姉「中学時代はあんなに純真無垢だったのに…一体何故…?」
弟「姉よ、朝からブツブツ怪しいぞ」
姉「起きていたのか」
弟「当たり前だ。こうして朝の挨拶をしにきて何が悪い?」
姉「ここだけを聞けばまともなのだがな」
弟「改めておはよう。姉と姉の豊満な胸よ」
姉「いいやがったよこいつ」
97: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/7(金) 21:59:59 ID:wJajIDVNMY
チャラ男「姉ちゃんってさ、おっぱい大きいよね、普段なに食べてるの?」
姉「別に、特別な物は食べてない」
チャラ男「へー、なんかさ…こう触りたくなる大きさだよね。柔らかいんだろうなぁ…」ソーッ
姉「っ!!触るな!!」
チャラ男「あっ、ちょ、もう〜いいじゃ〜ん」
姉「胸を触るなど、変態か?」
チャラ男「いいじゃ〜ん。俺達付き合ってんだしさぁ〜」
姉「付き合ってない。あまりにしつこいから今日1日だけ付き合ってやるだけだ」
チャラ男「またまた〜、本当は期待してるくせに〜」
弟「姉!!」
98: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/7(金) 22:04:06 ID:wJajIDVNMY
姉「弟!?何故ここに!!」
チャラ男「ああ?んだてめぇ」
姉「止めろ!!そいつは私の弟だ!!」
チャラ男「あ、弟君?ごめんごめん!!怖がらしちゃったね〜」
弟「姉と、どういった関係で?」
チャラ男「相思相愛のベストカップル!!」
姉「違う」
チャラ男「聞いてよ弟君〜、俺さ、姉ちゃんにずーっとアタックし続けてたのね?でも姉ちゃんったら恥ずかしがりやさんでいつも俺の誘いを断っちゃうの」
姉「違うと言っている」
チャラ男「でもね、今日はなんとようやくOKがもらえたのです!!ドンドンパフパフー!!」
姉「・・・」
チャラ男「だからさ、ね?ほら〜、空気読んで」
99: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/7(金) 22:08:47 ID:PHb2NYku.U
弟「なるほど、つまり俺はお邪魔虫というわけか」
チャラ男「ちょちょ、弟君冗談きっついなぁ〜。いずれ未来の義弟になるんだから邪魔なわけないでしょ?でも、空気読める男はモテるよ〜。俺みたいにね」
弟「安心しろ。俺はすぐ退散するさ…ただその前に、姉」
姉「!!」
弟「・・・良かったな」
姉「え?」
弟「今までは俺が迷惑をかけてばかりいたが…これからは支えてくれる人がいるしな…もう大丈夫だろう」
姉「・・・だ」
チャラ男「そうそう!!この俺がいる限り!!姉ちゃんは守っちゃうよ〜」
姉「い…だ」
チャラ男「姉ちゃん?どうしたの?」
姉「嫌だ!!弟!!私から離れないでくれ!!」ダッ
100: (100突破支援感謝) ◆CmqzxPj4w6:2012/12/7(金) 23:35:22 ID:g4lCkLBiEw
弟「姉!?」
姉「嫌だ…嫌だぁ…」ギュ
チャラ男「ちょ、ちょっと姉ちゃん…冗談きついよ?」
姉「っ!!近づくな!!」
チャラ男「!!」
弟「・・・チャラ男、すまないが今日は退いてくれないか?」
チャラ男「・・・は?なに言ってんだてめぇ」
チャラ男「いいからこっちこいよ!!」グイッ
姉「嫌!!離して!!」
チャラ男「ふざけんなよ!!散々シカトしといてOK出したと思ったら急にドタキャンかよ!?」
姉「っ!!どうせ貴様も!!私の体目当てなのだろう!!」
チャラ男「ああそうだよ!!てめぇが悪いんだよ!!そんなエロい体してっから…ぐっ!?」
101: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/7(金) 23:39:15 ID:o6D2/o4bEU
弟「話がよく見えないが、姉がお前の事を嫌がっていて、お前は強引に姉を連れ去ろうとしている。ならば助けるの一手しかあるまい」
チャラ男「ってーな…黙ってろよこのシスコン!!」
弟「シスコン結構。俺は姉が好きだからな」
姉「!!」
弟「それに、たった一人の家族が助けを求めているのに応じない…それはただの葛だ」
弟「そんな葛に俺はなりたくないからな」
チャラ男「うるせぇーー!!」
弟「随分と単調な殴りかかりだな。当てる気があるのか?」
チャラ男「うらっ!!おらっ!!」
