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キモオタ「我輩がおとぎ話の世界に行くですとwww」ティンカーベル「そう」 ラプンツェルとアラビアンナイト編

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Part5
210 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/26(月)21:26:18 ID:TE6
キモオタ「ふぅwwwなんとか無傷ですぞwwwギリギリ妖精の粉が間に合いましたなwwwとはいえ床にたたきつけられはしましたがなwww」
ティンカーベル「衝撃が弱くなっただけよかったほうだよ・・・あっ」
ラプンツェル「・・・・・・」ジーッ
キモオタ「ちょwwwめちゃくちゃ見られてますなwwwティンカーベル殿www」コポォ
ラプンツェル「あなたってもしかして・・・妖精?」
ティンカーベル「うん!勝手に入ってごめんね!妖精のティンカーベルだよ!ティンクって呼んでね!」ニコニコ
ラプンツェル「本当に妖精だ!すごいすごい!本で読んだのと同じだね!ちっちゃい体に透き通った羽根・・・!」グイグイ
ティンカーベル「ちょ・・・痛い痛い!羽根ちぎれちゃう!引っ張らないでー!」
キモオタ「ティンカーベル殿がwww好き放題されてますぞwww」コポォ
ラプンツェル「ねぇねぇ、ティンク!あっちでコポコポ言ってるのも妖精!?あんなの初めて見た!」
ティンカーベル「やめてよ!あんな妖精いないよ!ひどい侮辱だよ!」
キモオタ「ちょwwwティンカーベル殿www言い方www」

211 :名無しさん@おーぷん :2015/01/26(月)21:31:10 ID:PWr
キモオタはオークや妖怪みたいな人外によく間違えられるなww

212 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/26(月)21:37:55 ID:TE6
キモオタ「我輩はキモオタwwwただの人間ですぞwwwティンカーベル殿の友達でござるwww」コポォ
ラプンツェル「へぇー!人間の男の人だ!私初めて見た・・・!ねぇねぇ、キモオタ!人間の男の人はみんなコポォって言うの?」ワクワク
ティンカーベル「そんなのキモオタだけだよ!」
キモオタ「まぁwwwそうですなwww我輩の口癖というかwww」
ラプンツェル「そっかぁー!二人はなにしにこの塔に来たの?」
キモオタ「我々wwwラプンツェル殿と友達になろうと思いましてなwww」
ティンカーベル「そうそう!だから遊びに来たんだよ!」
ラプンツェル「友達・・・!知ってる!あれだよね、一緒にお茶飲んだりお菓子食べたり遊んだりお話ししたりする、ママ以外の人だよね!」
キモオタ「概ね正解ですなwww」
ラプンツェル「やった!初めてだよ!私の友達・・・!うれしいうれしい!よろしくね!ティンク!キモオタ!」ピョンピョン
ティンカーベル「わ、わかったからバスローブ姿でピョンピョンしないの!待ってるからパジャマに着替えておいでよ!もぉ!」
ラプンツェル「はーい。待っててよ二人とも、帰っちゃだめだよ!あとでお茶入れるからね!」ワクワク

213 :名無しさん@おーぷん :2015/01/26(月)21:39:27 ID:Joz
ティンクひどいw

214 :名無しさん@おーぷん :2015/01/26(月)21:39:35 ID:TcI
ラプンツェルたんかぁいいお


215 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/26(月)21:47:46 ID:TE6
・・・
ラプンツェル「ふんふんふーん♪」ウキウキ
ティンカーベル「ウキウキしながらお湯沸かしてるねー」
キモオタ「きっとあれでござろう、生まれてこの方ゴーテル殿以外の人や妖精に会ったことがなかった故に友達もいなかったでしょうからな・・・密かにあこがれていたのではwww」
ティンカーベル「そうかもねー・・・でも部屋も結構キチンとしてるね、物は多いけど」
キモオタ「ゴーテル殿が常識がないなどと言うのでwww我輩はもっと悲惨な部屋を想像してましたぞwwwゴミだらけみたいなwww」
ティンカーベル「そんなわけないでしょ!女の子はみんな綺麗好きなの!」
キモオタ「まぁまぁwwwでも実際きれいでござるし、そんなに常識がないようには見えませんがなwww」
ラプンツェル「ねぇねぇ!二人はお花とスープだったらどっちが好き?」
ティンカーベル「いきなりだね!お花とスープ?」
ラプンツェル「うん!どっちか選んでくれる?」ニコニコ

