しんのすけ「アローラ地方を冒険するゾ」
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679 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/10(土) 20:28:55.23 ID:gw+EmeqQ0
ハウ「ガオガエン! DDラリアットー!」
ガオガエン「ガオォォッ!!」ギュルルルン!
バキッ!
ヤドラン「ヤン……」
しんのすけ「ピッピ人形を殴るように打ち込めー!」
ヌイコグマ『ふんっ!』ブンッ
ドズムッ!
ラッタ「シャッ!?」
ゴルバット「ゴルルッ!!」バサバサッ
ひろし「食らえっ!」バッ
ツーーン!
ゴルバット「ゴ、ゴルッ!?」ピクッ
したっぱたち「ひっ! く、クサッ!」フラッ
バタバタッ!
680 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/10(土) 20:29:48.93 ID:gw+EmeqQ0
ひろし「フッ、この臭いに勝てる奴などいるものか」ハキハキ
しんのすけ「」
ハウ「」
ひろし「……お前ら嗅いでねえだろ! わざとらしく気を失うな!」
したっぱL「あのオヤジが一番厄介だな! おい、あのオヤジをやれ!」
ひろし「しんのすけ! ハウくん! ここは俺が引き受ける! お前らは早く代表のところへ行け!」
しんのすけ「とーちゃんは?」
ひろし「後で行くぜ! とーちゃんを信じろ、しんのすけ!」
しんのすけ「……とーちゃんはいつか、課長になれるよ!」ダッ
ひろし「課長どまりかよ!」
ハウ「おれは残るー。おじさん、ポケモン持ってないでしょー? おれが手伝ってあげるー!」
ひろし「ハウくん……! よし、臭いに巻き込まれないよう気をつけろよ!」
ハウ「うんー!」
681 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/10(土) 20:32:32.16 ID:gw+EmeqQ0
しんのすけ「ほっほーい、クジラくーん!」
グラジオ「クッ……強くなってない。孤独と戦ってきた日々、まるでムダだったというのか……」ガクッ
ヌル「オ、オオ……」ピクピク
しんのすけ「クジラくん、ヌルヌルくん、せーり痛?」
グラジオ「……ホントにそう見えるなら眼科行けっ!」
グズマ「ブッ壊しても、ブッ壊しても、手を緩めなくて嫌われるグズマ様が、ここにいるぜ」
しんのすけ「よ! くさやのおじさん」
グズマ「グズマだ! そこのおぼっちゃんは、オレさまが壊してやったよ。家を飛びだし……強くなりたいって、スカル団に来たりしてよ。それなりに気に入ってたがよ……。生みの親に逆らうなんて、親不孝にもほどがある!」
しんのすけ「えっ? クジラくんとくさやのおじさんって親子なの?! ってことはクジラくんがお父さん?」
グズマ「ちげぇよ! バカかお前は!」
グラジオ「勘違いするにしても逆だ……!」
しんのすけ「ほーほー」
グズマ「そんで、次はお前をブッ壊す番だ。いつまでもチョロチョロまとわりつく、目障りなじゃがいも小僧が!」
グズマ「お前のじゃがいも頭ブッ壊して脳みそストローでチューチューすすってやるぜクソボーズ!!」
682 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/10(土) 21:05:41.19 ID:gw+EmeqQ0
スカル団ボスの グズマが
勝負を しかけてきた!
グズマ「オラァ行けっ! グソクムシャ!」ヒョイッ
グソクムシャ「ズモォォォッ!!」ポンッ!
しんのすけ「…………」
ーーグソクムシャ「ズモォォォッ!!」ドスドスドス!
ーーしんのすけ! であいがしらは出した瞬間のみだが、必ず先制できる技だ! グソクムシャの得意技だよ!
しんのすけ「ボーちゃん! レッツラゴー!」ヒョイッ
ミミッキュ『ボッ!』ポンッ!
グズマ「挨拶がわりにであいがしらをブチかませ!」
グソクムシャ「ズモォォォッ!!」ドスドスドス!
ドゴッ!
ミミッキュ『ボ! 早い!』カクン
しんのすけ「ボーちゃん、今だ!」
ミミッキュ『オッケイ』バチチチッ!
