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ゴン「天下一武道会?」

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Part1
1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/21(土) 00:43:36.69 ID:f8cGRpVr0
キルア「俺たちは天空闘技場で念を覚えたろ?」
ゴン「うん」
キルア「もっと試したくないか?」
ゴン「まぁ……少しは………」
キルア「丁度、くじら島へ乗り継ぐパパイヤ島で『天下一武道会』っていうのをやってるんだ。」
ゴン「天下一武道会?」
キルア「ああ…去年までは五年に一回、今年から三年に一回開かれる武術大会だ」
ゴン「へ〜……でもキルアを早くミトさんに紹介したい気もする」
キルア「大丈夫。一日で終わる。バトルオリンピア級に権威がある大会なんだぜ」
ゴン「面白そうだね!行ってみよう」

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/21(土) 00:44:31.68 ID:f8cGRpVr0
〜〜〜〜武道寺前〜〜〜〜
ゴン「権威ある大会って聞いたからどんなものかと思ったけど、お祭りみたいだね」
キルア「元々お祭りだったからな。それでも今回で22回目。百年以上続いてるんだぜ」
ゴン「はぁ〜……キルアって何でも知ってるね」
キルア「……ほとんど親父たちの受け売りだけどな」
ゴン「あ!あそこが受付みたいだよ。行ってみよう!」
受付「君たちも出るのかい?」
ゴン「あ、はい!」
受付「じゃあ、これに名前と住所を書いてね」
キルア「……随分あっさり受け付けるんだな」
受付「年齢制限はないからね。それに前回は君たちくらいの子らが大活躍したし期待してるよ」

3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/21(土) 00:45:01.49 ID:VssvJ/Jb0
時間軸が気になる

4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/21(土) 00:45:31.19 ID:f8cGRpVr0
〜〜〜〜予選会場〜〜〜〜
キルア「……あんまり期待できそうもないな」
ゴン「なんで?」
キルア「だって俺たちくらいの年齢の連中が活躍できたんだぜ?」
ゴン「でも、それだと僕らも通じないって話になっちゃうよ?」
キルア「……」
ゴン「それにあそこでちょっと揉めてる人達なんか、見るからに強そうだよ」
キルア「…あそこの五人か……確かに…ヒソカ級だな……」
ゴン「え!そんなに強いの!?」
キルア「……ゴン…ワクワクしてきてるだろ?」
ゴン「え!?バレた?……いい勉強になりそうだと思ってさ」

5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/21(土) 00:54:19.55 ID:ntmaBOK6o
初めて天津飯達と出会った会か


6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/21(土) 01:04:32.48 ID:1bnDA7fI0
悟天とかトランクスとかが出た会だったら死ぬぞ…

7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/21(土) 01:24:00.29 ID:obSt1Bvio
時系列のチョイスがGOODだ
いい勝負が期待できそう

8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/21(土) 01:27:06.32 ID:f8cGRpVr0
キルア「でだ、俺は問題なく予選を突破できたんだけど……」
ゴン「あはは……」
キルア「ゴンの予選の最後の相手は、あのチビでハゲてる橙色の胴着を着ている奴か」
ゴン「ヒソカ級って話の五人組の一人だね……」
ウィング「……彼は凄い達人だね」
キルア「あれ?まだ居たんだ?」
ウィング「……一通り見て回って戻ってきたんだ。ゴン君にヒントをあげる」
ゴン「……勝てるの!?」
ウィング「彼は油断しているから、全力の一撃を入れられればあるいはね」
ゴン「全力……僕の錬で通用するのかな?」
ウィング「……全く通用しないだろうね。同時に絶をするんだよ」
ゴン「?」
ウィング「後は自分で考え……」
ビスケ「今から間に合うはずないでしょ!!」
ウィング「あ!師匠!!」
ビスケ「ビスケって呼びなさい!あと、そこの!」
ゴン「そこの……って僕?」
ビスケ「あんた意外誰がいるのよ!体の一部だけの精孔を開いて後は閉じるんだわさ」
ゴン「え!?それって凝?」
ビスケ「解ってるなら話は早いわさ。それで思いっきり攻撃すればいいのよ」
審判「そこの少年!早く試合場に上がりなさい」
ゴン「あ!ごめんなさい」
ゴンは試合場に上がる。ウィングがビスケに話しかけた。
ウィング「……他の所の防御が無くなるので危険じゃないですか?」
ビスケ「実力が天地程に開いてるんだし手加減してくれるでしょ」
ウィング「……はぁ」
ビスケ「どうせ勝てないんだし見てても無駄。会長達とミーティングよ。あんたもきなさい」

