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女「私、幽霊になりたかったのに」

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Part4
240 :VIPがお送りします: [] 2009/11/26(木) 11:54:21.68 ID:+I0ml7m3O
女「お待たせ」
男「結構早かったな」
女「へへ、急いで来たから」
友「女ちゃーん。ごめんねぇ、連絡しとけば入れ違いにはならなかったのに」
女「ううん。……大丈夫。来てくれてありがとう」
友「いやいや。女ちゃんばっかり来させるのも悪いしさー」
男「女、今日はもう講義ないのか?」
女「うーん、えっと……大丈夫!」
男「あるんだな」
女「……えへっ」
男「行ってこいよ。待っててやるから」
女「面倒だなぁ……」
男「行けって。どこの教室だ?」
女「ちぇー……」

242 :VIPがお送りします: [] 2009/11/26(木) 12:05:55.66 ID:+I0ml7m3O
女「じゃあ、仕方ないけど行ってくるね」
男「さっさと行け。真面目に受けろよ」
女「うーん……頑張る」
男「寝るなよー」
女「はーい」
友「あー……行っちゃった。別にサボらせてあげても良いじゃん」
男「ちゃんと講義受けさせないとあいつのためにならん」
友「……お前だってサボってきたくせに」
男「お前が無理矢理行く行くっつったからだろーが」

243 :VIPがお送りします: [] 2009/11/26(木) 12:10:08.31 ID:+I0ml7m3O
友「うー……暇だぁ。女ちゃんと話してぇー……」
男「俺と話しゃ良いだろ」
友「やだ、断固拒否。……女ちゃん、俺にも心開いてくれてきてるよな」
男「まぁ、少しは馴れてきたんじゃないか?」
友「……攻略まであと一歩だ。頑張れ、俺」
男「……」
友「何だよ、その顔は」
男「……別に」

246 :携帯の充電が切れそうだ…: [] 2009/11/26(木) 12:25:28.01 ID:+I0ml7m3O
友「男。明日暇?」
男「一応バイトもないけど」
友「明日、土曜日だしさ。どっか遊びに行こーぜ。女ちゃんも一緒に!」
男「どこに?」
友「そーだな……カラオケとか?」
男「お前、俺が音痴なの知ってるだろ」
友「ははっ。冗談、冗談。……んーと、心霊スポット行かね? 車飛ばせばすぐ着く廃病院にな、出るらしいんだよ」
男「……何でそんなとこに?」
友「言っただろ? 俺、心霊・怪談その他諸々大好きだって」
男「一人で行けよ、馬鹿」
友「それに、一年間の幽霊歴がある女ちゃんの見解も聞きたいしさー」
男「……」

247 :VIPがお送りします: [] 2009/11/26(木) 12:40:16.77 ID:+I0ml7m3O
女「ただいま」
友「おかえりー!」
男「ちゃんと講義受けてきたか?」
女「う……うん!」
男「……まぁ良いや」
友「ねーねー、女ちゃん。明日心霊スポット行かない?」
女「心霊スポット……?」
友「そ! 車ですぐのとこに廃病院あんの。マジヤバいらしいよー」
女「……へぇ」
友「行く? もし嫌なら別のとこでも……」
女「うーんと……行くよ。行ってみたい」
友「よっしゃ! じゃあ決まりだな!」
男「……何時に行くつもりなんだ?」
友「夕方くらいに集合ってことで。……良いよね、女ちゃん」
女「……うん」


248 :VIPがお送りします: [] 2009/11/26(木) 12:51:40.08 ID:X+6m5+94O
分かっちゃいたが、やっぱこの女メンヘラだな。
ノルアドレナリンの分泌量が足りてなさそう。

249 :VIPがお送りします: [] 2009/11/26(木) 12:55:00.34 ID:+I0ml7m3O
─次の日─
友「男おせーなぁ……」
女「うん……そうだね」
友「約束の時間もう十分も過ぎてんぞ。何やってんだ?」
女「……」
友「……女ちゃんさー」
女「……」ピクッ
友「やっぱまだ俺と話すの馴れない? 男と一緒の時はそこそこ喋るのに」
女「……ごめん、なさい」
友「いや、別に良いんだよ。こうやって一緒に居るだけでも楽しいし」
女「……」
友「……」

