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暑くなってきたので意味がわかったら怖い話ください

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Part12
657 :名無しさん@おーぷん :2014/06/04(水)22:11:42 ID:x0x9Oq403
『遺族』
和美は本当によくできた妻だった。
そして萌と静香も、実に素直ないい娘に育ってくれて、私は本当に幸せだった。
なのに。ある日そのすべてが奪われた。
私が深夜残業から帰ってくると、ダイニングテーブルの上に、私の家族の首が整然と並べられていた。
しかも、愛犬のラルフの首までも。
あまりに突然の悲劇に私は腰を抜かし、ただただ叫び続けるよりほかなかった。
あれから常に考えるのは、何故犯人はこのような惨劇を実行したのだろうか、ということだ。
ここまでするということは、私に対して相当な恨みを持っていたということに相違ない。
しかし自慢じゃないが、私は今まで生きてきた中で、そこまでの恨みを誰かから買った覚えなどないのだ。
そういう風に生きてきた。ただ家族との幸せを守る為、波風立てず生きてきたのだ。
なのに。なのに。惨劇は起こった。
今でもあの時の光景が蘇り、叫びたい衝動を抑えることができない。ああ、ああ。助けてくれ。
犯人は何がしたかった?私に何を伝えたかったのだ?そう考えるたびに不条理が私を苛む。
私は答えが知りたい。彼の意図を知りたい。そうでなければ、私はいつか気がふれてしまうだろう。
「ピンポーン」
呼び鈴がなった。私はインターフォンを取る。
「夜分にすいません。鈴木次郎様宛てに宅急便で〜す。」
若々しいハキハキとした声でそう聞こえた。
誰からだろうか?和美の母からか?などと思いつつ私は玄関に向かった。

※和美(かずみ)・静香(しずか)・ラルフ・萌(もえ)・次郎(じろう)最初の一文字づつで「頭文字(かしらもじ)」頭が並べられてたってことでこれが本当のかしらもじってことですね。

658 :名無しさん@おーぷん :2014/06/04(水)22:11:56 ID:x0x9Oq403
俺は運び屋をやっていた。
だからオートバイで高速を利用するのが日課になっていた。
今日も荷物を届けるために高速に乗り目的地に向かう。
しばらく走ったところで斜線変えてきた車に接触した。
一瞬バランスを崩したが、なんとか体勢を直した。
危ねえ、後ろ位確認しろよ!
そう思いながらもなんともなかったので走り続けた。
そして目的地についたので高速を下りようと料金所に行き、金を払うためにバイクを止めた。
…その瞬間俺はぶっ倒れた。

662 :名無しさん@おーぷん :2014/06/04(水)22:16:07 ID:zAjT486F9
>>658
実話を元にしてるんだな

664 :名無しさん@おーぷん :2014/06/04(水)22:20:25 ID:mLbqJu6V1
>>658
足がもげてたか・・・たしかにそんな話がリアルでもあったな

666 :名無しさん@おーぷん :2014/06/04(水)22:27:50 ID:whNIvxOSo
>>664
そうなんだ…!
気づくまで痛みがないってすごいなー


669 :名無しさん@おーぷん :2014/06/04(水)22:33:33 ID:dASe7JhCX
>>666
実際にあった話だと分離帯か何かに当たって足がなくなってたと思う
自分の足がなくなってるのに気付かないとかすごいよねー

663 :名無しさん@おーぷん :2014/06/04(水)22:20:10 ID:x0x9Oq403
少女のところにお星さまが降り立ちました。
「なんでも一つ願いをかなえてあげよう」
お星さまはいいました。
少女は泣いていました。
「家族を消してちょうだい!あんな家族、まっぴらよ!」
次の日、少女が目を覚まして一階へおりると、いつものようにおかあさんと
おとうさんとおにいちゃんがいました。
少女は後悔しました。
その夜、再びお星さまは少女の目の前にあらわれました。
「気に入ってもらえたかな」
少女はいいました。
「昨日のおねがいをとりけしてちょうだい」
お星さまはいいました。
「一度かなえたおねがいはとりけせないよ」
少女は泣きました。

