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魔王「何でイチャイチャちゅっちゅできないんだよ!」
[8] -25 -50 

1: :2012/9/14(金) 23:05:11 ID:4.MWSg5KoU
書きたいことが出来たので、以前書いてたSSの続きを書かせていただきます。
お手数おかけして申し訳ございませんが、知らない方は前作から読んだ方がいいと思います。
一応貼っておきます。前作→http://llike-2ch.sakura.ne.jp/bbs/test/mread.cgi/2ch3/1316008982/1-10

基本長いので携帯だと読めなくなる可能性があります。また、支援返レスを飛ばして読みたい方もいらっしゃると思います。
それらに該当する方は、本編とわけてまとめたので、こちらから読んでみてください。→>>981-984

注意事項は以上です。何卒よろしくお願い致します。


792: :2012/11/9(金) 23:49:31 ID:7RuR6mIcnA
今日はここまでにします。

ドラえもんの正体は猫型ロボットではなく汎用猫型決戦兵器でした。
遠い未来に現れた使徒に対応すべく、パイロット適性のあるのび太の育成をするために過去へとやってきたのです。
立派に育ったと判断され、その事実を告げられたのび太は困惑します。
「ドラえもん、無理だよ!僕にそんな力があるわけないよ!」
「大丈夫だよ!今ののび太君なら僕とシンクロできる!使徒を打ち破ることができるよ!」
今まで苦楽を共にした相棒のドラえもんにそう言われ、ついに戦う決心をのび太はしました。
そうして使徒を倒すべく未来へと向かう二人。
果たして使徒を倒すことはできるのでしょうか。ドラえもんのあのサイズでのび太は乗ることができるのでしょうか?

こう言う感じの夢をけっこう昔に見ました。今日エヴァ見て思い出しました。

今回の更新のまとめです。
魔王と側近の雑談2>>782-791
793: 名無しさん@読者の声:2012/11/10(土) 00:01:14 ID:HZWQXcGV/Y
(すべっとる…慰めてあげなきゃっ)

側近めっちゃおもろいなー!!
おまいのツッコミさいこー
うん、さいこー…

この話を作った>>1もさいこー

注 全棒読み
794: 名無しさん@読者の声:2012/11/10(土) 00:07:34 ID:PzKyqNmVgM
側近が滑ったので
ハーピー色のバイブの刑に処す!


1には
っCCCC

795: 662(女):2012/11/10(土) 00:39:46 ID:UnOQWjueGw
側近のツッコミって何かセンスあるよねw
ってか獣人(骨折)はどうしたの?www
魔王には
つ茨の鞭

1には
つ支援&針入りおはぎ

796: 名無しさん@読者の声:2012/11/10(土) 01:59:06 ID:sO.j3XTpmo
側近がツッコミ珍しいwww
この輪に混ざってみたいわーw

魔王にこれあげる!
つ女勇者の写真

つC
797: 名無しさん@読者の声:2012/11/10(土) 04:33:00 ID:9ZMBJTs0O.
せがれいじりをやって欲しいとか言ってた奴です

なんか側近がすべった感じになってるwww
せがれいじり知ってる人なら爆笑ものだと思うんですけど

おんなのこはむけみが好きです
うーマンゴー!

ネーネードコイクノー?
CCCCCCC


798: 名無しさん@読者の声:2012/11/10(土) 19:05:09 ID:.qrYyG1Zbc
マッスルスパーク懐かしいw

なんか知らんがウォーズマンスマイルでパロ・スペシャルかけてる側近の姿が浮かんだw

(´∀`)つC
799: たくさんの支援やレスをありがとうございます:2012/11/10(土) 23:40:32 ID:7RuR6mIcnA
>>793
滑ったって、俺は悪くねぇぞ……。
だって>>720が言ったんだ……そうだ、>>720がやれって!
こんな滑るなんて知らなかった!誰も教えてくんなかっただろ!
俺は悪くねぇ!俺は悪くねぇ!

