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少し昔話をしたくなった
Part9


396 名前:福田 ◆vZuPaMM3aQ[] 投稿日:2009/09/13(日) 05:25:27.95 ID:KYU0SwSO
おはようございます
てか、眠いー
働き過ぎで死ぬかもー
この話は完全実話なので、皆さんが思う様なドラマチックな話に成らなかったらすみません
さて、今日も仕事の合間をぬって書きますので
駅には誰もいない

401 名前:福田 ◆vZuPaMM3aQ[] 投稿日:2009/09/13(日) 10:37:55.60 ID:KYU0SwSO
それからの俺は再び妄想にサトミの姿を出す様に成ってしまった。
カズミとデートをしていても、これがサトミなら・・・
と考える様に成ってしまった。
本当に俺は最低だ。
ある日カズミに言われた。
カズミ「最近さあ、なんか・・・隠して無い・・・?」
そう言われた。
俺は焦った、分かりやすい奴だったと自分でも思う。
俺「ええ?ああ・・・そうか・・・?」
もう何言ってんのよ俺・・・

402 名前:福田 ◆vZuPaMM3aQ[] 投稿日:2009/09/13(日) 10:39:29.21 ID:KYU0SwSO
俺はなんで自分がこんなにサトミにこだわっているかが分からなかった。
所詮初恋の相手じゃないか・・・
そう頭では分かっていた。
この時の俺はマジで病気だよ。
街に行くと辺りをキョロキョロする。
なんかテレビで街の風景を映す時もサトミの姿を探し出す。
キモい、て言うか怖いです。

404 名前:福田 ◆vZuPaMM3aQ[] 投稿日:2009/09/13(日) 10:41:19.45 ID:KYU0SwSO
ある日の事だった
いつもの三人で居酒屋に行って酒を飲んだ。
店を出て家に帰る途中だった。
俺は酔ってサトミの話をした。
板倉「お前マジストーカーだわww」
俺「ストーカーじゃねー!純愛だ馬鹿」
板倉「イタいww」
そんな話をしている時にずっと黙っていた森君が口を開いた。
森君「良い加減にしろよ」
そう呟いた。
俺「な、なんだよ・・・」
森君「石原さんは昔の話だろ???いつまで引っ張ってんだよ???」

405 名前:福田 ◆vZuPaMM3aQ[] 投稿日:2009/09/13(日) 10:42:40.65 ID:KYU0SwSO
俺「いや・・・いつまで、つーか・・・」
森君「良いか?石原さんは福田君の告白になんの返答もしなかった人だぞ???そんな奴の事なんかどうでも良いだろうが!!!!」
森君は正論を吐いた。
板倉「うん、そうだね」
板倉が曖昧な表現をした。少し焦った顔をしていた。

406 名前:福田 ◆vZuPaMM3aQ[] 投稿日:2009/09/13(日) 10:45:09.34 ID:KYU0SwSO
俺「いや・・・でも、それはなんか理由があんじゃねーの?」
俺はイライラして来た。
板倉「あ、それも有るかもね」
森君「理由てなんだよww石原さんはそんな人なんだよww」
板倉「かもな・・・」
俺はイライラがマックスに来た。
俺「お前が石原の何を知ってんだよ!!!」
森君「お前こそ表面だけだろうが!!!」
板倉「まあまあ・・・アイスでも食わね?」
俺「あん???!!!」
森君「所詮は石原さんに騙されてたんだろ!!!」
俺はキレた。
森君の顔を殴った。眼鏡が吹っ飛ぶ。

407 名前:福田 ◆vZuPaMM3aQ[] 投稿日:2009/09/13(日) 10:47:28.86 ID:KYU0SwSO
板倉「ちょ、ちょお前は・・・いきなり殴んな!」
板倉がなんか慌ててた。
よろけた森君が体勢を整え直して俺を殴り返して来た。
口の中に血の味が広がった。
俺らは取っ組み合い、道端で転がり出した。
板倉「よし!!!よし、もう良いぞ!!!ほら!アイスいる奴!奢ってやる!」
板倉が声を上げるが俺らは止まらない。

408 名前:福田 ◆vZuPaMM3aQ[] 投稿日:2009/09/13(日) 10:48:55.41 ID:KYU0SwSO
俺がマウントポジションを取った時に森君が叫んだ。
森君「石原、石原って・・・お前の彼女は・・・カズミちゃんだろうが!!!!!」
その言葉に俺の目の前にカズミの姿が浮かんだ。
そして一瞬動きが止まる。
その瞬間に森君が俺の体をどかせた。
俺はそのままその場に座り込んだ。
森君「自分の彼女がどんな気持ちか考えずに・・・勝手な事言うな!!!!」
俺はその場で何も反応出来ずにただ座り込んでいた。