667 :名無しさん@おーぷん :2014/06/04(水)22:28:24 ID:whNIvxOSo
>>663
今いるのは本当の家族じゃないってオチだっけ

677 :名無しさん@おーぷん :2014/06/04(水)23:12:02 ID:x0x9Oq403
夏も終わりかけたある日、私たち2人は地元で噂の心霊スポットに出かけました。
そこは現在も人が住んでいる、一見してなんの変哲もない12階建てのマンションでした。
そこの屋上には、以前に飛び降り自殺した男の霊がいると言われていました。
そして、そのマンションの屋上から1階までジャンプしたら呪い殺される・・とも。
私も友達も霊の存在は信じていませんでした。
案の定、友達は言いました。
「呪いなんてねーよ。一緒にジャンプしようぜ。」
いつもなら二つ返事でオッケーするものの、その日は嫌な予感がしました。
今にして思えば、それがシックスセンスというものだったのかもしれません。
僕が返事に戸惑っていると、友達は
「チッ、ヘタレが!今から呪いなんてないってところ、見せてやるよ!」
そう言うやいなや、屋上から飛んで見せました。
僕は身を乗り出して上から見守っていましたが、友達が地面に着地した瞬間、
脳みそや内臓が飛び出て、ただの赤い塊になっていました。
私は、やはり呪いというものは存在するんだ、
遊び半分で霊を呼び出してはいけないんだ、
と、いつまでも子猫のように小刻みに震えていました。

678 :名無しさん@おーぷん :2014/06/04(水)23:13:30 ID:DkHNkqqNM
>>677
12階からなら、普通に死ぬな

679 :名無しさん@おーぷん :2014/06/04(水)23:13:41 ID:x0x9Oq403
今日は父さんが帰ってくる日だ。
父さんは船乗りで家にあまりいないから、帰ってくるときはすごくうれしい。
にこにこ顔の父さんを久しぶりに見ると、僕も弟もつられてにこにこ笑ってしまう。
母さんもとても楽しそうで、父さんのいる間はテーブルにごちそうがいっぱい並ぶ。
お休みが終わるころ、父さんは僕と弟をかわるがわる抱っこすると、「大きくなるんだぞ!」と言って、また船の旅に出る。
僕も弟も、父さんに会えるのがとても楽しみなんだ。
哀しい知らせが入った。
父さんの乗っていた船が沈んで、父さんは二度と家に帰れなくなったという。
僕と弟は泣いた。
父さんがいない間だけだから、我慢できたのに。
最悪なことに、今日から僕らは夏休みだ。
僕と弟は、もう秋を迎えることはできないだろう。

680 :名無しさん@おーぷん :2014/06/04(水)23:14:50 ID:whNIvxOSo
>>679
給食だけで凌いでたのか

681 :名無しさん@おーぷん :2014/06/04(水)23:15:07 ID:x0x9Oq403
たとえばむかし、あるところにお城がありました。
なに不自由なく育ったお姫様は幸せであることに飽き、
実験と称しては塔の上から袋詰めの猫を落とし、
その自由落下のなかに生命の意味を見出していたのでした。
もちろん、これはたとえばなしです。
けれども、
落とせば落とすほど
お姫様はわからなくなってしまったのです。
「人生って、わからないなあ!」
お姫様は家来に命じて、自分と似た年恰好の12人の娘をさらい、
自分と同じ服を着せ、自分と同じ化粧をさせ、窓から落としました。
12人目を落とし終えたあと、お姫様は
「人生って、わからないなあ!」
と言いました。
そしてお姫様は一生幸せに暮らしましたとさ。

687 :名無しさん@おーぷん :2014/06/04(水)23:25:57 ID:Tfw9O9MAu
>>681
12人のそっくり人間。
つまり、姫様も落とされて別人が姫様になった。

688 :名無しさん@おーぷん :2014/06/04(水)23:26:15 ID:x0x9Oq403
棚ぼた確率12分の1

689 :名無しさん@おーぷん :2014/06/04(水)23:28:01 ID:x0x9Oq403
まさかホントに効果あるとは思わなかったなぁ。
呪いの人形なんてあるんだ。
呪う相手の名前と持ち物の一部でもあればいいんだもん。
簡単なもんだ。
いつも人のこと見下げたような態度でむかついてたんだよ、あの女。
人形の足をペキッと折ってやったら、階段から落ちて骨折してやがんの。
そういや、クラス中に俺のことキモイってメール回してたはずだ。
クラスの女が俺のことバカにしてるに違いない。
全員に思い知らせてやらなきゃいかんなぁ。
なぁに、人形はたくさんあるんだ。
一人ずつ、順番に痛い目にあわせてやる。
おもしろいなぁ、気持ちいいなぁ。
毎日一人ずつどこかしら怪我していく。
クラス中けが人だらけだ。ケケケ
いやぁ、参ったな。
人を呪うと自分に返ってくるんだなぁ。
まさか、自分が宿直の日に職員室が全焼しちまうなんてなぁ。
持ち物全部職員室に置きっぱなしだったから
通帳からなにから全部燃えちまった。
やれやれだ。

※「持ち物全部」ってことは藁人形も燃えたと予想するとクラス中の生徒が燃えたかもしれないですね。

691 :名無しさん@おーぷん :2014/06/04(水)23:30:41 ID:evo3kPhen
>>689
藁人形に釘を打つ→釘が刺さった部分が痛む
藁人形が燃える→つまり?