グソクムシャ「ググッ!?」ビリビリ
683 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/10(土) 21:07:23.95 ID:gw+EmeqQ0
グズマ「こいつ……麻痺にしやがったか」
ミミッキュ『ボーッ!』ジャキンッ!
グソクムシャ「グモッ!?」ザクッ!
ミミッキュ『もう一度!』ジャキン!
グズマ「今だ! ふいうーー」
しんのすけ「ボーちゃん、一旦戻ったほうがいいよー!」
ミミッキュ『ボ! 分かった』サッ
グズマ「チッ……ふいうちを読んだな」
グズマ「グソクムシャ! いったん戻りな!」シュンッ!
ミミッキュ『ポケモンを取り換えた……?』
しんのすけ「ワッハッハッハッ、ボーちゃんに恐れをなして逃げたか!」
グズマ「ハッーー行きな! アリアドス!」ヒョイッ
アリアドス「シャーーッ!!」ポンッ
グズマ「アリアドス、どくのいとだ!」
アリアドス「シャーッ!!」ブシュッ
684 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/10(土) 21:08:18.16 ID:gw+EmeqQ0
しんのすけ「あっ! ネネちゃんみたいに図体がおっきいと抜け出せないから気を付けて!」
ヌイコグマ(ボール)『どういう意味よ!』
ミミッキュ『ボーッ!』ジャキンッ
ザクザクザクッ!
どくのいとをシャドークローで切り裂いた瞬間、ボーちゃんの背後にアリアドスが現れた!
グズマ「クロスポイズンだ!」
アリアドス「シャッ!!」ブンッ
ザクザクッ!
ミミッキュ『うっ……!』ブルッ
しんのすけ「ボーちゃん、大丈夫?」
ミミッキュ『たぶん、毒を受けたかも。これから光の壁を張って、アリアドスにのろいをかけてくる』
しんのすけ「のろい?」
ミミッキュ『しんちゃんは、次のポケモンを出す準備しといて』
しんのすけ「ほいっ」コクン
685 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/10(土) 21:09:30.43 ID:gw+EmeqQ0
ミミッキュ『ボーッ!』ピカー!
グズマ「あん? 光の壁か? 面倒なことしやがる。アリアドス! かげうちだ!」
アリアドス「シャーッ……」ブゥゥン
ミミッキュ『ボ!?』ドカドカッ
ボーちゃんの影からアリアドスが現れて、攻撃を加える。
しかし、振り向きざまにボーちゃんの目が妖しく輝く!
ミミッキュ『……ボ!』ギンッ!
アリアドス「シャ……!?」ドクン!
グズマ「ん……?!」
ミミッキュ『しんちゃん……交代』ハァハァ
しんのすけ「ボーちゃん、ごくろーさん」シュンッ
686 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/10(土) 21:10:35.46 ID:gw+EmeqQ0
しんのすけ「マサオくん! レッツラゴー!」ヒョイッ
ヨワシ(群)『うっしゃあ! ヤローども、行くぜい!』ポンッ
グズマ「あん時のヨワシ……。さっきのミミッキュといい、バカなわりに面倒なの連れてやがる」
しんのすけ「マサオくん、思いっきり行っちゃえー!」
ヨワシ『おうっ! ウラウラのときはほとんどだらしねぇところ見せちまったが、汚名返上だぜ! ファイヤーッ!』ブシャーッ
マサオの口から勢いよくみずでっぽうが放たれる。
アリアドス「シャッ?!」ドドドッ!
グズマ「アリアドス! もう一度どくのいとだ!」
アリアドス「シ、シャーッ!!」ブシュッ
グズマ「そんなでけぇ図体じゃ避けようもねえだろうよ!」
しんのすけ「押し返しちゃえ!」
ヨワシ『やらいでかっ!』バシュッ!
マサオのみずでっぽうと、アリアドスのどくのいとが互いに迫っていく!
アリアドス「シャアッ……!」ズドドッ!
