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【参加自由】1レス勝負【2章】
[8] -25 -50 

1:🎏 脳田林 ◆N6kHDvcQjc:2014/10/16(木) 20:04:50 ID:7lTINYd4eE
日程
月…題目候補をあげてもらう
火…題目投票と題目決定
水、木(20時まで)…参加募集、参加発表
金、土(20時まで)…レス投下
土、日…投票
ルール(暫定)
月…題目候補の日
火…題目決定投票(20時締切1人1票です)
水、木…木曜の20時までに参加表明を、時間過ぎたら参加不可。参加表明は匿名でも作者名でも作品名でも可
木の20時過ぎに参加者発表します
金、土…出来た人から順次レス投下。名前のとこに参加レス番号が有ると嬉しい。土曜の20時までに投下する。過ぎたら失格。
土、日…投票はレス番のみ、それ以外は無効票になります。
月曜日に結果発表。
>>2に続きます


553:🎏 脳田林 ◆N6kHDvcQjc:2015/7/8(水) 22:42:26 ID:EAzOHpm3kQ
>>552
作品投下期間内で有れば、いつでも大丈夫ですよ
554:🎏 名無しさん@読者の声:2015/7/8(水) 23:05:15 ID:f4P2z/EwEc
脳田さんありがとうございます、了解です
555:🎏 しーたまんZ:2015/7/9(木) 22:19:02 ID:gYLUC5OJz6
7月7日

「これでよし!っと」

笹も用意したし、部屋の飾り付けも終わりだ!

「ふぁーあ、おは…よう?なにしてんの?」

ウチの姫の朝は遅い。
仕事柄いつも夜遅くまで起きている事が多いから今日は早いくらいだな。

「あ、おはよう!起こしちゃったかな?昨日も遅くまで仕事してたみたいだし…」

「大丈夫、丁度起きた所、急に編集の奴が内容の変更を決めてさ…締切近いのに…ブツブツ」

姫はブツブツ文句を言いながら部屋を一瞥し、笹に吊るしてある短冊を手に取った。

「そっかぁ、今日は七夕なんだねー。なになに…私が早い時間に寝られますように…これは?私の作品が賞を獲れるように…私が健康でいられるように…私が…って全部私かい!」

「あははー」

呆れ顔で椅子に座り、テーブルに置いてあった短冊も一通り目を通す。

「そもそも七夕って新婚カップルがイチャイチャし過ぎてお父さんに怒られるって話でしょ?一年に一度なんて、星の歴史からしたらほぼ一緒にいるよね?なんでこんな盛り上がるのかねー」

物語を書いてる人間が随分と現実的なんですね…
きっと七夕のせいで朝の珈琲を準備し忘れてたから機嫌が悪いんだ。

「まぁまぁ、願うのはタダだしね!今、珈琲淹れるから少し待ってて」

「ん」

姫の短い返事を聞いて台所へ向かう。
今日は少し濃いめにしたげよう。


「はいはーい。姫、温かい珈琲が出来上がりましたぞ…あれ」

テーブルに突っ伏したまま寝ちゃってる、やっぱりまだ眠かったのかな?

「ん、なにか願い事書いたんだ、あんだけ言ってて結局…」

さっき自分が書いた[姫がいつまでも幸せにいられますように]って書いた短冊の姫の名前に斜線を入れ、[二人で]って書き直されてる。

「しー…好き…」

ね、寝言かぁ…
最近そんなこと、言われてなかったからビクッとしちゃったよ。

「ありがとう、これは一番高い所に飾ろうか!姫様ー!こんな所で寝ちゃだめだよー。お部屋で寝よーね!」

556:🎏 佐藤 ◆p1bw2Xe7LI:2015/7/10(金) 00:10:35 ID:f4P2z/EwEc
これは僕、黒井大吾が昔体験した話。

小学四年生の頃、今と違って田舎に住んでいた。
田舎といっても、ど田舎レベルではない。
普通の、田んぼがあるが、別に言葉は訛ってないし、小中高合わせて数人って訳でもない。
普通にわんさかいる。

