俺のしょうもない思い出を話そうと思う。誰か聞いて
Part22それを聞いたらS子は安心したように息をついた。
オレはそれを見て同じように安心した表情になった。
S子「オレさん、あの時私を見つけてくれてありがとう」
オレ「……。」
S子「オレさん、夜中怖い思いさせてごめんなさい」
オレ「……。」
S子「あの後、私を探しに来てくれて、お話までしてくれて、ありがとう」
オレ「……。」
S子「植物園に連れてってくれて、ありがとう。
私を助けてくれて、ありがとう。
私を許してくれて、ありがとう。」
何度も何度も、色々なことを、ありがとう。
俺も気が付いて居なかったことも、ありがとう。
S子しかそう思わない事も、ありがとう。
S子「最後に、私のことを信じてくれて、ほっとーーに……ありがとうございます」
そう言い切る頃には、S子の口はモニャモニャになって、顔はグチャグチャになってて、
いつの間にか、俺の肩に顔を埋めて泣いていた。
左肩はとにかく重い。……そして冷たい。
涙を流せるようになったS子の涙はヒンヤリとしてる。
自転車を止めて、前にS子がしてくれたように。
今度はオレが、S子の頭を抱え、何度も撫でてあげた。
変態や、やましい心はなく、ただ、撫でて励ましてあげました。
泣いているS子は本当に子どものようだった。
586 :◆Jv4G8upKnw :2014/08/04(月)22:08:10 ID:zmjxvvIKQ
すまん、ちょっと待ってくれ。
ゲシュタルト崩壊したみたいだ。ありがとうが。見えない。
ガンバる。頑張るから、待ってく。
うっせーけど、こうやって書くと落ち着くんだ、まってくれ
587 :名無しさん@おーぷん :2014/08/04(月)22:10:06 ID:2rFBBoETc
がんばれいっち
自分のペースでいいからな
588 :名無しさん@おーぷん :2014/08/04(月)22:10:39 ID:Sl3WWBae5
頑張れ。
俺はお前が語りきる事に真理を感じた。
お前を信じてる。
590 :◆Jv4G8upKnw :2014/08/04(月)22:26:50 ID:zmjxvvIKQ
>>585
今でも思い出す。
S子が泣きながらも経ちだした頃、オレはS子の手を握りながら見た。
段々日が昇って行くのよ、それがとても綺麗でね。
もう段々と空に色がついて行くし、周囲は明るくなっていくし、何となく自然や緑が光ってるような情景になってね。
あの美しさは見なきゃわからないけど、それでオレもS子も、凄い明るい顔になった。
もう北祖母様、ババ様、分ってたんだね。
この町の夜明けは、観光名所に出来るぐらい綺麗だって(言い過ぎ?)。
S子も俺も「わぁ」とか、心の底から出している様な声漏らしてて、
グルッと周囲見渡していた。
誰だっけ、清少納言だっけ。
「やうやうしろくなりゆく山ぎ」って言葉を残した意味が凄い分かったよ。
もうアレは、見た者は書き記してしまう。
それぐらい素晴らしい朝だった。人生最高の朝だった。
オレとS子は元気になった所で、家に戻る事にした。
大分、時間も経ってた。
S子「……行こっか。」
オレ「うん……」
オレとS子は手を繋ぎながら来た道を戻った。
その間、言葉は一つも交わさない。
静かに歩いていた。
S子「……そうだ、オレさん!」
大分歩いた所で、S子が俺の顔を見ながら言った。
オレ「なに?」
S子「……自転車で二人乗りしませんか、そう言えば私そう言うの憧れていたんです!」
未だになんで、ああいう提案してきたのか分からない。
聞き直しても思い出したと言うけど、本当にそれがS子の憧れだったか、謎のままです。
でも俺は、S子を自転車の後ろに乗せ、来た道をこぎ戻りはじめました。
592 :◆Jv4G8upKnw :2014/08/04(月)22:44:41 ID:zmjxvvIKQ
オレの青春時代の憧れですよ。
後ろに可愛い女の子を乗せて、川とかで、二人乗りして下校する。
もちろん、そんな青春は、妄想の夢は、訪れませんでした。
オレはドキドキしながら、自転車にまたがりました。
その後ろでS子が、どう乗ろうか必死に考えてるんです。
ちょっとして、オレが、非現実的だけど「横に座ったら?」と言いました。
S子「それ凄くいいね!そうしよっ!」
