キモオタ「我輩がおとぎ話の世界に行くですとwww」ティンカーベル「そう」 ラプンツェルとアラビアンナイト編
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155 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/24(土)22:36:29 ID:dx5
王子「・・・なんというか、すまん」ペコッ
キモオタ「ちょwww謝られたwwwこちらこそ申し訳無かったですなwww不気味だったでござろうwww」
王子「確かに・・・いや失礼。申し遅れた私はこの国の王子だ」スッ
キモオタ「なるほどwww王子殿でござったかwww我輩はキモオタwww旅の者でござるよwww」
王子「キモオタか、突然だが君はこの塔に上る方法を知っているか?どこにも入り口がない、窓から入ろうにもあの高さに届くハシゴがない」
キモオタ「塔の入り方ですかなwww申し訳ありませんがなwww皆目見当もつきませんなwww」
キモオタ(と言っておくのが正解でござろうwww今王子殿が上っていけば魔女殿とはち合わせますからなwww)
王子「そうか・・・残念だ、また今日も塔の外であの美しい歌声を聞くことしかできないのか」
キモオタ「王子殿は何故塔に上りたいのですかなwww」
157 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/24(土)22:46:49 ID:dx5
王子「塔の窓からたまに美しい歌声が聞こえてくるんだ。おそらく塔の住人・・・女性のようだ。あんな美しい歌声の女性はきっと麗しい姿をしているに違いない。初めて聞いた日から時間を見つけてはこの塔に来ているんだ」
キモオタ「ほうwww王子殿なかなかのミーハーですなwww」
王子「き、君はなかなか素直に口にするんだな・・・いや、構わん。美しい者に心を奪われるのは決して悪いことではないはずだ」
キモオタ「まぁそうですなwwwしかし、王子殿ならば美しい女性に会う機会は多いのではwwwわざわざ森の奥にくる必要もないでござろうwww」
王子「いや、君の思うような華やかなものではないよ、王子なんてね。貴族の娘や富豪の娘、王族の看板が欲しい奴ばかり私に寄ってくる。正直辟易しているよ、だからあの美しい歌声に惹かれたんだ」
キモオタ「なるほどwwwまぁそのうちなんとかなるでござろうwww」
王子「随分と適当な・・・何か策でもあるのか?」
キモオタ「王子殿のミーハー心は近いうちに報われるということですぞwww」
王子「う、うむ・・・よくわからんが・・・」
158 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/24(土)22:58:36 ID:dx5
王子「さて、あまり騒がしくしてもいけない。この森には魔女も住むと聞くからな。私はもう少し歌声が聞こえるのを過ごし離れて待っているよ。さらばだ、キモオタ」ニッ
スタッ
キモオタ「どこの王子も颯爽としていてイケメンですなwww」コポォ
キモオタ「歌声を聞くために待ち伏せしているのにイケメンですからなwwwこれ現実世界で我輩なら事案ですぞwww」コポォ
ティンカーベル「ただいまー!何こぽこぽいってんの?ラプンツェル見てきたよ!」ピュー
キモオタ「おぉwwwどうでしたかなwww」
ティンカーベル「えっとねー、ラプンツェルはね・・・まずムッキムキじゃなかった!かわいかった!」
キモオタ「まぁそうでしょうなwww」
ティンカーベル「あとは外に行きたいって言ってたけど魔女に止められてた、魔女やさしそうだったけどちょっとラプンツェルに甘そうだったよ!塔の上から見たら近くに家があったけどだ行ってみる?多分魔女のおうちだよ!」
キモオタ「ほうwwwでは行ってみますかなwwwそしてしばし待つとしましょうかなwww」コポォ
159 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/24(土)22:59:19 ID:dx5
今日はここまで
ラプンツェルとアラビアンナイト編 次回に続きます
164 :名無しさん@おーぷん :2015/01/24(土)23:26:13 ID:zYd
乙です!なんとなくラプンツェルの髪の毛が魔法具の材料になりそうな予感…
魔女さんは今のところナイスキャラだけど、今後どうなることやら
165 :名無しさん@おーぷん :2015/01/24(土)23:33:55 ID:Nko
乙
ラプンツェルって言うとどうしても原作のラプンツェルが浮かんでしまうから不安だったんだが全員いい奴でどうなるのか楽しみ
170 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/25(日)19:49:23 ID:FZO
塔付近の家屋
キモオタ「どうでござるかwwwティンカーベル殿www何か見えますかなwww」コポォ
ティンカーベル「えっとねー・・・部屋の中綺麗に片付いてるし、キッチンにお鍋もあるね、人が住んでそうではあるよ!」ヒラヒラ
キモオタ「なんというかwww魔女的なアイテムはありますかなwww大鍋とかwwwカエルとかww魔法書とかwww」
ティンカーベル「うーん・・・本はたくさんあるよ!あと鉢植えがたくさん置いてあるね!大鍋とかは無いかな・・・?」
魔女「大鍋を使うような魔術は最近やっておらんでの、倉庫にしまったわい」
キモオタ「なるほどwwwぶっひゃっ!?」ガターン
魔女「覗き見とは趣味が悪いんじゃないかの?さっきといい今といい・・・そうじゃろ?妖精のお嬢さんや」
ティンカーベル「ご、ごめんなさい!でも、私達魔女に用事があって・・・」
魔女「用事ねぇ・・・聞いてやろう、別の世界の住人であるお前たちがワシにどんな用があるのか」
171 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/25(日)20:00:46 ID:FZO
ティンカーベル「えっと、私はティンカーベル!消えちゃったおとぎ話【ピーターパン】から来たんだよ!それでこっちが・・・」
キモオタ「ティンカーベル殿の友達で共に旅をしているキモオタですぞww現実世界の出身でござるwww以後お見知り置きをwww」コポォ
魔女「ほう・・・あのおとぎ話の住人に生き残りがおったのか・・・」
ティンカーベル「でね!話すと長くなるんだけど・・・大事なところだけ話すとね、私は友達の伝言を伝えるために【アラビアンナイト】のシェヘラザードの所に行きたいの!でも困ったことになっちゃってね」
