書きたいことが出来たので、以前書いてたSSの続きを書かせていただきます。
お手数おかけして申し訳ございませんが、知らない方は前作から読んだ方がいいと思います。
一応貼っておきます。前作→http://llike-2ch.sakura.ne.jp/bbs/test/mread.cgi/2ch3/1316008982/1-10
基本長いので携帯だと読めなくなる可能性があります。また、支援返レスを飛ばして読みたい方もいらっしゃると思います。
それらに該当する方は、本編とわけてまとめたので、こちらから読んでみてください。→>>981-984
注意事項は以上です。何卒よろしくお願い致します。
919: 1:2012/11/17(土) 23:47:59 ID:7RuR6mIcnA
食事が終わって、雑談中。
ハーピー「それでね、それでね!」
側近「うん、うん」
側近(何の変哲もない会話だな。でも、ハーピーとなら、それで楽しい。それが楽しい)
側近(それだけじゃない。ハーピーとだったら、嬉しいことも悲しいことも苦しいことも全てが尊くなる)
側近(大切じゃない瞬間なんて一つもないんだ。不思議でならない)
側近(これから先、どんなことがあっても、たとえ俺が死ぬようなことになってでも、この幸せを、ハーピーの幸せを守りたいって思える)
側近(ずっとずっと、一生この幸せの中で生きたい。一生をかけてこの幸せを守りたい。ハーピーとの確かな絆が欲しい。ハーピーを守りたい)
側近(……ああ、もしかして)
側近(だから、俺の両親も……自分が死ぬことになってでも俺の命を優先して守ってくれたんだな)
側近(家族の幸せって、きっとこういうことなんだろうな……)
側近(なら、俺だってきっと……)
側近「……ハーピー」
ハーピー「ん、何?」
側近「結婚しないか?俺の家族になってほしい」
920: 1:2012/11/17(土) 23:49:17 ID:7RuR6mIcnA
ハーピー「……え?……ええ!?」
ハーピー「な、何をいきなり!どんなタイミング!?え、ドッキリ!?」
側近「え?……あっ!いや!何か思ったことがつい口に!」
ハーピー「思ったことってことは、本当に……」
側近「それは、その……」
側近「……ほ、本当だ。どんなことがあっても、絶対にハーピーを幸せにしてみせる。だから俺と結婚してください」
ハーピー「……それじゃ駄目かな」
側近「え゙っ!?」
ハーピー「側近も一緒に幸せにならなくちゃね。私と一緒に幸せになってください」
側近「あ、焦ったぁ!!や、やめてくれよ、本当に!!心臓二、三回は止まったよ!!」
ハーピー「えへへへ、あんまり急にプロポーズしてきた罰だよ!」
ハーピー「……ありがとう、側近。本当に私でいいの?」ポロポロ
側近「……言ったろ。嘘ついてからかうのは魔王様だけだって。俺はハーピーに嘘はつかねえ」
ハーピー「ありがとう……一緒に幸せになろうね」ポロポロ
側近「お礼を言うのはこっちだよ。泣くなよ」
ハーピー「嬉しくて涙出るんだもん……」ポロポロ
921: 1:2012/11/17(土) 23:50:58 ID:7RuR6mIcnA
翌日。
側近「というわけで、俺達、結婚することになりました」
魔王「ええええええ!?どんだけ急なの!?」
ハーピー「ですよね!私もびっくりしましたよ!」
側近「いや、本当にすまない。思うところがあって、ついやってしまったというか……」
龍人「てめぇ、思いつきでそんな大事なこと済ますなよ。プロポーズの場所とかタイミングとか、女は大切にしたいもんだろ」
魔王「そうだよ!それに婚約指輪とかまだ渡してないでしょ!」
側近「そ、そうなんですよね……」
魔王「最悪だよ!そんな適当なプロポーズ!ハーピーちゃんがかわいそうだよ!」
側近「今回ばかりは反論できません……」
ハーピー「いいんです!私、側近と家族になれるだけで幸せなんですから///」
魔王「何て優しい……女神や。ハーピーちゃんは女神やったんや……」ポロポロ
龍人「こんないい子の夫が側近とか、世も末やでぇ……」
ハーピー「そんなことはありません!私にとって、側近は世界で一番かっこいい男性です!」
側近「ハーピー……」
魔王「ハーピーちゃん、よかったね……おめでとう!」ポロポロ
龍人「お前はいい加減泣き止めよ……」
922: 1:2012/11/17(土) 23:52:03 ID:7RuR6mIcnA
