俺のしょうもない思い出を話そうと思う。誰か聞いて
Part3S子「あとは、なんか話しかけてくるのだけど、言葉が分からない人とか」
オレは、それは本当に人なのかと思いながらも、言わずに堪えた。
S子「だから、見えてるのかなーって人に話しかけてたんです。
それで今回オレさんが気が付いてくれて……。
話しかけてきたけど、怖い感じもしないし、ただ嫌がってたのは分かったよ」
オレ「ごめん……。」
S子「うんうん、いいよ。ただ、どうしても話がしたくて。
それで夜中だと知らなかったとは言っても、家まで見つけて……」
S子が言うには、強く思うとあの場所に居たらしい。
それで一生懸命に訴えかけていたと言う。
ちなみに俺が最初に見た家の中に何かいるって言うのは幻覚だったようだ。
S子も「知らない」と苦笑いしていた。
56 :名無しさん@おーぷん :2014/07/29(火)20:21:12 ID:pqE7frIxI
その後、S子から色々な話を聞かされた。
自分がこういう状態だと気が付いた時から、長い時間経っていると言う事。
多分一番古い記憶で二年前のクリスマスだと言う事。
ここ最近、この町に流れ着いたと言う事。
他の自分に似たような人の真似をして、憑いて動く方法を習得したと言う事。
長距離移動方法が車に手を付け、先ほどの自転車の様に滑っていると言う事。
そう言う怖いけど、話すS子は凄く嬉しそうで、楽しそうだった。
かわいかった。
57 :名無しさん@おーぷん :2014/07/29(火)20:25:12 ID:pqE7frIxI
ただ、そんな話を聞いて居たら、時間が来てしまった。
流石に夜だし、帰らないとまずい。
オレ「ごめん、時間が来たから変えるよ……」
S子「ぇ……」
なんか凄い可愛い顔で寂しい顔してた、オレSの気あるのかな、ってぐらい、可愛いと思えた顔をしてた。
一応、腕時計を見せたのだけど、予想外の答えが買ってきた。
S子「時計を見ると、凄く歪んで見えるか、グルグル動いていて見えないの……」
なんだそれと、俺はポカーンとした。
やはりオレとは見ている世界が違うようだ。ただ、その日は別れるしかなかった。
58 :名無しさん@おーぷん :2014/07/29(火)20:30:28 ID:0mSBiit6J
ふむふむ
59 :名無しさん@おーぷん :2014/07/29(火)20:32:49 ID:pqE7frIxI
家に帰り、パソコンを起動し、スカイプに入る。
三人もログインしていた。現在、ランダムで発生する大規模イベントに参加中のようだった。
オレ『ただいま帰りました。コンタクト取れました。』
社長『お、おかえり。通話するかい?』
オレ『今日は疲かれたので寝ます』
ニト『憑かれたか。』
専門『明日、話を聞かせてくださいねー!』
この後、社長から個別チャットが来て。
社長『仕事上、お祓いとかよくするのだが良かったら紹介しようか?』と言われた。
どういう仕事だよ!って思った。
社長『たしか、探しに言ったらしいけど、どう見つかった?』
オレ『はい、見つけました……本物みたいです……』
社長『そうか……、私としてはあまり深入り意思ない方がいいと思うなぁ』
オレ『そうですよね……』
社長『信じる信じないは別だが、信じざるが終えない事も世の中にはある。不幸な話でね』
俺にはちょっと分からなかったが、大体2ちゃんねるの洒落怖な話だろうと思った。
社長『そのために、そう言う事を仕事にしている人もいるんだ。いつでも私は相談に乗るよ』
それと最後に「専門君は少し行儀が悪い。適当な事を言い過ぎだ」とお怒りの文章が添えられていた。
専門はどうしようもねーなw
62 :名無しさん@おーぷん :2014/07/29(火)20:42:45 ID:pqE7frIxI
>>60
専門は若干ネタだと思っていたのと、後に聞いたけど2ちゃんねるに投稿しようと考えていたらしい。
あとは大学生特有のテンションだ。
61 :名無しさん@おーぷん :2014/07/29(火)20:39:41 ID:pqE7frIxI
親父にお祓いについて相談した。
親父「聞いてみないとなぁ……、多分、親戚の方で紹介してくれると思うが」
オレ「そうだよね……」
親父「ところでーーオレ、その子を家に連れて来たらしいな?」
親父の形相が変わった。
その後、一時間以上怒られた。
とてもとても、怒られた。
オレ「……すみませんでした」
親父「いいか、俺は心霊に詳しい訳ではなく、心霊を調べるような行為なら、まだ好奇心だ許そう。
だが、そう言う『モノ』に会いに行くとは、どういう事だ!?何を考えている!?」
正論だなと、思った。
いや、幽霊信じてない人からしたら笑い話だけど、そんな人でも地蔵様を蹴らないだろ?
