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ドラえもんはアメリカでカーズと戦うようです

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Part2
101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/24(日) 18:13:12.83 ID:nupErYkM0
ドラえもん「これでも…その冷徹な眼差しを続けることが出来るかな…?」
狂気は取り寄せバックから、近くのゲイバーで呼び寄せたムチムチの全裸の男を大量に出し始めた。
ドラえもん「なああああ?リサリサ先生ィーッ!!」
リサリサ「キャーーーーーーッ!!」
シーザー「う、うわああああ!!」
ジョセフ「な、なにいいいいい!!」
シーザーとジョセフが落下するッ!!
全裸のゲイ達はあらかじめ決められたかのように円陣を組み、ヘルクライムビラーの一部に大きな塔を作り上げた!!
ドラえもんは吸盤手袋をつけてゆっくりとその塔をのぼり始めた。
ドラえもん「『覚悟』は出来ているだろ…?リサリサ先生…。」
リサリサ「…」
ドラえもんは塔を頂上まで上りきって言った。
ドラえもん「よく見ると可愛いじゃないか…。素肌が白く透き通っていて、兎のようだな。
いい女だ。おいリサリサ。このDORAの女になれ。」

105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/24(日) 18:18:12.75 ID:nupErYkM0
リサリサはいつもの調子を取り戻して言った。
リサリサ「あなた最低ね」
ドラえもん「何ィ?」
リサリサ「最低よ。女性に全裸の男を何人を見せて、自分が最低だと思わないの?」
そこにはもう叫んでいたリサリサの姿は無かった。そこには気高く誇り高い、一人の女性の姿があった。
ドラえもん「…ほう…。ならばお前も最低じゃないか?」
ドラえもんはタイムテレビを取り出し、そこに少し前のリサリサの姿を映す
ドラえもん「こんなに取り乱して叫んで、ここはベッドの上じゃないんだぜ?
おっと…虫歯が2個あるな。波紋じゃ歯の若さはたもってられないのか?」
ドラえもんはリサリサの前で30回ぐらいリピートする

107: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/24(日) 18:22:58.07 ID:nupErYkM0
ドラえもん「リピートするのももう面倒くさい。そろそろ波紋を教えるんだな。」
リサリサ「…ッ!!教える訳無いに決まってるじゃない!!」
ドラえもんは顔が曲がるほどに口をニヤけさせた。
ドラえもん「ほう…面白い。このドラを怒らせるのか?」
リサリサ「もういいわ。医学には長けてるらしいけど、こんな最低な男と一ヶ月も暮らすなんて耐えられない」
ドラえもん「………ああ、悪い悪い」
リサリサは5歩引いた所でドラえもんを侮蔑の目で見つめた。
リサリサ「今さら謝ってももう遅いわ。早く出て行って。」
ドラえもん「『悪魔のパスポート』」
リサリサ「う…うわああああッ!!」
リサリサはその場に倒れこんだ。ドラえもんはそれもお姫様抱っこする。
ドラえもん「教えてもらおうじゃないか…。波紋。」

111: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/24(日) 18:27:19.14 ID:nupErYkM0
ドラえもんは塔の先に出る。
ドラえもん「さあ、波紋を教えろ。(パスポートで許してもらったから恐らく教えてもらえるな)」
リサリサ「ふう〜。面倒くさいわ。」
その言葉にドラえもんは耳を疑う。まさか―怒っていない状況でも常にこうなのだろうか。この女は。
ドラえもん「………」
リサリサ「私は面倒くさいから、『彼』があなたの相手をしてくれるわ。」
リサリサは顎で一人の人間を指し示した。そこにはジョセフ以上の大男―ロギンスがいた。
ロギンス「ほれ、二人が塔を昇り終えるまで見てやる」
リサリサ「波紋を教えると言ったのはあそこにいる二人でしょう?なら私は見なくてもいい。」
ロギンス「ほらほら、一回発声してみな。」
ドラえもん「く…くそ…」