側近「これからは出来るだけハーピーと一緒にいたいんですが」
魔王「うん、それがいいよ!」
側近「じゃあこれからは俺、ハーピーの家から通勤しますので」
魔王「……え?側近、魔王城から出ちゃうの!?」
側近「そりゃあこれからは夫婦として、一緒に過ごしていきたいですし」
魔王「えええ!?嫌だよ!側近が出てっちゃうの、寂しいよ!」
魔王「ハーピーちゃんが城に来ればいいよ!大丈夫、空き部屋あるから!」
側近「そうは言いましても……ハーピーはハーピー族として生きなければならないでしょうし」
ハーピー「はい……私にはハーピー族での仕事もありますし」
魔王「側近が養ってくれるから、ハーピーちゃんは働かなくてもいいよ!」
魔王「お願いだよー!俺もハーピー族の長老さんに頼んでみるから!」
龍人「魔王自ら頭下げに行くとか……」
魔王「皆でお願いしに行こう!そうしよう!」
923: 1:2012/11/17(土) 23:53:55 ID:7RuR6mIcnA
所変わってハーピー族の村。
長老「いいよ」
龍人「いいんかよ!?」
ハーピー「長老!本当によろしいのですか!?」
長老「いいんじゃ。魔界は変わった。となれば、ハーピー族だって変わらねばならんじゃろう」
長老「昔の決まりに縛られて、若い者の未来を老いぼれが潰す必要なんてないんじゃ。側近殿と幸せになりなさい」
ハーピー「……ありがとうございます!」
魔王「よかったね、ハーピーちゃん!」
長老「それにしても側近殿……昨日主がわしに言ったこと、覚えとるか?そう簡単に決められんとか言っとったじゃろ」
側近「そ、それは……まあ、自然と決めてしまいました」
長老「まあよい。式は魔王城で行うのか?その時はわしらも祝福しよう」
魔王「魔王城で式!長老さん、それいい考えですね!もう盛大にやっちゃいましょう!」
龍人「その前にもいろいろやらなきゃな。ちゃんと夫婦になるためにな」
側近「夫婦……家族……」
ハーピー「長老の許可も出たことだし……魔王様、これからは側近の妻として、私も魔王城に住むことにします」
魔王「魔王城にハーピーちゃんが住んでくれるなんて、夢のようだよ!」
ハーピー「何もしないで住むのは悪いので、私も城の一員として働くことにします。よろしくお願いします!」
魔王「別に働かなくてもいいのに……」
924: 1:2012/11/17(土) 23:55:11 ID:7RuR6mIcnA
こうして側近はハーピーと結婚することになった。
側近はハーピーと家族になって、家族の幸せを理解し、それを得られたことを喜んだ。
魔王はハーピーが魔王城に住みこみで働くことになったことを喜んだ。
そして龍人も密かに喜んでいた。ハーピーが働くということは、自分の仕事量が減るからである。
しかし、現実はそううまくいかないようで……。
側近「龍人!三バカ!ハーピーに自分の仕事押し付けるようなことしたらぶっ殺すからな!」
魔王「むしろハーピーちゃんが仕事しなくていいようにお前ら全員死ぬ気で働け!」
ハーピー「魔王様、側近も……私もちゃんと働くから、そんな……」オロオロ
龍人「何か余計に忙しくなったような気さえするよ、ちくしょう!」
ハーピーが加わっても、魔王城は相変わらずであった。
相変わらずの魔王城で、新婚二人は平和に幸せに過ごしていくのだった。
925: 1:2012/11/17(土) 23:58:56 ID:7RuR6mIcnA
今日はここまでにします。
今回の話なんですが、普段のラブラブっぷりを見て「これで結婚してないとか嘘でしょ」と思ってやってしまいました。
今回の話を書いてる時、脳内BGMは福山雅治の「家族になろうよ」でした。
いや、それはいいとして、勢いでやっちゃったけど大丈夫だったんでしょうか。
まあでもやっちゃったもんは仕方ないですね。うん、仕方ない。
これからは家族として夫婦として、イチャイチャしていくんでしょうね。
一緒の家で寝泊まりしたり、一緒に何かをやったり……あれ、この二人、今までと何も変わらない気が……
今回の更新のまとめです。一応分けときます。
家族のお話・側近編>>909-916>>917-924
926: 名無しさん@読者の声:2012/11/18(日) 00:02:15 ID:HZWQXcGV/Y
さて…皆の衆…会議だ
今日は側近をどうするかについてだ
取り敢えず俺は関節技でボッキボキにしてやればいいと思うの
末長く爆発しろ!!