弟「・・・」
チャラ男「くそっ!!なんで当たんねーんだよ!?」
102: 名無しさん@読者の声:2012/12/7(金) 23:41:30 ID:TEFXytsk9o
おっぱいのようにしなやかに動いているのか
103: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/7(金) 23:42:06 ID:g4lCkLBiEw
弟「脇が甘い!!」
チャラ男「うおっ!?」
弟「足も!!重心も!!それで人を殴ろうなど愚かにも程がある!!」
チャラ男「ひ、ひぃぃ!!」
弟「まだ続けるか?それとも警察にご厄介になるか?」
チャラ男「!?警察を呼んだのかよ!?」
弟「一応な、どうする?」
チャラ男「くそっ!!」ダッ
104: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/7(金) 23:44:16 ID:o6D2/o4bEU
弟「・・・行ったか」
弟「警察はハッタリだったのだか…効いたようだな」
弟「姉、大丈夫…」
姉「弟!!ごめん!!ごめん!!」
弟「・・・落ち着いてくれ。まずは家に帰ろう」
姉「うん…」
弟「・・・」
105: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/7(金) 23:47:49 ID:o6D2/o4bEU
皆様こんばんは
なんやかんやで100いっちゃいました。はい
もしかしなくてもこれ、早すぎますよね?
でもこんなのしか取り柄ないし、駄文を読んでくださる皆様の為に早く続きを書きたいという思いががが
次回からは絵を描いたりとか、色々したりしてて更新が少なくともなりがちです
>>102
おっぱいのようにぷるんぷるんと動く弟を脳内再生してしまった私は負け組でしょうか?
今日の投下を終了いたします
106: 名無しさん@読者の声:2012/12/8(土) 00:36:30 ID:lg4yga3b/M
弟は何でも出来るなw
センスはあるのになんともったいないおっぱい聖人
つC
107: 名無しさん@読者の声:2012/12/8(土) 00:37:52 ID:tY8D9ZB9XA
このSS好きだ。
おっぱいも好きだが
1も好きだ。
つCCCCC
108: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/8(土) 13:40:02 ID:NZbegCTi8M
>>106
弟はやらなくても出来ちゃう子なんですね
これでおっぱい星人じゃなかったらまともなんですけどね
支援感謝
>>107
嬉しいお言葉ありがとうございます
ですが、私は貧乳なので正直姉が羨ましいです。その乳寄越せ
支援感謝
後、この場を借りて宣伝、更新スレにてこのSSを宣伝して下さった方にお礼を申し上げます
ありがとうございました。
宣伝内容が立派でんな内容に出来るか心配ですが、やるだけやってみます
後、今日もそれなりに大量更新です
109: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/8(土) 13:44:13 ID:NZbegCTi8M
弟「姉よ、落ち着いたか?」
姉「・・・」
弟「なんであんなことをしたのか、話してくれるか?」
姉「・・・昨日の出来事を、覚えているか?」
弟「昨日?…ああ」
姉「あの時私はとんでもない事を言ってしまった…でも後から冷静になって考えたらあながち間違いではなかったのかもしれない…」
姉「私は…お前の事が好きなのかもしれない…」
弟「・・・」
110: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/8(土) 13:50:13 ID:NZbegCTi8M
姉「最初は狂ってると思った。実の弟を好きになるなど、恋愛対象として見るだなんて」
姉「だから、前から私に言い寄って来ていた男に1日だけ付き合う事にしたんだ」
姉「私にも男の友はいるし、話すのも抵抗はない。だから、それより少しだけ親密な関係と思うだけで良かったのだ」
姉「でも…駄目だったんだ。どうしても気が進まず、あの男の私の体を見る時の舐め付けるような視線を感じているだけで、気持ち悪かった」
姉「極めつけはお前に見られた時だ。何も悪い事などしてないはずなのに、私は罪悪感に押し潰されそうだった」
