書きたいことが出来たので、以前書いてたSSの続きを書かせていただきます。
お手数おかけして申し訳ございませんが、知らない方は前作から読んだ方がいいと思います。
一応貼っておきます。前作→http://llike-2ch.sakura.ne.jp/bbs/test/mread.cgi/2ch3/1316008982/1-10
基本長いので携帯だと読めなくなる可能性があります。また、支援返レスを飛ばして読みたい方もいらっしゃると思います。
それらに該当する方は、本編とわけてまとめたので、こちらから読んでみてください。→>>981-984
注意事項は以上です。何卒よろしくお願い致します。
957: 1:2012/11/20(火) 23:28:03 ID:7RuR6mIcnA
今日はここまでにします。
せっかく本編で交際に至ったんだから、ただひたすらいちゃつく話があってもいいんじゃないかと思って今回の犯行です。
まあね、多くの言葉はいらないでしょう。次の言葉で今日は終わります。大爆発しろ!!
今回の更新のまとめです。当然のように分けときます。
魔王と女勇者のデート>>932-939>>940-945>>946-956
これか次かがラストになりますかね。
958: 名無しさん@読者の声:2012/11/21(水) 01:04:36 ID:UnOQWjueGw
やっと進歩したよ!ちくしょう、爆発しろ!
早く突き・・いや、け、結婚しろ!
つ婚姻届け
つ媚薬
しえん!
959: 名無しさん@読者の声:2012/11/21(水) 02:17:44 ID:9ZMBJTs0O.
見える見えるぞ…
魔王が女勇者ちゃんを気にしすぎて手が出せず
女勇者ちゃんは女勇者ちゃんで自分に魅力が無いのかと悩む…
そんな二人の未来が見える…
うあああああマルマイン!だいばくはつ!
つ媚薬
つしえん
960: 名無しさん@読者の声:2012/11/21(水) 20:20:26 ID:oUrZxx2jaQ
お泊まりデートおめでとう
次は膝枕や腕枕だね!
最後のとこの龍人可愛いww
いやいつもの龍人も可愛いけどww
え?関西弁の龍人?そんな事より早くでぇとしようよ
961: 名無しさん@読者の声:2012/11/22(木) 11:20:40 ID:Sbys4aIzKQ
媚薬を女勇者に盛って、
魔王がどんな風にテンパるのかを見てみたい気もする
という訳で
つ媚薬
つ④
962: 名無しさん@読者の声:2012/11/23(金) 09:29:58 ID:5j15m2A/Rg
二人はまるでメルトみたいだなぁ。
そして1さん書く理由出来たんだから続編期待してまっせ♪
963: たくさんの支援やレスをありがとうございます:2012/11/23(金) 21:28:57 ID:7RuR6mIcnA
>>958
魔王達的には進歩なんでしょうけどね。
客観的には、あんな雰囲気であんな展開で行為に至らないとか、どういう精神してるんだって感じですよ。
まあでもこのSSは健全さが売りですので、過激な描写を避けるのは仕方のないことかもしれませんね。
一応言っておきますと、今のはツッコミポイントです。
>>959
見えるぞ!私にも同じ未来が見える!
……どう足掻いても二人がテンパる感じになるんですよね。どうしたもんでしょう。
そしてマルマインは犠牲になったのだ。
>>960
膝枕腕枕とかしたら魔王様の緊張もクライマックスで大変なことになるような気が……
龍人「マジでデートしてぇよ。俺もリア充の仲間入りしてぇんだよ!」
魔王「龍人だったら大丈夫だよー」
龍人「上から物言ってんじゃねぇぞ、こら!」
>>961
俺もそれ見てみたいですね。何か凄いことなりそうです。
そうなったら、魔王様テンパりすぎて死ぬんじゃないでしょうか。
まあでも魔王様的には幸せな死に方と言えるんじゃないでしょうか。このスレ的には一気にバッドエンドになりますが。
>>962
まあ確かにメルト級に初々しい二人ではありますよね。
相合傘とかしたらもう二人とも真っ赤になるんじゃないでしょうか。
そういうのを遠巻きに見ていたい気もしますけどね。優しく笑って爆発しろと囁きますよ。
