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しんのすけ「アローラ地方を冒険するゾ」

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Part23
405 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/05(月) 19:38:22.57 ID:OLAdBY7f0
~図書館2F~
リーリエ「貴重な本ですので、貸し出しているかわかりませんが……」
ロトム図鑑「マンガないかなマンガ」
しんのすけ「オラ、アクション仮面読みたーい」
???「これでしょ、ひらひらのお姉ちゃん」
リーリエ「え?」
???「読ませてあげる!」
リーリエ「ええ……わかりました」
リーリエ「ええと……『アローラの光』。では、読ませていただきますね」

406 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/05(月) 19:39:46.89 ID:OLAdBY7f0
なにもない 空
突如として 穴が開き
一匹の 獣 姿を みせる
月を 誘いし 獣と 呼ばれ
アローラの 王 敬う 
月を 誘いし 獣
辺りを 暗く 染め
持てる すべての 力 放ち
島の守り神を 従える
月を 誘いし 獣
アローラの 王朝に
闇を もたらし
生を 終えた 命 導く
月の獣 太陽の獣
交わり 新たな 命 呼ぶ
島の守り神
命 見守ると する……
アローラの王朝
祭壇にて 二本の 笛を吹き
音色 捧げ
月の 獣 ルナアーラに
感謝の 気持ちを 表す

407 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/05(月) 19:41:14.34 ID:OLAdBY7f0
???「お父さんの本、おもしろいでしょ!!」
リーリエ「え? ええ……?」
しんのすけ「そうかな? 文字がいっぱいでなんかつまんなーい」ヒョコッ
???「君にはまだ難しいかもね、今度アセロラが読んで聞かせてあげる」
しんのすけ「別にいーや」
リーリエ「お父さんって……これ、相当古い本ですよね?」
アセロラ「うん、お父さん! アセロラ、こうみえて大昔すごかった一族の娘なの」
しんのすけ「なにしたのー? 自動車の創業?」
アセロラ「違うよ。アセロラ、大昔のアローラの王家の末裔なの」
リーリエ「そ、そうなんですか?」

408 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/05(月) 19:42:02.38 ID:OLAdBY7f0
アセロラ「よかったら、他にもアローラの伝説を教えてあげるよ! いっぱい知ってるから!」
リーリエ「ありがとうございます。わたし、こちらで……お話を聞いてますね。しんちゃんは試練ですね! 本で読みましたが、ウラウラ島の電気の試練は、10番道路からバスに乗って行くそうですよ」
しんのすけ「知ってるー。ハカセがそこで待ってるから」
アセロラ「試練……? あ、キミがカプ・コケコに選ばれたっていう、5歳の野原しんのすけくんね!」
しんのすけ「そうだよ、サイン欲しい?」
アセロラ「ハプウちゃんから話は聞いてたけど、うちにいる子供たちよりちっちゃーい!」ベタベタ
しんのすけ「いやん、ベタベタさわんないでよ、エッチ!」クネクネ
アセロラ「実はアセロラもキャプテンなんだよ! 電気の試練が終わったらまた会おうね!」
しんのすけ「ほいほい」

409 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/05(月) 19:43:00.63 ID:OLAdBY7f0
10番道路 バス停前
スカル団したっぱ1「いじっぱりのドラコ!」カーン!
したっぱ2「れいせいのおキン!」カーン!
したっぱ3「ひかえめのマミ!」カーン!
3人「三人合わせて、『スカル団黒ガバイト隊』!」
バァーーーン!!!
トレーナーA「」
トレーナーB「」
ヒソヒソ ナンダアレ
ドラコ「ふっ、あたいら3人にビビってるみたいだぜ」
おキン「リーダー、やっぱ恥ずかしいっすよ、これ」
マミ「せめて人目のないところでやって欲しい……」
しんのすけ「おおーーーっ!」パチパチパチ
ドラコ「あん?」
しんのすけ「そのポーズ、その掛け声、オラ、今モーレツに感激してる!」パチパチパチ