251 :VIPがお送りします: [] 2009/11/26(木) 13:02:49.96 ID:+I0ml7m3O
男「遅れてすまんな」
友「十三分」
男「は?」
友「待ち合わせ時刻から十三分も遅刻だっつってんだよ、ボケ」
男「だから謝っただろ。すまんって」
友「謝って済んだら警察要らねーよ」
男「警察がこんな下らねぇことで動くかアホ」
女「あの、えっと……喧嘩、止めてよ」
友「女ちゃん、これは喧嘩じゃない。親友同士の挨拶みたいなモンだ」
女「親友同士の挨拶……」

252 :VIPがお送りします: [] 2009/11/26(木) 13:05:46.87 ID:aRv+6jFpO
冬に幽霊ネタで暖まろうというわけですね。わかります。

253 :VIPがお送りします: [] 2009/11/26(木) 13:14:38.25 ID:+I0ml7m3O
友「ま、何はともあれ行くか。シートベルトしろよー」
男「安全運転しろよ」
友「無事故無違反だ。今のところな」
男「今のところって……」
女「大丈夫なのかな……」ポツリ…
友「大丈夫、大丈夫」

255 :VIPがお送りします: [] 2009/11/26(木) 13:21:28.58 ID:+I0ml7m3O
友「ほら、着いたぞー」
男「……お前、スピード出しすぎだろ」
友「あははー」
女「病院……窓割れてる……」
友「年代物だからなぁ」
男「確かに薄気味悪いな……」
友「おやおやー? 男、ビビってんのぉ?」
男「ビビってねーよ」
女「……本物の幽霊、会えると良いな」
友「会える会える。それじゃ、潜入ー!」

257 :VIPがお送りします: [] 2009/11/26(木) 13:27:05.56 ID:+I0ml7m3O
男「まだ日も落ちきってないのに中は真っ暗だな……」
友「懐中電灯いる? 三つ持ってきたんだけど。はい、女ちゃん」
女「ありがと」
男「じゃあ俺も借りるわ」
友「さて、どうしよ。霊安室行く? それとも手術室?」
男「どこに何があんのか分かってんのか?」
友「いや、全然」
男「……とりあえず、テキトーに回ってみるか」
女「うん。そうだね」

258 :VIPがお送りします: [] 2009/11/26(木) 13:35:10.33 ID:+I0ml7m3O
男「幽霊なんて居るわけねーって思ってても、やっぱ不気味だよな……」
女「うん。そだね」
友「もし何かあっても俺が守ってあげるよ、女ちゃん」
女「……ありがと」
男「おい、俺はどうなんだよ」
友「勝手に呪われてろ」
男「最悪だな、お前」
女「男くんに何かあったら……私が守る」
 ガタッ
友「……!」ビクッ!
男「何か物音聞こえたな」
女「そうだね。何か落ちたのかな?」
友「何で二人とも平然とした顔してんだよ……」

259 :VIPがお送りします: [sage] 2009/11/26(木) 13:37:46.86 ID:NPxi1gV50
女多少メンヘラだけど可愛いなぁ・・・・

260 :VIPがお送りします: [] 2009/11/26(木) 13:49:51.92 ID:+I0ml7m3O
男「これくらいでビビるなよ。そんなんで女のこと守れるのかよ」ニヤニヤ
友「うるさい。ちょ、ちょっぴりびっくりしただけだ」
女(それ、ビビったってことじゃ……)
男「何だここ。手術室?」
友「……みたいだな」ブルッ
女「何だか空気が違うね。ひんやりしてるというか……」
男「医療器具、そのまんま打ち捨てられてるな」
友(怖ぇー……けど、ここで逃げたら心霊マニアの名が廃る!)
女「これ、メスかな? こっちは何だろう? ハサミ?」
男「あんま触んなよ。手ぇ切ったらどうすんだ」
女「でも楽しいよ。色々あって」カチャカチャ
友(さすが一年間幽霊してただけあるな……平然と物色してる)