112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/24(日) 18:31:33.85 ID:nupErYkM0
ドラえもん「(くそ…なんだこの屈辱は…ジョセフ以来…プライドが麻痺するようなことばかりだ…)
発声か…?」
ロギンス「ああ。一回だけでいい。「あ〜」と言ってみるんだ。
 それで波紋の才能がどれだけあるか見てやる」
しかしこの時―ドラえもんは先ほどまでの厳しい顔とはうってかわって、急にニヤりとした
ロギンス「ほれ、早く早く」
ドラえもん「『声カタマリン』ンンンンンンンンンンーッ!!
『ああああああああああ』ァーッ!!」
ドラえもんの口元から声がブロックとして実体化するッ!!
ロギンス「う、うおおおおおおおッ!!」


114: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/24(日) 18:36:29.18 ID:nupErYkM0
ロギンス「あ痛ッ!」
声はロギンスの頭をかすめて海の方に飛んでいく!ロギンスの帽子はそのまま海に飛び込んだ!!
ドラえもん「いいかァ?ロギンス。如何に波紋の師匠と言えど、俺への口出しは許可しないィーッ!」
ロギンス「(なんでこんなに偉そうなんだ…コイツは)
 くそォ…、わかった。じゃあ呼吸だけでいい。一回呼吸をしてみるんだな」
ドラえもん「フフン」
狂気は笑みを浮かべる
ドラえもん「貴様ら人間如きがやっているちっぽけな生体行動など…。このドラがやっていると思ったのかァ?
俺は呼吸すら超越している」
ロギンス「…………いや…でもそれじゃあ」
ドラえもん「どうした?ハゲ。」
ロギンス「波紋…覚えられないよ…。」
ドラえもん「………………」

119: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/24(日) 18:39:42.65 ID:nupErYkM0
ドラえもん vs エシディシ
ドラえもんは波紋が覚えられなかったので、仕方なく30日間腕立てなどの筋トレをすることにした。
「ちくしょう…カス共が…これじゃあジョセフ達を助けた意味がないッ!!」
ドラえもん腕立てを終わり、近くに置いておいたウルトラストップウォッチを起動した

121: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/24(日) 18:43:38.21 ID:nupErYkM0
ドラえもん「フーッ!疲労した」
もう筋トレを始めてから26日になる。時間節約をするため、休憩時間の半分は時間を止めた中だ。
寝る間は予知夢アメを忘れずに使う。しかし、予知夢アメを使うたびに見る自分がただ筋トレをしている夢は、
ドラえもんのモチベーションを下げるのには十分であった。
しかし、この日26目には、いつもと違う夢をみた
そう―視線の先には地面ではなく、柱の男エシディシがいた!

123: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/24(日) 18:48:05.66 ID:nupErYkM0
エシディシはエイジャの赤石の場所を知っている。
そして今、その赤石を追ってここヴェネチアまできている!そして…ロギンスが死ぬ。
予知出来たのはここまでだった。
ドラえもん「チッ…このままではジョセフが死ぬ。俺には柱の一族を倒せない可能性があるとして、
闘う時はジョセフをサポートしようと思っていたのに…
しょうがないな…」
ドラえもんは熟考する…エシディシを倒す方法を…
ドラえもん「とりあえず防御は…この『バリアーポイント』で行おう
しかし…攻撃方法は…豆太陽を出しても家の中や、ましてや土の中に入られたら意味が無い」
※バリアーポイント
スイッチを入れるとバリアーが貼れるが、頭に"ほ"のつくものは通してしまう

129: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/24(日) 18:52:01.67 ID:nupErYkM0
ここはドラえもん達のいるエアサプレーナ島から1000km程はなれた民家群である。
ドラえもんはここで一人立ち、夜の闇の中で一人の男を待っていた
ドラえもん「やあ、エシディシ」
夜の闇―暗闇の先に、一人の裸体が見えるそれはほかでもないエシディシの姿だ。
エシディシ「…誰だ?」
ドラえもん「フフ…古代人よ。初対面だったな。
冥土の土産に教えてやるッ!俺の名は『猫型ロボット』ォーッ!!ドラえもんンンンンンン!!」

130: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/24(日) 18:56:47.60 ID:nupErYkM0
エシディシ「ドラえもんだと…?どけい。今お前を相手にしている暇は無い。」
ドラえもん「暇?
クックック。『暇』が無いと言ったのか!?
無礼ッ!真に無礼ッ!古代人がッ!古代人如きがァーッ!!
このドラにッ!この帝王たるドラに遊んでもらえることをッ!暇がないからだとォーッ!!
もっと玩具を買ってもらった子供のように喜ぶべきだァーッ!!」
エシディシ「くッ!なんだコイツはッ!!」
ドラえもん「もうお前は拒否できない。このドラとの戦いを!
バリアーポイントの性能チェックだッ!時を止めずに相手してやるぜェーッ!!」

