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しんのすけ「アローラ地方を冒険するゾ」

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Part2
21 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 19:07:23.22 ID:h8Rc+5Hs0
少女「石……?」
少女「これ……あなたの石ですよね?」
しんのすけ「オラ、こんな石持ってないよ? ま、くれるってなら貰うけど」
少女「あの……このコのこと……誰にもいわないで……ください。秘密で……秘密でお願いします」
しんのすけ「大丈夫、オラ尻は柔らかい方だから」
少女「それを言うなら……口は固い、じゃないですか?」

しんのすけ「そーともいうー」
少女(……本当に大丈夫でしょうか。……不安になってきました)
少女「ほしぐもちゃん……バッグに入ってください」
ほしぐもちゃん「ピュウ……」
テクテク

22 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 19:07:56.19 ID:h8Rc+5Hs0
少女「石……?」
少女「これ……あなたの石ですよね?」
しんのすけ「オラ、こんな石持ってないよ? ま、くれるってなら貰うけど」
少女「あの……このコのこと……誰にもいわないで……ください。秘密で……秘密でお願いします」
しんのすけ「大丈夫、オラ尻は柔らかい方だから」
少女「それを言うなら……口は固い、じゃないですか?」

しんのすけ「そーともいうー」
少女(……本当に大丈夫でしょうか。……不安になってきました)
少女「ほしぐもちゃん……バッグに入ってください」
ほしぐもちゃん「ピュウ……」
テクテク

23 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 19:09:16.35 ID:h8Rc+5Hs0
リリィタウン 広場
ククイ博士「おっ、いたいた! しんのすけー勝手に行っちゃダメって言ったじゃないかー」
しんのすけ「いやぁ、五歳児の辞書にヒマなんてコトバはないんですよ」
ククイ博士「おや? でもマハロ山道から帰ってきたってことは助手に会ったのかな?」
しんのすけ「じょしゅ?」
少女「あっ……」
ククイ博士「では、あらためて紹介しようか! こちらは、僕の助手のリーリエだ!」
少女「えっ? はい……リーリエと申します」
しんのすけ「オラ、野原しんのすけ五歳! 趣味は道ばたではねるコイキングごっこ。しんちゃんって呼んでね」
ククイ博士「リーリエが出会ったのが、昨日アローラに来たばかりのしんのすけだよ! 色々、教えてあげてよ!」
リーリエ「ククイ博士のお知り合いなのですね。よろしくお願いします」ペコリ

24 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 19:10:41.03 ID:h8Rc+5Hs0
しんのすけ「まだオラ、ハカセとお尻を見せ合っていないけどね」
リーリエ「お、おしり……?」
ハウ「はかせーじーちゃん連れてきたよー」
ハラ「なにか、ありましたかな?」
ククイ博士「ちょっと……ハラさんどこに行ってたんですか?」
ハラ「しまキングですからな。島の問題が起これば解決にいきますな」
ハラ「で、リーリエ、なにかありましたかな? なにやら、カプ・コケコの飛ぶ姿をみかけましたが」
リーリエ「あの、ハラさん……吊り橋の上で、オニスズメさんに襲われていたこのコを、こちらの方に守ってもらいました。でも足を踏み外して……谷底に落ちそうになり……そこを、島の守り神さんに助けていただいたのです」
ククイ博士「おお! そいつはすごいぜ!」
しんのすけ「えっへん!」ドヤァ

25 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 19:11:42.35 ID:h8Rc+5Hs0
ハラ「ほう! 守り神といわれるも気まぐれな、カプ・コケコの心を動かしたのですな!」
ハラ「はじめまして、メレメレの『しまキング』ハラと申します。ようこそ、アローラへ!ククイから君のことは聞いていました。お会いできて、うれしいですな!」
しんのすけ「オラもハラのおじさんに会えてこーえーですな! ハラのおじさんのハラもタプタプですな」ペチペチ
リーリエ「あのっ、失礼ですよ」
ハラ「はっはっはっ! 構いませんぞ! そのむかし、ハウがしんのすけと歳が同じころ、よくハラをタプタプされたのを思い出しますな」
ハウ「えー? そうだったっけー? 覚えてないやー」
ハラ「君が覚えてなくとも、このハラは覚えてるぞ。……おお、話が逸れるところでしたな! 時間があれば、しんのすけのご家族ともご挨拶したいですな」
しんのすけ「うーん……かーちゃんのハラとハラのおじさんのハラ、どっちが凄いのか気になるところですな」
ハウ「……? どゆことー?」
しんのすけ「ここだけの話、かーちゃんのお腹、三段ハラなんだ」
\ブフッ! ワッハッハッハッ!/
ハラ「これ、母親のことを悪く言ってはいけませんぞ」
ククイ博士「そんな顔で言っても、説得力ありませんよ。ハラさん」
リーリエ「…………」


