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知り合いの男の子が、男の子じゃなかった話

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Part3
119 :名無しさん@おーぷん :2014/06/21(土)21:46:43 ID:dD2nKuVFd
1「どうして、こんなもの大事にとってるの?」
ゆき「…」
ゆきは暫く黙っていました。いらいらして、少し強めに先を促すと
決心したように言いました。
「1ちゃん、その浴衣、俺に着せて」
はい?

120 :名無しさん@おーぷん :2014/06/21(土)21:50:05 ID:JcebeillP
急展開
つづきはよ

121 :名無しさん@おーぷん :2014/06/21(土)21:51:53 ID:1EJKsCxdN
きたな遂に
面白い

122 :名無しさん@おーぷん :2014/06/21(土)21:57:34 ID:dD2nKuVFd
ゆきの話したことを要約すると
昔から、女の子の服に興味があった
私から貰ったスカートを一回はいてみたとき、その気持ちに気付いたんだそう。
1ちゃんの浴衣が綺麗で、我慢が出来なくなった。
一回で良いから俺もこういうのを着てみたい。
告白かと思っていた私涙目wwwww
もう呆然でした。

123 :名無しさん@おーぷん :2014/06/21(土)21:57:57 ID:dD2nKuVFd
1「え、女装趣味…?」
ゆき「そうなるね。でも、1ちゃんになら話せると思って」
1「…」
ゆき「ごめんね、引くよね」
1「いやいやいや」
確かに驚きはありました。しかし、嫌悪感はありませんでした。
むしろ、美形のゆきが浴衣を着たほうがいいような…。


124 :名無しさん@おーぷん :2014/06/21(土)21:58:21 ID:dD2nKuVFd
あまりにも衝撃的な告白で、私自身もぽーっとしてしまい、
1「…いや、別に。いいけど」
ゆき「まっじで!!!!?やったあああ」
1「明日、明日の夕方ならいいよ」
ゆき「うん!ありがとう1ちゃん!大好き!」
ゆきは見たこともないくらい、喜んでいました。
その姿がすごく無邪気で、不思議なくらい納得してしまいました。
「ゆきは、男の子だけど男の子じゃないんだなー」と

125 :名無しさん@おーぷん :2014/06/21(土)22:01:13 ID:NdKKQl66F
ガッカリなのかホッとしたのか

126 :名無しさん@おーぷん :2014/06/21(土)22:01:51 ID:1EJKsCxdN
(掘りてー!)

127 :名無しさん@おーぷん :2014/06/21(土)22:05:42 ID:dD2nKuVFd
次の日の夕方、うきうきしたゆきが家にやってきました。
窓から直接部屋にあがらせ、浴衣を広げて見せました。
ゆきは、溜息をついて、うっとりしていました。
1「着かた、分かる分けないよね?」
ゆき「うん、分からん…」
仕方がなく、服を脱いでもらって、私が着付けをしました。
恋に落ちかけた男の裸でしたが、全くドキドキしなかったなw

128 :名無しさん@おーぷん :2014/06/21(土)22:06:09 ID:dD2nKuVFd
帯を結んで、姿見を持ってきてあげました。
ゆきは感動したように、言葉を詰まらせていました。何度も何度もくるくる回っていました。
しかし、いくら美形といえども、男にそのまま浴衣を着せたって、ただの「女物の浴衣を着たゆき」で何となく、脱力して笑ってしまいましたw
ゆきもそのことに気付いたようでしたが、化粧やら髪やらは注文してきませんでした。
まだ、少し抵抗感があったのかなー。

129 :名無しさん@おーぷん :2014/06/21(土)22:06:32 ID:dD2nKuVFd
1「ゆきは、心が女の子ってことなの?」
ゆき「いや、多分違う。別に、男が好きだとかはない」
ゆき「ただ、女の子の服が着たいだけなんだと思うw」
すっきりしたように、彼は笑っていました。
結局ゆきは自分の女装姿を一時間ほど堪能して、帰りました。