409 名前:福田 ◆vZuPaMM3aQ[] 投稿日:2009/09/13(日) 10:50:29.91 ID:KYU0SwSO
森君はそのまま舌打ちだけしてその場を離れる。
板倉は慌てて森君の名前を呼ぶが森君は反応しない。
板倉「うわ・・・なんか青春ドラマみてぇ」
下らん感想を言い出した。
俺「・・・お前も行けよ・・・」
板倉「うわ、その台詞も青春ドラマみてぇ」
俺「うるせーな!早くどっか行け!!!」
板倉「ハイハイ・・・次会ったら、こんなもんじゃ済ませないからな!」
なんでお前がその台詞を言うんだ・・・

410 名前:福田 ◆vZuPaMM3aQ[] 投稿日:2009/09/13(日) 10:52:37.49 ID:KYU0SwSO
俺は通行人の目を気にしながら立ち上がった。
痛い・・・口を切ってた。
でももっと痛いのは・・・
俺の・・・胸だった・・・
詩人でスマン
俺はすぐに家に帰る気に成れずに一人で牛丼を食べて帰った。
家に帰ると鍵が開いていた。
部屋ではカズミがテレビを見ている。
この頃には俺はカズミに鍵を渡していた。
板倉と森君は勝手に合い鍵を作ったけどね。

411 名前:福田 ◆vZuPaMM3aQ[] 投稿日:2009/09/13(日) 10:54:00.21 ID:KYU0SwSO
カズミは俺の顔を見るなり少し笑った。
カズミ「男前に成ったねww」
俺「生れつきだっつーの」
カズミはバンドエイドを手に取り俺に貼る。
俺「用意が良いな」
カズミ「でしょう?私予知能力があるからww」
俺「宝くじ当ててくれい」
カズミ「さっき板倉君が家に来てバンドエイド置いて行ってくれたよww」
板倉・・・少し泣きそうになった。

413 名前:福田 ◆vZuPaMM3aQ[] 投稿日:2009/09/13(日) 10:55:51.51 ID:KYU0SwSO
カズミ「森君と喧嘩したんだって?」
俺「まあ・・・」
俺は少しドキドキした。
まさか、サトミの事とは言えない。
カズミ「原因はラーメンの豚骨か醤油で揉めたんだってね」
板倉さんアンタ何言ってんの・・・
俺「うん、まあ・・・」
カズミ「馬鹿じゃないの?」
まあね。俺は黙り込んでいた。
カズミ「で、フクちゃんは本当はどっちが好きなの・・・?」
はい???俺の額から冷や汗。

414 名前:福田 ◆vZuPaMM3aQ[] 投稿日:2009/09/13(日) 10:57:44.37 ID:KYU0SwSO
俺「え・・・?」
カズミはキョトンとしてる。
カズミ「ラーメン。豚骨と醤油」
ああ・・・ビックリしましたよ。
俺「そりゃ豚骨細麺っしょww」
カズミは鼻で笑うと
「馬鹿じゃないの?」
と言っていた。確かにね
俺は申し訳無い気分で一杯であった。
その晩俺はイロイロ冷静に考えた。
結局は・・・俺が全面的に悪かったんだ。

415 名前:福田 ◆vZuPaMM3aQ[] 投稿日:2009/09/13(日) 10:59:30.77 ID:KYU0SwSO
翌日、俺は学校をサボり森君の学校まで行く。
そして森君に電話した。
森君はすぐに出た。
森君「・・・もしもし」
俺「口痛くね?」
俺は突然そう言った。
森君はちょっと間を開けた後に
「板倉君よりは福田君の方がパンチ力あるわww」
俺「てか、板倉は弱すぎだしねww」
森君「すぐ泣くしww」
俺「あるあるww」
俺らは笑った。

416 名前:福田 ◆vZuPaMM3aQ[] 投稿日:2009/09/13(日) 11:01:00.63 ID:KYU0SwSO
俺「なあ、今森君の大学の前なんだけど」
森君「え?何?今度は俺をストーキング?」
俺「うっせーww昼飯食いに行こうぜww」
森君「OK、今行くよww」
俺「あ、それからさ・・・」
森君「うん?」
俺「俺の・・・勝ちで良いよな?」
森君「・・・いや、俺の勝ちww」
俺「お前は強情だww」
俺らは飯を食いに行った。
本当は「ゴメン」と言いたかったが、なんか気恥ずかしかったんだ。