216 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/26(月)21:54:49 ID:TE6
ティンカーベル「だったら私はお花かなー?綺麗だもん!いい匂いするし!」
キモオタ「我輩はだんぜんスープですなwww胃袋に溜まるものならなんでも歓迎ですぞwww」コポォ
ラプンツェル「うんうん!じゃあティンクはこれで・・・キモオタはこっちね!はい!紅茶だよ、おまたせー!」ニコニコ
コトッ ゴトッ
ティンカーベル「えっ・・・?」
キモオタ「ちょwww紅茶かと思ったらスープ皿が出てきましたがwwwこれはなんのスープですかなwww」
ラプンツェル「スープじゃないよ?紅茶だよ!」ニコニコ
キモオタ「す、スープ皿に紅茶ですと・・・!?」
ティンカーベル「私のなんか花瓶なんだけど・・・これなに?ラプンツェル?」
ラプンツェル「紅茶だよ?・・・あっ!ダージリンだよ!」ニコニコ
ティンカーベル「いや、銘柄聞いた訳じゃないよ!?」

217 :名無しさん@おーぷん :2015/01/26(月)22:01:11 ID:PWr
oh...

218 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/26(月)22:03:23 ID:TE6
ラプンツェル「いつもは私とママしかいないからティーカップが無いの、それで我慢してね!私、クッキー持ってくるからゆっくりしててね!」タッタッタッ
ティンカーベル「そうだよね・・・余分な食器必要ないから、置いてないよね・・・急に押し掛けた私たちが悪いよね・・・」
キモオタ「無い物は仕方ないとして・・・スープ皿とは驚きましたな・・・」
ティンカーベル「私なんか花瓶だからね・・・これ花瓶の形状的に飲むためには紅茶に私が浸かる必要あるんだけど、どうしよう・・・」
キモオタ「我輩のと交換しますかなwww」
ティンカーベル「そうしてくれると嬉しい!」
キモオタ「しかしwww紅茶はめちゃくちゃうまいですなwww」ズズー
ティンカーベル「そうだね!でもこれじゃあ確かにゴーテルが心配するのもわかるね」ズズー
ラプンツェル「おまたせー!じゃあ何のお話する?ティンク!キモオタ!」ワクワク

219 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/26(月)22:06:08 ID:TE6
今日はちょっと短いけどここまで 明日はお休みです
女子力高いのか低いのか
ラプンツェルとアラビアンナイト編 次回に続きます

220 :名無しさん@おーぷん :2015/01/26(月)22:11:12 ID:PWr
乙です
花瓶とスープ皿って何か狐と鶴の話に似ている気がする
話のタイトルは忘れちゃったけど

223 :名無しさん@おーぷん :2015/01/26(月)22:26:24 ID:Vze
>>220
狐と鶴のご馳走だっけか
さりげない所にもおとぎ話を入れていく>>1のプロフェッショナル

224 :名無しさん@おーぷん :2015/01/26(月)22:27:35 ID:PWr
>>223
ググったらそれだったわ
ありがとう

249 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/28(水)20:13:45 ID:Hya
>>220
>>223
最初は絵の具バケツにしようと思ってたけど、そのおとぎが妙に記憶に残ってて、せっかくだからと思って出したけどわかる人居てビビったwww

250 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/28(水)20:26:31 ID:Hya
キモオタ「そうですなぁwww何を話せばいいのやらwww」
ティンカーベル「私達、いろんな所冒険してきたからね!いろいろお話しできるよ!」フンス
ラプンツェル「そうなんだ!私は物心ついてから一度も塔から出たことが無いから、外の世界ってどうなってるのかすっごく興味あるんだよねー」ワクワク
キモオタ「なるほどwww思い出すと、本当にいろんな所に行きましたな・・・最初はシンデレラ殿の所でしたな、かぼちゃの馬車でお城まで行ったりwww」コポォ
ラプンツェル「馬車!知ってる、見たこと無いけど・・・小さな部屋みたいな乗り物に車輪がついてて、それを馬で引っ張るんでしょ?」ワクワク
ティンカーベル「だいたいそんな感じだよ!それは魔法の馬車でね、かぼちゃで出来てたの!」
ラプンツェル「かぼちゃで・・・!塔の外ではかぼちゃはただの食材じゃなくて、乗り物にもなるんだね!?やっぱり塔の外はすごいね!」ワクワク
キモオタ「ちょwww限りなく特殊なケースでござるからwww本来はそんな使い方しないでござるwww」
ラプンツェル「そうなの?人参とかジャガイモの馬車は?」
キモオタ「ないないwwwないですぞwww流石に外の世界にもありませんなwww」

