シンジ「こうなったら、開き直ってやる・・・w」
Part2
27 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/19(月) 01:04:52.27 ID:+VwSRBN1o
(その後)
リツコ「マヤ、ちょっといいかしら?」
マヤ「なんですか、センパイっ!」
リツコ「シンジ君の事なんだけど・・・士官用宿舎の空き物件を
いくつか提示した所、たまたま選んだ部屋が貴方の隣だったのよ。」
マヤ「そうなんですか?」
リツコ「忙しいでしょうから面倒を見る必要は無いけど、ちょっと気に掛けて
くれると助かるわ。しっかりしているとはいえ、中学生の一人暮らしなんだし。」
マヤ「そういう事でしたら、お任せ下さい!センパイ!」
28 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/19(月) 01:05:50.47 ID:+VwSRBN1o
マヤ「えーと、シンジ君?わたし、伊吹マヤです。」ニコッ
シンジ「あ、どうもはじめまして。碇シンジです。確か、
エヴァ発進の時の、オペレーターのおねーさんですよね?
失礼ながら、お声がとても可愛らしかったので、すぐ分かりました」ニカッ
マヤ「もう!お上手なんだからっ!」ニコニコ
シンジ「いや、ホントに素敵ですって!声優の長沢美樹さんにそっくりな声で、
もう最高ですよ!その上、こんなに爽やか美人さんだったなんて、僕ビックリです。」
マヤ「そ、そうなの・・・声優さん?知らないなぁ。でもアリガトね!
あ、そうそう。住む所決まったんだよね?」
シンジ「あ、はい、ネルフと学校の中間くらいで、静かで落ち着いた所にしました」
マヤ「偶然にも、私の家のとなりなの!良かったら、今日は送って行こうか?」
シンジ「ホントですか!有難うございます!今日は一日で色々ありすぎて、
ほんと疲れてしまって・・・お言葉に甘えさせていただきますね」ニッコリ
マヤ「(う・・・可愛い・・・)遠慮なんてしなくていいからね!
じゃあ、あと30分位で帰るから待っててね!」
29 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/19(月) 01:06:36.04 ID:+VwSRBN1o
(一方その頃病院では)
レイ「あの時・・・確かにATフィールドの感じがした・・・初号機パイロット・・・
彼は何者なの?ひょっとして、私と同じ・・・・・ダメ、よく分からない・・・」
30 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/19(月) 01:08:32.69 ID:+VwSRBN1o
***思ったよりレス数消費しなかったので、このまま第二話行っちゃいますw***
***ちなみに、ここまでで10600行中470行くらいです***
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/19(月) 01:09:05.81 ID:5ZPNb/I1o
構わん。続けろください
32 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/19(月) 01:09:06.19 ID:+VwSRBN1o
◆第2話
(学校にて)
老教師「えー、それでは転校生を紹介します。どうぞ、入ってきてください」
シンジ「はじめまして。碇シンジです」
シンジ「親の仕事の都合で、こちらに引っ越してきました。ネルフで
父の仕事を手伝ったりもしているので、たまに休んだり早退したり
するかと思いますが、暖かく見守って頂ければと思います。どうぞよろしくお願いします」ニコッ
女子一同「(可愛いのに落ち着いててステキ・・・)」「(中学生なのに仕事してるんだって!)」
「(どこの部署だろー?ウチのお父さんに聞いてみようかな?)」
男子一同「(チッ・・・・・・)」
33 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/19(月) 01:09:44.71 ID:+VwSRBN1o
(昼休み)
トウジ「おい転校生!ちょっと話があるんや・・・悪いけど顔貸してくれんか?」
シンジ「うん!いいよ!鈴原君だったっけ?(やっぱり来たか・・・さて・・・)」
トウジ「そうや。ちょっと屋上まで来てくれや」
34 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/19(月) 01:10:20.90 ID:+VwSRBN1o
(屋上)
トウジ「ワイはお前を殴らなアカン!」ボコッ
シンジ「・・・ッ! 一体なんだよ?(なーんてねwww僕を殴った行為を思いっきり
後悔させてやるんですけどねwwwまぁ、1~2発殴られてやんよwwwwwww)」
トウジ「うるさい!お前、あのロボットのパイロットなんやろ?
お前のヘタクソな操縦のせいで、ウチの妹が大ケガしたんや。」
ケンスケ「悪いね、転校生。コイツこういう奴だからさ。諦めて殴られてやってくれよ」
シンジ「フーン、君達おかしなこと言うね?あの日は、だいぶ前から避難警報が出て、
民間人はシェルターに避難するようになっていたはずだけど?どうして大けがしたのが
僕のせいになるのさ?それって八つ当たり?それに、諦めて殴られてやってくれよって何だよ?