オレの後ろへ、ポンっと、乗るS子。
心なしか自転車が少し揺れた気がした。
見ると少しS子は自転車にすり抜け埋まりながら、座って居ました。
そして、オレの腰にしっかりと抱き着きました。
S子「いこー!」
オレ「おおー!」
馬鹿みたいにはしゃいだ声出して、自転車をこぎ戻りました。
それこそ、ガキのようにw
お腹に感じる冷たさは気にならず、ただ、なんか、やけにハイテンションに。
S子も「キャッ」とか言いながら、楽しそうに乗ってくれました。
途中、なぜか宙に浮きあがったりしたけど……それはそれで良い思い出です……w
そんなせいで、家まであっと言う間でした。
本当にあっと言う間で、「もう一度……w」とS子と話しして、もう一周しに行っちゃいました。
その様子を見ていた北祖母は多分かなり呆れていたと思います。
593 :◆Jv4G8upKnw :2014/08/04(月)22:49:34 ID:zmjxvvIKQ
筋肉痛で、バカみたいに笑いながら走っていた。
そのせいで家に帰る頃には、変にぜーぜー状態でした。
北母「どうだった?」
オレ「最高でした!」
S子「楽しかった!」
北母「それは良かった、アンタたち、良い顔しているよ!」
北祖母はそう言ってくれて、なんだか、オレもS子も変に笑いました。
S子は「本当のお婆ちゃんに褒められたみたいで嬉しい」と言ってたかな。
それ聞いて北祖母が「もう、うちの子よw」と笑いながら冗談を言ってました。
そして、出来ていた朝食を取りました。
S子の所には、山盛りのご飯とオカズ、さらに多くの親戚が寄ってました。
面白いです。
親戚さんたちが、S子へ色々話しかけて「何て言ってる!?」
ってオレや、聞こえる人達に聞いて、会話しているんですよ。
もちろん、ちょっとした変な家状態でしたが、オレにはS子が、そこに本物の身体を持って居る気がしました。
594 :◆Jv4G8upKnw :2014/08/04(月)22:51:09 ID:zmjxvvIKQ
ただ、そんな楽しい時間も直に去りました。
北祖母「さて……、オレ、S子ちゃん。時間だよ」
その目を紅くして、何度も目じりを拭いて。
ただ、誰よりも怖く強い目をして祖母が言いました。
S子の成仏させる儀式が、もう目の前まで来ていた。
595 :◆Jv4G8upKnw :2014/08/04(月)22:54:11 ID:zmjxvvIKQ
オレは、主に北祖父に遊ばれながら、慣れない着物を着ました。
腹が出ていてはだらしがないと、伯父さんに腹を着つく腹巻され、
北祖父は何度も服のシワや、よれを直し、慣れない足袋を履いて。
伯父さんたちの中には、スーツの様な喪服姿の人も居ましたが、殆どが着物。
しかもビシッと着こなしていて、なんか異様だった。
ちなみに従兄Bは、成人式に暴れそうな不良の様だと、皆で弄られていました。
596 :◆Jv4G8upKnw :2014/08/04(月)22:56:52 ID:zmjxvvIKQ
S子は、特に着替える準備もないので、居間で座りながら暇そうにしていました。
主に従兄Bに煽られ「カッコイイだろ?」と若干某芸能人風に言って来いとか言われて、
そんなんでS子の前へ。
オレ「ど、どうかな……?」
S子「かっこいいよ!すごく似合ってる!」
そう笑顔で言われ、ちょっと照れくさくなり。
女性の方々の用意が終わるまで、S子と一緒に居ました。
597 :◆Jv4G8upKnw :2014/08/04(月)23:00:09 ID:zmjxvvIKQ
オレ「……もう直ぐだね」
S子「そうだね……」
オレ「しっかりと…応援するからね……」
S子「ありがとう。」
オレ「……。」
S子「……。」
そんな感じで沈黙化。
お互い寂しさを隠し合っていたと思います。
ただーーー、なんでだろうな。
忘れてたけどS子ってすごい子なの。
S子「足、見ますか?」
オレ「ぶーーッ!」
座りながらS子はスカートを握って居ました。
S子ってすごい子だわ……。
598 :◆Jv4G8upKnw :2014/08/04(月)23:02:36 ID:zmjxvvIKQ
オレ「なななな、なんでこのタイミングで!?」
S子「昨日……見せれなかったの……」
ぇぇ。
それはつまり昨日、見せようとしていたと言う事ですか?
