シンジ「強くてニューゲーム」
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741 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/24(火) 21:26:10.88 ID:deJ7DweH0
マヤ「初号機のアクセスルートを検索、これは…サルベージプログラム?」
ミサト「…!!」
リツコ「…まさか…痺れを切らして自ら!?」
ゲンドウ「冬月」
冬月「なんだ」
ゲンドウ「後を頼む」スタスタ
冬月「おい、取り押さえておけ」
職員「…はい?」
職員2「構わないのですか?」
冬月「息子が父親に会いたがっているとして、お主達は父親が逃げようとしていたらどうする?」
職員「………司令、申し訳ありません!!」グイッ
職員2「会ってあげれはよいではないですか!!司令!!」
ゲンドウ「ふぐっ!?冬月貴様!!」
冬月「…ユイ君に嫌われるぞ碇」
ゲンドウ「…………覚えておけ…!!」
冬月「私も歳だからな、そうそう物を覚える事など出来んな」
742 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/09/24(火) 21:26:57.61 ID:ka3I7kDSO
マナーモードマダオww
743 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/24(火) 21:37:12.67 ID:hldXt2tS0
マヤ「初号機からのアクセスによりサルベージプログラムが起動!!」
日向「それ以外には特にいじられた形跡はありません、本当にそのプログラムを起動する事だけが目的のようです」
青葉「…どうしますか?なんか問題起こそうとしてる訳じゃないみたいですが」
ミサト「放置するわ、いや…シンジくんが心配な職員は初号機格納庫へ集合、おかえりなさいって言ってあげましょ!!」ニコッ
リツコ「…司令、よろしいですね?」
ゲンドウ「…………好きにしろ」
冬月「貴様も行くのだ、おい…」クイッ
職員「さあ、歩いて下さいお父さん」グイッ
職員2「息子の生還なんて喜ぶべき事でしょうお父さん」グイッ
ゲンドウ「…………」ズルズル
744 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/09/24(火) 21:40:10.64 ID:9tofcwpV0
まるでダメなオッサン
745 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/09/24(火) 21:41:46.77 ID:l5sJZifno
マジマダオwwww
746 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/09/24(火) 21:42:20.50 ID:hwY/g020o
この場合『まるでダメなお父さん』だな
747 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/09/24(火) 21:43:09.56 ID:BkgRUxMfo
ガチでマダオやん
750 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/24(火) 21:48:58.69 ID:lrmLO93F0
………
リツコ「………みんな行ったわね」カタカタ
リツコ「……シンジくん、一体どうやってMAGIを掌握したの?」
リツコ「…母さんなら分かるかしら?」クスッ
ピッ
リツコ「…なにかしら?」
『離婚届け受理申請』
リツコ「………初号機から…よね?」
『審議』
メルキオール『否決』
バルタザール『否決』
カスパー『承認』
リツコ「…………」
『慰謝料請求申請』
メルキオール『条件付き可決』
バルタザール『否決』
カスパー『逆請求』
リツコ「なにこれ」
751 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/09/24(火) 21:50:44.68 ID:3fKreb2Xo
女www
752 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/09/24(火) 21:51:16.31 ID:yb9sFI8Vo
奥様がお怒りにwwwwww
753 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/09/24(火) 21:51:47.69 ID:JcjZ+9Zd0
どれかが女としての母さんでどれかが研究者としての…全然思い出せねえ!誰か教えて
754 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/09/24(火) 21:54:24.56 ID:yRXpmbI7o
カスパーが女だろうよきっと
755 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/09/24(火) 21:56:54.86 ID:xTtTEq8w0
