シンジ「強くてニューゲーム」
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622 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/22(日) 23:03:44.47 ID:KawUblUI0
ミサト「シンジくん!!」
リツコ「っ…!!初号機のATフィールドで爆発を防いでくれた!?」
シンジ「ミサトさん!!無事なら早く避難を!!」
ミサト「…!!わかったわ、頑張ってねシンジくん!!」
バルディエル『……ォォォ…』
リツコ「…まさか、使徒に乗っ取られるなんて」
ミサト「リツコ!!早く避難するわよ!!」
リツコ「え、ええ…」
シンジ「…さてと」
バルディエル『………ヴォォォ…』
シンジ「……再運用出来るぐらいに加減して倒すつもりだったけど、パイロットに不確定な要素が出たし…」クン
初号機『………っ…』ブンッ!!
バルディエル『』ぐしゃ
ミサト「総員退避急いで………って…あれ?」
シンジ「踵落とし、あっ、でもS2機関搭載してるから自己再生するんだ確か…なら!!」ブワッ
初号機『………』グッ
バルディエル『…ヴォ…』グラリ
シンジ「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァッ!!!!」
初号機『ヴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!』┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛ォォッ!!!!
肉片『』ぐしゃあっ
シンジ「ふぅ…」スッキリ
初号機『………』バーン!!
シンジ「あ、S2機関は潰しとかないと」
初号機『………』プチン
挽き肉『』ベチャ
ミサト「」
リツコ「」
マリ「私のエヴァ…」ガーン
625 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/22(日) 23:16:51.59 ID:tzNBAa7C0
ミサト「」
リツコ「」
シンジ「ミサトさーん!!リツコさーん!!無事ですかー?」
ミサト「あ、はい無事です」ガタガタ
リツコ「…ほ、北●百烈拳?」
シンジ「え?いやどっちかというとスター●ラチナのイメージで習得したんですけど」
リツコ「どっちにしろ非科学的な動きよ!?エヴァの総重量どのくらいだと思っているの!?無茶苦茶だわ!!」
シンジ「ちょっとコツ掴んで修行すれば出来ますって」
ミサト「……そのうちカメ●メ波も打ちそうね」
シンジ「ATフィールドを応用してそれっぽいものなら撃てますよ?前第五使徒に使ったやつに貫通力持たせるだけだし」
ミサト「……シンジくん一人で世界が滅ぼせる気がしてきた」
リツコ「…同感だわ」
630 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/22(日) 23:33:03.54 ID:v8t7rj0u0
……後日
「4号機とのシンクロ、安定…実験成功です」
カヲル「…………」
4号機『…………』
カヲル「…これが、エヴァの中、シンジくんが居る場所か」
リツコ「…実験は終了よ、上がって良いわ」
カヲル「…はい」
マリ「あの、私は?」
シンジ「帰っていいよ?乗るものないからいらないし」
マリ「…え…」
リツコ「……一応予備のパイロットとして在籍はさせるわ、エヴァはないけど」
マリ「…新しいの作ってよ」
ミサト「予算が無いのよ、諦めて」
マリ(´・ω・`)ショボーン
カヲル「………エヴァ、か…」
4号機『………』
カヲル「何故だろうね…初めて乗ったのに懐かしく感じる」
634 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/22(日) 23:44:27.73 ID:JSgGQvRI0
予 告
テーンテテーテテーテテテテーテテーテーンテテーテテー♪
保有するエヴァが4体となり、さらに守りが硬くなったネルフ
だが、それをもってしても太刀打ち出来ぬ最強の使徒の出現に戦慄するのだった
そした、シナリオから外れ始めた世界にシンジは何を思う
ネルフに取り憑くエヴァくれくれお化けとはなんなのか?