キモオタ「ティンカーベル殿は世界移動の能力を持っているのですがな、どうやら結界が張っているようでしてwww【アラビアンナイト】の世界にいくことができないのでござるよwww」
魔女「ほう、それでワシの所へ来たというのか」
ティンカーベル「【シンデレラ】の世界の魔法使いが、【ラプンツェル】の魔女なら居場所も分かるしお願いしてみたらどうかって教えてくれて・・・」
キモオタ「魔女殿の魔力を貸していただきたいとwwwお願いにきたのでござるwww」
魔女「ふむ・・・【シンデレラ】の魔法使いの紹介かい、確か変化の魔法が得意じゃったかな・・・」
172 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/25(日)20:22:21 ID:FZO
キモオタ「なにやら魔法使い殿は世界移動の魔法が苦手なようでしてwww」
魔女「ほう、まぁ不得手は誰にでもあるからの、そこを責めるつもりはないが・・・」
ティンカーベル「ねぇ、魔女・・・塔やお家を覗いたのは謝るよ、だからお願い!私達を【アラビアンナイト】の世界に連れてって欲しいの!」
キモオタ「我輩からも頼むでござるよ魔女殿!」
魔女「結界の程度にもよるが・・・まぁ、出来んこともないじゃろ。引き受けてやってもよいが・・・」
ティンカーベル「本当!?」
魔女「ただし、ワシの頼みも聞いてもらう、かまわんじゃろ?さぁ、詳しく話を聞きたい・・・そもそもなぜお前たちは旅をしているのかも聞きたいからのぉ。さあ家の中に入るんじゃ」
キモオタ「魔女殿wwwなかなか話が分かりますなwww」コポォ
ゴーテル「その魔女というのは少し紛らわしいのぅ、ワシの名はゴーテルじゃ。今後はそう呼んどくれ」
ティンカーベル「わかった!じゃあゴーテル、早速だけどいままでの旅のお話をするね!」
173 :名無しさん@おーぷん :2015/01/25(日)20:33:56 ID:pew
ゴーテルが話の分かる魔女で安心した。
174 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/25(日)20:36:52 ID:FZO
・・・
ゴーテル「なるほどな、おとぎ話が相次いで消えているのはやはり人為的な力が働いていたと・・・お前たちの状況は大体理解できた。そういう事なら協力してやろう」
キモオタ「ありがたいwwwしかし、ゴーテル殿も頼みたいことがあると言っておりましたなwww」
ゴーテル「そうじゃな・・・現状でも問題はないと思うんじゃが・・・一応、のぉ・・・」
ティンカーベル「なになに?何をお願いしたいの?」
ゴーテル「実はじゃな・・・お前たちに──」
ルルルールールルルー♪
キモオタ「なにやら歌声が聞こえてきましたなwww」
ティンカーベル「綺麗な歌声だねー!ねぇゴーテル、塔から聞こえるあれって・・・」
ゴーテル「そう、ラプンツェルの歌声じゃ。澄み渡って、軽やかな、美しい歌声じゃろ?」
ラララーラーラララー♪
キモオタ「これはなかなかの歌声ですぞwwwまさに歌姫ですなwww」
ティンカーベル「可愛い上に歌声も綺麗なんて素敵だね!」
ゴーテル「そうじゃろ!そうじゃろ!歌姫じゃろ?わかっておるのぅ、お前たち・・・!歌声も美しい、容姿も美しい・・・何を隠そうあのラプンツェル」
ゴーテル「ワシ自慢の娘じゃ」ドヤァ
175 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/25(日)20:52:11 ID:FZO
キモオタ「まるで鈴の音のような歌声ですなwwwきっと美しいんでござろうなぁwww」コポォ
ゴーテル「・・・・・・」ハァ
ティンカーベル「突然ため息ついて・・・どうしたの?」
ゴーテル「違うんじゃなぁ・・・ラプンツェルの歌声が鈴の音・・・違うんじゃなぁ・・・」ブツブツ
キモオタ「で、では高原の風のような歌声でどうですかなwww」コポォ
ゴーテル「高原の風・・・違うんじゃなぁ・・・もっと、こう他にあるじゃろ・・・それをよりによってお前は高原の風・・・あんなもん草の匂いじゃろ・・・」ブツブツ
ティンカーベル「き、キモオタ!もっとぴったりな例えあるでしょ!なんかゴーテルがめんどくさい感じになってるから話が戻んないよこのままじゃ・・・!」ヒソヒソ
キモオタ「で、ですな・・・じゃあ月明かりのような・・・というのはwww」
ゴーテル「・・・うーむ」
ティンカーベル「じゃ、じゃあ世界一綺麗な声のラプンツェル!」
ゴーテル「世界一は言い過ぎじゃろー!しかしまぁ偽りではないからのぉ、それでいいじゃろ」ホクホク
キモオタ「とりあえずゴーテル殿の特徴はつかめた感じですな・・・娘大好き魔女という事ですな、これはwww」
ティンカーベル「うん、甘いなーって思ってたけどわたしのみ想像を越えてたよ!はやく話をもとに戻さなくちゃ、このままじゃラプンツェルの話になっちゃいそうだよ・・・」
176 :名無しさん@おーぷん :2015/01/25(日)20:59:40 ID:fjo
娘好きすぎだろwww
177 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/25(日)21:04:50 ID:FZO
ティンカーベル「ねぇ、ゴーテル!お願いってもしかしてラプンツェルと関係ある?」
ゴーテル「ん?あぁ、少し話がずれたのぉ・・・そうじゃ、頼みというのは他でもない、ラプンツェルの事なんじゃよ」
キモオタ「ゴーテル殿が自慢の娘を我々に頼むとは・・・なにか事情があるのですかなwww」
ゴーテル「うむ・・・ワシは前から懸念しておったんじゃ。相次いで消えていくおとぎ話には恐らく黒幕がいるとな。
それが今日、真実だと分かった訳じゃな・・・お前たちの話ではアリスとドロシーという娘がおとぎ話を消滅させているということじゃった」
ティンカーベル「うん!それは間違いないんだよ!」
ゴーテル「そして、アリスは魔法具・・・魔力を集めているということじゃったな・・・」
キモオタ「そうですなwww」
ゴーテル「・・・お前たちには【ラプンツェル】のおとぎ話が消えないように手助けをして貰いたい」
ティンカーベル「ってことは・・・つまり?」
ゴーテル「ラプンツェルの側で・・・ワシの娘を守ってやってほしいんじゃ」
178 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/25(日)21:20:57 ID:FZO