693 :名無しさん@おーぷん :2014/06/04(水)23:31:28 ID:dASe7JhCX
>>689
呪いの人形も全部燃えたってことか?

692 :名無しさん@おーぷん :2014/06/04(水)23:30:48 ID:x0x9Oq403
「その日も私はいつも通り仕事場から帰ってきてました。
 いつも通りの駅の人ごみ。いつも通りの商店街の賑わい。
 でも、商店街を抜けて住宅街に入った時、街灯が寂しくなり始めた時、
 気付いたんです。誰かが、つけてきていると。
 ひったくり?通り魔?それとも・・・。
 あっ、と思って私は怖くなって駆け出していました。
 すると後ろからもダダダダダダという足音が聞こえてきて。
 私怖くて怖くて必死で走ったんだけど、とうとう左手を掴まれてしまって。
 グッと後ろに引っ張られ、瞬間、彼の顔を見てしまいました。
 彼の顔、無表情で瞳の色が沈んでました。
 ああ、もう駄目だと。
 怖い怖い怖い怖い・・・。
 気を失いそうになった時、彼はこう言ったんです。
 『明日から僕のお茶は誰がいれてくれるんだろうね?』って・・・。」
・・・という話について誰か知ってる人いる?
なんていうか、くだらないよね。
意味不明で全然怖くない話だから俺アタマきちゃって。
これ作ったやつ突き止めようかと思ってるんだ。
第一、矛盾だらけじゃん。
暗い集合住宅地でなんで男の瞳の色まで特定できたんだよw、
とか、体験談ぽい話だけどコレ体験した女は死んでいるのに誰がこの話書いたんだよwとかさ。
まじで誰だよ。
これ書いたの。
数日前にどっかの板(オカ板じゃなかった)でこれ発見して
そこの住人に聞いても「コピペだ。スルーしろ」とか言われるし。
お願いします。教えてください。お願いします。
〜の板で見た、とか簡単な情報でいいので。お願いしますお願いします。

696 :名無しさん@おーぷん :2014/06/04(水)23:34:22 ID:cGsX6lp8x
>>692
書いた奴が探しているのが目撃者。つまり書いた奴は犯人。


705 :名無しさん@おーぷん :2014/06/04(水)23:39:47 ID:x0x9Oq403
ある男女がワインを飲みながら暖炉の前でくつろいでいた。
すると、男が突然泣き始めた。
「ああ、僕はこんなに幸せでいいのだろうか。僕は今までに3人の妻を亡くしているのに」
女は男の傍に行き、男を慰めた。
「大丈夫よ。あなたには幸せになる権利があるもの。でも、奥様はどうして亡くなられたの?」
男は泣きながら女の言葉に答えた。
「最初の妻は、心臓発作で。二人目の妻も心臓発作で亡くなったんだ」
「お気の毒に……じゃぁ、三人目の奥様も心臓発作で?」
男は涙を拭いながら言った
「いや、階段から落ちて首の骨を折ったんだ」
女は言った
「まぁ……お酒に酔って?」
男は言った
「いいや、彼女だけは酒が飲めなかったんだ」

708 :名無しさん@おーぷん :2014/06/04(水)23:46:17 ID:x0x9Oq403
近所の開業医が病に倒れた。
我が家では、親子2代に渡って世話になった医者だ。
俺は残念ながら、母親の死に目に会うことはできなかったが、母親の最後を看取ったのも、その医者だった。
見舞いに行くと、1本のカセットテープを渡された。
医「君のお母さんが、死に際に録音したカセットだ。」
俺「なんで今まで・・・。」
医「墓まで持っていくつもりだったが、今の君なら乗り越えるだろう。」
カセットテープなんて前時代的な代物、見るのも初めてだ。
幸い、古いAV機器を収集している友人がいるので、頼むことにした。
友「これが巻戻し、再生、早送り、一時停止、停止。」
友「で、この赤いボタンが録音だから、押さないように。」
友「カセットの爪を折っておくと、録音できないようにできるぞ。」
友「爪を折ってしまっても、セロテープを貼ると録音できるんだ。」

