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とんでもない彼女は強盗

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Part10
294 名前:1 ◆hxOL7r2r.Y :2008/04/16(水) 10:55:52.56 ID:MVM9NCzC0
電車に乗って大阪南港に向かった。
この広大な場所はいつきても閑散とした雰囲気がある。
いや。きっと人はたくさんいるのだろうが
広すぎてそう感じてしまうのだろう。
俺はこの場所が好きだった。
華と並んで岸壁に腰かける。
華は泣き疲れたのだろうか、頭を俺の肩に乗せてボーっと海を眺めている。
俺は考えていた
どうやって華に愛情を注げばいいのか・・・を

297 名前:1 ◆hxOL7r2r.Y :2008/04/16(水) 10:56:49.39 ID:MVM9NCzC0
そんなことを考えているとそっと華が喋り始めた。
「ぅち・・やっぱり精神病やったんやなぁ・・・」
「・・・・・・・・」
俺は言葉に詰まる。
「ぅちの病気は治らへんねんなぁ・・・大人になっても・・・お婆ちゃんになっても・・・」
「そんなことないで!先生も言うてたやろ?治りにくいけど時間掛けたら必ず治るって」
「ほんまに・・なぉるん・・・かな・・・??」
「治る。絶対治るで!華があの先生に会いたくなったら俺が連れていったるからな!」
「ぅち・・・ぅち・・・自分がこわぃねん・・・」
そう言って華は目に涙を溜める。
これは華の特徴の一つかもしれない。華は滅多なことでは大泣きしない。
まずは目に涙を溜めて堪えようとするのだ。
俺はそんな華を見る度にたまらない気持ちになっていた。
華の頭をそっとなでてあげる。
「思いっきり泣いてもええで?」
そういうと華はまるで子供みたいにワンワンと大泣きをしたのである。

300 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/16(水) 11:00:39.84 ID:T2FrKlv5O
まだパンツ脱いだらダメ?

303 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/16(水) 11:03:24.62 ID:rTW/pZU90
出会いは、鉄パイプで殴られたような衝撃だった・・・
それは衝撃的な出会いから始まる、三十路間近と中学生の話
「華!また盗んだやろっ!?」
「ごめん、またやってもうた」
盗み癖の彼女
「まさか吉村・・・」
「>>1の奴、中学生と付き合ってるんですよ(笑)」
後輩にも裏切られる>>1
レールから外れた二人に戻る世界はあるのか?
二人で作り出す家族愛を描いたヤンデレラブストーリー
「ほんま、USJたのしかったでぇ…ありがとぅな」
—現在進行中—

304 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/16(水) 11:05:41.81 ID:71NkAxsm0
>>303
これはキモイ


307 名前:1 ◆hxOL7r2r.Y :2008/04/16(水) 11:08:26.76 ID:MVM9NCzC0
その日から俺は終始
どうすれば華が愛情に満たされるのかを考えた。
あの家ではダメだ。あの母親ではダメだ・・・。
華はまだ14歳。家族や家庭の温もりが必要な年の筈・・・。
俺はある考えに行き着いた。
華を俺の実家に連れて行こう。
1度家族の団欒というものを味あわせたらどうだろう?
俺は5人家族で育った。
まじめで仕事熱心な父親。料理好きの母親。
よくケンカもしたけど比較的仲の良かった兄貴2人。
俺は末っ子だった。
愛情たっぷりかどうかまでは分からなかったが
比較的普通の家庭で育ったとは思う。
しかし・・・。実家に華を連れていくには
それなりの段取りがある。
そう・・・華のことを家族に伝えなければならない。
華がまだ中学生であること。
華の家庭環境。
窃盗癖があること。
心の病であること。
そして鉄パイプで頭をカチ割られた出会い・・・。
親がこれを聞いて腰を抜かさないか?非常に不安であった。

308 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/16(水) 11:08:37.18 ID:J7rrNAda0
一緒に居ないとまた窃盗してしまう→そうだ一緒にパン屋でもやるか!

309 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/16(水) 11:09:36.37 ID:rTW/pZU90
>>308
お前のパンはお荷物だ

310 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/16(水) 11:11:44.83 ID:sZorYEU60
>>308
パン屋になって毎晩パンパンッするとな?

314 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/16(水) 11:12:53.46 ID:GRnfAhL3O
1の親父「通帳無くなったぁぁぁぁ」
1の母「貴金属消えたぁぁぁ」

315 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/16(水) 11:15:21.04 ID:/OtJM9aY0
1「華の心の病が消えたぁぁぁぁぁ」

316 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/16(水) 11:16:03.06 ID:dxTJzsMB0
1の上の兄「現金無くなったぁぁぁぁ」
1の下の兄「レアグッツ壊されぁぁぁ」

318 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/16(水) 11:17:24.10 ID:T39KRZGj0
>>314
それ地味にリアルじゃね?