つご祝儀
927: 名無しさん@読者の声:2012/11/18(日) 00:05:42 ID:n9ecgHDJME
側近はバイブ責めですな
つ御祝儀
928: 名無しさん@読者の声:2012/11/18(日) 02:48:41 ID:9ZMBJTs0O.
むしろハーピーちゃんにバイブ責めで側近を生殺しにすればいいと思うの
つ御祝儀
つCC
929: 名無しさん@読者の声:2012/11/18(日) 09:07:13 ID:UnOQWjueGw
やっぱり魔王に側近に関節技かけてもらおうよ・・・
あの魔王のパワーで。
つチョークスリーパー
つ御祝儀
つ支援
930: 名無しさん@読者の声:2012/11/18(日) 11:27:33 ID:E59jL8z.KM
側近が結婚したと言うことは次は……
龍人が関西弁使ってるwwww萌
あ、これいつものです。
つC
今日はこれも!
つ御祝儀
931: 御祝儀ありがとうございます:2012/11/20(火) 22:54:44 ID:7RuR6mIcnA
こんなにも御祝儀をいただいちゃって……側近とハーピーに代わってお礼申し上げます。
お返しになるかはわかりませんが、更新を頑張っていきたいと思います。こう言いつつ最近は二日か三日に一回ペースになっちゃってますけど。
>>926
全身の骨という骨を粉々にしてやればいいんじゃないでしょうか。
そして側近は亡くなりまして、一人になってしまったハーピーを俺が優しく抱きしめてあげればハッピーエンドでしょう。
……やめて!俺まで関節技でボッキボキにするのはやめて!マジで死ぬから!
>>927
男として、そんな場面は見たくないです。
>>928
男として、こういう場面が見たいんです。
いっそこれを小話として書、いや、やめときましょう。
>>929
側近「魔王様が本気でやったらマジで俺死にますよ」
ハーピー「魔王様、考えなおしてください!側近が死んだら、私は……」ウルウル
魔王「ハーピーちゃん、泣かないで!だ、大丈夫だよ!側近は死なないから!」オロオロ
>>930
いやあ、結婚は当分ないでしょう。一応あの二人はまだ付き合い始めたばかりですからね。
龍人「関西弁つこうたらモテるんやな!これでわいもリア充っちゅうわけやな!」
魔王「あかん、これはモテへんで……」
932: 1:2012/11/20(火) 22:55:51 ID:7RuR6mIcnA
魔王と女勇者のデート
会長「魔王様ファンクラブで女勇者様をバックアップすると決めて久しいですが」
会長「何であれからデートも何もしてないんですか!」
女勇者「デ、デートはしてないけど、ちゃんと会ってはいるよ!ごはんもつくったりしてるよ!」
会長「ああもう、そんなんじゃ生殺しなんですよ!」
会長「あの女性大好きな魔王様が一番として選んだ女勇者様なんですよ!」
会長「そんな女勇者様と付き合うことになったのに、会うだけでそれ以外は何もできないでいるんですよ!」
会長「会うだけなら付き合う前から出来てたでしょ!」
女勇者「あ、会うだけじゃないよ!ごはんとかつくってるよ!」
会長「望んでるのはそれ以上なんですよ!デートして、寝泊まりして、チョメチョメしたいと思ってますよ、きっと!」
女勇者「チョメチョメって!///駄目だよ!健全にこのSSを進めていこうよ!///」
会長「何をいまさら言ってるんですか!読み返してみてください!すごく不健全ですよ、これ!」
933: 1:2012/11/20(火) 22:56:59 ID:7RuR6mIcnA
会長「まあでも女勇者様も魔王様も奥手です。それは理解してます。そういう行為をいきなり望んでもできないだろうとは思ってますよ」
会長「だからまずはデートです。デートを平気でできるようになりましょう。何も恥ずかしがることなく手を繋いで歩けるくらいになりましょう」
女勇者「手を繋いで歩くとか、ドキドキしすぎておかしくなっちゃうよ!」
会長「そこを頑張らなくちゃいけないんですよ!あなたは魔王様の彼女なんですよ!」
会長「側近様とハーピーさんは順調に交際して、結婚に辿り着いたんですよ!女勇者様だって、きちんと交際すべきです!」