次回「男の戦い」
この次もサービスするわよんっ!!(テーテン♪)
635 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/22(日) 23:47:30.06 ID:JSgGQvRI0
ねる、ふっ…(ドヤ顔)
636 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/09/22(日) 23:52:44.35 ID:o79RMx860
乙
653 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/23(月) 14:09:53.01 ID:8PUc9jHz0
アスカ「…あーあ、使徒が出たってのに出番すらなかったなんて屈辱だわホント!!」スタスタ
綾波「………」スタスタ
アスカ「あんたはそう思わないわけ?」スタスタ
綾波「別に」スタスタ
アスカ「つまんない奴ね、ホント」スタスタ
綾波「…………」
アスカ「次の奴はあたしが倒してやるわ、絶対に、バカシンジなんかにいい顔されたくないんだから」
シンジ「今回はたまたまだよアスカ、実験に同伴してたのが僕ってだけなんだから」ヒョコ
アスカ「ひぅ?!」ビクッ
綾波「碇くん」
シンジ「ごめん、驚かせちゃった?」
綾波「大丈夫」フルフル
アスカ「…相変わらずいきなり出てくるわね」
シンジ「ごめんアスカ、ちょっと助けて欲しくて」
アスカ「助け?なによいきなり」
綾波「………?」
シンジ「……しつこくて困ってるんだ、なんとかならないかな、あれ」
マリ「みっけ!!まだ話終わってないのに逃げないでよ!!」
アスカ「……あれって確か」
綾波「フォース、4番目の子」
シンジ「…じゃ、あとよろしく」タタタ
アスカ「え?ちょっとバカシンジ!!」
綾波「………?」
マリ「わんこ君は逃げたか、まーいっか♪」
アスカ「……なに?」
綾波「…………」
マリ「エヴァちょーだい」
アスカ「はぁ?」
マリ「私どうしてもエヴァ乗りたいの、だからちょーだい?」
綾波「………」
マリ「だめ?」キョトン
アスカ「なにいってんのこいつ?」
綾波「さあ」
654 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/23(月) 14:21:28.64 ID:DFD6FulF0
マリ「私のエヴァさ、使徒として処理されちゃったじゃん?だから私の乗るエヴァないのよね」
アスカ「あっそう、だから?」
マリ「ちょーだい?」
アスカ「ふざけんな」
マリ「ふざけてないよ?」
アスカ「ふざけてるわよ、なんであたしの弐号機をあんたなんかに渡さなきゃならないのよ!!」
マリ「む、そこは譲りあいの精神ってことでね?」
アスカ「お断り!!」
マリ「けち」
アスカ「そういう問題じゃないっての!!」
マリ「だってさぁ、司令に新しいエヴァ作ってってお願いしたら他のパイロットに貸して貰えって」
アスカ「無理、あたしは絶対イヤ、他当たって」
マリ「ぶー」
アスカ「……」イラッ
綾波「………」
655 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/23(月) 14:32:15.43 ID:j0dEX3EM0
マリ「じゃあ弐号機は一旦諦めるとして、零号機ちょーだい?」
綾波「どうして?」
マリ「私が乗りたいから♪」
綾波「エヴァに乗ってどうするの?」
マリ「…理由なんていらないよ、エヴァに乗る為に適格者としてここにいるのに乗らない方が不自然じゃないかにゃ?」
綾波「そう」
マリ「じゃあ、ちょーだい?」
綾波「だめ」
マリ「どうして?」
綾波「あなたが言った事が真実なら、私はエヴァに乗らないと不自然だから」
マリ「…む…」
綾波「だから渡せない、諦めて」
アスカ「というかパイロットは間に合ってるんだからどっか行きなさいよ」
マリ「…むぅー…」トボトボ
綾波「…………」
アスカ「…エヴァに乗らないと不自然、か…」
綾波「うん」
アスカ「ま、確かそうかもね、あんたもあたしも、バカシンジも」
綾波「…………」
656 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/23(月) 14:36:13.73 ID:j0dEX3EM0
第九話
男の戦い
657 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/23(月) 14:50:26.30 ID:Cc6XuXfF0
カヲル「………」
シンジ「…どうかした?カヲルくん」
カヲル「…先日の僕のシンクロテストの結果、シンジくんは知ってる?」
シンジ「…知らない、聞いてないから」
カヲル「シンクロ率42.3%…シンジくん、惣流さんに次いで高いシンクロ率だって」
シンジ「…………」
カヲル「………どうして僕なんだろう、相田くんや他の人だって乗りたいって思っていた人はたくさん居たのに」
シンジ「…カヲルくん、カヲルくんはどうしてエヴァに乗るって決めたの?断る事だって出来たはずなのに」
カヲル「決まってるよ、キミの助けになるかもしれないって思ったからさ」
シンジ「………」
カヲル「だから乗る事にしたんだ、シンジくんが戦っているから」
シンジ「………そっか」