687 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/10(土) 21:11:34.37 ID:gw+EmeqQ0
ヨワシ『うっ……糸が!』
マサオにどくのいとが締め付けられたものの、アリアドスの体力も限界を迎えた。
アリアドス「シ……シャッ」ガクッ
グズマ「おうおう、ヤツはどくに出来たみたいだな。よくやったぜ、アリアドス」シュン
ヨワシ『……このくらい!』ググッ
しんのすけ「ちょっとずつヨワシくんが逃げちゃってるけどね」
ジュナイパー(ボール)『やっぱり、でかさが仇になってる時があるね』
しんのすけ「群れなんだから、バラバラになれないの?」
ヨワシ『バラバラ?』
ジュナイパー『なるほどね! 群れを一旦散り散りにさせて技を回避したあと、もう一回戻るんだよ!』
ヨワシ『……考えてみるぜ。すぐにできることじゃねぇけどよ』
グズマ「カイロス、出てこいやぁ!」ヒョイッ
カイロス「カイロォォッ!」ポンッ
しんのすけ「おおっ、新手か!」
ヨワシ『誰が来ようが関係ねぇ! ぶっ飛ばしてやるぜぇ!』ブンッ
688 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/10(土) 21:13:20.46 ID:gw+EmeqQ0
マサオは全身を一回転して尾ひれ(の形に群れたヨワシ)をカイロスに向けて叩きつける!
カイロス「カイッ!」メキッ!
マサオのアクアテールを食らって、地面にめり込んだものの、カイロスは尾ひれを挟んだ!
グズマ「よーし! そのままやまあらしだ!」
カイロス「ロォォォッ!!!」グワァァ
ヨワシ『な、なにっ!?』ズズズ
しんのすけ「おーっすげー! マサオくん持ち上げてる!」
ジュナイパー(ボール)『関心してる場合かよ!』
カイロス「ォォッ!!」ブゥンッ
ズシンッ!
ヨワシ『うわぁっ!』バララーッ
ヨワシ(単)『ううっ……』
689 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/10(土) 21:14:07.11 ID:gw+EmeqQ0
グズマ「へっ、群れが散ったみてえだな。所詮、群れのないヨワシなんて文字通りの雑魚だよ。ぶっ壊す価値もねぇ。とっとと引っ込めな」
しんのすけ「マサオくんは雑魚なんかじゃないもん!」
ヨワシ『し、しんちゃん……』
しんのすけ「ところで雑魚ってどういう意味だっけ?」
ヨワシ「」ズルッ
グズマ「……おまえのバカなやりとりに付き合うつもりはねぇよ。カイロス、かわらわりで止めさしちまえ!」
カイロス「カイッ!」ドタドタッ
ヨワシ『ひっ、ひいいっ……!』ビクビク
カイロス「ロオオオッ!」ブンッ!
しんのすけ「マサオくん!」
ヨワシ『ーーッ!』スゥゥゥッ
ブシャアアアアッ!
カイロス「!?」ドドドドッ
690 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/10(土) 21:15:07.71 ID:gw+EmeqQ0
しんのすけ「おー! やるじゃん」
ヨワシ『ハァハァハァ……』
グズマ「今のはハイドロポンプか? しぶてぇヤツだ! とっととやっちまえ!」
カイロス「ロォォッ!」ブンッ!
ヨワシ『うわぁぁっ!』ドカッ
ドサッ
ヨワシ『し、しんちゃん……も、限界だよ……』ピクピク
しんのすけ「ほい、マサオくん頑張りましたな」シュンッ
しんのすけ「じゃあ次カザマくんーー」
ヌイコグマ(ボール)『ちょっと待って、あたしが出ていい? あのグソクムシャにリベンジしたいの』
ジュナイパー(ボール)『えぇ? だったら先に僕がカイロスを倒したほうがーー』
ヌイコグマ(ボール)『いいでしょ? カザマくんはアセロラさんの試練で出番もらったんだし』
ジュナイパー(ボール)『わ、わかったよ……』
しんのすけ「じゃあネネちゃん、レッツラゴー!」ヒョイッ
ヌイコグマ『今度こそあいつにリベンジしてやるわっ! とっととカイロスをやっつけちゃいましょ』ポンッ
691 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/10(土) 21:16:51.55 ID:gw+EmeqQ0
グズマ「あのヌイコグマか。さっきの奴らと比べりゃ大したことねぇ相手だ。カイロス、もう一度かわらわりだ!」
カイロス「カイッ!」ブンッ!