キモオタ「しかしwwwあんなに高い塔にいるのでござろうwww安心フィーバーではござらんかwww」コポォ
ゴーテル「・・・ティンカーベル。キモオタは【ラプンツェル】の内容を知らずにここにおるのか?」
ティンカーベル「ううん、ちゃんと教えたよ!」
ゴーテル「じゃあわかるじゃろ、王子があの塔に容易く進入することを。あの塔はラプンツェルを外界から守るものじゃが、王子が入れなければ物語にならんからな・・・実際は容易く入れるしでられるんじゃよ」
ティンカーベル「そっか・・・!だったらアリスやドロシーがラプンツェルに会うことも簡単だ!」
ゴーテル「じゃろ?そうなってしまえば終わりじゃ、あっという間に騙されてこのおとぎ話は消滅じゃ」
キモオタ「ちょwwwもう少しラプンツェル殿を信用してみてはwwwさすがにラプンツェル殿も見ず知らずの女の子に騙されたりはしないでござろうwww」
ゴーテル「信用しとるわい!娘じゃぞワシの!じゃがなぁ・・・ラプンツェルは塔の中に長い間住んでおったせいで常識が全くないんじゃなぁ・・・」
ティンカーベル「うーん・・・それは心配だね・・・」
ゴーテル「可愛いんじゃよ、可愛いんじゃが欠点も多いんじゃよ・・・まぁそこも愛らしいんじゃが・・・」
キモオタ(さり気なく誉めましたなwww)
179 :名無しさん@おーぷん :2015/01/25(日)21:27:20 ID:Hub
あの子たちは【オオカミと7匹の子ヤギ】のチョーク持ってるからなぁ・・・
ゴーテルの声に変えたら一発よ
180 :名無しさん@おーぷん :2015/01/25(日)21:35:55 ID:Ghz
>>179
更にマッチ売りちゃんのマッチを用いた合わせ技も…
181 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/25(日)21:43:04 ID:FZO
ゴーテル「このまま問題なく話が進めば・・・数日のうちに王子がラプンツェルと出会い、そしてその事がワシにバレてしまい・・・ワシの手で・・・ラプンツェルを・・・遠い遠い砂漠に・・・置き去りに・・・!おおぉ・・・ワシには無理じゃあぁぁ・・・!」バンッ
キモオタ「ファッ!?」ビクッ
ティンカーベル「ご、ゴーテル!落ち着こうよ!」
ゴーテル「そ、そうじゃな・・・覚悟していたつもりじゃったが、可愛い娘を砂漠に捨てることを想像したらどうに感情が抑えられんでの・・・とにかくじゃ」
ゴーテル「このまま問題なく話が進めば、正しい結末へと物語は進んでいく。じゃが、このおとぎ話にもアリスの魔の手が忍ばんとも限らんでの、さっきも言ったがラプンツェルには常識がない。すぐに騙されるじゃろう」
ティンカーベル「そんなにひどいの?」
ゴーテル「ラプンツェルは多趣味での、絵画もそのひとつなんじゃがどうも絵筆を洗うバケツがなかったみたいでの、ワシのティーカップを絵筆洗いに使っておったわ」
ゴーテル「あとは・・・意外と雑な部分もあるでの、趣味に没頭してたんじゃろうなぁ・・・ベッドで眠らずその辺で髪の毛にくるまって眠っていることもあったかのぉ」
182 :名無しさん@おーぷん :2015/01/25(日)21:46:50 ID:fjo
天真爛漫ととるか天然ととるか
183 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/25(日)22:02:01 ID:FZO
ゴーテル「母親としか接したことがないからの、協調性も無いし、常識も無い、世間知らず・・・なんだって信じてしまう。生まれて一度も悪意と対面したことが無いんじゃからな・・・。
魔法具や魔法なんて使わなくとも『君のお母さんが倒れたんだ、ついておいで』などという誘拐の常套句で簡単に連れ去られるじゃろうな・・・」
キモオタ「それは心配ですな・・・もちろん、我々がラプンツェル殿を守って差し上げることはやぶさかではないのでござるが・・・ゴーテル殿が守ってあげることは・・・」
ティンカーベル「できないよ?だって・・・こんなに優しいしラプンツェルの事本当に愛してるけど、ゴーテルは・・・」
ゴーテル「そうじゃな、ワシがずっとラプンツェルのそばにいることは出来ない。ワシは【ラプンツェル】では王子との交際を咎め、娘を砂漠に捨てる悪い魔女じゃからな」
キモオタ「そうでござったな・・・」
ゴーテル「お前たちが友人として密かにラプンツェルとあう事について関しては結末に影響もないじゃろ、しかしラプンツェルと王子が恋仲になる場面に悪い魔女がいたらおかしいじゃろ・・・?」
ティンカーベル「確かに・・・物語変わっちゃうもんね・・・」
ゴーテル「じゃからお前たちに頼むのが一番なんじゃよ」
キモオタ「わかりましたぞ!ゴーテル殿・・・我々に任せていただきたい!ラプンツェル殿は我々が守って見せますぞ!」
184 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/25(日)22:16:59 ID:FZO
ゴーテル「それはありがたい・・・じゃあ交渉成立じゃな。お前たちがラプンツェルを守り、無事に物語が進めば・・・ワシが【アラビアンナイト】の世界へ連れて行ってやろう」ホッホッホ
ティンカーベル「やった!ありがとうゴーテル!」
ゴーテル「今夜にでも塔に行ってみるといい。髪を下げてくれるように頼めばいいんじゃよ、たらしてくれるじゃろ」
キモオタ「便利な髪の毛でござるなwww」
ゴーテル「ラプンツェルは自分の髪の毛お気に入りじゃからな、手入れも欠かさんから美しいのはもちろんじゃが・・・こう投げ縄のように物を取ったり、ロープのように引っ掛けてはあっという間に上階に昇ったりするしの」
キモオタ「意外とアグレッシブというかwww行動派でござるなwww」
ゴーテル「まぁ、そうじゃな・・・お前たちはこれからしばらくラプンツェルと行動を共にするわけじゃが・・・思っているより、行動が予想できんかもしれんから注意しとくれ」
ティンカーベル「そんなに!?お母さんが言うって相当だよ!?」
キモオタ「若干の不安がwww我輩を襲うwww」
ゴーテル「なんというかのぉ・・・ラプンツェルは外に出ることは出来ないが、誰よりも自由なんじゃよ」
ゴーテル「おそらく一筋縄にはいかんじゃろうが、しっかり頼むぞ」ホッホッホ
185 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/25(日)22:19:52 ID:FZO
今日はここまで
ゴーテルに時間取られすぎて今日はラプンツェル出せなかった・・・!
