サシャ「隠し味なんてどうでしょう?」
Part9
208 : ◆H4iwFNXQsw:2013/11/21(木) 20:00:54 ID:AVfikbKk
ライナー「あっぶねえ、お前今俺の口ごと食おうとしたろ!?」ドキドキ
サシャ「ふぉんふぁふぉふぉふぃふぁふぇふぁっふぇ」バリボリバリボリバリボリバリボリ
ライナー「そんなこともどんなこともあるか! ……ルール追加だ。一度に食べるの禁止な。あと食い終わってから喋れってさっきも言ったろ」
サシャ「ふぁーい」モグモグ
ライナー「一口かじっただけだってのに、飛びついてくるのはないだろ。……あーびっくりした」ドキドキ
サシャ「というか、禁止も何もライナーが先にやったんじゃないですか……でも、これで一勝一敗ですね。なんとかこっちの首の皮が繋がりました」フーッ
ライナー「安心するのはまだ早いぞ。ここにあと一本あるからな」
サシャ「泣いても笑ってもこれが最後、ですね」
ライナー「ルールの確認をするぞ。一口で一度に食べるのは禁止。先に口を離したり、芋けんぴを折ったりしたほうが負けだ。ーー先手は譲る」スッ
サシャ「おやおや? 随分余裕なんですね」
ライナー「負ける気がしないからな」
サシャ「私はライナーに何をさせようか、今から楽しみで楽しみでたまりませんよ。ーーさあ、勝負開始です!」パクッ
ライナー「よし、負けないからな!」パクッ
209 : ◆H4iwFNXQsw:2013/11/21(木) 20:01:54 ID:AVfikbKk
ライナー「……」
サシャ「……」
ライナー「食わないのか?」
サシャ「いや、かじってるんですけど……固くて」ググググ...
ライナー「ああ、やっぱりな。俺もそうだ」ググググ...
サシャ「歯が、歯が通りません……さっきは簡単だったのに、どうして……」ググググ...
ライナー「前歯だけじゃ厳しいな、これ……おっ、食えた」ガリッ...
サシャ「ええーっ……無理ですよ、どうやってやるんですか?」
ライナー「端さえ砕ければ後は結構楽だぞ。意外と脆い」ガリッ
サシャ「まあ、砂糖菓子は固くて脆いのが特徴ですしね。……あっ、できました」ガリッ...
210 : ◆H4iwFNXQsw:2013/11/21(木) 20:03:02 ID:AVfikbKk
ライナー「……」ガリッ...
サシャ「……」ゴリッ...
ライナー「……進まないな」
サシャ「そうですね。もどかしいです」
サシャ(この調子だと、いつまでかかるんでしょうか。消灯時間前には終わらせて、寮に戻らないと…………ん? 終わる??)
サシャ「……あの」
ライナー「なんだ」
サシャ「これ、このまま食べ進めると……キス、することになりますよね」
ライナー「ああ……そういやそうだったな」
サシャ「そうなったら、どっちが勝ちになるんですか?」
211 : ◆H4iwFNXQsw:2013/11/21(木) 20:04:02 ID:AVfikbKk
ライナー「そりゃあ……先に離したほうなんじゃないか?」
サシャ「……どっちも離さなかったら?」
ライナー「さあな。ユミルにその辺りは聞いて…………るわけないな」
サシャ「すみません、聞いてきませんでした。ーー今聞いてきます?」
ライナー「このままの状態で?」
サシャ「……」
ライナー「……」
ライナー(……食うの止まったな)
ライナー「おい。このままじゃ終わんねえぞ」ガリッ
サシャ「わっ、わかってますよ、急かさないでくださいっ」プイッ
ライナー「こら、咥えたまま横向くなよ。ーー勝負もいいけどな、ちゃんと味も比べてるのか? 元々それが目的なんだろ?」
サシャ「……芋けんぴって、どんな味でしたっけ」
ライナー「はぁ? ……おいおい、本末転倒じゃねえか。そもそもついさっきまで食ってたろうが」
サシャ「それはそうなんですけど……なんだか食べてるうちに訳がわかんなくなっちゃいまして」エヘヘ
212 : ◆H4iwFNXQsw:2013/11/21(木) 20:05:03 ID:AVfikbKk
ライナー「なら、この勝負が終わったら寄せてあるのを一本食えばいいんじゃないか? それで比べられるだろ」
サシャ「えっ? ……それはちょっと嫌です」
ライナー「嫌って……お前なぁ、何のために俺が付き合ってやってると思ってんだ?」
サシャ「そりゃあもちろん、ユミルの言ってたことが本当なのか知りたい気持ちはあるんですけど……その」モジモジ
ライナー「なんだ、はっきり言えはっきり」
サシャ「だって、お菓子食べたらーーキスの味、上書きされちゃうじゃないですか」
ライナー「上書き? ……いいだろ別に。それくらい」
サシャ「よくないですよ! ーーいいですか? キスの味とお菓子の味が一緒になったら、絶対もっとおいしいに決まってるんです!」クワッ!!