ヌイコグマ『あんたなんかに用はないのよ! とっとと失せなさい!』ブンッ!
ググググッ
ヌイコグマ『ふぬぬぬっ……!』ググッ
カイロス「ロォォォッ」ググッ
ネネの腕とカイロスのハサミがつばぜり合いをするようにぶつかりあう!
しかし、先に動いたのはネネだった!
ヌイコグマ『ふんっ!』ガシッ
カイロス「カイッ!?」
ヌイコグマ『おぉぉりゃぁぁっ!』ブゥンブゥン
しんのすけ「久しぶりに見た、ネネちゃんのぶんまわし……」
ヌイコグマ『ふんっ!』ブンッ!
ヌイコグマに投げ飛ばされたカイロスは、壁に激突する!
ズズンッ!!
カイロス「ロォォッ……」ガクッ
692 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/10(土) 21:18:05.61 ID:gw+EmeqQ0
グズマ「ケッ……相変わらずの怪力だ。カイロス、戻んな」シュンッ
グズマ「後はお前だけだ! グソクムシャ!」ヒョイッ
グソクムシャ「ズモォォォ……ッ」ポンッ!
ヌイコグマ「やっと出てきたわね。マリエ庭園でのお返し、たっぷりすr」
グズマ「であいがしらだ!」
グソクムシャ「ズモォォォッ!!」ドスドスドス!
ドカッ!
ヌイコグマ『……っと! そう何度もさせないわよっ』グググッ
グソクムシャ「ズモォォ!」
ヌイコグマ『あーら、最初にやった時よりずいぶん動きが遅いじゃない』ニヤッ
しんのすけ「ボーちゃんがまひまひにさせましたからー」
ヌイコグマ『まぁ、それなら今度、リアルおままごとでいい役をやらせなきゃね』
ミミッキュ(素直に喜べない……)
693 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/10(土) 21:20:17.92 ID:gw+EmeqQ0
グズマ「グソクムシャ! シェルブレードだ!」
グソクムシャ「ズモォォッ!」ブンッ!
振り下ろされるシェルブレードに対して、すかさずネネは横へ回避するとグソクムシャの腹に向けて拳を突っ込む!
ヌイコグマ『ネネ・パーンチッ!!(カウンター)』ブンッ
グソクムシャ「ズモッ!?」ドスンッ!
ヌイコグマ『そしてネネ・タックル!(とっしん)』ドンッ!
グソクムシャ「ズモォッ!」
しんのすけ「そろそろ避けたほうがいいよー」
ヌイコグマ『まだいけるでしょ! これでとどめよっ! ネネ・パーン……』
グソクムシャ「ズモォッ!」ブンッ
ドンッ!
ヌイコグマ『きゃっ!』フラッ
しんのすけ「あーん、だから戻ったほうがいいって言ったのに」
グズマ「歴史は繰り返すってな!」
694 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/10(土) 21:21:11.04 ID:gw+EmeqQ0
グズマ「調子に乗ってると、そうやって不意打ちされてブッ壊れるキッカケになるのさ。そこのお坊ちゃんのようにな!」
グラジオ「くっ……!」
グズマ「こっから一気にブッ壊してやるぜぇ! グソクムシャ! シェルブレード!」
グソクムシャ「ズモッ!」ブンッ!
ヌイコグマ『痛いっ!』ザンッ!
グズマ「そらそらァ! どんどん行くぜぇ! グソクムシャ、アクアジェットだ!」
グソクムシャ「ズモォォォォッ!!」ドドドドッ!
ヌイコグマ『ううっ!』ドンッ
ジュナイパー(ボール)『ネネちゃん! ライチさんとの戦いでしたように、一度攻撃を我慢して耐えて一気に攻めるんだ!』
ヌイコグマ『わかって……るわよ!』ググッ
グズマ「もう一度シェルブレード!」
グソクムシャ「ズモォォッ!」ブンッ!