名産品は栗饅頭と林檎ジュース。
特に林檎ジュースは甘酸っぱくてバランスが良く、飲んでいて飽きないのだ。
今でも僕は実家から送ってもらっている。

閑話休題的な、何か。
話しがずれたようなずれていない様な。
ともかく、僕が前に住んで居た所は若干田舎だった。


「あっついねー」

「あついね」


この時の季節は夏だった。
蝉が喧しい程鳴いていてとても煩かったのを覚えている。
現に僕はこの時、その煩さに顔を顰めた。
風鈴の音は確かに聞こえるのだが、蝉の鳴き声に消されてしまっている。
まあ、そんなことはもうどうでも良い、駄菓子と玩具が売っている店で幼馴染みと一緒に買った二個で150円の卵アイスを食べることが優先順位だ。

僕は店のおばちゃんに挟みを借り、先っちょを切った。

557:🎏 佐藤 ◆p1bw2Xe7LI:2015/7/10(金) 00:33:48 ID:f4P2z/EwEc
切る時、おばちゃんが気をつけてねと、心配してくれるのだ毎回。

一方の幼馴染みといえば早くしてくれと僕の肩を揺するのだ、日焼けしていて肩が痛いのに。

まあ、切ったので挟みを渡してやると、彼女は嬉しそうにそれを受けとった。

僕らは卵アイスを先から吸いながら、ある噂について話し合う。
ある橋の話。
良くある都市伝説の様な話。

近所からそう遠くない場所に玉蔵山という山がある。
そこに橋があるらしいのだが、なんでもその橋を渡りきるとなんでも願いが叶うらしい。
当然僕は鼻で笑った。
馬鹿らしい。
阿保すぎる。
が、なんと彼女は本気にしていたみたいだった。