メルキオールが科学者
バルタザールが母親
カスパーが女
756 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/24(火) 21:59:23.02 ID:ZNeSFs+n0
シンジ「………ふぅ」カパッ
ミサト「シンジくん!!」
シンジ「あ、ミサトさん…」
ミサト「よかった…ホントに無事で…」ギュ
シンジ「………すいません、心配かけて」
ミサト「いいの、良いのよ…」グスッ
シンジ「………ミサトさんは、泣いてくれるんですね」
ミサト「……当たり前、でしょ?」ニコリ
シンジ「……ただいま、でいいですよね?」
ミサト「ええ、おかえりなさい」
ゲンドウ「…………」
冬月「何か言わんのか?」
ゲンドウ「……私が掛ける言葉など無い、掛ける理由もな」
シンジ「あ、父さん」
ゲンドウ「……」ビクッ
シンジ「母さんが浮気者は許さないだって」
ゲンドウ「………………………………なんのことだ」
シンジ「………ふっ…」ニヤッ
ゲンドウ「」カタカタカタカタカタカタ
冬月「愚か者が」
757 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/09/24(火) 22:04:16.49 ID:7x8xXKwAO
これはさすがに初号機に食べられても文句言えん
760 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/24(火) 22:13:07.94 ID:sFikrZvs0
アスカ「…………」
シンジ「早く謝ったほうが良いよ父さん…あ、父さん母さんに会えなかったっけ」
ゲンドウ「」
ミサト「……あの、シンジくん?」
シンジ「ミサトさん、浮気する男ってどう思います?」
ミサト「[ピーーー]ばいいのに」
シンジ「ですよね」
ゲンドウ「…………」
シンジ「サルベージプログラム作動させなかったのどうせ父さんでしょ?それも怒ってたよ」
ミサト「……話が見えないわね」
ゲンドウ「………」
シンジ「ミサトさんには近いうちに話します、話さなきゃならない事、結構あるから」
ミサト「…………真面目な話みたいね」
シンジ「はい、僕や父さん、そして…母さんの事を」
アスカ「……………」タタタ
シンジ「……?」クルッ
ミサト「シンジくんどうかしたの?」
シンジ「……いえ、誰かいたような気がして」
762 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/24(火) 22:30:44.68 ID:3x96LFD90
数日後
リツコ『全員揃ってのシンクロテストも久しぶりね…じゃあ、初めてちょうだい』
綾波「……はい」
カヲル「了解…」
シンジ「………ん…」
マリ『……わたしは?』
リツコ『エヴァが無いでしょ』
マリ『…………またおあずけかぁ…はぁ…』
アスカ(………………本当に、本当にそうなの?)
アスカ(…バカシンジの初号機にはあいつのママが居るの?なら、あたしは?あたしの弐号機には…誰がいるの?)
マヤ『………!!アスカのプラグ深度140まで下降、自ら下げている模様!!」
リツコ『アスカ?何をしてるの、危険よ!?』
アスカ「…うるさい、確めなきゃいけないのよ」
マヤ『プラグ深度さらに下降!!160!!」
リツコ『っ!!弐号機のプラグを業績排出、急いで!!』
マヤ『駄目です!!プラグ側からロックしています!!』
アスカ「………………………あ…?」
リツコ『アスカ!!』
『……………………………………………』
アスカ「……ウソ……」ジワッ
アスカ「…………ホントに…ママ…?」
763 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/24(火) 22:32:24.36 ID:3x96LFD90
強制排出が業績排出になってた、すまぬ
764 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/09/24(火) 22:37:00.67 ID:Px4Se7fDO
自動脳内変換されてたからどうでもいい
続きはよ
766 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/24(火) 22:40:54.77 ID:Bcvwyewt0
予 告
テーンテテーテテーテテテテーテテーテーンテテーテテー♪
初号機から無事に抜け出したシンジは、新たな問題に直面する
それは、嘘が招いた物なのか、それとも真実が産み出した歪みなのか
弐号機の中で涙する少女は、嘘と真実の狭間に揺れる。
次回「真実の代価」
この次も、サービスサービスぅ!!(テーテン♪)
767 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/24(火) 22:42:21.44 ID:Bcvwyewt0
寝る、サラダバー
768 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/09/24(火) 22:42:27.15 ID:TSxWo5Ni0
アスカ鬱にならずによかった…