322 名前:1 ◆hxOL7r2r.Y :2008/04/16(水) 11:22:29.83 ID:MVM9NCzC0
俺は先に華に聞いてみることにした。
14歳の子供が果たして29歳独身男の実家になど行きたいだろうか?
例の公園で華に聞いてみた。
すると・・・
「すごぃ!1の実家にぃけるのん??ぃきたぃ!!絶対ぃきたぃ!!」
意外なくらい喜んだ。
「1のぉっちゃんとぉばちゃんに気にぃられるよぅに。。ぉしゃれせなぁかんな!ぅんっ!」
まぁ程々のお洒落にしてくれた方が助かる。
はしゃぐ華を見て決意した。
うっしゃ!がんばって親に話してみますかっ!!
その夜、華を送って自宅に帰ると早速実家に電話をした。
父親が電話に出る。
「久しぶり〜1やけど。元気にしてる??」
「おお〜。1か。元気やぞ!どしたんや?電話なんか珍しい」
「うん・・・。実は次の休み女の子連れてそっち行きたいねん」
親父は少し驚いた様子だったが、それでも嬉しそうに
「分かった母さんに言うとく!ご馳走作ってもらっておく」
俺はこの父親の喜びを今からブチ壊すのか・・・。
そう思うと少し心が引けた。
「実は親父・・・。その子の事で少し話があるねん」

327 名前:1 ◆hxOL7r2r.Y :2008/04/16(水) 11:27:24.80 ID:MVM9NCzC0
俺は華の事を包み隠さず父親に話した。
14歳であること。
窃盗癖があること。
母親や弟のこと。
病院に行ったこと。
そして・・・鉄パイプで殴られたこと。
全てを矢継ぎ早に話した。
あとは父親の度量に委ねる。
父親はさすがに最初のテンションは消えていた。
でも黙って俺の話を最後まで聞いてくれた。
そして親父は言った。
「分かった母さんには話しておく。とりあえず1度連れてきなさい」
YESともNOともとれない反応だった。

328 名前:1 ◆hxOL7r2r.Y :2008/04/16(水) 11:28:15.49 ID:MVM9NCzC0
少し10分だけ休憩させて下さい。

330 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/16(水) 11:29:24.27 ID:/OtJM9aY0
>>328
スレはまかせとけ!

332 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/16(水) 11:30:39.69 ID:iKR0C9YO0
>>330
お前にまかせるから、
何か面白いことでもやってくれ

333 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/16(水) 11:32:00.28 ID:OhAQv5950
釣り大量入れ食い?

335 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/16(水) 11:32:21.09 ID:jye3DAvt0
なぁお前ら・・
俺のサイフ無くなったんだけど・・
知らないよな?


343 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/16(水) 11:39:30.70 ID:GRnfAhL3O
釣りというか、パクってる可能性はあると桃う。
2年前の事をセリフとか描写上手いし、この短時間で文章推敲するのは難しいかと桃われ

344 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/16(水) 11:43:21.63 ID:hesLhuUhO
>>343
モモーイ(゚∀゚)

346 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/16(水) 11:44:14.24 ID:3QCqIqD80
>>343
うん。俺もそう桃う

347 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/16(水) 11:44:26.59 ID:uz4HK0g+O
華「釣り…とぃうか…パクってるかのぅせぃは…ぁるとぉもぅ…」

351 名前:1 ◆hxOL7r2r.Y :2008/04/16(水) 11:45:05.32 ID:MVM9NCzC0
次の土曜日。
俺は華と実家に帰ることにした。
華とは駅で待ち合わせ。
お洒落すると張り切っていたが果たしてどんな格好をしてくるのか?
駅で待っていた華は・・・。
グレーのワンピースに黒のブーツ。
華のスカート姿は初めて見た。
それは小さなお嬢様だった。
俺は華に声を掛ける
「そんな服持ってたんや!?」
華は不安そうに俺の顔を見る?
「変かなぁ〜ぅち・・??」
俺は首を振って答える
「めっちゃ可愛いよ。今までの華の中で1番可愛いわ」
その言葉で華のテンションは上がりまくった。
「ほんまぁ〜♪めっちゃぅれしぃわぁ♪♪」
「やっぱり1のぉっちゃんとぉばちゃんにぁぅんやから
マジメなカッコせなぁかんと思ったねん〜」
そう言って恥ずかしそうにハニカム華は本当に可愛かった。

354 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/16(水) 11:46:30.89 ID:QiJNHXDu0
その服どう入手したのかは聞かない