ライナー「目の前で叫ぶなよ。ちゃんと聞こえてるから少し落ち着け」
サシャ「まだ確かめてませんけど、ユミルが言ってたことはきっと正しいんです。だっておいしいものとおいしいものを一緒に食べればもっとおいしいのは当たり前なんです。間違いありません!」グッ
213 : ◆H4iwFNXQsw:2013/11/21(木) 20:06:11 ID:AVfikbKk
ライナー「……それで、上書きするのは嫌だ、と」
サシャ「そうです!」
ライナー「……馬鹿正直なのも考えものだな」
サシャ「へっ? えーっと……馬鹿ですみません」シュン
ライナー「……」
サシャ(ライナーってば、黙りこんじゃいましたね。……やっぱり、私の話はわかりにくかったんでしょうか)
サシャ(……人に何かを伝えるのって、難しいですね)
ライナー「なあ」
サシャ「なっ、なんでしょう?」ビクッ
ライナー「よくよく考えたら、いつもお前ばっかり味わってずるいよな」
サシャ「え? ……ああ、そういえば、そういうことになるんでしょうかね」
ライナー「というわけで、だ。ーー今日は俺がもらう。逃げるなよ?」ガリッ
サシャ「!?」ビクッ
214 : ◆H4iwFNXQsw:2013/11/21(木) 20:07:17 ID:AVfikbKk
サシャ「……」
サシャ(ーーく、くち……くちが、くっついちゃいました)ドキドキ
サシャ(ここから何を、どうしたらいいんでしょう……? 離れたら私の負けになっちゃいますし……)
ライナー(……うーん、普通にキスしちまったな。どうするか)
ライナー(サシャから離れてくれないと、俺が勝ったことにならないんだよな)
ライナー(……どうせだから楽しむか)グイッ
サシャ「!?」
サシャ(なんで……なんで、ポッキーゲームしてたのに、ほっぺた触られてるんでしょう)
サシャ(こんなの味どころじゃないですよ一体何を考えてるんですかライナーは全く第一手が大きすぎるしなんだか温かいし気が散るっていうか)
ライナー(髪の毛伸びたなー)サラッ
サシャ「」
215 : ◆H4iwFNXQsw:2013/11/21(木) 20:08:21 ID:AVfikbKk
サシャ「……」ペチペチ
ライナー「……」
サシャ「……」ペチペチペチペチペチペチペチペチ
ライナー「……いてて、わかったわかった」パッ
サシャ「……」ササッ
ライナー「腕叩くなよ。地味に痛ぇぞ」サスサス
サシャ「ーーなっ、なっ、なに、なにを……っ!」プルプルプルプル...
ライナー「今日は特別甘かったな。ーーごちそうさん。うまかったぞ」
サシャ「かっ、顔……っ!」
ライナー「顔? 何かついてるか?」ゴシゴシ
サシャ「違いますよ! 顔、っていうか……み、耳を」
ライナー「耳?」
216 : ◆H4iwFNXQsw:2013/11/21(木) 20:10:01 ID:AVfikbKk
サシャ「私の……私の耳! ……触った! 触った!!」
ライナー「片言になってるぞ」
サシャ「……触りましたね」
ライナー「髪が邪魔だったんでな。耳にかけただけだ」
サシャ「だからって…………耳のふち、なぞられたらくすぐったいんですけど」
ライナー「お前、耳弱いもんなぁ」
サシャ「……反則ですよ」
ライナー「ルールになかっただろ?」
サシャ「……ありませんでしたけど」
ライナー「反則だけど、お前が放せって言ったんだから俺の勝ちだな。ーー延長戦、やるか?」
サシャ「……次で最後ですからね」
ライナー「はいはい、わかったわかった」
217 : ◆H4iwFNXQsw:2013/11/21(木) 20:11:16 ID:AVfikbKk
サシャ(……さっきから私ばっかり振り回されてる気がして不公平です)ムスッ...
サシャ(選ぶのは私なんですから、ライナーに嫌がらせしてやりましょう。どうせだから甘そうなものを……あっ、これなんかいいかもしれませんね)ガサゴソ
サシャ「最後はこれです! トッポ! チョコレート菓子ですよ!」ジャーン!!