続編は……どうなんでしょうね?あんまり期待しないで待っててもらえると助かります。
964: 1「だいたい2レス1セット」:2012/11/23(金) 21:30:41 ID:7RuR6mIcnA
魔王城の平和な日常
魔王「当たり前~♪当たり前~♪当たり前体操~♪」
側近「何で当たり前体操やってるんですか?」
魔王「あ、側近。何でって、面白いからだよ!」
魔王「ねえねえ、俺、当たり前側近を考えてみたんだけど、聞いてよ!」
側近「いくら払いますか?」
魔王「側近に聞いてもらうのにお金いるん!?」
側近「冗談ですよ。くだらないのに付き合ってやりますからさっさとやりなさい」
魔王「くだらなくなんかないよ!いくよ!」
魔王「雑談編で~♪ツッコミ張り切り~……滑るっ!当たり前側近♪」
魔王「側近が痛々しいほど滑ってたのを再現したんだよwww面白いでしょwww」
側近「魔王の右腕♪掴んで捻って~……アームロック!」グイッ
魔王「ひぐぅっ!?」メキィ
側近「当たり前魔王♪」
魔王「痛い痛い痛い!痛いよ!ちょっと笑えないレベルで極まってるから!」メキメキ
側近「や~め~ろ~や~♪や~め~ろ~や~……やめろやっ!」
魔王「俺の台詞だから、それ!やめるかどうかは側近次第だよ!」メキメキ
965: 1:2012/11/23(金) 21:31:07 ID:7RuR6mIcnA
側近「魔王様。魔王様に火点けていいですか?」
魔王「どういう質問なの!?そう言われて許可する人実在すんの!?」
側近「いや、なんか炎を見たいんですよ。興奮するじゃないですか」
魔王「発想が危険だよ!ていうか、俺に火点ける時点で十分興奮してるよ!」
側近「興奮してませんよ。ただ、魔王様を炎で包みたいだけですよ」
魔王「錯乱はしてるよね!?何が側近を駆り立ててるの!?」
魔王「とりあえず考え直そう!炎見たいんなら俺に火点けなくてもいいでしょ!」
側近「いや、他の奴にやったら危険だし、かわいそうじゃないですか」
魔王「俺でも危険だよ!?俺もかわいそうだよ!?ていうか何で誰か生きてる奴に火点ける前提なの!?」
側近「ああもう正直に言いますよ。魔王様が火だるまになって苦しんでるとこが見たいんです」
魔王「最悪な開き直りだよ!悪魔に精神乗っ取られてるよ!」
側近「ねえ、燃えてくださいよ。魔王様なら死なないでしょう?」
魔王「死なないけど、体と心は重傷だよ!墓場まで持ってくトラウマになるよ!」
側近「でもそれで皆は笑えるんですよ」
魔王「笑いのためにやれと!?出川さんでもここまで体張らないよ!」
魔王「ていうか皆もトラウマだって!人や魔物が生きながら燃やされる映像ってやばいでしょ!?」
側近「でも今回燃えるの魔王様じゃないですか」
魔王「俺は何なの!?魔物じゃないの、俺!?」
側近「炎魔法出しますよー」
魔王「俺の話を聞いてよ!」
966: 1「サトシのベイリーフが好きです」:2012/11/23(金) 21:31:48 ID:7RuR6mIcnA
魔王「やっぱ俺はサーナイトかなあ!ミミロップもいいよね!」
ハーピー「私はやっぱりピカチュウやロコンのような可愛いのが好きですね」
ハーピー「あと、私はハーピー族という鳥類の要素もある種族だからか、ピジョットも好きですね。かっこいいと思います」
魔王「あー、そういう見方もあるんだね。じゃあ龍人やドラゴンもドラゴンタイプがいいの?」
龍人「そうだなぁ。カイリューやチルタリスは可愛いと思うし、ボーマンダはかっこいいと思うぜ」
龍人「まあでもベースは人だからな。あくまでも好きなのはポケモンとしてだよ」
ドラゴン「……俺はもう完璧にドラゴンだから、チルタリスやカイリューのメスは恋愛感情で好きになれる自信あります」
魔王「ふーん、そういうもんなんだ。じゃあゾンビは……ベトベトン?」
ゾンビ「何でもかんでもその法則に当て嵌めないでください!あと、俺だって一応ベースは人ですよ!」
ゾンビ「俺が好きなのはリザードンですね。やっぱ最初の相棒なんで大好きですね」
スライム「俺は最近魔王様の影響でサーナイトが好きになってきました」
側近「……おい、お前ら。一体何の話をしてるんだ?」
魔王「あ、側近!ポケモンの話をしてるんだよ!」