女勇者「でも……恥ずかしいし……」
会長「こんな時のためにスペシャルゲストを呼んでいます」
女勇者「す、スペシャルゲスト?」
会長「闘魂注入師の女戦士さんです」
女戦士「はい、どうもどうも」
女勇者「ひぃ!?」
会長「どうですか?闘魂注入できそうですか?」
女戦士「コンディションはばっちりだね。いい音鳴らして三、四メートルは飛ばせると思うよ」ブンッブンッ
女勇者「張り手の素振りですごい音鳴ってる!?やだやだ、そんなのくらったら三日は落ち込むよ!」
女戦士「じゃあさっさとデートせえや!魔王が他の女に取られてもええんか!?」
女戦士「あの顔だぞ!あの優しさだぞ!更には世界の救世主だぞ!もう女なんか好き放題なんだよ!乗り換えられてもええんか、お前は!?」
会長「その通りです!魔王様と女勇者様のお付き合いがうまくいくよう、頑張る必要があるのです!」
女勇者「わ、わかったよ……頑張ってデートする!魔王が他の女の人と付き合うとか嫌だもん!」
934: 1:2012/11/20(火) 22:58:02 ID:7RuR6mIcnA
女戦士「よーし、その意気だ!闘魂注入が必要なくなって寂しいけど、まあ結果的にはこれでいいや!」
会長「そうとなれば早速連絡を……」
女勇者「いや、私王都で魔王は魔王城にいるからね。そんな簡単に連絡とれないよ」
女戦士「携帯とかないんか?」
女勇者「ないよ。中世ファンタジーのSSだからね」
女戦士「でもゲームはあるんだろ?」
女勇者「だからこの世界は基本的におかしいのよ」
会長「まあとにかく、すぐには連絡とれないってことですよね。移動魔法が使える魔王様が来てくれるのを祈りましょう」
女戦士「よくよく考えたらけっこうな遠距離恋愛だよな。移動魔法があれば問題ないけど」
女勇者「移動魔法覚えようかな……」
935: 1:2012/11/20(火) 22:59:09 ID:7RuR6mIcnA
その頃の魔王城。
ハーピー「魔王様、何でもっと女勇者さんと向き合ってあげないんですか!?」
魔王「いやいや!ハーピーちゃん、俺めっちゃ向き合ってるよ!」
魔王「女勇者ちゃんの家に行ってごはんつくってもらったり、一緒にゲーム買いに行ったり、ゲームやったりしてるよ!」
ハーピー「駄目ですよ、それじゃあ!女勇者さん、すごく我慢してると思いますよ!」
魔王「我慢させてるの!?マジっすか!?」
ハーピー「普通の買い物や各地の名所を楽しむというような普通のデートや、一緒の空間で寝泊まりしたいって思ってますよ、きっと」
側近「魔王様、夕暮時にちょっと行って飯食ってすぐ帰りますからね。飯をたかりに行ってるだけじゃないですか」
龍人「女勇者の買い物には付き合わず、興味のないゲームの買い物に付き合わせて、それをやらせるんだろ?最低の屑じゃねぇか」
ハーピー「女勇者さんほどの綺麗な女性なら、男性を選べる立場にあるんですよ!愛想を尽かされて振られてもいいんですか?」
魔王「ふ、振られる!?いやだよ、女勇者ちゃんとずっと仲良くしたいよ!」ポロポロ
ハーピー「なら、もっと女勇者さんも楽しめるようなデート等をしてあげてください!このままじゃかわいそうですよ!」
魔王「う、うん。わかった。女勇者ちゃんに喜んでもらえるよう頑張る!」
936: 1:2012/11/20(火) 23:00:05 ID:7RuR6mIcnA
龍人「そうと決まればデートだろうな。とりあえずキスくらいいっちゃえよ」
魔王「キッ!?」
側近「お前な、どんだけ魔王様を買いかぶってんだよ。無理に決まってんだろ」
龍人「そうか?何も挿入しろって言ってんじゃないんだぜ?奥手って言っても、付き合ってんだからキスくらいいけっだろ」
龍人「ていうか付き合ってんだし責任もとれるんだから挿入してもいいと思うんだけどな。魔王も勢いでいっちゃえばいいんだよ」
側近「いやあ、無理だろ。とりあえず緊張せずにデート誘えるくらいを目指すべきだろ。それで慣れたら次は自然に手を繋げるように」
魔王「キス……挿入……あ、あわわ……//////」ボンッ!