410 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/05(月) 19:44:09.32 ID:OLAdBY7f0
ドラコ「へへっ、ガキに感激されても嬉しくねぇっつーの」
おキン「逆に言うとガキにしか受けてねーと思う……」
しんのすけ「いやぁカスカベ地方でも似たようなお笑い芸人がいたけど、こっちにもいたなんて、オラうれしーゾ!」
ドラコ「お笑い芸人じゃねぇよ! いいか? あたいらはな、スカル団の中でも特に不良の三人衆! 泣く子も黙るスカル団黒ガバイト隊なんだよ! 覚えときな!」
マミ(覚えなくていい、改名したい……)
しんのすけ「オラのいたカスカベ地方にも、サイタマ紅さそり隊っていう、同じポーズを取ってる3人のお笑い芸人がいたよ。師匠たちお仲間?」
ドラコ「師匠って言うのやめろ!」
マミ「てゆうかリーダー、こいつ島巡りの子っスよ。バッグにいっちょまえに証なんかぶら下げてる」
しんのすけ「オラ、島巡りをしてる野原しんのすけ! ねぇねぇ、オラ師匠の弟子になりた~い!」
ドラコ「しんのすけ? ……そうか、お前がグラジオと姉御の言っていたじゃがいも小僧か」
しんのすけ「お? オラって有名?」
おキン「ああ、スカル団じゃ有名なんだよ。あたいらに盾突く生意気なじゃがいも小僧だってな」
しんのすけ「あー、師匠たち、スケスケおパンツ団の人たちだったのかー。どおりでどこかで見たような衣装してるもんね」
おキン「スケスケおパンツ団じゃねーよ! スカル団だ!」

411 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/05(月) 19:45:51.28 ID:OLAdBY7f0
ドラコ「マミ、お前が行きな。ちょいと痛い目に合わせてやれ」
マミ「へいっ」
しんのすけ「もしオラが勝ったら、師匠の弟子にしてよー」
ドラコ「だからお笑い芸人じゃないっつーの!」
スカル団のしたっぱのマミ が
勝負を しかけてきた!
マミ「行きな、タツベイ」ヒョイッ
ポンッ!
タツベイ「ギャーッ!」
しんのすけ「マサオくん! レッツラゴーッ!」ヒョイッ
ポンッ!
ヨワシ(群)『おうよ! 張り切って行くぜい!』

412 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/05(月) 19:46:49.00 ID:OLAdBY7f0
しんのすけ「おおっ、マサオくんいきなり強気……」
フクスロー(ボール)『ヨワシは一度群れを従えられるようになったら、そのまま群れと一緒にいるんだ』
しんのすけ「ほうほう」
おキン「む、群れたヨワシ?!」
マミ「リーダー、流石にこれは予想外っスよ!」
ドラコ「バカっ、黒ガバイト隊ならこんなものにビビってるんじゃねぇ! 気合で乗り切るんだ!」
しんのすけ「マサオくん、思いっきり行けーっ」
ヨワシ『派手にかますぜ! オラァ!』ドッ!
ドドドドド!!
タツベイ「ギッ?!!」
ザッパーン!
タツベイ「……」ピクピク
ヨワシ『やったぜぃ!』

413 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/05(月) 19:48:34.40 ID:OLAdBY7f0
しんのすけ「マサオくん、ごくろーさん」シュンッ
マリ「やっぱ相手が悪すぎるっスよ……」
しんのすけ「じゃ師匠、これからもよろしくお願いします」
ドラコ「だから師匠って言うな! くそっ、覚えてやがれ!」
おキン「師匠、落ち着けよ」
マリ「そうだよ、次リベンジすればいいじゃんか、師匠」
ドラコ「お前らも師匠って言うなああああ!」
スタコラスタコラサッサ!
ククイ博士「お? しんのすけ、走っていくスカル団とすれちがったよ!」
しんのすけ「いやいや、あの人たちはスケスケおパンツ団のお笑い芸人ですから」
ククイ博士「お笑い芸人? それはいいな! スカル団がアローラを笑いで包んでくれたら、もっと世の中もにほんばれのように明るくなるだろう!」
ククイ博士「ところで、周りがびしょ濡れだけど、しんのすけの仕業かい?」
しんのすけ「いえ! マサオくんのせいです」
ヨワシ(ボール)『ちょ、ちょっと~僕が悪いみたいな言い方やめてよ』
ククイ博士「マサオ? ひょっとしてリーリエが言っていたヨワシの事かな? それじゃいいことを教えてあげるよ!」