マジで責任転嫁されてると思われて>>720さんが気に病んだらいけないので言っときますが、TOAネタ的な意味で言ってますからね。
せがれいじりを文字だけでどうこうするのは俺には荷が重すぎました。完敗です。33-4です。

>>794
ハーピー色のバイブってどんなんですか。側近は一体どんな刑に処されようとしてるんですか。
側近はただ滑っただけなんです。一体何が起ころうとしてるか存じませんが許してやってくれませんか。そんな事をしたら彼女のハーピーだって悲しみます。
……彼女がハーピー……俺は彼女いない……くそっ!やっぱりやっちゃってください!

>>795
獣人はもう息してないんですよ……夜空のどこかで瞬いてることでしょう。
真面目に言うと、返レス的には今夜が山でも本編的には無関係なのでピンピンしてますよ。小話に出る可能性もゼロじゃない……かも?
ていうか俺も返レス的には、背負い投げからの腕十字で骨折られたり、盗撮疑惑で捕まって逃亡してる身ですからね。散々な目に遭ってますよ。
今だって、ほら……おはぎに針入ってますもん。血まみれですよ。タバスコなんて代物じゃあ決してないですよ。

魔王「女の子からならご褒美です!ありがとうございます!」
側近「茨の鞭でも?」
魔王「茨の鞭でも!」
800: たくさんの支援やレスをありがとうございます:2012/11/10(土) 23:41:34 ID:7RuR6mIcnA
>>796
側近がツッコミの時ってのは、前作のディノブリーダー編だったり、女性に関する発言してる時の魔王様に対してくらいですよね。
普段は魔王様をいじってて、そのいじりがボケみたいになってるから自然と魔王様がツッコミ担当になってますよね。

魔王「女勇者ちゃんの写真、ありがとうございます!女勇者ちゃんは写真でも可愛いなあ!」
魔王「枕の下に置いといたら女勇者ちゃんの夢見れるかな!?鞭も一緒に置いといたらいじめてもらえる夢を見れるかな!?」

>>797
先ほども言いましたけど、文字の羅列だけでどうにか表現できるゲームではなかったです。
もうね、触るな危険レベルです。俺にはもうどうしようもないです。
こいつはもう実際にやってもらってどうにか感じとってもらうしかないですよ。
俺実際にやりながら書きましたけど、もう世界観に圧倒されてましたからね。もう本当……俺何回「もう」って言いました?

>>798
側近「パロ・スペシャルですか。いいですね。今後機会があれば魔王様にかけましょうか」
魔王「アワワ……」


……今回の返レスで滑るのがどうこうって話をしましたが。
実際に一番滑ってんの>>792これじゃないかなって思います。
でも本当にこんな夢見たんだもん。俺は悪くねぇ!俺は悪くねぇ!
801: :2012/11/10(土) 23:42:37 ID:7RuR6mIcnA
四人の出会い

一年半前。魔界と人間界が絶賛戦争中だった頃のお話。
魔王討伐に向かった勇者達は、魔王の奇術の前に次々と戦闘力を封じられ、全員が命からがら王都に戻ってきた。
ただやられるだけでなく、力も封じられる。勇者達もその詳細を詳しく話そうとはしない。
続く敗北に謎の弱体化も重なり、民の不安は日に日に増していった。
対照的に勇者を志す者は日に日に減っていったが、歴代勇者達の末路を思えばそれも止む無しと言えよう。
戦う力を、これまでの努力の形を無かったことにされるとあっては、その座に就くのを恐れるのも仕方ないだろう。
そんな中で、厳しい現状に立ち向かって勇者を目指す女性がいた。
802: :2012/11/10(土) 23:43:20 ID:7RuR6mIcnA
女勇者「勇者を目指して王都に来たのはいいけど……」