君は手を出してないつもりなんだろうけど、止めもせずに是認するのは、手を出したのと同じことだよ?w」
35 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/19(月) 01:10:47.88 ID:+VwSRBN1o
トウジ「何をゴチャゴチャと!体で分からせたる!!」バキッ
シンジ「くっ・・・」
36 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/19(月) 01:11:15.31 ID:+VwSRBN1o
シンジ「それはそうと、妹さん・・・鈴原サクラさん、市立第参小学校5年1組、出席番号22番・・・
身長145cm、体重38kg、初めてのブラをデパートに買いに行った際に戦闘に巻き込まれて入院中・・・
の事だけどさ、」
トウジ「な、なんでそないな事まで知っとるんや?」ビクッ
シンジ「あ、僕ね、ネルフで特務2佐なんだ。司令(笑)・副司令・赤木博士・僕の順で、
No4なんだよね。それなりに権力はあるつもりだよ?」
トウジ「ハァ?」
シンジ「まぁ、直接関係ないとはいえ、少しは悪いとは思ってるよ?今度お見舞いに行きたいなと
思ってるくらいだし。サクラちゃん、かなり可愛いくて学校でも人気みたいだねぇ。
僕、サクラちゃんとお友達になりたいかも。将来、すっごい美人になるんだろうね?」ニコッ
トウジ「い、妹に近づくんじゃないワイ!!何が2佐じゃ!ワイらと同じ中学生やないか!」
37 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/19(月) 01:12:06.30 ID:+VwSRBN1o
ケンスケ「トウジ、ちょっとヤバそうだよ。謝った方がいいんじゃない?」
シンジ「そういう君のお父さんは、ネルフ施設部の相田3尉だっけ?降格とか左遷とか、
謎の力が働かない事を祈った方がいいんじゃない?あ、そういえば、ネルフ・朝鮮秘密出張所で
人員が足りないとか副司令が言ってたような・・・単身赴任はかわいそうだし、家族で一緒に行って
来たら?あ、行くなら食糧を大量に持って行った方がいいかもね。欠員の原因は職員の餓死か、
食料を買いに中国へ無断で渡ろうとして射殺とからしいからwww」
ケンスケ「勘弁してくれ・・・ください」
シンジ「なんなら、鈴原君のおじいさんとお父さん・・・定年間近の補給班長・鈴原准尉と、
施設部土木課の鈴原2曹もセットにしようかな。あ、下手に食糧持って行ったら、
逆に、仲間に殺されて奪われるかも。こりゃ詰みだねwwwww」
トウジ「こ、この卑怯モンがぁ・・・」
38 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/19(月) 01:12:42.54 ID:+VwSRBN1o
シンジ「卑怯?いきなり人を呼びつけて、2対1で殴りかかって
くる奴らにだけは言われたくないねぇwwwww」
ケンスケ「いや、だから俺は手を出してないだろ・・・ないです」
シンジ「あァ?」
ケンスケ「僕は卑怯者です」
prrrrrrr
シンジ「っと、非常呼集だ。多分例の怪獣が来たから僕は行くよ。君達は早くシェルターに避難しな。
あ、そうそう。好奇心でのぞきに出たりはしない方がいいよ。きっと巻き込まれて死ぬからw
一応、警告はしたからね。自分の行動の責任は、自分が取る事をお忘れなく。」ニコッ
トウジ・ケンスケ「一体何だアイツは・・・・・・」
39 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/19(月) 01:13:25.79 ID:+VwSRBN1o
(シェルターにて)
トウジ「っそれにしても、アイツはムカツクのぉー」
ケンスケ「ホントだよね。良く考えてみれば、あの歳で2佐とかありえないよ。フカシさ、フカシ。」
トウジ「そうなんか?」
ケンスケ「ちょっとさ、パパのコンピューターをハッキングしてネルフに侵入してみたんだけど・・・
あいつの給与明細見たら、3等兵だってさwwwさ ん と う へ い wwwwww」
トウジ「それってどれくらいなんや?」
ケンスケ「普通は高卒で入隊するやつが2等兵から始まるんだけど、転校生は
それよりも下ってことwww2佐とかハッタリもいいとこだねwwwwww」
トウジ「なんや、ホンマにフカシかいなw焦って損したわwwwww」
ケンスケ「まぁ、折角だからさ、抜け出して3等兵殿の戦いでも見てあげようよwww」
トウジ「せやなwww・・・ちょっと、いいんちょ!ワイら便所や!」
ヒカリ「もう!ちゃんと済ませておきなさいよね!」
40 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/19(月) 01:14:09.02 ID:+VwSRBN1o
(ネルフ)
シンジ「で、作戦は?葛城作戦部長殿?」
ミサト「敵のATフィールドを中和しつつ、出撃と同時にパレットガンを連射、
間合いを取って様子見してから格闘戦で撃破よ!」フフン
シンジ「目からビームとか、撃滅のセカンド・ブリットとか使っちゃだめ?」
ミサト「だ~め♪というのもね・・・予算をかけて作った武器を使わないってのは、
大人の事情的に困るのよ・・・次の予算も出ないし、改良も出来ないし・・・」
シンジ「大人って面倒ですねぇwメンツや予算にこだわって死んだら
元も子もないでしょうに・・・しかもその予算って、国連が全世界から
富を集めてるんですよね?セカンドインパクトで経済大打撃の国は餓死者も出てるでしょうに・・・」
ミサト「うっ・・・で、でも、あなただって勝てばボーナス1億円じゃない!
人の事は言えないわよ?私なんて薄給でいつもピーピーなのに!」
41 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/19(月) 01:14:45.70 ID:+VwSRBN1o
シンジ「僕なんて安いもんですよ。前にも言いましたけど、全世界の人間の命を守って、
一人あたり1円ももらってないんですから。そもそも、そのパレットガンとやらを作るのに
幾らかかったんです?10億?100億?500億??それに、無駄なお金ではなく、ちゃんと
有効活用しようと思ってますし。そもそも、薄給というけど、葛城1尉だってそれなりに
貰ってるじゃないですか。普通の人なら、奥さん子供を養って十分な額ですよ。
リツコさんに聞きましたけど、ピーピーなのは、無計画に飲み歩いたりビールを
ケース買いしてるかららしいじゃないですか。お金が無いなら発泡酒で我慢しなさいよ。
どうせロクに味も分からないんでしょうに。じゃなければ文句言うな!