261 :VIPがお送りします: [sage] 2009/11/26(木) 13:55:01.41 ID:A1ZoXS8tO
友「もし何かあっても俺が守ってあげるよ、女ちゃん」
女「童貞も守れないy(ry」
友「」

262 :VIPがお送りします: [] 2009/11/26(木) 14:11:19.32 ID:+I0ml7m3O
男「大体周り終えたな」
女「……やっぱり幽霊なんて居ないんだね。結局何にも出てこない」
友「もう少し散策してみよう。確か霊安室が一番ヤバいらしいから」
女「ふーん……」
男「霊安室か。……まだ行ってないのは地下室だから、多分そこにあるんだろうな」
友「じゃ、行くか。……うわっ。真っ暗」
男「地下だからな」
女「埃っぽいね」
友「階段、踏み外さないように気をつけてね。女ちゃん」
男「また俺は無視ですか、そーですか……」

266 :VIPがお送りします: [] 2009/11/26(木) 14:40:02.72 ID:+I0ml7m3O
友「ここだな……薄気味悪ぃ。こりゃ出るぞ。絶対出るぞー」
男「じゃ、開けるぞ」キィ…
女「……ここ、死体を置いてたんだよね」
友「霊安室だからね。ここが廃病院になる前から色んな噂があったらしいよ」
女「……まだ死体、残ってないかな?」
友「……怖いこと言わないでよ」
男「怖いの好きなんだろ、お前」
友「それは……そうだけどさー」

267 :VIPがお送りします: [] 2009/11/26(木) 14:43:53.95 ID:+I0ml7m3O
もうそろそろ講義なんで一旦抜けます
保守支援サンクスノシ

271 :VIPがお送りします: [] 2009/11/26(木) 16:14:16.09 ID:aRv+6jFpO
講義なんか女ちゃんと抜けだしなよ!ホス


273 :VIPがお送りします: [sage] 2009/11/26(木) 16:37:18.20 ID:E3n5R2BrO
俺怖がりなのに読んでしまうのは何故だろう
廃病院とか絶対無理だ

275 :VIPがお送りします: [] 2009/11/26(木) 17:03:39.39 ID:+I0ml7m3O
ただいまんこ!
今からちまちまポチポチ書きますねー

277 :VIPがお送りします: [] 2009/11/26(木) 17:06:49.33 ID:+I0ml7m3O
友「記念に写メ撮っとこ」パシャッ パシャッ
男「案外狭いんだなー。なぁ、女。……女?」
女「……」
友「ど、どうしたの? 女ちゃん。そんな隅っこ見つめて」
女「……」
男「お、おい……女……?」

278 :VIPがお送りします: [] 2009/11/26(木) 17:17:31.79 ID:+I0ml7m3O
女「……あなたは」ボソッ
友「え?」
女「あなたは、生きていて幸せだった? 死んで悲しかった? 辛かった? それとも……死ねて幸せだったの?」
男「何と話てんだよ、おい……」
女「私? 私はね、分かんないの。今は楽しいよ。初めて友達が出来て……でも、幸せかどうかはまだ分かんないの」
友「……こ、これ、ヤバくないか?」
男「女! 誰と話してるんだよ、おい!」ユサユサッ
女「ねぇ、死ぬのは痛い? 苦しい? ……死んだ後も、苦しいの?」
友「こ、ここから逃げた方が良いよな? ヤバいよ、女ちゃん……」
男「帰るぞ! 女!」グイッ!

