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俺のしょうもない思い出を話そうと思う。誰か聞いて

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Part10
236 :◆Jv4G8upKnw :2014/07/31(木)22:19:21 ID:NxZVmT20u
オレは意を決して声をかけた。
ただ、言葉選びを間違えた。
オレ「だ、大丈夫だよ……!」
社長モードが切れてしまってたのか、いや、適当な上っ面だけの言葉をかけてしまった。
たぶん、それが間違っていた。嘘はついてないけど、間違った。
S子「大丈夫じゃない!!この変なチカラをどうにかしないと傍にいれないの!!!!!」
S子は怒鳴り、俺を睨みつけていた。
その途端、体が動かなくなった。
金縛りだろう。それ所か、締め付けられてるような、嫌な空気が辺りに立ち込めている様な気がした。
生ぬるい空気が俺を包み込んでいると言うべきだろうか、
植物園の熱帯雨林ゾーンの中の湿度高めのような空間だ。
S子「適当な言葉を言わないでよ!!!!私は……私は……」
そう言いながらS子は頭に手を当てて、過呼吸になって、暴走していた。

237 :◆Jv4G8upKnw :2014/07/31(木)22:25:20 ID:NxZVmT20u
S子「本当に嬉しかったんだよ。
 オレさんに会えて、オレさんが話しかけて来てくれて。
 オレさんは優しいし、どんな状況でも明るい言葉をかけてくれた。
 楽しい話もしてくれた。でも……それなのに、私は……!
 オレさんに酷いことをしてしまった……!!それが許せないの……!!嫌なの!!!
 分ってよ!!!!!!!!!!!!!!」
意識が飛ぶんじゃないかと言うほど、強い衝撃を頭に受けた。
いや、物理的な衝撃じゃないけど、ガクンッとなる様な。
そんな摩訶不思議な衝撃だった。
ただ、それを受けてから、俺は”変なモノ”が見えた。
S子の周りを黒いモヤが包み込んでいる、そんな感じの様子が見えた。
S子は気が付いていないのだろうが、そのモヤはしっかりと足に纏わりついている。
オレは本能的に察した。このままじゃ、S子が危ないと。

238 :◆Jv4G8upKnw :2014/07/31(木)22:35:10 ID:NxZVmT20u
ただ、どうしようもできない。
それも本当だった。
だんだん泣き声が大きくなるにつれ、S子の周囲のモヤは濃くなっていく。
オレは、それをどうにかしたかった。何となくフーフーしていた。
意味はもちろんなかった。
それに、だんだんと身体を縛り付けるチカラが強くなってきている様な気がした。
意識も飛ぶんじゃないかと言う衝撃も、度々飛んできている。
S子、元気になってほしい。笑ってほしい。
そんなに泣かないでほしい。またお話ししよう、とか、心の中で凄い念じた。
S子は「オレさんに、オレさんに……っ!」
どうしようもできないだろう。
下手したら俺は、これで死ぬのだろうか?死因は心臓発作かな?熱中症かな?テクノブレイクはないよな?
ネトゲもう少しやりたかったなー、次のアプデどうなるのかなー。
社長やニトや専門に謝りたいなー、そう言うのも全部やれなくなるのかなー。
ネットで馬鹿なスレみたいな、SSの続きみたいな、あのラノベの続きどうなるんだろう。
オレは思った。
そ れ で も 良 い 。 S 子 を を ど う に か し た い 。
??「オレ君、コッチだッ!!!」
俺の後ろから若い声が聞えた。
そ の 願 い は 通 じ た の だ 。

239 :名無しさん@おーぷん :2014/07/31(木)22:36:03 ID:tn00BBXEQ
なんと!

240 :◆Jv4G8upKnw :2014/07/31(木)22:38:25 ID:NxZVmT20u
親父は、オレがS子に会うことを想定していた。
止めても会いに行くなーっと親心ながら分っていたらしい。
それで親父と同じように上京した”ある人”を呼んでいたのだ。
親戚からもそうするように頼まれていたその人は、俺も”よく知る人”だった。
オレ「あれ……?」
本当に突然だった。
後ろから、誰かが俺の名前を呼んだ。
その途端、身体がフッと軽くなったんだ。
声がした方を振り向いた。
ーー北海道に行くたびに、よく遊んだ”従兄”だった。


241 :名無しさん@おーぷん :2014/07/31(木)22:39:32 ID:tn00BBXEQ
従兄弟か!