次回 ラプンツェルのターンです
ラプンツェルとアラビアンナイト編 次回に続きます
186 :名無しさん@おーぷん :2015/01/25(日)22:30:19 ID:SQJ
ゴーテル ゴーテル ゴーテル ゴーテル
植物でるけんでられんけん
187 :名無しさん@おーぷん :2015/01/25(日)22:35:16 ID:fjo
乙!
ラプンツェル楽しみだ!
188 :名無しさん@おーぷん :2015/01/25(日)22:57:35 ID:nev
最愛の娘を砂漠に捨てる事を運命付けられたお母ちゃん魔女…辛いな(´・ω・`)
そんな状況、想像したら涙出てくるわ…
192 :名無しさん@おーぷん :2015/01/25(日)23:17:43 ID:Ghz
>>1さん乙です!
>>188さん
悲しい最後(最期)を迎えるおとぎ話のキャラクターほど、切ない物はないですね(※キャラ自身が物語の結末をわかってるという所で、更にやるせなくなります)…
202 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/26(月)20:27:12 ID:TE6
塔の下
ティンカーベル「すっかり日が暮れたね。あれからゴーテルのラプンツェル自慢ずっと聞いてたし」
キモオタ「まぁ日中に塔へと登っているところを王子に見られたらマズいですからなwwwちょっと暗いでござるが月明かりもありますしなwww問題無いでござるよwww」
ティンカーベル「そのことだけどね・・・ゴーテルはラプンツェルに頼んで髪の毛垂らしてもらえばいいって言ってたけどさ」
キモオタ「そうでしたなwwwというかラプンツェル殿の髪の毛から登っていくしか方法がないのではwww」
ティンカーベル「でもさ、キモオタの体重に耐えられるのかな・・・ラプンツェル。キモオタの体重に耐えられずに髪の毛ちぎれちゃったり、引っ張られて塔から落ちちゃうかも・・・」
キモオタ「ちょwwwティンカーベル殿wwwさすがにwwwそれはwww」
ティンカーベル「・・・・・・」
キモオタ「・・・・・・確かにちょっとまずいかもしれませんな」
ティンカーベル「でしょ?・・・と言うわけでついに!アレを使うよ!」ヒラヒラ
205 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/26(月)20:44:06 ID:TE6
キモオタ「あれとはwwwなんですかなwwwティンカーベル殿www」
ティンカーベル「いいから!じっとしてて・・・!」ファサァー
キラキラキラキラ
キモオタ「ちょwwwこれはwww以前我輩がお願いしてもティンカーベル殿がかけてくれなかったあのwww」コポォ
ティンカーベル「そうだよ!私の羽根の鱗粉・・・通称『妖精の粉』だよ!」フンス
キモオタ「確か、信じる心を持つ者ならば空を飛ぶことができるという粉でしたなwwwなんというファンタジーwww」コポォ
ティンカーベル「あんまり楽させたらキモオタの為にならないと思ってたけど、アリスたちと戦う事もあるだろうからもう出し惜しみしないよ!だから今日はこの妖精の粉を使って飛んでもらうよ!」
キモオタ「ほうwwwなんだかwwwワクワクしますなwww」
ティンカーベル「じゃあ飛んでるところイメージしてね、飛べるって思って!はい!飛んで!」
キモオタ「ちょwwwそんなホイホイ飛べませんぞwwwふん!ふん!」
ティンカーベル「もっと真剣に!でも楽しい気持ちじゃなきゃだめ!でもふざけないこと!それでいて笑顔で!」
キモオタ「無茶苦茶ですなwwwっと・・・おぉ!ちょっと浮きましたぞwww」フワァ
206 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/26(月)20:58:13 ID:TE6
ティンカーベル「いい感じいい感じ!このまま空を泳ぐように一気に塔のてっぺんまで行くよ!」ヒラヒラ
キモオタ「ちょwwwこれは新感覚www空を飛ぶというのはこういう感じなのですなwwwなかなかに気分がいいですなwww」スイー
ティンカーベル「こうやって人間と空飛ぶのひさしぶりだなぁ・・・ピーターパンやウェンディと一緒に飛んだの思い出すなぁー・・・もう一回みんなで空飛びたいな!だから絶対に【ピーターパン】のおとぎ話取り戻さなきゃ・・・!ねっ!キモオタ!」
キモオタ「うはwwwティンカーベル殿wwwこれ楽しいですなwwwふぅwwwこれならダイエットの必要ないですなwwwドゥフフwwwドゥフフwww」スイー
ティンカーベル「・・・塔にぶつかっちゃえ」プイ
キモオタ「ドゥフフwwwあっというまに塔のてっぺんですぞwwwこの窓から入りますかなwww」
ティンカーベル「そうだね、でも階段だと一階までは相当距離があるからこのまま吹き抜けを降りていこう、飛んだままね」
キモオタ「わかりましたぞwww」
207 :名無しさん@おーぷん :2015/01/26(月)21:01:59 ID:Bw8
このティンクはウェンディと仲がいいのかな。
2人が一緒にいるところは見られるのだろうか。
208 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/26(月)21:15:27 ID:TE6
ティンカーベル「暗いけど・・・下の方は明るいね、ラプンツェルはまだ起きてるみたいだね!」ヒラヒラ
キモオタ「そうですなwwwというかwww慣れたら飛行も余裕ですなこれwww」スイー
ティンカーベル「また調子に乗ってー!」
キモオタ「まぁまぁwwwところでラプンツェル殿なにかしてますなwww急に押し掛けてしまいましたが大丈夫でしたかなwww」
ティンカーベル「あれは・・・髪の毛をタオルで拭いてるね!お風呂上がりかな?バスローブだし」ヒラヒラ
キモオタ「ほうwwwそのようですなwwwしかしあれですぞww美少女にバスローブというのはなんというか良いもんですなwww火照り具合も相成ってまことにセクシーですなwwwドゥフフwww」フッ
ティンカーベル「キモオタ・・・!ダメだよ!そんないやらしいこと考えたら・・・!」
キモオタ「まぁまぁwwwこのくらい大目に見て・・・ん?なんだか急に体が重くなりましブヒイイイイイイィィィィィ!!!」ヒュオォォォォ
ティンカーベル「不純なこと考えると妖精の粉は効力を失うんだよ!ってもう間に合わない!キモオター!受け身取って受け身!」
キモオタ「ちょwww受け身でどうこうなる高さではwww」ヒュオォォォォ
ティンカーベル「じゃあもっかい妖精の粉かけるから・・・!」ファサァー
キモオタ「間に合わなブヒイイイイイイィィィィィ!!!」
ドシーン!
