姉「中学時代はあんなに純真無垢だったのに…一体何故…?」
弟「姉よ、朝からブツブツ怪しいぞ」
姉「起きていたのか」
弟「当たり前だ。こうして朝の挨拶をしにきて何が悪い?」
姉「ここだけを聞けばまともなのだがな」
弟「改めておはよう。姉と姉の豊満な胸よ」
姉「いいやがったよこいつ」
77: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/6(木) 23:54:16 ID:KjLWmcL3EE
姉「ところで、私の部屋が微妙に散らかっていたのだが?」
弟「ああ、これを拝借していた」
姉「これは…問題集か?」
弟「うむ、中々いい暇潰しにはなったな」
姉「全く・・・ん?」
姉「これ、大学入試用の問題集だぞ」
弟「なんと」
姉「しかも私が解くのに時間がかかった問題に手をつけてるのか」
弟「ああ、ここだけどうしてもわからなくてな」
姉「ここはこういう風に解くとわかりやすい」
弟「なるほど、流石は姉だな」
姉「全く同じ場所でつまづいていたからな」
78: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/6(木) 23:57:58 ID:9r5HZT/Q3c
弟「姉よ、そろそろ夕食にしよう」
姉「ああ、もうこんな時間か…すぐ作る。待っててくれ」
弟「ありがとう」
弟「全く同じ場所でつまづく…か、やはり姉弟なのだな…」
姉「何を呟いている」
弟「なんでもない。出来る事があるなら手伝おう」
79: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/7(金) 00:03:37 ID:KjLWmcL3EE
弟「なあ、姉よ」
姉「ん?」
弟「今日は疲れているだろう」
姉「そうだな」
弟「久しぶりにゆっくり寝るといい」
姉「しかし…」
弟「いいから寝ろ」
姉「・・・わかった」
姉「あまり夜更かしするなよ?」
弟「さて…と」
弟「・・・顔も分からぬ父と母よ。今日は俺が話をしよう」
弟「今日は俺にとっては最高の日だった…それと同時に、姉にひどく心配をかけてしまった」
弟「俺は姉にあんなことを言わせてしまった…俺はどうすればいいのだろうか」
弟「口を聞けないあなたたちに聞いても無駄だとはわかっている。だが、聞いてほしい」
弟「俺は姉が大好きだ。だから心配をかけたくない。だからこれから心配をかけないように精進するので見守っててほしい」
弟「俺とあなたたちとの約束だ。お休み」
姉「・・・」
80: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/7(金) 00:06:28 ID:KjLWmcL3EE
皆様こんばんは
>>67
ほぼ間違いなく
しかし、このフラグを回収するか、へし折るかは私にかかっているという皮肉な話
今日はかなり大量更新いたしました
約20レスですね。はい
今日の投下を終了いたします
81: 名無しさん@読者の声:2012/12/7(金) 00:22:39 ID:i20aHeWQRM
おれはこのSSと
っても好きだわ
ぱくぱくとご飯
いくらでも食えるくらい好きだわ
しあわせな気持ちになれるわ
えんがあって良かったよこのSSと
んじゃめな
82: 名無しさん@読者の声:2012/12/7(金) 00:30:34 ID:TEFXytsk9o
>>81なんで最後に噛んじゃったんだよ(;_;)
83: 名無しさん@読者の声:2012/12/7(金) 00:34:02 ID:AetLEjI1ak
>>82
ンジャメナはチャドって国の首都です支援
84: 名無しさん@読者の声:2012/12/7(金) 00:36:23 ID:TEFXytsk9o
>>83べ、べつに間違った訳じゃないんだからね!勘違いしないでよね!っ私怨
85: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/7(金) 18:51:17 ID:eVkVJ.l3wU
>>81
うん。まあ、言わんとしてる事は分かりますよ
支援感謝
>>83
また一つ賢くなれましたな
支援感謝
>>84
間違ったっていいじゃない。人間だもの
支援感謝
今日も大量更新…する…かもです
86: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/7(金) 18:53:39 ID:eVkVJ.l3wU
弟「おはよう。姉」
姉「おはよう」
弟「今朝は早いのだな」
姉「そうでもない。お前こそ早いんじゃないか?」
弟「姉、目の下にクマが…」
姉「早く朝食を食べろ。倒れても知らんぞ」
弟「・・・ああ」
87: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/7(金) 18:58:23 ID:eVkVJ.l3wU
弟「・・・」
姉「・・・」
弟「なあ、姉」
姉「ん?」
弟「いや、ケチャップをとってほしい…です」
姉「何故敬語を使うのだ。ほら」
弟「すまない…」
弟「・・・」
姉「今度はなんだ?」
弟「いや、相変わらず豊満な胸だなと」
姉「・・・そうだな」
弟「・・・」
88: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/7(金) 20:09:44 ID:lvsJdXSM9o
姉友「おっはよー」
姉「おはよう。友」
弟「おはようございます。慎ましい胸を持った姉友さん」
姉友「あはは、私って弟君に会うたびにそれ言われるのかな?」
