2chまとめサイトモバイル

2chまとめサイトモバイル 掲示板
魔王「何でイチャイチャちゅっちゅできないんだよ!」
[8] -25 -50 

1:🎏 :2012/9/14(金) 23:05:11 ID:4.MWSg5KoU
書きたいことが出来たので、以前書いてたSSの続きを書かせていただきます。
お手数おかけして申し訳ございませんが、知らない方は前作から読んだ方がいいと思います。
一応貼っておきます。前作→http://llike-2ch.sakura.ne.jp/bbs/test/mread.cgi/2ch3/1316008982/1-10

基本長いので携帯だと読めなくなる可能性があります。また、支援返レスを飛ばして読みたい方もいらっしゃると思います。
それらに該当する方は、本編とわけてまとめたので、こちらから読んでみてください。→>>981-984

注意事項は以上です。何卒よろしくお願い致します。


932:🎏 :2012/11/20(火) 22:55:51 ID:7RuR6mIcnA
魔王と女勇者のデート

会長「魔王様ファンクラブで女勇者様をバックアップすると決めて久しいですが」

会長「何であれからデートも何もしてないんですか!」

女勇者「デ、デートはしてないけど、ちゃんと会ってはいるよ!ごはんもつくったりしてるよ!」

会長「ああもう、そんなんじゃ生殺しなんですよ!」

会長「あの女性大好きな魔王様が一番として選んだ女勇者様なんですよ!」

会長「そんな女勇者様と付き合うことになったのに、会うだけでそれ以外は何もできないでいるんですよ!」

会長「会うだけなら付き合う前から出来てたでしょ!」

女勇者「あ、会うだけじゃないよ!ごはんとかつくってるよ!」

会長「望んでるのはそれ以上なんですよ!デートして、寝泊まりして、チョメチョメしたいと思ってますよ、きっと!」

女勇者「チョメチョメって!///駄目だよ!健全にこのSSを進めていこうよ!///」

会長「何をいまさら言ってるんですか!読み返してみてください!すごく不健全ですよ、これ!」
933:🎏 :2012/11/20(火) 22:56:59 ID:7RuR6mIcnA
会長「まあでも女勇者様も魔王様も奥手です。それは理解してます。そういう行為をいきなり望んでもできないだろうとは思ってますよ」

会長「だからまずはデートです。デートを平気でできるようになりましょう。何も恥ずかしがることなく手を繋いで歩けるくらいになりましょう」

女勇者「手を繋いで歩くとか、ドキドキしすぎておかしくなっちゃうよ!」

会長「そこを頑張らなくちゃいけないんですよ!あなたは魔王様の彼女なんですよ!」

会長「側近様とハーピーさんは順調に交際して、結婚に辿り着いたんですよ!女勇者様だって、きちんと交際すべきです!」

女勇者「でも……恥ずかしいし……」

会長「こんな時のためにスペシャルゲストを呼んでいます」

女勇者「す、スペシャルゲスト?」

会長「闘魂注入師の女戦士さんです」

女戦士「はい、どうもどうも」

女勇者「ひぃ!?」

会長「どうですか?闘魂注入できそうですか?」

女戦士「コンディションはばっちりだね。いい音鳴らして三、四メートルは飛ばせると思うよ」ブンッブンッ

女勇者「張り手の素振りですごい音鳴ってる!?やだやだ、そんなのくらったら三日は落ち込むよ!」

女戦士「じゃあさっさとデートせえや!魔王が他の女に取られてもええんか!?」

女戦士「あの顔だぞ!あの優しさだぞ!更には世界の救世主だぞ!もう女なんか好き放題なんだよ!乗り換えられてもええんか、お前は!?」

会長「その通りです!魔王様と女勇者様のお付き合いがうまくいくよう、頑張る必要があるのです!」

女勇者「わ、わかったよ……頑張ってデートする!魔王が他の女の人と付き合うとか嫌だもん!」
934:🎏 :2012/11/20(火) 22:58:02 ID:7RuR6mIcnA
女戦士「よーし、その意気だ!闘魂注入が必要なくなって寂しいけど、まあ結果的にはこれでいいや!」

会長「そうとなれば早速連絡を……」

女勇者「いや、私王都で魔王は魔王城にいるからね。そんな簡単に連絡とれないよ」

女戦士「携帯とかないんか?」

女勇者「ないよ。中世ファンタジーのSSだからね」

女戦士「でもゲームはあるんだろ?」

女勇者「だからこの世界は基本的におかしいのよ」

会長「まあとにかく、すぐには連絡とれないってことですよね。移動魔法が使える魔王様が来てくれるのを祈りましょう」

女戦士「よくよく考えたらけっこうな遠距離恋愛だよな。移動魔法があれば問題ないけど」

女勇者「移動魔法覚えようかな……」
935:🎏 :2012/11/20(火) 22:59:09 ID:7RuR6mIcnA
その頃の魔王城。

ハーピー「魔王様、何でもっと女勇者さんと向き合ってあげないんですか!?」

魔王「いやいや!ハーピーちゃん、俺めっちゃ向き合ってるよ!」

魔王「女勇者ちゃんの家に行ってごはんつくってもらったり、一緒にゲーム買いに行ったり、ゲームやったりしてるよ!」

ハーピー「駄目ですよ、それじゃあ!女勇者さん、すごく我慢してると思いますよ!」

魔王「我慢させてるの!?マジっすか!?」

ハーピー「普通の買い物や各地の名所を楽しむというような普通のデートや、一緒の空間で寝泊まりしたいって思ってますよ、きっと」

側近「魔王様、夕暮時にちょっと行って飯食ってすぐ帰りますからね。飯をたかりに行ってるだけじゃないですか」

龍人「女勇者の買い物には付き合わず、興味のないゲームの買い物に付き合わせて、それをやらせるんだろ?最低の屑じゃねぇか」

ハーピー「女勇者さんほどの綺麗な女性なら、男性を選べる立場にあるんですよ!愛想を尽かされて振られてもいいんですか?」

魔王「ふ、振られる!?いやだよ、女勇者ちゃんとずっと仲良くしたいよ!」ポロポロ

ハーピー「なら、もっと女勇者さんも楽しめるようなデート等をしてあげてください!このままじゃかわいそうですよ!」

魔王「う、うん。わかった。女勇者ちゃんに喜んでもらえるよう頑張る!」
936:🎏 :2012/11/20(火) 23:00:05 ID:7RuR6mIcnA
龍人「そうと決まればデートだろうな。とりあえずキスくらいいっちゃえよ」

