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従姉に恋をした。

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Part3
78 名前:1 ◆SemWiFNIUE [] 投稿日:2005/11/13(日) 23:44:02
退院の前日、俺は喫煙所で予想もしていない人と会った。
田中一族の肇さんだった。お父さんの従兄にあたる人だ。
「びっくりしたな〜。健吾君が入院してるなんて聞いてなかったぞ?」
「ええ。大袈裟にしたくなかったんで、お父さんに口止めしてたんです。
 それより肇さんこそ、入院してるなんて知りませんでしたよ?」
「恥ずかしくてあんまり公言したくない病気だからね〜私も家族に口止めし てたんだよ」
肇さんは泌尿器科に掛かっていた。
「肇さん、俺のこと黙っててくださいね、みなさんには」
「わかったよ〜私のことも内緒だぞ?」
明くる日俺は無事退院し、長年の厄介者と決別した。

81 名前:1 ◆SemWiFNIUE [] 投稿日:2005/11/13(日) 23:45:27
自分は健康だと自覚できるのは本当に素晴らしいことだと思う。
物事を見る目が変わる。いろんなことに感謝する。気持ちも前向きになる。
実際、会社の上司や同僚、お父さんや母から言われた。
「なんだか雰囲気変わったねぇ。角がとれたというか、いい感じだよ」
そんなに以前の俺はツンケンピリピリしたヤツに見られていたのかと
ちょっとショックだったが、半面、嬉しくもあった。
それからの毎日、すがすがしい気持ちで生活できた俺は、
これなら恵子ちゃんのことを忘れられると確信した。
新しい恋を探すぞ。

82 名前:1 ◆SemWiFNIUE [] 投稿日:2005/11/13(日) 23:47:54
退院から一ヶ月。
週末、いつものように夕食をごちそうになりに太田家を訪れた俺はドッキリとした。
恵子ちゃんがいた。
家も近いから恵子ちゃんも俺同様、太田家にちょくちょく顔を出していたので
別段びっくりすることではない。
だが恵子ちゃんを忘れようと決めた日から、恵子ちゃんが太田家に来る日は避けてきていた。

83 名前:1 ◆SemWiFNIUE [] 投稿日:2005/11/13(日) 23:49:46
久しぶり〜と変わらぬ態度の彼女に俺も平静を装う。
意識しつつも酒が入れば酔いも手伝い、次第にドキドキ感はなくなっていった。
楽しい宴が進行していく。
酒を噴出しそうになったのはそれからまもなくの彼女の一言だった。
「そういえば健吾君、入院してたんだって?」
んなっ!?なんで知ってんの!?
俺は家族の顔を見回した。だが家族もキョトンとしている。
「肇さんに聞いたの。なんで教えてくれなかったの〜。水くさいな〜みんな」
…肇さぁぁぁぁん!
「い、いやぁあんまり大袈裟にしちゃうとさ、ほら、アレだよ。
 俺って人気者じゃん?田中一族が大挙して見舞いに来ちゃったら病院に迷惑かけちゃうしさー」
「なるほど〜、ってオイ!頭は治してもらわなかったんかいっ」
皆、俺と恵子ちゃんの漫才に笑った。ふええ、焦ったぜ。

84 名前:1 ◆SemWiFNIUE [] 投稿日:2005/11/13(日) 23:50:31
宴も終わり、みんなで後片付けが始まった時、
ふと俺と恵子ちゃんは居間でふたりきりになった。
ほろ酔い気分でおどけている俺に、ツツツと恵子ちゃんが寄ってきた。
「なんで言ってくれなかったの?」
軽く袖をひっぱられた俺は、口をあんぐりとしたまま呆けた。


97 名前:1 ◆SemWiFNIUE [sage] 投稿日:2005/11/16(水) 07:10:12
アパートまで恵子ちゃんが車で送ってくれた。
なんだか車内の空気が重く感じる。
「たかだか1週間の入院だったから、あんまり話を広めたくなかったんだよ。ただそれだけ」
なんだコレ。これじゃ彼氏が彼女に言い訳してるみたいじゃないか。
「ふーん」
そう言ったきり彼女は黙っていた。

98 名前:1 ◆SemWiFNIUE [sage] 投稿日:2005/11/16(水) 07:10:58
翌日、会社帰りのバスの中で昨日の恵子ちゃんの態度を考えてみた。
あれは…そういうことなんだろうか?
彼女も俺に好意(異性としての)を持ってくれてると?
おそらく車窓に映っている俺の顔はニヤけていたに違いない。
一瞬、親父のことも忘れていた。
だがすぐに別の考えが頭を占める。
あれだけ仲良く飲み歩いた仲だ。
本当に言葉通り、単に水臭いヤツと思われているだけなんじゃないかと。
バスを降りた時には、俺の頭は結論に達していた。
やはり恵子ちゃんのことは忘れよう。