アルコールばかり飲んでるから脳細胞が死んで無能になるんじゃないんですか?www」
ミサト「くっ・・・(クソガキがぁ~!ちょっと言い返したら3倍返しじゃないのよ!
しかも全部事実だから何も言い返せないし!!!)」
シンジ「まぁ、おっしゃりたい事は分かりますから、今回は葛城1尉の案で動きますよ。
但し、戦闘の状況によっては、臨機応変に行動します。宜しいですね?」
ミサト「大丈夫!私の作戦はパーペキよんっ!」
42 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/19(月) 01:15:37.50 ID:+VwSRBN1o
(第4使徒・シャムシェル戦)
シンジ「目標をセンターに入れてスイッチ・・・」ダダダダダダダダダッ
ミサト「馬鹿!煙で敵が見えない!脳みそついてんの!?」
発令所一同「(いや、それ貴方の発案した作戦じゃ・・・)」
シンジ「(ま、いまんとこ、僕のシナリオの通りなんですけどねw
まぁ、今は好きに言っておくがいいさwwwwww)」ニヤニヤ
シンジ「うわっ!煙の中から、光の鞭がー(棒)」
シンジ「あああー!足を掴まれたーーー投げられるーーーあーーーれーーーーー(棒)」
シンジ「(あ、やっぱりあのバカ二人がシェルターから抜け出してる。
バカに付ける薬は無いってホントなんだなぁ。ま、警告はしたし、
自分の行動の結果は自分の人生で取ってもらいましょうかね。)」
43 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/19(月) 01:16:21.27 ID:+VwSRBN1o
トウジ・ケンスケ「やばい!こっちにくr」
シンジ「・・・ぁーれーーーーーーーー(棒)」ドンッ!グチャ!!
シンジ「(うえ、ハンバーグこねた時みたいな感触が伝わってきた・・・
カヲル君の事思い出しちゃったよ・・・暫くハンバーグ作れないな・・・
・・・まぁ、可哀想だし寝覚めが悪いから、命までは取らないよ。
但し、君達の足は一本ずつ貰うけどね)」
シンジ「(これでこの二人が4号機のパイロットに選ばれる事は無い。つまり、
サクラちゃんを殺してコアにインストールされる事も無い。
よってサクラちゃん生存ルートが確保可能・・・我ながら策士だなぁw)」
シンジ「たっ、大変です!僕人を轢いちゃいました!あー、なんてことをーーー(棒)」
ミサト「な、何ですって?」
リツコ「マヤ、解析して」
マヤ「・・・シンジ君の同級生の二人です!意識を失っています!足が・・・
ウッ・・・足が初号機の手の下敷きになっています・・・・・・・・」ウプッ
ミサト「なんであんな所にガキが居るのよ・・・」
リツコ「おおかたシェルターを抜け出してきたのでしょう。
非常出口が開いてるわ・・・・・・自業自得ね。」
44 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/19(月) 01:16:48.08 ID:+VwSRBN1o
シンジ「あ、じゃあ当初の予定通り接近戦に
しますね。もう内部電源4分切ってますし。」
ミサト「シンジ君待ちなさい!一度撤退よ!本部に
戻って来て!電源が切れたらおしまいなのよ!!」
シンジ「雇用契約書第12条1項に基づき、作戦拒否権を発動します。
葛城1尉は、以降別命あるまで通信しないように。うぉぉぉぉぉぉ!!!」
シンジ「(シャムシェル・・・ごめんね、ラミエル戦に備えて、S2機関貰うね)」ダダダダダダダダッ
ミサト「馬鹿!また煙で状況が見えないじゃないのよ!学習能力ゼロじゃない!」
シンジ「うぉぉぉぉぉぉぉぉ!」ブチブチブチッ!!ドーーーーーン!!
45 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/19(月) 01:17:28.03 ID:+VwSRBN1o
シンジ「(ふう、S2機関取り込み完了っと。自分のコアに偽装して・・・
それにしても、取り込むときに爆発する特性はなんとかならんもんかねぇ。
ATフィールドで規模を抑えるからいいけどさぁ)」
マヤ「し、使徒沈黙・・・自爆したようです・・・パターン青消失しました・・・」
リツコ「(・・・あの時、一瞬内部電源のカウンターが∞(無限)になった・・・
計器の誤作動?ちょっと気になる挙動だわね・・・後でチェックしておかないと)」
シンジ「あ、所で救急車手配しました?放っておくと、あの二人死にますよ?」
ミサト「(ヤベッ忘れてた・・・)付近の医療班は至急現場に急行!止血を最優先に!」
46 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/19(月) 01:18:06.34 ID:+VwSRBN1o
(数日後の夜)
ピンポーン
マヤ「はーい、どちらさまですかー?」
シンジ「あ、マヤさん、僕です。シンジです。」
マヤ「あら、シンジ君?今開けるわねー」
47 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/19(月) 01:18:40.52 ID:+VwSRBN1o
マヤ「こんばんは、シンジ君」
シンジ「すみません、突然・・・あの、豚の角煮と煮玉子作ったんですけど、
ちょっと作りすぎちゃって・・・よかったらおすそ分け貰ってくれませんか?」
マヤ「まぁ!シンジ君が作ったの!?ありがたくいただくわね!