女勇者「やっぱり王都って都会だなあ!田舎とはわけが違うよ!」

(何だ、あの美女……)(あの人が彼女だったら……)「うっ!……ふぅ」

女勇者「……何か皆の視線が突き刺さってる。そんなに田舎者っぽいかなあ……」

女勇者「まあいいや。田舎者が勇者目指してもいいじゃない!女が勇者目指してもいいじゃない!」

女勇者「私がこの世界を変えていくのよ!行こう!」
803: :2012/11/10(土) 23:44:36 ID:7RuR6mIcnA
大臣「王様、勇者になりたいという者が訪れてますが」

王「おお、それは助かる!魔王に連戦連敗の現状、自分までもがやられるのを恐れて志望者が激減しておるからの」

王「早急に次なる勇者を定めなければ、魔王達に攻め込まれるかもしれん。それでは人間界は終わりじゃ」

王「大臣よ、その者を通すのじゃ。勇者の素質があるか、至急調べ上げるのじゃ!」

大臣「王様、本当にその者を通し、勇者選定を受けさせていいのですか?」

王「当たり前じゃ。何を渋ることがある?」

大臣「それが……今回の志望者は女性が一人でして」

王「女性!?女性が勇者を志望して来ておるのか!?」

大臣「果たして女性に勇者が務まるのかどうか……」

王「……とりあえず通してみようではないか」
804: :2012/11/10(土) 23:45:54 ID:7RuR6mIcnA
女勇者「え、えっと……勇者を目指しています、女勇者です!この世界を救えるような偉大な勇者になりたいと思ってます!」

王「な、なんと美しい……容姿は当然のように整い、肌は珠の如し、髪は優雅に舞い、体型も実に艶めかしい……」

女王「……あなた?」

王「ごほんごほんっ!……娘よ、その心意気は買うが、勇者は誰もがなれる職ではない」

王「悪しき暴力に立ち向かう力、力や地位に溺れぬ清らかな心、困難を前にしても決して折れぬ心身の強さが必要じゃ」

王「王家にはそういった勇者の素質を持つ者を選定する術がある。これを突破しないことには勇者の道は開けぬぞ」

王「仮に勇者として認められても、その道は長く険しい。そして何より魔王を倒さねばその先はない」

王「お主のような可憐な娘であれば、幸せの形など無数に存在するじゃろう。それでもこの道を選ぶか?」

女勇者「お心遣い感謝致します。ですが、私には描きたい世界の姿がございます」

女勇者「その理想の世界を目指して前進するだけです。選定を受けさせてください」

王「その目は世界の未来を映すか。大きな志をお持ちのようじゃの。しかし、それがお主に実現できると思うか?」

女勇者「試みのないところに、成功のあったためしはありません。私は、私が歩める一歩一歩を確実に踏みしめていくだけです」

王「……よかろう。しかし、選定の結果が芳しい物ではなかった場合は諦めてもらうぞ。人間界の未来がかかっておるからの」

女勇者「わかりました」
805: :2012/11/10(土) 23:46:47 ID:7RuR6mIcnA
大臣「……王様!この者には確かな勇者の素質がございます!」

王「何と!本当か!?」

女勇者「わ、私……勇者になれるんですか?」

王「……お主がその気であればな」

女勇者「や……やったー!私、勇者になれたんだ!」

女勇者「……あっ!す、すみません!はしたないところをお見せしてしまって!」

王「構わぬ。大きな目標を達成出来たんじゃ。喜ぶのは当然じゃろう」

王「……本当に可愛いのう」ボソッ

女王「あなた?」

王「ごほんごほんっ!げほっ、おえっ!……とにかく、新しい勇者の誕生じゃ!」

王「女勇者よ、知っての通り、人間界は今魔王に敗北を繰り返しておる」

王「何人もの、何十人もの勇者の力を封じられ、戦力は落ちるばかりじゃ」

王「そうして民は絶望に染まり、人間界の未来は緩やかにでも漆黒へと向かおうとしておる」

王「この負の連鎖を断てるかはお主の双肩にかかっておる!そなたの力で、人間界を蘇らせてくれ!」

女勇者「わかりました!私にできる全てを発揮して、世界に輝きを取り戻してみせます!」
806: :2012/11/10(土) 23:47:33 ID:7RuR6mIcnA
女勇者「そうときまれば早速旅に……」