658 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/23(月) 15:02:56.74 ID:tQrPAbgV0
カヲル「……ちょっと気持ち悪いかな?」
シンジ「…なんで?」
カヲル「僕はさ、シンジくんが本当の友達だと思ってるんだ」
シンジ「うん」
カヲル「……でもさ、学校とかでちょっとね…」
シンジ「………あー、まさか…」
カヲル「……ちょっと前に隣のクラスの子にさ…付き合ってるの?って聞かれた…」
シンジ「なんて答えたの」
カヲル「…シンジくんとは友達だよとだけ…」
シンジ「そしたら?」
カヲル「………複数の女の子たちが好奇の目を向けてひそひそとどっちが受けでどっちが責めだの左側なのか右側なのかとか色々と…」
シンジ「……………」
カヲル「……僕って、そんな風に見えるのかな?」
シンジ「……えっと」
カヲル「…ごめん、シンジくんに話す内容じゃなかったよね…」
シンジ「………あんまり気にしない方が良いよ、仕方ない事の一つだから、それ」
カヲル「…うん、わかったよ」
シンジ(………この話題はもう触れないようにしなきゃ、何度か危険な状況になったことあるし)
664 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/09/23(月) 16:00:55.65 ID:HST0ivJAO
リツコ「やめなさいシンジ君!ノンケに戻れなくなるわ!」
ミサト「イキなさいシンジ君!」
危険な状況か……
666 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/09/23(月) 16:50:46.78 ID:fItmw46uo
>>664
ミサトで吹いたwwww
667 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/23(月) 17:13:14.66 ID:fUIEefyt0
…数日後
ゼルエル『…………』
「目標依然進行中!!突破されます!!」
「自走式対空砲、自動迎撃ミサイル砲塔効果ありません!!」
ゼルエル『…………』
「…やはりネルフでないと対応出来んか!!」
「総員退却急げ!!第三新東京市へ連絡、対応させろ!!」
ゼルエル『…………』キュゴォッッ!!
「退r…
┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛…
ゼルエル『…………』
668 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/23(月) 17:23:12.43 ID:PGRXEwnX0
ネルフ本部
マヤ「旧小田原防衛線壊滅!!目標は依然進行中!!」
日向「戦自からの通信途絶、現地の状況は不明!!」
青葉「……!!観測レーダーに感!!目標の映像出ます!!」
-live-
ゼルエル『…………』
ゲンドウ「………来たか」
冬月「第十四の使徒、最強の拒絶タイプか…」
マヤ「目標の現在地、第三新東京市より距離およそ15000!!」
ミサト「エヴァ各機出撃準備急いで!!」
669 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/23(月) 17:37:45.90 ID:jru9EB8v0
アスカ「ふん、使徒が来たってあたしがいればおちゃのこさいさいよ!!」タタタ
マリ「わっ!!」
アスカ「ひぅ?!」ビクッ
マリ「ちょっと気が引けるけど、ゴメンね?」グイッ
アスカ「んっ?!もがっ!?」
マリ「だいじょぶだいじょぶ、後遺症が残るような薬品じゃないから、安心して気絶しててね?」ギュ
アスカ「んー?!んんっ!?」ジタバタ
アスカ「ん………」クタッ
マリ「…流石即効性、よく効くにゃ?」
シンジ「…終わった?」
マリ「うん、きちんと気絶させたよ」
シンジ「よし、ならすぐに行こう、リツコさんが弐号機のコアの書き換えしてるはずだからすぐに出撃出来る」
マリ「りょーかい、でもホントに良かったの?」
シンジ「…うん、今回だけはアスカのご機嫌取ってる余裕、無いから」
マリ「………ま、わたしはエヴァに乗れればなんでもいいけどね、深くは関わらないよ」
シンジ「うん、そうしてくれると嬉しいかな」
アスカ「」グッタリ
シンジ(…アスカ、ごめんね…でも利用出来るものは利用しないとダメなんだホントに、アレと戦えばアスカは一気にプライドがズタズタにされるから)
670 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/23(月) 17:47:20.26 ID:AQFEnttm0
ゼルエル『…………』キュゴォッッ!!
┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛!!!!
日向「っ!?特殊装甲が第一から十八まで崩壊!!」
ミサト「…二十二層もある装甲が一撃でここまで…!!」
青葉「攻撃翌力が桁違いだ!!なんて野郎だ!?」
ミサト「エヴァの地上迎撃は間に合わない!!エヴァ各機はジオフロント内に配置!!急いで!!」
マヤ「目標に再び高エネルギー反応!!第二波来ます!!」
ミサト「くっ!!」
ゼルエル『…………』キュゴォッッ!!