133: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/24(日) 19:01:01.58 ID:nupErYkM0
エシディシ「もう一度言う。どけい!俺に触れたら貴様は肉体を半分以上失う」
しかしドラえもんは挑発的な眼でエシディシを見つめた。
ドラえもん「どかせてみれば良いじゃないか。」
ドラえもんはニヒルな笑みを口元に浮かべる。エシディシは不快だといった表情でドラえもんに手刀を放った。
しかしその攻撃は―空中の妙な位置で静止するのであった。
ドラえもん「バリヤーッ!ポインツッ!!」
エシディシ「何ィーッ!」
ドラえもん「触れられないようだな。行くぜ!
瞬間接着銃ーッ!」
白色の銃弾はドラえもんとエシディシの回りを舞った!
エシディシ「ぬおおおおおお!」

135: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/24(日) 19:04:03.34 ID:nupErYkM0
しかし―エシディシはその銃弾を足から飲み込んだ。
エシディシ「このエシディシ…その程度の攻撃は効かない。」
ドラえもん「チッ…効かなかったか…。
まあいい、どうせ奴の攻撃はこのバリヤーポイントで全て受け止められるのだ
あとはじっくり倒すだけよ!貧弱ッ!貧弱ゥッ!」
エシディシはドラえもんを見て本気の表情をする。―あの透明な膜を破るためには…
エシディシ「俺は…『炎のエシディシ』…。あんな膜など焼ききってやる…」

139: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/24(日) 19:12:24.52 ID:nupErYkM0
エシディシ「動物はッ!運動や病気でエネルギーを使うと体温がある程度上がるッ!
俺は血液を500℃まで上昇させ放出出来る!!それは木や紙の燃える温度ッ!
ワムウは『神砂嵐』という風を操るモードを持つが、俺は『炎のエシディシ』ッ!
熱を操るモードッ!
まずはその膜を焼ききる!そして貴様の血管に血液を入れてぐつぐつのシチューにしてやる!
喰らえ!怪燕王のモードッ!!」
エシディシはドラえもんに400℃の血液を浴びせかけた!
ドラえもん「長い口上グラッツェ!だがその炎は、決して俺の体に届くことは無いッ!!」
しかし―エシディシの血液はドラえもんのバリヤーをなんともなく破り、ドラえもんの体表に熱い炎を浴びせかけるのであったッ!!
ドラえもん「な…バリヤーポイントが破れたか…?まさか、『炎』ッ!?」
エシディシ「後は貴様のその露出した血液に、俺の血液を投入してやるッ!!」

140: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/24(日) 19:15:24.08 ID:nupErYkM0
ドラえもん「胸糞悪い魚糞古代人がァーッ!!古代から運までも引きずってきやがったかァーッ!!」
エシディシは見た!自分の血がドラえもんの血の中に注入され、心臓の鼓動と共に体が燃えていくドラえもんの姿をッ!
黒い煙が上がり、あたりに火葬場のような臭いが立ち込めた。
"燃えてはいけないもの"が燃えている臭いがしている
しかし、0秒とも判断しにくい一瞬、その煙が晴れる!まるで何事も無かったかのようにッ!
エシディシ「何…?」

141: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/24(日) 19:21:37.14 ID:nupErYkM0
エシディシ「ば…馬鹿な…。」
ドラえもんは整然とそこに立っている。こころなしか…体がツヤツヤときらめいた状態で。
ドラえもん「フフン…種明かしをしてやろうか…?エシディシ。
まず俺は時間を止めた…しかし俺の体についた火だ。消えなかった。
でもそれはわかっている。だから燃えていくところから消毒した。」
エシディシ「何ィ…?時間を止めた…?お前はさっきから一体何を言っているんだ?
そして…消毒?」
ドラえもん「単純計算だ。400℃を裏側にすると…-400℃。それは全ての生体活動が止まる!!
『あべこべ・クリイィィィィィィィムッ』!!」
ドラえもんは手元からクリームを取り出す。
ドラえもん「止まってしまえば、後はゆっくりとタイム風呂敷で直したさ。
最初に俺はロボットと言っただろう?わかるか。俺は全てにおいて人間を超越している。」