130 :名無しさん@おーぷん :2014/06/21(土)22:12:08 ID:NdKKQl66F
wkwk

131 :名無しさん@おーぷん :2014/06/21(土)22:12:49 ID:1EJKsCxdN
ほう、俺と逆か……

132 :名無しさん@おーぷん :2014/06/21(土)22:12:58 ID:Gr63SHRi3
なんかカワイイなー

133 :名無しさん@おーぷん :2014/06/21(土)22:37:40 ID:ntGt7ocdS
女装趣味かよww
1とのラブコメ期待してた俺はやっぱり純粋な人間だったようだ・・・・

134 :名無しさん@おーぷん :2014/06/21(土)22:50:28 ID:dD2nKuVFd
それからというもの、秘密を共有した私とゆきは、さらにうちとけました。
マツコデラックスとゆきをあわせ、マツゆきなんていうあだ名なんかもできましたw
ゆきは、吐き出してすっきりしたのか、自分の中の「女の子」の部分?をあまり隠さなくなりました。
私の前でだけは、ちょっと髪を結んでみたり、なんてかんじです。
だんだん、私も慣れてきて、一緒にファッション雑誌を読んだりなんかもしました。

135 :名無しさん@おーぷん :2014/06/21(土)22:52:02 ID:dD2nKuVFd
ある日、珍しくゆきの部活がない日、ゆきが普段着も着てみたい、と言いました。
浴衣の件以来のことだったので、少しびっくりしましたがゆきの必死のお願いに、私も折れました。
この頃には私は、ゆきの女装を手つだってあげたいという気持ちが大きくなっていました。
前回浴衣を貸したときは、やっぱり違和感があったことを思い出しました。

137 :名無しさん@おーぷん :2014/06/21(土)22:54:31 ID:dD2nKuVFd
1「貸しても良いけど、それなりのクオリティが欲しいよね」
ゆき「あー、たしかに…」
1「前の浴衣は、何かやっぱり、ゆき!って感じだったよね…。女ってかんじじゃなかった」
ゆき「ひでぇ」
1「やっぱり、ウィッグとか化粧とかもしたほうがいいよ」
ゆき「持ってる?」
1「ううん」

138 :名無しさん@おーぷん :2014/06/21(土)22:55:17 ID:dD2nKuVFd
どうしたものか、と困った顔をするゆき。私は、こう提案してみました。
1「…町に買いに行ってみる?」
ゆき「えっ」
1「女装したままで」
ゆき「えwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

140 :名無しさん@おーぷん :2014/06/21(土)22:56:09 ID:1EJKsCxdN
いいよいいよー


143 :名無しさん@おーぷん :2014/06/21(土)23:09:47 ID:dD2nKuVFd
ゆきはもの凄く嫌がっていました。しかし、私はテンションマックス。
ゆきにワンピースとストッキングを着せて、町へでかけました。
周りの視線を気にしながら、おどおどとしているゆきに、申し訳ありませんが笑ってしまいましたw
1「大丈夫、絶対ばれないwww」
ゆき「無理、無理!やばいよ、風とか吹いたら絶対やばい」
1「wwwwwwwwww」

144 :名無しさん@おーぷん :2014/06/21(土)23:11:53 ID:dD2nKuVFd
そんなこんなで、ウィッグと化粧品を買いました。
化粧品は全くの素人だったので、店員さんに聞きましたが、そのときのゆきも面白かったw
店員さんに好みの色を聞かれて、すごくキョドってましたw
結局、ゆきの心配に反して、誰にもばれることなく買い物を終えました。
なんだか、妹ができたみたいで楽しかったw

145 :名無しさん@おーぷん :2014/06/21(土)23:12:29 ID:dD2nKuVFd
帰ってきて、ゆきは早速ウィッグをつけました。
本当に女の子っぽくて、劣等感を感じました。
感心していると、ゆきは私にも化粧をするよう促してきました。
雑誌を見て練習?していたのか、ゆきはすいすい化粧をしていきます。
女なのに、私は全く上手くできませんでした。