それと同じような感覚で親父は怒っていたのだと思う。
63 :名無しさん@おーぷん :2014/07/29(火)20:48:13 ID:pqE7frIxI
親父「それで……その子は今どこに居るんだ?」
オレ「あー……、また明日家の前でって約束で、何処に居るかは」
親父「何も無ければいいな、今夜は。」
そう親父は言うとビールを飲み干して、二階に上がって行った。
いつもなら反抗的な態度を取るが、この時ばかりは何も言えなかった。
二階に上がり、ベットで横になった。
S子の顔が浮かび、S子の声と可愛らしい顔を思い浮かべると、色々やばかった。
胸とか下とか、心とか、頭とか。
ただ、幽霊なんだと思うと、すぅーっと冷めた。
それでどうにか落ち着きを取り戻し、いつの間にか眠りについた時、変な夢を見た。
64 :名無しさん@おーぷん :2014/07/29(火)20:58:11 ID:pqE7frIxI
自分の部屋に一人で居るんだけど、誰かと話をしている夢。
その人は凄く低い声の男なんだよね。
ただ、ものすごく怒ってるんだ。怒男とでも呼ぶか。
怒男「何を考えているか分からないが、そんなんでは私も許せない。」
オレ「すみません……」
怒男「こうして説教をしても貰えるのをありがたく思え。」
オレ「はは……」
怒男「それとお前の未来の為に助言がある。決して心のよりどころにするな」
オレ「……S子をですか?」
怒男「あの箱と板でしている画(ネトゲ?)もそうだが、自分の未来に残らないモノに心寄せるのは、愚の極みだ」
オレ「は、はい……」
怒男「どうしても行うと言うなら私に止める事はできないが、それでも自身を大切にしろ。」
怒男「今の自身も、未来の自身も、大切にできるよう努めろ」
一字一句、それと言葉が合っている訳じゃないけど、最期の一文だけは怒男はそう言ってたと思う。
65 :名無しさん@おーぷん :2014/07/29(火)21:05:19 ID:pqE7frIxI
翌日、早起きした俺は、仕事に行く前の親父と何年かぶりに出会った。
早朝の天気予報とニュースを見ながら、インスタントの味噌汁と米とお漬物の日本人らしい朝食は、脱帽者だった。
親父!って感じがした。
親父「おう、オレ、早起きだな……何も無くてよかったよ」
オレ「え、ああ……ただ、夢の中でオッサンに怒られた」
あったことを話すと、親父はニコニコしながら話した。
親父「ははは、お前に憑けた守護霊様かもな」
俺に付けた守護霊は、元々神社に祀られていたような存在だったらしい。
守護霊の生前は、生まれた時から『守護霊になる事を定められていた様な人』であるらしく、人を救う事に生きがいを感じ
曰く学問を教え、剣術を教えて、歩いて居たとか。(歴史に残らない偉人ってやつか?
死んだあと神社の守り神として祀られ、戦国時代は名のある武将の守護霊として貸し出された過去もあるとか。
オレの中二病設定が急激に極まって行くのが分かった。
66 :名無しさん@おーぷん :2014/07/29(火)21:10:01 ID:pqE7frIxI
親父「それで、その子に会いに行くのか?」
オレ「……たぶん。」
親父「なんで、そこまで会いたいんだ?」
オレ「……なんでだろう」
ここら辺でオレはなんで会いに行くのか分からなくなっていたと思う。
いや、今だから分かるけど、本当にその時分からなかった。
ただ会いたかった。
親父「そうか……、これ親父の数珠だ。常に持ち歩きなさい」
親父はどこからか持ってきていた数珠を俺に手渡した。
線香の様な匂いがして、若者が付けてるような明るい色をしている訳ではない数珠だった。
オレ「……たぶんだけど、S子はそう言う事する子じゃないよ」
親父「オレもそう言うのは分からないから、何とも言えない」
オレ「なら。」
親父「ただ、それはお前も同じだろ?」
67 :名無しさん@おーぷん :2014/07/29(火)21:18:48 ID:pqE7frIxI
部屋へ戻り、スカイプを起動。
ログインしているのはニトと専門。専門は寝落ちだろうが。
ニト「起きたか。よく寝れたか?」
ニトの方からチャットが来た。
オレ「寝れた、けど複雑」
ニト「お姉さんに話してみなさい(´・ω・`)」
オレ(お前お兄さんだろ……)
そう思いながら、昨日話した話の4割ほどを話した。
S子の話を全てまとめ切れていた訳じゃなし、ニトが気になっているだろう部分だけを伝えた。
ニト「マジもんじゃねーか(((゚Д゚)))ガタガタ」
オレ「うん、マジもん」
ニト「お前も大変だな(゚∀゚ )」
オレ「今結構楽しんでると思うけどね……」
ニト「まぁ、そう言うな。とにかく会いに行って分かったのは、やっぱり自分を見て貰いたかったんだなぁ」
ニト「オレはどうしたいんだ、その子?」
オレ「……お祓い、と言うより成仏させてあげたい」
ニト「ただきついぞー、本人自分が生きていると思ってるしな」
