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百物語2014

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Part3
43 :OMT@投稿代理 ◆lkP/qpIb6E :2014/08/23(土) 19:44:58.39 ID:HxZdyY1N0
【第13話】雷鳥一号 ◆jgxp0RiZOM 様
『人形屋敷』
(1/3)
後輩の話。
彼女の家の近所に、一軒の家がある。
T字路の突き当たりに位置する、古い洋館だ。
そこへ嫁いだ女性の様子がおかしくなり、気狂いになったと言われた。
その後、その嫁が目撃される時には、いつも人形を抱えているようになった。
ビスクドールと呼ばれる類いの古い人形らしく、結構高価な代物だったらしい。
話を交わした近所の人によると、嫁は奇妙なことを述べていたという。
「この人形は、目を離していると、凄く悪いことや、凄く酷いことをするの。
 だから、見張るために、こうしていつも、抱いていなくちゃいけないの」
焦点が合っていない目で、途切れ途切れにそんなことを言うのだと。
祖母にこの話題を振ったところ、気持ち悪そうにこう言った。
「あそこの家、前に来た嫁さんもおかしくなっちゃったんだけど。
 その人もいっつも、あのお人形さんを抱えていたんだよねぇ」

44 :OMT@投稿代理 ◆lkP/qpIb6E :2014/08/23(土) 19:45:43.52 ID:HxZdyY1N0
(2/3)
彼女自身は他所の家ということもあり、大して心を配ってはいなかったのだが、
学校の課題で地元史をまとめている最中に、気になる写真を見つけてしまった。
着物姿の若い女性が人形を抱えているという、古い白黒写真だ。
気になったのは抱えられている人形。
あの家の嫁がいつも持っている人形そっくりに見える。
抱いている女性の目は焦点が合っておらず、何処を見ているのかわからない風で、
嫁の表情を思い出させたという。
「この写真って何の写真なんですか?」
近くにいた先輩にそう尋ねてみた。
「あぁ、これね。人形屋敷って呼ばれた館に由来する写真なんだって。
 何でもその館には呪われた人形があって、家人を祟っていたというの。
 祟られるのは嫁に入った女性だそうで、子供を産んだ後は大抵おかしくなって
 早死にしていたんだって。
 まぁオカルトめいた話。
 こんな小さい田舎町にもそんな話ってあるんだね」
嫌な考えが浮かんでしまう。
「ひょっとして、その人形屋敷、私の家の近所なんじゃないですかね?」
恐る恐るそう聞いてみた。
「いや、もうないよ。
 戦後間もなく、火事で焼け落ちちゃったんだって。
 残ってる写真なんかも、これくらいしかないみたいだし。
 え、場所はどこだったかって? さぁそこまでは知らないなぁ」

45 :OMT@投稿代理 ◆lkP/qpIb6E :2014/08/23(土) 19:46:20.96 ID:HxZdyY1N0
(3/3)
件の嫁は段々度が外れた言動が増えていき、やがてその姿を見せなくなった。
噂では遠くの病院に入れられたとか、実家に帰ったとか。
正確なところは不明である。
現在、残された旦那さんが祖父と協力しながら子育てをしているようだ。
あの人形がまだそこにあるのか、今も彼女はひどく気になっている。
「旦那さんもお爺さんも普通の人で、きちんと挨拶も会話もしてくれるんです。
 でも聞けないんですよねぇ。
 もしも、何か得体の知れないモノが本当にあったとしたら。
 それが自分をターゲットにしたらとか、そう考えたら怖くて堪らないんです」
「……それと、あそこの家の子供さんって男の子なんですよね。
 この子自身はすごく良い子なんですけど。
 将来、お嫁さんを貰った時、またあの人形が出てくるんじゃないかと……」
それがすごく不安なのだという。
【了】