ライナー「おお……っ! 面白そうな箱だな!」キラキラキラキラ
サシャ(あっ、逆効果)
サシャ「……」
ライナー「……」ソワソワ
サシャ「……開けます?」スッ
ライナー「やるやる」ワクワク
218 : ◆H4iwFNXQsw:2013/11/21(木) 20:13:39 ID:AVfikbKk
ライナー「この箱は……開け方書いてないんだな。どうやって開けるんだ?」クルクル
サシャ「切り込みが色んなところに入ってますから、適当に爪でも引っかければいいんじゃないですか」
ライナー「なるほど」カリカリカリカリ
サシャ「……手が大きいと、細かい作業難しそうですよね。技巧の時間とか大変じゃありません?」
ライナー「そうでもないぞ。こういうコツコツした作業は嫌いじゃないからな」カリカリカリカリ
サシャ「その割には開かないようですが」
ライナー「昨日爪切ったばかりなんだ」カリカリカリカリ
サシャ「爪? ……あ、そろそろ私も切らないと」
ライナー「サシャ。爪貸してくれ」
サシャ「何を言ってるんですか。第一、切る道具なんてありませんよ」
ライナー「手ごとでいいぞ」ガシッ
サシャ「え、や、ちょっと!?」
219 : ◆H4iwFNXQsw:2013/11/21(木) 20:15:16 ID:AVfikbKk
サシャ「や、やぁっ、何してるんですかぁっ!」ジタバタジタバタ
ライナー「こら、動くなよ。使いづらいだろ」ガシッ
サシャ「そんなこと言われても……って、押さえつけるのやめてくださいよ! 腕、腕が抜けちゃいます!」ジタバタジタバタ
ライナー「暴れるともっと痛いぞー」クニクニ
サシャ「ひゃっ!?」ビクッ!!
ライナー「ここでもないか……こっちはどうだ?」カリカリ
サシャ「やっ……、もっ、もういいですよ私が開けます! 開けますからぁっ!」バシバシ
ライナー「うーん、どうやって開けるんだ……?」カリカリ
サシャ「人の話無視しないでください!! やだやだ、放してくださいってば!!」ジタバタジタバタ
220 : ◆H4iwFNXQsw:2013/11/21(木) 20:17:48 ID:AVfikbKk
ーー 五分後
ライナー「おっ……おおっ! 開いた! 開いたぞ!!」ペリペリ
ライナー「なるほど……こういう時は爪より指の腹を使ったほうがいいんだな。勉強になった」
ライナー「この隙間からトッポが出てくるわけじゃないよな。ということはさっきの応用で……よし、開いた」パコッ
ライナー「袋は……二つか。開け方もプリッツに似てるんだな。なんだ、悩んで損したなー」ハッハッハ
ライナー「おいサシャ、やっと食えるぞ。嬉しいからって背中丸めて泣かなくても…………ん? 泣いて??」
サシャ「…………」グスッ
ライナー「」
221 : ◆H4iwFNXQsw:2013/11/21(木) 20:18:56 ID:AVfikbKk
サシャ「……正座」
ライナー「はい」
サシャ「………………私は、道具じゃないです」
ライナー「すまん」
サシャ「私は! 道具じゃないんです!!」
ライナー「すみません」
サシャ「わ、私……やだって、やだって言ってるのに、むりっ、むりやりっ、押さえつけて、何回も何回も……」(※爪の話です)
ライナー「ごめんなさい」
サシャ「人を羽交い締めにしておいてぇっ……ライナーは私の身体(※爪)だけが目当てだったんですね……」グスッ
ライナー「!? 違う違う! そういうわけじゃない!」ブンブン
サシャ「……あれだけ私の身体(※爪)を弄んでおいて、よくもそんなこと言えますね」ジトッ...
ライナー「すみません」
222 : ◆H4iwFNXQsw:2013/11/21(木) 20:20:06 ID:AVfikbKk
サシャ「……ふんだ」プイッ
ライナー「ほらサシャ、トッポやるから元気出せ。なっ?」フリフリ
サシャ「……食べ物で懐柔しようとしてません?」ジトッ...
ライナー「……はい、してます」
サシャ「…………ふーんだ」ツーン
ライナー「せっかく開けたのにいらないのか?」フリフリ
サシャ「……食べたいに決まってるじゃないですか」グスッ
ライナー「膝抱えて下向いてちゃ食えねえぞ?」
サシャ「……誰のせいだと思ってるんですか」グスグス
ライナー「すみませんでした」ヘコヘコ
223 : ◆H4iwFNXQsw:2013/11/21(木) 20:20:56 ID:AVfikbKk
サシャ「…………決めました。ライナーは今から私の道具です。いいですね」
ライナー「道具? ……まあ、それで気が済むのなら構わんが」
サシャ「それはもう馬車馬のようにこき使ってやります。覚悟してください」
ライナー「食料庫から肉盗んでこいとか、そういうのはなしだからな」
サシャ「流石にそんなことはさせませんよ。……というわけで、足崩して胡座かいてください。ほら早く」
ライナー「胡座な、わかった」スッ
サシャ「えーっと、それで……トッポの袋開けてください」
ライナー「おう。……よし、開けたぞ」バリッ
サシャ「袋を利き手じゃないほうの手で持ってください」
ライナー「持った」スッ
サシャ「準備できましたね。ーーよいしょっと」ポスッ
ライナー「」
224 : ◆H4iwFNXQsw:2013/11/21(木) 20:21:41 ID:AVfikbKk
ライナー「は? ……は!?」
サシャ「耳元でうるさいですよ」ムスッ...