251 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/28(水)20:38:05 ID:Hya
ラプンツェル「じゃあさじゃあさ!いろんな所を旅したなら友達もたくさん居るの?ティンクとキモオタにはさ」ワクワク
ティンカーベル「もちろん!えっとね、最近王妃になったシンデレラとー、いっつも上半身裸の裸王とー」
ラプンツェル「いっつも上半身裸!?塔の外ではそれが普通なの?塔の中でも下着姿のままいるとママに叱られるのに、やっぱり外の世界はすごいね!」
キモオタ「いやいやwwwそれは裸王殿だけでwwwそんな人間は滅多にいませんぞwww」
ティンカーベル「しょっちゅう居ても困るけどね!それとあとクールで可愛い赤ずきんとすっごく優しい赤鬼とー」
キモオタ「貧しくとも健気で努力家なマッチ売り殿にヘタレイケメンの桃太郎殿www他にも居ますがwwwみんな旅の途中に親しくなった仲間でござるwww」
ラプンツェル「そっかー・・・外の世界って、楽しそうだね!友達と一緒に冒険できるんだもんね!」ニコニコ
ラキモオタ「ラプンツェル殿は塔の外の世界に行きたいのですかな?www」
ラプンツェル「えー?そうだなぁー・・・うん、行きたい。行きたいけど・・・」

252 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/28(水)20:57:26 ID:Hya
ラプンツェル「ママと約束したからね、塔から出ないって。でも、塔の外には私が知らない世界がずーーーっと遠くまで広がってる!その広い世界のどこかにはママの体の痛みを取り除いてくれる、そんな道具だってきっとある!」
ラプンツェル「今はまだママが許してくれないけど、いつか私が塔の外に出ることが出来るなら・・・ママの痛みを和らげる道具を探したり、この目でいろんな物を見てみたい!」
ラプンツェル「塔の中での暮らしもすごく楽しいけれど、やっぱり外の世界にも行ってみたいんだ。その時は、一緒にいろんな所に連れてってくれる?ティンク!キモオタ!」
ティンカーベル「それは・・・うん!いつか、塔の外に出たときはね!」
キモオタ「そ、そうですなwww」
キモオタ(とはいえ・・・お話の筋としては、ラプンツェル殿が塔を出るときはゴーテル殿と決別する時・・・ティンカーベルもそれをわかっているでござろうに)
キモオタ(しかし、余計なことを言って・・・外の世界へ希望を持っているラプンツェル殿の笑顔を曇らせるには嫌ですな)
ラプンツェル「あっ!私ママの話しちゃったけど、二人は私のママ知らないよね?」
ティンカーベル「ううん!ここにくる前に会ったよ!ねっ!キモオタ!」
キモオタ「そうですぞwwwラプンツェル殿の自慢話を聞かされたでござるwww随分と娘好きな母上殿でしたなwww」コポォ

253 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/28(水)21:09:52 ID:Hya
ラプンツェル「私の自慢?やだなぁ、もう!自慢するような所無いのにー・・・ママ私の事なんて言ってた?」
ティンカーベル「えっとねー!ラプンツェルの歌声は世界一美しいって言ってた!」
キモオタ「あとはラプンツェル殿の作る料理は世界一おいしいwwwラプンツェル殿の刺繍の腕にはどんな仕立て屋も適わないwwwラプンツェル殿の絵画にはどんな絵描きも腰を抜かすwwwあとは・・・」
ティンカーベル「ダンスのセンスがすごいっていうのと!あとはチェスもオセロも右にでるものは・・・」
ラプンツェル「ちょ、ちょっと待って!もういいよ!ママはいつもそんな調子なんだから・・・恥ずかしいよ、もぅ!」テレテレ
ティンカーベル「ラプンツェル照れてるね」ヒソヒソ
キモオタ「そりゃあそうでござろうwwwもはや褒め殺しですからなwwwまぁすべてゴーテル殿が言っていたことなのでござるけどwww」ヒソヒソ
ラプンツェル「でもね!料理も裁縫も教えてくれたのはママなんだよ、だから本当にすごいのは私じゃなくてママなの!ママは優しいしなんだって知ってるしどんなことでも教えてくれるし・・・」
ラプンツェル「私の自慢のママなんだから」フンス