ラプンツェル「・・・・・・?」
209 :名無しさん@おーぷん :2015/01/26(月)21:23:29 ID:TcI
wktk!
王子「・・・なんというか、すまん」ペコッ
キモオタ「ちょwww謝られたwwwこちらこそ申し訳無かったですなwww不気味だったでござろうwww」
王子「確かに・・・いや失礼。申し遅れた私はこの国の王子だ」スッ
キモオタ「なるほどwww王子殿でござったかwww我輩はキモオタwww旅の者でござるよwww」
王子「キモオタか、突然だが君はこの塔に上る方法を知っているか?どこにも入り口がない、窓から入ろうにもあの高さに届くハシゴがない」
キモオタ「塔の入り方ですかなwww申し訳ありませんがなwww皆目見当もつきませんなwww」
キモオタ(と言っておくのが正解でござろうwww今王子殿が上っていけば魔女殿とはち合わせますからなwww)
王子「そうか・・・残念だ、また今日も塔の外であの美しい歌声を聞くことしかできないのか」
キモオタ「王子殿は何故塔に上りたいのですかなwww」
157 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/24(土)22:46:49 ID:dx5
王子「塔の窓からたまに美しい歌声が聞こえてくるんだ。おそらく塔の住人・・・女性のようだ。あんな美しい歌声の女性はきっと麗しい姿をしているに違いない。初めて聞いた日から時間を見つけてはこの塔に来ているんだ」
キモオタ「ほうwww王子殿なかなかのミーハーですなwww」
王子「き、君はなかなか素直に口にするんだな・・・いや、構わん。美しい者に心を奪われるのは決して悪いことではないはずだ」
キモオタ「まぁそうですなwwwしかし、王子殿ならば美しい女性に会う機会は多いのではwwwわざわざ森の奥にくる必要もないでござろうwww」
王子「いや、君の思うような華やかなものではないよ、王子なんてね。貴族の娘や富豪の娘、王族の看板が欲しい奴ばかり私に寄ってくる。正直辟易しているよ、だからあの美しい歌声に惹かれたんだ」
キモオタ「なるほどwwwまぁそのうちなんとかなるでござろうwww」
王子「随分と適当な・・・何か策でもあるのか?」
キモオタ「王子殿のミーハー心は近いうちに報われるということですぞwww」
王子「う、うむ・・・よくわからんが・・・」
158 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/24(土)22:58:36 ID:dx5
王子「さて、あまり騒がしくしてもいけない。この森には魔女も住むと聞くからな。私はもう少し歌声が聞こえるのを過ごし離れて待っているよ。さらばだ、キモオタ」ニッ
スタッ
キモオタ「どこの王子も颯爽としていてイケメンですなwww」コポォ
キモオタ「歌声を聞くために待ち伏せしているのにイケメンですからなwwwこれ現実世界で我輩なら事案ですぞwww」コポォ
ティンカーベル「ただいまー!何こぽこぽいってんの?ラプンツェル見てきたよ!」ピュー
キモオタ「おぉwwwどうでしたかなwww」
ティンカーベル「えっとねー、ラプンツェルはね・・・まずムッキムキじゃなかった!かわいかった!」
キモオタ「まぁそうでしょうなwww」
ティンカーベル「あとは外に行きたいって言ってたけど魔女に止められてた、魔女やさしそうだったけどちょっとラプンツェルに甘そうだったよ!塔の上から見たら近くに家があったけどだ行ってみる?多分魔女のおうちだよ!」
キモオタ「ほうwwwでは行ってみますかなwwwそしてしばし待つとしましょうかなwww」コポォ
159 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/24(土)22:59:19 ID:dx5
今日はここまで
ラプンツェルとアラビアンナイト編 次回に続きます
164 :名無しさん@おーぷん :2015/01/24(土)23:26:13 ID:zYd
乙です!なんとなくラプンツェルの髪の毛が魔法具の材料になりそうな予感…
魔女さんは今のところナイスキャラだけど、今後どうなることやら
乙
ラプンツェルって言うとどうしても原作のラプンツェルが浮かんでしまうから不安だったんだが全員いい奴でどうなるのか楽しみ
170 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/25(日)19:49:23 ID:FZO
塔付近の家屋
キモオタ「どうでござるかwwwティンカーベル殿www何か見えますかなwww」コポォ
ティンカーベル「えっとねー・・・部屋の中綺麗に片付いてるし、キッチンにお鍋もあるね、人が住んでそうではあるよ!」ヒラヒラ
キモオタ「なんというかwww魔女的なアイテムはありますかなwww大鍋とかwwwカエルとかww魔法書とかwww」
ティンカーベル「うーん・・・本はたくさんあるよ!あと鉢植えがたくさん置いてあるね!大鍋とかは無いかな・・・?」
魔女「大鍋を使うような魔術は最近やっておらんでの、倉庫にしまったわい」
キモオタ「なるほどwwwぶっひゃっ!?」ガターン
魔女「覗き見とは趣味が悪いんじゃないかの?さっきといい今といい・・・そうじゃろ?妖精のお嬢さんや」
ティンカーベル「ご、ごめんなさい!でも、私達魔女に用事があって・・・」
魔女「用事ねぇ・・・聞いてやろう、別の世界の住人であるお前たちがワシにどんな用があるのか」
171 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/25(日)20:00:46 ID:FZO
ティンカーベル「えっと、私はティンカーベル!消えちゃったおとぎ話【ピーターパン】から来たんだよ!それでこっちが・・・」
キモオタ「ティンカーベル殿の友達で共に旅をしているキモオタですぞww現実世界の出身でござるwww以後お見知り置きをwww」コポォ
魔女「ほう・・・あのおとぎ話の住人に生き残りがおったのか・・・」
ティンカーベル「でね!話すと長くなるんだけど・・・大事なところだけ話すとね、私は友達の伝言を伝えるために【アラビアンナイト】のシェヘラザードの所に行きたいの!でも困ったことになっちゃってね」
キモオタ「ティンカーベル殿は世界移動の能力を持っているのですがな、どうやら結界が張っているようでしてwww【アラビアンナイト】の世界にいくことができないのでござるよwww」
魔女「ほう、それでワシの所へ来たというのか」