ライナー「いや、でもお前…………これは」
サシャ「ライナーは私の椅子です。椅子は文句言っちゃダメなんです。言うこと聞いてください」
ライナー「……はい」
サシャ「ほら、椅子なんですからご主人様に甲斐甲斐しく尽くしてくださいよ。ーートッポくださいトッポ」パカッ
ライナー「ああ、それで先に袋を開けさせたのか……ほらよ」スッ
サシャ「ふむふむ、はじめてにしては物わかりがいいじゃないですか」ガジガジ
225 : ◆H4iwFNXQsw:2013/11/21(木) 20:23:55 ID:AVfikbKk
サシャ「どうです? 私を膝の上に座らせた感想は!! 道具扱いされるっていうのは悔しいでしょう? 悔しいでしょう!?」ドヤッ
ライナー「いや、これだと…………おしおきっていうよりはご褒美なんじゃ」ボソッ
サシャ「えっ、これご褒美になるんですか? じゃあ考え直さないとーー」
ライナー「あーきついおしおきだなー! 困ったなー!」
サシャ「そうでしょうそうでしょう! やせ我慢はよくないですよ、せいぜい私の悔しかった気持ちを味わってください」フフン
サシャ「……あ、ほらほらトッポなくなっちゃいましたよ。次ください次」パカッ
ライナー「わかった、やるやる。ーーほら、食え食え」ヒョイ
サシャ「ふんふんふーん♪」サクサク
ライナー(……まるで餌付けしてるみたいだな。もしくは子どもに菓子やってる気分だ)ウーン...
ライナー「……お前、もうちょっと懐く相手選んだ方がいいぞ」
サシャ「……? 椅子のくせに口答えですか? 生意気ですね」
ライナー「なんでもございません」ヘコヘコ
226 : ◆H4iwFNXQsw:2013/11/21(木) 20:25:05 ID:AVfikbKk
サシャ「だいたい、ライナーは人のこと蔑ろにしすぎなんですよ。箱だの袋だのそういうものばっかり構って、挙げ句の果てに私を道具扱いして」ブツブツ
ライナー「……最後のは本当に悪かった。すまん」
サシャ「私は、ライナーを遊ばせるためにお菓子持ってきたんじゃないんです。一緒に食べるの、すっごく楽しみにしてたんです。それなのに、お菓子を食べるのは二の次で」ブツブツ
サシャ「おいしいものが目の前にあるのに、ずーっとお預けされる人の気持ちわかります? これを機に、ちゃんと反省してくださいよ?」
ライナー「……ん? お預けされたのが嫌で怒ってるのか?」
サシャ「……? そうですよ。当たり前じゃないですか」
ライナー「だってよ、今の言い方だと……ほっとかれたのが嫌で、拗ねてるように聞こえるんだが」
サシャ「…………」
227 : ◆H4iwFNXQsw:2013/11/21(木) 20:26:07 ID:AVfikbKk
サシャ「……」
ライナー「……」
サシャ「ば、ばかですかライナーは。ちょっと自意識過剰なんじゃないですかっ」
ライナー「だよな。……お前の耳が赤いのも、俺の思い過ごしだよな」
サシャ「…………知りません」プイッ
ライナー「今度どっかにメシ食いに行こうな、サシャ」ナデナデ
サシャ「だったら…………とびっきり、甘いのがいいです」
おしまい
228 : ◆H4iwFNXQsw:2013/11/21(木) 20:27:35 ID:AVfikbKk
というわけで芋けんぴ編後半+トッポ編終了 そしてもう追加はしません これにて番外編はおしまい!
書きながらお話考えたので、辻褄合ってないところとか誤字脱字とかは見なかったことにしといてください
っていうか息抜きで始めたはずなのにいつもと同じ量書いてるっていうね
取り敢えず本編の妄想自体は絶好調なので、お姫様抱っこや本編はもう少し待っててください
流れ自体はできてるのできっと月曜日前後には投下できる……はず たぶん
229 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/21(木) 20:35:07 ID:mc8.6cdI
乙!かわいいー!
230 : ◆H4iwFNXQsw:2013/11/21(木) 20:39:06 ID:AVfikbKk
あと台詞だけじゃたぶんわかりにくいと思うので補足しておくと
>>214は「頬に手を当てて顔を引き寄せた後、人差し指で髪を耳にかけてやる」という行為をしました
というわけで>>1は書きためとポケパルレに戻ります 乙ありがとうございました&番外編までお付き合い頂きありがとうございました
231 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/21(木) 21:18:30 ID:amB7cqfA
乙!おまけもすごく可愛かったです
また楽しみにしてます!