9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/21(土) 01:37:51.12 ID:f8cGRpVr0
悟空「クリリン頑張れー!!油断するなよ」
クリリン「油断するなって……俺の相手は子供だぞ?無理いうなよ」
悟空「クリリンの方が身長じゃ負けてるけどな」
クリリン「うるさいわ!!」
ゴン(同じ胴着を着てるけど、同門の人かな?あの人も強そうだ……)
クリリン「なぁ?お前何歳なんだ?」
ゴン「え?11歳かな?」
クリリン「はぁ……じゃあこうしよう!お前が一発入れて、俺が全然堪えなければ勝ち!どうだ?」
ゴン(なめるな!!って言いたいけど……さっきの人が教えてくれた技を試すいい機会だ)
ゴン「えっと……じゃあ、それでいいです………」
クリリン「じゃあどうぞ」
クリリンは顔を突き出す。
ゴン(拳に全オーラを集めて……)
悟空「!!クリリン!避けろ!!!」
クリリン「へっ!?」
審判「場外!ゴン選手の本選出場決定!!」

10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/21(土) 01:43:40.47 ID:f8cGRpVr0
クリリン「いてててて……」
悟空はクリリンを指さしながら爆笑する
悟空「あははは!だから油断するなっていったのに」
ゴン「あの……大丈夫ですか?」
キルア「負けた同門に容赦ねーな……」
クリリン「あ…ああ……くそーっ」
悟空「おめえのパンチすげえ威力だな!オラたまげたぞ!!」
ゴン「あ、ありがとうございます」
悟空「オラ孫悟空!よろしくな!!」
ゴン「僕はゴン・フリークスです」
キルア「俺はキルア・ゾルディック」

11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/21(土) 02:04:06.12 ID:ntmaBOK6o
この頃のクリリンは結構調子に乗るとこあったからなぁ

12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/21(土) 02:05:44.19 ID:f8cGRpVr0
〜〜〜〜本選組み合わせ抽選会場〜〜〜〜
ゴン「流石に皆強そうだね」
キルア「ああ……例の五人組はゴンが勝てた奴以外は皆本選に出ているな」
ゴン「何だか場違いな感じがしちゃうな。さっきの人も別に大きな怪我はしてなかったし」
キルア「ああ……まぐれでもよく勝てたな……」
ゴン「エヘヘヘヘ」
キルア「まったく、まぐれは続かないっていうのに能天気な」
ゴン「前回優勝したあのお爺さんはどれくらい?」
キルア「飄々として実力を掴ませないな。会長タイプだ。…あれも五人組級だろうな」
ゴン「あれ?もう一人は?」
キルア「……ここには居ないな」
ヒソカ「おや♠キミ達もいたのかい?」
ゴン・キルア「ヒソカ!?」
ヒソカ「まさかこんなに早く再開するとは思っていなかったよ♦」
キルア「なんでお前がここに?」
ヒソカ「僕はバトルマニア♣参加しない方がおかしいだろう?」
審判「それではこれから抽選会を開始します」
天津飯(………)
抽選結果
第一試合 ジャッキー・チュン VS キルア
第二試合 天津飯 VS ヤムチャ
第三試合 ゴン VS 餃子
第四試合 孫悟空 VS ヒソカ

13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/21(土) 02:15:33.26 ID:oL7Y72+Xo
ヒソカがバンジーガム付けてそのままぶっ飛ばされるコラ画像の未来が見えるよ

14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/21(土) 02:19:35.61 ID:f8cGRpVr0
抽選結果を書き間違えました。
抽選結果
第一試合 ジャッキー・チュン VS キルア
第二試合 天津飯 VS ヤムチャ
第三試合 孫悟空 VS ヒソカ
第四試合 ゴン VS 餃子
でした。