146 :名無しさん@おーぷん :2014/06/21(土)23:13:07 ID:dD2nKuVFd
ゆき「1ちゃんへたくそwwww」
1「黙れマツゆき」
ゆき「ちょっと貸してみw」
ゆきは、道具を取り上げて、私の顔に化粧をしてくれました。
普通なら、きっと断っていたでしょう。けど、何故かこの日だけは、異常なほど親密な雰囲気だったので、なんとなく受け入れました。
ゆきは、丁寧に眉を描いたり、チークを塗ったりしていきました。
顔が近くて、多分お互いの息がかかっていたかもしれません。

147 :名無しさん@おーぷん :2014/06/21(土)23:13:57 ID:ntGt7ocdS
キマシ?
 
※「キマシ」とは女性同士の同性愛表現があった際に言う定型句。男性同士の同性愛での表現「アッー!」の対となる言葉。

153 :名無しさん@おーぷん :2014/06/21(土)23:29:07 ID:dD2nKuVFd
>>151
どうでしょうwノーマルなはず

148 :名無しさん@おーぷん :2014/06/21(土)23:20:26 ID:dD2nKuVFd
二人とも無言でした。
わたしはゆきにされるがままでした。
ゆきは、リップを塗ろうとして、少し動きを止めました。
あー、流石にリップはダメだよなーと、ぼんやり思っていると
ゆきは急にリップを置いて、私のほっぺたを両手で包みました。

149 :名無しさん@おーぷん :2014/06/21(土)23:20:53 ID:dD2nKuVFd
気付いたら、キスされていました。
え?なにこれwww
と思いました。一瞬、何が起こったか分かりませんでした。
多分、ものすごいマヌケ面だったと思います。
しばらくして、ゆきは唇を離しました。 

150 :名無しさん@おーぷん :2014/06/21(土)23:21:32 ID:dD2nKuVFd
1「…」
ゆき「…」
1「え、何?」
ゆき「…ごめん」
1「え、ごめんって何」
ゆき「…しちゃった」
1「何が」
ゆき「キスw」

はい?

155 :名無しさん@おーぷん :2014/06/21(土)23:36:59 ID:dD2nKuVFd
言われてから、いきなり体がぶわーっと熱くなり、涙が出てきました。
なんか、怒りに似た感情がこみあげてきて、でも、何も言えませんでした。
ゆき「ごめん」
1「いや、ごめんとかじゃないでしょ」
ゆき「つい」
1「ふざっけんな」

156 :名無しさん@おーぷん :2014/06/21(土)23:37:22 ID:dD2nKuVFd
恥ずかしくて、気が動転しすぎて、私は思いっきりゆきを押しのけました。
の、はずが、ゆきの体はびくともしませんでした。
一人であたふたする私に対し、ゆきはびっくりするほど冷静でした。
ゆき「1ちゃん、ごめんってば」
1「帰れ!帰れオカマ!」
ゆき「騒いだら、人来ちゃうよ」
ゆきは、今度は私の手首を掴んできました。振りほどこうとすると、ギュっと力が入って、引き寄せられました。

157 :名無しさん@おーぷん :2014/06/21(土)23:37:58 ID:dD2nKuVFd
また、ゆきにキスをされていました。
びっくりしてもがくと、そのまま抱きしめられました。力が強くて、全く動かない。
ゆきは首の角度を変える?みたいにして、唇を甘噛みしてきました。
全身に鳥肌がたち、力が抜けていきました。
ゆきは何度も何度も、音を立ててキスをしてきました。

158 :名無しさん@おーぷん :2014/06/21(土)23:38:36 ID:6NJvQQ1lk
wktk

159 :名無しさん@おーぷん :2014/06/21(土)23:38:53 ID:dD2nKuVFd
完全に放心状態で、されるがままになっていると、ゆきはキスを止め、わたしの肩に顎を乗せ、
耳元に顔を寄せて、一層強くぎゅーっとしてきました。
体が熱くて、呼吸が荒かったので、多分興奮していたんだと思います。
ゆきは、今まで聞いたこともない、甘えた声で私の名前を呼びました。
そこでハッとなって、おもいっきりゆきの後ろ髪を引っ張りました。
ゆきは悲鳴をあげて、床に転がりました。ダッシュで離れ、呼吸を整えました。