47 :成@世話役代行 ◆0ute.wyqdY :2014/08/23(土) 19:49:51.88 ID:b5mYxBE60
『母の話』
この間たまたま機会があったので、百物語のことは伏せて、親に夏だし何か怖い話でもない? って聞いてみたんだ。
そうしたら母は、えー……と少し考えた後で思い出したかのように
「怖い話というか、不思議な話ならあるよ」
というので、どんな話? と聞いてみた。それが、今から書く話。
……それにしても、私の話とは思わなかったから、少し驚いたよ。
3人兄弟の末っ子長女だった私は、実によく泣く子供だった。
幼稚園の頃も、小学校に上がってからも、兄がいじめたといっては泣き、お菓子が少ないといっては泣き、
誰も構ってくれないといっては泣き。
そんなふうだったから、私が泣いたからといって誰ももう困ったり焦ったりはしなかったのだ。
それがまた、私が泣くことに拍車をかけていたのだけれど。
夏休みのある日、母がパートから帰ってくると、兄ふたりは近所の友達とゲームをして遊んでいて、
私が違う部屋でひとりで遊んでいるのを見つけたのだそうだ。
いつもならこんなときは兄たちが仲間に入れてくれないとめそめそしているのに、その日に限って、
たった一人で楽しそうに遊んでいたらしい。
「今日は泣いてないね?」
母は思わずそう尋ねて、それから失敗したと思ったそうだが、私は笑って頷いたそうだ。
「ないてたから、かわってあげたの」
それから私はまるで別人になったかのように泣かなくなったそうだ。
実は私は小学校低学年以前のことは断片的にしか覚えていない。それも、兄や母から聞いたエピソードばかりだ。
もし、「かわってあげた」のだとしたら、元の私はいったいどこにいってしまったんだろう?
今の私は、いったいどこの誰なんだろう?
【了】

49 :OMT@投稿代理 ◆lkP/qpIb6E :2014/08/23(土) 19:53:51.35 ID:HxZdyY1N0
【第15話】 釣師官兵衛 ◆vW7zauZqAA 様
『夜釣り』
(1/2)
これは去年の春の話。
この年も3月くらいから春のミズイカ狙いで毎週末、仲間と佐賀・長崎方面に釣行にでていた。
今回は平戸・生月方面に向かうこととなり、参加は俺と師匠の2人、金曜日朝出発で土曜日のお昼〜夕まづめ〜深夜まで釣りをし、
仮眠をとり、日曜日の朝まづめを狙い、帰路につくという予定であった。
木曜日に師匠から『土曜日急用ができちゃったから、
土曜日深夜に合流する。酒買い込んで行くから合流したら酒盛りしよう 』という連絡があった。
師匠が遅れて合流するってことで俺はひとりで出発した。お昼過ぎにお目当ての釣場に着き、釣りを始めた。
ミズイカは2はい釣れたが、根掛かりしての海藻をその数十倍釣り上げていた。
リールを巻きながら海藻の固まりが海面に上がってくると、
人間の髪の毛に見えるので、深夜にひとりだとかなりビビるよ。
深夜12時もすぎ、ロッドにぐぐっと負荷がかかる。
また、海藻かと思いきや、海面に上がってきたものは、なんと長靴ではないか。
ため息をつきながらタモを出し、ルアー(エギ)を回収しなければならないため、長靴ごとタモ入れしすくい上げた。
長靴に引っ掛かったルアー(エギ)を取ろうとした瞬間、長靴の中(足をいれる部分)から
ひょいって手が出てきてルアーを取ったと思ったら、エギを握ったまま長靴の中に手かは戻っていった。
私は、いきなりなことに腰を抜かし、道具も置き去りにして、這いつくばりながら、車まで逃げ帰った。
なぜに長靴から手が?寝ぼけていたのか?
車に逃げ帰ってから数分のドキュメンタリーが過ぎたと思うが、
コンコン、コンコンと車の運転席側のガラスを叩く手が、長靴の手がここまで追ってきたのかと思いブルブル震えていたが、
それはなんと師匠の手であった。遅れていた師匠が到着したのであった。