232 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/21(木) 21:23:37 ID:4TspRkIg
チュウだ! チュウしたヒャッホーーーー!!
233 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/22(金) 02:42:33 ID:0tkE65FM
可愛かった!
ライナー「あっぶねえ、お前今俺の口ごと食おうとしたろ!?」ドキドキ
サシャ「ふぉんふぁふぉふぉふぃふぁふぇふぁっふぇ」バリボリバリボリバリボリバリボリ
ライナー「そんなこともどんなこともあるか! ……ルール追加だ。一度に食べるの禁止な。あと食い終わってから喋れってさっきも言ったろ」
サシャ「ふぁーい」モグモグ
ライナー「一口かじっただけだってのに、飛びついてくるのはないだろ。……あーびっくりした」ドキドキ
サシャ「というか、禁止も何もライナーが先にやったんじゃないですか……でも、これで一勝一敗ですね。なんとかこっちの首の皮が繋がりました」フーッ
ライナー「安心するのはまだ早いぞ。ここにあと一本あるからな」
サシャ「泣いても笑ってもこれが最後、ですね」
ライナー「ルールの確認をするぞ。一口で一度に食べるのは禁止。先に口を離したり、芋けんぴを折ったりしたほうが負けだ。ーー先手は譲る」スッ
サシャ「おやおや? 随分余裕なんですね」
ライナー「負ける気がしないからな」
サシャ「私はライナーに何をさせようか、今から楽しみで楽しみでたまりませんよ。ーーさあ、勝負開始です!」パクッ
ライナー「よし、負けないからな!」パクッ
209 : ◆H4iwFNXQsw:2013/11/21(木) 20:01:54 ID:AVfikbKk
ライナー「……」
サシャ「……」
ライナー「食わないのか?」
サシャ「いや、かじってるんですけど……固くて」ググググ...
ライナー「ああ、やっぱりな。俺もそうだ」ググググ...
サシャ「歯が、歯が通りません……さっきは簡単だったのに、どうして……」ググググ...
ライナー「前歯だけじゃ厳しいな、これ……おっ、食えた」ガリッ...
サシャ「ええーっ……無理ですよ、どうやってやるんですか?」
ライナー「端さえ砕ければ後は結構楽だぞ。意外と脆い」ガリッ
サシャ「まあ、砂糖菓子は固くて脆いのが特徴ですしね。……あっ、できました」ガリッ...
210 : ◆H4iwFNXQsw:2013/11/21(木) 20:03:02 ID:AVfikbKk
ライナー「……」ガリッ...
サシャ「……」ゴリッ...
ライナー「……進まないな」
サシャ「そうですね。もどかしいです」
サシャ(この調子だと、いつまでかかるんでしょうか。消灯時間前には終わらせて、寮に戻らないと…………ん? 終わる??)
サシャ「……あの」
ライナー「なんだ」
サシャ「これ、このまま食べ進めると……キス、することになりますよね」
ライナー「ああ……そういやそうだったな」
サシャ「そうなったら、どっちが勝ちになるんですか?」
211 : ◆H4iwFNXQsw:2013/11/21(木) 20:04:02 ID:AVfikbKk
ライナー「そりゃあ……先に離したほうなんじゃないか?」
サシャ「……どっちも離さなかったら?」
ライナー「さあな。ユミルにその辺りは聞いて…………るわけないな」
サシャ「すみません、聞いてきませんでした。ーー今聞いてきます?」
ライナー「このままの状態で?」
サシャ「……」
ライナー「……」
ライナー(……食うの止まったな)
ライナー「おい。このままじゃ終わんねえぞ」ガリッ
サシャ「わっ、わかってますよ、急かさないでくださいっ」プイッ
ライナー「こら、咥えたまま横向くなよ。ーー勝負もいいけどな、ちゃんと味も比べてるのか? 元々それが目的なんだろ?」
サシャ「……芋けんぴって、どんな味でしたっけ」
ライナー「はぁ? ……おいおい、本末転倒じゃねえか。そもそもついさっきまで食ってたろうが」
サシャ「それはそうなんですけど……なんだか食べてるうちに訳がわかんなくなっちゃいまして」エヘヘ
212 : ◆H4iwFNXQsw:2013/11/21(木) 20:05:03 ID:AVfikbKk
ライナー「なら、この勝負が終わったら寄せてあるのを一本食えばいいんじゃないか? それで比べられるだろ」
サシャ「えっ? ……それはちょっと嫌です」
ライナー「嫌って……お前なぁ、何のために俺が付き合ってやってると思ってんだ?」
サシャ「そりゃあもちろん、ユミルの言ってたことが本当なのか知りたい気持ちはあるんですけど……その」モジモジ
ライナー「なんだ、はっきり言えはっきり」
サシャ「だって、お菓子食べたらーーキスの味、上書きされちゃうじゃないですか」
ライナー「上書き? ……いいだろ別に。それくらい」
サシャ「よくないですよ! ーーいいですか? キスの味とお菓子の味が一緒になったら、絶対もっとおいしいに決まってるんです!」クワッ!!