254 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/28(水)21:24:41 ID:Hya
キモオタ「ちょwwwゴーテル殿と同じことを言ってますぞwww」
ラプンツェル「えっ!?そうなの?」
ティンカーベル「うん、ゴーテルはラプンツェルは自慢の娘だって言ってた!」
ラプンツェル「そっか・・・なんだか照れるね、それ・・・」テレテレ
ティンカーベル「そんなことないよ!すっごく仲がいい親子で羨ましいよ!」
キモオタ「そうですなwww確かラプンツェル殿は養子でしたなwwwしかし、とてもそうは思えないwww」
ティンカーベル「バカ・・・っ!そんな事言わなくていいじゃん!」ゲシッ
キモオタ「ファッ!?」
ラプンツェル「あははっ、いいよティンク!私とママに血の繋がりが無いのは本当のことだしねー」
ティンカーベル「ごめんね、キモオタはいい奴なんだよ?でもね、たまにこういう要らないこと言うんだよ・・・!あとで怒っとくから!」
キモオタ「ちょwwwティンカーベル殿wwwしかし、気にしていたとしたら申し訳なかったですなラプンツェル殿」
ラプンツェル「いいよいいよ!気にしてないし。もしかして外の世界では血が繋がって無かったら家族じゃないの?」
キモオタ「いや、そんなことはないでござるよ。家族かどうかに血縁かどうかは関係ござらん」
ラプンツェル「でしょ?だから私のママはゴーテルママだけ。それは塔の中でも外でも関係ないんだよ」ニコニコ

255 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/28(水)21:38:29 ID:Hya
ティンカーベル「ラプンツェルはゴーテルの事が大好きなんだね」
ラプンツェル「うん、大好き!優しいもん!本当は一緒に暮らしたいけど、私はここを出られないし、ママに塔での暮らしはちょっと辛いだろうし、農作業もできないから難しいんだよね」
キモオタ「塔に出入り口があればいいでござるのにwww」
ラプンツェル「それはママが駄目だって言うんだよね、心配しすぎだよー」
ティンカーベル「でも私はちょっと羨ましいなー!私はお母さんとかお父さん居ないからねー」
キモオタ「そ、そうだったのでござるか?だからさっきあんなに怒ったのでござるね・・・?」
ティンカーベル「あっ!違うよ?そもそも妖精は人間みたいにコウノトリが赤ちゃんを運んでくるわけじゃないからね?だからお父さんやお母さんっていう存在そのものが無いんだよ」
ラプンツェル「そうなんだ、初めて知ったよ!じゃあ妖精ってどうやって生まれるの?」
ティンカーベル「私達、【ピーターパン】の世界の妖精はね、人間の赤ちゃんが産まれて初めて笑ったときに・・・その笑顔から産まれるの!」
ラプンツェル「そっかぁ・・・無垢な心と同時に妖精が産まれるんだ、なんだか素敵だね!」
キモオタ「夢があるというか何というかwwwなんというファンタジーwww」コポォ


256 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/28(水)22:00:01 ID:x3m
・・・二時間ほど後
ラプンツェル「私の番ね!ここで、チェックメイトー!」フンス
キモオタ「ぶ、ぶひゃっ!?いつの間にか包囲されてますぞ・・・!負けましたぞwww」
ティンカーベル「キモオタ・・・チェスはちょっと自信があるとか始めに言ってたのに!」ケラケラ
キモオタ「ネットチェスではかなりのレートなのでござるがwww」コポォ
ラプンツェル「次は何して遊ぶ?オセロやる?それとももっかいチェスする?」ワクワク
キモオタ「そうですなぁwwwしかしそろそろいい時間でござるし、我々はそろそろ帰りますかなwww」
ラプンツェル「えぇっ!?友達って寝ないで遊ぶものなんじゃないの!?」ガーン
ティンカーベル「そういう時もあるけど、今日は急に押し掛けちゃったしそれはまた今度にしようよ!」
ラプンツェル「えー・・・せっかく遊べると思ったのにー」ムスッ
キモオタ「まぁまぁwwwまた明日の夜に来ますのでwww」
ラプンツェル「わかった、じゃあ約束だよ!キモオタ!ティンク!明日の夜、絶対だからね!」
ティンカーベル「うん!約束!それじゃあね、ラプンツェル!
おやすみ!」ファサー
キモオタ「それではwwwまた明日にwww」フワッ
ラプンツェル「うん!じゃあねー!おやすみー!」ニコニコ

257 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/28(水)22:07:46 ID:x3m
今日は短いけどここまで
ラプンツェルとアラビアンナイト編 次回に続きます

259 :名無しさん@おーぷん :2015/01/28(水)22:36:10 ID:iQ9
乙!
ゴーテルさんのことを思うとつらい

260 :名無しさん@おーぷん :2015/01/28(水)23:05:53 ID:ygu
読み返してたら、ラプちゃんの語りは切なくなりますね…
だんだん別れが近付いて来ている、ラプちゃんとゴーテルママ
ママも1人になり、ラプちゃんも塔から離れて暮らす事になる…辛いです
後々王子やアリス達が出てくるだろうけど、王子がナイスキャラであり、アリス達の思惑が外れますように