709 :名無しさん@おーぷん :2014/06/04(水)23:46:28 ID:x0x9Oq403
友「更に、このボタンが押してあると、ぎゃ!」
いつ終わるとも知れない友人の説明に、うんざりしていた俺は、半ば強引にカセットデッキを奪い取った。
俺「おう、それだけ聞けば十分だ、悪いが借りていくぞ。」
友「いいけど、大切に扱えよな!」
早速、家に帰って再生してみると、ガタガタと騒がしい音が入っていた後、しばらくして人の声が聞こえ始めたが、はっきり言って、意味不明だ。
「えにせにせにせにす
 いのなねさわいそまみ
 あべれかねらむえあせあも
 いうきなげあも」
後日、その真意を知ったとき、
俺は本当に悲しかった。

718 :名無しさん@おーぷん :2014/06/04(水)23:59:02 ID:x0x9Oq403
>>709
ローマ字にして逆さから読む

719 :名無しさん@おーぷん :2014/06/05(木)00:02:09 ID:uB7zvVyrH
>>709
お前が憎い
お前さえ生まれなければ
今も幸せなのに
死ね死ね死ね死ね
で、合ってるかな

721 :名無しさん@おーぷん :2014/06/05(木)00:03:40 ID:uB7zvVyrH
俺の姉は車通勤なんだけど、いつも近道として通る市道がある。
それは河沿いの、両脇が草むらになってる細い道なんだけど
田舎に住む人ならわかると思うけど、そういう道って
夏の雨が降った時とか、アマガエルが大量に出てくるんだよね
アスファルトの所々でピョコピョコ跳ねてて
踏まないように避けて走るのなんて不可能に近いわけ。
で、ある雨の夜。
案の定カエルだらけの道を姉は家へ向かってたんだけど
前方にノロノロ走る軽自動車があったんだって
運転者は姉ぐらいの若い女の人らしいんだけど
10キロぐらいのスピードで、フラフラ走ってて
追い越したくても追い越せないんだって。
「ここ通るの初めてなのかな?カエル避けて走るなんて無理なのに」
と思いつつしばらく後を走ったんだけど、右へ左へフラフラ
時々ブレーキ踏んだりして、全然先に進まない。
姉も我慢の限界で、クラクションを鳴らしたそうな
前の車の女は後続車が来てるのに気づいてなかったらしく
驚いたようにビクッとして、猛スピードで走って行ったんだって
「なんだ真っ直ぐ走れるんじゃん」と言った姉貴はその直後顔が真っ青になった

※わざとカエルを踏みつぶして走ってた。走り去ったあとは死骸だらけで真っ青になったってことだと思います。

756 :名無しさん@おーぷん :2014/06/05(木)00:59:36 ID:uB7zvVyrH
私は最近チャットにはまっているの。
そのチャットはいくつかのグループに分かれていて、
私は大人数が好きではないので少し隠れた人数の少ないグループに入ったの。
そのグループ私を入れて2人しかいないんだけど、
その人は私がコメントしたら信じられない速さで返事をしてくれるの。
でも、大体は私から話題を出してその人は私のコメントの返事しかしないの。
しばらくして、チャットにも飽きてその人に何も言わずにチャットを放置したの。
所詮ネット上だしいいかなって思って。
さらに時が経って、ふとチャットのことを思い出したの。
そしてチャットを開いたらまだグループは私とその人2人だったの。
「まだいるんですかぁ?」
とコメントしてみたらすぐ、
「いる」
と返ってきました。
私はその人がすぐコメントを返してくれるので、またチャットをやり始めました。
やっぱり楽しいなぁ。
気付くまでは。

761 :名無しさん@おーぷん :2014/06/05(木)01:04:46 ID:uB7zvVyrH
>>756
チャットの相手は常に主人公のPCが見える場所に居た
という話

763 :名無しさん@おーぷん :2014/06/05(木)01:06:26 ID:uB7zvVyrH
誰もいない駅で電車を待っている。
俺の父ちゃん、母ちゃん元気かなぁ。
家族と会うのも久しぶりだしな。
父ちゃんが好きな地酒と地元のお菓子を土産に電車を来るのを待った。
路線に敷き詰められた石を見ていると、懐かしい少年時代を思い出した。
足で石と石をぶつけては片方を前進させる。
何がおもしろいんだと感じるが子供心にはおもしろかったんだろう。

768 :名無しさん@おーぷん :2014/06/05(木)01:18:28 ID:a3UdaDMJk
>>763
線路の上に立って自殺か

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