ハーピー「ちょ、ちょっと側近!龍人さん!魔王様が赤面してボンッ!ってなってます!」
側近「本当だ。面白い方だなあ」
龍人「想像してこうなるんか。これじゃあ確かにキスも無理そうだな」
ハーピー「そんな悠長に話してていいんですか!?魔王様が何か大変なことになってますけど!」
937: 1:2012/11/20(火) 23:01:35 ID:7RuR6mIcnA
側近「……魔王様、直りましたか?」
魔王「うん……俺の修理、ちゃんと完了したよ」
ハーピー「すごい会話ですね……」
龍人「俺も一年半前は驚愕の日々だったわ。懐かしいなぁ」
側近「話を戻しますが、とにかく魔王様は女勇者を喜ばせるデートを心掛けてください」
魔王「うん……女勇者ちゃんがわざわざ俺なんかを選んでくれたんだもん。俺でよかったって思ってもらえるように頑張る!」
龍人「じゃあさっそくデートに誘ってきたらどうだ?」
魔王「え、今から!?ちょっと緊張しちゃってるんだけど……」
龍人「そうやって先延ばしにしてたら永遠に機会はねぇよ。いいから行ってこい!」
ハーピー「頑張ってください!応援してますから!」
側近「行かなきゃロメロスペシャルに仕留めますよ」
魔王「ええ!?それは嫌だよ!わかった、心の準備がまだ済んでないけど……行ってくる!」シュンッ
龍人「行っちゃったな。……まああの二人なら俺らが口出しせんでもうまくはいくと思うがな」
ハーピー「お二人とも奥手なので、見守る立場としてやきもきしてしまいますよね」
側近「面倒臭いし、さっさと結婚すればいいのに……」
龍人「皆がお前みたいに勢いでプロポーズ出来るわけじゃねぇんだよ」
ハーピー「そうだよ、側近。結婚する前の交際期間って大事だよ」
側近「実質一年半前から付き合ってるようなもんだと思うけどなあ……」
938: 1:2012/11/20(火) 23:02:56 ID:7RuR6mIcnA
女勇者「次に会えたらデートの約束しろ!って話になったけど」
女勇者「手を繋いで歩く……想像しただけでキュン死しちゃうよ」
女勇者「魔王とは一緒にいたいけど、デートや手を繋ぐのは難易度高いよ……心の準備が……」
魔王「女勇者ちゃーん。いないのー?」
女勇者「うわあ、魔王!?私ん家の前で何やってんの!?」
魔王「あ、女勇者ちゃん。会いに来たんだよ。出かけてたんだ?」
女勇者「うん。魔王ファンクラブの活動に行ってて」
魔王「あ、まだファンクラブに入ってくれてたんだ。ありがとう!」
女勇者「当たり前だよ。私は生涯魔王に尽くすつもりだよ!」
魔王「あ、ありがとう///」
女勇者「い、いや、別にいいよ///」
二人「「……あのっ」」
魔王「あ!いや!女勇者ちゃん、先にどうぞ!」
女勇者「い、いや!魔王からどうぞ!」
二人「「……」」
二人「「……よかったらデート……えっ!?」」
魔王「女勇者ちゃんもデート誘う感じ?」
女勇者「ま、魔王も?」
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