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創作する過程で生まれたSSなどを投下するスレ
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1: 名無しさん@読者の声:2014/8/28(木) 22:22:39 ID:gmytEv0Wjc
このスレは、投稿しようと思ったけどなんらかの理由で断念したSSや、設定は考えたけど続きが思い浮かばないSSなどを投下するスレです。

・投下されたSSや設定を見て、書いてみたいと思ったら投下した人に許可をもらえば続きやその設定でSS書いてもOKです
(※投下した人に必ず許可を貰いましょう)

・投下した本人が続きを書きたくなった場合は自分が投下したレスにアンカを向けて本人が続きを書きますとの宣言をお願いします。
(例:>>5を投下した者ですが諦めていたこの話を再利用して続きを書こうと思います)

・投下された人が続きを書くと宣言したSSや設定、許可のないものは、いくら気に入ったとしても書けません。諦めましょう。


2: 名無しさん@読者の声:2014/8/28(木) 23:00:19 ID:Xk8R/bQB56
―――学校―――

男「俺は将来でっけー男になんだ!」

女「へー。それってどんな?」

男「そりゃ金持ちでよ。女はべらして高級車乗ってハンパない家住んでウッウハよ!」

女「ふーん。なんかふわっとしてるね」

男「してねーし!人生設計完ペキだし!」

女「じゃあさ。なんか奢ってよ。お腹空いちゃった」

男「ハァ!?バカじゃん!?んな金ねーし!ってか俺だってチョー腹減ってるし!」

女「えーちっさ」

男「うるせー!こんなクソ高校とっとと卒業して社会出たらでっかく羽ばたくんだよ!」

女「じゃあサボりやめなよ。出席日数足りなくなるよ」

男「バーカ!私立はいいんだよ。親が学費出してりゃ卒業できんだから!」

女「親かわいそー」

男「投資だよ。でっかくなったら親孝行しまくりんぐだぜ?」
3: 名無しさん@読者の声:2014/8/28(木) 23:00:49 ID:QDJNZU0J32
不良「おうおうおう。イチャコラと見せつけるねぇ」

男「あ、斎藤!」

女「ども」

不良「金持ちなりてんならんなとこでダベってねーで授業受けてインテリなれ。もしくは体売れ」

女「きゃーこわーい」

男「うっせー。お前なにしてんだよ」

不良「息抜きだよ。人生長いし休める時に休んどかないとな」シュボッ

女「うげー…体に悪そう」

男「お、くれくれ。恵め」

不良「ふいー…ほらよ。吹かし君」

男「さんきゅ。あと一言多い」

女「けむーい。あっち行ってよー」
4: 名無しさん@読者の声:2014/8/28(木) 23:02:14 ID:QDJNZU0J32
―――コンビニ―――

チャラ男「ナァナァナァナァ。おいおいおいおいおい」

男「なんすか」

チャラ男「ヤバくね?がっつりキマってね?」

男「なにが?」

チャラ男「てかキマってんだけど?いやいやホント?毛先のキメ細かさ、キメ艶?キメキメじゃん?キメぇ」

男「(うっせーな…。うぜぇ)」

チャラ男「てかてかてかダリーんだけど?客来ねぇし帰っていい?」

男「いいから仕事してくださいよ」

チャラ男「えーマジないわー。深夜とかねみーし。てかいろいろ考えた結果りこピンに会いたくなってきたし」

男「店長に怒られますよ」

チャラ男「いやでもりこピンが待ってんし?ちょい会えるか連絡してみるわ」ピコピコ

男(仕事中に携帯いじってんじゃねーよ)

チャラ男「もしー?あーりこピン?おれおれ、スッゲーキマっちゃってるオレだけど?今から会わね?」

男(りこピンりこピンうっせーんだよ…トマト食ってろ)

チャラ男「バイト?あーへーきへーき!抜けっから!てかやめるし!ダリーからやめた!」

男「はぁ!?ちょっと待ってよ!俺一人じゃ回んないって!」

チャラ男「え?あー違う違う!学生のバイトくん!なんかあと掃除と雑誌の入れ替えだけだから楽勝だって!今から行くし駅前の〇スト集合ね!」

男(ちっ!23にもなって実家暮らしのフリーターが…若い内だけチャラチャラ遊んで現実逃避…携帯に入ってる登録番号の数だけでプライド保ってるクソヤローだ!)

チャラ男「チャオチャオ!」ピッ

男(28にもなれば取り返しが付かなくなって親の脛をしゃぶり尽くすんだろ…俺はてめぇみてーな負け犬にはならねー!)
5: 名無しさん@読者の声:2014/8/28(木) 23:03:25 ID:Xk8R/bQB56
チャラ男「金子くんさー」