ちなみに親戚は北祖父の気の利いた策略により、退散しています。
S子「見たい?」
オレ「い……いや……」
このタイミングで見せて貰ったら、なんか駄目だ。
恐らくオレが天国へ逝けなくなる。
気持ちは嬉しいよ、とありがちな文句を言い、S子の手をスカートから退けました。
オレ「きゅ、急にどうしたのさ」
S子「だって……」
オレ「だって?」
S子「オレさん元気ない顔していたから……」
はう。
599 :◆Jv4G8upKnw :2014/08/04(月)23:04:53 ID:zmjxvvIKQ
オレ「ごめんね!で、でもとにかく駄目だよ!」
S子「うん、もう見せませんよー!」
オレ「えぇ……」
ちょっと悲しい半分、嬉しい半分。
S子「もうオレさんいつもの元気な顔になってますしね!」
そう言えば、寂しさは消えていました。
オレ「S子、ありがとう」
S子「足見て元気になるなんて……オレさんらしいよw」
それはそれで、元気失いそうなセリフだった。
けど、俺はまた大笑いして、S子もクスクス笑い出していた。
600 :◆Jv4G8upKnw :2014/08/04(月)23:08:51 ID:zmjxvvIKQ
北祖母「それじゃ行きますよーーッ」
なんかピシャンッとした声を、オレとS子、親戚一同にぶつけてくる北祖母。
必然と背筋が伸びて、S子もジッとした強い顔つきになって行く。
オレとS子は手を繋いでいたけど、その手がだんだん強く握ってくるのが分かった。
家の鍵を閉め、家の祠に一人づつ頭を下げ、北祖父母を先頭に道を歩く。
あれ、何も知らない人が見たら奇怪な光景だったらそうなー……。
601 :◆Jv4G8upKnw :2014/08/04(月)23:16:16 ID:zmjxvvIKQ
オレらが向かったのは、家の周囲に幾つかあった小さな山の中にある神社だった。
前にも書いたけど、トトロでメイとサツキが住んでいる家、
あのような感じの入り口から階段が続き、一番奥に社がある神社だ。
そこの神主と祖父母……と言うより、北祖母の一族は長い関わりを持って居てるらしい。
表向きと言うより、本業は農家だが。
北海道の親戚たちは、度々ご縁があって除霊の依頼が来る度にここを利用しているらしい。
今回は、お札や事前に蝋燭の配置、お浄めの水と酒に力をこめるなどを、
先週から準備していたと聞いていた。
あと、この神社、怒男の家のようなもの。
元々怒男が祀られていて、本堂には怒男そっくりの仏様が居る。
神主さんは俺らを見て「ようこそいらっしゃいました」と一礼。
そしてオレには「お久しぶりです。そして、よくぞ参られました」と不思議な挨拶をされた。
オレが「そ、そんな」とキョドっていると、北祖母からは「怒男様に言っているのよ」と笑われました。
隣に居たS子はクスクス笑ってました。
なんか、良い感じで緊張がほぐれたと思っていました。
602 :◆Jv4G8upKnw :2014/08/04(月)23:20:23 ID:zmjxvvIKQ
北祖母「S子さん、オレ君、何か言い残すことはありますか?」
なんかそう真顔で言われたけど、俺もS子も笑わなかった。
オレ「……S子さん、大好きでした!」
ちょっと歓声があがる、何故オレはああ言ったし。
S子「ありがとう、オレさんは私より良い人を見つけてくださいねっ」
ちょっと泣きかけるオレ、でも我慢。
ちなみに未だに見つけていないし、見つけようとしていない。ごめん、S子。
北祖母は、なんかそのやり取りを見て「拍子抜けね」と呆れて笑ってた。
北母「こんな強い御霊様を前にして、こんな空気で供養を始めるのは初めての経験だわ」
北祖母はそう笑い、周囲の緊張をほぐすのに務めてた。
603 :◆Jv4G8upKnw :2014/08/04(月)23:25:01 ID:zmjxvvIKQ
その後、幼い子供たちは、神主さんに預け、本堂と別の場所へ。
オレとS子、北祖父母、北親戚は、本堂へ。
本堂に上がり、怒男そっくりの仏様を見て少し驚いたけど、直に神妙な空気になって行く。
四方八方に大きなお札と、ロウソクが何重もの形を作る様に重ねられ。