15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/21(土) 02:28:01.07 ID:f8cGRpVr0
キルア「うがー!!いきなりあのジジイかよ!」
ゴン「……僕の相手はどうなのかな?」
キルア「……この中だと運がいいんじゃないのか?」
ゴン「ホント!?」
キルア「ああ……それでもゴンよりも随分と格が上だけどな」
ビスケがゴンの後ろから声をかける。
ビスケ「あら?アンタ勝てたの?」
ゴン「あ!さっきはありがとうございました。おかげで勝てました」
キルア「さて……ゴンの話し相手も出来たし……行ってくるか」
ゴン「キルア頑張って!!」
ビスケ「精々死なない様にね」
キルア(全く縁起でも無い事を言うぜ)

16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/21(土) 04:01:18.74 ID:f8cGRpVr0
>>4と>>8の間を飛ばしていました。
ウィング「あれ?君たちも来てたのかい?」
ゴン「ウィングさん!」
ウィング「こんなことなら同じ飛行船でくれば良かったね」
キルア「……ここに居るってことは参加するの?」
ウィング「ズシの勉強になると思って連れてきたんだよ。もちろん僕も彼も見学」
キルア「参加しないのにどうやってここに入ったの?」
ウィング「ああ、それはハンターの特権って奴だよ。」
キルア「……こんな場所の見学とはハンターも暇みたいだね」
ウィング「……前回の大会で月が壊されたって噂があってね」
キルア「ぶっ!……なんだよその都市伝説!!」
ウィング「まぁ信じられないけど、一応調査って事で結構な数のハンターがきてるよ」
キルア「都市伝説の確認……ハンターらしいといえばハンターらしいけどさ」
ウィング「………事実その大会以降、月が消滅したからね。」
キルア「マジかよ……」
ウィング「もっとも、念で見えなくなってるって説の方が大勢だよ」
が間に入っています。読みにくいとは思いますがご容赦願います。

17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/21(土) 04:08:24.36 ID:f8cGRpVr0
審判「これより第一試合を始めます!」
キルア(このジジイの実力はよくわからないな。とりあえずっと……)
ヤムチャが悟空に話かける。
ヤムチャ「へぇ…すごいな。あれって前にお前たちが使ってた残像拳だろう?」
悟空「いや……歩行の緩急でそう見せてるだけだ。大分違う」
ジャッキー(『肢曲』か……あの年で大したものだ。……それ以上に可愛そうな奴じゃ)
ジャッキーはキルアの『肢曲』を使った奇襲を難なくかわした。
キルア(ここのルール上、殺せないはず。とりあえず、無理をしない様に戦おう)
ジャッキー(ふむ……相手は逃げを第一においておるの。こいつは骨じゃ)

18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/21(土) 04:46:46.47 ID:qU0lFaGEO
ヒソカ級でわろてまう

21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/21(土) 12:01:43.93 ID:YKEnHqUso
ヒソカてよりも王やゴンさん級だろうな

22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/21(土) 15:26:04.56 ID:f8cGRpVr0
ジャッキー「……『肢曲』のお返しじゃ!」
悟空「あれが残像拳だ!な?ヤムチャ全然違うだろ?」
ヤムチャ「…………」
キルア(なにかおかしい!"凝"……オーラが無い!? とりあえず、ここにいてはヤバい!)
審判「おっと!キルア選手後方に飛び、ジャッキー選手の横から奇襲を避けました!!」
キルア(何時の間にあそこまで……距離を取った方がいいな……)
ジャッキー「おぬしの方からは来んのか?」
キルア「へっ……安い挑発だな。そっちから来たらどうだい?」
ジャッキー「……ふむ…では……そうしよう」
審判「ジャッキー選手一気に距離を詰めます!!キルア選手それを残してかわし、、再び距離とった!!」
審判「一進一退の攻防が繰り広げられています!両者お互いに触れることが出来ません」