279 :VIPがお送りします: [] 2009/11/26(木) 17:27:55.97 ID:+I0ml7m3O
女「待って! まだここに居たいの!」
男「駄目だ! 帰るんだよ!」
女「嫌! 答えてよ! お願い、お願いだからぁっ!」
友「……っ」ゾクッ!
男「女! いい加減にしろよ!」
女「嫌だ……嫌だああああ! 答えて、答えてよおおおおっ!」

280 :VIPがお送りします: [] 2009/11/26(木) 17:30:54.29 ID:+I0ml7m3O
友「な、何とか車まで戻れた……死ぬかと思った」ガクブル…
男「女、大丈夫か? 女……」
女「……ブツブツブツブツ」
友「完全に目が据わってるよ……とり憑かれたんじゃねーの?」
男「……」
友「どうしよう、お祓いとかした方が良いよな? 俺が軽い気持ちでこんなとこ行こうとか言ったからこんなことに……っ!」

284 :VIPがお送りします: [] 2009/11/26(木) 17:49:29.30 ID:+I0ml7m3O
女「……ふふっ」
男「女……?」
女「あは、あははははははははははははは!」
友「ひっ」ビクッ
女「あはは……ふふふふふ……っ」
友「い、いよいよヤベーよ。このまま寺か神社に車飛ばした方が……」
女「ふふ……違う、違うの」
友「え?」

285 :VIPがお送りします: [sage] 2009/11/26(木) 17:51:56.16 ID:0hj7S9bC0
※このSSみたいに心霊スポットに気軽に行ったらマジで呪われます

286 :VIPがお送りします: [] 2009/11/26(木) 17:59:22.04 ID:+I0ml7m3O
女「二人ともまた騙されてくれたのが、おかしくって、おかしくって……あはは」
友「え……。っつーことは……」
女「全部演技。見事に釣り上げられてさ……くくっ」
男「……お前って、性格悪ぃな」
友「はぁ……心配して損したー」
女「あー、おかしかった。……ねぇ、また今度心霊スポット行こうよ」
男「……絶対行かねえ」

289 :VIPがお送りします: [] 2009/11/26(木) 18:12:23.73 ID:+I0ml7m3O
友「さてと。女ちゃん、着いたよ」
女「笑いすぎて涙出ちゃったぁ。今日は楽しかったよ、男くんも友くんありがとね」
友「あはは……」
男「……そりゃどういたしまして」
友「男、どうする? ここで降りるか?」
男「どうせ家近いしそうするわ」
友「じゃ、さっさと降りろ。じゃあね、女ちゃん。また月曜日会おう」
女「うん。じゃあ、またね」
男「帰りに事故るなよー」
友「言われなくても」

290 :VIPがお送りします: [] 2009/11/26(木) 18:19:35.24 ID:Acu6v4OQ0
友、死亡フラグ

292 :VIPがお送りします: [] 2009/11/26(木) 18:21:36.77 ID:+I0ml7m3O
飯食ってくる
食い終わったら多分パソコンに移行する予定。恐らく

294 :>>1: [] 2009/11/26(木) 18:57:20.97 ID:bxz0ho/N0
たらいま。
ちょっと書き溜めてくる

300 :>>1: [] 2009/11/26(木) 19:44:55.61 ID:bxz0ho/N0
男「……ったく、あんな悪ふざけすんなよ」
女「心配してくれた?」
男「べ……別に」
女「嘘。あんなに真っ青になっちゃってさ……うふふ」
男「怒るぞこの野郎」
女「……でも錯乱したふりの私を車まで引っ張ってくれた男くん、ちょっと格好良かったよ?」
男「……」
女「あれ? 照れてるの?」
男「……ちげーよ、馬鹿」

301 :VIPがお送りします: [] 2009/11/26(木) 19:49:39.08 ID:bxz0ho/N0
女「何だかんだ言って結局男くんも幽霊って信じてるんだね」
男「信じてねーよ」
女「見えなくても、信じてなくても、人間って心の底では『居るかも知れない』って思ってるんだろうね」
男「お前もか?」
女「うーん……私は信じてないけど『居て欲しい』って思ってるから」
男「なんじゃそりゃ」
女「死んだら消えてなくなるなんて、救いがなさすぎるよ」
男「死んでもまだ彷徨わなきゃいけない方が救いがないと思うけどな」
女「どっちもどっち……かな?」