50 :OMT@投稿代理 ◆lkP/qpIb6E :2014/08/23(土) 19:55:01.79 ID:HxZdyY1N0
(2/2)
師匠と釣場に長靴を確認するために戻ることとなった。
ぶっちゃけ明るくなるまで戻りたくはなかったが、高価な道具もあったんでやもえずね。
現場に戻ると長靴はタモの中にあり、ロッドから伸びるラインは長靴の中に入っていた。
恐る恐る長靴の中も覗きこんだが中には例の手は潜んでいなかった。
やっぱり目の錯覚だったのか、寝ぼけていたのか・・・
師匠が、なんだこれ?指差す方をみるとタモ脇に濡れた掌の後が4跡、
防波堤際までついているのを発見した。やつは海に戻っていったのか?
長靴の中に伸びたラインを引っ張りルアー(エギ)を取り出そうとしたところ、
『ジャラジャラ』と、自分のエギに古びた錆び付いた十数個のエギやルアーが絡み付いて、一緒に出てきたのであった。
あの手はルアー集めをしていたのか?
まあ気持ち悪いよな(笑)長靴の中のルアーは全部海に捨てることにした。
釣りをしていると根掛かりでルアーをロストすることがあるが、もしかすると・・・
いや間違いなくあの手の仕業なだろうと酒盛りをしながら師匠が納得するのであった(汗)
【了】

52 :OMT@投稿代理 ◆lkP/qpIb6E :2014/08/23(土) 20:01:40.66 ID:HxZdyY1N0
【第16話】 備担◆.1AOTdzS5s 様
『父の入院』
(1/2)
祖母が亡くなって四十九日も経たないうちに父が倒れた。
原因は祖母と同じ、脳卒中だった。相当悪かったらしく病院に行くなり即入院、その日のうちに手術という流れだった。
術後の説明で主治医は「ほんとうにどうなるかわかりません」と言った。医者っていうのは普通、むやみに希望を
持たせることは言わないもんなんだけど、この場合はつまり、駄目でも諦めろって予防線をはったわけ。
私は父も祖母も好きじゃなかった。祖母は、田舎の農家にありがちな長男溺愛タイプで、早くして夫、つまり私の祖父を
亡くしてからはその傾向に拍車をかけたらしい。その結果甘やかされた父は、酒を飲んでは癇癪を起こし、箪笥の財布
から金を抜いてはパチンコにいくようなダメ人間になっていた。
だけど、そんなダメ人間でも母にとっては夫で、だから母の動揺は大変なものだった。
麻酔が切れても、父は眠ったままだった。次の日も、次の日も、その次の日もずっと。
座薬を入れても熱が40度代から下がらず、体中浮腫んでパンパンで、親類は祖母が父を連れて行くんじゃないかなんて
噂してた、まぁ無理もないけど。母は連日病室に泊まり込んでいたけど、体力的にどうかと思ったのでさすがに
一週間も続いたころ強いて家に帰らせた。私が代わりに泊まるって条件で。
病室に簡易寝台もあったけど、ナースステーションの隣にあるベンチで寝ることにした。消灯時間になれば人はめったに
通らないとはいえ、廊下からまる見えの場所で落ち着かないし慣れない場所でもあるしで、夜半過ぎても寝付けず。
明りを付けることもできないから、目を閉じて時が過ぎるのをじりじり待っていたんだけど、そのうち寝落ちしたみたい。

