10.60 ID:bW8ItpPTo
エレン「うわあああああああああ!!!!」グォッ!!
ベジータ「突っ込むなエレン!!落ち着くんだ!!!」
エレン「いくら師匠でも・・・これを聞くわけにはいかない!!!」
巨人「ニタァ」
エレン「駆逐してやる!!!」グォォ!!
エレンは舞空術で巨人に突っ込む!
一撃で巨人は100mほど吹っ飛んだ!
巨人「」グァッ
エレン「喰らえ・・・これが、貴様らを駆逐するために身につけた・・・技術だ!!!!」
エレン「狼牙風風拳!!!!!」

127:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 20:32:30.77 ID:gSeMJuXu0
アカン

128:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 20:32:34.79 ID:bW8ItpPTo
息も吐かせぬ連打が巨人を襲う!!!
巨人「アギャアアアアア」
エレン「効いてる・・・!!倒せる、オレは巨人を倒せるんだ!!!」
ミカサ「嘘・・・!」
ベジータ「狼牙風風拳が効いている・・・だと・・・!?」
エレン「うぉおおらぁああああッ!!!!」ドグジュッ!
巨人「」
エレンの一撃が巨人の頭を吹っ飛ばした!!
エレン「や、やった・・・!やったぞぉ!!巨人を駆逐できたぞ!!!見たかミカサ!見たか師匠!!」
ベジータ「・・・よくやった!それでこそオレの弟子だ!!」

131:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 20:36:10.74 ID:bW8ItpPTo
エレン「や、やったぁ!やったぁあ!!!」
巨人「」グググ…
ミカサ「!!エレン!危ない!!!」
エレン「へ?」
頭を失ったはずの巨人の手が空を飛んでいたエレンをとらえた!!
エレン「ぐぁああああああああ!?」ギリギリギリ
ベジータ「チッ、油断しやがって、あのバカ!!!」
エレン「あ、頭を・・・吹っ飛ばしたのに・・・!?」

133:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 20:40:45.22 ID:bW8ItpPTo
ベジータ「頭を吹っ飛ばした程度では死なんということか・・・」
ミカサ「」グッ
ベジータ「待て!ミカサ!!」
ミカサ「!?・・・どうして!?」
ベジータ「あいつ一人にやらせるんだ。いつまでも一人では何も出来ないままにさせてはられんだろう」
ミカサ「で、でも、エレンが・・・!!」
ベジータ「・・・貴様、あいつの何を見てきたんだ?」
ミカサ「・・・!」
ベジータ「あいつが、あの程度で死ぬわけがなかろう」

134:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 20:46:13.19 ID:bW8ItpPTo
巨人「」グググ…
エレン「ぐああああああああ!!!」
エレン(クソ!!何で死なねえんだ!!頭がないのに!!)
エレン(頭がなくても生きていられるってことかよ・・・!!クソ、クソ!どうすれば・・・!!)
エレン(・・・オレはここで死ぬわけにはいかないんだ・・・!!)
エレン(絶対に、生きて、生きてかえるんだ・・・!!)
エレン「う、うぉおおおおおおおおおお!!!!」
巨人「」グググ…
エレン「・・・て、てめえをどうやったら駆逐できるかが分かったぜ・・・!!」ギリギリギリ
エレン「頭だけじゃ不足なら、てめえの全身をブッ飛ばしてやればいいんだ・・・!!!!」
エレン「師匠・・・!!技、借りるぜ・・・!!!」
エレン「これが師匠の・・・師匠の・・・!!」
エレン「ギャリック砲だあああああああああああああああ!!!!!」ブァアアアアアアアアアア!!!!

139:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 20:54:10.32 ID:f/3PkXjeo
首の後ろが弱点とはなんだったのか

140:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 20:55:21.54 ID:FDCrUj7jo
誰か弱点教えてあげて!

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