ミロ、飼い犬の命を救いたい、彼女はそうアイスを吸いながら言った。

まあ、着いて行くだけ着いて行こう。
僕は気楽に考え過ぎていた。

その日の夜、つまり幼馴染みと解散してから5時間が経過したその時、幼馴染みに異変が起きた。

最初に気づいたのは彼女の祖母。
それに気づいたのは祖父。

彼女の足の指から太ももまで、黒色に変色していた
558:🎏 脳田林 ◆N6kHDvcQjc:2015/7/10(金) 00:36:56 ID:rJWJ05WBzk
>>佐藤さん
申し訳ない。せっかく素敵な作品を投下してくださってるのですが……
当方、1レスで作品を勝負させる所で御座います故、よろしければ1レスで作品を作っていただきたい所存で御座います。
559:🎏 佐藤 ◆p1bw2Xe7LI:2015/7/10(金) 02:34:19 ID:f4P2z/EwEc
申し訳ありませんでした。了解です
560:🎏 佐藤 ◆p1bw2Xe7LI:2015/7/10(金) 13:02:26 ID:yCHDYUNN02
これは僕、黒井大吾が昔体験した話。
小学四年生の頃、今と違って田舎に住んでいた。
田舎といっても、ど田舎レベルではない。
普通の、田んぼがあるが、別に言葉は訛ってないし、小中高合わせて数人って訳でもない。普通にわんさかいる。
名産品は栗饅頭と林檎ジュース。
特に林檎ジュースは甘酸っぱくてバランスが良く、飲んでいて飽きないのだ。今でも僕は実家から送ってもらっている。閑話休題的な、何か。
話しがずれたようなずれていない様な。
ともかく、僕が前に住んで居た所は若干田舎だった。
「あっついねー」
「あついね」
この時の季節は夏だった。蝉が喧しい程鳴いていてとても煩かったのを覚えている。現に僕はこの時、その煩さに顔を顰めた。風鈴の音は確かに聞こえるのだが、蝉の鳴き声に消されてしまっている。まあ、そんなことはもうどうでも良い、駄菓子と玩具が売っている店で幼馴染みと一緒に買った二個で150円の卵アイスを食べることが優先順位だ。
僕は店のおばちゃんに挟みを借り、先っちょを切る時、おばちゃんが気をつけてねと、心配してくれるのだ毎回。一方の幼馴染みといえば早くしてくれと僕の肩を揺するのだ、日焼けしていて肩が痛いのに。
まあ、切ったので挟みを渡してやると、彼女は嬉しそうにそれを受けとった。
僕らは卵アイスを先から吸いながら、ある噂について話し合う。
ある橋の話。
良くある都市伝説の様な話。
近所からそう遠くない場所に玉蔵山という山がある。
そこに橋があるらしいのだが、なんでもその橋を渡りきるとなんでも願いが叶うらしい。
当然僕は鼻で笑った。
馬鹿らしい。
阿保すぎる。
が、なんと彼女は本気にしていたみたいだった。
ミロ、飼い犬の命を救いたい、彼女はそうアイスを吸いながら言った。
まあ、着いて行くだけ着いて行こう。
僕は気楽に考え過ぎていた。
その日の夜、つまり幼馴染みと解散してから5時間が経過したその時、幼馴染みに異変が起きた。
最初に気づいたのは彼女の祖母。
それに気づいたのは祖父。
彼女の足の指から太ももまで、黒色に変色していた
「時間がないな……。工藤さんを呼ぼう」
祖父は淡々とそう言った。
工藤さんという人物、ぼくは聞いたことがない。
その人に任せればなんとかなる、そう思っていたのに、僕は彼女の家を飛び出していた。
ひたすらに走った。
途中、なんども転び膝や肘を擦りむいたが、何故か迷うことはなかった。
橋だ。
古い、穴だらけの橋が僕の目の前にある。
「そこを渡れば、もう、貴方は修羅の道を歩むことになりますよ
気づくと、僕の横に女性が立っていた。
「関係ない。僕はここを渡る」
「何故? 死ぬかも知れませんよ?」
「死なないよ。幼馴染みが待ってるから」
僕は橋を渡る。
不思議と恐くなかった。
引っ張られる様に、渡っていく。
先にある門が開かれた。
気づくと朝。
布団に寝かされている僕、横に安らかな表情で寝ている幼馴染み。
寝相が悪く、僕を蹴ってくる。
その足は元に戻っていた。
僕は安堵した。
561:🎏 佐藤 ◆p1bw2Xe7LI:2015/7/10(金) 13:04:12 ID:yCHDYUNN02
長すぎアンド読み辛い。
すみません
562:🎏 脳田林 ◆N6kHDvcQjc:2015/7/10(金) 21:56:05 ID:s4yNA.ZWnA
 駅前広場にカップルとか言う人生を謳歌する輩が溢れる中、不幸そうな黒髪メガネの私は佇んでいた。
 私の前には煌びやかに飾り付けられた笹、そして色とりどりの短冊には数多の願いが込められている。
 「…ちっ!リア充共がっ!一年に一度しか会えない呪いにかけられてしまえ!」
 私は悲しみを含んだ独り言を吐いた。
 「……へい、かーのじょ!君って七夕飾りは燃やす派?流す派?」
 そんな私に話かけてくる頭の軽そうな男性が現れた。正直、キモい。
 「アンタみたいなの嫌いなの!一年後に答えてあげるっ」
 トゲのある物言いで、男を遠ざけた。どうやら私は冷たい女だったようだ。

 「へい、かーのじょ!七夕飾りは……」
 一年たって、また駅前広場の笹の前に立っていた。そんな私もバカだが、きっと奴もバカだ。
 「はいはい、燃やす派燃やす派」
 燃やしたりも流したりもしないけど、私は軽く答えた。もしかしたら、私は暇なだけかもしれない。
 「そっか、一緒だね!どう?一緒に燃やさ」
 奴が言い終わる前に私が言う。
 「ない。一年後だったら考える」

 何年間だったろう?私が奴と飾りを燃やすまでにかかった月日は……。
 「燃えてるねっ!メガネに火が反射して綺麗!」
 奴がはしゃいでいて、キモい。
 「……何を願ったの?」
 何となく、私は聞いた。
 「もちろん!君と一緒に居ることさっ」
 やっぱり、キモい。
 でも、私は。
 「いいよ。叶えたげる」
 もっとキモい。
563:🎏 脳田林 ◆N6kHDvcQjc:2015/7/11(土) 00:03:58 ID:GbwlBEFwCk
今回の参加者は……
>>555
>>560
>>562
の3名です。
この中でこれだっ!と思った作品に投票お願いします。

