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しんのすけ「アローラ地方を冒険するゾ」

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Part67
315 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/18(日) 19:13:08.64 ID:AhocT7pU0
ジュナイパー『以前……ボーちゃんは、ぬしポケモンはウルトラホールのエネルギーを浴びて力を増したって言ってたね』
ミミッキュ『うん、そして、しんちゃんのZリングもウルトラホールのエネルギーをまとって、僕らと心を通じ合わせた』
しんのすけ「ほーほー、つまりオラとカザマくんたちは今、心と心が絡み合ってる関係ということですな! いや~ん」
ジュナイパー『間違ってないけど、気色悪い言い回しをするな!』
フェローチェ『それで、なにをすればよろしいのですか?』
ミミッキュ『みんなのZパワーと、しんちゃんの想いを重ねる!』
ミミッキュ『しんちゃんのZリングに、みんなに宿ったZパワーを! しんちゃんは、みんなのZパワーとひとつになる! そうすれば、何かが起きる!』
しんのすけ「よーし! アローラ防衛隊、ファイヤーーーーッ!!」ダッ!
カザマたち『フ ァ イ ヤ ー ー ー ー ッ ! !』ゴウッ!
しんのすけがジャンプしてZリングを掲げると、カザマたちは一斉にZパワーを放出した! 赤いオーラがしんのすけのZリングに集まっていき、しんのすけを覆っていく!
キィィィィン!
ルザミーネ「今度は何をしようって言うの……?」

316 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/18(日) 19:13:49.35 ID:AhocT7pU0
ゴウゥッ!!
オーラが振り払われると、しんのすけは地面へと着地した。その場にいた全員が、しんのすけの左手には、Zパワーに包まれる前には持っていなかった、あるものを握っている事に気付いた。
しんのすけ「……!」
ルザミーネ「それは……っ!」
しんのすけの手に握られているのは、不思議な桃色に輝く球体のクリスタル。その内側には、アクション仮面のマークが刻まれていた。
ルザミーネ「ーーZクリスタル?!」

317 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/18(日) 19:14:40.11 ID:AhocT7pU0
しんのすけ「これがオラたちアローラ防衛隊のゼンリョク! 愛と正義と女子力とゆるゆるさの結晶! 『アクかめZ』だゾ!!」キランッ
ジュナイパー『女子力とゆるゆるさは余計だよ!』
グズマ「嘘だろ……。じゃがいも小僧のヤツ、Zクリスタルを創ったっていうのかよ!」
リーリエ「新しいZクリスタルを創っちゃうなんて、そんなの本にも……ううん、こんなこと……しんちゃんもポケモンさんも、すごいですっ! すごすぎです!!」
ミミッキュ『ボ! 人とポケモンの絆と想いに、ウルトラホールのエネルギーが加わることで、Zクリスタルは創られる! 僕の予想が、当たってた!』
ルザミーネ「Zクリスタルーーそんなもので! このわたくしを倒せると思わないで!」
ジュナイパー『しんのすけ! Zワザ行くぞ!』バサッ!
しんのすけ「ブ・ラジャー!」
バッ! バッ!
A! B! B! A! A! B! →! →! ←!
グズマ「なんだァ? あの変わったポーズ?!」
ピカッ! ゴウッ!!
カザマは Zパワーを 身体に まとった!
カザマが 解き放つ
全力の Zワザ!
ア ク シ ョ ン ビ ー ム ガ ン !