ヌイコグマ『く、ううっ!』ザシュッ
ヌイコグマ『はぁ……はぁ……!』
ハウ「ガオガエン! DDラリアットー!」
ガオガエン「ガオォォッ!!」ギュルルルン!
バキッ!
ヤドラン「ヤン……」
しんのすけ「ピッピ人形を殴るように打ち込めー!」
ヌイコグマ『ふんっ!』ブンッ
ドズムッ!
ラッタ「シャッ!?」
ゴルバット「ゴルルッ!!」バサバサッ
ひろし「食らえっ!」バッ
ツーーン!
ゴルバット「ゴ、ゴルッ!?」ピクッ
したっぱたち「ひっ! く、クサッ!」フラッ
バタバタッ!
680 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/10(土) 20:29:48.93 ID:gw+EmeqQ0
ひろし「フッ、この臭いに勝てる奴などいるものか」ハキハキ
しんのすけ「」
ハウ「」
ひろし「……お前ら嗅いでねえだろ! わざとらしく気を失うな!」
したっぱL「あのオヤジが一番厄介だな! おい、あのオヤジをやれ!」
ひろし「しんのすけ! ハウくん! ここは俺が引き受ける! お前らは早く代表のところへ行け!」
しんのすけ「とーちゃんは?」
ひろし「後で行くぜ! とーちゃんを信じろ、しんのすけ!」
しんのすけ「……とーちゃんはいつか、課長になれるよ!」ダッ
ひろし「課長どまりかよ!」
ハウ「おれは残るー。おじさん、ポケモン持ってないでしょー? おれが手伝ってあげるー!」
ひろし「ハウくん……! よし、臭いに巻き込まれないよう気をつけろよ!」
ハウ「うんー!」
681 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/10(土) 20:32:32.16 ID:gw+EmeqQ0
しんのすけ「ほっほーい、クジラくーん!」
グラジオ「クッ……強くなってない。孤独と戦ってきた日々、まるでムダだったというのか……」ガクッ
ヌル「オ、オオ……」ピクピク
しんのすけ「クジラくん、ヌルヌルくん、せーり痛?」
グラジオ「……ホントにそう見えるなら眼科行けっ!」
グズマ「ブッ壊しても、ブッ壊しても、手を緩めなくて嫌われるグズマ様が、ここにいるぜ」
しんのすけ「よ! くさやのおじさん」
グズマ「グズマだ! そこのおぼっちゃんは、オレさまが壊してやったよ。家を飛びだし……強くなりたいって、スカル団に来たりしてよ。それなりに気に入ってたがよ……。生みの親に逆らうなんて、親不孝にもほどがある!」
しんのすけ「えっ? クジラくんとくさやのおじさんって親子なの?! ってことはクジラくんがお父さん?」
グズマ「ちげぇよ! バカかお前は!」
グラジオ「勘違いするにしても逆だ……!」
しんのすけ「ほーほー」
グズマ「そんで、次はお前をブッ壊す番だ。いつまでもチョロチョロまとわりつく、目障りなじゃがいも小僧が!」
グズマ「お前のじゃがいも頭ブッ壊して脳みそストローでチューチューすすってやるぜクソボーズ!!」
682 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/10(土) 21:05:41.19 ID:gw+EmeqQ0
スカル団ボスの グズマが
勝負を しかけてきた!
グズマ「オラァ行けっ! グソクムシャ!」ヒョイッ
グソクムシャ「ズモォォォッ!!」ポンッ!
しんのすけ「…………」
ーーグソクムシャ「ズモォォォッ!!」ドスドスドス!
ーーしんのすけ! であいがしらは出した瞬間のみだが、必ず先制できる技だ! グソクムシャの得意技だよ!
しんのすけ「ボーちゃん! レッツラゴー!」ヒョイッ
ミミッキュ『ボッ!』ポンッ!
グズマ「挨拶がわりにであいがしらをブチかませ!」
グソクムシャ「ズモォォォッ!!」ドスドスドス!
ドゴッ!
ミミッキュ『ボ! 早い!』カクン
しんのすけ「ボーちゃん、今だ!」
ミミッキュ『オッケイ』バチチチッ!