417 名前:福田 ◆vZuPaMM3aQ[] 投稿日:2009/09/13(日) 11:02:25.78 ID:KYU0SwSO
次に俺はカズミにメールした
「仲直りした。豚骨醤油が最高と言う事になった」
カズミからの返信
「良かったね。これからも喧嘩したらちゃんと仲直りするんだよ」
俺はもう一個メールした。
「夏休みに二人で旅行行かね?」
カズミ「行きたーい、絶対行く!」
俺「じゃあ、俺の婆ちゃんの家に行かね?んで釣りしよ!海水浴場も側だし」
カズミ「私行っても大丈夫?」
俺「大丈夫。船にも乗せて貰える。イルカを見せてやる」

418 名前:福田 ◆vZuPaMM3aQ[] 投稿日:2009/09/13(日) 11:03:26.82 ID:KYU0SwSO
俺はカズミ一筋で行く事に決めた。
サトミの影を振りほどく為にカズミをあの思い出の地に連れていく事に決めたんだ。
だけどね
この約束は守られる事は無かったよ。

419 名前:福田 ◆vZuPaMM3aQ[] 投稿日:2009/09/13(日) 11:04:19.36 ID:KYU0SwSO
書き溜めここまでです。今から仕事に復活します
んじゃまた

420 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2009/09/13(日) 11:04:38.41 ID:4YtBEOc0
乙!

422 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2009/09/13(日) 12:00:44.32 ID:3NPFRqgo
ああ気になって夜しか眠れん
しかし板倉いい奴だなぁ。喧嘩の理由のセンスも抜群だww

426 名前:福田 ◆vZuPaMM3aQ[] 投稿日:2009/09/13(日) 22:13:15.73 ID:M90hE/M0
omatase

427 名前:福田 ◆vZuPaMM3aQ[] 投稿日:2009/09/13(日) 22:14:09.51 ID:M90hE/M0
ねむーい
とりあえず早足で投下します

428 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2009/09/13(日) 22:15:13.65 ID:3NPFRqgo
待ってたぞ

429 名前:福田 ◆vZuPaMM3aQ[] 投稿日:2009/09/13(日) 22:16:13.97 ID:M90hE/M0
6月の中旬だった。
その日は朝から雨が降っていて俺は学校に行くのが面倒臭かった。
出席も取らない授業だし、テストも簡単だったから行かないでおこう
そう一旦は決めた。
だが、何故かその日に限ってカズミからメールが来て
「お昼ご飯を○○のタラコスパゲティーが食べたい」
と言われた。○○とは大学の近くにあるパスタ屋だった。
俺はならば昼前に行こうと思い一旦二度寝してから学校に向かった。

430 名前:福田 ◆vZuPaMM3aQ[] 投稿日:2009/09/13(日) 22:17:12.02 ID:M90hE/M0
シトシト雨が降っており、カバンが濡れてウザかったのを覚えている。
いつもの時間と違うので、電車は空いている。
まだ時間があったので、普段乗る事が無い、普通電車に乗った・・・
車内はガラガラであった。
座席の端っこに座りたかったので連結部分に一番近い座席が丸々空いているのを見つけると、
座席に深々と座る。

431 名前:福田 ◆vZuPaMM3aQ[] 投稿日:2009/09/13(日) 22:18:09.61 ID:M90hE/M0
目の前の座席には女の子が一人いただけだった
。眠い・・・結構眠ったのに、まだ眠い・・・
俺は寝ようと思い一旦前を向いて欠伸した後に目を閉じて頭を下げた。
目の前の女の子が何故か俺を凝視しているのが、目を閉じる一瞬前に気が付いた。
何だよ・・・
・・・
・・・

432 名前:福田 ◆vZuPaMM3aQ[] 投稿日:2009/09/13(日) 22:19:21.71 ID:M90hE/M0
俺は目を開いて顔を上げた
目の前の女の子が俺をジッと見ている・・・
俺も見つめていた・・・
なんかその辺りの記憶が曖昧に成ってる。
俺が声をかけたのか、それとも向こうからなのか・・・
ただ、一つ覚えているのは・・・
目を見開いて凝視していた顔が俺と目が合った瞬間に変わった・・・
サトミの笑顔だけだった・・・

433 名前:福田 ◆vZuPaMM3aQ[] 投稿日:2009/09/13(日) 22:20:13.96 ID:M90hE/M0
サトミはまた綺麗に成っていた。
だが、不思議な事にドキドキはしなかった。
それ以上に長い長い旅をした後に、家に帰って来た・・・
そんな安らぎを覚えた。凄く、凄く癒された。

434 名前:福田 ◆vZuPaMM3aQ[] 投稿日:2009/09/13(日) 22:22:01.09 ID:M90hE/M0
サトミ「久しぶり・・・」
俺「久しぶり・・・」
俺らは隣同士に座り直していた。
サトミ「大学・・・?今から?」
俺「うん・・・石原は?」
サトミ「私は、出掛けてた帰り・・・ww」
俺「そう・・・」
俺らは顔を見合わせて笑った。
俺「なんで笑うww」
サトミ「そっちこそww」
俺「え?今も実家?」
サトミ「うんww福田君は?」
俺「俺一人暮らしww」
俺らは近況を話した。サトミの大学は某有名大学だった。
昔から天然だけど勉強は出来たんだよな。