・・・あ、そうだ!晩御飯はもう食べたの?」
シンジ「え?あ、いや、まだですけど・・・」
マヤ「じゃあ、良かったらウチで一緒に食べない?私も丁度準備してたの。
おすそ分けをもらったから、二人前なら大丈夫よ!」
シンジ「あ、じゃあお言葉に甘えて・・・なんかすみません
(と、ここで寂しげにちょっと陰のあるスマイル)」ニコ
48 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/19(月) 01:19:12.45 ID:+VwSRBN1o
シンジ・マヤ「それでは、いっただっきまーす!」パク
マヤ「美味しい!これ本当にシンジ君が作ったの?トロットロにやわらかくて、
味がすごくしみ込んでる・・・でも全然油っこくない・・・」パァァ
シンジ「マヤさんこそ、このダシ巻玉子は絶品ですよ!こんな美味しい手料理食べさせて
もらえて、僕は幸せです。マヤさんの旦那さんになる人は地球一の幸せ者ですね」ニコニコ
マヤ「もう、お上手なんだからぁ。それに、旦那さんに
なる人なんてぜんっぜん心当たりもいないよー?」ニコニコ
シンジ「えっ!そうだったんですか!?
よーし、ボク立候補しちゃうぞ~なんてw」アハハ
マヤ「こらこらっ!年上をからかっちゃダメだぞ~」ウフフ
49 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/19(月) 01:19:44.09 ID:+VwSRBN1o
シンジ・マヤ「ごちそうさまでした!」
シンジ「いや~美味しかったです。美人なおねーさんと一緒に食べると、より美味しいですね!」
マヤ「はいはい、お上手なんだから」ニコニコ
シンジ「・・・本当なんですけどね。あ、でも・・・」
マヤ「でも・・・?」
シンジ「あ、いえ、やっぱいいです。」
マヤ「フフ。遠慮しないでおねーさんに話してごらん?」
シンジ「あの・・・独りで部屋に居たら・・・なんか、急に人恋しくなっちゃって・・・
3日前の事とか頭がグルグルして・・・僕・・・大事なクラスメートに大けがさせちゃって・・・」ウツムキ
50 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/19(月) 01:20:24.64 ID:+VwSRBN1o
マヤ「うっ・・・私もあの画はちょっとトラウマかも・・・・・・でもシンジ君、あれは仕方なかったのよ。
不可抗力なのよ?ここだけの話、葛城1尉の指揮にも問題あったと思うし、使徒の能力も
あの時点では不明だったし、なにより、シェルターを勝手に抜け出した二人が悪いわ。
仕方のない事だったし、一命はとりとめたんだから気にしちゃダメ!」
シンジ「でも僕・・・トウジとケンスケの片足を奪ってしまった・・・僕が・・・
僕がもっとしっかりしていれば、あんな事にはならなかったかもしれないんです・・・」フルフル
マヤ「心配しないで・・・シンジ君はよくやっているわ・・・」ギュッ ナデナデ
シンジ「マヤさん・・・僕・・・僕・・・・・・・・・!
(うひょーーーーー!!確変キタコレwwwみ な ぎ っ て き たwwwww)」グスッ ギューッ
51 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/19(月) 01:20:54.34 ID:+VwSRBN1o
マヤ「(しっかりしているようでも、まだまだ子供だもんね、お母さんも小さい頃に
亡くなってるし、お父さんはあんなだし・・・一人でツラかったんだよね。)
大丈夫・・・シンジ君は頑張ってるもの。人類を救う立派なお仕事をちゃ~んと
やってるんだから。おねーさんは、シンジ君の活躍を全部見てるゾっ」ナデナデ
シンジ「マヤさん・・・ありがとうございます・・・本当にありがとうございます・・・
(いやホントマジでありがとうございます・・・やわらかいナニかが超当たってます!
僕幸せですっ!角煮作って良かった!!)」グスッ ギューッ
52 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/19(月) 01:21:29.30 ID:+VwSRBN1o
マヤ「・・・落ち着いた?」
シンジ「・・・はい」ニッコリ
マヤ「・・・ねぇ、良かったら今日は泊まって行く?」ニコニコ
シンジ「えっ(そんな・・・僕だって心の準備がまだ・・・///)」
マヤ「また一人になったら、思い出しちゃうでしょ?今日は眠くなるまで、
色々お話しよっ?予備のお布団はあるから、並んで一緒に寝よ?ねっ!そうしよっ?」
シンジ「すごく嬉しいんですけど・・・マヤさんに悪いですよー
(ちっ!そういう事か・・・でも、心の距離を縮める大チャーンス!だね)」
マヤ「遠慮しなくていいの。それに・・・私も3日前の事思い出しちゃって・・・
ちょっと一人は怖いなぁ・・・なんてね」フフ
シンジ「マヤさんは本当に優しくて素敵なお姉さんですね。じゃあ、お言葉に甘えて・・・」ニコニコ
マヤ「そうこなくっちゃ!」ニコニコ
53 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/19(月) 01:21:59.90 ID:+VwSRBN1o
(その夜)
マヤ「・・・あ、そうだ、この間シンジ君が言ってた・・・」ウツラウツラ
シンジ「何でしたっけ?」
マヤ「ほら、私の声が・・・声優さんにそっくりだって・・・」ウツラウツラ
シンジ「あぁ・・・長沢美樹さんですね・・・」
マヤ「気になったから、ネットで調べてみたの・・・
”ニッコリ動画”で動画も見たんだよぉ・・・」
シンジ「声、そっくりでしたでしょ?」
マヤ「もう、ビックリしちゃった・・・生き写しみたいなんだモン・・・
ほんと、ふしぎな事もあるものねぇ・・・」ウツラウツラ
(その後)
リツコ「マヤ、ちょっといいかしら?」
マヤ「なんですか、センパイっ!」
リツコ「シンジ君の事なんだけど・・・士官用宿舎の空き物件を
いくつか提示した所、たまたま選んだ部屋が貴方の隣だったのよ。」
マヤ「そうなんですか?」
リツコ「忙しいでしょうから面倒を見る必要は無いけど、ちょっと気に掛けて
くれると助かるわ。しっかりしているとはいえ、中学生の一人暮らしなんだし。」
マヤ「そういう事でしたら、お任せ下さい!センパイ!」
28 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/19(月) 01:05:50.47 ID:+VwSRBN1o
マヤ「えーと、シンジ君?わたし、伊吹マヤです。」ニコッ
シンジ「あ、どうもはじめまして。碇シンジです。確か、
エヴァ発進の時の、オペレーターのおねーさんですよね?