672 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/23(月) 17:57:57.46 ID:EJEjvhFX0
シンジ「…よし、綾波、カヲルくん、真希波、リフトオフと同時にフィールド展開、目標のATフィールドを全機で中和しつつ砲撃、全弾撃ち尽くしたら綾波は左、真希波は右、カヲルくんが背後から同時に攻撃するよ、いいね?」
綾波「了解」
カヲル「やってみるよ」
マリ「はいはい」
シンジ「……ミサトさん!!」
ミサト「…頼んだわよ、エヴァ全機リフトオフ!!」
初号機『…………』
零号機『…………』
3号機『…………』
弐号機『…………』
ガタンッ!!
ゼルエル『…………』
674 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/09/23(月) 18:25:45.00 ID:SRtvw/sUo
3号機ミンチじゃなかったっけ…
675 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/09/23(月) 18:28:29.96 ID:dk8XYs/7o
カヲルは4号機だったね
676 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/23(月) 18:41:06.53 ID:zoLakH8S0
ミスった4号機だよねすまん
677 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/23(月) 18:48:58.97 ID:zoLakH8S0
シンジ「フィールドっ!!」
初号機『………』ブァッ!!
綾波「ATフィールド、全開…!!」
零号機『………』ィィィィッ!!
カヲル「フィールド展開!!」
4号機『………』キィィィンッ!!
マリ「……あはっ♪」クンッ
弐号機『………』ダンッ!!
シンジ「真希波!?勝手に近づいちゃダメだ!!」
マリ「…じょーだんっ!!これだけおあずけ食らって我慢なんか出来ないっての!!」
シンジ「…っ!!」ギリッ
マリ「さあ行くよ弐号機!!ブチ殺せ!!」グッ
弐号機『………ッ!!』ビキィィィン!!
678 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/23(月) 19:00:50.63 ID:tQrPAbgV0
ゼルエル『…………』ヒュン
シンジ「ッ!!真希波!!」クンッ
初号機『………ッ』ジャコッ!!
マリ「うらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
弐号機『………』ブァッ!!
ゼルエルの側面から、猛々しく吠え、刃を向ける弐号機。
ゼルエルとの距離はおよそ50m…そこから跳躍しグレイブにて貫こうと殺意を込めて。
だが。
ゼルエル『…………』
使徒の腕、その折り畳まれた紙のような腕部が突然伸びる。
マリ「ッ!!?」
恐ろしく鋭利で、凄まじい速度の刃が弐号機の頭部を縦に割らんと迫る。
シンジ「ッ!!」
679 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/23(月) 19:13:12.96 ID:Cc6XuXfF0
マリ「やばっ!?」
弐号機『………』
回避を試みようにも遅い、跳躍した弐号機、この至近距離ではどんな回避方法も無駄でしか無い。
マリ「…死っ…」
ザシュッ!!
マリ「…がっ、ぐっ!?」
ゼルエル『………っ…?』
しかし、使徒の腕、その刃は弐号機の頭部を割るには至らなかった。
刃の進行方向は途中から強引に曲げられ、狙いを外れて弐号機の肩を裂くに留まっている。
シンジ「……間に合った…!!」
初号機『………』
初号機の持つライフルの、銃身から上がる硝煙。
マリ「……さんきゅ、助かった」
シンジ「………だから勝手に動くなって言ったのに」
ライフルの銃弾を無数に当て、刃の進行方向をねじ曲げた、シンジが行ったのはそれである。
681 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/23(月) 19:21:49.54 ID:12zeI/mC0
シンジ「…真希波は一旦後退、綾波、カヲルくん!!予定通り二人は銃撃!!」
綾波「わかったわ」
カヲル「…うかつに近づいたらヤバいのはわかったよ」
零号機はガトリンク砲、4号機はロケットランチャーで砲撃、たちまち使徒を中心に爆煙が立ちこめる。
ゼルエル『…………』
だが、その攻撃は通らない。
使徒の強力過ぎるATフィールド が全てを阻んでいる。
シンジ「……やっぱり通らないか、仕方ない!!」
初号機『…………』ダンッ!!
次は初号機が正面から突撃する。
682 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/23(月) 19:30:37.17 ID:ummRsSPW0
綾波「碇くん!?」
カヲル「シンジくん!?危険過ぎる!!」
銃撃を止めぬまま、二人が静止する、が…聞き入れるつもりはない
シンジ「…至近距離まで行けば僕ならフィールドを中和出来る…!!」
初号機『………』ダンッ!!
ゼルエル『………っ…』シュン!!