967: 1「ゴローニャとか架空のポケモンでしょww」:2012/11/23(金) 21:32:37 ID:7RuR6mIcnA
魔王「俺が皆を誘ってさあ!今、皆でポケモンやってんの!」
魔王「こうやって話したり、時には交換したり戦ったりしてるんよ!」
スライム「俺は体の構造上ゲーム機持てないんで魔王様のを見てます」
ドラゴン「俺もゲーム機が小さくてうまく持てないので魔王様のを見てます」
側近「……ああ、なるほど。最近城の者が仕事の合間に必要以上に休憩いれるのはこのせいか」
側近「魔王様、駄目ですよ。そんなゲームばっかやってたら。部下にやらせるのも駄目です。仕事に影響が出ます」
魔王「ええ!?いいじゃん!ちゃんと仕事と両立させてるんだから!」
側近「駄目です。そんなゲームばっかやって。周りもなんて思うか……」
龍人「いいだろ!仕事はちゃんとやってんだろ!」
側近「駄目だ。俺は今、効率と周りの目を気にして言ってんだ。現に必要以上の休憩を挟むようになってるだろ」
ゾンビ「そんなこと言わないで!」
側近「駄目だ」
ハーピー「お願い、側近!今本当にいいところなの!時間がかかっても、ちゃんと仕事はするから!」
側近「駄っ……えっと……し、仕事をちゃんとするならいいかもしれないな!」
ハーピー「ありがとう、側近!ねえねえ、よかったら側近も一緒にやろう!」
側近「……そ、そうだな。切り詰めて仕事しても辛くなるしな。たまには息抜きも必要だもんな!」
ハーピー「ありがとう!一緒に交換とかして強くなろうね!」
龍人「愛妻の力、半端ねぇな……」
968: 1:2012/11/23(金) 21:33:33 ID:7RuR6mIcnA
魔王「ああああ!!痛いいいい!!」ポロポロ
側近「ふふふふwww」
ドラゴン「龍人、側近様が今かけてる技って何?」
龍人「カンパーナ、だってよ。変な技だな」
ハーピー「魔王様の泣き声が聞こえましたけど、どうしました!?」
側近「……やべ」
魔王「ああああ!ハーピーちゃん、側近が関節技かけていじめるううぅぅ!!」ポロポロ
側近「ちょっ魔王様!」
ハーピー「魔王様になんてことを……側近っ!」
側近「は、はい!」
ハーピー「私も側近もたくさんお世話になってるのに、どうして魔王様をいじめるの!?」
側近「いや、あの、その……魔王様をいじるの、楽しいっていうか……」
ハーピー「それをすることで、魔王様は辛い思いをするのに、それでもいいの!?」
側近「そこは、何て言うか……魔王様だからいいかなって……」
ハーピー「……正座」
側近「は?いや、それは……」
ハーピー「正座!」
側近「は、はい!」シュタッ
ドラゴン「……何かすごいことになってきたね」
龍人「すげぇ面白いことになってきたwww」
969: 1:2012/11/23(金) 21:34:10 ID:7RuR6mIcnA
ハーピー「~~~!」
側近「……」
ドラゴン「正座させられたまますごい怒られてる……」
龍人「ガチの説教じゃんwwマジうけるwww」
ドラゴン「側近様のこんな姿、初めて見たよ。ハーピー凄いな……」
龍人「正座してwwwシュンってなっとるwwwあの側近がwww」
魔王「……これからはハーピーちゃんに頼れば俺は助かるんかなあ?」
龍人「まあでもハーピーに助けてもらえるのはこれっきりじゃねぇの?」
魔王「え?何で?」
龍人「ぶっちゃけお前がいじめられてた方が読んでて面白くね?」
魔王「ああ、そういう理由なんだ……」
ドラゴン「続編があるとしたら、またいじめられると思いますよ」
魔王「やだなあ……もう続編やらんでええやん……」
970: 1:2012/11/23(金) 21:35:10 ID:7RuR6mIcnA
魔王「龍人、三國無双一緒にやろう!……あれ?龍人いないの?」
側近「なんか女戦士と一緒に飲む約束してたらしくて、王都の居酒屋に向かいましたよ」
魔王「……最近多いよね。あいつが女戦士ちゃんと一緒に飲むのって」
側近「飲み仲間ってやつですね。……魔王様はどう思います?」
魔王「どう思うって?」
側近「あの二人の間に恋愛感情ってあると思います?」
魔王「あー、そういうお話。でも、書いてる人がフラグはないよって言ってなかった?」
側近「ところが、あの二人が本編ラストで絡んだ際に、そういうのを予測するレスが多くなりまして」