26 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 19:15:06.17 ID:h8Rc+5Hs0
しんのすけ「アローラ地方の食べ物っておいしいってかーちゃん言ってたから、きっときのみとかいっぱい食べて体重が増えるのが目に見えて……」キラッ
ハラ「ぬお? しんのすけ……お持ちのかがやく石を見せていただけるかな?」
しんのすけ「これ? ひまにあげようと思ってるけど、欲しいの?」つ かがやく石
ハラ「……おお! これは!」
ハウ「じいちゃん。それって、もしかして……」
ハラ「そういえば、しんのすけは、カプ・コケコに助けられたと……」
しんのすけ「カノ・エイコ?」
リーリエ「カプ・コケコです。橋から落ちた時に、あなたを助けてくださった、あのポケモンさんですよ」

27 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 19:15:49.40 ID:h8Rc+5Hs0
ハラ「なるほど、石まで貰うとはなあ……! 君は、アローラに来るべくして来たのかもな」
しんのすけ「いや、とーちゃんの転勤の都合だけどね」
ハラ「しんのすけ! 石はちょいと預からせてもらいます。なあに、明日返しますから」
しんのすけ「ほーい!」
ククイ博士「じゃあしんのすけ、家まで送るよ! リーリエもいっしょだぜ。君の大事なあのコがはぐれると大変だからね」
リーリエ「はい……気を付けます」
ほしぐもちゃん「ピュイ!」
リーリエ「ほら、言ったそばからバッグから出ないでください」

28 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 19:16:58.30 ID:h8Rc+5Hs0
自宅
ククイ博士「じゃ、しんのすけ! また明日!」
リーリエ「……」ペコリ
しんのすけ「股ねー」
ガチャ
しんのすけ「おっかえりー!」
みさえ「ただいま、でしょ。今日はどうだったの?」
しんのすけ「実はかくかくしかじかで……」
みさえ「ふうん、ハウくんにリーリエちゃんに、しまキングのハラさんねぇ……。明日、改めてご挨拶に行かなくっちゃね」
しんのすけ「あれっ? とーちゃんは?」
みさえ「パパはお仕事。確かエーテル……なんとかっていう遠い島に行ってるから、夜遅くまで帰ってこないわよ」
しんのすけ「ほうほう、そこでとーちゃんが浮気相手を見つけて、そのまま暮らしていくんだな」
みさえ「縁起でもないこと言わないの!」

29 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 19:20:42.92 ID:h8Rc+5Hs0
ひまわり「たいやー」
しんのすけ「ひまーホントはおみやげがあったんだけど、ハラのおじさんに貸しちゃったから、また明日ねー」
ひまわり「たや?」
しんのすけ「そだ、アクション仮面見なきゃ」
ピッ
TV『きょうもたべよぉ マラサダたべよぉ まだまだ マラサダー♪』
しんのすけ「あれー? かーちゃん、アクション仮面やってないんだけどー」
みさえ「やってるわけないでしょ。カスカベ地方とは全然違うんだから」
しんのすけ「ガ~ン! ……それじゃカンタムは? チョコビは?」
みさえ「無いわよ。アローラ地方ってそのぐらい遠いもん」
しんのすけ「」
しんのすけ(……こっそり持ってきたかけなしのチョコビ、大事に食べないと)

30 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 19:21:41.32 ID:h8Rc+5Hs0
翌日 自宅
ピンポーン
みさえ「あら? 誰かしら?」
ガチャ
みさえ「はーい」
ククイ博士「こんにちは、奥さん」
みさえ「あら、ククイ博士」
ハウ(この人がしんのすけの言ってた三段ハラかー)
ククイ博士「しんのすけはいるかな?」
みさえ「ええ、リビングにいますけどーーそちらの子は?」
ハウ「アローラ! しんのすけのおばさん。おれはハウですー」ニコニコ