318 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/18(日) 19:17:57.98 ID:AhocT7pU0
カザマは片翼を上げると、赤と青と白色の光が集まってきた。そして空いたもう片方の翼を弓状に折り曲げた。光が虹色の矢の形になると、カザマは矢を翼につがえて引き絞った。
ルザミーネ「そんなものっ!」ゴウッ!
ルザミーネが触手を広げると、赤いオーラをまとい数え切れない程の煌く岩を出現させて、それを結集させた。巨大なパワージェムとなり、極大の光線を放つ!
ルザミーネ「ルァァァッ!!」カッ!
ドゥゥゥゥッ!
しんのすけ「カザマくん! ファイヤーーッ!」
ジュナイパー『ファイヤーーーッ!』バシュッ!
ゴウッ!!
キィィィィィン!!
カザマが手を離すと、光の矢が、先端にアクション仮面を象った赤いビームとなり、ルザミーネに向けて発射された!
ジュナイパー『うわあっ!』
反動でカザマが後方へ下がっていくが、しんのすけとマサオ、ネネ、ボーちゃん、そしてあいちゃんが抑える。
しんのすけ&ジュナイパー「ぬくくくっ……!」
ドドドドドドド!!!
ルザミーネ「ヴヴヴヴッ!!」
パワージェムとアクションビームがぶつかりあい、Zパワーによるワザ同士のつばぜり合いが始まる!

319 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/18(日) 19:20:58.89 ID:AhocT7pU0
リーリエ「ーーほしぐもちゃん! しんちゃんたちを助けてッ!」
ルナアーラ「マヒナペッ!」バサッ!
ルナアーラが飛び出すと、再び第三の目を開眼し、全身が真っ白に染まる。
フルムーンフェーズになったルナアーラは、アクションビームガンを補助するように、青い波動をビームガンに向けて放った!
ルナアーラ「マヒナぺーーーアッ!!」カッ!!
ブゥゥゥンッ!!
ルザミーネ「なにをっ!」
ルナアーラが力を貸すと、一気に威力が増大したアクションビームガンがパワージェムを押切り、ルザミーネの全身を貫く!
ゴ ウ ッ ! !
ルザミーネ「うああああーーーっ!!」
ルザミーネ「嫌っ! 嫌あああっ! この世界は……自分の愛する……美しいものでなければならないのに……!」ピシッ ピシッ


320 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/18(日) 19:22:05.58 ID:AhocT7pU0
リーリエ「いいえ、世界はあなたの愛を満たすためのモノではありません!」
ルザミーネ「!」
ルザミーネを覆っているウツロイドが光を放ち、苦痛に悶える中、リーリエの声がルザミーネに響く。
リーリエ「興味を失ったらそれまでなんて、ひどすぎです!」
リーリエ「ーーですけど、あなたはそれを分かっていたはずです! 本当のかあさまは、どんなポケモンも心の底から愛していました。わたしのことも、にいさまのことも愛していました!」
リーリエ「だから戻ってきてください、あの頃のーーみんなを、人もポケモンも本当の意味で愛していた昔の優しいかあさまに!」
ルザミーネ「……ッ!」
パキンッ!
ドォォォォン!!
そして、ルザミーネを中心に大爆発が起きた。衝撃波がたちどころにしんのすけたちを襲い、吹っ飛ばされてしまう。
しんのすけ「おわわっ!」
ジュナイパー『うわぁぁっ!』
ゴゴゴゴゴ……
グズマ「ど、どうなっちまったんだよお……?」
しんのすけ「……あ!」

321 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/18(日) 19:22:55.58 ID:AhocT7pU0
爆発が収まり、煙も空へ溶けるように消える。
空中には人間の姿に戻ったルザミーネと1匹のウツロイドが浮かんでいた。ウツロイドはボールへと戻るとその場に転がり、ルザミーネも同時に地面へ倒れた。
リーリエ「かあさまっ!」ダッ!
倒れて目を閉じるルザミーネに、リーリエが駆け寄る。
リーリエが顔を覗くと、うっすらと、ルザミーネも目を開けた。
リーリエ「かあさま……」
ルザミーネ「リーリエ……」
すると、ルザミーネは自分の右手を持ち上げて、傷と砂で汚れたリーリエの顔に、優しく触れた。リーリエも、ルザミーネの手をそっと握る。
ルザミーネ「……」
リーリエ「……」コクンッ
ルザミーネ「……ふふ」
先ほどの狂気に満ちたモノではなく、どこか満ち足りて安心したような微笑みを浮かべると、人差し指を、リーリエの唇に当てた。
ルザミーネ「あなた……少しは、きれいになったのね……」
それを最後に、右手が崩れ落ち、ルザミーネは意識を失った。

