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花山薫「・・・妹?」

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Part7
169 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/07/05(木) 00:59:39.87 ID:dkMRT4SIO
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
天内は落ち着きを取り戻し、先程までの口調で静かに話し始めた
天内「あなたに最後に仕掛けた技・・・あなたに使う以前も、相手が絶命する前に技を解いていた・・・」
独歩「・・・」
天内「あのトーナメント以後・・・警護の仕事に戻った私は、以前のようにクライアントを悪漢から守り続けた」
独歩「・・・真面目にやってたのかい」
天内「あなたと闘るまでは・・・人を傷つけることなど人として最低の行為だと考えていた」
独歩「よ~く言うぜぇ」

170 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/07/05(木) 01:06:12.16 ID:dkMRT4SIO
天内「だが・・・知ってしまった、悦びを・・・ある日、クライアントの前に銃を持った男が飛び出して来た、いつものように取り押さえ、警察に連行・・・のはずだった」
独歩「・・・」
天内「蘇ったんだ・・・トーナメントの記憶、貴方に仕掛けたあの技・・・あの時戸惑わずに、最後まで締め続けていれば・・・我に帰ると、壊れた人形が転がっていたよ」
独歩「・・・素人に使っちまった訳だ」
天内「犯罪者だ!生きている価値などない!」
独歩「おいおい、人殺しも犯罪って知ってるか?」
天内「制裁だ、天に替わって下したまでだ」

171 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/07/05(木) 01:17:04.16 ID:dkMRT4SIO
独歩「・・・それでクビになって、殺し屋に転職かい」
天内「自ら望んだことだ・・・だが、満たされない・・・一時の快楽は得られるが・・・貴方の時と違う」
独歩「・・・照れるねぇ」
天内「今回の仕事・・・運命を感じましたよ、愚地独歩先生」
独歩「う~ん・・・」
天内「さあ!始めましょう!あの時のように・・・」
『パァン!!』
天内「え?」
天内は鼻骨に弾けるような衝撃を感じると、両手を広げたままの形で、そのまま真後ろへ倒れた
ドサ 
独歩「悪りぃなあ、天内・・・」
天内「わ・・・私が・・・一撃で」 
独歩「オイラよぉ、お前さんと違って毎日毎日毎日毎日・・・努力してんのよ・・・いい歳こいて、どつき合いに勝っただ敗けただ言いながらよ」
天内「馬鹿な・・・こんな」
独歩「人殺しなんかにウツツぬかしてる奴なんかにゃ敗けらんねぇよ・・・あの時に比べたら雲泥の差だよ、克巳も烈も末堂も・・・」
天内は鼻血を流しながら床に手を付き、充血した両目で独歩を睨みつけながら、ゆっくり立ち上がった 
天内「認めない・・・」
独歩「おっ?立てるか」

172 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/07/05(木) 08:59:54.58 ID:dkMRT4SIO
独歩は天内の視線から目を逸らし、そのまま床に落とした
そして、拳を、幾多も幾多も幾多も握り締めて来た拳を、
本当の正拳を突く為の、
境地の拳を形作った
独歩「・・・目を覚まさせてやるよ、お前さんは強くなるんじゃなくて、手軽に気持ちよくなる方を選んじまった」 
天内「愚地独歩ォォォッッ!!」
飛び上がる天内、そして両腕と両脚をしならせ、独歩に絡み付こうとする
が、独歩は微動だにしない
もらった、と
天内が作った歓喜の表情に、触れる
菩薩の拳
『パアァァァン!!!!』
四肢を弾かせ、何度も回転しながら天井にぶつかり床に落ちた天内は、母親の胎内にいる胎児のような姿勢のまま動かなくなった
その顔は笑みを浮かべているように見えた
独歩「・・・気ん持ちいい~~」