オレ「うん、それが……一番聞いてて辛かった」
ニト「お前本当に取り殺されるなよ?」
オレ「それはない。」
68 :名無しさん@おーぷん :2014/07/29(火)21:25:19 ID:pqE7frIxI
ここで専門が起きた。
専門「おはようございまーす、通話しません?」
オレ「パス」 ニト「死ね」
専門「ぇぇ……」
専門「それで、ログ追いましたけど、その女の子は……?」
オレ「今日会います」
専門「色々聞いて来てほしい質問あるのですがいいですか?」
オレ「なに?」
ニト「逝って良し」
専門「じゃあ言いますねー」
自分が死んだと自覚していないのはなぜか。
覚えている生前だと思える記憶はあるのか。
どうしてこの町を選んだのか。
今までどういう目的でさ迷っているのか。
オレさんの事をどう思っているのか。
……かなりこいつの人間性を疑った。
ただ、俺も気になる質問があったので幾つか利用することにした。
69 :名無しさん@おーぷん :2014/07/29(火)21:32:21 ID:pqE7frIxI
専門「ところで、お祓いは考えているのですか?」
オレ「ま、まあ……」
専門「なら、失敗すると、悪霊化することもあるらしいし、気を付けてくださいね」
オレ「え……。」
専門「俺の友人にお祓い失敗して、酷い事になった奴いますんで……」
オレ(ウッザ……)ニト「死ねよ」
専門「ちょっと厳しくないですかーww」
ニト「はぁ……、こういうのもあれだけど、お前ふざけすぎ」
専門「こういう話題ですしwwww」
ニト「ああ、こういう話題だからふざけて良いよ」
ニト「ただ、ふざけるなら周りが笑えるネタでふざけろ、ガキ」
その日は喋ることはなかった。
同時に俺の中でニトさんの株が急上昇した日でもあった。
その後、ニトと二人でネトゲをしていると、ふと脳裏にイヤーな電気が走るような感覚がした。
外から感じる。直に分かった。
S子が来たと。
70 :名無しさん@おーぷん :2014/07/29(火)21:36:51 ID:pqE7frIxI
ニト「よろしく伝えてくれ。あと、お祓いの件はお前に依存する前に伝えておけよ」
この時の忠告をもっと真摯に受け止めるべきだった。
それに気が付くのは、もっと先の話である。
S子「……おはよう、かな?朝だよね?」
相変わらずのセーラー服姿に、黒いストッキングが魅力的な、可愛い女子が門の前に居る。
なんか照れくさそうにニコニコしているが、そのしぐさが愛しい。
オレ「うん、朝だよ」:表 冷静ぶって
オレ(わあああああ):裏 歓喜喝采
こんな日が訪れるとは、このオレに、幼馴染なんかレディースのヘッドになったような化け物しか居なかった、俺に。
こんなエロゲーの様な日々が、まさか、この歳で、来るとは。
ただ、ただ……、こんなにかわいいのに幽霊なんだよな……って思うと、冷静さに磨きがかかってきた。
71 :◆Jv4G8upKnw :2014/07/29(火)21:41:36 ID:pqE7frIxI
多分、今日中に語り切れないのと、明日今でも続けてるネトゲがメンテなのでコテハンつけておく。
もう、なんていうか。
門の前に居たセーラー服のこの子と、俺が寂しい青春を送った工業時代に会いたかった。
そうすればきっと毎日が天国だっただろう。
制服が違うから、途中で分れることになるが、それもそれでドラマチックで最高だ。
それで放課後あって……うへへへ。
と、童貞拗らせた妄想を一秒でして、幽霊だと気が付き冷静になって、そんな精神的異常をきたしながらS子にあった。
S子「……なんかこうして人みたいな行動取るの久しぶりで、嬉しい」
俺も嬉しいよーヽ(゚∀゚ )ノ
72 :◆Jv4G8upKnw :2014/07/29(火)21:45:57 ID:pqE7frIxI
その日は近くの人気のない公園に行く事になった。
もちろん電話をする振りして、S子と会話をする。
オレ「そう言えば、夜中のうちは何していたの?」
S子「猫がしゃべって……」
オレ「え!?」
S子「なんて言ったのか分からなかったから、捕まえようとして追い回してた……w」
別に不穏な影がある訳ではないらしいが、猫が喋るとは……。
やはり彼女と住む世界は違うようだ、とどこか心苦しかった。
オレ「どうやって時間を?」
S子「うーん……、なんとなくオレさんが眼覚めたなーって気がして、気が付いたらここに居た」
あかん、誰かティッシュ、テッシュ……。
73 :◆Jv4G8upKnw :2014/07/29(火)21:50:04 ID:pqE7frIxI
なんか精神的に異常は、今でも継続しているようだ。
凄い思い出しただけで、童貞拗らせてヤバイ。
S子「それでオレさん、何のお話するのですか……?」
オレ「あ……、そうだ、今みたいな状態になる前の記憶とかあるのですか?」
ピタッとS子が固まった、地雷だったか?