失礼ながら、お声がとても可愛らしかったので、すぐ分かりました」ニカッ
マヤ「もう!お上手なんだからっ!」ニコニコ
シンジ「いや、ホントに素敵ですって!声優の長沢美樹さんにそっくりな声で、
もう最高ですよ!その上、こんなに爽やか美人さんだったなんて、僕ビックリです。」
マヤ「そ、そうなの・・・声優さん?知らないなぁ。でもアリガトね!
あ、そうそう。住む所決まったんだよね?」
シンジ「あ、はい、ネルフと学校の中間くらいで、静かで落ち着いた所にしました」
マヤ「偶然にも、私の家のとなりなの!良かったら、今日は送って行こうか?」
シンジ「ホントですか!有難うございます!今日は一日で色々ありすぎて、
ほんと疲れてしまって・・・お言葉に甘えさせていただきますね」ニッコリ
マヤ「(う・・・可愛い・・・)遠慮なんてしなくていいからね!
じゃあ、あと30分位で帰るから待っててね!」
29 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/19(月) 01:06:36.04 ID:+VwSRBN1o
(一方その頃病院では)
レイ「あの時・・・確かにATフィールドの感じがした・・・初号機パイロット・・・
彼は何者なの?ひょっとして、私と同じ・・・・・ダメ、よく分からない・・・」
30 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/19(月) 01:08:32.69 ID:+VwSRBN1o
***思ったよりレス数消費しなかったので、このまま第二話行っちゃいますw***
***ちなみに、ここまでで10600行中470行くらいです***
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/19(月) 01:09:05.81 ID:5ZPNb/I1o
構わん。続けろください
◆第2話
(学校にて)
老教師「えー、それでは転校生を紹介します。どうぞ、入ってきてください」
シンジ「はじめまして。碇シンジです」
シンジ「親の仕事の都合で、こちらに引っ越してきました。ネルフで
父の仕事を手伝ったりもしているので、たまに休んだり早退したり
するかと思いますが、暖かく見守って頂ければと思います。どうぞよろしくお願いします」ニコッ
女子一同「(可愛いのに落ち着いててステキ・・・)」「(中学生なのに仕事してるんだって!)」
「(どこの部署だろー?ウチのお父さんに聞いてみようかな?)」
男子一同「(チッ・・・・・・)」
33 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/19(月) 01:09:44.71 ID:+VwSRBN1o
(昼休み)
トウジ「おい転校生!ちょっと話があるんや・・・悪いけど顔貸してくれんか?」
シンジ「うん!いいよ!鈴原君だったっけ?(やっぱり来たか・・・さて・・・)」
トウジ「そうや。ちょっと屋上まで来てくれや」
34 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/19(月) 01:10:20.90 ID:+VwSRBN1o
(屋上)
トウジ「ワイはお前を殴らなアカン!」ボコッ
シンジ「・・・ッ! 一体なんだよ?(なーんてねwww僕を殴った行為を思いっきり
後悔させてやるんですけどねwwwまぁ、1~2発殴られてやんよwwwwwww)」
トウジ「うるさい!お前、あのロボットのパイロットなんやろ?
お前のヘタクソな操縦のせいで、ウチの妹が大ケガしたんや。」
ケンスケ「悪いね、転校生。コイツこういう奴だからさ。諦めて殴られてやってくれよ」
シンジ「フーン、君達おかしなこと言うね?あの日は、だいぶ前から避難警報が出て、
民間人はシェルターに避難するようになっていたはずだけど?どうして大けがしたのが
僕のせいになるのさ?それって八つ当たり?それに、諦めて殴られてやってくれよって何だよ?