53 :OMT@投稿代理 ◆lkP/qpIb6E :2014/08/23(土) 20:03:25.63 ID:HxZdyY1N0
(2/3)
ふっと目が覚めると、私のすぐ横の廊下を誰かが歩いて、エレベーターのあるホールから病室のほうに向かっていった。
トイレかなぁなんて思ってまた寝ようとしたときに、ふと気づいた。並び順として、ホール→ベンチ→ナースステーション
→トイレ→病室なわけで、ホールから病室のほうに向かって歩くのは、外から来た人しかいないわけ。
入院患者がエレベーター使ってどこかに行って戻ってきたってこともありうるけど、脳外科患者のいる病棟だから、
ほとんどは車いすか介添え付きで移動する。
あれ?と思って見ると、暗いからよくわからないけどナース服着てる感じじゃない。
その人はナースステーション近くの病室に入った。ちなみに父の病室もそのあたり。
やっぱり入院患者だったのかなぁなんて思いながら寝なおそうとして、でも目が冴えてしまったんで、トイレに行くついで
に父の様子を見に行くことにした。仮眠中なのか、ナースステーションに看護師の姿はない。深夜の病院の廊下は、
床も壁も天井もグレーの濃淡で、非常灯の緑色の明りだけが唯一といっていい色彩。人影もないし、まともに見ると
ちょっと怖い。なので、あまりきょろきょろせず病室をひょいと覗た。
4人部屋で、父は右側の奥のベッド。
起さないように静かに…と思ってたら、ぐぐぅというか、へんな声が聞こえた。
イビキかと思ったら、小さな咳っぽい音もする。
ん?と思った。私は喘息持ちなんだけど、その音、気管が炎症起こして息ができないし咳をする体力もない時に出る
咳っぽいのに似てたんだよね。そうっと病室に入って確認すると、音の出所は右側の奥のベッド、つまり父だった。
暗かったけど、酸素のマスクが少しずれているのが見えた。

54 :OMT@投稿代理 ◆lkP/qpIb6E :2014/08/23(土) 20:04:23.17 ID:HxZdyY1N0
(3/3)
後は、深夜のひと騒動。
ナースコールのボタンを押すと、看護師がふっとんできて、当直の医師もふっとんできた。医師は父の口をこじ開け、
咽喉の奥を見て、器材を口の中に突っ込み、何かを引っ張り出して、金属の皿の上に置いた。
どろどろの体液にまみれた、ぱっとみ軟骨のような、直径3,4cm程度の薄い円盤状のもの。
これが父の咽喉を塞いでいたらしい。
その軟骨っぽいのが何時父の咽喉に入り込んだのか。
手術したのは脳だから手術のときに紛れ込むわけはないし、食事をとれる状態でないから飲み込む機会があるわけでも
ない。
何より、それの正体が何だかわからず、医師も首を捻るばかり。
ともかく、処置は済み、父の呼吸は元通りになった。
それから三日程度して父は目覚め、半年後には完全に退院した。
私が見た人影と、父の咽喉に詰まった物との関連はわからない。
主治医はそれを調査に出すと言っていたけど、聞くタイミングを逃したし、彼は今は別の病院に移動したという。
【了】

56 :OMT@投稿代理 ◆lkP/qpIb6E :2014/08/23(土) 20:08:44.22 ID:HxZdyY1N0
【第17話】 ヤプール ◆v0h8dExI/ytY 様
『気まぐれなカーナビ』
(1/2)
大学時代に友人のSから聞いた話。
お盆の少し前、彼の地元の友達が遊びに来たとき。
Sの友人の一人が、近くに最近テレビで紹介された心霊スポットがあるとの情報を入手し、
SとSの彼女、地元友人2人の4人でその心霊スポットへ肝試しに行くことにしたそうだ。
友人の一人がだいたいの住所まで調べてきたので、Sの車のカーナビに目的地を登録して出発した。
だがこのカーナビ、かなり旧式のもので、新しい道がまだ登録されてなかったり古い道がまだあったりと、
かなり使い勝手の悪いものだった。
それでも最終的につけばいい、という考えのSは使い続けていたが、目的地到着までかなり寄り道させられることも多かった。
さらには電波も入りずらいのか、ちょっと山奥に入るとそのままフリーズ状態になることも多かった。
そしてその日も、山に入るとすぐにフリーズしてしまった。
一応地図も持ってきたものの、初めて行く場所だし道も複雑だしでかなり迷ったそうだ。
30分ほどさまよったとき、ふいにカーナビが
「目的地周辺です、音声案内を終了s目的地周辺です、音声案内を終了s…」
と、壊れたようにしゃべりだした。さっきまではフリーズしたままだったのに。
ほかの3人は驚いていたが、Sは、「まぁもう寿命だから、こんなこともあるか」程度にしか考えなかったそうだ。
車を止め、周囲を見回すと、前方に廃墟らしき影が見えた。
おそらくここが目的地だろうと思い、4人は中を探索することにした。
Sの彼女と友人の一人はそれぞれカメラを持ち、何かうつりそうな場所を見つけては写真を撮っていた。
そして、ある程度進んだところで、カメラのチェックをしていたSの彼女が
「あ、これやばいかも…。」とつぶやいた。