160 :名無しさん@おーぷん :2014/06/21(土)23:39:12 ID:ntGt7ocdS
そんな拒否してましたみたいなこと言ってるけど、実は濡れ濡れだったんじゃね?wwwwwwww

161 :名無しさん@おーぷん :2014/06/21(土)23:39:17 ID:dD2nKuVFd
うわ恥ずかしいなこれ

162 :名無しさん@おーぷん :2014/06/21(土)23:41:37 ID:JcebeillP
読んでるこっちが胸キュン

163 :名無しさん@おーぷん :2014/06/21(土)23:58:20 ID:dD2nKuVFd
ゆきは暫く悶絶していました。私はとにかく窓側にまわり、距離をとりました。
ゆき「いてぇー…。1ちゃん、これ抜けてるでしょ絶対」
1「うるさい、黙れ、喋るな、なんでこんなことした」
ゆき「ごめん、我慢できなくなった」
1「なななななななにが」
もう足も口もがたがたで、言葉にできませんでした。ゆきは申し訳なさそうでした。

164 :名無しさん@おーぷん :2014/06/21(土)23:58:51 ID:dD2nKuVFd
ゆき「1ちゃん、怖かった?」
1「違う、びっくりした」
ゆき「嫌だった?」
1「当たり前だろ、ふざけんなふざけんなふざけんな」
ゆき「でも1ちゃん、ちゅーしたとき、ちょっと、とろんってしてたよ」
私激昂。 しかし、人間って動転しすぎると、言葉すら出なくなるものでした。

165 :名無しさん@おーぷん :2014/06/21(土)23:59:27 ID:dD2nKuVFd
腰が抜けて、座り込んでいると、ゆきが近づいてきました。
思わず身を堅くすると、ゆきは「ごめん、もうしない。本当ごめん」と眉を下げた犬みたいな顔で謝ってきました。
1「な、何でこんなことしたの」
ゆき「え、好きだったから」
1「なんで」
ゆき「何でも何も…。1ちゃんが好きだし」
1「意味分からん」
ゆき「俺も、何でこんなことしたのか分からないや。本当ごめん」
1「そうか、帰れ」
ゆき「うん。ごめん」

166 :名無しさん@おーぷん :2014/06/22(日)00:00:07 ID:qW2DDJCFR
その日、ゆきはすごすごと退散していきました。
呆然として部屋から出ると、おばちゃんが「何その顔wwww」
と笑ってきました。鏡を見ると、汗や涙で顔がわけ分からん状態になっていました。
夜になって携帯を見ると、ゆきからメールがきていました。
「今日はほんとうにごめん、でも、1ちゃんが好きです。
驚かせてごめんなさい。反省しています。責任をとるので、付き合ってください。」
謙虚なのか図々しいのか不明なメールでした。ぼんやりと、奴も動揺してるのかなーと思いました。
「市ね」
一言だけ返信して、布団に入りましたが、その日は全く眠れませんでした。

167 :名無しさん@おーぷん :2014/06/22(日)00:00:58 ID:qW2DDJCFR
すみません、今日はここまでです。
おやすみなさい

168 :名無しさん@おーぷん :2014/06/22(日)00:01:01 ID:32ysDnKEK
なぜそんなもったいないことをしたw
俺にもゆきとキスさせてくれ

176 :名無しさん@おーぷん :2014/06/22(日)00:04:54 ID:crpY9O028
乙!
明日も頼むわ!

177 :名無しさん@おーぷん :2014/06/22(日)00:05:14 ID:JFOJgrDiJ
たのしみにしてます
おつかれsま〜!

179 :名無しさん@おーぷん :2014/06/22(日)00:09:53 ID:yOjO53uhS
キュンとした

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