君は手を出してないつもりなんだろうけど、止めもせずに是認するのは、手を出したのと同じことだよ?w」
35 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/19(月) 01:10:47.88 ID:+VwSRBN1o
トウジ「何をゴチャゴチャと!体で分からせたる!!」バキッ
シンジ「くっ・・・」
36 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/19(月) 01:11:15.31 ID:+VwSRBN1o
シンジ「それはそうと、妹さん・・・鈴原サクラさん、市立第参小学校5年1組、出席番号22番・・・
身長145cm、体重38kg、初めてのブラをデパートに買いに行った際に戦闘に巻き込まれて入院中・・・
の事だけどさ、」
トウジ「な、なんでそないな事まで知っとるんや?」ビクッ
シンジ「あ、僕ね、ネルフで特務2佐なんだ。司令(笑)・副司令・赤木博士・僕の順で、
No4なんだよね。それなりに権力はあるつもりだよ?」
トウジ「ハァ?」
シンジ「まぁ、直接関係ないとはいえ、少しは悪いとは思ってるよ?今度お見舞いに行きたいなと
思ってるくらいだし。サクラちゃん、かなり可愛いくて学校でも人気みたいだねぇ。
僕、サクラちゃんとお友達になりたいかも。将来、すっごい美人になるんだろうね?」ニコッ
トウジ「い、妹に近づくんじゃないワイ!!何が2佐じゃ!ワイらと同じ中学生やないか!」
37 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/19(月) 01:12:06.30 ID:+VwSRBN1o
ケンスケ「トウジ、ちょっとヤバそうだよ。謝った方がいいんじゃない?」
シンジ「そういう君のお父さんは、ネルフ施設部の相田3尉だっけ?降格とか左遷とか、
謎の力が働かない事を祈った方がいいんじゃない?あ、そういえば、ネルフ・朝鮮秘密出張所で
人員が足りないとか副司令が言ってたような・・・単身赴任はかわいそうだし、家族で一緒に行って
来たら?あ、行くなら食糧を大量に持って行った方がいいかもね。欠員の原因は職員の餓死か、
食料を買いに中国へ無断で渡ろうとして射殺とからしいからwww」
ケンスケ「勘弁してくれ・・・ください」
シンジ「なんなら、鈴原君のおじいさんとお父さん・・・定年間近の補給班長・鈴原准尉と、
施設部土木課の鈴原2曹もセットにしようかな。あ、下手に食糧持って行ったら、
逆に、仲間に殺されて奪われるかも。こりゃ詰みだねwwwww」
トウジ「こ、この卑怯モンがぁ・・・」
38 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/19(月) 01:12:42.54 ID:+VwSRBN1o
シンジ「卑怯?いきなり人を呼びつけて、2対1で殴りかかって
くる奴らにだけは言われたくないねぇwwwww」
ケンスケ「いや、だから俺は手を出してないだろ・・・ないです」
シンジ「あァ?」
ケンスケ「僕は卑怯者です」
prrrrrrr
シンジ「っと、非常呼集だ。多分例の怪獣が来たから僕は行くよ。君達は早くシェルターに避難しな。
あ、そうそう。好奇心でのぞきに出たりはしない方がいいよ。きっと巻き込まれて死ぬからw
一応、警告はしたからね。自分の行動の責任は、自分が取る事をお忘れなく。」ニコッ
トウジ・ケンスケ「一体何だアイツは・・・・・・」
39 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/19(月) 01:13:25.79 ID:+VwSRBN1o
(シェルターにて)
トウジ「っそれにしても、アイツはムカツクのぉー」
ケンスケ「ホントだよね。良く考えてみれば、あの歳で2佐とかありえないよ。フカシさ、フカシ。」
トウジ「そうなんか?」
ケンスケ「ちょっとさ、パパのコンピューターをハッキングしてネルフに侵入してみたんだけど・・・
あいつの給与明細見たら、3等兵だってさwwwさ ん と う へ い wwwwww」
トウジ「それってどれくらいなんや?」
ケンスケ「普通は高卒で入隊するやつが2等兵から始まるんだけど、転校生は
それよりも下ってことwww2佐とかハッタリもいいとこだねwwwwww」
トウジ「なんや、ホンマにフカシかいなw焦って損したわwwwww」
ケンスケ「まぁ、折角だからさ、抜け出して3等兵殿の戦いでも見てあげようよwww」
トウジ「せやなwww・・・ちょっと、いいんちょ!ワイら便所や!」
ヒカリ「もう!ちゃんと済ませておきなさいよね!」
40 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/19(月) 01:14:09.02 ID:+VwSRBN1o
(ネルフ)
シンジ「で、作戦は?葛城作戦部長殿?」
ミサト「敵のATフィールドを中和しつつ、出撃と同時にパレットガンを連射、
間合いを取って様子見してから格闘戦で撃破よ!」フフン
シンジ「目からビームとか、撃滅のセカンド・ブリットとか使っちゃだめ?」
ミサト「だ~め♪というのもね・・・予算をかけて作った武器を使わないってのは、
大人の事情的に困るのよ・・・次の予算も出ないし、改良も出来ないし・・・」
シンジ「大人って面倒ですねぇwメンツや予算にこだわって死んだら
元も子もないでしょうに・・・しかもその予算って、国連が全世界から
富を集めてるんですよね?セカンドインパクトで経済大打撃の国は餓死者も出てるでしょうに・・・」
ミサト「うっ・・・で、でも、あなただって勝てばボーナス1億円じゃない!
人の事は言えないわよ?私なんて薄給でいつもピーピーなのに!」
41 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/19(月) 01:14:45.70 ID:+VwSRBN1o
シンジ「僕なんて安いもんですよ。前にも言いましたけど、全世界の人間の命を守って、
一人あたり1円ももらってないんですから。そもそも、そのパレットガンとやらを作るのに
幾らかかったんです?10億?100億?500億??それに、無駄なお金ではなく、ちゃんと
有効活用しようと思ってますし。そもそも、薄給というけど、葛城1尉だってそれなりに
貰ってるじゃないですか。普通の人なら、奥さん子供を養って十分な額ですよ。
リツコさんに聞きましたけど、ピーピーなのは、無計画に飲み歩いたりビールを
ケース買いしてるかららしいじゃないですか。お金が無いなら発泡酒で我慢しなさいよ。
どうせロクに味も分からないんでしょうに。じゃなければ文句言うな!