322 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/18(日) 19:23:41.04 ID:AhocT7pU0
「しんのすけーっ!」
しんのすけ&リーリエ&グズマ「!」
振り返ると、マザービーストの姿から元に戻ったみさえとひろし、ひまわりとシロ、そしてぶりぶりざえもんとプルメリが駆け寄ってきた。
みさえ「2人とも大丈夫? みんな無事?」
しんのすけ「おわっ! 妖怪メノクラゲオババから醜い妖怪ケチケチオババに戻ってる!」
みさえ「もっかいメノクラゲオババに戻ってやろうか? あ?」
しんのすけ「い、今の美人のママでいいです」
ひろし「ルザミーネは?」
リーリエ「かあさまは……戻ってきました」
リーリエの笑みを見て、みさえも笑いかける。
みさえ「……そう、やったのね」
ズズンッ!!

323 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/18(日) 19:24:46.29 ID:AhocT7pU0
全員「!」
突如、ウルトラスペース全体が揺れ始めた!
グズマ「なんだ? どうしたってんだよ!? いいところだってのによお!!」
ーーじぇるるっぷ……!
しんのすけたちの周囲に、再びウツロイドが出現した!
リーリエ「ウツロイドさんが、たくさん……!?」
プルメリ「こりゃ、穏やかじゃなさそうだね……!」
リーリエ「ほしぐもちゃん!」
ルナアーラ「マヒナぺーア!!」
ルナアーラは雄叫びを上げると、しんのすけたちが光に包まれていく。ウツロイドたちが襲いかかろうとした瞬間、ウルトラスペースから姿を消した。

324 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/18(日) 19:41:32.71 ID:AhocT7pU0
月輪の祭壇
ーーマヒナぺーアッ!
ルナアーラの鳴き声で我に返ると、しんのすけたちは月輪の祭壇に戻っていた。
「!」
ハウ「あー! みんな戻ってきたー!」ピョンピョンッ
グラジオ「フッ……みんな取り戻せたようだな」
ハプウ「伝説のポケモンはおるわ、ウルトラホールは空いておるわで何事かと思ったが……まあなにはともあれ、みな無事で良かった」
ハウ「わーーしんのすけー! 無事だったんだねー! よかったよー!」ギュウウウッ
しんのすけ「ううっ、ハウくん気色悪っ!」
ハウ「気色悪くたっていいよー! しんのすけがいなくなっちゃうくらいならいくらでも気色悪くなるもんー!」スリスリ
ハプウ「しんのすけ、無事でなによりじゃ。よく戻ってきた」
リーリエ「にいさま! かあさまは?」
グラジオとハプウはルザミーネのそばに立って、脈を測り容態を確認する。
グラジオ「……衰弱しているが、意識を失っているだけだ」

325 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/18(日) 19:44:30.85 ID:AhocT7pU0
ハプウ「そこのでかいの、ルザミーネをお連れしろ……弱っておられるが無事じゃ。はやく手当てせねばのう」
グズマ「え?」
グラジオ「……グズマ」
グズマ「……!」
グラジオ「母上を、頼む」
グズマ「……ああ、言われるまでもねえ」
プルメリ「あたいも手伝うよ」
グズマとプルメリは、バンバドロにルザミーネを乗せると、月輪の祭壇の階段を降りていった。このままエーテルパラダイスに連れて応急処置を受けるのだろう。
ハプウ「リーリエ……ハウとグラジオから話は聞いたぞ。しんのすけを助けるために、ポケモントレーナーになって、しんのすけのポケモンたちと力を合わせたそうじゃな」
リーリエ「は、はい!」
ハプウ「顔を見ればわかる。よく頑張った。おかげでお主の大切なもの、すべて取り戻せたようじゃな」