302 :VIPがお送りします: [] 2009/11/26(木) 19:56:31.58 ID:bxz0ho/N0
女「男くんって、死んだ後どうするつもりなの?」
男「は?」
女「だって、いつか死んじゃうでしょ?」
男「そりゃ……生きてる奴みんなそうだけどさ」
女「ね? どうしたい?」
男「どうもこうも……なるようになるだろ」
女「……そだね。でも、死んだ後も苦しいのも、寂しいのもちょっと嫌だな。
  死ぬ瞬間くらいなら何とか我慢するつもりだけど」
男「……あんまややこしいこと考えんな。考えたってどーにもならねぇんだから」
女「……うん」

304 :VIPがお送りします: [] 2009/11/26(木) 20:04:57.82 ID:bxz0ho/N0
女「私ね、別に驚かすつもりであんなこと言い始めたんじゃないよ?」
男「じゃ、何だよ」
女「まずね、『もしも見えないだけで幽霊が居たとしたら』と仮定してね」
男「はぁ?」
女「その架空の幽霊に話しかけてたの。生きていて幸せだったのか、死んでしまったことが幸せだったのか」
男「運が良けりゃあ答えが返ってくるかもって?」
女「運が良ければ……というか、存在してくれたらね。そしたら男くんも友くんも急に慌て始めちゃって」
男「……それで、調子に乗ってとり憑かれて狂ったふりしたのか?」
女「まぁね。……思い出したらまた笑えてくるや」
男「お前なぁ……」
女「でも、答えて欲しかったなぁ。すごく知りたいことだったのに」

306 :VIPがお送りします: [] 2009/11/26(木) 20:23:33.20 ID:L+l85SQU0
シミュレーション心霊現象
私が霊なら、あなたはどうする?

307 :VIPがお送りします: [] 2009/11/26(木) 20:30:10.71 ID:C/RpAWU80
貴方が幽霊ならおっぱい触っても逮捕されないんだよな…

309 :VIPがお送りします: [] 2009/11/26(木) 20:49:27.63 ID:+I0ml7m3O
男「そんなの死にゃあ嫌でも分かるだろ」
女「だよね。……上手くいってたら一年前に結論が出ていた筈なのに」
男「……。……死のうとしなくても、どうせいつか死ぬんだ。無理に死に急ぐなよ」
女「今は大丈夫。……男くんが居るから」
男「……っ」
女「死後の世界がやっぱり無でしかなかったら、男くんと会えなくなるでしょう?」
男「……もし、幽霊になれたとしたら?」
女「男くんにとり憑いちゃおっかなー」
男「迷惑極まりないな」
女「えへへ。……でも、そんな危ない賭けしないよ。私、ギャンブルには弱いたちだし」
男「うん。それで良い」

311 :VIPがお送りします: [] 2009/11/26(木) 21:02:53.71 ID:+I0ml7m3O
男「じゃあそろそろ帰りな。もうこんな時間だ」
女「男くんの家、行ってみたい」
男「え?」
女「駄目?」
男「……分かったよ。ほら、こっちだ」
女「ありがとー!」
男「期待すんなよ。かなりボロい荘だし、部屋もかなり散らかってる」
女「荘。……良いなぁ。私、そういうの憧れてるんだー」
男「……ボロい家に住みたがるとか物好きだな、お前」
女「そうかな?」

313 :VIPがお送りします: [] 2009/11/26(木) 21:10:10.96 ID:C/RpAWU80
男の家に自分から、しかも夜中に上がり込むとかセックスアピールが激しい女だな。

314 :VIPがお送りします: [] 2009/11/26(木) 21:17:12.28 ID:+I0ml7m3O
女「わぁ、予想を遥かに超えてボロボロ!」
男「やけに楽しそうだな」
女「何だかあの廃病院みたい!」
男「……さすがにそこまでボロくはねーだろ」
女「男くんの部屋、どこー?」
男「ちょっとそこで待ってろ。片付けてくるから」
女「私、いくら散らかってても気にしないよ?」
男「俺は気にするんだ。じゃ、大人しく待ってろよ」バタンッ
男(健全な男子なら誰もが持っているあれやこれやそれを隠さねば……)

315 :VIPがお送りします: [] 2009/11/26(木) 21:33:28.60 ID:4X6NXWSjO
うんうん

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