769 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/09/24(火) 22:43:36.60 ID:l5sJZifno
おつおやすみー
780 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/25(水) 18:44:06.76 ID:7y31302x0
あたしは特別。
頭が良くて、周りのどんな子でも解けないような問題だって解ける、みんながあたしをすごいって言ってくる。
あたしは特別なの。
道を歩けば男の子達はみんなあたしの方を振り向いてくる。学校に行けばいろんな所にラブレターが入ってて邪魔なくらいだ、みんなあたしをかわいい、ステキ、好きだって言ってくる、それこそうんざりするほどに。
だから、あたしは特別なんだ。
マルドゥック機関から選出され、汎用人型決戦兵器エヴァンゲリオン、その弐号機のパイロットとして人類の危機に立ち向かう。そんな大任を任された超の付くエリート。
誰でもなれる訳じゃない、あたしだからこそ選ばれたんだ。
あたしが特別だから、あたしだから特別なんだ。
みんながあたしを必要だって言うはずだ。
あたしをいらないなんて言う奴なんか居ないんだ。
だから、ママが居なくたって平気。
ママが居ないなら一人で生きていける。
新しいママなんていらなかった。
新しいママしか見ていないパパもいらなかった。
あたしは特別なんだから、大人の助けなんかいらなかった。
あたしはもう大人なんだから、誰かに縋る必要なんて無い。
あたしを見てくれない奴なんかいらない。
あたしだけを見ない奴もいらない。
あたしは特別なんだ。
あたしは特別だから。
だから、あたしを見て。
781 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/09/25(水) 18:48:38.08 ID:oE7s4djGo
来てたー!支援!
782 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/25(水) 19:01:19.21 ID:97u7t4E/0
………
ミサト「………何故、あんな行動を取ったのか説明して貰える?」
アスカ「…………ふん」
ミサト「…アスカ!!貴女の行動は本当に危険な事だったのよ!?シンジくんの件、わかっていなかった訳が無いはずよ!!」
アスカ「五月蝿い…話掛けないで」
ミサト「…っ!!」パンッ!!
アスカ「っ…!!」ズキンッ
ミサト「……もう一度言うわ、訳を話しなさい…!!」
アスカ「……殴れば言う事聞くと思ってるの?子供扱いすんな」
ミサト「……アスカァ!!」
加持「止めろ葛城、お前が冷静にならないでどうする?」ガシッ
ミサト「………っ…!!」ギリッ
783 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/25(水) 19:19:14.53 ID:97u7t4E/0
ミサト「………どうしても話さないつもりね?」
アスカ「………」
ミサト「…そう、わかったわ…ならもう聞かないわ、殴ってごめんなさい」
アスカ「………もう良い?あたし出かけるから」
加持「アスカ、こんな夜遅くに何処行く気だ?」
アスカ「……加持さんには関係ないでしょ」スタスタ
バタンッ
ミサト「…アスカ、何があったの?」
加持「…………」
784 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/25(水) 19:21:39.50 ID:97u7t4E/0
第拾壱話
真実の代価
785 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/25(水) 19:34:15.49 ID:ZSC1QqP70
初号機『……………』
弐号機『……………』
シンジ「え?」キョトン
初号機『……………』
シンジ「うん、母さんはそうだろうけどさ?おばさんなんで浮かれてるの」
弐号機『……………』
シンジ「ちょっと待って?ホントに?」
初号機『…………』
シンジ「いや僕も母さんと話せるのは嬉しいけどさ、いやちょっとそれ本当に?」
弐号機『…………』コクリ
シンジ「動かないでよ!?怪しまれるから!!」
弐号機『………』ショボン
初号機『…………』オロオロ
シンジ「母さん?」キッ
初号機『………』ピタッ
シンジ「……………動いたのバレたかな?ちょっとだから大丈夫…だよね?」
初号機『………』
弐号機『………』
シンジ「…いや、ごめん謝らなくていいよ母さんとおばさん」
787 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/09/25(水) 19:39:09.50 ID:UHO8T1yE0
このシンジ君アスカママと仲いいな
788 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/09/25(水) 19:47:27.90 ID:mivj42Mgo
アスカママにとっては自分に代わって一人娘を守ってくれる男だからじゃない?