そういやば、今回の参加者は皆、ハンネ付きでしたね。


564:🎏 佐藤 ◆p1bw2Xe7LI:2015/7/11(土) 08:48:03 ID:xRntqXcnhk
さあ、一位はだれでしょうか!
565:🎏 名無しさん@読者の声:2015/7/11(土) 09:11:33 ID:wy2eFxq/k6
あれっ、投下今日の20時までじゃないの?
566:🎏 名無しさん@読者の声:2015/7/11(土) 09:19:15 ID:wy2eFxq/k6
金曜が終わるまでって書いてたね。
失礼しました(汗
567:🎏 脳田林 ◆N6kHDvcQjc:2015/7/11(土) 09:57:47 ID:CT7uJLD6eo
>>566
あー……もし、もう書いておありでしたら
セーフで

と、いうか投票無いので……
締切延長で18時までにします。

投票は18時から
日曜日が終わるまでで

568:🎏 すべり込みで失礼:2015/7/11(土) 17:25:03 ID:Wizq3GBgRA
「…また来たのか、お主」
「当たり前じゃないっすか」カンカン!
「ここに橋を造るのは禁止だと言っておる。さっさと帰れ」
「俺だって諦めませんよ。あなたこそ帰ってくださいよ」カンカン!
「ここは私の管轄だ。私の許可なしに好き勝手するでない」
「許可なら何度も願い出てるんすけど?下りた事ないっすけど」カンカン!
「…私が決めた事だ。曲げるつもりはない」
「ああそうですか。ま、俺も意地みたいなもんすから。ほっといてください」

ピシャーン!ガラガラ…
「…ちっ、また雷で…」
「いい加減懲りただろう。さあ、お主も自分の仕事をせよ」
「俺は大工っすよ?橋を造るのだって立派な仕事ですから!」
「ここに造るのは断じて認めんと言っている」
「俺だって、友人のために引き下がる気はねえっすよ…!」
「…友人、とな」
「可哀想だと思わないんすか?あいつらの事…」
「自業自得だ。私がこうせねば、どうなっていたか」
「元はと言えば、あなたが引き合わせたんじゃないっすか…」
「…今では後悔しておる」
「…本当に?」
「…」

カンカン!
「しつこいわい。何をそんなに頑張っとるんだ?」
「…友人が悲しみに暮れてるのに、何もしないほど薄情じゃねえっす」カンカン
「…ふう、あやつらもお主ほどに一生懸命に働いてくれてればのう」
「真面目ですよ、あいつは。本当ならね」
「…知っておる。だからこそ、あやつを娘の婿に選んだんじゃから」
「今じゃ閉じこもってしまって…お願いっす、天帝様。どうか、2人に慈悲を…」
「…」「…」
「…確かに2人が今のままでは、我々としても困る」
「…!」
「2人が会えるようにこの天の川に橋を架けようとする、この馬鹿者を追い返すのも面倒になってきたしの」
「はは…」

「…だが、以前のようにはできぬ。それでは元の木阿弥じゃ」
「やっぱ、そうですよね…」
「よし、こうしよう。2人がまた真面目に働いてくれるのなら…会わせてやってもよい」
「おおっ!よっ、さすが天下の天帝様!」
「…なんか矛盾してないか、それ。だが、しばらくは会えたとしても1年に1日だけじゃ」
「えっ、毎日じゃないんすか?」
「しばらくは、と言ったろう。10万年くらいはそれで様子を見させてもらう。2人が大丈夫そうなら、以前の生活に戻そうぞ」
「10万年…あっという間っすね!あざっす、天帝様!」
「お主の熱意が私を動かしたのだ。さあ、さっさと牽牛の奴に伝えてこい」
「了解っす!」


あの夫婦の話の裏で、実はこんな会話があった事は誰も知らないー
569:🎏 佐藤 ◆p1bw2Xe7LI:2015/7/11(土) 23:16:17 ID:XJJ424DmSc
後二人くらいほしいですねー。
脳田ネウロさん、後二人くらいお願いシャス
570:🎏 もう投票OKですかね?:2015/7/12(日) 10:19:44 ID:ALUZxF/HtM
>>555
571:🎏 名無しさん@読者の声:2015/7/12(日) 15:45:41 ID:K0BoOlBpj6
>>562
572:🎏 名無しさん@読者の声:2015/7/12(日) 18:07:48 ID:lyGx/bO7MY
>>555
335.31 KBytes

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