ティンカーベル「【シンデレラ】の世界の魔法使いが、【ラプンツェル】の魔女なら居場所も分かるしお願いしてみたらどうかって教えてくれて・・・」
キモオタ「魔女殿の魔力を貸していただきたいとwwwお願いにきたのでござるwww」
魔女「ふむ・・・【シンデレラ】の魔法使いの紹介かい、確か変化の魔法が得意じゃったかな・・・」
172 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/25(日)20:22:21 ID:FZO
キモオタ「なにやら魔法使い殿は世界移動の魔法が苦手なようでしてwww」
魔女「ほう、まぁ不得手は誰にでもあるからの、そこを責めるつもりはないが・・・」
ティンカーベル「ねぇ、魔女・・・塔やお家を覗いたのは謝るよ、だからお願い!私達を【アラビアンナイト】の世界に連れてって欲しいの!」
キモオタ「我輩からも頼むでござるよ魔女殿!」
魔女「結界の程度にもよるが・・・まぁ、出来んこともないじゃろ。引き受けてやってもよいが・・・」
ティンカーベル「本当!?」
魔女「ただし、ワシの頼みも聞いてもらう、かまわんじゃろ?さぁ、詳しく話を聞きたい・・・そもそもなぜお前たちは旅をしているのかも聞きたいからのぉ。さあ家の中に入るんじゃ」
キモオタ「魔女殿wwwなかなか話が分かりますなwww」コポォ
ゴーテル「その魔女というのは少し紛らわしいのぅ、ワシの名はゴーテルじゃ。今後はそう呼んどくれ」
ティンカーベル「わかった!じゃあゴーテル、早速だけどいままでの旅のお話をするね!」
173 :名無しさん@おーぷん :2015/01/25(日)20:33:56 ID:pew
ゴーテルが話の分かる魔女で安心した。
174 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/25(日)20:36:52 ID:FZO
・・・
ゴーテル「なるほどな、おとぎ話が相次いで消えているのはやはり人為的な力が働いていたと・・・お前たちの状況は大体理解できた。そういう事なら協力してやろう」
キモオタ「ありがたいwwwしかし、ゴーテル殿も頼みたいことがあると言っておりましたなwww」
ゴーテル「そうじゃな・・・現状でも問題はないと思うんじゃが・・・一応、のぉ・・・」
ティンカーベル「なになに?何をお願いしたいの?」
ゴーテル「実はじゃな・・・お前たちに──」
ルルルールールルルー♪
キモオタ「なにやら歌声が聞こえてきましたなwww」
ティンカーベル「綺麗な歌声だねー!ねぇゴーテル、塔から聞こえるあれって・・・」
ゴーテル「そう、ラプンツェルの歌声じゃ。澄み渡って、軽やかな、美しい歌声じゃろ?」
ラララーラーラララー♪
キモオタ「これはなかなかの歌声ですぞwwwまさに歌姫ですなwww」
ティンカーベル「可愛い上に歌声も綺麗なんて素敵だね!」
ゴーテル「そうじゃろ!そうじゃろ!歌姫じゃろ?わかっておるのぅ、お前たち・・・!歌声も美しい、容姿も美しい・・・何を隠そうあのラプンツェル」
ゴーテル「ワシ自慢の娘じゃ」ドヤァ
175 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/25(日)20:52:11 ID:FZO
キモオタ「まるで鈴の音のような歌声ですなwwwきっと美しいんでござろうなぁwww」コポォ
ゴーテル「・・・・・・」ハァ
ティンカーベル「突然ため息ついて・・・どうしたの?」
ゴーテル「違うんじゃなぁ・・・ラプンツェルの歌声が鈴の音・・・違うんじゃなぁ・・・」ブツブツ
キモオタ「で、では高原の風のような歌声でどうですかなwww」コポォ
ゴーテル「高原の風・・・違うんじゃなぁ・・・もっと、こう他にあるじゃろ・・・それをよりによってお前は高原の風・・・あんなもん草の匂いじゃろ・・・」ブツブツ
ティンカーベル「き、キモオタ!もっとぴったりな例えあるでしょ!なんかゴーテルがめんどくさい感じになってるから話が戻んないよこのままじゃ・・・!」ヒソヒソ
キモオタ「で、ですな・・・じゃあ月明かりのような・・・というのはwww」
ゴーテル「・・・うーむ」
ティンカーベル「じゃ、じゃあ世界一綺麗な声のラプンツェル!」
ゴーテル「世界一は言い過ぎじゃろー!しかしまぁ偽りではないからのぉ、それでいいじゃろ」ホクホク
キモオタ「とりあえずゴーテル殿の特徴はつかめた感じですな・・・娘大好き魔女という事ですな、これはwww」
ティンカーベル「うん、甘いなーって思ってたけどわたしのみ想像を越えてたよ!はやく話をもとに戻さなくちゃ、このままじゃラプンツェルの話になっちゃいそうだよ・・・」
176 :名無しさん@おーぷん :2015/01/25(日)20:59:40 ID:fjo
娘好きすぎだろwww
177 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/25(日)21:04:50 ID:FZO
ティンカーベル「ねぇ、ゴーテル!お願いってもしかしてラプンツェルと関係ある?」
ゴーテル「ん?あぁ、少し話がずれたのぉ・・・そうじゃ、頼みというのは他でもない、ラプンツェルの事なんじゃよ」
キモオタ「ゴーテル殿が自慢の娘を我々に頼むとは・・・なにか事情があるのですかなwww」
ゴーテル「うむ・・・ワシは前から懸念しておったんじゃ。相次いで消えていくおとぎ話には恐らく黒幕がいるとな。
それが今日、真実だと分かった訳じゃな・・・お前たちの話ではアリスとドロシーという娘がおとぎ話を消滅させているということじゃった」
ティンカーベル「うん!それは間違いないんだよ!」
ゴーテル「そして、アリスは魔法具・・・魔力を集めているということじゃったな・・・」
キモオタ「そうですなwww」
ゴーテル「・・・お前たちには【ラプンツェル】のおとぎ話が消えないように手助けをして貰いたい」
ティンカーベル「ってことは・・・つまり?」
ゴーテル「ラプンツェルの側で・・・ワシの娘を守ってやってほしいんじゃ」
178 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/25(日)21:20:57 ID:FZO
キモオタ「しかしwwwあんなに高い塔にいるのでござろうwww安心フィーバーではござらんかwww」コポォ
ゴーテル「・・・ティンカーベル。キモオタは【ラプンツェル】の内容を知らずにここにおるのか?」
ティンカーベル「ううん、ちゃんと教えたよ!」