繰り出される二つの刃、その隙間を縫うように初号機は使徒に接近する。
シンジ「おおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
初号機『……ォォォッ!!』
ゼルエル『………!!』
683 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/09/23(月) 19:36:28.34 ID:U0EDV9FAO
ダ眼鏡ェ……
ミサト「シンジくん!!」
リツコ「っ…!!初号機のATフィールドで爆発を防いでくれた!?」
シンジ「ミサトさん!!無事なら早く避難を!!」
ミサト「…!!わかったわ、頑張ってねシンジくん!!」
バルディエル『……ォォォ…』
リツコ「…まさか、使徒に乗っ取られるなんて」
ミサト「リツコ!!早く避難するわよ!!」
リツコ「え、ええ…」
シンジ「…さてと」
バルディエル『………ヴォォォ…』
シンジ「……再運用出来るぐらいに加減して倒すつもりだったけど、パイロットに不確定な要素が出たし…」クン
初号機『………っ…』ブンッ!!
バルディエル『』ぐしゃ
ミサト「総員退避急いで………って…あれ?」
シンジ「踵落とし、あっ、でもS2機関搭載してるから自己再生するんだ確か…なら!!」ブワッ
初号機『………』グッ
バルディエル『…ヴォ…』グラリ
シンジ「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァッ!!!!」
初号機『ヴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!』┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛ォォッ!!!!
肉片『』ぐしゃあっ
シンジ「ふぅ…」スッキリ
初号機『………』バーン!!
シンジ「あ、S2機関は潰しとかないと」
初号機『………』プチン
挽き肉『』ベチャ
ミサト「」
リツコ「」
マリ「私のエヴァ…」ガーン
625 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/22(日) 23:16:51.59 ID:tzNBAa7C0
ミサト「」
リツコ「」
シンジ「ミサトさーん!!リツコさーん!!無事ですかー?」
ミサト「あ、はい無事です」ガタガタ
リツコ「…ほ、北●百烈拳?」
シンジ「え?いやどっちかというとスター●ラチナのイメージで習得したんですけど」
リツコ「どっちにしろ非科学的な動きよ!?エヴァの総重量どのくらいだと思っているの!?無茶苦茶だわ!!」
シンジ「ちょっとコツ掴んで修行すれば出来ますって」
ミサト「……そのうちカメ●メ波も打ちそうね」
シンジ「ATフィールドを応用してそれっぽいものなら撃てますよ?前第五使徒に使ったやつに貫通力持たせるだけだし」
ミサト「……シンジくん一人で世界が滅ぼせる気がしてきた」
リツコ「…同感だわ」
630 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/22(日) 23:33:03.54 ID:v8t7rj0u0
……後日
「4号機とのシンクロ、安定…実験成功です」
カヲル「…………」
4号機『…………』
カヲル「…これが、エヴァの中、シンジくんが居る場所か」
リツコ「…実験は終了よ、上がって良いわ」
カヲル「…はい」
マリ「あの、私は?」
シンジ「帰っていいよ?乗るものないからいらないし」
マリ「…え…」
リツコ「……一応予備のパイロットとして在籍はさせるわ、エヴァはないけど」
マリ「…新しいの作ってよ」
ミサト「予算が無いのよ、諦めて」
マリ(´・ω・`)ショボーン
カヲル「………エヴァ、か…」
4号機『………』
カヲル「何故だろうね…初めて乗ったのに懐かしく感じる」
634 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/22(日) 23:44:27.73 ID:JSgGQvRI0
予 告
テーンテテーテテーテテテテーテテーテーンテテーテテー♪
保有するエヴァが4体となり、さらに守りが硬くなったネルフ
だが、それをもってしても太刀打ち出来ぬ最強の使徒の出現に戦慄するのだった
そした、シナリオから外れ始めた世界にシンジは何を思う
ネルフに取り憑くエヴァくれくれお化けとはなんなのか?