31 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 19:22:34.52 ID:h8Rc+5Hs0
みさえ「あら、あなたがしんのすけの言っていた……。アローラ」
みさえ「ちょっと待っててね。今呼んでくるから」ドテドテ
シンノスケーククイハカセトハウクンヨー
オラ、イソガシイノ
ミチバタニコロガルオハギゴッコナンテヤッテナイデ、ゲンカンニイキナサイ!
チガウモン! ハマベデヒヤケスルナマコブシゴッコダモン
ドーデモイイワ! イイカラハヤクイキナサイ!
ハウ「にぎやかな家族だねー」
ククイ博士「これからもっとにぎやかなことになるさ」
トテトテ
しんのすけ「おたませー」
ククイ博士「おっ、そのコスプレはナマコブシかな?」
しんのすけ「そうそう、ホラ、とびだすなかみもできるんだよー」クイッ ウニョー
ハウ「すごーい、よくできてるなー」プニプニ
しんのすけ「あン、そこ触っちゃダメぇ……///」

32 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 19:23:37.89 ID:h8Rc+5Hs0
みさえ「こーら、そんなコスプレしてないの。それじゃあよろしくお願いします」
ククイ博士「あぁ、もしお時間がよろしければ奥さんも一緒に。大事な話があるので」
みさえ「えっ? 大事な話? ちょっとしんのすけ、アンタまさかヘンなイタズラしたんじゃないでしょうね?」
しんのすけ「ううん、昨日帰ったあとにかーちゃんの高級パックでオラのインドぞうさんをスベスベにしたぐらいしか……」
みさえ「今のちょっと聞き捨てならないわねぇぇどういうことよぉぉっ!」グリグリグリグリ
しんのすけ「ひいいいっ! 久しぶりのグリグリ攻撃ィィ!」
ククイ博士「おおっ! 見たことのない技だ! これはかくとうタイプの技だな!」
ハウ「はかせーそんなこと言ってる場合じゃないでしょー」
ククイ博士「あ……そうそう、しんのすけは外で悪さしてませんよ。それどころか、しんのすけは『選ばれた』んです」
みさえ「選ばれた?」ピタッ
しんのすけ「なにに?」
ククイ博士「それは、これから案内する場所でお話します」
ハウ「おれとじーちゃんちでねー」

33 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 19:24:53.27 ID:h8Rc+5Hs0
リリィタウン ハウとハラの家
みさえ「し、島巡り!?」
しんのすけ「ほうほう」
ハラ「そう、しんのすけはカプ・コケコに選ばれて、島巡りをする権利を得たのですな」
しんのすけ「しまめぐりってなーに?」
ククイ博士「説明しよう!」
ーー島巡りとは!
ーーアローラ最強のトレーナー! 島巡りチャンピオンをめざす
ーー少年少女と、ポケモンの冒険なんだ!!
ククイ博士「4つだ!」
ククイ博士「アローラには、このメレメレ島の他にも『アーカラ島』『ウラウラ島』『ポニ島』、合わせて4つの島があって、それぞれしまキングがいるんだ!」
ハウ「しまキングに認められるために、7つの試練をこなしていくんだよー」

34 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 19:26:48.59 ID:h8Rc+5Hs0
ハラ「本来、島巡りは11歳から行われるものなのです。ですが、しんのすけは守り神のカプ・コケコに認められて、例外として5歳から島巡りを行うことができるようになった、というわけですな!」
みさえ「認められたって……どういうふうに? その証はあるんですか?」
ハラ「証は、これですな」スッ
ハラはみさえとしんのすけの前に、石で出来た腕輪が置かれた。
ひまわり「たーいっ!」キラキラ
みさえ「これは……腕輪ですか? 」
ハラ「これはZリング。Zリングはポケモンの秘めた力……Zパワーを引き出す、不思議な腕輪!」
ハラ「われわれしまキングは、カプ・コケコに頂いたかがやく石を加工して、Zリングにするのですな。もっとも、島巡りをして、Zクリスタルを集めねば、Zパワーは発揮できませぬがな」
しんのすけ「これって、オラが昨日拾った石?」
ククイ博士「そうだよ! そして君が、カプ・コケコに選ばれた証しなんだぜ!」
ハラ「それにしても、じかにかがやく石を貰うとは……君は、カプ・コケコに気に入られたのか……それとも、なにか使命があるのですかな」
しんのすけ「んー……なんかどっかで見たことある展開」