23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/21(土) 15:26:41.24 ID:f8cGRpVr0
ヤムチャ「あの坊主すごいな。触らせもしてないぞ」
悟空「う〜ん……すげぇ事はすげぇんだけど、及び腰というか…鬼ごっこみてぇなんだよな」
キルア(うかつに仕掛けられねぇ…なんだよこのジジイ……隙だらけの様で、隙がなさすぎるだろ)
ジャッキー(悟空やクリリンの様に丈夫ではなさそうだし、思いっきり殴るわけにはいかんの……)
ジャッキー(かといって「さわやかな風」プレゼントできるような隙はないし……)
ジャッキー(仕方がない。隙を作って、一撃受けた後に捕えるかの)
ヤムチャ「あれ?臨戦態勢を解いた?」
悟空「そうみたいだな……何を考えてるのかオラにもわかんねぇ」
キルア(急に雰囲気が変わった?今なら攻撃できるけど……罠か?それとも技を出すのか?…様子を見よう)
ジャッキー「どうした?ワシは隙だらけじゃぞ?それでもこんのか?」
キルア「……誘ってます。罠です。って自分で言ってるようなもんだぜ?」

24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/21(土) 15:27:59.32 ID:f8cGRpVr0
ジャッキー「…来そうにないからの……大怪我させずに倒す手段が見つからぬ。大技を使わせてもらうぞ」
キルア(手にオーラを集めてる?)
ジャッキー「萬國驚天掌!!」
審判「でました!!前回孫悟空選手を捕えたあの技です!!!流石のキルア選手も捕まってしまいました!」
キルア(オーラを電気に!?念にはこんな使い方もあるのか!!)
ジャッキー「威力は抑えておる!!だが、我慢をすれば只ではすまんぞ!!降参するんじゃ!!!」
キルア「………俺……電気が効かない体質なんだよね」
ジャッキー「……ところで、暗殺稼業は辞めた方がいいぞ」
キルア「……なんで知っているのか知らないけど、とっくに辞めてるよ」
ジャッキー「そうか……通りで良い眼をしておるはずじゃ。」
審判「おっと!!ジャッキー選手技を解きました!」
ジャッキー「……参った。ワシの負けじゃ」
キルア「!?」
審判「ジャッキー選手の突然の降参によって、キルア選手の勝ちです!!」

25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/21(土) 15:28:48.34 ID:f8cGRpVr0
キルア「……なんで降参したの?俺に勝てたでしょ?」
ジャッキー「………おぬしに後遺症を与えずに勝つ手段が見つからなかったからの」
キルア「勝ちたくなかったの?」
ジャッキー「……良い眼をした前途有望な子供の才能を潰すほどの価値はあるまいて」
キルア「……」
ジャッキー「一つ忠告じゃ……おぬしはもう少し気楽に戦った方がええ。暗殺者でないならな」
キルア「……それって俺を捕まえられなかったから………苦し紛れじゃないの?」
ジャッキー「そうかもしれないのう。……次の試合に期待しておるぞ」
キルア(くそっ!!それで俺はあのジジイを諦めさせて勝ったんだ!!なのにスッキリしないぜ)

26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/21(土) 15:53:56.95 ID:f8cGRpVr0
ゴン「キルアおめでとう!!」
キルア「くそっ!!スッキリしないぜ」
ビスケ「アンタ無傷で済んだんだから感謝しなさい」
キルア「……あ!?おまえまだいたのか?」
ゴン「キルア!そんなに殺気立たなくても……」
と、ゴンが言った時には、ビスケの拳骨で頭を叩かれてうずくまるキルアがいた。
ビスケ「こんな攻撃にも対応できないのに大口叩かないの!!」
キルア「痛てぇ……いきなり殴ってきやがって」
ビスケ「あんたが逃げ回った所為でこっちも目的が果たせなくなったのよ」
キルア「……目的って例の月の話?あの爺さんがそうなの?」
ビスケ「そう。まぁ変化系みたいだし、何らかで遮蔽しているのかもね」
キルア「そんなのできるの?」
ビスケ「さあ?凝でも見えないから謎。その為にきたのにどこかの腰抜けの所為で無駄足だったわ」
キルア「てめえ……」
ゴン「あ!次の試合が始まるよ!!キルアとビスケも見なよ!」

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