アルコールばかり飲んでるから脳細胞が死んで無能になるんじゃないんですか?www」
ミサト「くっ・・・(クソガキがぁ~!ちょっと言い返したら3倍返しじゃないのよ!
しかも全部事実だから何も言い返せないし!!!)」
シンジ「まぁ、おっしゃりたい事は分かりますから、今回は葛城1尉の案で動きますよ。
但し、戦闘の状況によっては、臨機応変に行動します。宜しいですね?」
ミサト「大丈夫!私の作戦はパーペキよんっ!」
42 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/19(月) 01:15:37.50 ID:+VwSRBN1o
(第4使徒・シャムシェル戦)
シンジ「目標をセンターに入れてスイッチ・・・」ダダダダダダダダダッ
ミサト「馬鹿!煙で敵が見えない!脳みそついてんの!?」
発令所一同「(いや、それ貴方の発案した作戦じゃ・・・)」
シンジ「(ま、いまんとこ、僕のシナリオの通りなんですけどねw
まぁ、今は好きに言っておくがいいさwwwwww)」ニヤニヤ
シンジ「うわっ!煙の中から、光の鞭がー(棒)」
シンジ「あああー!足を掴まれたーーー投げられるーーーあーーーれーーーーー(棒)」
シンジ「(あ、やっぱりあのバカ二人がシェルターから抜け出してる。
バカに付ける薬は無いってホントなんだなぁ。ま、警告はしたし、
自分の行動の結果は自分の人生で取ってもらいましょうかね。)」
43 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/19(月) 01:16:21.27 ID:+VwSRBN1o
トウジ・ケンスケ「やばい!こっちにくr」
シンジ「・・・ぁーれーーーーーーーー(棒)」ドンッ!グチャ!!
シンジ「(うえ、ハンバーグこねた時みたいな感触が伝わってきた・・・
カヲル君の事思い出しちゃったよ・・・暫くハンバーグ作れないな・・・
・・・まぁ、可哀想だし寝覚めが悪いから、命までは取らないよ。
但し、君達の足は一本ずつ貰うけどね)」
シンジ「(これでこの二人が4号機のパイロットに選ばれる事は無い。つまり、
サクラちゃんを殺してコアにインストールされる事も無い。
よってサクラちゃん生存ルートが確保可能・・・我ながら策士だなぁw)」
シンジ「たっ、大変です!僕人を轢いちゃいました!あー、なんてことをーーー(棒)」
ミサト「な、何ですって?」
リツコ「マヤ、解析して」
マヤ「・・・シンジ君の同級生の二人です!意識を失っています!足が・・・
ウッ・・・足が初号機の手の下敷きになっています・・・・・・・・」ウプッ
ミサト「なんであんな所にガキが居るのよ・・・」
リツコ「おおかたシェルターを抜け出してきたのでしょう。
非常出口が開いてるわ・・・・・・自業自得ね。」
44 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/19(月) 01:16:48.08 ID:+VwSRBN1o
シンジ「あ、じゃあ当初の予定通り接近戦に
しますね。もう内部電源4分切ってますし。」
ミサト「シンジ君待ちなさい!一度撤退よ!本部に
戻って来て!電源が切れたらおしまいなのよ!!」
シンジ「雇用契約書第12条1項に基づき、作戦拒否権を発動します。
葛城1尉は、以降別命あるまで通信しないように。うぉぉぉぉぉぉ!!!」
シンジ「(シャムシェル・・・ごめんね、ラミエル戦に備えて、S2機関貰うね)」ダダダダダダダダッ
ミサト「馬鹿!また煙で状況が見えないじゃないのよ!学習能力ゼロじゃない!」
シンジ「うぉぉぉぉぉぉぉぉ!」ブチブチブチッ!!ドーーーーーン!!
45 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/19(月) 01:17:28.03 ID:+VwSRBN1o
シンジ「(ふう、S2機関取り込み完了っと。自分のコアに偽装して・・・
それにしても、取り込むときに爆発する特性はなんとかならんもんかねぇ。
ATフィールドで規模を抑えるからいいけどさぁ)」
マヤ「し、使徒沈黙・・・自爆したようです・・・パターン青消失しました・・・」
リツコ「(・・・あの時、一瞬内部電源のカウンターが∞(無限)になった・・・
計器の誤作動?ちょっと気になる挙動だわね・・・後でチェックしておかないと)」
シンジ「あ、所で救急車手配しました?放っておくと、あの二人死にますよ?」
ミサト「(ヤベッ忘れてた・・・)付近の医療班は至急現場に急行!止血を最優先に!」
46 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/19(月) 01:18:06.34 ID:+VwSRBN1o
(数日後の夜)
ピンポーン
マヤ「はーい、どちらさまですかー?」
シンジ「あ、マヤさん、僕です。シンジです。」
マヤ「あら、シンジ君?今開けるわねー」
マヤ「こんばんは、シンジ君」
シンジ「すみません、突然・・・あの、豚の角煮と煮玉子作ったんですけど、
ちょっと作りすぎちゃって・・・よかったらおすそ分け貰ってくれませんか?」
マヤ「まぁ!シンジ君が作ったの!?ありがたくいただくわね!