弟「いえいえ、もう少し自分の胸に自信を持ってください」
姉友「自信持つところ違うけどねー」
姉「下らない事をやってないで早く行くぞ」
姉友「あ、うん」
弟「・・・」
89: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/7(金) 20:45:00 ID:X6h6JRQZ8Y
姉「・・・」
姉友「ねえねえ、弟君」
弟「はい?」
姉友「姉となんかあった?なんかいつもと違くない?」
弟「・・・多分」
姉友「多分?」
弟「昨日まではなんともなかった。今朝からだ。おかしいのは」
姉友「なんかしたの?弟君のおっぱい発言で怒るような姉じゃないと思うんだけど…」
姉「二人とも、あまり本人の目の前で憶測を話さない方がいい」
姉友「は、はい!!」
90: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/7(金) 20:49:54 ID:X6h6JRQZ8Y
友「ういーす」
男「友か、おはよう」
友「おいすー」
女「朝からお気楽ね…」
友「なんだよ、その含みのある言い方」
友「って、弟?」
弟「ふーむ…」
友「なんかシリアスモード?てか、考え込んでんのか?」
男「朝からずっとこう。そして、朝から胸に関する発言を一切してないんだ」
友「なん・・・だと?」
女「やっぱりおかしいわよね…何かあったのかしら?」
友「へー?女は弟が心配なわけだ」
女「な!?そ、そんな事ないから!!」
91: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/7(金) 20:56:09 ID:A8xJN2pJRk
弟「・・・ふーむ」
友「しかし、なんか調子狂うな」
男「弟、なんか悩み事か?俺達でいいなら相談に乗るぜ?」
弟「男か…ふむ…」
女「どうせあんたの事なんだから、胸について悩んでるんでしょ?」
弟「胸…!!」
弟「何故あの時姉は急に胸を見せるなど…」
友「あん?なんだって?」
弟「俺は、姉に嫌われているのではないかと」
友「はあ?姉さんが?お前を?」
男「何かあったのか?」
女「そうよ、お姉さんが嫌いになるわけないでしょ?なんかしたならともかく…」
弟「何もしていないと言えば嘘になるが、それが見当たらない」
92: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/7(金) 20:58:50 ID:X6h6JRQZ8Y
男「ふーん。つまりお前は何かしたと自覚はしているが、具体的に何かは分からないと」
弟「そうだな」
女「直接お姉さんに聞けばいいんじゃない?」
友「おま、それが出来てたら苦労しな…」
弟「直接…そうだな。それが一番早い」
弟「姉…いったいどうしたんだ?」
93: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/7(金) 21:03:00 ID:A8xJN2pJRk
友「しっかし、姉さんがお前を嫌ってるかもしれないねぇ…」
男「信じられないよな」
女「まだ決まったわけじゃないんだから、そんなこと言う必要無いでしょ?」
弟「・・・」
女「弟、大丈夫?」
弟「ん?まあ、な」
女「辛かったら…無理しなくていいんだよ?」
弟「わかってるさ」
姉友「弟君いる!?」バン!!
弟「姉友さん?何か?」
姉友「姉に、姉に彼氏出来たって知ってる?」
弟「何!?」
94: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/7(金) 21:06:12 ID:X6h6JRQZ8Y
弟「どういうことだ!?」
姉友「やっぱり…知らなかったんだ」
姉友「お弁当食べようとしたら、なんかチャラチャラした人が姉の所に来て、放課後にどこかにいく約束してたんだよ」
弟「姉に…彼氏が」
姉友「それで気になって聞いてみたら、なんでもないって…」
弟「・・・」
姉友「弟君、何か知ってるかなって思ったんだけど…知らないんだ…」
弟「くっくっく、なるほど。そういうことか」
姉友「へ?」
弟「今日の姉のおかしい原因が分かった」
95: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/7(金) 21:10:38 ID:X6h6JRQZ8Y
弟「全く、姉め…最初からそう言えば良かったのに…」
姉友「ど、どういうこと?」
弟「姉は彼氏に嫌われたくないから、俺を避けてるんだ」
弟「多分、普段の俺の言動から少しでも離れようとしての行動だろうな」
弟「やれやれ…気にして損したな」
女「・・・本当にそうなの?」
弟「?」
女「たった一人の家族なんでしょ?彼氏のために家族を蔑ろにする人とは思えないよ」
弟「しかし…それ以外に何も」
男「それも含めて、姉さんに聞けばいいんじゃない?」
弟「・・・」
96: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/7(金) 21:56:36 ID:PHb2NYku.U
姉「・・・」
チャラ男「おーい。姉ちゃーん」
姉「・・・」
チャラ男「ごめんごめん。待たせちゃった?」
姉「そんなに待ってない」
チャラ男「そっかー!!じゃあいこっか。どこにいく?」
姉「・・・」
チャラ男「もう〜なんかしゃべりなよ〜、姉ちゃんってば、クールビューティー!!」
姉「少し黙れ」
チャラ男「・・・」
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