王「待つが良い、女勇者よ。いくらそなたが希望に満ちた勇者と言えど、一人で生き抜けるほど甘い世界ではない」

王「我が城が誇る兵を何人かつかせよう。魔王討伐に存分に役立ててほしい」

大臣「王様!王様!」

王「なんじゃ?そんな大声を出して」

大臣「今回の勇者は女性です。加えて、かなり美しい」

王「それがどうしたと言うのじゃ?」

大臣「……我が城の兵士が女勇者に恋でもしたら、ややこしいことになるのでは?」

王「……」

大臣「あんな美しい女性と長らく苦楽を共にするのです。恋愛感情が芽生えても不思議ではありません」

大臣「そうしてメンバー内で女勇者の取り合いのような展開にでもなれば、亀裂は免れないかと……」

王「……我が城に女性の兵士はおらんのか?」

大臣「残念ながら一人も……」

王「……どうすればいいんじゃ?」
807: :2012/11/10(土) 23:48:08 ID:7RuR6mIcnA
王「ええい、それでは兵を駆使して戦える女性を探してくるのじゃ!同性との旅なら問題あるまい!」

大臣「し、しかし強い女性がそう簡単に見つかるとはとても……」

王「そんな悠長なことを言う暇はないのじゃ!無茶は理解しておるが、それでも行動せねばならんのじゃ!」

大臣「わ、わかりました。とりあえず兵を使って探させてみます」

女勇者「あの……何か問題がありましたか?私はどうすれば……」

王「すまぬな。もう少しだけ出発は待ってほしいのじゃ」

女勇者「わ、わかりました」

こうして急遽女勇者の仲間が務まる強い女性探しが始まった。
808: :2012/11/10(土) 23:49:23 ID:7RuR6mIcnA
王都のとある酒場。

兵「情報によれば、この酒場でよく飲んでると……あの女性か?」

女戦士「あ〜あ、もっと飲みてえなあ、くそったれ……」

兵「言葉は荒いが、かなりの美女じゃないか!本当に強いのか?……ちょっといいか?」

女戦士「ああ?誰だよ、おめえはよ」

兵「強い女性がいると聞いて来たんだが……女戦士っていうのはお前で間違いないか?」

女戦士「ああ、そうだよ!女戦士さんその人だよ!仕事もなくって平日の昼間からこれだよ、くっそー!」

兵「戦士として護衛等をしていると聞いてるが、そういった仕事は?」

女戦士「駄目駄目、てんで駄目でやんの。私が女だからよ、護衛とか出来るんかどうか信用ならねえんだとよ!」

兵「そうなのか……え、じゃあ酒代とかはどうしてるんだ?」

女戦士「マスターが私好きみたいで奢ってくれんだよ。私みたいなデブの男女が好きとか、物好きもいたもんだよwww」

兵(いや……スタイル抜群の美女だから普通に納得なんだが)

女戦士「まあそんな状況だからよ、たくさんは飲めないんだよな。あーあ、世知辛い世の中だぜ……」

女戦士「で、おたくは何者なんだよ?奢ってくれんの?」

兵「……王様より直々の依頼があって来たんだ。新しい勇者様の魔王討伐の旅に参加してほしい」
809: :2012/11/10(土) 23:50:33 ID:7RuR6mIcnA
女戦士「王様直々!?勇者の仲間!?何それ、儲け話っぽいじゃん!乗る乗る!」