側近「なんか、くっつけてもいいカップルになるかもって思い始めたみたいなんです」
魔王「はー、そうなの!」
971: 1:2012/11/23(金) 21:35:51 ID:7RuR6mIcnA
魔王「でもどうなんだろうね?書いてる人、最初は乗り気じゃなかったんでしょ?」
魔王「それに龍人には、支援してくれる人の中に、デートしたいって言うほど慕ってくれてる人がいるじゃん」
魔王「その人がいるんだから、その人と結ばれればいいんだよ!なのに女戦士ちゃんまで狙うってどういうことだ!怒るよ!」
側近「いや、でも……何か自慢みたいで気乗りしませんが、俺や魔王様もそういう支援をしてくれる方はいましたよね」
側近「それでも俺はハーピーを、魔王様は女勇者を選んだではありませんか」
側近「結局は世界が違いますので、同じ世界で相手を見つけなければなりませんよ」
魔王「それで、龍人は女戦士ちゃんとはどうなん?って話なわけか」
側近「そうです」
魔王「んー……正直、性格は互いにマッチしてる感はあるよね」
魔王「女戦士ちゃんの美貌があるから龍人がメロメロになるのは必至として、後は女戦士ちゃんがどう思うかだよね」
側近「恋愛は二人の問題ですからね。でも、気になりますよね」
魔王「まあどうなるにせよ……もう残り少ないからこのスレじゃどうしようもないよね」
側近「続編があればその辺に触れる可能性もあるんでしょうか」
魔王「続編あるのかなあ?もう各々の妄想で済ましていいんじゃない?」
972: 1:2012/11/23(金) 21:36:41 ID:7RuR6mIcnA
龍人「最近飯の時間が楽しみなんだよなぁ!」
側近「どうした、龍人?馬鹿みたいに叫んで」
龍人「おう、お前がハーピーと結婚したことで、ハーピー魔王城に住みこみで働きだしたろ」
魔王「喜ばしいことだよね!……馬鹿って言われて否定しないんだ?」
龍人「実際俺は馬鹿だろ。それはともかく、日常の雑用的な仕事は俺や三馬鹿でやってっから仕事ない感じじゃねぇか」
側近「当たり前だろ。ハーピーに変な仕事させたら、魔王様と組んでお前ぶっ殺すからな」
魔王「力を封印して弱体化させたうえでボコボコにするよ!」
龍人「上司二人がこの調子だからな。で、白羽の矢が立ったのが調理場の仕事だ」
龍人「……美味いんだよなぁ、本当!マジで美味いんだ、これが!」
龍人「調理場で魔王城の人数分調理すんのも厳しい仕事のはずなのに、何故か過保護上司もここは許可するしな」
側近「当たり前だろ。ハーピーの料理食べてえだろ」
魔王「お金払ってでも食べたいよね!」
側近「そして厳しい仕事を頑張ったハーピーをよしよしってやるのが俺の喜びだしな」
龍人「ごちそうさまです。とにかく、だから最近飯時が本当楽しみなんだよな!」
973: 1:2012/11/23(金) 21:37:26 ID:7RuR6mIcnA
龍人「前の料理長のもさぁ、美味いのは美味いんだけど、野郎がつくってるってとこがイメージ的にマイナスよなぁ」
魔王「そう!龍人、よくわかってるね!そうなんだよ、女の子が頑張ってつくってくれてるのがいいんだよ!」
魔王「もちろんハーピーちゃんの料理の腕自体すごいんだよ!そこから女の子が頑張ってつくってくれてる事実が上乗せされて、最高になるんだよ!」
魔王「ハーピーちゃんがつくった料理食べれるとか、男として本当に勝ち組だよ!」
龍人「あと、こっちは時々だが、魔王効果で女勇者が調理手伝いに来てくれる時あんだろ」
龍人「女勇者の料理もさぁ、また美味いんだよな」
魔王「でしょ!?マジ美味いんだよ!」
魔王「ハーピーちゃんや女勇者ちゃんのような綺麗な女の子二人の料理が食べられる!こんな幸せってそうそうないよ!」
龍人「俺は散々お前らイケメン二人組に嫉妬して爆発を願ったが、こうなるとさすがに感謝せざるを得ねぇよな」
側近「おう。存分に俺とハーピーに感謝するがいい」
魔王「俺は別にいいけど、ハーピーちゃんと女勇者ちゃんには感謝してよね!」
龍人「……ふと思ったんだけどよ、男三人が集まって何話してんだろな?」
魔王「ハーピーちゃんと女勇者ちゃんの料理おいしいねって話でしょ」
龍人「いや、そうなんだけどよ……まあいいか、もう」