オレとS子は、その中心に敷かれたザブトンへ。
親戚一同は、決められたザブトンへ座って行く。
祖祖母はS子の横に座り、
北祖父はオレの横に座り、
ーーS子の成仏を願った供養が始まった。
604 :◆Jv4G8upKnw :2014/08/04(月)23:28:10 ID:zmjxvvIKQ
最初に執り行ったのは、オレの霊体をS子から引き剥がす事だった。
それがかなり面倒なことになっているようで、俺が憑りついてしまっていたらしい。
S子はそれを笑う事なく真剣な顔で聞いていた。
オレはちょっと笑った。
北祖父に頭をペチンと叩かれる。結構痛い。
オレは清めの酒を飲み、
S子は北祖母に飲むような動作をマネする様に言われていた。
すると、S子の身体が一瞬薄くなった。
おどろいて声をあげると、北祖父にまた頭を叩かれた。
605 :◆Jv4G8upKnw :2014/08/04(月)23:34:05 ID:zmjxvvIKQ
北祖母は何かを唱え出したかと思うと、それに続くように北祖父が良いだし、
伯父さんたちが良いだし、連鎖させながら、お経が唱え始められた。
最初こそ、黙ってじっとしていたが、
だんだん周囲がグルグルと回っている様な感覚になって来て、
北母「今はどんな感じだ?」
オレ「目が周ってるような……」
そう言うと、北母はオレの背中をさすり始める。
そして、背骨に沿って人差し指をあげ来たかと思うと、フッと上へ高く上げた。
その瞬間、S子の方がグラっと揺れ、
ああ、オレは、俺の霊体の糸の様なモノを祖父母が握りしめたのだと分かった。
その時のオレの間隔は、なんか身体を祖母の方に引っ張られてるような、弱い重力を感じていた。
S子はどうだか分からないけど、同じように頑張っていた。
絶対にザブトンから降りてはならないと言われていたので、俺も頑張って耐えた。
そうして、十数分後、体全体が急に軽くなった。
北母「取れた……、S子ちゃんお疲れさま」
北父「オレはやらしいやつじゃ」
なんかちょくちょく北祖父は笑わせてくるんじゃないかって思い出した。
大体分っていたけど、この糸(霊体)を取らなきゃ、S子はまた戻って来てしまう所だったそうだ。
なんと言うか、本当に申し訳ない。
S子「……次は?」
北母「貴方が成仏する番です……」
その声を聞いて、胸が重くなった。
S子も「もう……」と寂しそうな顔をした。
オレ「S子、頑張れ」
無情にも俺には応援しかできない。
ただ、ザブトンから降りはしないが、S子の顔をしっかりと見た。
ちなみに抱き着きや手を握るのは、これが最後だと言われた。
ザブトンから出てはいけない……その状態で抱き着くなんて無理で。
オレ「……握手しよっか」
S子「うん」
ーーただ、握手した後、S子はフッと顔を近づけてキスしてきた。
流石の時代に、周りは動揺していたが祖母は「黙りなさい!」と一喝。
S子はザブトンから降りなかったけど、かなり危ない事をしたと、北祖母に怒られる。
曰く、もしも今度はS子の方がオレへ繋がってきたら、オレを連れてってしまうぞ、と。
でも……そんなに怖い事言ってるけど、北祖母の顔は笑ってたよ。
607 :◆Jv4G8upKnw :2014/08/04(月)23:44:28 ID:zmjxvvIKQ
北母「それでは、皆さん。はじめましょう」
ちょっとした盛り上がりは嘘の様に鎮まる。
北母「ここに名前を書かなくてはなりません。その方が昇りやすいので」
S子「はい」
北母「名前は”□□ S子”で良いですか?」
この話は事前に聞いていた。
本来なら、その人の名前で送り出せるほうが良いのだが、S子は自分の名前を持って居ない。
となると、
”その人を送れる名前を付ける”か、
”その人に新しい名前を分からせる”か
その二択だそうだ。
今回は、オレは、散々S子と言っていた。
なので苗字は「S子」で決まった、上の名前は北母が名付けるありがたい名前となる。
ーー筈 だ っ た 。
俺のしょうもない思い出を話そうと思う。誰か聞いて
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