兵「その前にお前の実力を計らせてほしい。戦士業もままならないのに、どうして強いと噂になってるのか、確かめんことには依頼もできん」

女戦士「いいぜ。こっちも生活がかかってるしな。安心しろ、強いのはお酒っていうオチはねえよ」

兵「しかしどう強さを証明する?実際に戦ってでもして女性に怪我を負わせたくはない」

女戦士「紳士だねえ、お兄さん。私的に言わせてもらえばカルーアミルクのように甘いだけだけどよ」

女戦士「……こいつなら問題ねえだろ?」スッ

兵「……腕相撲か。言っておくが、俺も城の兵士の中では上位だぞ?」

女戦士「御託はいいんだよ。これから先は力で語るとしようぜ」



兵「ぐうっ!はあ……はあ……!」

女戦士「わりい、加減出来なかったわ!折れちゃいねえよな?」

女戦士「で、仕事の話だが……これなら文句ねえよな?」ニヤリ

兵(この力なら……新しい勇者様の支えとなるかもしれん!)
810: :2012/11/10(土) 23:51:28 ID:7RuR6mIcnA
時同じくして王都のとある教会。

兵2「こちらに補助・回復魔法に長けた女性がいると聞いて来たんだが……」

女僧侶「あ、恐らくそれは私のことだと思います」

兵2「……」

女僧侶「自慢できるほど長けているわけではありませんが、基本的な魔法学は修めましたので、僅かでも助力はできると思います」

兵2「……」

女僧侶「……あの、どうされましたか?お具合悪いのですか?」

兵2「あっ、いや、すまない……あまりにも綺麗で、つい見とれてしまって……」

女僧侶「え?そ、そんな、私はそんな褒められるような容姿ではないですよ」

女僧侶「でも……お世辞でも嬉しかったです。ありがとうございます」

兵2「い、いやお世辞なんかじゃないって……やばい、好みすぎて俺がやばい……」

兵2「違う違う!とにかく、お前で合ってるんだな!?王様からの直々の依頼があるんだ」

女僧侶「王様から直々にですか!?どうして私なんかに……」

兵2「我々は今、戦闘で力となれる女性を探している。補助・回復魔法に長けているのであれば、新しい勇者様の力になれるだろう」

女僧侶「勇者様?依頼ってもしかして……」

兵2「ああ。勇者様と同行し、魔王討伐を成し遂げてほしい」

女僧侶「そのような大役を私に……」
811: :2012/11/10(土) 23:52:35 ID:7RuR6mIcnA
兵2「だからこそ、実力が本物か計らねばならない。お前が勇者様と同行するに値するか……調べさせてもらう」

女僧侶「魔界の悪意に蝕まれ、混乱に染まりつつある人間界……」

女僧侶「そんな人間界を救う力に私がなれるのであれば、断る道理はありません。是非とも調べてみてください」

兵2「では……ぐっ!」ザクッ

女僧侶「えっ!?ご自身を斬りつけるなんて、一体何を!?」

兵2「くっ……お前の回復魔法が本物なら、これくらい回復できるだろう!」

女僧侶「回復魔法の性能を試すのであれば、私を斬ればよかったのに、どうして!」

兵2「俺が嫌なんだよ!こんな綺麗な女性を斬るとか……とにかく、回復してみせろ!これが出来なきゃ依頼は無しだと思え!」

女僧侶「わかりました……人間界のために、そしてあなたを救うためにも頑張ります!」



女僧侶「よかった……完全に治りましたね」

兵2「……」

兵2(正直この人が好きで仕方なかったから……魔王討伐の旅で危険な目に遭ってほしくなかったから、完全回復しないように深く斬ったんだが……)

兵2(ある程度回復してもらったら後は自然に治るのを待つつもりだったが……これは凄い魔法の才能だな)

兵2(個人的には危険な目に遭ってほしくないけど、正直この魔法は魔王討伐に必要不可欠かもしれない……)
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