グソクムシャ「ググッ!?」ビリビリ
683 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/10(土) 21:07:23.95 ID:gw+EmeqQ0
グズマ「こいつ……麻痺にしやがったか」
ミミッキュ『ボーッ!』ジャキンッ!
グソクムシャ「グモッ!?」ザクッ!
ミミッキュ『もう一度!』ジャキン!
グズマ「今だ! ふいうーー」
しんのすけ「ボーちゃん、一旦戻ったほうがいいよー!」
ミミッキュ『ボ! 分かった』サッ
グズマ「チッ……ふいうちを読んだな」
グズマ「グソクムシャ! いったん戻りな!」シュンッ!
ミミッキュ『ポケモンを取り換えた……?』
しんのすけ「ワッハッハッハッ、ボーちゃんに恐れをなして逃げたか!」
グズマ「ハッーー行きな! アリアドス!」ヒョイッ
アリアドス「シャーーッ!!」ポンッ
グズマ「アリアドス、どくのいとだ!」
アリアドス「シャーッ!!」ブシュッ
しんのすけ「あっ! ネネちゃんみたいに図体がおっきいと抜け出せないから気を付けて!」
ヌイコグマ(ボール)『どういう意味よ!』
ミミッキュ『ボーッ!』ジャキンッ
ザクザクザクッ!
どくのいとをシャドークローで切り裂いた瞬間、ボーちゃんの背後にアリアドスが現れた!
グズマ「クロスポイズンだ!」
アリアドス「シャッ!!」ブンッ
ザクザクッ!
ミミッキュ『うっ……!』ブルッ
しんのすけ「ボーちゃん、大丈夫?」
ミミッキュ『たぶん、毒を受けたかも。これから光の壁を張って、アリアドスにのろいをかけてくる』
しんのすけ「のろい?」
ミミッキュ『しんちゃんは、次のポケモンを出す準備しといて』
しんのすけ「ほいっ」コクン
685 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/10(土) 21:09:30.43 ID:gw+EmeqQ0
ミミッキュ『ボーッ!』ピカー!
グズマ「あん? 光の壁か? 面倒なことしやがる。アリアドス! かげうちだ!」
アリアドス「シャーッ……」ブゥゥン
ミミッキュ『ボ!?』ドカドカッ
ボーちゃんの影からアリアドスが現れて、攻撃を加える。
しかし、振り向きざまにボーちゃんの目が妖しく輝く!
ミミッキュ『……ボ!』ギンッ!
アリアドス「シャ……!?」ドクン!
グズマ「ん……?!」
ミミッキュ『しんちゃん……交代』ハァハァ
しんのすけ「ボーちゃん、ごくろーさん」シュンッ
686 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/10(土) 21:10:35.46 ID:gw+EmeqQ0
しんのすけ「マサオくん! レッツラゴー!」ヒョイッ
ヨワシ(群)『うっしゃあ! ヤローども、行くぜい!』ポンッ
グズマ「あん時のヨワシ……。さっきのミミッキュといい、バカなわりに面倒なの連れてやがる」
しんのすけ「マサオくん、思いっきり行っちゃえー!」
ヨワシ『おうっ! ウラウラのときはほとんどだらしねぇところ見せちまったが、汚名返上だぜ! ファイヤーッ!』ブシャーッ
マサオの口から勢いよくみずでっぽうが放たれる。
アリアドス「シャッ?!」ドドドッ!
グズマ「アリアドス! もう一度どくのいとだ!」
アリアドス「シ、シャーッ!!」ブシュッ
グズマ「そんなでけぇ図体じゃ避けようもねえだろうよ!」
しんのすけ「押し返しちゃえ!」
ヨワシ『やらいでかっ!』バシュッ!
マサオのみずでっぽうと、アリアドスのどくのいとが互いに迫っていく!
アリアドス「シャアッ……!」ズドドッ!