326 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/18(日) 19:45:59.33 ID:AhocT7pU0
しんのすけ「えっ、カザマくんそうだったの?」
ジュナイパー『あぁ、一度リーリエさんの手持ちになったんだ。僕らも彼女も、お前を助けたいって気持ちがあったから、僕らも力を貸してあげたんだ』
キテルグマ『技の指示になれるの、大変だったんだから』
ヨワシ『でも、ぶっちゃけリーリエさんの方がこまめに世話をしてくれたし、頼りになったよ』
しんのすけ「」ガーーン!
しんのすけ「どーせオラなんてトレーナーに向いてないもん……」ズーン
ヨワシ『う、嘘だよしんちゃん!』
フェローチェ『ご心配なく、あいはいつでもしん様の味方ですわ!』
キテルグマ『ホントはみんな、しんちゃんと戦いたかったんだから!』
ジュナイパー『Zクリスタルを創っただけでも、充分ありがたいよ!』
ミミッキュ『よっ、色男』
しんのすけ「いやぁそこまで言われちゃあねぇ」ルンルン
ジュナイパーたち『はぁ……』
リーリエ「ルナアーラさん……あなたを元の世界に戻すはずだったのに……わたしが助けてもらってばかり」
リーリエ「……本当に……本当にありがとうね!」ニコッ

327 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/18(日) 19:46:49.17 ID:AhocT7pU0
リーリエ「どう……したの?」
ルナアーラの顔を見ていると、どこか嬉しそうで、それでいて物足りないというふうに、リーリエは感じ取った。
リーリエ「……!」
リーリエ「あなたの考え……当ててみましょうか?」
リーリエ「あなた……わたしやしんちゃんと、まだまだ旅をしたいんでしょう?」
ルナアーラ「マヒナペ!」
リーリエ「当たり、でしょ!」
リーリエ「だって……だって、わたし、あなたとずっとそばにいた……言ってみれば家族だもの。あなたの想い、わかります」
リーリエ「わたしも同じ。アローラのいろんな島を巡り、多くの出会いがありました。ククイ博士とバーネット博士、しまキングのハラさんと孫のハウさん。それから、オニスズメから助けてくれたしんちゃんと、野原さんの方々……ほかにもほかにもたくさん……」
リーリエ「あなたの暮らしていた世界がどんな世界かわかりませんが、アローラの世界も知りたいよね!! ハラさんがおっしゃっていたでしょ? ポケモンや人に出会うことで人生がおもしろくなるって!」
ルナアーラ「マヒナペ!」

328 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/18(日) 19:47:54.42 ID:AhocT7pU0
リーリエ「でもね、わたしではダメだから……。わたしには、あなたが望む冒険、ポケモン勝負はできないもの……」
リーリエ「それに……あなたに謝らなきゃいけません」
リーリエ「かあさまと戦う時……わたしは勝手にあなたを賭けてしまったんです。それしか、しんちゃんとかあさまを助ける道は無かったからです」
リーリエ「それでも……あなたの気持ちを無視したことに変わりはないです。あなたの家族として……いいえ、人として許されることではありません」
ルナアーラ「……」
みさえ「リーリエちゃん……」
リーリエはしんのすけと向きあった。
リーリエ「しんちゃん。このコと向き合って、連れて行ってくれますか? このコの想い……あなたと一緒に旅をしたい想いを叶えてほしいのです!」
しんのすけ「うーん……」
しんのすけはリーリエを、次にルナアーラを見ると、
しんのすけ「……めんどくさいからヤダ」
リーリエ「え?」キョトン