35 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 19:27:52.19 ID:h8Rc+5Hs0
みさえ「あの、それってしんのすけにアローラ地方をひとり旅させるってことですか?」
ククイ博士「いえ、しんのすけ君はまだ5歳ですから、流石にひとり旅はさせませんよ」
ハラ「このハラの孫のハウも11歳を迎えまして、これから島巡りをさせるところでしてな。しんのすけの良き旅の導き手になれると自負できます」
ハウ「へへー」
ハラ「しんのすけにとっても、アローラの各地を巡って、様々なポケモンを見たり、体験できることは、これから一生残る経験になれると思いますがーーいかがですかな?」
みさえ「…………」
ハウ「ねーねー! しんのすけも島巡りしようよー! 島巡りチャンピオンめざそーよ!」
しんのすけ「えーっ……めんどくさ」
ハウ「そんなーいいじゃーん! ポケモンのコトとかーアローラのコトとかーいろいろ教えたげるからさー!」
ククイ博士「いきなりアローラの風習をすすめられても、ピンと来ないかもな。だが、ポケモンの技を調べる僕にとっても、君が島巡りで色んなポケモンに出会うのは、願ったり叶ったりなんだ!」

36 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 19:29:09.11 ID:h8Rc+5Hs0
ハウ「それにーもし、しんのすけが島巡りチャンピオンになったらーきっとアローラ中で有名になるかもー」
ハラ「なにせ最年少の島巡りチャンピオンですからな。外からやってきた幼子がカプ・コケコから石を貰えること自体、そうそう無いことですが。もしチャンピオンになれば、未来永劫、その名が轟くことでしょうな」
しんのすけ「有名……?」ピクッ
みさえ「その名が轟く……?」ピクッ
~しんのすけの妄想~
おとなのおねえさん「キャーッ! 島巡りチャンピオンのしんのすけ様よ!」
ビキニのおねえさん「握手して!」
エリートトレーナー♀「サインお願いします!」
おじょうさま「しんのすけ様ー!」
キャーキャーワーワーシンノスケサマー!!
しんのすけ「ワーッハッハッハッ! ワーッハッハッハッ!!」
~みさえの妄想~
しんのすけが島巡りチャンピオンになったら……。
その次はカントー、ジョウト、ホウエン、シンオウなどの地方で、ジムやポケモンリーグに挑戦! 島巡りで培った経験を活かして、どんどん地方のチャンピオンになってーー。
やがて活躍の場を世界に広めて、伝説のポケモントレーナーレッドさんの再来と呼ばれるような、世界的なポケモントレーナーになるの!
そうしたら私も、しんのすけの母として有名になって……。

37 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 19:29:57.83 ID:h8Rc+5Hs0
しんのすけ「ウヘヘヘ……」
みさえ「グヘヘヘ……」ヨダレダラー
ハラ「ど、どうしたのですかな、急に……」
ククイ博士「さ、さあ? まるでてんしのキッスを受けたみたいだ……」
ハウ(面白い人たちだなーこんな子と一緒に旅に出られるなんてすごく楽しくなりそー!)キラキラ
しんのすけ「オラ、島巡りやります!」
みさえ「私も、しんのすけに島巡りさせます!」
ハウ「えっ? ほんとー?!」
しんのすけ「ホントと書いてマジと読むのでござる」
ククイ博士「そうか! いい返事だ!」
ハラ「決まり、ですな!」
ハウ「やったー! これからよろしくねー! しんのすけー!」ウキウキ
ククイ博士「それじゃあ早速、ハラさんから最初のポケモンを貰おうか!」

38 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 19:31:14.10 ID:h8Rc+5Hs0
しんのすけ「オラ、シロでも構わないけど」
ククイ博士「シロ? ああ、あのペロッパフか!」
みさえ「ダメよ、シロを飼うとき約束したじゃない。ポケモン勝負に出さないって」
ハラ「まずは、外に出ますかな。しんのすけには、三匹のポケモンから一匹を選んでもらいます」

39 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 19:33:00.68 ID:h8Rc+5Hs0
リリィタウン 広場
リーリエ「あ、博士……どうでしたか?」
ククイ博士「あぁ、リーリエ。しんのすけも島巡りに出ることになったんだ。これからハウと一緒に、しんのすけの面倒を見るんだぞ!」
リーリエ「あ、はい」
しんのすけ「よっ、リーリエちゃん」
みさえ「あら、キレイな子。こんにちは~」
リーリエ「あ、こんにちは……。博士の助手をしています、リーリエです」
リーリエ「しんのすけさん……。すごいですね、5歳で島巡りをするなんて……」
しんのすけ「いやぁ、これもおねいさんのためですから」
リーリエ(……おねいさん?)
しんのすけ「あとリーリエちゃん。しんのすけさんって呼び方、なんかムズムズするから、普通にしんちゃんでいいよ」
リーリエ「しんちゃん……しんちゃん、ですね?」
しんのすけ「そーそー」
ハラ「皆の衆、雑談はそれくらいにしておきましょうぞ。よーし、ポケモンたち。顔を見せるのですぞ!」

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