789 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/09/25(水) 19:50:33.70 ID:5Ff7qbwe0
>>788
唯一の嫁の貰い手というわけか
790 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/09/25(水) 19:52:26.88 ID:+5C9gyjAO
>唯一の
ワロt…
…笑えん
791 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/09/25(水) 19:53:29.16 ID:mivj42Mgo
い、いるだけいいんじゃないかな…?
792 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/09/25(水) 19:54:23.91 ID:+5C9gyjAO
シンジからしても笑えん
795 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/25(水) 20:03:11.33 ID:Gofs1E0f0
………
リツコ「」
マヤ「」
リツコ「」
マヤ「先輩、エヴァが…」
リツコ「え?」キョトン
マヤ「エヴァが動いてました…」
リツコ「そうかしら?」シレッ
マヤ「動いてました!!ほら、初号機がオロオロしてるような動きを!!」
リツコ「動いてないわよ」
マヤ「動いてますってば!!」オロオロ
リツコ「………」
マヤ「先輩!?」
リツコ「……マヤ…」ギュ
マヤ「え…っ…」ドキッ
リツコ「…動いてなんかないわ、マヤの見間違い…ね?」スリスリ
マヤ「…あぅ…は、はぃ…」ポー
リツコ(………シンジくん…一つ貸しだからね?)
796 :ループはシンジだけだってばよ ◆TDMjmouVqg :2013/09/25(水) 20:15:39.06 ID:RR86simd0
初号機『………』
弐号機『………』
シンジ「話を戻すんだけどさ、その、おばさんがアスカと話をしたってホントに?」
弐号機『………』
シンジ「……………まずいな」
初号機『………?』
弐号機『………?』
シンジ「おばさんとアスカは話せるようにならない方が良かったんだ」
弐号機『………!!』ガーン
シンジ「あ、いや、ごめんおばさん…そうだよね、自分の子供と会話出来ないってすごい悲しいもんね、ごめんなさい」
初号機『………』コクコク
シンジ「母さんはいちいち頷かないでゲージ壊れる」
初号機『………』ショボン
弐号機『………』
シンジ「二人ともうかつずぎるよ…図体考えて」
初号機『………』ガーン
弐号機『………!!』
シンジ「元は痩せてるもんじゃなくて…」
799 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/25(水) 20:23:11.13 ID:+D8R68W00
アスカ「………あ」
初号機『………』
弐号機『………!』
シンジ「…アスカ?どうしてここに…」
アスカ「………来ちゃ悪い?」
シンジ「そんな事ないけど…」
アスカ「…ならいいでしょ?」
シンジ「………うん」
初号機『………』
弐号機『………』
アスカ「……………」
シンジ「……………」
アスカ「……………」
シンジ「……………」
初号機『…………』ソワソワ
弐号機『…………』ソワソワ
シンジ(………そわそわすんなよ…!!)