ライナー「目の前で叫ぶなよ。ちゃんと聞こえてるから少し落ち着け」
サシャ「まだ確かめてませんけど、ユミルが言ってたことはきっと正しいんです。だっておいしいものとおいしいものを一緒に食べればもっとおいしいのは当たり前なんです。間違いありません!」グッ
ライナー「……それで、上書きするのは嫌だ、と」
サシャ「そうです!」
ライナー「……馬鹿正直なのも考えものだな」
サシャ「へっ? えーっと……馬鹿ですみません」シュン
ライナー「……」
サシャ(ライナーってば、黙りこんじゃいましたね。……やっぱり、私の話はわかりにくかったんでしょうか)
サシャ(……人に何かを伝えるのって、難しいですね)
ライナー「なあ」
サシャ「なっ、なんでしょう?」ビクッ
ライナー「よくよく考えたら、いつもお前ばっかり味わってずるいよな」
サシャ「え? ……ああ、そういえば、そういうことになるんでしょうかね」
ライナー「というわけで、だ。ーー今日は俺がもらう。逃げるなよ?」ガリッ
サシャ「!?」ビクッ
214 : ◆H4iwFNXQsw:2013/11/21(木) 20:07:17 ID:AVfikbKk
サシャ「……」
サシャ(ーーく、くち……くちが、くっついちゃいました)ドキドキ
サシャ(ここから何を、どうしたらいいんでしょう……? 離れたら私の負けになっちゃいますし……)
ライナー(……うーん、普通にキスしちまったな。どうするか)
ライナー(サシャから離れてくれないと、俺が勝ったことにならないんだよな)
ライナー(……どうせだから楽しむか)グイッ
サシャ「!?」
サシャ(なんで……なんで、ポッキーゲームしてたのに、ほっぺた触られてるんでしょう)
サシャ(こんなの味どころじゃないですよ一体何を考えてるんですかライナーは全く第一手が大きすぎるしなんだか温かいし気が散るっていうか)
ライナー(髪の毛伸びたなー)サラッ
サシャ「」
215 : ◆H4iwFNXQsw:2013/11/21(木) 20:08:21 ID:AVfikbKk
サシャ「……」ペチペチ
ライナー「……」
サシャ「……」ペチペチペチペチペチペチペチペチ
ライナー「……いてて、わかったわかった」パッ
サシャ「……」ササッ
ライナー「腕叩くなよ。地味に痛ぇぞ」サスサス
サシャ「ーーなっ、なっ、なに、なにを……っ!」プルプルプルプル...
ライナー「今日は特別甘かったな。ーーごちそうさん。うまかったぞ」
サシャ「かっ、顔……っ!」
ライナー「顔? 何かついてるか?」ゴシゴシ
サシャ「違いますよ! 顔、っていうか……み、耳を」
ライナー「耳?」
216 : ◆H4iwFNXQsw:2013/11/21(木) 20:10:01 ID:AVfikbKk
サシャ「私の……私の耳! ……触った! 触った!!」
ライナー「片言になってるぞ」
サシャ「……触りましたね」
ライナー「髪が邪魔だったんでな。耳にかけただけだ」
サシャ「だからって…………耳のふち、なぞられたらくすぐったいんですけど」
ライナー「お前、耳弱いもんなぁ」
サシャ「……反則ですよ」
ライナー「ルールになかっただろ?」
サシャ「……ありませんでしたけど」
ライナー「反則だけど、お前が放せって言ったんだから俺の勝ちだな。ーー延長戦、やるか?」
サシャ「……次で最後ですからね」
ライナー「はいはい、わかったわかった」
217 : ◆H4iwFNXQsw:2013/11/21(木) 20:11:16 ID:AVfikbKk
サシャ(……さっきから私ばっかり振り回されてる気がして不公平です)ムスッ...
サシャ(選ぶのは私なんですから、ライナーに嫌がらせしてやりましょう。どうせだから甘そうなものを……あっ、これなんかいいかもしれませんね)ガサゴソ
サシャ「最後はこれです! トッポ! チョコレート菓子ですよ!」ジャーン!!