57 :OMT@投稿代理 ◆lkP/qpIb6E :2014/08/23(土) 20:10:04.04 ID:HxZdyY1N0
(2/2)
なにがやばいんだよ、とSたちが近づこうとすると、彼女は出口に向かって一目散に逃げて行ってしまった。
何やらやばい空気を察した彼らは彼女を追いかけ、そのまま車に乗り込みその場を後にしたそうだ。
「…で、この場所に一緒に行ってほしいと?」
Sの彼女は逃げる時にカメラを落としてしまい、それを一緒に見つけてほしいとSから依頼が来た。
Sの彼女はもうあそこに行きたくないそうだし、地元の友人たちは帰ってしまい一人で行くのも気が引けるらしい。
「これがそのカメラなんだけど…。」
Sがその廃墟で撮られた写真の一枚を見せてきた。
ぶっちゃけ、ガッツリよからぬものが写っていてカメラどころではなかったが、Sは触れなかったので私もそっとしておくことにした。
翌日、今度はちゃんと道順を調べてきたSとともに例の廃墟へ向かった。
一応カーナビにもダメもとで目的地設定したが、今回はあっけなく到着した。
しかし、到着したSは第一声「…違う。」と言い放った。
「俺が来たのは、この廃墟じゃない…。」
暗くて見間違えたんじゃないの?という私にSは一枚の写真を手渡す。
「あの夜とった廃墟の全体像だ。全然違うだろ…。」
目の前にある廃墟は二階建ての木造のこじゃれた家。
しかし、写真に写っているのは、暗くてはっりは見えないがどうもコンクリート造りのようだ。
少なくとも、今目の前にある家とはまるで別物。
辺りを見渡すが、ほかに建物らしいものは見当たらない。
結局その場所はわからずじまい。カメラも当然見つからず、写っていたものがなんだったのかも結局不明。
あの気まぐれなカーナビは、あの夜彼らをどこに連れて行ったんだろう…。
【了】

59 :OMT@投稿代理 ◆lkP/qpIb6E :2014/08/23(土) 20:13:21.06 ID:HxZdyY1N0
【第18話】釣師官兵衛 ◆vW7zauZqAA 様
『虫の知らせ』
俺がガキの頃の話なんだけど、当時、母方の婆ちゃんが入退院をくりかえしていた。婆ちゃんはあまりよくない病状だった
らしい。お袋は4人兄弟の末っ子で婆ちゃんからはかなり可愛がられたとのこと。あっお袋の母ってことな。
ある日寝室で寝ていたお袋は明け方近くに金縛りにあった。そして閉めてあった寝室のドアがすーってゆっくり開いた
らしい。
でも人の気配はなかったんだって。数秒後、電話が鳴った。その電話で金縛りはとけ急いで電話を出たところ電話は母の
実家からで婆ちゃんが亡くなったって連絡だったんだって。
婆ちゃんが自分の娘のところに亡くなる寸前に会いにきたんだろうな。
【了】

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