173 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/07/05(木) 12:55:54.48 ID:dkMRT4SIO
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
銃口を花山の口に捻じ込んだ新垣は、見下ろした花山に哀れんだ顔をして見せたが、勝利の確信から口角が自然と上がってしまう
新垣「ク、ククク・・・喧嘩最強ヤクザの最後だ!やっと出会えた妹の側で逝きなあ!!」
妹「いやあ!!」
『ドン』
新垣「!」
花山「・・・」
妹「お兄・・・ちゃ・・・」
撃鉄は落とされた、
花山の口内で鉛の弾は高速回転しながら、血飛沫を飛び散らせ、貫通した
花山の頬を
花山は驚異の反射神経で、新垣が引き金を引くタイミングに合わせて、顔を回転させ、右頬を犠牲に致命傷を免れたのである
新垣「嘘だろ・・・・・・そんなことが・・・」
ガシッ 
花山「まだ・・・やるかい?」
花山は即座に銃を持つ新垣の前腕を、両手の平で挟んだ
そして、超人的な握力で血液の逃げ場所を無くし、
破裂させた
『パンッ』
新垣「うわああああ!!!腕がああああああ!!!!!」
飛散した自分の肉片に、発狂した新垣
花山は立ち上がり、ゆっくりと上半身を捻じり背を向けて行った
無数の散弾によってダブルのスーツは破られ、大きくむき出されていた花山の背中
そこに現れる、血液で彩られ、涙を流しているようにも見える、漢の彫り物
新垣「・・・侠客・・・立ち」
捻じられた背中の奥に装填された、拳と言う名の大砲の弾が、新垣の目に、
鐘を担ぐ侠客の残像を残して、
発射された
ググググ グォッ
『ドオオオン!』
新垣の身体に、花山の固く硬く握られた拳が激突すると、瞬時に廊下の端の壁まで吹っ飛び、そこに恐怖と絶望の表情を残して大の字に貼り付けられた
パラパラ   
妹「お兄ちゃん!」


174 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/07/05(木) 14:28:43.15 ID:dkMRT4SIO
花山「・・・フゥ」
花山は拳を振り切った勢いでそのまま床に崩れ落ちそうになるのを、踏みとどまった
そして、妹はしゃくり上げながら、駆け寄る
妹「大丈夫?!ねえ、大丈夫?!グスッ」
花山「大丈夫だ・・・あんなモン食らっても痛くも痒くもねえ」
妹「本当?」
花山「本当だ」
妹「本当に本当?」
花山「本当に本当だ、うまく喋れねえがな」
妹「・・・病院に」
花山「なあ」
妹「・・・ん?」
花山「・・・親父は、お前の母親と・・・俺のお袋がいながら・・・」
妹「・・・」

175 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/07/05(木) 14:31:00.96 ID:dkMRT4SIO
花山「・・・恨むかい?」
妹「・・・わからない、でも」
花山「・・・」
妹「お母さん・・・お父さんのバッジと、お兄ちゃんの名刺を、大事に持ってた」
花山「・・・」 
妹「きっと、私にお兄ちゃんと会って欲しかったんだと思う」
花山「・・・そうか」
妹「お兄ちゃんは、お父さんのことどう思ったの?」
花山「・・・男ってのは、そんなもんだ」

176 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/07/05(木) 14:32:00.70 ID:dkMRT4SIO
妹「ふぅん・・・ねえ、お兄ちゃん」
花山「・・・なんだ」
妹「たまに・・・本当にたまにでいいから・・・会ってくれる?」
花山「・・・」
妹「・・・ダメ?」

177 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/07/05(木) 14:41:50.59 ID:dkMRT4SIO
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
カオルは烈達のいる階から一つ下の階へ避難していた
上の様子が少し静かになったので、階段から顔を出して上を覗いてみると、白スーツの男達が脱兎の如く、駆け降りて来た
タタタタタタタタ 
「「「「「ヒイィ~~~!!」」」」」
タタタタタタタタ
情けない叫び声を上げながら、下の階へ逃げて行く一堂を見ていると、いつの間にか隣に末堂が立っていた
末堂「・・・終わったぜ」
カオル「すえっち・・・ケガ大丈夫?」
末堂「ケガあ?どっこにもしてねえよ」
カオル「・・・三階から落ちたのに」
末堂「まあな、動いてるジェットコースターから落ちても生きてたぐれえだからよ」
カオル「ふふふっ、やだあ、すえっち面白くなーい」
末堂「・・・」