次回「男の戦い」
この次もサービスするわよんっ!!(テーテン♪)
635 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/22(日) 23:47:30.06 ID:JSgGQvRI0
ねる、ふっ…(ドヤ顔)
乙
653 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/23(月) 14:09:53.01 ID:8PUc9jHz0
アスカ「…あーあ、使徒が出たってのに出番すらなかったなんて屈辱だわホント!!」スタスタ
綾波「………」スタスタ
アスカ「あんたはそう思わないわけ?」スタスタ
綾波「別に」スタスタ
アスカ「つまんない奴ね、ホント」スタスタ
綾波「…………」
アスカ「次の奴はあたしが倒してやるわ、絶対に、バカシンジなんかにいい顔されたくないんだから」
シンジ「今回はたまたまだよアスカ、実験に同伴してたのが僕ってだけなんだから」ヒョコ
アスカ「ひぅ?!」ビクッ
綾波「碇くん」
シンジ「ごめん、驚かせちゃった?」
綾波「大丈夫」フルフル
アスカ「…相変わらずいきなり出てくるわね」
シンジ「ごめんアスカ、ちょっと助けて欲しくて」
アスカ「助け?なによいきなり」
綾波「………?」
シンジ「……しつこくて困ってるんだ、なんとかならないかな、あれ」
マリ「みっけ!!まだ話終わってないのに逃げないでよ!!」
アスカ「……あれって確か」
綾波「フォース、4番目の子」
シンジ「…じゃ、あとよろしく」タタタ
アスカ「え?ちょっとバカシンジ!!」
綾波「………?」
マリ「わんこ君は逃げたか、まーいっか♪」
アスカ「……なに?」
綾波「…………」
マリ「エヴァちょーだい」
アスカ「はぁ?」
マリ「私どうしてもエヴァ乗りたいの、だからちょーだい?」
綾波「………」
マリ「だめ?」キョトン
アスカ「なにいってんのこいつ?」
綾波「さあ」
654 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/23(月) 14:21:28.64 ID:DFD6FulF0
マリ「私のエヴァさ、使徒として処理されちゃったじゃん?だから私の乗るエヴァないのよね」
アスカ「あっそう、だから?」
マリ「ちょーだい?」
アスカ「ふざけんな」
マリ「ふざけてないよ?」
アスカ「ふざけてるわよ、なんであたしの弐号機をあんたなんかに渡さなきゃならないのよ!!」
マリ「む、そこは譲りあいの精神ってことでね?」
アスカ「お断り!!」
マリ「けち」
アスカ「そういう問題じゃないっての!!」
マリ「だってさぁ、司令に新しいエヴァ作ってってお願いしたら他のパイロットに貸して貰えって」
アスカ「無理、あたしは絶対イヤ、他当たって」
マリ「ぶー」
アスカ「……」イラッ
綾波「………」
655 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/23(月) 14:32:15.43 ID:j0dEX3EM0
マリ「じゃあ弐号機は一旦諦めるとして、零号機ちょーだい?」
綾波「どうして?」
マリ「私が乗りたいから♪」
綾波「エヴァに乗ってどうするの?」
マリ「…理由なんていらないよ、エヴァに乗る為に適格者としてここにいるのに乗らない方が不自然じゃないかにゃ?」
綾波「そう」
マリ「じゃあ、ちょーだい?」
綾波「だめ」
マリ「どうして?」
綾波「あなたが言った事が真実なら、私はエヴァに乗らないと不自然だから」
マリ「…む…」
綾波「だから渡せない、諦めて」
アスカ「というかパイロットは間に合ってるんだからどっか行きなさいよ」
マリ「…むぅー…」トボトボ
綾波「…………」
アスカ「…エヴァに乗らないと不自然、か…」
綾波「うん」
アスカ「ま、確かそうかもね、あんたもあたしも、バカシンジも」
綾波「…………」
656 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/23(月) 14:36:13.73 ID:j0dEX3EM0
第九話
男の戦い
657 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/23(月) 14:50:26.30 ID:Cc6XuXfF0
カヲル「………」
シンジ「…どうかした?カヲルくん」
カヲル「…先日の僕のシンクロテストの結果、シンジくんは知ってる?」
シンジ「…知らない、聞いてないから」
カヲル「シンクロ率42.3%…シンジくん、惣流さんに次いで高いシンクロ率だって」
シンジ「…………」
カヲル「………どうして僕なんだろう、相田くんや他の人だって乗りたいって思っていた人はたくさん居たのに」
シンジ「…カヲルくん、カヲルくんはどうしてエヴァに乗るって決めたの?断る事だって出来たはずなのに」
カヲル「決まってるよ、キミの助けになるかもしれないって思ったからさ」
シンジ「………」
カヲル「だから乗る事にしたんだ、シンジくんが戦っているから」
シンジ「………そっか」
658 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/23(月) 15:02:56.74 ID:tQrPAbgV0