144: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/24(日) 19:25:23.75 ID:nupErYkM0
エシディシ「くそッ…!ならばもう一発!!」
ドラえもん「遅いッ!無駄無駄ァーッ!
『ウルトラストップウォッチ』ッ!!止まれィ!時よ!」
エシディシ「な、なんだあの変な時計は…N…?」
その時―時の止まった後、エシディシは妙な状態を目撃する!
エシディシ「太陽が…出ているッ!」
ドラえもん「…ああ、それも一つだ。だが…もう一つあるだろ?エシディシ。」
エシディシ「隠れるところが一つも無い!いや、半径1kmにかけて、全ての建物が消失しているッ!!」

145: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/24(日) 19:29:48.90 ID:nupErYkM0
エシディシ「ぬおおおおォーッ!!隠れられぬッ!」
ドラえもん「隠れられない?何を言っているのだ脳糞古代人…。
あるだろ…一つ。」
エシディシにはドラえもんのいうことを気にすることもなく、無心に土に潜った!
ドラえもん「確かストレイツォは…手榴弾を10個ぐらい受けて生きていた。なら…」
エシディシ「なんだ…これは…地下空間か?」
ドラえもんはエシディシを穴から見下ろしながら言う。
ドラえもん「手榴弾1000個はどうだろう。エシディシ。」
その空間には、既にドラえもんの手榴弾が大量に仕掛けられていた!
ドラえもん「Good bye〜ACDC〜」
エシディシ「N、NUUUUUUUUUUUUUUOOOOOOOOOOOOOOOHHHHHHHHHHHHhh!!」
平原が―爆発したッ!

153: 1(やっぱりエシディシ戦だけ終わらせとく) :2007/06/24(日) 19:46:30.84 ID:O7t2ezgTO 「クソ…少し失敗ったな」
爆発の静寂の後、そう言うのはドラえもんだった
ドラえもん「バリアーポイントでは爆発を全て耐えきれ無かった」
見るからに痛々しい傷がついている。ドラえもんはタイム風呂敷を傷に当てた後、乱雑に瓦礫の山を蹴る
ドラえもん「さあ〜て、最後に生存確認でもしてやるか。奴らはゴキブリのような生存力があるからな、まぁゴキブリのような知能とも言い換えられる猿共だが」
ドラえもんは灰塵の中、エシディシの死体を探した
エシディシ「…ビチ…クソ…が…」
エシディシは既に首だけになっている。爆発の焼け跡でいたる所に火がつき、もはや風前のともしびになっていた

156: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/24(日) 19:50:30.01 ID:O7t2ezgTO ドラえもん「そういえばウルトラストップウォッチも無いな…爆発で消し飛んで無ければいいが…」
エシディシは首から血管を伸ばした、脳の細い血管をも伸ばした、正真正銘の最後の一撃だ
ドラえもん「おっと…あったあった…」
エシディシ「喰らえェ!怪燕王のモードォッ!」
エシディシの血管が地面から伸びる!一直線にドラえもんに!
ドラえもん「なッ!生きていただとッ!?少しびっくりした…だが…な…
効かないと言っているだろう痴呆けた古代人がッ!」
ドラえもんは血管を踏み潰そうとするッ!しかし―
何とドラえもんに伸びたと思われた血管、それはドラえもんに向いたものでは無かった!
ドラえもん「何ィーッ!」
向いた先は、ドラえもんの手、そう、地面に落ちたウルトラストップウォッチだ!
ドラえもん「なッ!」


158: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/24(日) 19:55:01.70 ID:O7t2ezgTO エシディシ「押すと時が止まるんだろォーッ!この時計!」
ドラえもんはエシディシの眼を強く見つめた!
ドラえもん「エシディシィーッ!悪あがきだぜェーッ!どちらにしろ貴様がこのドラえもんに攻撃する方法は無いのだからなあぁぁぁッ!」
エシディシ「誰がお前を殺すと言った!このエシディシ、相手に楽に殺される趣味は無いッ!負けるならこの時計を割ってからだ!」
エシディシの死にそうな瞳、しかしその眼には、仲間に繋ぐという闘志が秘められているッ!
ドラえもん「フフン!やってみな!壊したってこのドラはすぐにその時計を直すことが出来る!
いや、まさか!まさかそんな!」
エシディシ「そう、跡形も無いように焼ききる!」
血液が時計に命中した…黒い煙が―砂漠と化した町を舞った
ドラえもん「こ、コイツゥッ!貴様は死んだ所で死体を市中引き回しにしてくれるわァーッ!」
爆発が起きた、エシディシが死に、エネルギーがエシディシの体内から放出されていったのだ!それはまさに何千年も生き抜いたエシディシの生命力のほとばしりだった!