242 :◆Jv4G8upKnw :2014/07/31(木)22:50:26 ID:NxZVmT20u
従兄「今だ、こっちに来なさい!オレ君!!」
久しぶりに見る従兄は手にうちわのような、妙な道具を持って、オレをの方に叫んでいた。
歳は俺より上だが、たしか医者になる為に、東京の医大に入学したとは聞いていた。
イケメンで、元バスケ全国大会出場者で、医学生、背はもちろん高い。
運動神経がよく、ヘルプでバレーの大会にも出ていたと聞く。
俺とは住む世界が別の人間だ。
短大で文系、とは言えFランを卒業したオレと比べれば、明らかに優秀な人だ。
そんなのは別としても、東京に近いとは言え、ここに来ているとは思わなかった。
従兄「はやく!!早くコッチにきなさい!!!!」
従兄は必至に怒鳴る様に俺に行っている。
うちわを俺へ向け、鈴(?)みたいな金具を鳴らしていた。
ワゴン車のドアが開いていて、そこから、祖父や祖母が手招きしていた。
オレは、久しぶりに会う従兄や、この窮地を救ってくれる状況に感謝しながらも。
従兄「えッ!?」
力がみなぎった。
不思議とやましい感じじゃないけど、滾った。
従兄や祖父祖母には申し訳ないなーって、思った。
でもしょうがないよ。気が付いたら
S 子 の 方 へ 走 っ て た 。 
迷う暇もなかった

243 :◆Jv4G8upKnw :2014/07/31(木)22:51:21 ID:NxZVmT20u
S 子 は と て も 驚 い た 顔 を し て い た 。
可愛かった(´∀`*)
いいよ、可愛いから許すよ。許せるよ。
お願いだから元のS子に戻って、またお話ししよう、S子は優しい子だし、良い子だって、オレ知ってるよ。
ヤンデレ化してたと思う。
頭の中で何回も「S子」連呼してた。
もう頭の中本当に。
S子S子S子S子S子S子S子S子S子S子S子S子S子S子S子S子
S子S子S子S子S子S子S子S子S子S子S子S子S子S子S子S子
S子S子S子S子S子S子S子S子S子S子S子S子S子S子S子S子。
と言う具合だった。変態だった。
それでもいい。死んでもいい。
これが覚悟を決めると言うことなのだろうか。
妙に冷静で、妙に時間が無く感じれて、妙に幸福感に溢れていた。
俺は、家の前で泣きじゃくるS子へ一直線だった。

244 :名無しさん@おーぷん :2014/07/31(木)22:52:17 ID:tn00BBXEQ
怒涛の展開やでー!

245 :◆Jv4G8upKnw :2014/07/31(木)22:56:48 ID:NxZVmT20u
S子「来ないで!」ってありがちなセリフを叫んでた。
オレは「いいねー萌えるねー(´∀`*)」と声には出さないが、変態モードで突撃した。
S子は、何回も「来るな来るな!!」って叫んでいた。
うん、たしかに、そう嫌がるたびに、俺の身体に、もの凄く重いぬるい塊が張り付いた気がした。
ガクッと、意識が後ろに飛ばされると言うのだろうか、
先ほどとはくらべものにならないほどの衝撃を受けたが、不思議と意識は飛ばなかった。
にしても……
そう嫌がるS子も可愛かった。そう可愛いから、話がしたい(´∀`*)
童貞拗らせ気味に、S子より暴走気味に、S子へ突撃した。

246 :名無しさん@おーぷん :2014/07/31(木)23:01:12 ID:tn00BBXEQ
親戚、真っ青な展開やで!

247 :◆Jv4G8upKnw :2014/07/31(木)23:06:23 ID:NxZVmT20u
家の前に来た時には、S子はぶるぶると震えていた。
なんだろう……今思い出すと、凄くいけない同人誌のような感じだったと思う。
オッサンが鼻息荒あげ、笑顔で、震えてる女の子を追い詰めてるでしょ?
そのサークル並びますわ。買いますわ。
S子「……なんで来るんですか?」
泣きながらS子は言った。
涙が流せないS子だが、泣いているんだとオレは直に分かった。
S子「これ以上、貴方に迷惑かけたくないんです!!」
S子が強がって睨んでくる。
うーん、かわいいね、いいよ、いいよ、なんでも聞いてやるよ。
S子「もう傷つけたくない、迷惑かけたくない……嫌だ……
 分かったんじゃないの?今ので、今日ので、うんうん、違う……。
 一昨日の所で、私が変な子で怖い子だって、分かったんじゃないの!?ねえねえ!!!」
ガツーンっと、俺の頭に衝撃が来る。
ただ、不思議とニッコリとした。言っておくけど、Mじゃない。
オレ「全部知りたい?」
S子「……うん」
オレ「初めて会った時から、S子のことは怖いと思ったよ。」
S子は「やっぱり……」と言った表彰で暗くなる。
オレ「夜中なんか、親父と一緒に寝ちまったよ。怖かったさ。
 次の日あったよ、左腕が変色して焦ったよ。怖かった。
 警察官に変なことしてたよね、あれ見てて怖かったよ。
 植物園で木がメッチャ強く揺れた時は、死ぬかと思ったぐらいだ」
S子はまた泣きそうになる。
オレ「最後に、植物園でオレの意識が飛んでしまったことだね……もちろん、怖かったさ」
S子「じゃあ、なんでよ!!!!!」
また、ガツーンと、俺に変な衝撃波が飛んでくる。本当になんなんだこれ。
オレ「……ふぅ、それ以上にS子が勝手に居なくなるのが怖いんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!
 そう不安になって、心配になって、何が悪いんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
俺は中二病モードに突入していた。
……いや、嘘。マジで本音だった。
S子