男「はい?」

チャラ男「今いくら持ってんの?」

男「はぁ!?」

チャラ男「オレさー。今1万しかないんだよねー。崩したくないんだわー。てかりこピンがステーキ食いたい気分らしいし。オレはオレでビフテキ食いてーし」

男「だ、だから…?」

チャラ男「貸してくんね?すぐ返すし?」

男「無理っすよ!なんで俺が!」

チャラ男「は?ざけんなし?お前なんだし?マジで?」

男「えっ」

チャラ男「年下じゃん?言っとっけど断っていいのタメからだよ?」

男「そんなん知りませんし」

チャラ男「いや、おめーよ。マジでなんだし?ムカつくんだけど?殺すよ?」

男「は!?脅し!?意味わかんねー!」

チャラ男「ちょっ待て。先輩呼ぶから。マジ黙って。金子リンチ決定」ピコピコ

男「わ、分かりましたよ!いくら!?いくらっすか!?」

チャラ男「おっ!じゃあ2万でいいよ!」

男「2万!?」

チャラ男「なに?ヤなん?」

男「…っかりましたよ」ゴソゴソ
6: 名無しさん@読者の声:2014/8/28(木) 23:04:45 ID:Xk8R/bQB56
―――学校―――

男「あぁっくそぉっ!!!」

女「壁蹴んないの。足の裏割れるよ」

不良「」スパー

男「マジうぜぇ!あいつなんなんだよ!?」

不良「吸うか?」

男「おう!くれ!」

不良「ほれ。しっかしお前も運がわりーな。あんなのに絡まれてよ」

女「斎藤くん知ってんの?」

不良「俺のツレがあの人の後輩でな。めちゃくちゃ嫌われてんだ」

男「そうだ!お前あいつボコってくれよ!仲間集めてさ!」

女「金子くんダサい」

男「うるせー!」

不良「やめとけ、やめとけ。あいつのバックにはチーマーくずれの灰江田ってのが付いててよ。そいつがヤクザの下で薬売ったり女拐って売ったりやべぇんだよ」

男「」ゴクリ

不良「バイトやめてバックレちゃえよ。どうせまた来んだからよ」

女「その灰江田って人はどうしてチャラ男と仲いーの?」

不良「女紹介しまくってんだよ。チャラ男がタラシた女を灰江田がヤクザに売ってんだ」

女「くわしーね」

不良「噂だよ。俺らの世界は噂とハッタリが大前提だ」

男「俺の2万…」
7: 名無しさん@読者の声:2014/8/28(木) 23:07:51 ID:Xk8R/bQB56
―――駅前―――

男「バイト探さなきゃだな」

女「で、なんであたしも?」

男「いいじゃん。友達だろ」

女「そうだっけ?」

男「なんかいいのねぇかなー。楽に稼げるバイト」

女「ファミレスとかは?」

男「時給880円とか働く意味ないっしょ」

女「贅沢だねー。そういえば急にハンバーガーとポテト食べたくなった」

男「山崎はいいよなー。女だから援交すりゃいいし」

女「いや、ありえないから」

男「サッカー部の高橋なんてイケメンじゃん?貢がせてんよ?」

女「ないわー」
8: 名無しさん@読者の声:2014/8/28(木) 23:08:40 ID:Xk8R/bQB56
女「てかさー」

男「んー?」

女「斎藤くんと仲いいよね。なんで?」

男「あーあいつ幼馴染みなんだよ」

女「ふーん」

男「あいつの親父サイテーでさ。母ちゃんにお水やらせて自分は飲んだくれてんだってよ」

女「ありがちだねー」

男「あいつのデコんとこに切り傷あんじゃん?あれ親父にビール瓶で殴られたんだぜ?」

女「かわいそー」

男「夏でも学ランか長袖しか着てねーじゃん。修学旅行でも大浴場に行かねーで個室風呂入ってたし」

女「絶対いろいろあるよね、それ」

男「まぁ俺は気にしないタイプ」

女「空気読まないもんね」

男「あいつの境遇なんかどうでもいいし。問題は魂(ソウル)みたいな?」

女「よく分かんないけど意外だった。金子くんってワルい感じしないのになんで斎藤くんと仲いーのかなーって」

男「あいつ中学デビューだし最初はほんと不憫な子って感じだったから」
9: 名無しさん@読者の声:2014/8/28(木) 23:09:52 ID:Xk8R/bQB56
女「あ、広告ハッケン」

男「どれ?」

女「これ。最低でも日給10000以上だって?」

男「なにそれ、危なくね?しかも学生OKとか」

女「いいじゃん。やっちゃいなよ。経験無くてもいいらしいよ」

男「でも仕事内容が書いて無いよう」

女「寒いんだけど」

男「電話番号だけ登録しとくか。やるかやらないかは別にして」

女「今日はもういいでしょ?付き合ってあげたんだからごはん奢ってよ」

男「中華でいいべ」

女「カッコつけてるけど、どうせラーメン屋でしょ?」

男「今はB級しか食えない。でも将来はS級のフルコースをたらふく食ってやる」

女「また将来の話?そもそもどうなりたいの?」

男「そりゃタレントでもいいし社長でもいいけど、なんかぶっとく稼げるやつ」

女「そう言って全然努力してないよね」

男「努力してるよ。お前が分かってないだけ。バイトだってしてるし」

女「そんなの努力って言わないじゃん。当たり前」

男「じゃあ何が努力なんだよ?自分が今出来ることやって将来考えてんだから立派だろーよ」

女「あっそ。帰る」

男「おい。なんで怒るん?」

女「怒ってない。ホームシックにかかっただけ」

男「なんだ、そりゃ」
10: 名無しさん@読者の声:2014/8/28(木) 23:11:37 ID:QDJNZU0J32
―――自宅―――

男「どうすっかなー。電話しちゃおっかな」

男「怖いとこだったらヤだしなー」

『そう言って全然努力してないよね』

男「…ちっ!やったらぁ!」ピポパポ

トゥルルルル トゥルルルル

{もしもし}

男「あのー広告見てお電話しましたー。バイトの面接受けたいんですけど」

{はいはい。ちょっと待ってね}

男(なんだ、こいつ)

{お電話代わりました。谷上と申します}

男「あ、ども。金子です」

{金子さんですね。とりあえず明日空いてますか}

男「え、えぇまぁ」

{じゃあ今から言うアドレスに空メしてください。時間と場所、指定しますんで}

男「分かりました」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

男「完了と!にしてもヤバそうな雰囲気だったなぁ」

男「まぁマジで危なかったら連絡ブチって行かなきゃいいっしょ」
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名前:
sage:


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