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姉「弟が変になってしまった」
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1: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/2(日) 17:09:28 ID:52PP2t7zb2
姉「中学時代はあんなに純真無垢だったのに…一体何故…?」

弟「姉よ、朝からブツブツ怪しいぞ」

姉「起きていたのか」

弟「当たり前だ。こうして朝の挨拶をしにきて何が悪い?」

姉「ここだけを聞けばまともなのだがな」

弟「改めておはよう。姉と姉の豊満な胸よ」

姉「いいやがったよこいつ」


57: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/5(水) 20:06:56 ID:VMIwaNwk2g
弟「さて…この黒ずみかた…ふむ。なるほどな」

弟「ダイエットの一環で肉を食べてないな?しかもかなりの間だ…1ヶ月といったところか」

女子「う、うん…」

弟「肉は体を作る脂質とたんぱく質の源だ。それを取らないなど自殺行為に等しいぞ」

弟「この黒ずみは栄養が一部に行き届いてない証拠だ。今からでも遅くはない。肉を食え」

女子「うーん…でも、ダイエット…」

弟「ダイエットなどしなくても1日三食バランスの取れた食事をし、適度な運動で体は整えられる。それに過食や拒食は太る要因だ」

女子「は、はい!!」

弟「体に気をつけて、素晴らしい胸にしてくれ」

女子「それはちょっと…」
58: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/5(水) 20:15:00 ID:VMIwaNwk2g
保健医「はあ…ようやく終われるわ…」

弟「お疲れ様」

保健医「誰のせいよ誰の」

保健医「まあいいわ、最後の子、入っていいわよ」

女「・・・///」

弟「なんだ、最後は女か」

女「うっさい。こっちみんな」

弟「む、そうだな…」

女「ちょ、ジロジロ見ないでよ!!」

弟「ふーむ…うん」

弟「先生、俺はこの辺で退散しよう」

女「え?」

保健医「りょーかい、動かないでねー」

女「え、行っちゃうの?」

弟「ああ、見た限りはお前の胸に異常はない。むしろ素晴らしい胸だ」

女「ほ、他の子はあんたからアドバイス貰ったって…」

弟「それは注意しなければ手遅れになりそうだったからだ。大丈夫なようなら警告はしたが」

女「・・・なによそれ、あたしには何も無いっての?」

弟「ああ、健康体だ。自信を持っていいぞ」

女「っ!!」

保健医「(・・・ほう)」
59: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/5(水) 20:20:47 ID:VMIwaNwk2g
保健医「弟君、悪いけど女さんの胸見てくれる?」

女「は!?」

弟「構わんが…」

保健医「ごめんね〜、まとめなくちゃいけない書類があってね〜」

保健医「ガンバ」ボソリ

女「っ!?////」

弟「ふむ…見ろといわれてもな…異常は無いし…」

女「ね、ねぇ…ち、近いんだけど…」

弟「近くで見ないとわからないこともあるだろう。それに、さっきはザッと見ただけだったしな」

女「・・・////」

弟「問題ない。いつもと同じように形よしの素晴らしい胸だ」

女「ほ、他には…?」

弟「大丈夫だ。これは女が自分の体に気を使っている証拠だ。自信を持て」

女「う、うん…」

保健医「終わった?それじゃあ女ちゃんは自分のクラスに戻ってね。弟君も」

女「はい」
60: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/5(水) 20:22:46 ID:VMIwaNwk2g
皆様こんばんは

少し早いですが、これで投下を終了いたします


>>55

そりゃ、このSSはおっぱいで出来ていますから
61: (今日は大量更新かも…) ◆CmqzxPj4w6:2012/12/6(木) 14:51:27 ID:DxGD6G3ivk
友「弟!!てめぇ!!女子の胸囲測定を覗いたって本当か!?」

弟「覗いたわけではない。立ち会っただけだ」

友「ふざけんな!!てめぇ一人だけ美味しい思いしやがって…」

男「落ち着けよ。友」

弟「全くだ。俺は胸を愛する者として立ち会っただけだ」

友「覗きとどう違うんだよ」

弟「俺はやましい気持ちは何一つない。それに注意をしなければ取り返しのつかないことになっていた女子もいる」

弟「俺は…胸を守りたいだけなんだ…」

友「弟…」

男「良いこと言ってるんだけど…内容がな…」
62: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/6(木) 17:00:11 ID:g38IDIgMhs
女「もういいでしょ?被害なかったんだし」