・・・あ、そうだ!晩御飯はもう食べたの?」
シンジ「え?あ、いや、まだですけど・・・」
マヤ「じゃあ、良かったらウチで一緒に食べない?私も丁度準備してたの。
おすそ分けをもらったから、二人前なら大丈夫よ!」
シンジ「あ、じゃあお言葉に甘えて・・・なんかすみません
(と、ここで寂しげにちょっと陰のあるスマイル)」ニコ
48 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/19(月) 01:19:12.45 ID:+VwSRBN1o
シンジ・マヤ「それでは、いっただっきまーす!」パク
マヤ「美味しい!これ本当にシンジ君が作ったの?トロットロにやわらかくて、
味がすごくしみ込んでる・・・でも全然油っこくない・・・」パァァ
シンジ「マヤさんこそ、このダシ巻玉子は絶品ですよ!こんな美味しい手料理食べさせて
もらえて、僕は幸せです。マヤさんの旦那さんになる人は地球一の幸せ者ですね」ニコニコ
マヤ「もう、お上手なんだからぁ。それに、旦那さんに
なる人なんてぜんっぜん心当たりもいないよー?」ニコニコ
シンジ「えっ!そうだったんですか!?
よーし、ボク立候補しちゃうぞ~なんてw」アハハ
マヤ「こらこらっ!年上をからかっちゃダメだぞ~」ウフフ
49 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/19(月) 01:19:44.09 ID:+VwSRBN1o
シンジ・マヤ「ごちそうさまでした!」
シンジ「いや~美味しかったです。美人なおねーさんと一緒に食べると、より美味しいですね!」
マヤ「はいはい、お上手なんだから」ニコニコ
シンジ「・・・本当なんですけどね。あ、でも・・・」
マヤ「でも・・・?」
シンジ「あ、いえ、やっぱいいです。」
マヤ「フフ。遠慮しないでおねーさんに話してごらん?」
シンジ「あの・・・独りで部屋に居たら・・・なんか、急に人恋しくなっちゃって・・・
3日前の事とか頭がグルグルして・・・僕・・・大事なクラスメートに大けがさせちゃって・・・」ウツムキ
50 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/19(月) 01:20:24.64 ID:+VwSRBN1o
マヤ「うっ・・・私もあの画はちょっとトラウマかも・・・・・・でもシンジ君、あれは仕方なかったのよ。
不可抗力なのよ?ここだけの話、葛城1尉の指揮にも問題あったと思うし、使徒の能力も
あの時点では不明だったし、なにより、シェルターを勝手に抜け出した二人が悪いわ。
仕方のない事だったし、一命はとりとめたんだから気にしちゃダメ!」
シンジ「でも僕・・・トウジとケンスケの片足を奪ってしまった・・・僕が・・・
僕がもっとしっかりしていれば、あんな事にはならなかったかもしれないんです・・・」フルフル
マヤ「心配しないで・・・シンジ君はよくやっているわ・・・」ギュッ ナデナデ
シンジ「マヤさん・・・僕・・・僕・・・・・・・・・!
(うひょーーーーー!!確変キタコレwwwみ な ぎ っ て き たwwwww)」グスッ ギューッ
51 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/19(月) 01:20:54.34 ID:+VwSRBN1o
マヤ「(しっかりしているようでも、まだまだ子供だもんね、お母さんも小さい頃に
亡くなってるし、お父さんはあんなだし・・・一人でツラかったんだよね。)
大丈夫・・・シンジ君は頑張ってるもの。人類を救う立派なお仕事をちゃ~んと
やってるんだから。おねーさんは、シンジ君の活躍を全部見てるゾっ」ナデナデ
シンジ「マヤさん・・・ありがとうございます・・・本当にありがとうございます・・・
(いやホントマジでありがとうございます・・・やわらかいナニかが超当たってます!
僕幸せですっ!角煮作って良かった!!)」グスッ ギューッ
52 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/19(月) 01:21:29.30 ID:+VwSRBN1o
マヤ「・・・落ち着いた?」
シンジ「・・・はい」ニッコリ
マヤ「・・・ねぇ、良かったら今日は泊まって行く?」ニコニコ
シンジ「えっ(そんな・・・僕だって心の準備がまだ・・・///)」
マヤ「また一人になったら、思い出しちゃうでしょ?今日は眠くなるまで、
色々お話しよっ?予備のお布団はあるから、並んで一緒に寝よ?ねっ!そうしよっ?」
シンジ「すごく嬉しいんですけど・・・マヤさんに悪いですよー
(ちっ!そういう事か・・・でも、心の距離を縮める大チャーンス!だね)」
マヤ「遠慮しなくていいの。それに・・・私も3日前の事思い出しちゃって・・・
ちょっと一人は怖いなぁ・・・なんてね」フフ
シンジ「マヤさんは本当に優しくて素敵なお姉さんですね。じゃあ、お言葉に甘えて・・・」ニコニコ
マヤ「そうこなくっちゃ!」ニコニコ
53 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/08/19(月) 01:21:59.90 ID:+VwSRBN1o
(その夜)
マヤ「・・・あ、そうだ、この間シンジ君が言ってた・・・」ウツラウツラ
シンジ「何でしたっけ?」
マヤ「ほら、私の声が・・・声優さんにそっくりだって・・・」ウツラウツラ
シンジ「あぁ・・・長沢美樹さんですね・・・」
マヤ「気になったから、ネットで調べてみたの・・・
”ニッコリ動画”で動画も見たんだよぉ・・・」
シンジ「声、そっくりでしたでしょ?」
マヤ「もう、ビックリしちゃった・・・生き写しみたいなんだモン・・・
ほんと、ふしぎな事もあるものねぇ・・・」ウツラウツラ
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