221: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/24(日) 21:57:10.76 ID:O7t2ezgTO
ナチスの介入、そしてカーズ
ジョセフ達にカーズ達に居場所がバレていることを申告した。どうせ見つかるのならやれというジョセフの鶴の一声で、こちらからカーズ達が潜むスイスまで遠征することにした。リングを取った意味が無い
そのスイスで自爆したはずのシュトロハイムと再開する。サイボーグとして生き返ったらしいが、正直生き返ら無くても良かった気がする。

223: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/24(日) 22:00:05.47 ID:O7t2ezgTO
ナチスに与えられた部屋で休んでいると、マシンガンのような轟音が下の部屋から聞こえてきた!
外を見ると機械化したシュトロハイムとカーズが戦っている
血が、まるでかき氷にかけられたいちごシロップのように雪を染めた
カーズは最初劣勢だったものの、大方の予想通り反撃をし始まった。ドラえもんはその光景をソーダを飲みながら眺めることにした。
ドラえもん「ま、そう簡単にはいかないよなぁ…カーズ」
ジョセフ「お前には渡さん、カーズッ!」
カーズ「赤石はッ!絶対に手に入れるッ!」
いつの間にか、白色の雪の上を滑る赤石を追いかける、ジョセフとカーズのかけっこが始まっていた
ドラえもん「残念だがジョセフ、今回も無駄な汗ご苦労だッ!
『とりよせバック』ッ!!」

225: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/24(日) 22:01:19.38 ID:O7t2ezgTO
シーザー「ジョジョがカーズと共に谷底にッ!」
リサリサ「えぇッ!?」
ロギンス「早く行くぞ!」
ジョジョを救うために四人は血相を変えて走り出した。そう、四人。ドラえもんは―動かない
ドラえもん「フン、あのビチクソのためにこのドラが走るのは由々しき事態よ、
だ〜が、殺されても困る。ここはどこでもドアだ!」
ドラえもんはドアを開いた。
シーザー「氷を繋いで命綱にするなんて、お前がよく思いつきそうなくだらねぇアイディアだぜ」
ジョセフ「そのくだらねぇアイディアに、お前も到達出来たじゃねえか」
そして、どうやら間一髪で赤石を守りきることが出来たようだ。

226: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/24(日) 22:02:19.06 ID:O7t2ezgTO
決戦
シーザーが機知外のようにブチ切れ、一人でワムウと戦い、そして死んでいった。
カーズの館の中、俺の前でジョジョとリサリサとロギンスが泣いている。俺も泣かない訳にはいかない、かなり面倒臭かった泣くフリをすることにした。
―役立たずめ

229: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/24(日) 22:03:31.96 ID:O7t2ezgTO
リサリサがカーズと交渉し、ひとまず夜への決戦へ持ち越される
ジョセフはワムウ戦に供え気を高ぶらせていたが、俺としてはそれよりも2000万年以上も生きる古代人が、便所のネズミのクソにも匹敵する『決闘』という概念を素直に安直に小細工無しに捉えて―捉えられているのかがとても心配だ。
そしてカーズからはよくない臭いがプンプンするのだ。
そのカーズに供える意味でも、ジョセフとリサリサ、両方が疲労困憊するのは悲惨だ。俺はそのつどを話し、ワムウの相手をさせてもらうことにした。
ドラえもん「ワムウか…」
ドラえもんは懐からバリヤーポイントを取り出した。
ドラえもん「フン…大抵の攻撃はこれで防げるが、恐らくあの神砂嵐はこのバリヤーをビニール袋のように突き破るだろう。
違う防御手段を考えておかないといけないといった所だな」