99 名前:1 ◆SemWiFNIUE [sage] 投稿日:2005/11/16(水) 07:12:28
季節が夏を迎えた頃、他県に嫁いでいる妹が家族と共に里帰りした。
妹たちは帰ってきた際、いつも太田家に滞在する。
親父のアパートは1Rだったため、子供がふたりいる妹たちが寝泊りするには狭すぎた。
親父も納得していた。悲しく寂しく思っていたとは思う。
お父さんは妹たちも暖かく迎えてくれていた。
妹やその旦那を娘・息子と接してくれ、子供たち(姉妹)も孫だと喜んであやしてくれた。
俺はその光景を見るにつけ、親父の丸まった後姿を思い浮かべた。

100 名前:1 ◆SemWiFNIUE [sage] 投稿日:2005/11/16(水) 07:13:35
妹たちが去る前日、みんなで外で食事をすることになった。
俺、お父さんと母、義弟と義妹、妹と旦那、姪っ子ふたり、大勢での食事。
絵に描いたような団欒を、俺はとても大切に感じていた。
なにが火種になったのかはよく憶えていない。些細なことだったと思う。
その食事の最中、俺と母は口論になった。
義弟や義妹、妹夫婦が母に味方する。お父さんは黙っていた。
母が言った。
「入院して変わったと思ってたのに。結局アンタの短気な性格は治ってないね。
 そんなんだから結婚相手にも逃げられるんだよ!」
カーッと熱くなった。
(そんなこと…!俺に言えるのかアンタは!!)
それまで母に抱いていた感情が爆発した。

102 名前:1 ◆SemWiFNIUE [sage] 投稿日:2005/11/16(水) 07:15:52
数年前から俺は母に金を貸していた。
「旦那(お父さん)があまり家にお金を入れてくれなくて…」
母が俺に借金をお願いしてきたときの理由だ。
母は嫁いでからも働いていたし、お父さんは一流会社の重役で社会的地位のある人だったから、
なぜ金に困るのかとはじめは思った。しかし部下想いで面倒見の良いお父さんの
金離れのよさは知っていたし、親戚が多い環境だから友好費も並々ならぬものがあると
母に聞かされていたから、そういうものだろう、とその時の俺はそれ以上深く詮索せず金を貸した。
それ以降もちょくちょく金を貸し続けていたが、返済は滞り、ほとんど戻ってはこなかった。
しかし独身男の身軽さゆえにゆとりのあった俺は苦も無く金を工面してきた。
金に苦労してきた母だったから、なるべく負担を減らしてあげたいという気持ちもあった。
前の彼女と別れた後、母が言った。
「アンタが結婚してなくて助かった」
この人に人の心はあるのか、そう俺は思ったが口には出さなかった。

103 名前:1 ◆SemWiFNIUE [sage] 投稿日:2005/11/16(水) 07:17:08
そんな想いや、親父のこと、そしてなぜか恵子ちゃんのことまでが一度に噴出し、
俺の心は煮えくり返った。
お父さんが引き止めるのも聞かず、俺は食事の席から飛び出した。
明くる日の晩、仕事帰りのお父さんが俺のアパートを訪ねてきた。
俺は家に上げようとはせず、玄関先でお父さんと相対した。
「いくら君が短気だったとしても、あんなことくらいであれほど君が怒るとは、私には思えない。
 なにか想うことがあるのなら話してくれないか?」
視界が滲んだが、俺はそっぽを向いて黙りこくった。
「…私の目を見ないんだね。わかった。帰るよ」
それから俺は太田家に寄り付かなくなった。

104 名前:1 ◆SemWiFNIUE [sage] 投稿日:2005/11/16(水) 07:18:13
秋、俺に転機が訪れた。
東京本社への転勤を言い渡されたのだ。
恵子ちゃんのことも、母のことも、全てを清算したい気持ちでいっぱいだった俺は、
初めて体験することになる大都会での生活に希望を抱いた。
引越しまで一ヶ月となったある日、恵子ちゃんからメールがきた。
それは彼女が子供の頃から続けている書道の展覧会への誘いだった。
俺は仕事を理由にその誘いを断った。
「じゃあ、また今度ね」とメールが返ってくる。
これから先も「今度」はない、俺は思った。