ライナー「おお……っ! 面白そうな箱だな!」キラキラキラキラ
サシャ(あっ、逆効果)
サシャ「……」
ライナー「……」ソワソワ
サシャ「……開けます?」スッ
ライナー「やるやる」ワクワク
218 : ◆H4iwFNXQsw:2013/11/21(木) 20:13:39 ID:AVfikbKk
ライナー「この箱は……開け方書いてないんだな。どうやって開けるんだ?」クルクル
サシャ「切り込みが色んなところに入ってますから、適当に爪でも引っかければいいんじゃないですか」
ライナー「なるほど」カリカリカリカリ
サシャ「……手が大きいと、細かい作業難しそうですよね。技巧の時間とか大変じゃありません?」
ライナー「そうでもないぞ。こういうコツコツした作業は嫌いじゃないからな」カリカリカリカリ
サシャ「その割には開かないようですが」
ライナー「昨日爪切ったばかりなんだ」カリカリカリカリ
サシャ「爪? ……あ、そろそろ私も切らないと」
ライナー「サシャ。爪貸してくれ」
サシャ「何を言ってるんですか。第一、切る道具なんてありませんよ」
ライナー「手ごとでいいぞ」ガシッ
サシャ「え、や、ちょっと!?」
219 : ◆H4iwFNXQsw:2013/11/21(木) 20:15:16 ID:AVfikbKk
サシャ「や、やぁっ、何してるんですかぁっ!」ジタバタジタバタ
ライナー「こら、動くなよ。使いづらいだろ」ガシッ
サシャ「そんなこと言われても……って、押さえつけるのやめてくださいよ! 腕、腕が抜けちゃいます!」ジタバタジタバタ
ライナー「暴れるともっと痛いぞー」クニクニ
サシャ「ひゃっ!?」ビクッ!!
ライナー「ここでもないか……こっちはどうだ?」カリカリ
サシャ「やっ……、もっ、もういいですよ私が開けます! 開けますからぁっ!」バシバシ
ライナー「うーん、どうやって開けるんだ……?」カリカリ
サシャ「人の話無視しないでください!! やだやだ、放してくださいってば!!」ジタバタジタバタ
220 : ◆H4iwFNXQsw:2013/11/21(木) 20:17:48 ID:AVfikbKk
ーー 五分後
ライナー「おっ……おおっ! 開いた! 開いたぞ!!」ペリペリ
ライナー「なるほど……こういう時は爪より指の腹を使ったほうがいいんだな。勉強になった」
ライナー「この隙間からトッポが出てくるわけじゃないよな。ということはさっきの応用で……よし、開いた」パコッ
ライナー「袋は……二つか。開け方もプリッツに似てるんだな。なんだ、悩んで損したなー」ハッハッハ
ライナー「おいサシャ、やっと食えるぞ。嬉しいからって背中丸めて泣かなくても…………ん? 泣いて??」
サシャ「…………」グスッ
ライナー「」
221 : ◆H4iwFNXQsw:2013/11/21(木) 20:18:56 ID:AVfikbKk
サシャ「……正座」
ライナー「はい」
サシャ「………………私は、道具じゃないです」
ライナー「すまん」
サシャ「私は! 道具じゃないんです!!」
ライナー「すみません」
サシャ「わ、私……やだって、やだって言ってるのに、むりっ、むりやりっ、押さえつけて、何回も何回も……」(※爪の話です)
ライナー「ごめんなさい」
サシャ「人を羽交い締めにしておいてぇっ……ライナーは私の身体(※爪)だけが目当てだったんですね……」グスッ
ライナー「!? 違う違う! そういうわけじゃない!」ブンブン
サシャ「……あれだけ私の身体(※爪)を弄んでおいて、よくもそんなこと言えますね」ジトッ...
ライナー「すみません」
222 : ◆H4iwFNXQsw:2013/11/21(木) 20:20:06 ID:AVfikbKk
サシャ「……ふんだ」プイッ
ライナー「ほらサシャ、トッポやるから元気出せ。なっ?」フリフリ
サシャ「……食べ物で懐柔しようとしてません?」ジトッ...
ライナー「……はい、してます」
サシャ「…………ふーんだ」ツーン
ライナー「せっかく開けたのにいらないのか?」フリフリ
サシャ「……食べたいに決まってるじゃないですか」グスッ
ライナー「膝抱えて下向いてちゃ食えねえぞ?」
サシャ「……誰のせいだと思ってるんですか」グスグス
ライナー「すみませんでした」ヘコヘコ
223 : ◆H4iwFNXQsw:2013/11/21(木) 20:20:56 ID:AVfikbKk
サシャ「…………決めました。ライナーは今から私の道具です。いいですね」
ライナー「道具? ……まあ、それで気が済むのなら構わんが」
サシャ「それはもう馬車馬のようにこき使ってやります。覚悟してください」
ライナー「食料庫から肉盗んでこいとか、そういうのはなしだからな」
サシャ「流石にそんなことはさせませんよ。……というわけで、足崩して胡座かいてください。ほら早く」
ライナー「胡座な、わかった」スッ
サシャ「えーっと、それで……トッポの袋開けてください」
ライナー「おう。……よし、開けたぞ」バリッ
サシャ「袋を利き手じゃないほうの手で持ってください」
ライナー「持った」スッ
サシャ「準備できましたね。ーーよいしょっと」ポスッ
ライナー「」
224 : ◆H4iwFNXQsw:2013/11/21(木) 20:21:41 ID:AVfikbKk
ライナー「は? ……は!?」
サシャ「耳元でうるさいですよ」ムスッ...