687 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/10(土) 21:11:34.37 ID:gw+EmeqQ0
ヨワシ『うっ……糸が!』
マサオにどくのいとが締め付けられたものの、アリアドスの体力も限界を迎えた。
アリアドス「シ……シャッ」ガクッ
グズマ「おうおう、ヤツはどくに出来たみたいだな。よくやったぜ、アリアドス」シュン
ヨワシ『……このくらい!』ググッ
しんのすけ「ちょっとずつヨワシくんが逃げちゃってるけどね」
ジュナイパー(ボール)『やっぱり、でかさが仇になってる時があるね』
しんのすけ「群れなんだから、バラバラになれないの?」
ヨワシ『バラバラ?』
ジュナイパー『なるほどね! 群れを一旦散り散りにさせて技を回避したあと、もう一回戻るんだよ!』
ヨワシ『……考えてみるぜ。すぐにできることじゃねぇけどよ』
グズマ「カイロス、出てこいやぁ!」ヒョイッ
カイロス「カイロォォッ!」ポンッ
しんのすけ「おおっ、新手か!」
ヨワシ『誰が来ようが関係ねぇ! ぶっ飛ばしてやるぜぇ!』ブンッ
688 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/10(土) 21:13:20.46 ID:gw+EmeqQ0
マサオは全身を一回転して尾ひれ(の形に群れたヨワシ)をカイロスに向けて叩きつける!
カイロス「カイッ!」メキッ!
マサオのアクアテールを食らって、地面にめり込んだものの、カイロスは尾ひれを挟んだ!
グズマ「よーし! そのままやまあらしだ!」
カイロス「ロォォォッ!!!」グワァァ
ヨワシ『な、なにっ!?』ズズズ
しんのすけ「おーっすげー! マサオくん持ち上げてる!」
ジュナイパー(ボール)『関心してる場合かよ!』
カイロス「ォォッ!!」ブゥンッ
ズシンッ!
ヨワシ『うわぁっ!』バララーッ
ヨワシ(単)『ううっ……』
689 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/10(土) 21:14:07.11 ID:gw+EmeqQ0
グズマ「へっ、群れが散ったみてえだな。所詮、群れのないヨワシなんて文字通りの雑魚だよ。ぶっ壊す価値もねぇ。とっとと引っ込めな」
しんのすけ「マサオくんは雑魚なんかじゃないもん!」
ヨワシ『し、しんちゃん……』
しんのすけ「ところで雑魚ってどういう意味だっけ?」
ヨワシ「」ズルッ
グズマ「……おまえのバカなやりとりに付き合うつもりはねぇよ。カイロス、かわらわりで止めさしちまえ!」
カイロス「カイッ!」ドタドタッ
ヨワシ『ひっ、ひいいっ……!』ビクビク
カイロス「ロオオオッ!」ブンッ!
しんのすけ「マサオくん!」
ヨワシ『ーーッ!』スゥゥゥッ
ブシャアアアアッ!
カイロス「!?」ドドドドッ
690 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/10(土) 21:15:07.71 ID:gw+EmeqQ0
しんのすけ「おー! やるじゃん」
ヨワシ『ハァハァハァ……』
グズマ「今のはハイドロポンプか? しぶてぇヤツだ! とっととやっちまえ!」
カイロス「ロォォッ!」ブンッ!
ヨワシ『うわぁぁっ!』ドカッ
ドサッ
ヨワシ『し、しんちゃん……も、限界だよ……』ピクピク
しんのすけ「ほい、マサオくん頑張りましたな」シュンッ
しんのすけ「じゃあ次カザマくんーー」
ヌイコグマ(ボール)『ちょっと待って、あたしが出ていい? あのグソクムシャにリベンジしたいの』
ジュナイパー(ボール)『えぇ? だったら先に僕がカイロスを倒したほうがーー』
ヌイコグマ(ボール)『いいでしょ? カザマくんはアセロラさんの試練で出番もらったんだし』
ジュナイパー(ボール)『わ、わかったよ……』
しんのすけ「じゃあネネちゃん、レッツラゴー!」ヒョイッ
ヌイコグマ『今度こそあいつにリベンジしてやるわっ! とっととカイロスをやっつけちゃいましょ』ポンッ
691 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/10(土) 21:16:51.55 ID:gw+EmeqQ0
グズマ「あのヌイコグマか。さっきの奴らと比べりゃ大したことねぇ相手だ。カイロス、もう一度かわらわりだ!」
カイロス「カイッ!」ブンッ!