178 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/07/05(木) 14:57:51.65 ID:dkMRT4SIO
カオル「ねえ、すえっち・・・」
末堂「あのよお・・・そのすえっちって呼び方・・・」
カオル「こんな時に・・・アレなんだけど・・・か、彼女とかいるの?」
末堂「・・・いるよ」
カオル「・・・そう」
末堂「・・・」
カオル「ごめんなさい」
末堂「・・・いや」
カオル「・・・今日は、ありがとうございました」
タタタタタタ
カオルは深く頭を下げると、末堂と目を合わせず下を向いたまま背を向け走り出した
すると、階段のある筈の手前の所で、何かにぶつかった
末堂と同じ匂いの、何かに
ドン
カオル「あっ、ごめ・・・グス」
汚れた道着、逞しく、優しい身体
独歩の手がカオルの肩に添えられた
独歩「だぁ~れに彼女がいるんだあ?」
烈「初耳だな」
克巳「女の子を泣かやがったなあ」

179 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チリ) :2012/07/05(木) 16:02:54.10 ID:XF2psyHD0
うんうん

180 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/07/05(木) 16:09:10.59 ID:dkMRT4SIO
末堂「じっ、自分には!空手が・・・」
独歩「へえ、空手が恋人ってか?なら、ゆくゆくは空手と結婚して、空手に洗濯してもらって、空手に飯炊いてもおうとでも考えてんのか?ああ?」
末堂「・・・はい」
克巳「・・・フッ・・・それって、誰かさんみたいですね・・・」
独歩「何笑ってやがる克巳・・・ああ、そうなんだよ、夏恵と会う前の・・・若え頃の俺と、全く同じタイプなんだよ、おまえは・・・末堂よ」
末堂「・・・え?」
独歩「俺とおまえみてぇな空手しか出来ないバカはよ、女がいなきゃ一人でケツも拭けねぇんだ」
末堂「・・・館長」
独歩「お嬢ちゃん・・・カオルだっけか」
カオル「はいっ!」
独歩「男ってバカだよなあ、好きなことやってるとな~んも周りが見えなくなっちまう」
カオル「・・・」 
独歩「どんなきっかけで、アンタがこいつに・・・惚れたか分かんねぇが・・・こんなヤツにゃあ女が必要なのよ、まあ、覚えときな」
末堂「・・・」
克巳「いいこと言うなあ」
独歩「ケッ!バッケロウ!おめえが言うと嫌味になんだよ!」

181 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/07/05(木) 16:17:15.84 ID:dkMRT4SIO
独歩は照れ臭さそうに自分の頭を撫でて、皆に背を向けた
独歩「あ~疲れた、帰るぜ」
末堂「お、お疲れ様でした!押忍ッッ!」
克巳「また母さんの蕎麦食べに行きますよ」
独歩「・・・ヘッ」
三人は階段を下って行く大きな、大きな独歩の背中を見送った
克巳「さて、俺も帰るかな・・・あれ?烈は?」
末堂「いつの間にかいなくなりましたね・・・」
カオル「・・・チャイナさん」

182 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/07/05(木) 16:37:34.89 ID:dkMRT4SIO
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
烈は既に神心会を後にし、帰路へ歩き始めていたが
ふと、脚を止め、振り返る
烈「・・・人との縁、何故、私が彼女達と出会ったのか・・・この出会いの意味とは・・・」
二人の姿を思い出し、思わず微笑む
烈「意味などいらぬか・・・大切なのは、瞬間、感じること・・・拳を交えなくとも人と人は強く繋がりを持てるのだな」 
そして烈は再び前を向き、歩み始めた
烈「良い日だった」
沈み行く夕日へと、一歩ずつ、一歩ずつ進んで行く義足の男、
烈海王
中国拳法最高峰の称号を背に、明日に向かう
万感の思いで

183 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/07/05(木) 16:42:41.35 ID:dkMRT4SIO
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
克巳は意味ありげな笑顔を残し、「じゃっ」と軽く挨拶をすると末堂とカオルを残して去っていった
カオル「克巳さん、強くて優しい人だった、烈さんも、独歩さんも・・・」
末堂は強く頷くと、軽い深呼吸をしてカオルに顔を向けた
末堂「・・・なあ」
カオル「・・・はい」
末堂「俺はよ・・・空手のこと意外なにも知らねえ」
カオル「・・・」
末堂「俺に・・・教えてくれるか」
カオル「おす!」