ライナー「いや、でもお前…………これは」
サシャ「ライナーは私の椅子です。椅子は文句言っちゃダメなんです。言うこと聞いてください」
ライナー「……はい」
サシャ「ほら、椅子なんですからご主人様に甲斐甲斐しく尽くしてくださいよ。ーートッポくださいトッポ」パカッ
ライナー「ああ、それで先に袋を開けさせたのか……ほらよ」スッ
サシャ「ふむふむ、はじめてにしては物わかりがいいじゃないですか」ガジガジ
225 : ◆H4iwFNXQsw:2013/11/21(木) 20:23:55 ID:AVfikbKk
サシャ「どうです? 私を膝の上に座らせた感想は!! 道具扱いされるっていうのは悔しいでしょう? 悔しいでしょう!?」ドヤッ
ライナー「いや、これだと…………おしおきっていうよりはご褒美なんじゃ」ボソッ
サシャ「えっ、これご褒美になるんですか? じゃあ考え直さないとーー」
ライナー「あーきついおしおきだなー! 困ったなー!」
サシャ「そうでしょうそうでしょう! やせ我慢はよくないですよ、せいぜい私の悔しかった気持ちを味わってください」フフン
サシャ「……あ、ほらほらトッポなくなっちゃいましたよ。次ください次」パカッ
ライナー「わかった、やるやる。ーーほら、食え食え」ヒョイ
サシャ「ふんふんふーん♪」サクサク
ライナー(……まるで餌付けしてるみたいだな。もしくは子どもに菓子やってる気分だ)ウーン...
ライナー「……お前、もうちょっと懐く相手選んだ方がいいぞ」
サシャ「……? 椅子のくせに口答えですか? 生意気ですね」
ライナー「なんでもございません」ヘコヘコ
226 : ◆H4iwFNXQsw:2013/11/21(木) 20:25:05 ID:AVfikbKk
サシャ「だいたい、ライナーは人のこと蔑ろにしすぎなんですよ。箱だの袋だのそういうものばっかり構って、挙げ句の果てに私を道具扱いして」ブツブツ
ライナー「……最後のは本当に悪かった。すまん」
サシャ「私は、ライナーを遊ばせるためにお菓子持ってきたんじゃないんです。一緒に食べるの、すっごく楽しみにしてたんです。それなのに、お菓子を食べるのは二の次で」ブツブツ
サシャ「おいしいものが目の前にあるのに、ずーっとお預けされる人の気持ちわかります? これを機に、ちゃんと反省してくださいよ?」
ライナー「……ん? お預けされたのが嫌で怒ってるのか?」
サシャ「……? そうですよ。当たり前じゃないですか」
ライナー「だってよ、今の言い方だと……ほっとかれたのが嫌で、拗ねてるように聞こえるんだが」
サシャ「…………」
227 : ◆H4iwFNXQsw:2013/11/21(木) 20:26:07 ID:AVfikbKk
サシャ「……」
ライナー「……」
サシャ「ば、ばかですかライナーは。ちょっと自意識過剰なんじゃないですかっ」
ライナー「だよな。……お前の耳が赤いのも、俺の思い過ごしだよな」
サシャ「…………知りません」プイッ
ライナー「今度どっかにメシ食いに行こうな、サシャ」ナデナデ
サシャ「だったら…………とびっきり、甘いのがいいです」
おしまい
というわけで芋けんぴ編後半+トッポ編終了 そしてもう追加はしません これにて番外編はおしまい!
書きながらお話考えたので、辻褄合ってないところとか誤字脱字とかは見なかったことにしといてください
っていうか息抜きで始めたはずなのにいつもと同じ量書いてるっていうね
取り敢えず本編の妄想自体は絶好調なので、お姫様抱っこや本編はもう少し待っててください
流れ自体はできてるのできっと月曜日前後には投下できる……はず たぶん
229 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/21(木) 20:35:07 ID:mc8.6cdI
乙!かわいいー!
230 : ◆H4iwFNXQsw:2013/11/21(木) 20:39:06 ID:AVfikbKk
あと台詞だけじゃたぶんわかりにくいと思うので補足しておくと
>>214は「頬に手を当てて顔を引き寄せた後、人差し指で髪を耳にかけてやる」という行為をしました
というわけで>>1は書きためとポケパルレに戻ります 乙ありがとうございました&番外編までお付き合い頂きありがとうございました
231 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/21(木) 21:18:30 ID:amB7cqfA
乙!おまけもすごく可愛かったです
また楽しみにしてます!
232 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/21(木) 21:23:37 ID:4TspRkIg
チュウだ! チュウしたヒャッホーーーー!!
233 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/22(金) 02:42:33 ID:0tkE65FM
可愛かった!
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