248 :◆Jv4G8upKnw :2014/07/31(木)23:10:30 ID:NxZVmT20u
オレ「たしかに、怖いよ。今みたいのだって怖いよ!!見てよ震えてるんだぜwwww」
と、ガクガクした足を指さす。
自分で言って気が付いた、足が震えていた。
オレ「でもな!すごくS子のことを探したんだよ!!ほんとうだよ!!!」
S子「……。」
オレ「なんでだろう、なんで伝わらないの!?ねえ!?俺が童貞だから!?」
S子「……。」
オレ「今さっき、家の前にいてどれだけ嬉しかったか、分かる!?」
S子「……。」
オレ「図書館で雄叫びあげちゃうぐらい、俺が寂しい思いしたの分かる!?」
S子「……。」
オレ「家族にな、S子のお祓いしようってなったんだけど、それだって凄く嫌がってるの!!!!!」
オレ「S子、居なくならないでよ……」
気が付いたら、何故か俺の方が号泣してた。

249 :◆Jv4G8upKnw :2014/07/31(木)23:12:34 ID:NxZVmT20u
ばっかだよね。結局俺泣いてたよ。
誰かを励ます時は、気丈に振る舞ったり、その人より早く心折れちゃだめだって、
ネトゲのマスター(社長)で学んだんだけど、俺が泣いちゃってるの。
失敗したかなーって、思った。
だって、そうやって叫んでいる間も、どんどんS子の周りの黒いモヤが濃くなっていくだもん。
最後言い切った時なんか、S子の下半身は見えなくなっていた。ただ、ある意味、そこで止まってたのかもしれない。

250 :◆Jv4G8upKnw :2014/07/31(木)23:16:50 ID:NxZVmT20u
S子「……オレさん」
オレ「なにィ!?」(少し声が裏返った
S子「……本当にごめんなさい」
オレ「ーーうん、いいよ(´∀`*)」
即答、即返答、すごーっく、あっさり。
俺はここで許した。
もちろんS子のほうは納得してなさそうだったけど。
S子「ごめんね、勝手に考えて……でも、考えるほど駄目になってて」
オレ「はっはっはw俺もそう言うことしょっちゅうだよ!ww」
S子「本当にオレさんに、迷惑かけたこと、どうしても謝りたいと思ってたの、それは本当だよ」
オレ「大丈夫大丈夫、分かるって!」
号泣しながら、オッサン、笑顔。
通 報 待 っ た な し 。
通報されなかったけどね。

251 :◆Jv4G8upKnw :2014/07/31(木)23:22:21 ID:NxZVmT20u
その後、何を話したか、あんまり覚えてないけど、
只管やまってくるS子に、オレは「いいよいよ!」って泣きながら言ってた気がする。
S子は、オレに迷惑をかけた事が本当に許せなかったそうだ。
自分が自分を許せないって言う状況ほど、惨い事はこの世界無いなーって、この時知った。
オレ「もう、暴れないでね。大丈夫だから、落ち着いて」
そう、その時には、もう謎の揺れや金縛りとか衝撃波とか飛び交っていなかった。
その事を伝えて「ほら、大丈夫じゃん!落ち着けば!」って俺は言ってあげた。
S子は、やっぱり納得してない様子だけど、「オレさんが言うなら」って言う感じで落ち着いてた。
まあ、俺が一番うれしかったのは、何より。
オレ「S子さん、居なくなるとか言わないでね!」
S子「…………はい!」
S 子 、 笑 っ て た 。
ニコニコしてた、すごく明るく笑ってた。
俺の心は温かくなった、幸せになって、幸福感ぱねぇってなった。
いつの間にか、理性が外れてS子に抱き着こうとしてたけど、
スカッてなって、それ見てS子が「怖いよ……w」とか笑って、俺も笑って。
何より、気持ちが落ち着いて、幸せだった。