アスカ「………?」
800 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/09/25(水) 20:25:45.09 ID:M/v7yfExo
このSSの萌えキャラはエヴァに決定しましたな
802 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/25(水) 20:34:07.98 ID:5l24bBn60
アスカ「………バカシンジ、あんたあたしに言ってなかった事、あるわよね?」
シンジ「………えと」
初号機『…………』
弐号機『…………』
アスカ「…………」ジワッ
シンジ「…アスカ?」
アスカ「…なんで?なんで言ってくれなかったのよバカシンジ!!」
シンジ「…………」
アスカ「あんた知ってたんでしょ!?エヴァの事!!ママの事!!全部!!」
シンジ「…………やっぱり気づいたんだね、アスカ」
アスカ「もっと早くママと話したかったのに!!ちゃんとママが居てくれてるって早く気付きたかったのに!!なんでなんでなんでよバカシンジ!!」
シンジ「…ごめん」
初号機『…………』オロオロ
弐号機『………………』
マヤ「初号機のアクセスルートを検索、これは…サルベージプログラム?」
ミサト「…!!」
リツコ「…まさか…痺れを切らして自ら!?」
ゲンドウ「冬月」
冬月「なんだ」
ゲンドウ「後を頼む」スタスタ
冬月「おい、取り押さえておけ」
職員「…はい?」
職員2「構わないのですか?」
冬月「息子が父親に会いたがっているとして、お主達は父親が逃げようとしていたらどうする?」
職員「………司令、申し訳ありません!!」グイッ
職員2「会ってあげれはよいではないですか!!司令!!」
ゲンドウ「ふぐっ!?冬月貴様!!」
冬月「…ユイ君に嫌われるぞ碇」
ゲンドウ「…………覚えておけ…!!」
冬月「私も歳だからな、そうそう物を覚える事など出来んな」
742 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/09/24(火) 21:26:57.61 ID:ka3I7kDSO
マナーモードマダオww
743 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/24(火) 21:37:12.67 ID:hldXt2tS0
マヤ「初号機からのアクセスによりサルベージプログラムが起動!!」
日向「それ以外には特にいじられた形跡はありません、本当にそのプログラムを起動する事だけが目的のようです」
青葉「…どうしますか?なんか問題起こそうとしてる訳じゃないみたいですが」
ミサト「放置するわ、いや…シンジくんが心配な職員は初号機格納庫へ集合、おかえりなさいって言ってあげましょ!!」ニコッ
リツコ「…司令、よろしいですね?」
ゲンドウ「…………好きにしろ」
冬月「貴様も行くのだ、おい…」クイッ
職員「さあ、歩いて下さいお父さん」グイッ
職員2「息子の生還なんて喜ぶべき事でしょうお父さん」グイッ
ゲンドウ「…………」ズルズル
744 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/09/24(火) 21:40:10.64 ID:9tofcwpV0
まるでダメなオッサン
745 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/09/24(火) 21:41:46.77 ID:l5sJZifno
マジマダオwwww
この場合『まるでダメなお父さん』だな
747 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/09/24(火) 21:43:09.56 ID:BkgRUxMfo
ガチでマダオやん
750 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/24(火) 21:48:58.69 ID:lrmLO93F0
………
リツコ「………みんな行ったわね」カタカタ
リツコ「……シンジくん、一体どうやってMAGIを掌握したの?」
リツコ「…母さんなら分かるかしら?」クスッ
ピッ
リツコ「…なにかしら?」
『離婚届け受理申請』
リツコ「………初号機から…よね?」
『審議』
メルキオール『否決』
バルタザール『否決』
カスパー『承認』
リツコ「…………」
『慰謝料請求申請』
メルキオール『条件付き可決』
バルタザール『否決』
カスパー『逆請求』
リツコ「なにこれ」
751 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/09/24(火) 21:50:44.68 ID:3fKreb2Xo
女www
752 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/09/24(火) 21:51:16.31 ID:yb9sFI8Vo
奥様がお怒りにwwwwww
753 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/09/24(火) 21:51:47.69 ID:JcjZ+9Zd0
どれかが女としての母さんでどれかが研究者としての…全然思い出せねえ!誰か教えて