263 :名無しさん@おーぷん :2015/01/29(木)00:11:06 ID:9UW
乙!
ラプたんハアハア

264 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/29(木)19:51:13 ID:SZA
翌日・夜
ラプンツェルの塔 最上部の窓
ラプンツェル「ルルルールールルルー♪」
ラプンツェル(ティンクとキモオタまだ来ないかな〜)ワクワク
ラプンツェル(今日はママがお昼に来てくれたし、ティンクとキモオタも夜に来るって約束したし!嬉しい一日だなぁ〜)ウキウキ
ラプンツェル(部屋もちょっと片づけたし、ケーキも焼いた)
ラプンツェル(友達と遊ぶのってすごく楽しくてあっという間だけど、待ってる間って一日より長く感じるなー)
ラプンツェル「ラララーラーラララー♪」
ラプンツェル(まだかなー、まだかなー)
ガサッ
ラプンツェル(あっ、塔の下に誰か居る!二人が来たのかも!)ワクワク

265 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/29(木)20:05:40 ID:qKS
ガサッ
「ラプンツェル!君の髪を下げてくれ!」
ラプンツェル(あれ?どうしたんだろ、飛べないのかな?昨日は飛んできたのに)
ラプンツェル(・・・そっか!キモオタが昨日より太っちゃって飛べなくなったのかも!)クスクス
ラプンツェル(そういうことなら仕方ないね!手伝ってあげよう!友達だもんね!)
ラプンツェル「わかったー!いくよー?それっ!」ファサッ
シュルシュルシュルッ
ラプンツェル「暗くてよく見えないけど、下まで届いたー?」
グッグッ
ラプンツェル(手応えがあるし、ちゃんと届いたかな?)
グッグッ グッグッ
グッグッ グッグッ
ラプンツェル「あれ・・・?キモオタでもティンクでもない・・・!」
スタッ
王子「ようやく・・・あの歌声の主に出会えた・・・!なんと美しい女性だ・・・!」

266 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/29(木)20:21:13 ID:qKS
ラプンツェル「・・・・・・」ジーッ
王子「まずは勝手に上がり込んだ非礼を詫びなければ・・・すまない。だが私はどうしても・・・」
ラプンツェル「ピカピカの勲章に・・・見ただけでわかるくらい上等な布地だ・・・!派手な服だね!」ニコッ
王子「えっ?そ、そうかい?確かに普段着ではないからな、でも王族の衣類というのはだいたい派手なものだよ」
ラプンツェル「オーゾク?えっと、それって確か・・・そうそう、国で一番偉い人の家族だ!あなたがその王族なの?」
王子「申し遅れた、名乗らせて頂こう・・・!私はこの国の王子だ、よろしく頼む」ペコッ
ラプンツェル「私はラプンツェルだよ!よろしくね!おーじ!」ニコニコ
王子「あぁ・・・しかしラプンツェル。君は私を咎めないのかい?私は君を騙して塔に上がり込んだというのに」
ラプンツェル「えー?いいよー別に!だっておーじも私の友達になってくれるんでしょ?」ニコニコ
王子「え?あ、あぁ・・・友達か・・・君さえ良ければ」
ラプンツェル「うん!じゃあおーじも私の友達ね!お茶入れるから上がって上がって!」ウキウキ

267 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/29(木)20:36:11 ID:qKS
ラプンツェル「おーじ!その辺座って座って!今、紅茶入れるから!」ウキウキ
王子「あ、あぁ・・・わかった」
王子(しかし、追い返されても仕方ないと思っていたがもてなしまで受けられるとは・・・。ラプンツェルは私が王族だから文句が言えないのだろうか・・・?)
王子(どちらにしろ、あの美しい歌声の主はラプンツェルに違いない。私としては彼女と親しくなりたい。これは願ってもない機会だ)
王子(しかし、彼女は出入り口の無いこの塔で生活しているのか・・・)
ラプンツェル「フンフーン♪」カチャカチャ
ラプンツェル(あっ、ティーカップが無いんだったっけ。スープ皿と花瓶は二人が使うし、なにかないかな・・・カップの代わり・・・あ、ジャムの空き瓶があるや、これにしよ!)
ラプンツェル「おーじ!紅茶なんだけど、ジャムのでいいー?」ヒョコ
王子「ジャムの・・・?」
王子(あぁ、ロシアンティーというものだな?確か小皿のジャムを舐めながら飲むのが作法だったな・・・)
王子「あぁ、それで構わないよラプンツェル!」

268 :名無しさん@おーぷん :2015/01/29(木)20:39:31 ID:3F3
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

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