ゴーテル「じゃあわかるじゃろ、王子があの塔に容易く進入することを。あの塔はラプンツェルを外界から守るものじゃが、王子が入れなければ物語にならんからな・・・実際は容易く入れるしでられるんじゃよ」
ティンカーベル「そっか・・・!だったらアリスやドロシーがラプンツェルに会うことも簡単だ!」
ゴーテル「じゃろ?そうなってしまえば終わりじゃ、あっという間に騙されてこのおとぎ話は消滅じゃ」
キモオタ「ちょwwwもう少しラプンツェル殿を信用してみてはwwwさすがにラプンツェル殿も見ず知らずの女の子に騙されたりはしないでござろうwww」
ゴーテル「信用しとるわい!娘じゃぞワシの!じゃがなぁ・・・ラプンツェルは塔の中に長い間住んでおったせいで常識が全くないんじゃなぁ・・・」
ティンカーベル「うーん・・・それは心配だね・・・」
ゴーテル「可愛いんじゃよ、可愛いんじゃが欠点も多いんじゃよ・・・まぁそこも愛らしいんじゃが・・・」
キモオタ(さり気なく誉めましたなwww)
179 :名無しさん@おーぷん :2015/01/25(日)21:27:20 ID:Hub
あの子たちは【オオカミと7匹の子ヤギ】のチョーク持ってるからなぁ・・・
ゴーテルの声に変えたら一発よ
180 :名無しさん@おーぷん :2015/01/25(日)21:35:55 ID:Ghz
>>179
更にマッチ売りちゃんのマッチを用いた合わせ技も…
181 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/25(日)21:43:04 ID:FZO
ゴーテル「このまま問題なく話が進めば・・・数日のうちに王子がラプンツェルと出会い、そしてその事がワシにバレてしまい・・・ワシの手で・・・ラプンツェルを・・・遠い遠い砂漠に・・・置き去りに・・・!おおぉ・・・ワシには無理じゃあぁぁ・・・!」バンッ
キモオタ「ファッ!?」ビクッ
ティンカーベル「ご、ゴーテル!落ち着こうよ!」
ゴーテル「そ、そうじゃな・・・覚悟していたつもりじゃったが、可愛い娘を砂漠に捨てることを想像したらどうに感情が抑えられんでの・・・とにかくじゃ」
ゴーテル「このまま問題なく話が進めば、正しい結末へと物語は進んでいく。じゃが、このおとぎ話にもアリスの魔の手が忍ばんとも限らんでの、さっきも言ったがラプンツェルには常識がない。すぐに騙されるじゃろう」
ティンカーベル「そんなにひどいの?」
ゴーテル「ラプンツェルは多趣味での、絵画もそのひとつなんじゃがどうも絵筆を洗うバケツがなかったみたいでの、ワシのティーカップを絵筆洗いに使っておったわ」
ゴーテル「あとは・・・意外と雑な部分もあるでの、趣味に没頭してたんじゃろうなぁ・・・ベッドで眠らずその辺で髪の毛にくるまって眠っていることもあったかのぉ」
182 :名無しさん@おーぷん :2015/01/25(日)21:46:50 ID:fjo
天真爛漫ととるか天然ととるか
183 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/25(日)22:02:01 ID:FZO
ゴーテル「母親としか接したことがないからの、協調性も無いし、常識も無い、世間知らず・・・なんだって信じてしまう。生まれて一度も悪意と対面したことが無いんじゃからな・・・。
魔法具や魔法なんて使わなくとも『君のお母さんが倒れたんだ、ついておいで』などという誘拐の常套句で簡単に連れ去られるじゃろうな・・・」
キモオタ「それは心配ですな・・・もちろん、我々がラプンツェル殿を守って差し上げることはやぶさかではないのでござるが・・・ゴーテル殿が守ってあげることは・・・」
ティンカーベル「できないよ?だって・・・こんなに優しいしラプンツェルの事本当に愛してるけど、ゴーテルは・・・」
ゴーテル「そうじゃな、ワシがずっとラプンツェルのそばにいることは出来ない。ワシは【ラプンツェル】では王子との交際を咎め、娘を砂漠に捨てる悪い魔女じゃからな」
キモオタ「そうでござったな・・・」
ゴーテル「お前たちが友人として密かにラプンツェルとあう事について関しては結末に影響もないじゃろ、しかしラプンツェルと王子が恋仲になる場面に悪い魔女がいたらおかしいじゃろ・・・?」
ティンカーベル「確かに・・・物語変わっちゃうもんね・・・」
ゴーテル「じゃからお前たちに頼むのが一番なんじゃよ」
キモオタ「わかりましたぞ!ゴーテル殿・・・我々に任せていただきたい!ラプンツェル殿は我々が守って見せますぞ!」
ゴーテル「それはありがたい・・・じゃあ交渉成立じゃな。お前たちがラプンツェルを守り、無事に物語が進めば・・・ワシが【アラビアンナイト】の世界へ連れて行ってやろう」ホッホッホ
ティンカーベル「やった!ありがとうゴーテル!」
ゴーテル「今夜にでも塔に行ってみるといい。髪を下げてくれるように頼めばいいんじゃよ、たらしてくれるじゃろ」
キモオタ「便利な髪の毛でござるなwww」
ゴーテル「ラプンツェルは自分の髪の毛お気に入りじゃからな、手入れも欠かさんから美しいのはもちろんじゃが・・・こう投げ縄のように物を取ったり、ロープのように引っ掛けてはあっという間に上階に昇ったりするしの」
キモオタ「意外とアグレッシブというかwww行動派でござるなwww」
ゴーテル「まぁ、そうじゃな・・・お前たちはこれからしばらくラプンツェルと行動を共にするわけじゃが・・・思っているより、行動が予想できんかもしれんから注意しとくれ」
ティンカーベル「そんなに!?お母さんが言うって相当だよ!?」
キモオタ「若干の不安がwww我輩を襲うwww」
ゴーテル「なんというかのぉ・・・ラプンツェルは外に出ることは出来ないが、誰よりも自由なんじゃよ」
ゴーテル「おそらく一筋縄にはいかんじゃろうが、しっかり頼むぞ」ホッホッホ
185 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/25(日)22:19:52 ID:FZO
今日はここまで
ゴーテルに時間取られすぎて今日はラプンツェル出せなかった・・・!
次回 ラプンツェルのターンです
ラプンツェルとアラビアンナイト編 次回に続きます
186 :名無しさん@おーぷん :2015/01/25(日)22:30:19 ID:SQJ
ゴーテル ゴーテル ゴーテル ゴーテル
植物でるけんでられんけん
187 :名無しさん@おーぷん :2015/01/25(日)22:35:16 ID:fjo
乙!