姉「そしてお前があの男に私を頼むと言ったとき、お前が、どこか遠くに、手の届かない所に行ってしまうんじゃないかって…」
111: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/8(土) 13:57:22 ID:NZbegCTi8M
弟「姉…」
姉「私はどうすればいい?あのまま苦痛に耐えてあの男といれば良かったのか?私の事を考えず、慰み者としか扱わないあの男と!!」
弟「今となっては、確かめる術はない…が、もしも姉がチャラ男とあのまま交際をするようであれば、俺は間違いなく反対しただろうな」
弟「あのチャラ男の目。見てるだけで虫酸が走る。姉を自分に都合がいい物としか見ていなかった」
弟「姉よ。俺に抱いている恋愛感情はただのまやかしだ」
姉「・・・」
弟「人間は一番近い異性に恋心を抱くと聞いた事がある。だが、それはあくまで一番近い異性という話。その異性が自分に適してるとは思えない」
姉「弟は…私を助けてくれるだろう?」
弟「ああ。俺は姉が困ってるなら手を貸そう」
112: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/8(土) 14:00:58 ID:NZbegCTi8M
弟「しかし、俺は貸すだけで解決は出来ない」
弟「何故なら、解決策は姉。自分で見つけ出す物だからだ」
姉「・・・」
弟「・・・昨日の姉をそっくりそのまま返したが、やはり上手くいかないな」
姉「・・・そうか」
弟「しかし…そうだな。ふむ、いや、しかし…」
姉「どうした?」
弟「一つだけ、許されるのであれば一つだけ欲を出そう」
弟「姉のその豊満な胸を見ず知らずの男に独占させるのは癪に障るな」
113: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/8(土) 14:04:57 ID:NZbegCTi8M
姉「・・・ぷっ、く、あはははは!!」
弟「何がおかしい」
姉「くくく、お前はどんな時でも胸なのだな」
弟「当たり前だ。思春期特有の男子高校生の知的好奇心をだな…」
姉「胸を張って言うことか」
弟「ようやく笑ったな…姉よ」
姉「ああ…心配をかけてすまなかった…心配をかけさせるなと言っておきながら、私がかけさせてるな」
弟「気にするな」
姉「弟よ。一つだけ頼ってもいいだろうか?」
弟「?」
姉「私と、付き合ってほしい」
114: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/8(土) 17:57:39 ID:duY1R9EAbg
弟「姉よ…それは」
姉「話は最後まで聞け」
姉「どんなにまやかしだの幻だの言われても、私がお前に抱くこの気持ちは本物だと信じてる」
姉「でも、お前はどうしょうもないおっぱい星人だから、私が見限って他の男と付き合うかもしれない」
姉「だから…お前さえ良ければ、私が魅力的な異性を見つけるまでの…彼氏になってほしい…」
姉「お前にとっては何のメリットもなく、ただの踏み台の役になってしまうから、強制ではない」
弟「もしも、断ったら?」
姉「そしたら何か別の方法を探すさ」
115: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/8(土) 18:03:13 ID:Be22dcbmeo
弟「分かった。付き合おう」
姉「え?」
弟「別に付き合うとしても、普段と何もすることは変わらないだろう」
姉「いいのか?お前は踏み台にされるんだぞ?」
弟「姉、姉が俺を好きだと言ってくれたように、俺も同じくらい姉の事を大切に思っている」
弟「踏み台にくらい、いくらでもなってやる」
姉「!!…この…ばか…」
弟「ああ、俺は馬鹿なのだろうな」
116: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/8(土) 18:05:36 ID:Be22dcbmeo
弟「しかし、すっかり話し込んでしまったな…腹が減ってしまった」
姉「ならば何か作ろう。何がいい?」
弟「シチュー!!俺の大好物だ!!」
姉「わかった、わかったからあまり興奮するな」
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