友「な!?女!!お前まで!!」

女「そりゃ、弟がやった事はあまり許されない事じゃないけど、純粋な気持ちでやった事だし、皆もあまり迷惑に思ってないからいいでしょ」

友「お、お前までこいつの肩を持つのかよ」

女「違うわよ、そんな風に叫ばれてるのがうるさいだけ。勘違いしないで」

女「それに…弟はそんな奴に思われたくないし…」ボソリ

弟「ん?」

女「なんでもない!!とにかく!!もうこの話終わり!!」
63: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/6(木) 17:04:32 ID:2k.durce8E
女友「本当、素直じゃないよね〜」

友「女友さん」

女友「女ちゃんはね、弟君に感謝してたよ。ありがとうって」

弟「こちらも感謝しなければならない。大小形様々な胸を見れたのだからな」

女友「えっと…まあ、その感謝の場所は置いといて、女子ちゃんもダイエットの方法聞けてよかったって言ってるし」

弟「ああ、測定の時の事を忘れなければ大丈夫だ」

女友「あはは…まあ、とにかくありがとうね」

弟「うむ」
64: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/6(木) 17:09:14 ID:g38IDIgMhs
弟「ふむ…今日は何やら清々しい気分で帰れそうだ」

弟「姉は…まだ授業中か」

弟「仕方ない。帰るか」

弟「掃除に洗濯、姉の負担を出来るだけ減らしておいてやろう」

女「弟、帰るの?」

弟「女か、まあな」

女「ふーん…あたしもいい?」

弟「構わんぞ」
65: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/6(木) 17:16:16 ID:2k.durce8E
女「あんたの胸談義、皆感心してたわよ。色んな事知れたって」

弟「そうか」

女「あんた、本当は頭いいんじゃないの?」

弟「どうだろうな。自分が優れている人間だとは思ってないし、どこからが頭がよいと言われるのかわからないからな」

女「あんたもさ、なんかこう…胸以外に興味あるものないの?あんたくらいの年頃なら…ゲームとか、本とか…恋愛とか…」

弟「本はいつも読んでいるしな。ゲームは姉と自宅でマリオカートをしているがいつも俺が勝ってしまうんだ…恋愛か」

女「そ、そこんとこどうなのよ?ち、ちょっとは興味あるんじゃないの?」

弟「まあ…興味がないと言えば嘘になるな」

女「!!」

弟「ただ恋愛をした所で、俺の胸に対する知的好奇心が無くなるわけではない。それに俺の趣味を理解出来なくても受け入れてくれないのであれば今は恋愛はいい。といった感じだ」

女「・・・あたしなら、理解も、受け入れもするのに」ボソリ

弟「何か言ったか?」

女「なんでもないって言ってるでしょ」
66: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/6(木) 17:20:28 ID:g38IDIgMhs
女「ねえ、あんた結構胸の事好きな風に言ってるけどさ、特に好きな胸とかってあんの?」

弟「胸は胸だ。それ以外の何物でもない」

女「・・・あんたが熱弁してる形とか大きさとかを言ってんの」

弟「俺は形大小は問わない。胸はあるだけで素晴らしいからな」

弟「ただ、一つだけ望む胸の形があるな」

女「ふーん…ま、どうせお姉さんでしょ?あの人美人だし、スタイルいいし」

弟「そうだな。確かに姉は身内から見ても美人だろう」

弟「だが残念ながら違う。嫌いなわけではないんだがな」

女「じゃあどんなのよ」

弟「そうだな、具体的にあげるとすれば…女、お前が一番近いな」

女「へ!?」
67: 名無しさん@読者の声:2012/12/6(木) 17:20:57 ID:TEFXytsk9o
これはお女がっ弟にぱフラグをいたててますな
68: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/6(木) 17:27:50 ID:g38IDIgMhs
弟「胸囲測定をしていて思った。お前が一番理想の形をしている」

女「で、でもあんたのお姉さんの方が大きいでしょ?それに…」

弟「先程も言ったが俺は形大小は問わない。虚乳、微乳、貧乳、美乳、巨乳、爆乳。どれも好きだ」

弟「だが、贅沢をあげるとすればお前が一番好みな近いだけだ」

女「そ、そうなんだ…」

弟「ああ」

女「もしも、もしもだよ?私がその…あんたの理想とする胸になったら…どうする?」

弟「それは無理だ。計算や理論上、俺の理想は自然には出来ない。作るしかない」

女「・・・あたしが、協力しようか?」

弟「は?」

女「その…あんたの理想に…付き合ってあげるって言ってんのよ…」
69: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/6(木) 17:30:51 ID:g38IDIgMhs
弟「・・・いいのか?」

女「な、何よ?その顔は」

弟「いや、てっきり俺は女に嫌われてるかと思ってたから」

女「はあ!?」

弟「その…協力なんて申し出は絶望的だと思ってたから…理想で留めようと思ってた」

女「・・・あんた、嫌いな奴とこんな風に帰ったりするの?」

弟「嫌いな奴というのができた事がないからわからないな」
70: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/6(木) 17:34:23 ID:g38IDIgMhs
女「で、どうすんのよ?やるの?やらないの?」