974: 1:2012/11/23(金) 21:38:13 ID:7RuR6mIcnA
魔王「一つ思ったんだけどさ」
龍人「何だよ、糞馬鹿魔王」
ハーピー「魔王様、どうされたんですか?」
魔王「龍人とハーピーちゃんって仲良いの?」
龍人「……何言い出してんの?変な答えを引き出して、側近のドS的ターゲットを俺に変えさせる気か?」
魔王「いや、そんなんじゃないよ。龍人も昔は悪ぶってた時期あったじゃん」
龍人「……あったな。王都の皆に迷惑かけちまったんだよな」
魔王「その時のこと、側近に聞いたんだけどさ」
ハーピー「はい」
魔王「龍人さあ、側近対策としてハーピーちゃんを人質に取ったことあるんでしょ?」
龍人「……あっ!」
ハーピー「……」
魔王「まあ実際には当時の部下に任せたみたいだけどさ、ハーピーちゃんは気持ち的に大丈夫なのかなって」
龍人「わ、わりぃ!そうだよな、当時すげぇ怖い思いさせちまって!」
龍人「ようやく好きな奴と結婚できて、一緒に過ごせるってのに、当時やらかした俺がいたら苦痛だよな!」
龍人「自分の馬鹿さが憎いわ!魔王に言われるまで気付きもしなかった!本当に馬鹿でわりぃ!」
龍人「……俺、出てった方がいいか?俺が魔王城いたら怖くて辛いよな?」
975: 1:2012/11/23(金) 21:38:49 ID:7RuR6mIcnA
ハーピー「……龍人さん、私は大丈夫ですよ」
龍人「で、でも俺は昔にあんな怖い思いさせたんだぞ?」
ハーピー「……正直に言いますと、確かに当時は凄く怖かったです」
龍人「やっぱり!俺、本当に出てくよ!大丈夫、今なら俺はきっと里に帰れるから!」
ハーピー「大丈夫です。今の龍人さんは怖くないですから」
ハーピー「今は一緒に過ごしているんですよ?乱暴な言葉に隠れてる優しさを私は理解してます」
ハーピー「それに……当時とは比べ物にならないくらい優しい目をしてます」
ハーピー「龍人さんが変わられて、優しい方になったのはわかってます。だから、出ていく必要なんてないですよ」
ハーピー「龍人さんは、今はもう魔王城にも世界にも必要な方です。変われたのですから、自信を持ってください」
龍人「……」
魔王「よかったね、龍人。ハーピーちゃんの優しさに感謝だね。……龍人?もしかして泣いてる?」
龍人「っ!な、泣いてねぇよ、馬鹿!」ダダダ
魔王「あ、走っていっちゃった」
側近「……魔王様、何かあったんですか?泣いて走る龍人とすれ違いましたけど」
魔王「んーん。ハーピーちゃんが優しかったって、それだけだよ!」
側近「……?」
976: 1:2012/11/23(金) 21:39:54 ID:7RuR6mIcnA
ゾンビ「魔王様、助けてくれませんか?」
魔王「助けるけどさ、どうしたの!?何で首だけになって転がってんの!?ちょっとしたホラーだよ!」
ゾンビ「まあ俺の種族そのものがホラーみたいなもんですし……」
魔王「どうしたの!?右腕がもげて落ちてなくしたとかはあるけど、全身なくすパターンは珍しいよね!」
ゾンビ「龍人がですね、ドラゴンのことを馬鹿にしたみたいでですね、追いかけられてたんですよ」
ゾンビ「そんな龍人の逃走劇に巻き込まれまして」
ゾンビ「龍人とドラゴンの体当たりを立て続けにくらう感じになって、体中がもげてもげて、気付けば頭だけになってまして……」
魔王「龍人はあとで注意するとして、今は体みつけないとね!俺ちょっと探してくるよ!」
城の中をくまなく探した結果、全てのパーツを見つけて、何とかゾンビは復活しました。
魔王「龍人!ドラゴンとゾンビに謝って!」
ゾンビ「もう戻れないかと思ったよ!」
ドラゴン「俺、下等種族じゃないもん!ドラゴン族、けっこう立派だもん!」ポロポロ
龍人「誰が謝るかよwww悔しかったら言い負かしてみろよwww」
魔王「何だと!この……この、馬鹿!」
龍人「馬鹿はてめぇだろ!頭悪いから馬鹿しか言えねぇんだもんな!ド変態で馬鹿で救いようのない屑な魔物だよ!」
魔王「ああああああ!!」ポロポロ
龍人「ちょろいwww」
側近(……小学校低学年の教室か、ここは?)
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