355 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/16(水) 11:46:49.56 ID:jye3DAvt0
服はどこから・・・

356 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/16(水) 11:47:04.64 ID:WoW3wywW0
>ハニカム華
脳内華がプロレスラーになっちゃった('A`)

359 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/16(水) 11:48:00.98 ID:dxTJzsMB0
ハニカム華・・・リングネームに見えたww

361 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/16(水) 11:48:26.27 ID:dxTJzsMB0
>>356
('A`)人('A`)カブッチャッタ

364 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/16(水) 11:49:49.22 ID:WoW3wywW0
>>361
凶器鉄パイプw

365 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/16(水) 11:50:59.38 ID:dxTJzsMB0
>>364
そこは譲れないねww

374 名前:1 ◆hxOL7r2r.Y :2008/04/16(水) 11:55:50.73 ID:MVM9NCzC0
俺の実家までは電車で2時間。
途中2度の乗り換えがある。
華は終始ご機嫌だった。
「1とこんなに電車乗ったことなぃなぁ〜!なんか旅行みたぃで楽しぃなぁ♪」
しかし実家の駅が近づくにつれさすがの華も緊張してきたようだ。
「ぅわ・・・。めっちゃ緊張するぅ。1のぉっちゃんとぉばちゃん
ぅちのこと気に入ってくれるかなぁ〜」
子供の華にとって今回の件は婚約者の紹介だと認識しているのだろうか??
そんな華が可愛かったのでまぁ良い。
とうとう実家に到着した。
家の玄関を開けようとしたら華に止められた。
「1・・・ちょっと待って。心の準備する・・・」
そう言って深呼吸する華。
俺は華の心の準備が出来るまで待った。
「ぇぇで。心の準備・・・できた」
さて・・・。両親が華を見てどんな反応をするのか??
それは俺にも分からない。
いざっ!!実家の玄関を開けた!!

379 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/16(水) 11:58:24.43 ID:GRnfAhL3O
1「家間違えちった、てへっ」
…ゴチン

381 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/16(水) 11:58:42.08 ID:eIb34a3LO
wktk

389 名前:1 ◆hxOL7r2r.Y :2008/04/16(水) 12:04:02.05 ID:MVM9NCzC0
「たばいま〜帰ったで〜」
俺は玄関でそう言った。
靴を脱ぐ俺。
華はカチカチになってまるで人形のように動かない。
相当緊張している様子だ・・・。
奥から母親の声がする「おかえり〜」
そう言いながら母親が走ってきた。
華は俺の母親を見て必死に挨拶をしようとした。
もしかして家で練習をしていたかもしれない・・・・。
「ぅち・・ぅち・・華です。」
華はやっとこさそう言った。
これが華なりの最大限丁寧な挨拶なのだ。
ちなみに華の敬語「です」はこの時初めて聞いた。
俺の母親はそんな華を見てニコッっと微笑むと
「華ちゃんいらっしゃい。さぁどうぞ上がってね」
そういって華の荷物を持ってあげた。

390 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/16(水) 12:04:45.29 ID:/OtJM9aY0
たばいま?

397 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/16(水) 12:12:35.89 ID:ipgtEb3OO
>>390
た(ら)ば(蟹の足が6本で9800円。)いま(なら毛蟹も付いてお値段なんと9800円。)
の略じゃね?

391 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/16(水) 12:04:54.00 ID:jye3DAvt0
です・・だと・・・

392 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/16(水) 12:05:46.10 ID:/OtJM9aY0
「おまえ1のババァか?」

396 名前:1 ◆hxOL7r2r.Y :2008/04/16(水) 12:11:32.15 ID:MVM9NCzC0
リビングに入ると母親は紅茶を出してくれた。
そして母親が華に話掛ける。
「華ちゃん小さくて可愛いね〜。」
華はなんと答えていいのか分からず
モジモジしている。
そんな華を見て母親は話続ける。
「おばちゃん男しか子供おれんかったから
華ちゃんみたいな女の子が欲しかったんよ」
華は
「ほ・・・ほんまですか・・??」
と言いながらも顔を真っ赤にしている。
そういえば父親がいない
「親父は?今日休みやろ?」
母親に聞いてみる
「なんか休日出勤らしいわ。6時には帰るみたいやで」
ふ〜ん。そうなのか。
父親と母親。
対面を一気に済ませられなかった華を少し気の毒に思った。
華はまた緊張しなければならないのだ。

400 名前:1 ◆hxOL7r2r.Y :2008/04/16(水) 12:14:40.19 ID:MVM9NCzC0
ちと疲れで誤字がさらに多くなってきました。
パー速にコピる時直して頂けると幸いです

405 名前:1 ◆hxOL7r2r.Y :2008/04/16(水) 12:16:21.05 ID:MVM9NCzC0
ちょいまた10分休憩ください
すごく疲れますた

410 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/16(水) 12:18:03.21 ID:sL/hqn4u0
>>400
誤字くらいおk
疲れてるなら無理はするなよ
どうせパー速あるんだし

413 名前:1 ◆hxOL7r2r.Y :2008/04/16(水) 12:18:46.15 ID:MVM9NCzC0
>>410
ありがとう

411 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/16(水) 12:18:04.03 ID:kpDsoXI10
何時に戻ってくるって言って一回休めば?