弟「・・・折角だが、断る」

女「えっ?」

弟「俺の理想としている胸を作るには食生活、運動、その他を改善しなくてはならない。それだとお前の生活を奪ってしまう事になる。それは出来ない」

女「・・・」

弟「でも、気持ちは凄く嬉しい。感謝する。ありがとう」

女「・・・うん」

弟「良かった、俺は女には嫌われてはいないのだな。そうかそうか」

女「何よ…一人で納得しちゃって」

弟「気にしないでくれ、ではな、また明日よろしく頼む。気をつけて帰れよ」
71: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/6(木) 20:11:10 ID:Uz83IF4R4M
弟「さて…帰宅したはいいが、何をしよう」

弟「掃除しようにも整頓されていて手の付けようがない…おそらく姉だな」

弟「ふむ、そういえば頭がどうの言っていたな…どれ、勉強でもしてみるか…」

弟「・・・」

弟「・・・うーむ」

弟「基本概念も理解しているし、別段困るような事はないな。普通に出来るし」

弟「そうだ。姉の部屋に姉が使っていた問題集があったな。それを借りよう」

弟「えーと…これだこれだ」

弟「どれどれ…む、何やら複雑な公式」

弟「まあ基本から入り徐々に応用にとりかかるとしよう」
72: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/6(木) 20:15:46 ID:Uz83IF4R4M
弟「・・・」カリカリ

弟「・・・」カリカリ

弟「む…もうこんな時間か…そろそろ姉が帰ってくるな」

ガチャ

弟「お、噂をすれば…」

姉「・・・」

弟「お帰り、姉…どうした?修羅のような顔をし…うぼぁ!?」

姉「貴様は!!一族の!!恥を!!晒す気かぁぁぁ!!」

弟「ぐはっ!!ちょ!!話が見えな!!ぐふっ!!」

姉「問答無用!!」

弟「ぐわあああぁぁ!!」
73: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/6(木) 20:19:47 ID:Uz83IF4R4M
姉「弟よ」

弟「・・・」

姉「何故私が起こっているか分かるか?」

弟「さっぱり」

姉「・・・ふぅ、先程保健室に行った」

弟「!!」

姉「胸囲測定はさぞかし楽しかったと見えるな…」

弟「ああ、大小形様々な胸が直に…」

姉「私が言っているのはそこではない!!」

姉「女子の胸が見たいがために朝早くに保健室に殴り込み土下座で懇願するお前の愚かさを指摘しているんだ!!」

弟「愚かとはなんだ。俺は知的好奇心から…」

姉「そんなもの、溝にでも捨ててしまえ」

弟「なんてことを!!」

姉「・・・頼む、これ以上…私に心配かけさないでくれ」

弟「姉…」
74: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/6(木) 20:23:28 ID:Uz83IF4R4M
姉「お前はたった一人の大切家族なんだ。自業自得とはいえ、お前が悪く言われるのは耐えられないんだよ…」

弟「よからぬ噂がたってるのか?」

姉「今はたってない。だが…そのうち…」

弟「ならいい」

姉「!!」

弟「むしろ姉よ。姉は大丈夫なのか?」

姉「え?あ、ああ…今はな」

弟「そうか…流石に今回ばかりは軽率だったな…」

弟「普段服の上からしか見えないから、だいたいの形としか見れなかったが、今日は直に見れると思うと…浮き足だってしまってな…」

弟「・・・申し訳ない。姉」
75: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/6(木) 20:27:46 ID:ga3EvxxhO6
姉「お前の性癖は理解しているつもりだし。人様に迷惑をかけない範疇なら目を瞑っていたが、流石に今回ばかりは瞑れんぞ」

弟「ああ」

姉「・・・そんなに、見たかったのか?」

弟「ああ」

姉「・・・そうか」

弟「姉?」

姉「弟の不始末は姉の責任…家族のため…家族のため」

弟「姉、何をぶつぶつ呟いている?」

姉「弟よ、今後は胸を見せろ等とは言わんな?」

弟「今まで言った事はないし、そんな変態じみた事言えるか」

姉「行動と言動が矛盾している事に気づけ」
76: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/6(木) 20:31:42 ID:Uz83IF4R4M
姉「もしも、今後貴様がどうしても胸が見たくなったとしたらだ」

姉「私に一言相談しろ。そしたら…解決策くらいは提示してやる」

弟「具体的には?」

姉「・・・せて、やる」

弟「は?」

姉「わ、私のを見せてやるから!!///」

弟「・・・!!」

姉「/////」

弟「姉…それは…」

姉「た、ただしどうしてもの時だ!!それ以外は殴って止める!!」

弟「・・・わかった」
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