414 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/05(月) 19:49:11.10 ID:OLAdBY7f0
しんのすけ「なになに?」
ククイ博士「ヨワシは群れて力を合わせると、確かに強力な技が使えるんだ。だけど、相手からの攻撃で群れが散ってしまうと、技の威力もヨワシ単体のモノに戻っちゃうんだ。そこに気をつけるといいよ!」
しんのすけ「ほーい」
フクスロー(ボール)『ホントに聞いてるのか? 結構大事なことだぞ?』
ククイ博士「さて、ホクラニ岳山頂に行くなら、ここから出るバスがオススメだからね! スカイアッパーのような勢いで登っていけるぜ!!」
プップー
キキッ
しんのすけ「お、さっさと次の展開に移りたいからバスが来た!」
アナウンス『はいはいナッシーバス! 安全運転でぶっぱなしますよ! 乗って乗って!』
ククイ博士「さ、乗るよ! しんのすけ!」
しんのすけ「ほっほーい」

415 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/05(月) 19:50:02.26 ID:OLAdBY7f0
ホクラニ岳山頂
しんのすけ「おー高い高い」
ロトム図鑑「ここは……」
ククイ博士「ぉーい! しんのすけ、こっちだぜ!」フリフリ
しんのすけ「ハカセーここがアローラで一番高い山?」
ククイ博士「惜しいな! 2番目に高い山だ! では、一番高いのは……」
ククイ博士の指差す方向、そこには、夕陽に照らされた雪山のてっぺんが雲を突き抜けて姿を現していた。
ククイ博士「ごらんしんのすけ! 神々しさを感じる山があるだろ! アローラで一番高いラナキラマウンテンだぜ!」
しんのすけ「おおっ、かき氷みたいで美味しそう」
ククイ博士「食べちゃダメだぜ! 月の化身とされるアローラの伝説のポケモンに一番近い聖地! ラナキラマウンテンのてっぺん! あそこで島巡りの総仕上げである大大試練を受けるんだ」
しんのすけ「だいたい試練?」
ククイ博士「大大試練! しんのすけが全ての島の大試練を終えたら、あそこに登って最後の試練を受けるんだ。それを乗り越えることが出来れば、晴れて君は島巡りチャンピオンになれるんだ!」
しんのすけ「ほーほー」

416 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/05(月) 19:51:57.04 ID:OLAdBY7f0
ククイ博士「ーーなぁ、しんのすけ。僕には夢があるんだ」
しんのすけ「なーに?」
ククイ博士「ラナキラマウンテンのてっぺん! あそこにポケモンリーグを造ること!」
ククイ博士「過去に島巡りをこなしたものは、ラナキラマウンテンのてっぺんで大大試練を受け、島巡りチャンピオンとなった!」
ククイ博士「僕はアローラの昔からの風習を大事にしつつ、世界に通じるチャンピオンを生み出すため、あそこにポケモンリーグと! リーグを守る四天王を擁立させたいんだ!」
ククイ博士「島巡りチャンピオンから世界のチャンピオンに! そしてチャンピオンを通じ! 世界のみんなに、アローラのポケモンやトレーナーの魅力を知ってもらうんだ!!」
ククイ博士「……と、言っても、まだまだ先の話だけどね。四天王候補はいくつか挙がってるんだけど、別の地方に行って、四天王やジムリーダーのことに関する勉強をいっぱいしなきゃーーってしんのすけ?」
しんのすけ「おねいさーん、オラと山ガールになりませんかー?」
ククイ博士「……やれやれ、しんのすけにはちょっとスケールが大きすぎて、想像しづらかったかな?」
ロトム図鑑「…………」

417 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/05(月) 19:52:44.65 ID:OLAdBY7f0
ククイ博士「どうしたんだい、ロトムーーいや、ぶりぶりざえもん」
ロトム図鑑「違う! 私はレオナルド・ロトブリオだ!」
ククイ博士「わかったわかったよ、で、どうしたんだい? 夕陽なんか見て」
ロトム図鑑「この眺めを見ているとなんとなく何かを感じる……」
ククイ博士「なにか、とは?」
ロトム図鑑「さあな……。だが、ひとつだけかすかに思い出したことがある」
ロトム図鑑「私は大昔、誰かとインドぞうさんの大きさを比べていたような気がする。この景色を見ていると、それを思い起こさせる」
ククイ博士「そ、そうかい……」
ロトム図鑑「…………」
しんのすけ「ハカセー、ぶりぶりざえもーん、そろそろオラ試練受けにいきたーい!」テクテク
ククイ博士「ああ、そうだね。それじゃ、天文台まで案内するよ」
ロトム図鑑(この感じは……一体。私は……)