754 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/09/24(火) 21:54:24.56 ID:yRXpmbI7o
カスパーが女だろうよきっと
755 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/09/24(火) 21:56:54.86 ID:xTtTEq8w0
メルキオールが科学者
バルタザールが母親
カスパーが女
756 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/24(火) 21:59:23.02 ID:ZNeSFs+n0
シンジ「………ふぅ」カパッ
ミサト「シンジくん!!」
シンジ「あ、ミサトさん…」
ミサト「よかった…ホントに無事で…」ギュ
シンジ「………すいません、心配かけて」
ミサト「いいの、良いのよ…」グスッ
シンジ「………ミサトさんは、泣いてくれるんですね」
ミサト「……当たり前、でしょ?」ニコリ
シンジ「……ただいま、でいいですよね?」
ミサト「ええ、おかえりなさい」
ゲンドウ「…………」
冬月「何か言わんのか?」
ゲンドウ「……私が掛ける言葉など無い、掛ける理由もな」
シンジ「あ、父さん」
ゲンドウ「……」ビクッ
シンジ「母さんが浮気者は許さないだって」
ゲンドウ「………………………………なんのことだ」
シンジ「………ふっ…」ニヤッ
ゲンドウ「」カタカタカタカタカタカタ
冬月「愚か者が」
757 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/09/24(火) 22:04:16.49 ID:7x8xXKwAO
これはさすがに初号機に食べられても文句言えん
760 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/24(火) 22:13:07.94 ID:sFikrZvs0
アスカ「…………」
シンジ「早く謝ったほうが良いよ父さん…あ、父さん母さんに会えなかったっけ」
ゲンドウ「」
ミサト「……あの、シンジくん?」
シンジ「ミサトさん、浮気する男ってどう思います?」
ミサト「[ピーーー]ばいいのに」
シンジ「ですよね」
ゲンドウ「…………」
シンジ「サルベージプログラム作動させなかったのどうせ父さんでしょ?それも怒ってたよ」
ミサト「……話が見えないわね」
ゲンドウ「………」
シンジ「ミサトさんには近いうちに話します、話さなきゃならない事、結構あるから」
ミサト「…………真面目な話みたいね」
シンジ「はい、僕や父さん、そして…母さんの事を」
アスカ「……………」タタタ
シンジ「……?」クルッ
ミサト「シンジくんどうかしたの?」
シンジ「……いえ、誰かいたような気がして」
762 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/24(火) 22:30:44.68 ID:3x96LFD90
数日後
リツコ『全員揃ってのシンクロテストも久しぶりね…じゃあ、初めてちょうだい』
綾波「……はい」
カヲル「了解…」
シンジ「………ん…」
マリ『……わたしは?』
リツコ『エヴァが無いでしょ』
マリ『…………またおあずけかぁ…はぁ…』
アスカ(………………本当に、本当にそうなの?)
アスカ(…バカシンジの初号機にはあいつのママが居るの?なら、あたしは?あたしの弐号機には…誰がいるの?)
マヤ『………!!アスカのプラグ深度140まで下降、自ら下げている模様!!」
リツコ『アスカ?何をしてるの、危険よ!?』
アスカ「…うるさい、確めなきゃいけないのよ」
マヤ『プラグ深度さらに下降!!160!!」
リツコ『っ!!弐号機のプラグを業績排出、急いで!!』
マヤ『駄目です!!プラグ側からロックしています!!』
アスカ「………………………あ…?」
リツコ『アスカ!!』
『……………………………………………』
アスカ「……ウソ……」ジワッ
アスカ「…………ホントに…ママ…?」
763 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/24(火) 22:32:24.36 ID:3x96LFD90
強制排出が業績排出になってた、すまぬ
764 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/09/24(火) 22:37:00.67 ID:Px4Se7fDO
自動脳内変換されてたからどうでもいい
続きはよ
766 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/24(火) 22:40:54.77 ID:Bcvwyewt0
予 告
テーンテテーテテーテテテテーテテーテーンテテーテテー♪
初号機から無事に抜け出したシンジは、新たな問題に直面する
それは、嘘が招いた物なのか、それとも真実が産み出した歪みなのか
弐号機の中で涙する少女は、嘘と真実の狭間に揺れる。
次回「真実の代価」
この次も、サービスサービスぅ!!(テーテン♪)
寝る、サラダバー