184 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/07/05(木) 18:09:02.94 ID:dkMRT4SIO
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
極道の世界、筋物達が命を取り合い、汚れた金を動かし、罠を張り、そして裏切る
女子中学生が首を突っ込むには、余りにも非情な場所である
妹「・・・住む世界が・・・違い過ぎるよね」
花山「・・・そうだな」
妹「お兄ちゃんと・・・一緒に・・・出掛けたり、遊びに行ったりしたい・・・わがままかなあ?」
花山「・・・こんな風貌だ・・・無理だ」

185 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/07/05(木) 23:45:15.76 ID:dkMRT4SIO
銃声が聞こえた辺りから建物に入り、様子を伺っていた木崎は、階段の踊り場で二人のやり取りに聞き耳を立てていた
木崎「・・・に、二代目が・・・めちゃめちゃ喋ってる」
花山「・・・そこに隠れて・・・立ち聞きしてる奴」
木崎「ばれてる・・・は、はい!」
花山「・・・服を・・・買いに行く」
喧嘩最強と言う肩書きを持ち、
向かって来る者がいれば、行住坐臥、叩き伏せて来た
自ら望んだ訳でも無い、生まれつきの豪腕
強くなる為の努力すら女々しいと断ずる、強烈な雄度を持ち、振るって来た、拳
そして、やがて自分と肩を並べる実力の持ち主や、自分より遥かに強い化け物の様な男達に出会った
花山は再び拳を握り、思った
この拳は、何の為に在る
強くは有るが、無双とは決して言えぬ
何故、この拳を授かった
その答えは、既に手の中にあった
そっと掌を開くと、蘇る、護るべき者の手のひらの感触
それが、目の前に
妹「・・・え?」
木崎「はい」
花山「着て、出掛ける服を買いに行く」
妹「・・・お兄・・・」
花山「・・・付き合え」
妹「・・・」
花山「嫌か」
堪えきれぬ涙は、とめど無く溢れ、かけがえの無い笑顔をつくりだす
妹は、何度も首を横に振った
花山「いいのか」
コクッ 

186 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/07/05(木) 23:46:52.37 ID:dkMRT4SIO
花山「よし・・・行くぞ」
木崎「二代目・・・もう、店が閉まってる時間です」
花山「・・・そうか」
木崎「念のため・・・調べてみます」
花山「・・・ああ」
タッタッタッ 
花山「・・・」
妹「・・・」

187 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/07/05(木) 23:48:34.08 ID:dkMRT4SIO
花山「・・・」
妹「・・・お兄ちゃん」
花山「・・・なんだ」
妹「ギュッてしていい?」
花山「・・・ああ」
ギュッ
 
妹「・・・お兄ちゃん」
花山「・・・」
妹「大好き!」 
~おしまい~

188 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/07/05(木) 23:51:06.82 ID:tBxr/FLAo
どこをギュッとしたんだろうか
おつ


189 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/07/05(木) 23:51:12.83 ID:dkMRT4SIO
ありがとうございました

190 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2012/07/06(金) 00:01:09.88 ID:cwpN5OFFo


191 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) :2012/07/06(金) 00:06:54.44 ID:2lLVTKOj0
カオル「すえっち、私のスーパーマン」
って感じになっちゃうのかな。
乙でした。

192 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/07/06(金) 00:16:27.37 ID:0debQ/tTo
面白かった おつかれさま

193 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/07/06(金) 00:29:18.86 ID:37ONUIvlo


194 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/07/06(金) 01:55:56.97 ID:SOd4FcQIO
最後まで読んでくれた人達ありがとうございました

195 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/07/06(金) 02:29:49.02 ID:ufym6NHHo
おもしろかった
おつー

196 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/07/06(金) 05:01:56.62 ID:kcCe0J8no
乙!たのしかったぜ!

197 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2012/07/06(金) 06:25:34.80 ID:UW+wzL0AO

面白かった

198 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/07/06(金) 07:45:47.44 ID:aMbYXDxIO
面白かった乙
これ服屋いくぞって行ってるけど花山の頬はぶち抜けてるし背中はショットガンで穴だらけだし流石に病院いけよ…と思ってしまう

199 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/07/06(金) 08:24:53.84 ID:SOd4FcQIO
>>198
そうだわ

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