カヲル「……ちょっと気持ち悪いかな?」
シンジ「…なんで?」
カヲル「僕はさ、シンジくんが本当の友達だと思ってるんだ」
シンジ「うん」
カヲル「……でもさ、学校とかでちょっとね…」
シンジ「………あー、まさか…」
カヲル「……ちょっと前に隣のクラスの子にさ…付き合ってるの?って聞かれた…」
シンジ「なんて答えたの」
カヲル「…シンジくんとは友達だよとだけ…」
シンジ「そしたら?」
カヲル「………複数の女の子たちが好奇の目を向けてひそひそとどっちが受けでどっちが責めだの左側なのか右側なのかとか色々と…」
シンジ「……………」
カヲル「……僕って、そんな風に見えるのかな?」
シンジ「……えっと」
カヲル「…ごめん、シンジくんに話す内容じゃなかったよね…」
シンジ「………あんまり気にしない方が良いよ、仕方ない事の一つだから、それ」
カヲル「…うん、わかったよ」
シンジ(………この話題はもう触れないようにしなきゃ、何度か危険な状況になったことあるし)
664 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/09/23(月) 16:00:55.65 ID:HST0ivJAO
リツコ「やめなさいシンジ君!ノンケに戻れなくなるわ!」
ミサト「イキなさいシンジ君!」
危険な状況か……
666 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/09/23(月) 16:50:46.78 ID:fItmw46uo
>>664
ミサトで吹いたwwww
667 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/23(月) 17:13:14.66 ID:fUIEefyt0
…数日後
ゼルエル『…………』
「目標依然進行中!!突破されます!!」
「自走式対空砲、自動迎撃ミサイル砲塔効果ありません!!」
ゼルエル『…………』
「…やはりネルフでないと対応出来んか!!」
「総員退却急げ!!第三新東京市へ連絡、対応させろ!!」
ゼルエル『…………』キュゴォッッ!!
「退r…
┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛…
ゼルエル『…………』
668 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/23(月) 17:23:12.43 ID:PGRXEwnX0
ネルフ本部
マヤ「旧小田原防衛線壊滅!!目標は依然進行中!!」
日向「戦自からの通信途絶、現地の状況は不明!!」
青葉「……!!観測レーダーに感!!目標の映像出ます!!」
-live-
ゼルエル『…………』
ゲンドウ「………来たか」
冬月「第十四の使徒、最強の拒絶タイプか…」
マヤ「目標の現在地、第三新東京市より距離およそ15000!!」
ミサト「エヴァ各機出撃準備急いで!!」
669 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/23(月) 17:37:45.90 ID:jru9EB8v0
アスカ「ふん、使徒が来たってあたしがいればおちゃのこさいさいよ!!」タタタ
マリ「わっ!!」
アスカ「ひぅ?!」ビクッ
マリ「ちょっと気が引けるけど、ゴメンね?」グイッ
アスカ「んっ?!もがっ!?」
マリ「だいじょぶだいじょぶ、後遺症が残るような薬品じゃないから、安心して気絶しててね?」ギュ
アスカ「んー?!んんっ!?」ジタバタ
アスカ「ん………」クタッ
マリ「…流石即効性、よく効くにゃ?」
シンジ「…終わった?」
マリ「うん、きちんと気絶させたよ」
シンジ「よし、ならすぐに行こう、リツコさんが弐号機のコアの書き換えしてるはずだからすぐに出撃出来る」
マリ「りょーかい、でもホントに良かったの?」
シンジ「…うん、今回だけはアスカのご機嫌取ってる余裕、無いから」
マリ「………ま、わたしはエヴァに乗れればなんでもいいけどね、深くは関わらないよ」
シンジ「うん、そうしてくれると嬉しいかな」
アスカ「」グッタリ
シンジ(…アスカ、ごめんね…でも利用出来るものは利用しないとダメなんだホントに、アレと戦えばアスカは一気にプライドがズタズタにされるから)
670 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/23(月) 17:47:20.26 ID:AQFEnttm0
ゼルエル『…………』キュゴォッッ!!
┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛!!!!
日向「っ!?特殊装甲が第一から十八まで崩壊!!」
ミサト「…二十二層もある装甲が一撃でここまで…!!」
青葉「攻撃翌力が桁違いだ!!なんて野郎だ!?」
ミサト「エヴァの地上迎撃は間に合わない!!エヴァ各機はジオフロント内に配置!!急いで!!」
マヤ「目標に再び高エネルギー反応!!第二波来ます!!」
ミサト「くっ!!」
ゼルエル『…………』キュゴォッッ!!