768 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/09/24(火) 22:42:27.15 ID:TSxWo5Ni0
アスカ鬱にならずによかった…
769 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/09/24(火) 22:43:36.60 ID:l5sJZifno
おつおやすみー
780 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/25(水) 18:44:06.76 ID:7y31302x0
あたしは特別。
頭が良くて、周りのどんな子でも解けないような問題だって解ける、みんながあたしをすごいって言ってくる。
あたしは特別なの。
道を歩けば男の子達はみんなあたしの方を振り向いてくる。学校に行けばいろんな所にラブレターが入ってて邪魔なくらいだ、みんなあたしをかわいい、ステキ、好きだって言ってくる、それこそうんざりするほどに。
だから、あたしは特別なんだ。
マルドゥック機関から選出され、汎用人型決戦兵器エヴァンゲリオン、その弐号機のパイロットとして人類の危機に立ち向かう。そんな大任を任された超の付くエリート。
誰でもなれる訳じゃない、あたしだからこそ選ばれたんだ。
あたしが特別だから、あたしだから特別なんだ。
みんながあたしを必要だって言うはずだ。
あたしをいらないなんて言う奴なんか居ないんだ。
だから、ママが居なくたって平気。
ママが居ないなら一人で生きていける。
新しいママなんていらなかった。
新しいママしか見ていないパパもいらなかった。
あたしは特別なんだから、大人の助けなんかいらなかった。
あたしはもう大人なんだから、誰かに縋る必要なんて無い。
あたしを見てくれない奴なんかいらない。
あたしだけを見ない奴もいらない。
あたしは特別なんだ。
あたしは特別だから。
だから、あたしを見て。
781 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/09/25(水) 18:48:38.08 ID:oE7s4djGo
来てたー!支援!
782 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/25(水) 19:01:19.21 ID:97u7t4E/0
………
ミサト「………何故、あんな行動を取ったのか説明して貰える?」
アスカ「…………ふん」
ミサト「…アスカ!!貴女の行動は本当に危険な事だったのよ!?シンジくんの件、わかっていなかった訳が無いはずよ!!」
アスカ「五月蝿い…話掛けないで」
ミサト「…っ!!」パンッ!!
アスカ「っ…!!」ズキンッ
ミサト「……もう一度言うわ、訳を話しなさい…!!」
アスカ「……殴れば言う事聞くと思ってるの?子供扱いすんな」
ミサト「……アスカァ!!」
加持「止めろ葛城、お前が冷静にならないでどうする?」ガシッ
ミサト「………っ…!!」ギリッ
783 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/25(水) 19:19:14.53 ID:97u7t4E/0
ミサト「………どうしても話さないつもりね?」
アスカ「………」
ミサト「…そう、わかったわ…ならもう聞かないわ、殴ってごめんなさい」
アスカ「………もう良い?あたし出かけるから」
加持「アスカ、こんな夜遅くに何処行く気だ?」
アスカ「……加持さんには関係ないでしょ」スタスタ
バタンッ
ミサト「…アスカ、何があったの?」
加持「…………」
784 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/25(水) 19:21:39.50 ID:97u7t4E/0
第拾壱話
真実の代価
785 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/25(水) 19:34:15.49 ID:ZSC1QqP70
初号機『……………』
弐号機『……………』
シンジ「え?」キョトン
初号機『……………』
シンジ「うん、母さんはそうだろうけどさ?おばさんなんで浮かれてるの」
弐号機『……………』
シンジ「ちょっと待って?ホントに?」
初号機『…………』
シンジ「いや僕も母さんと話せるのは嬉しいけどさ、いやちょっとそれ本当に?」
弐号機『…………』コクリ
シンジ「動かないでよ!?怪しまれるから!!」
弐号機『………』ショボン
初号機『…………』オロオロ
シンジ「母さん?」キッ
初号機『………』ピタッ
シンジ「……………動いたのバレたかな?ちょっとだから大丈夫…だよね?」
初号機『………』
弐号機『………』
シンジ「…いや、ごめん謝らなくていいよ母さんとおばさん」
787 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/09/25(水) 19:39:09.50 ID:UHO8T1yE0
このシンジ君アスカママと仲いいな
788 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/09/25(水) 19:47:27.90 ID:mivj42Mgo
アスカママにとっては自分に代わって一人娘を守ってくれる男だからじゃない?