230: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/24(日) 22:04:52.36 ID:O7t2ezgTO
ジョセフ「俺の相手はエシディシか…
この燃え上がるような気持ち…これが『仁』って奴か…奴らを倒したくて仕方ねえッ!」
ドラえもん「あ、言い忘れてたけどエシディシはこの前俺が倒したから。」
ジョセフ「………。」
ドラえもん達はサークルストーンに向かった。その間―特に会話は無い。
ジョセフ「(ドラえもん…あいつは今冷静を装っちゃいるが、かなりキレているようだぜ
―恐らくシーザーのことで)」
ドラえもん「(古代人共が…!この健全かつ天才かつ宇宙最大の、このドラに喧嘩を売りよって…。
全くもって…プライドがイカれそうになるッ!
シーザーはどうでも良かったがこの俺はそうはいかん!)」
そして二人共、全く違うことを考えていたのだ。
しかし、目的は一つ、ワムウとカーズを倒すことだ!
―ジョセフはドラえもんとほぼ会話をしなかったものの、奇妙な友情を感じていた。
しかしドラえもんは全く感じていなかった。愛だの友情だのそんな人間的な感情は、一ヶ月前、あの瞬間に全て欠落したのだ。

231: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/24(日) 22:07:13.46 ID:O7t2ezgTO
深夜、骸骨の踵石―
カーズ「来たな!
こいつが揃えばいよいよ決闘が始まる!」
けたたましい雄叫び!悲鳴!そいつが現れたインパクトは十分!大量の吸血鬼を踏み殺し、押し退け、吸血馬は現れた!
ドラえもんとワムウの決闘!それは古式にのっとった「戦車戦」で行われる!
吸血鬼「この戦車に乗りこの闘技場を闘いながら走り続ける!
ワムウ様かJOJO!どちらかがふり落され相手の戦車にふみ潰されるかッ!あるいは走りの途中でたたきのめされるか!ゴールは死のみッ!
古代ローマの戦車デスマッチ!」
ドラえもん「クックック…古代ローマか
随分とカビ臭い決闘をこの21世紀に与えたようだな!」
カーズはその後に続ける
カーズ「手綱は『波紋』が通るように出来ている。ワムウはパワーで馬を操るが…
お前は『吸血馬』を波紋で操って走らせることが出来る。」
これを聞いて多少ジョセフは動揺した。
ジョセフ「『波紋』…?使えないだろドラえもん!
無理なら俺が代わってやるぜ!」
ドラえもん「貴様に心配される程落ちぶれてはいない」
ドラえもんはムッとする

232: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/24(日) 22:08:16.65 ID:O7t2ezgTO
ドラえもん「桃太郎印のきび団子」
五秒後、吸血馬はドラえもんに頭を垂れる
「なッ!カーズ様やワムウ様にさえなつかない吸血馬が…!」
カーズ「これは…?」
ドラえもん「クックック。古代人共よッ!
嬉々としろッ!お前らの冥土の土産にしてやる!
今日はこのドラえもん様の秘密道具大放出祭だァーッ!!!」
少しばかりのざわめきが起こる
ワムウ「闘うのはジョジョでは無く…妖術師…?」
そのざわめきの真っ只中に、ドラえもんの更なる一言が響き渡ったッ!
ドラえもん「覚えておけ!この俺は史上最強の帝王、そしてこの地球の頂点となる男、ドラえもん様だァッ!!」
ドラえもんの威嚇、それに対して吸血鬼達は総出でのブーイング!
声が聞こえない程の激しいブーイングのノイズ、それを耳にドラえもんの胸に沸き上がるのは、逆に猛けり上がる高揚感だった!
カーズ「『エイジャの赤石』を賭けて!ドラえもん対ワムウの!戦車戦を開始するッ!
スタート合図はッ!あの雲の切れ目から次に再び『月の光』が輝き出た時とする!!」
吸血鬼は沸いた
「ワムウ!」「ワムウ!」「ワムウ!」「ワムウ!」