672 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/23(月) 17:57:57.46 ID:EJEjvhFX0
シンジ「…よし、綾波、カヲルくん、真希波、リフトオフと同時にフィールド展開、目標のATフィールドを全機で中和しつつ砲撃、全弾撃ち尽くしたら綾波は左、真希波は右、カヲルくんが背後から同時に攻撃するよ、いいね?」
綾波「了解」
カヲル「やってみるよ」
マリ「はいはい」
シンジ「……ミサトさん!!」
ミサト「…頼んだわよ、エヴァ全機リフトオフ!!」
初号機『…………』
零号機『…………』
3号機『…………』
弐号機『…………』
ガタンッ!!
ゼルエル『…………』
674 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/09/23(月) 18:25:45.00 ID:SRtvw/sUo
3号機ミンチじゃなかったっけ…
カヲルは4号機だったね
676 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/23(月) 18:41:06.53 ID:zoLakH8S0
ミスった4号機だよねすまん
677 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/23(月) 18:48:58.97 ID:zoLakH8S0
シンジ「フィールドっ!!」
初号機『………』ブァッ!!
綾波「ATフィールド、全開…!!」
零号機『………』ィィィィッ!!
カヲル「フィールド展開!!」
4号機『………』キィィィンッ!!
マリ「……あはっ♪」クンッ
弐号機『………』ダンッ!!
シンジ「真希波!?勝手に近づいちゃダメだ!!」
マリ「…じょーだんっ!!これだけおあずけ食らって我慢なんか出来ないっての!!」
シンジ「…っ!!」ギリッ
マリ「さあ行くよ弐号機!!ブチ殺せ!!」グッ
弐号機『………ッ!!』ビキィィィン!!
678 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/23(月) 19:00:50.63 ID:tQrPAbgV0
ゼルエル『…………』ヒュン
シンジ「ッ!!真希波!!」クンッ
初号機『………ッ』ジャコッ!!
マリ「うらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
弐号機『………』ブァッ!!
ゼルエルの側面から、猛々しく吠え、刃を向ける弐号機。
ゼルエルとの距離はおよそ50m…そこから跳躍しグレイブにて貫こうと殺意を込めて。
だが。
ゼルエル『…………』
使徒の腕、その折り畳まれた紙のような腕部が突然伸びる。
マリ「ッ!!?」
恐ろしく鋭利で、凄まじい速度の刃が弐号機の頭部を縦に割らんと迫る。
シンジ「ッ!!」
679 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/23(月) 19:13:12.96 ID:Cc6XuXfF0
マリ「やばっ!?」
弐号機『………』
回避を試みようにも遅い、跳躍した弐号機、この至近距離ではどんな回避方法も無駄でしか無い。
マリ「…死っ…」
ザシュッ!!
マリ「…がっ、ぐっ!?」
ゼルエル『………っ…?』
しかし、使徒の腕、その刃は弐号機の頭部を割るには至らなかった。
刃の進行方向は途中から強引に曲げられ、狙いを外れて弐号機の肩を裂くに留まっている。
シンジ「……間に合った…!!」
初号機『………』
初号機の持つライフルの、銃身から上がる硝煙。
マリ「……さんきゅ、助かった」
シンジ「………だから勝手に動くなって言ったのに」
ライフルの銃弾を無数に当て、刃の進行方向をねじ曲げた、シンジが行ったのはそれである。
681 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/23(月) 19:21:49.54 ID:12zeI/mC0
シンジ「…真希波は一旦後退、綾波、カヲルくん!!予定通り二人は銃撃!!」
綾波「わかったわ」
カヲル「…うかつに近づいたらヤバいのはわかったよ」
零号機はガトリンク砲、4号機はロケットランチャーで砲撃、たちまち使徒を中心に爆煙が立ちこめる。
ゼルエル『…………』
だが、その攻撃は通らない。
使徒の強力過ぎるATフィールド が全てを阻んでいる。
シンジ「……やっぱり通らないか、仕方ない!!」
初号機『…………』ダンッ!!
次は初号機が正面から突撃する。
682 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/23(月) 19:30:37.17 ID:ummRsSPW0
綾波「碇くん!?」
カヲル「シンジくん!?危険過ぎる!!」
銃撃を止めぬまま、二人が静止する、が…聞き入れるつもりはない
シンジ「…至近距離まで行けば僕ならフィールドを中和出来る…!!」
初号機『………』ダンッ!!
ゼルエル『………っ…』シュン!!
繰り出される二つの刃、その隙間を縫うように初号機は使徒に接近する。
シンジ「おおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
初号機『……ォォォッ!!』
ゼルエル『………!!』
683 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/09/23(月) 19:36:28.34 ID:U0EDV9FAO
ダ眼鏡ェ……
シンジ「強くてニューゲーム」
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