252 :◆Jv4G8upKnw :2014/07/31(木)23:26:22 ID:NxZVmT20u
従兄「あ、あの……オレ君……」
大分時間が立ってからだろうか、ものすごーーーーーーーーーーく苦笑いしながら従兄が言った。
俺は忘れてた、急に恥ずかしくなって顔が熱くなる。
従兄「そ、その……うん、よかったね」
肝心に不審者を見る、あの俺が痴漢冤罪で捕まった日の乗客たちの目を向けられていた。
祖父「うむ……好きなのか……」
祖母「なんとま…………」
ひ孫の顔を見せることは、今も叶う気配ないけど、この時「ごめん無理だ!」って感じた。
従兄「えーっと、ごめん、状況整理しよ」
オレ「えっと、何から話せば……」
従兄「とりあえず、オレ君は、そのモヤモヤした人影が見えてる訳だね?」
オレ「え?モヤモヤ?」
従兄「え、ちがうの?」
オレ「カワイイ女の子が……」
従兄「え……、どういうことだ、全く分からないぞ、困ったなぁ……」

253 :◆Jv4G8upKnw :2014/07/31(木)23:31:02 ID:NxZVmT20u
その後、S子を門の前に待ってもらい従兄とオレ、祖父、祖母は家の中へ上がった。
オレ「うわーぉー……」
思わず声が漏れた。
従兄「……どうしよう、すごいな、これ」
従兄は一生懸命うちわを振っていた。
家の中は悲惨なことになっていた、と言っても玄関、祖父祖母の部屋だけだが。
まず、祖父・祖母の部屋はタンスが全て飛び出し
仏壇のところ以外、全て嵐が過ぎ去ったようになっていた。
玄関も似た様に、棚から靴が飛び出し散乱している。
あとから来た、祖父と祖母が後片付けしていた。

254 :名無しさん@おーぷん :2014/07/31(木)23:36:31 ID:4066L6vbY
変態モードwwwww
とりあえずS子が黒いモヤに飲み込まれなくてよかった

255 :◆Jv4G8upKnw :2014/07/31(木)23:40:31 ID:NxZVmT20u
従兄「どこから、話せばいいかな……」
と言いながら、話し始めた。
俺が熱中症(S子に触れられた)日の翌日、従兄に電話が来たそうだ。
幸いなことに、丁度従兄は夏休みに入り、適当に過ごそうとしていた所だったらしい。
とは言え、20日あるうちの半分以上を講習に当ててたそうだ。
ちなみに俺に関わる為に、今週中は全てキャンセルしたとの事。単位は問題ないらしい。
従兄の母、つまり、親父の妹(叔母)から電話が来たそうだ。
叔母「オレ君が危ないみたいなんだ」
従兄は、昔から自分の家がどういう家系かは知って居たそうで、お祓いをしているも知っていた。
叔母「でね、親父さんが、そんな危なくてもオレ君が会いに行きそうなんだって」
親父から、叔母に伝わった内容が判明した。
まず、俺は幽霊に憑りつかれたと思っていたらしい。
オレ(間違っている様な、間違っていない様な……(;^ω^))
そして、その憑りついた霊は、相当強く昔、オレに憑りついた地縛霊クラスかも、と言ったらしい。
オレ(大げさな……と思うが、大げさでもないかもしれない(´∀`;))
その地縛霊の時がどういう感じであったか分からないが、事故死した女性の方で、怪奇現象が酷かったらしい。
記憶にないけど、従兄は運ばれてきたオレを見ていて、俺が「アハ、アハハハハッ!」と女の声で笑ってたと言った。
俺の中二設定能力がカスタマイズされた。


256 :◆Jv4G8upKnw :2014/07/31(木)23:47:01 ID:NxZVmT20u
叔母「お守りに預けたうちわを使いなさい!」
曰く、北海道の祖母自家製の魔除けらしい。
ちなみに効果は、さきほどのオレの金縛りを打ち飛ばした時点で、バッチリだ。
従兄「それでオレ君の傍に結構いたんだよね……w」
親父とコンタクトを取り、俺の動向を観察していたらしい。
しかし、徒歩の従兄に対して、自転車の俺で、慣れない町。
迷子になりまくって、酷かったそうだ。
従兄「……で、一時間ぐらい前、おあばちゃんから電話があってね」
北海道の祖母から電話が来たそうだ。
祖母「急いで、○○(親父)の家に行けー!!!!!」
従兄「夢に出るような声だったよwただ、直に伯父さん(>>149)からも電話があってね……」
そして直に駆けつけ、祖父と祖母を、我が家のワゴン車に乗せ、逃げたのだと言う。
その途中、とてつもなく巨大な黒いモヤの塊を見つけ、その塊がオレの家の前に止まったのを確認。
祖父と祖母、従兄で、念仏を唱えていたそうだ。
従兄「効果はなかったどころか、オレ君が横通り過ぎるの見逃したけどね……w」
S 子 は や っ ぱ り 凄 い 子 だ。

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