105 名前:1 ◆SemWiFNIUE [sage] 投稿日:2005/11/16(水) 07:19:28
日曜日。展覧会の最終日。
いつもなら昼過ぎまで寝ている俺がなぜか早くに目覚めた。
(今日が最終日だったな)
そう思うとソワソワしてきた。
夕方、とうとう我慢ができなくなった俺は展覧会場へと出かけた。
(どうせもうオサラバなんだ。作品を観ることぐらい問題ない)
自分に言い訳をしていた。
閉会まで30分と迫った会場へ着き、彼女の作品を探す。
…見つけた!
俺はてっきり莫山先生のようなワケのわからないミミズ文字を想像していたのだが、
そこにあった彼女の作品は普通の人が読める字だった。
俺は目を見張った。
題材は工藤直子という詩人の「花」という詩。
 わたしはわたしの人生から出ていくことはできない。
 ならばここに花を植えよう。
帰りのバスの中で、俺は太田家のみんなが恋しくなって、途中下車した。

106 名前:1 ◆SemWiFNIUE [sage] 投稿日:2005/11/16(水) 07:20:35
太田家を訪ねた俺を、お父さんは黙って迎えてくれた。笑顔だった。
母は申し訳なさそうにモジモジとしていた。
俺はいつものように「ゴチになるぜ!」と母に笑いかけた。
母は泣き笑いのような表情で台所へと向かった。
食事になり、俺は転勤のことを話した。
みんなは一様に驚き、さみしがり、そして祝ってくれた。
もう二度と家族のことを切り捨てまいと、俺は心に誓った。

107 名前:1 ◆SemWiFNIUE [sage] 投稿日:2005/11/16(水) 07:21:30
その晩、俺は恵子ちゃんに電話をした。
気持ちを伝えることはやはり出来ないが、お別れの言葉だけは言いたい。
感謝の言葉も言いたかった。
しかし「さよなら」は言えても、
「ありがとう」は恥ずかしくて言えなかった。
恵子ちゃんは「いってらっしゃい」と言ってくれた。
これで本当に終わったのだと、俺は思った。

112 名前:1 ◆SemWiFNIUE [sage] 投稿日:2005/11/17(木) 05:04:06
それから一週間後。
俺は親父に電話し、食事に誘い出した。
すでに転勤のことは話していたので、やけに親父が寂しそうに見えた。
特に話すこともなかったのだが、なんだか別れ難かった。
親父はこれからの俺の生活に、
ただ「がんばれ、がんばれ」とだけ言い続けた。
別れ際、親父が祝儀袋を俺の手に握らせた。
掴んだだけで中身の厚さがわかった。
当時、親父は長年勤めていた建設会社を辞め、フリーの大工(変な言い方だが)として
全国を駆け回っていた。何人か若い人間も雇っていた。決して生活は楽じゃなかっただろう。
俺は黙って受け取った。

113 名前:1 ◆SemWiFNIUE [sage] 投稿日:2005/11/17(木) 05:05:26
転勤2日前、会社の同僚や上司、取引先の人たちが壮行会を開いてくれた。
会には50人もの人たちが出席してくれ、俺はひとりひとりへの挨拶に追われた。
一通り挨拶も終わった頃、俺は皆の目を盗んで店の外に出、タバコに火をつけた。
そこへ女性がひとり近づいてきた。
取引先の秘書、野田 芽衣子さんだった。
取引先の窓口だった彼女とは仕事での付き合いも深く、また会社同士の飲み会でも
よく顔を合わせていた。
「大変ですね」
「ええ。でもこれが最後だから」
「この後、2次会も行くんですか?」
「アイツら(同僚)帰してくれませんよ(笑)」
「私もお邪魔していいですか?」
「もちろん。アイツら喜びますよ」
彼女はウチの会社でも評判の美人で、内外問わず狙っている者も多かった。
それに大抵彼女は、こういった会では一次会だけで帰ってしまう人だったので、
彼女の参加表明に俺は満更でもなかった。

114 名前:1 ◆SemWiFNIUE [sage] 投稿日:2005/11/17(木) 05:07:04
2次会は同僚や取引先の若手だけでカラオケに行くことになった。
飲み会などでの俺はいつも盛り上げ役に徹していたので、この時も俺はカラオケ部屋を
縦横に走り回ってはしゃぎまくった。
小一時間も経った頃、さすがに疲れて端っこの席に座り込んだ俺の隣に、芽衣子さんが
移動してきた。手にはジンライムのグラスを持っていた。それを「はい」と俺に渡す。
「ああ、ありがたい。喉カラカラでした」
「少しゆっくりしたらいいじゃないですか」
「最後だと思うとどうにも落ち着かなくて。性格ですね」
「あんまり最後、最後って言わないでください」
いつもはおっとり喋る彼女の口調が変わった。
「今日は…今日ぐらいはちゃんとお話したいです」