ヌイコグマ『あんたなんかに用はないのよ! とっとと失せなさい!』ブンッ!
ググググッ
ヌイコグマ『ふぬぬぬっ……!』ググッ
カイロス「ロォォォッ」ググッ
ネネの腕とカイロスのハサミがつばぜり合いをするようにぶつかりあう!
しかし、先に動いたのはネネだった!
ヌイコグマ『ふんっ!』ガシッ
カイロス「カイッ!?」
ヌイコグマ『おぉぉりゃぁぁっ!』ブゥンブゥン
しんのすけ「久しぶりに見た、ネネちゃんのぶんまわし……」
ヌイコグマ『ふんっ!』ブンッ!
ヌイコグマに投げ飛ばされたカイロスは、壁に激突する!
ズズンッ!!
カイロス「ロォォッ……」ガクッ
692 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/10(土) 21:18:05.61 ID:gw+EmeqQ0
グズマ「ケッ……相変わらずの怪力だ。カイロス、戻んな」シュンッ
グズマ「後はお前だけだ! グソクムシャ!」ヒョイッ
グソクムシャ「ズモォォォ……ッ」ポンッ!
ヌイコグマ「やっと出てきたわね。マリエ庭園でのお返し、たっぷりすr」
グズマ「であいがしらだ!」
グソクムシャ「ズモォォォッ!!」ドスドスドス!
ドカッ!
ヌイコグマ『……っと! そう何度もさせないわよっ』グググッ
グソクムシャ「ズモォォ!」
ヌイコグマ『あーら、最初にやった時よりずいぶん動きが遅いじゃない』ニヤッ
しんのすけ「ボーちゃんがまひまひにさせましたからー」
ヌイコグマ『まぁ、それなら今度、リアルおままごとでいい役をやらせなきゃね』
ミミッキュ(素直に喜べない……)
693 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/10(土) 21:20:17.92 ID:gw+EmeqQ0
グズマ「グソクムシャ! シェルブレードだ!」
グソクムシャ「ズモォォッ!」ブンッ!
振り下ろされるシェルブレードに対して、すかさずネネは横へ回避するとグソクムシャの腹に向けて拳を突っ込む!
ヌイコグマ『ネネ・パーンチッ!!(カウンター)』ブンッ
グソクムシャ「ズモッ!?」ドスンッ!
ヌイコグマ『そしてネネ・タックル!(とっしん)』ドンッ!
グソクムシャ「ズモォッ!」
しんのすけ「そろそろ避けたほうがいいよー」
ヌイコグマ『まだいけるでしょ! これでとどめよっ! ネネ・パーン……』
グソクムシャ「ズモォッ!」ブンッ
ドンッ!
ヌイコグマ『きゃっ!』フラッ
しんのすけ「あーん、だから戻ったほうがいいって言ったのに」
グズマ「歴史は繰り返すってな!」
694 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/10(土) 21:21:11.04 ID:gw+EmeqQ0
グズマ「調子に乗ってると、そうやって不意打ちされてブッ壊れるキッカケになるのさ。そこのお坊ちゃんのようにな!」
グラジオ「くっ……!」
グズマ「こっから一気にブッ壊してやるぜぇ! グソクムシャ! シェルブレード!」
グソクムシャ「ズモッ!」ブンッ!
ヌイコグマ『痛いっ!』ザンッ!
グズマ「そらそらァ! どんどん行くぜぇ! グソクムシャ、アクアジェットだ!」
グソクムシャ「ズモォォォォッ!!」ドドドドッ!
ヌイコグマ『ううっ!』ドンッ
ジュナイパー(ボール)『ネネちゃん! ライチさんとの戦いでしたように、一度攻撃を我慢して耐えて一気に攻めるんだ!』
ヌイコグマ『わかって……るわよ!』ググッ
グズマ「もう一度シェルブレード!」
グソクムシャ「ズモォォッ!」ブンッ!
ヌイコグマ『く、ううっ!』ザシュッ
ヌイコグマ『はぁ……はぁ……!』
しんのすけ「アローラ地方を冒険するゾ」
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