329 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/18(日) 19:51:32.88 ID:AhocT7pU0
しんのすけ「オラ、カザマくんにマサオくんにネネちゃん、それからボーちゃんに新メンバーのあいちゃんがいるからいっぱいいっぱいだもん。そんなこと言わずに、リーリエちゃんが連れてけばいいじゃん」
しんのすけ「ねーほしぐもちゃん」
ルナアーラ「マヒナぺーア!」
リーリエ「で、でも……わたし、ルナアーラさんの気持ちを無視して……」
ハプウ「本当にそうかのお?」
ハプウは前に出ると、ルナアーラの様子を見た。
ハプウ「もしリーリエに裏切られたと思っておるのなら、とうの昔にお前のもとから去ってるじゃろうに。むしろこやつはしんのすけの答えに同意しておるように見える」
みさえ「リーリエちゃん。あなたはさっき言ってたわよね。ほしぐもちゃんと家族って。ほしぐもちゃんの想いが分かるって」
リーリエ「ええ……」
みさえ「なら、今のほしぐもちゃんの気持ちも、きっとわかるはずよ」
リーリエ「……」

330 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/18(日) 19:52:18.40 ID:AhocT7pU0
グラジオ「オレも……最初からヌルと心を通じ合わせられたわけじゃない。何度もぶつかりあい、傷つけ合い、その果てにようやく互いを知り……絆を深められた」
グラジオ「リーリエ、ルナアーラと供に生きるんだ。前途多難だろうが、それがオマエとルナアーラにとっての幸せだ。オレでも、そのくらいは分かる」
ひろし「それにすごかったぞぉ、ビーストの世界でのリーリエちゃんの奮闘! 俺は間違いなくリーリエちゃんなら立派なトレーナーになれると見たぜ。ルナアーラも幸せもんだよ」
ハウ「リーリエもさー、ルナアーラと強くなりなよー。きっと、もっと楽しいことが待ってるからさー!おれ、ルナアーラと一緒にいるリーリエと戦ってみたいー!」
しんのすけ「うんうん、ほしぐもちゃんも『いっしょにいたい』って言ってるし」
リーリエ「本当なんですか……しんちゃん? ルナアーラさんの声、聞こえたんですか?」
しんのすけ「ちょっとだけねー」

331 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/18(日) 19:55:31.00 ID:AhocT7pU0
リーリエはしんのすけを、そしてグラジオ、ハウ、ひろし、みさえ、ハプウを、最後にルナアーラへ目線を移した。
ルナアーラは静かにリーリエを見据えている……。
リーリエはルナアーラに歩み寄ると、
リーリエ「……いてくれるんですか?」
リーリエ「……本当に、わたしと一緒にいてくれるんですか?」
ルナアーラ「マヒナペ!!」
リーリエは両手をルナアーラに伸ばすと、ルナアーラはリーリエに近づいて、優しくカギ爪を使って彼女の華奢な体を持ち上げて、自身の顔のそばまで持っていった。
そしてリーリエはルナアーラに触れると、そっと額をくっつけた。
リーリエ「……ありがとう」
リーリエ「じゃあ……これからずっと、よろしくお願いしますね! ほしぐもちゃん!!」
ルナアーラ「マヒナぺーア!!」
ルナアーラが嬉しそうに声を上げる。リーリエにも笑顔が戻り、正真正銘自分のパートナーが出来たことを喜んだ。
[写真を見る]

332 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/18(日) 19:56:22.55 ID:AhocT7pU0
ハウ「やったねーリーリエー!」
ハプウ「伝説のポケモンを友に、か。めでたいのう」
グラジオ「フッ……」
ひろし「君なら、しんのすけやハウくんに負けないくらい、立派なトレーナーになれるさ」
みさえ「これから先、楽しいことも苦しいことも待ってると思う。だけど、その子が力になってくれるわ。頑張ってね!」
リーリエ「はい!」
しんのすけ「またケツだけ星人見たければいつでも見せてあげるから、リーリエちゃんの言うこと、ちゃんと聞くんだゾ」
ルナアーラ「マヒナぺィーーアッッ!」ラジャッ!
リーリエ「ほしぐもちゃん……さっきよりずっと気合入った声になってませんか?」
ヨワシ『すごいなぁ、伝説のポケモンを仲間にするなんて』
ジュナイパー『……おい、しんのすけ、本当にルナアーラの声、聞こえてたのか?』
しんのすけ「聞くまでもないでしょ」

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