418 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/05(月) 19:58:18.42 ID:OLAdBY7f0
ホクラニ岳山頂 天文台前
ククイ博士「よお!」
???「あいかわらず熱いね、ロイヤルマスクくん!」
しんのすけ「誰? このちょっとオタクなメガネ君はキャプテン?」
ククイ博士「こーら、初対面の人にそういうこと言うんじゃない。しんのすけ、彼はマーレイン。天文台の所長にして、パソコンのボックス管理者だがキャプテンではないぜ」
マーレイン「気にしてないよ。それに、元キャプテンだよ、ロイヤルマスクくん」
マーレイン「しんのすけくんだね。わざわざ来てくれてありがとう」アクシュ
しんのすけ「行けと言われたので来ちゃいました」アクシュ
マーレイン「ただ、うちのキャプテンのマーマネは忙しくてね。その間、天文台の中を案内してあげよう」
しんのすけ「いいの?」
マーレイン「本当は君の資質も確かめたいところだけど、外でポケモン勝負をして、開発中の装置のアンテナを傷つけるわけにもいかないからね」
ククイ博士「まぁしんのすけは島巡りをしていた時の僕らより強いと思うぜ! あと、僕はククイであってロイヤルマスクじゃない!」
しんのすけ(バレバレだと思うけど)
ククイ博士「じゃあ僕はマリエ庭園に戻るよ。マラサダを食べ終えただろうハウを、案内しないとね」スタスタ
しんのすけ「バイバーイ」フリフリ

419 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/05(月) 19:58:56.46 ID:OLAdBY7f0
マーレイン「あいかわらず面白い男だ。わが親友は……!」
しんのすけ「お友達なの?」
マーレイン「君とハウくんのように、昔、僕とククイは島巡りをしていたんだ」
しんのすけ「ふーん」
マーレイン「ところで……ククイのいない今だから言うけど、ロイヤルマスクの正体は彼って、気付いちゃってるかな?」
しんのすけ「アレで気付かないっていうのが無理あるでしょ」
マーレイン「君もそう思うだろう? でも、ああやってムキになって隠しているんだ。だからククイは面白い!」
しんのすけ「ハカセも変わってるよね、かーちゃんのグリグリを自分から受けたいって言ってるもん」
マーレイン「さて、しんのすけくん! われらの天文台にようこそ!」

420 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/05(月) 20:00:31.82 ID:OLAdBY7f0
ホクラニ岳山頂 天文台屋内
しんのすけ「おーっ、秘密基地みたーい」
マーレイン「この天文台では主に、彗星の観測をしたり、星の観測をしているよ。たまに彗星のかけらが落ちてくることもあってね、それを分析して宇宙の謎を解いているんだ」
マーレイン「後は、アローラで役に立つような機械をマーマネと一緒に作っているのだよ。例えば、今君の持っているロトム図鑑のパーツの一部は、僕が作ったものなんだ」
ロトム図鑑「だったらもっと女性の目を惹くものをだな……」
マーレイン「デザインと機能を両立させるのは難しいのだよ、ロトム図鑑くん。それに、僕はそれはそれで、中々いいデザインだと思うけどね」
しんのすけ「やれやれ、ぶりぶりざえもんはワガママですから」
マーレイン「そうそう、今、僕はポケモンの強さを数値化している機械を作っていてね。テストも兼ねて、君たちのポケモンの強さを見てみようか」
しんのすけ「見る見るー!」
マーレイン「本当はポケモン勝負で実力を見るのが一番なんだけれどもね、一度やってみたいことがあると、やりたくなっちゃう気質なんだ。僕もマーマネもね」ガサゴソ
マーレイン「ああ、ポケモンは出さなくても大丈夫だよ。ボールに入れたまま、並べてくれるだけで測れるんだ」スチャ カチカチ
しんのすけ「どっかの漫画で見たことあるデザインだね」
マーレイン「さて、どうかな?」ピピピピ!

421 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/05(月) 20:01:32.60 ID:OLAdBY7f0
フクスロー(ボール)『なんかドキドキするなぁ』
ヨワシ(ボール)『どうなるのかな? 弱く見られないかな?』
ヌイコグマ(ボール)『やあねぇ、ネネは可憐な乙女だから低く見られて欲しいわ。高すぎると戦い慣れして野蛮に見られちゃう気がするもの』
フクスロー&ヨワシ(僕らの中じゃネネちゃんが一番レベル高そうな気がする)
マーレイン「おや、これは……」ピピピ
しんのすけ「どしたの?」
マーレイン「君たちのレベルの合計を測ってみたんだけど、数値が7と出たんだ」
しんのすけ「ほうほう」
フクスロー『そんな馬鹿な! 僕たち合わせてなのに、そんなに低いはずないだろ?』

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