ラプンツェル楽しみだ!
188 :名無しさん@おーぷん :2015/01/25(日)22:57:35 ID:nev
最愛の娘を砂漠に捨てる事を運命付けられたお母ちゃん魔女…辛いな(´・ω・`)
そんな状況、想像したら涙出てくるわ…
192 :名無しさん@おーぷん :2015/01/25(日)23:17:43 ID:Ghz
>>1さん乙です!
>>188さん
悲しい最後(最期)を迎えるおとぎ話のキャラクターほど、切ない物はないですね(※キャラ自身が物語の結末をわかってるという所で、更にやるせなくなります)…
202 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/26(月)20:27:12 ID:TE6
塔の下
ティンカーベル「すっかり日が暮れたね。あれからゴーテルのラプンツェル自慢ずっと聞いてたし」
キモオタ「まぁ日中に塔へと登っているところを王子に見られたらマズいですからなwwwちょっと暗いでござるが月明かりもありますしなwww問題無いでござるよwww」
ティンカーベル「そのことだけどね・・・ゴーテルはラプンツェルに頼んで髪の毛垂らしてもらえばいいって言ってたけどさ」
キモオタ「そうでしたなwwwというかラプンツェル殿の髪の毛から登っていくしか方法がないのではwww」
ティンカーベル「でもさ、キモオタの体重に耐えられるのかな・・・ラプンツェル。キモオタの体重に耐えられずに髪の毛ちぎれちゃったり、引っ張られて塔から落ちちゃうかも・・・」
キモオタ「ちょwwwティンカーベル殿wwwさすがにwwwそれはwww」
ティンカーベル「・・・・・・」
キモオタ「・・・・・・確かにちょっとまずいかもしれませんな」
ティンカーベル「でしょ?・・・と言うわけでついに!アレを使うよ!」ヒラヒラ
205 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/26(月)20:44:06 ID:TE6
キモオタ「あれとはwwwなんですかなwwwティンカーベル殿www」
ティンカーベル「いいから!じっとしてて・・・!」ファサァー
キラキラキラキラ
キモオタ「ちょwwwこれはwww以前我輩がお願いしてもティンカーベル殿がかけてくれなかったあのwww」コポォ
ティンカーベル「そうだよ!私の羽根の鱗粉・・・通称『妖精の粉』だよ!」フンス
キモオタ「確か、信じる心を持つ者ならば空を飛ぶことができるという粉でしたなwwwなんというファンタジーwww」コポォ
ティンカーベル「あんまり楽させたらキモオタの為にならないと思ってたけど、アリスたちと戦う事もあるだろうからもう出し惜しみしないよ!だから今日はこの妖精の粉を使って飛んでもらうよ!」
キモオタ「ほうwwwなんだかwwwワクワクしますなwww」
ティンカーベル「じゃあ飛んでるところイメージしてね、飛べるって思って!はい!飛んで!」
キモオタ「ちょwwwそんなホイホイ飛べませんぞwwwふん!ふん!」
ティンカーベル「もっと真剣に!でも楽しい気持ちじゃなきゃだめ!でもふざけないこと!それでいて笑顔で!」
キモオタ「無茶苦茶ですなwwwっと・・・おぉ!ちょっと浮きましたぞwww」フワァ
206 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/26(月)20:58:13 ID:TE6
ティンカーベル「いい感じいい感じ!このまま空を泳ぐように一気に塔のてっぺんまで行くよ!」ヒラヒラ
キモオタ「ちょwwwこれは新感覚www空を飛ぶというのはこういう感じなのですなwwwなかなかに気分がいいですなwww」スイー
ティンカーベル「こうやって人間と空飛ぶのひさしぶりだなぁ・・・ピーターパンやウェンディと一緒に飛んだの思い出すなぁー・・・もう一回みんなで空飛びたいな!だから絶対に【ピーターパン】のおとぎ話取り戻さなきゃ・・・!ねっ!キモオタ!」
キモオタ「うはwwwティンカーベル殿wwwこれ楽しいですなwwwふぅwwwこれならダイエットの必要ないですなwwwドゥフフwwwドゥフフwww」スイー
ティンカーベル「・・・塔にぶつかっちゃえ」プイ
キモオタ「ドゥフフwwwあっというまに塔のてっぺんですぞwwwこの窓から入りますかなwww」
ティンカーベル「そうだね、でも階段だと一階までは相当距離があるからこのまま吹き抜けを降りていこう、飛んだままね」
キモオタ「わかりましたぞwww」
207 :名無しさん@おーぷん :2015/01/26(月)21:01:59 ID:Bw8
このティンクはウェンディと仲がいいのかな。
2人が一緒にいるところは見られるのだろうか。
208 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/26(月)21:15:27 ID:TE6
ティンカーベル「暗いけど・・・下の方は明るいね、ラプンツェルはまだ起きてるみたいだね!」ヒラヒラ
キモオタ「そうですなwwwというかwww慣れたら飛行も余裕ですなこれwww」スイー
ティンカーベル「また調子に乗ってー!」
キモオタ「まぁまぁwwwところでラプンツェル殿なにかしてますなwww急に押し掛けてしまいましたが大丈夫でしたかなwww」
ティンカーベル「あれは・・・髪の毛をタオルで拭いてるね!お風呂上がりかな?バスローブだし」ヒラヒラ
キモオタ「ほうwwwそのようですなwwwしかしあれですぞww美少女にバスローブというのはなんというか良いもんですなwww火照り具合も相成ってまことにセクシーですなwwwドゥフフwww」フッ
ティンカーベル「キモオタ・・・!ダメだよ!そんないやらしいこと考えたら・・・!」
キモオタ「まぁまぁwwwこのくらい大目に見て・・・ん?なんだか急に体が重くなりましブヒイイイイイイィィィィィ!!!」ヒュオォォォォ
ティンカーベル「不純なこと考えると妖精の粉は効力を失うんだよ!ってもう間に合わない!キモオター!受け身取って受け身!」
キモオタ「ちょwww受け身でどうこうなる高さではwww」ヒュオォォォォ
ティンカーベル「じゃあもっかい妖精の粉かけるから・・・!」ファサァー
キモオタ「間に合わなブヒイイイイイイィィィィィ!!!」
ドシーン!
ラプンツェル「・・・・・・?」
209 :名無しさん@おーぷん :2015/01/26(月)21:23:29 ID:TcI
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