233: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/24(日) 22:10:56.59 ID:O7t2ezgTO
カーズ「月が雲の端に来た―
そろそろ月の光が輝き出る!」
全員が月に注目する間、ドラえもんは黙々と車輪の下に邪魔な瓦礫が無いか確認をしていた。
リサリサ「ドラえもん、何をしているのッ!
もう月が出るわッ!」
ドラえもん「うるさいビッチ。口を出すな」
そうこうしている内に月は雲の中をササッと移動していく
リサリサ「ドラえもん!早く乗りなさい!」
その時、頭上で月が雲より出でて光照った!
リサリサ「ドラえもんッ!!」
カーズ「スタートッ!!」
(ドカアアアアァァァァァーーーーーッン!!!)
爆音!その爆音は一瞥でわかる程の轟音ッ!それはワムウの真下で起きた音の爆発だったッ!!
ワムウ「MMMWW!!」
カーズ「おのれィッ……全員が月を固唾をのんで見上げている隙に足元であんな爆発物を!」
ドラえもん「フハハ、貴様らにはこのドラの高尚なる卑怯を見抜くチームワークも!洞察力も!
みじんとして無かったらしいなッ!お先に行かせて貰うぜ!!」
誰もが吸血馬が死んだと思った!
しかし!
吸血馬はビクともしなかった!
ワムウ「この程度の爆発物!この吸血馬を恐らせるに足らん!」
カーズ「フフ…そういうことだ。」

237: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/24(日) 22:15:20.56 ID:O7t2ezgTO
ドラえもんvsワムウ
ドラえもん「お〜っと脳糞古代人…。
俺が吸血馬を殺すために爆発物を仕掛けたとでも思ったか?」

238: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/24(日) 22:19:04.80 ID:O7t2ezgTO
その時―何故かワムウの乗っていた吸血馬の走りが急に悪くなる!
ワムウ「こ、これは…?」
ドラえもん「時限バカ弾だァッ!キエイッ!!」

※時限バカ弾:その名の通り、爆風に当たると馬鹿になるドラえもんの秘密道具だ!!
ドラえもん「どうしたどうしたワムウッ!"そういうこと"じゃあ無かったのかァッ?
貴様の吸血馬は見るにも痛き痴呆!自滅するんだなッ!!」
ワムウ「そうはいかんぞ妖術師!HA!!」
ワムウは強引に吸血馬を引っ張った!その瞬間、吸血馬はワムウに服従を示す!まさに一瞬、ワムウが強さを見せる一瞬だった!
ワムウ「このワムウ…その程度の事でくじけたりはせんッ!」
ドラえもん「フフ…まぁ確かにその程度で死なれては困るな…」
そしてドラえもんは未だ余裕に、更にかすかにニヤりと笑いながら言葉を続けた
ドラえもん「―だがッ!第一コーナーの大型ハンマー!頂かせて貰う!」
他の茶色や黒、灰色とは異質な青い物体が、コーナーの『柱』にさしかかった!

239: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/24(日) 22:23:25.41 ID:O7t2ezgTO
カーズ「ウーム、ハンマーはドラえもんに取られてしまうか」
カーズは残念の息を漏らした
ドラえもん「のびーるハンドォッ!!スレッジ・ハンマーをゲットだ!!」
ドラえもんはハンマーを手に入れる
ドラえもん「そして…こんなハンマー要らん!秘密道具で十分よ!」
そしてそのまま放り投げた!
ワムウ「なッ…!」
ドラえもん「このドラは手ブラだ!かかって来いワムウッ!!」
吸血鬼達に動揺の沈黙が流れ出る!
ワムウ「MM…」
リサリサ「……確かにドラえもんは波紋を使えない、スレッジハンマーを捨てたのは好判断よ。」
ワムウ「……………………………………………………………………ニヤリ」
カーズ「フフッ…ワムウの奴、あの笑い…何か策があるな…
『戦闘の天才』ぶり、見せてもらうぞ」

264 :1:2007/06/24(日) 23:32:15.95 ID:nupErYkM0
ワムウ「貴様が秘密道具を手にすれば…俺は!この『柱』をッ!!」
貫く!右手でのラリアット一閃!強大なる柱がワムウの手に落ちた!
リサリサ「まずいッ!スピードを上げて逃げるのよ!ドラえもん!」
柱を両手に持って高く聳え立つワムウのその姿はまさに鬼神の如き威風堂々だ!
ワムウは柱を軽く振り回し、ドラえもんに鋭く振り下ろした!
ジョセフ「ドラえもオォーーンッ!!」
ワムウ「当然…戦車から飛びおらざるをえんなッ!!」
ドラえもん「クク…貴様らの"当然"でこのドラを図ることがッ!
どれだけ愚かなことかッ!教えてやるよ!!この帝王たるドラの秘密道具によってッ!!」
ワムウの柱!ドラえもんに振り下ろされたはずのその柱はッ!!なんとわずかにドラえもんの手中におさまった!!

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