S子「うーん……」
え、今どきの子って、頭に手を当てて考えるっけ。
何そのしぐさ、二次元だけじゃないの。二次元じゃないけど、三次元でもないけど。
S子「お母さんが居て、お父さんも居て……、弟がいたかもしれない」
オレ「おお……、名前は?」
S子「分からないし、眼しか思い出せない。声も言葉も、思い出せないの……」
オレ「前からそう言う感じなの?」
S子「どうだろう、今オレさんに言われたらパッて思い浮かべた感じ」
な ん じ ゃ そ り ゃ 。
75 :◆Jv4G8upKnw :2014/07/29(火)21:58:58 ID:pqE7frIxI
オレ「えーっと、どうしてこの町に来たのですか?」
S子「何となく掴まって、気が付いたら、この町に来てたの……かな?」
どうもよく覚えていないらしい。
そもそも、前の町やこの町の名前も知らないそうだ。
S子「で、最近来たんだけど、オレさんにあって……」
ここでS子は急に喋らなくなったんだ。
オレ「ど、どうしたの?」
俺には女心は分からないのが悪かったのかもしれないけど、気の利く言葉をかけれなかった。
オレ「なにか失礼なこと聞いちゃった!?」
S子は静かにクビを横に振る。
S子「違うの……嬉しくて……ただ、変なんだね、涙がでないの……」
S子はそう言うと、顔を下に向けて、セーラー服で顔を隠しながら、小さな声で鳴いていた。
俺は見ちゃいけない気がして、眼を逸らしながらS子の話を聞いた。
S子「こんな風に話しかけてくれた人は、オレさんしか居なくて……」
S子「本当にここまで生きていてよかった……」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
ごめん、今だから思うだけど。
やっぱりこの言葉。
すげー、辛いわ。お風呂入ってくる。ごめん、情緒不安定すぎて。
77 :名無しさん@おーぷん :2014/07/29(火)22:08:23 ID:0mSBiit6J
俺が代わりに風呂入ってくるから続きはよ!
78 :◆Jv4G8upKnw :2014/07/29(火)22:24:54 ID:pqE7frIxI
落ち着いた、この公園でしたS子との話で今日は最後にする。
S子「ねえ、オレさん」
オレ「は、はい?」
S子「私、お化けな顔してる?」
オレ「そんな事は!」
普通にかわいい顔しているし、普通にパッチリとした顔しているし、
子供っぽさと、大人っぽさが混ざった、俺なんかと比べれば断然整った顔しているS子だ。
S子「ずっと、誰とも話せなかった。話しかけてくる人が居ても恐かった。
私みたいな人に会ったこともあったよ。でも、会話することないし、皆、お化けな顔してたの。
私もいつかああなっちゃうじゃないかと、ずっと怖かった」
S子「だから、オレさんに会えてよかったな……って変だよね。まだあんまり会って時間経ってないし」
オレ「そうだね……」
S子「ふふっ……、それで他に何か聞きたい事あるのですか?」
それから、彼女が見て来た不思議なことの話を聞くことになった。
自分みたいな人間が突然光となって消えたり、暗闇に飲まれたり、倒れて地面へ吸われて逝ったり。
かと思えば、異常なほど長い手足をくねらせて移動していたりと、
かなり怖い話を聞かされた。S子も恐かったらしい。
オレ「ちなみに今この公園にそんな人いる?」
S子「うーん……あのスベリ台の下に女の人が……」
俺は直に場所を変える事を提案した、そして、また腕を変色させながら、大きな川の歩道へ向かう事にしたんだ。
79 :◆Jv4G8upKnw :2014/07/29(火)22:26:43 ID:pqE7frIxI
すまんが、宣言通り今日はこのぐらいにしておくよ。
正直、今スゲー寂しい気持ちになってきた。
今日夢の中で怒男が出てきそう。
何とか、語り切るよ。
80 :名無しさん@おーぷん :2014/07/29(火)22:27:48 ID:0mSBiit6J
乙でした。
引き込まれる話で、続きが楽しみです!
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