417 名前:1 ◆hxOL7r2r.Y :2008/04/16(水) 12:19:28.29 ID:MVM9NCzC0
それじゃ13時まで休憩下さい。
少し散歩してきます

425 名前:1 ◆hxOL7r2r.Y :2008/04/16(水) 12:24:36.21 ID:MVM9NCzC0
そういえば前スレにあった華のイメージ図
上手かったですねー。
華はあれより髪が長い感じです

429 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/16(水) 12:27:55.76 ID:GRnfAhL3O
散歩池w

434 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/16(水) 12:35:56.78 ID:4OuJCgzf0
仕事が手につかねええええじゃねええええかあああああ!!!!!
続きが気になるなるなるなるーべでるち!!!!!!!!!

453 名前:1 ◆hxOL7r2r.Y :2008/04/16(水) 13:08:27.58 ID:MVM9NCzC0
それにしても・・・。
こんなに緊張している華を見るのは初めてだ。
俺の頭を鉄パイプで割った華。
それがまるで借りてきた猫状態。
今日のタメに一生懸命お洒落して
ワンピースを着て張り切っていた華が今は恥ずかしそうに
下を向いてモジモジしている。
なんかそんな華がとても可愛く思えた。
「あ〜。そやそや。おばちゃんなぁ。
華ちゃんのタメにケーキ焼いておいたんよ。食べてくれる??」
緊張する華に母親が言った。

456 名前:1 ◆hxOL7r2r.Y :2008/04/16(水) 13:09:19.33 ID:MVM9NCzC0
華は驚いた顔で母親の顔を見つめた。
「ぇ・・ケーキ・・・??ぅちのために・・??」
「そうそうちょっと待っててなぁ」
そう言って母親は台所に消える。
「ぅちのためにかぁ・・。」
華が嬉しそうにそう呟いたのを聞き逃さなかった。
母親がケーキを持ってきた。
俺には特別珍しいものではない。
しかし華は目をキラキラさせてそのケーキを見つめる。
「ケーキってほんまに家で作れるんゃ〜」
母親が切り分けたケーキを食べる華
「ぉぃしぃ。ぉばちゃんのケーキはコンビニのヤツより全然ぉぃしぃ」
まぁ。華なりの褒め言葉なのだろう。

461 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/16(水) 13:11:21.63 ID:dxTJzsMB0
おかん優しいなぁ。・゚・(ノД`)・゚・。

465 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/16(水) 13:13:02.57 ID:AAR+KYiP0
この後、実家でまさかの盗難騒ぎですね?
わかります

481 名前:1 ◆hxOL7r2r.Y :2008/04/16(水) 13:19:29.14 ID:MVM9NCzC0
きっと華の母親は親は子供にケーキなど焼いたことは無いのだろう。
そんな華が少し可愛そうに思える。
14歳の女の子といえば母親と台所に立って
料理を覚えたり、お菓子を作ったりするものじゃないのか?(よく分からないが)
母親は華の反応に気をよくし
「華ちゃん。お皿貸してみて。もう1個いれたげるから」
華も少し緊張が解けたのか
「ぅん♪ぁりがとぅ!ぉばちゃん」などと言っている。
ケーキを食べ終わると俺は自室に華を連れていった。
さすがにリビングで母親とずっといたら華も疲れるであろう。
俺の部屋は高校まで使用していた当時のままであった。
両親が独身の俺のため「いつ戻ってもいいように」と
時々掃除をしてくれている。
リビングを出る時母親が華に
「おばちゃんおいしい晩ご飯作るからね!食べていってね」と声を掛ける。
「ぅん♪ぉばちゃんぁりがとぅ」
華はちゃんとお礼が言える子なのだ。
敬語は使えないけれど・・・。

482 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/16(水) 13:20:14.65 ID:sjb4lU90O
やっと追い付いた。
頑張れ

490 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/16(水) 13:26:22.27 ID:GRnfAhL3O
俺もケーキとか作ってもらったことない…。あ、あ!?目から熱いものが

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