・ルール
参加希望者は1〜5レスを目処にSSを自由に作成して下さい。お題が欲しい場合は各自で希望して下さい。お題の提案や作品の感想は随時受け付けとします。覆面先生(SS作者)からのアドバイスも絶賛受け付け中とします。
287: ヘタッピ:2014/4/16(水) 23:01:34 ID:8.iCc7g5ps
>>284-286さん、ご利用ありがとうございます。
ヘタッピ「夕方に悪魔と出逢う。まさに『逢魔が時』ですね」
カタリ「そうですね……。桜が散る夕闇の中、天使の絵を書く元薬物中毒の死人。薔薇を触媒として現れる悪魔。廃ビルに描かれた金色の髪をした青い瞳の天使。天使になることを夢見る死人と悪魔の戯れのような与太話。」
カタリ「話のキーワードを抜き出してみると、薔薇、廃ビル、薬物中毒となかなか異質な感じの設定ですね」
ヘタッピ「まさに悪魔的ですね」
カタリ「そうですね……」ニッコリ
ヘタッピ「すみません」
カタリ「夕方のシーンを選ばれたのでしたら、時間の経過で景色が変化する描写が欲しいところでしたね」
ヘタッピ「例えばどんな感じでしょうか」
カタリ「明かりの無い夜に青い瞳の天使を見たらどう見えるでしょうね」
ヘタッピ「夜だと黒に見えるかもですね」
カタリ「夕陽の中では純真無垢に笑っていた青い瞳の天使が、夜空の下では暗い瞳で影のある笑みを浮かべる。」
ヘタッピ「はぁ……、なんだか主人公の境遇と重なる感じがしますね」
カタリ「といった描写があっても良かったかと思います。あくまでも個人的にですが」
ヘタッピ「では、またのご利用を……」
カタリ「閉めるには早いですよ。ヘタッピ君」
ヘタッピ「他に何か…」
カタリ「この物語には騙し絵の要素があるように思います」
ヘタッピ「と、言いますと」
カタリ「祈りを捧げるときは普通、目を閉じます。ですが、青い目を描いたとあることから天使は目を開けて居たことになります」
ヘタッピ「はぁ」
カタリ「後はそうですね。羅列しますが、悪魔が天使に成るためのシステムを知らないのが変ですね。この世界は落第すると悪魔になるとのことですので。現在、悪魔である悪魔が知らないのは不自然に思います。ロリコンの件も変ですね。子供が好きでしたら、死を与えるより、愛でることを選ぶでしょう。バルサザールが悪魔の友人というのも疑問ですね。バルサザールといえばキリストの生誕を祝った3賢者の一人と言われています。悪魔の友人とはちょっと違いますね」
ヘタッピ「はぁ……、ではこの辺りで」
カタリ「何といっても不自然なのは、天使に成るために死神の真似事が必要というルールでしょう。こうして全てが疑わしいと考えますと、ルールも疑うべきかもしれません。四年のノルマを達成したとして成れるのは天使でなく、悪魔という未来なのかもしれません。哀れですね。いや、むしろ……薬物中毒……幻覚……あるいは」
ヘタッピ「今日はここまでということで。では、またのご利用をお願い致します」
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