789 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/09/25(水) 19:50:33.70 ID:5Ff7qbwe0
>>788
唯一の嫁の貰い手というわけか
790 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/09/25(水) 19:52:26.88 ID:+5C9gyjAO
>唯一の
ワロt…
…笑えん
791 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/09/25(水) 19:53:29.16 ID:mivj42Mgo
い、いるだけいいんじゃないかな…?
792 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/09/25(水) 19:54:23.91 ID:+5C9gyjAO
シンジからしても笑えん
795 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/25(水) 20:03:11.33 ID:Gofs1E0f0
………
リツコ「」
マヤ「」
リツコ「」
マヤ「先輩、エヴァが…」
リツコ「え?」キョトン
マヤ「エヴァが動いてました…」
リツコ「そうかしら?」シレッ
マヤ「動いてました!!ほら、初号機がオロオロしてるような動きを!!」
リツコ「動いてないわよ」
マヤ「動いてますってば!!」オロオロ
リツコ「………」
マヤ「先輩!?」
リツコ「……マヤ…」ギュ
マヤ「え…っ…」ドキッ
リツコ「…動いてなんかないわ、マヤの見間違い…ね?」スリスリ
マヤ「…あぅ…は、はぃ…」ポー
リツコ(………シンジくん…一つ貸しだからね?)
796 :ループはシンジだけだってばよ ◆TDMjmouVqg :2013/09/25(水) 20:15:39.06 ID:RR86simd0
初号機『………』
弐号機『………』
シンジ「話を戻すんだけどさ、その、おばさんがアスカと話をしたってホントに?」
弐号機『………』
シンジ「……………まずいな」
初号機『………?』
弐号機『………?』
シンジ「おばさんとアスカは話せるようにならない方が良かったんだ」
弐号機『………!!』ガーン
シンジ「あ、いや、ごめんおばさん…そうだよね、自分の子供と会話出来ないってすごい悲しいもんね、ごめんなさい」
初号機『………』コクコク
シンジ「母さんはいちいち頷かないでゲージ壊れる」
初号機『………』ショボン
弐号機『………』
シンジ「二人ともうかつずぎるよ…図体考えて」
初号機『………』ガーン
弐号機『………!!』
シンジ「元は痩せてるもんじゃなくて…」
799 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/25(水) 20:23:11.13 ID:+D8R68W00
アスカ「………あ」
初号機『………』
弐号機『………!』
シンジ「…アスカ?どうしてここに…」
アスカ「………来ちゃ悪い?」
シンジ「そんな事ないけど…」
アスカ「…ならいいでしょ?」
シンジ「………うん」
初号機『………』
弐号機『………』
アスカ「……………」
シンジ「……………」
アスカ「……………」
シンジ「……………」
初号機『…………』ソワソワ
弐号機『…………』ソワソワ
シンジ(………そわそわすんなよ…!!)
アスカ「………?」
800 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/09/25(水) 20:25:45.09 ID:M/v7yfExo
このSSの萌えキャラはエヴァに決定しましたな
802 : ◆TDMjmouVqg :2013/09/25(水) 20:34:07.98 ID:5l24bBn60
アスカ「………バカシンジ、あんたあたしに言ってなかった事、あるわよね?」
シンジ「………えと」
初号機『…………』
弐号機『…………』
アスカ「…………」ジワッ
シンジ「…アスカ?」
アスカ「…なんで?なんで言ってくれなかったのよバカシンジ!!」
シンジ「…………」
アスカ「あんた知ってたんでしょ!?エヴァの事!!ママの事!!全部!!」
シンジ「…………やっぱり気づいたんだね、アスカ」
アスカ「もっと早くママと話したかったのに!!ちゃんとママが居てくれてるって早く気付きたかったのに!!なんでなんでなんでよバカシンジ!!」
シンジ「…ごめん」
初号機『…………』オロオロ
弐号機『………………』
シンジ「強くてニューゲーム」
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