115 名前:1 ◆SemWiFNIUE [sage] 投稿日:2005/11/17(木) 05:07:53
一瞬ぼーっとなったが、俺はすぐに我に返って芽衣子さんを部屋の外に連れ出した。
「あの…俺と付き合いませんか?」
我ながらあまりにも唐突であっさりだったと思う。
でもこの雰囲気は…そういうことなんじゃないかと思った。
「はい」
彼女の返事もあっさりだった。

116 名前:1 ◆SemWiFNIUE [sage] 投稿日:2005/11/17(木) 05:10:15
明くる日、とうとうこの土地での最後の日を迎えた。
別に感慨深いとかそういうのはなく、それよりも昨晩の芽衣子さんとのことが気に掛かった。
(俺…付き合おうって言ったんだよな?)
彼女の「はい」という返事も憶えていたが、なんだか夢見心地で自信が持てない。
昨日は結局3次会まで行ってしまったし、俺も相当に酔ってしまった。
芽衣子さんも最後まで付き合ってくれていたが、ベロンベロンになってた俺は
携帯番号やメアドすら聞かず、彼女を送ることさえしていなかった。
午後、俺は芽衣子さんの会社に電話した。
「あの、もしもし大塚です。昨日は…」
「あ、ごめんなさい。今取り込み中なのでまた連絡します」
ええええええーっ!?やっぱアレ夢だったんか!?!?
30分後、会社にFAXがきた。芽衣子さんからだった。
「憶えててくれたんですね。よかったー!
 私、夢でも見てたのかと思って心配してたんです。
 携帯番号とアドレス書いておきます。後で連絡ください。
 最後のお仕事、がんばってくださいね!!    芽衣子」
ほっとして、彼女の字がいとおしくなった。
始まりこそなんであれ、芽衣子さんはきっと俺の大切な人になると思った。


117 名前:1 ◆SemWiFNIUE [sage] 投稿日:2005/11/17(木) 05:11:49
その日は残務整理だけだったので早目に会社を出た。
すぐに芽衣子さんの携帯に電話する。
(あ、いけね。彼女はまだ仕事中じゃないか)
あわてて切ろうとしたら芽衣子さんが出た。
「ごめんね。仕事中だったよね」
「いえいえ(笑)大塚さんは?」
「もうおしまい。会社出たところ」
「じゃあ…」
彼女の声が小声になった。
「私、早退しますね。ちょっと待っててください」
「あ、ちょっ、ちょっと!」
電話が切れた。

118 名前:1 ◆SemWiFNIUE [sage] 投稿日:2005/11/17(木) 05:12:57
30分後、喫茶店で芽衣子さんと会った。
「そんな無理することないのに…」
「いいえ!いいんです(笑)」
笑顔が可愛かった。
それから2時間あまり、色々なことを喋った。
これまで仕事上か飲み会でしか話す機会がなかったから新鮮だった。
俺は気になっていたことを聞いた。
「昨日は突然あんなこと言って…びっくりしたでしょ?」
「はい(笑)でも私も告白するつもりだったんです」
「そ、そうなの?」
「ええ(笑)でも大塚さん、みんなに囲まれててなかなかふたりになれなかったからもどかしかったです」
恥ずかしそうにしている彼女がなんとも可愛い。久しぶりの感情だった。

119 名前:1 ◆SemWiFNIUE [sage] 投稿日:2005/11/17(木) 05:14:04
すでに家財道具は引越先に送っていたので、この日は太田家で最後の夜を過ごすことになっていた。
でも芽衣子さんともう少し一緒にいたい。彼女が俺の心を見透かすように言った。
「今日はもうお家に帰ってあげてください。これからも一緒でしょ?私たち」
たまらなくなって、彼女の手を握った。
「明日、見送りに行きますね」
彼女が握り返してきた。

120 名前:1 ◆SemWiFNIUE [sage] 投稿日:2005/11/17(木) 05:15:01
翌朝、俺はお父さんの車に乗って駅に向かった。母たちも一緒だ。
と、お父さんの携帯に電話が掛かってきた。
お父さんの話しぶりで相手が誰だかわかった。
「恵子ちゃん…ですね」
「うん。これから健吾君の見送りに来るって」
芽衣子さんとの待ち合わせの時間までにはまだ間がある。
それに…大丈夫。俺にはもう芽衣子さんがいる。
すでに駅に着いていた恵子ちゃんと合流し、みんなで喫茶店に入った。
いつもだったらすぐに馬鹿騒ぎになる彼らも、この時は口数が少なかった。
笑顔で餞別をくれる彼ら。
その気持ちが伝わってきて、俺は胸がいっぱいになった。

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