435 名前:福田 ◆vZuPaMM3aQ[] 投稿日:2009/09/13(日) 22:23:33.41 ID:M90hE/M0
サトミも本当に偶然にこの電車に乗ったそうだ。
いつの間にか俺の大学がある駅に着くアナウンスを車掌が流した。
俺「ヤベッ、降りなきゃ」
サトミ「あ、そう・・・」
俺は考えるより先に自然に言葉が出た。
俺「あ、石原携帯教えてよ」
サトミ「うんww良い?えっと・・・」
俺「OK、一回鳴らすよ」
俺はサトミの携帯を鳴らす。
サトミは何故か電話に出た。
サトミ「はい・・・」
俺「嫌々wwwwww俺、俺ww」
サトミ「あ、そういう事かww」
相変わらず天然だった。

436 名前:福田 ◆vZuPaMM3aQ[] 投稿日:2009/09/13(日) 22:24:24.48 ID:M90hE/M0
俺は駅に着き降りる間際でサトミに言った
「電話するよ!じゃあまた!」
俺が駅に降りるとサトミは車内から手を振ってくれていた・・・
こうして俺達は二回目の再会をした・・・
本当に偶然に出会えたんだ・・

438 名前:福田 ◆vZuPaMM3aQ[] 投稿日:2009/09/13(日) 22:25:45.89 ID:M90hE/M0
その日俺はカズミとご飯を食べていてもボーッとするかと思いきや、普通に過ごせた。
普通に会話して冗談を言って・・・
普通にキスした。
だが、完全に頭の中はサトミで一杯だった。
その日の晩に家に帰ると俺は早速サトミに電話をしたかった。
久しぶりに電話を前に緊張していた。
そういえば俺は振られたんだった・・・
だが、それ以上にサトミと会いたい・・・
その気持ちが強かった。
俺は携帯を手に取り・・・サトミにかけた。
5コール位後にサトミが出た。

439 名前:福田 ◆vZuPaMM3aQ[] 投稿日:2009/09/13(日) 22:26:49.00 ID:M90hE/M0
サトミ「もしもーしww」
声が明るい。
俺「あ、石原?福田です」
サトミ「今日はどうもですww」
サトミの声だった。三年振りに電話で話す。ドキドキしていた。
緊張じゃ無くてワクワク感の方が強かった。
俺らはまたもや近況を話し合った。
そして高二の夏の話題が上がる。
俺は一番聞きたかった事を聞いてみた・・・

441 名前:福田 ◆vZuPaMM3aQ[] 投稿日:2009/09/13(日) 22:27:58.64 ID:M90hE/M0
俺「てかさ、なんで電話くれなかったんだよww」
笑いながら、あくまで昔の笑い話ですよ的な感じで明るく聞いた。
俺も少し大人になった。
サトミ「え〜???私あの時五回位福田君に電話したよ〜」
はい?
俺「マジ???」
サトミ「うん、いつもお祖父ちゃんが出て、『今はいません』て言われたし・・・一応、電話が有った事をお伝えください、って言ったんだけど・・・」

442 名前:福田 ◆vZuPaMM3aQ[] 投稿日:2009/09/13(日) 22:29:18.18 ID:M90hE/M0
そうなのか・・・けどね・・・
俺「あのさあ」
サトミ「うん?」
俺「俺んち・・・祖父ちゃんいないんだ・・・」
サトミ「ええ????!!!!」
サトミは多分俺の番号を間違えていたみたいだった・・・
が、
サトミ「じゃ、じゃあ・・・」
俺「うんwwそうだな・・・」
サトミ「・・・幽霊・・・??」
俺はタバコを吹き飛ばした。
相変わらずの天然ぶりで何よりだ。

443 名前:福田 ◆vZuPaMM3aQ[] 投稿日:2009/09/13(日) 22:30:33.43 ID:M90hE/M0
なんか、サトミの天然ぶりを感じたら、昔の返事はどうでも良かった。
と言うか聞きたく無かった。
返事を聞くよりサトミに会いたいし、サトミの声を聞きたかった。
ただ側にいたかった・・・
俺「石原、今週いつ暇?」
俺は自然に尋ねた。
サトミ「バイト辞めたばっかりだから、いつでも暇ww」
俺「じゃあ飯食いに行こうぜww」
少しドキドキした。が、
サトミ「うんww良いよwwいつ行く?」
あっさりだった。