魔王「キッ!?」

側近「お前な、どんだけ魔王様を買いかぶってんだよ。無理に決まってんだろ」

龍人「そうか?何も挿入しろって言ってんじゃないんだぜ?奥手って言っても、付き合ってんだからキスくらいいけっだろ」

龍人「ていうか付き合ってんだし責任もとれるんだから挿入してもいいと思うんだけどな。魔王も勢いでいっちゃえばいいんだよ」

側近「いやあ、無理だろ。とりあえず緊張せずにデート誘えるくらいを目指すべきだろ。それで慣れたら次は自然に手を繋げるように」

魔王「キス……挿入……あ、あわわ……//////」ボンッ!

ハーピー「ちょ、ちょっと側近!龍人さん!魔王様が赤面してボンッ!ってなってます!」

側近「本当だ。面白い方だなあ」

龍人「想像してこうなるんか。これじゃあ確かにキスも無理そうだな」

ハーピー「そんな悠長に話してていいんですか!?魔王様が何か大変なことになってますけど!」
937:🎏 :2012/11/20(火) 23:01:35 ID:7RuR6mIcnA
側近「……魔王様、直りましたか?」

魔王「うん……俺の修理、ちゃんと完了したよ」

ハーピー「すごい会話ですね……」

龍人「俺も一年半前は驚愕の日々だったわ。懐かしいなぁ」

側近「話を戻しますが、とにかく魔王様は女勇者を喜ばせるデートを心掛けてください」

魔王「うん……女勇者ちゃんがわざわざ俺なんかを選んでくれたんだもん。俺でよかったって思ってもらえるように頑張る!」

龍人「じゃあさっそくデートに誘ってきたらどうだ?」

魔王「え、今から!?ちょっと緊張しちゃってるんだけど……」

龍人「そうやって先延ばしにしてたら永遠に機会はねぇよ。いいから行ってこい!」

ハーピー「頑張ってください!応援してますから!」

側近「行かなきゃロメロスペシャルに仕留めますよ」

魔王「ええ!?それは嫌だよ!わかった、心の準備がまだ済んでないけど……行ってくる!」シュンッ

龍人「行っちゃったな。……まああの二人なら俺らが口出しせんでもうまくはいくと思うがな」

ハーピー「お二人とも奥手なので、見守る立場としてやきもきしてしまいますよね」

側近「面倒臭いし、さっさと結婚すればいいのに……」

龍人「皆がお前みたいに勢いでプロポーズ出来るわけじゃねぇんだよ」

ハーピー「そうだよ、側近。結婚する前の交際期間って大事だよ」

側近「実質一年半前から付き合ってるようなもんだと思うけどなあ……」
938:🎏 :2012/11/20(火) 23:02:56 ID:7RuR6mIcnA
女勇者「次に会えたらデートの約束しろ!って話になったけど」

女勇者「手を繋いで歩く……想像しただけでキュン死しちゃうよ」

女勇者「魔王とは一緒にいたいけど、デートや手を繋ぐのは難易度高いよ……心の準備が……」

魔王「女勇者ちゃーん。いないのー?」

女勇者「うわあ、魔王!?私ん家の前で何やってんの!?」

魔王「あ、女勇者ちゃん。会いに来たんだよ。出かけてたんだ?」

女勇者「うん。魔王ファンクラブの活動に行ってて」

魔王「あ、まだファンクラブに入ってくれてたんだ。ありがとう!」

女勇者「当たり前だよ。私は生涯魔王に尽くすつもりだよ!」

魔王「あ、ありがとう///」

女勇者「い、いや、別にいいよ///」

二人「「……あのっ」」

魔王「あ!いや!女勇者ちゃん、先にどうぞ!」

女勇者「い、いや!魔王からどうぞ!」

二人「「……」」

二人「「……よかったらデート……えっ!?」」

魔王「女勇者ちゃんもデート誘う感じ?」

女勇者「ま、魔王も?」
939:🎏 :2012/11/20(火) 23:03:48 ID:7RuR6mIcnA
魔王「な、何か奇遇だね!」

女勇者「そ、そうだよね!同じ時に同じことを思うなんて、気が合うよね!」

女勇者(魔王がデート誘ってきた……やっぱり今までいろいろ我慢してたのかな……)

魔王(女勇者ちゃんがデート誘ってきた……やっぱ女勇者ちゃんも普通のデートがしたかったんだ)

二人((これはもう今回のデートで喜んでもらうしかない!別れたくないもん!))

魔王「女勇者ちゃんはさ、これから時間大丈夫?」

女勇者「う、うん。大丈夫だよ。魔王は?」

魔王「お、俺も大丈夫。だったらさ……今からデート、しよっか?」

女勇者「う、うん。デート、しよう///」

魔王「わかった。デート、しようね///」
743.01 KBytes

名前:
sage:


[1] 1- [2] [3]最10

[4]最25 [5]最50 [6]最75

[*]前20 [0]戻る [#]次20

うpろだ
スレ機能】【顔文字