書きたいことが出来たので、以前書いてたSSの続きを書かせていただきます。
お手数おかけして申し訳ございませんが、知らない方は前作から読んだ方がいいと思います。
一応貼っておきます。前作→http://llike-2ch.sakura.ne.jp/bbs/test/mread.cgi/2ch3/1316008982/1-10
基本長いので携帯だと読めなくなる可能性があります。また、支援返レスを飛ばして読みたい方もいらっしゃると思います。
それらに該当する方は、本編とわけてまとめたので、こちらから読んでみてください。→>>981-984
注意事項は以上です。何卒よろしくお願い致します。
587: 1:2012/10/28(日) 22:34:59 ID:6xWpg1Pyas
自分を回復して、まだ弱ってるとはいえ少しは余裕も出来た俺は、異界王も回復して上げることにしたんだ。
側近「異界王も回復したんですか!?」
魔王「うん。あ、でもその前に力は封印させてもらったけど」
龍人「歴代勇者や俺にかけたあの魔法か……」
そうして力を封印したんよね。でも、異界王すっごい強いから、全部は封印出来んかったんよ。
まあでもだいぶ力はなくなったから、もう大丈夫かなーって、異界王を回復して上げたんだよ。
魔王「待っててね、今回復してあげるから……!」ホワーン
異界王「うっ……んん、ここは……?」
魔王「あ、気がついた?大丈夫?何か痛いとことかない?」
異界王「イケメン弟!てめえ、生きてやがったのか!?」
魔王「うん。そのせいで兜壊れちゃったけど……」
異界王「ていうか、何で俺まで無事なんだよ?」
魔王「何でって、今回復魔法かけたからね」
異界王「はあ!?お前、俺を回復したのか!?」
魔王「うん。だって、誰だって痛いのはいやでしょ?女の子からいじめられるなら話は別だけどね!」
異界王「いや、それ別の話じゃねえよ、絶対……」
588: 1:2012/10/28(日) 22:36:33 ID:6xWpg1Pyas
魔王「あ、ごめんね。意識ない時に力を封印させてもらったよ」
異界王「……本当だな。ものっそい弱体化してやがる。てめえ、何で戦闘中にこれ使わなかったんだよ?」
魔王「かけるまで時間かかるんだよ。とても戦闘中に繰り出す余裕はなかったよ」
魔王「まあでも今こうしてかけられたからよかったよ!」
魔王「……ねえ、一方的に叩かれるのって痛いでしょ?怖いでしょ?嫌でしょ?」
魔王「だからさあ、異界王もう誰かをいじめて楽しむのをやめてほしいんだよ」
魔王「楽しみたいと思うことは普通のことだよ。それは悪いことじゃないよ」
魔王「でも、自分が楽しむために誰かを悲しませるのはNGだよ」
魔王「これから一緒に探してみようよ!皆で一緒に楽しめる方法!」
魔王「異界王だって変われるよ!大丈夫、変われるまで俺も協力するよ!」
魔王「……穴、閉じちゃったからもう戻れないしね」
異界王「……自分を殺しかけた相手を救って味方となるか。どんだけお人好しなんだよ、イケメン弟」
魔王「異界王が誰かをむやみに傷つけるような真似をしなくなったら力は返すから。だから、それまでは我慢してね!」
異界王「……もう俺には世界を支配する力もねえんだな」
魔王「力封じたって言っても、元が強力過ぎて全部は無理だったから、今でも側近クラスの実力はあるけどね」
魔王「でも、俺がいる限りはこの世界の人達をいじめさせはしないよ!」
異界王「……負けだなあ。俺の負けだ、参ったよ」
589: 1:2012/10/28(日) 22:39:43 ID:6xWpg1Pyas
魔王「さてと……この城、誰かいないの?」
異界王「俺しかいねえよ。雑魚にうろちょろされても目障りだからな」
魔王「えええ!?何それ、寂しくないの!?」
異界王「そんな感情は持ち合わせてねえよ。支配者たる俺様に、雑魚を引き連れる必要はねえ」
魔王「……まずはその考え方からどうにかしないとね」
魔王「じゃあとりあえず外に出よっか。俺が改心させるから異界王を許してあげてねって民に教えてあげないと!」テクテク
異界王「……」
魔王「……どしたの?何で動かないの?まだ体痛い?」ピタッ
異界王「忘れたのかよ、イケメン弟」
魔王「……何を?」
異界王「お前がいる限り、俺は支配者にはなれねえ」
異界王「支配者たる俺様には、そんなもんは受け入れられねえ。でも、もはや受け入れるしかねえ状況だ」
異界王「死んでしまったんだよ、支配者たる異界王はな。そんな状況で生きながらえて何になるんだ?」
異界王「忘れたのかよ、イケメン弟。俺の負ける時ってのは、俺が死ぬ時だけだぜ」スッ
魔王「お前……何を!?」
何かを企んでるのに気付いた時にはもう遅かった。
異界王は自分の首を右手で掴むと、そのまま握力で握りつぶした。
赤色が舞って、頭部が踊って、間もなく異界王の体は倒れてしまった。
俺もすぐ駆け寄ったんだけどね。もう回復魔法も無駄だった。……死んでたんだよ。
590: 1:2012/10/28(日) 22:41:40 ID:6xWpg1Pyas
側近「最期は自殺ですか……」
女勇者「自ら首を握り潰すって……壮絶だね」
魔王「……俺さ、おじいちゃんや戦争派の皆に続いて、異界王まで救えなくってへこんだんだけどさ」
魔王「でもさ、側近や女勇者ちゃんが前に言ってくれたじゃない」
側近「言った?俺達、何か言いましたか?」
魔王「……側近さ、異界王との再戦の前にこう言ってくれたよね」
魔王「魔王様の優しさは間違いじゃない、魔王様のままでいていいって」
魔王「その言葉があったから、異界王を救えなかった時、自分を見失わずに済んだんだよ」
魔王「そして俺を後押ししてくれたのが女勇者ちゃん」
魔王「俺が最初は異界王に無様にやられて、女勇者ちゃんを守れず怖い思いさせちゃったのにさ」
魔王「それなのに、女勇者ちゃんは信じてるからって言ってくれて、俺に託してくれた」
魔王「異界王を救えなくて、もう元の世界にも戻れないって思って、一瞬だけでも凄い絶望したんだけど」
魔王「側近の優しい言葉が、俺を立ち直らせてくれたんだよ!」
魔王「そして駄目な俺でも女勇者ちゃんが信じてくれたから、失敗しても頑張り続ければ誰かの期待に応えられると信じることができたんだよ!」
魔王「二人の言葉が、異世界に取り残された俺の力になってくれて、この世界を救うきっかけになってくれたんだよ!本当にありがとう!」
591: 1:2012/10/28(日) 22:42:55 ID:6xWpg1Pyas
女勇者「魔王……」ウルウル
側近「あの日……その言葉を投げかけた俺達が、どれだけ後悔したと……」ウルウル
女勇者「なのに何で、そんなに好意的に言ってくれるの……?」ウルウル
魔王「え?何でって言われても……本当に感謝してるんだもん」
側近「魔王様、ありがとうございます……!あなたの発言で……ようやく救われた気がします……!」ポロポロ
女勇者「ありがとう……!魔王……!」ポロポロ
魔王「な、何で泣いてるの!?ごめん!泣かないで、女勇者ちゃん!」オロオロ
龍人「バーカ、嬉しくて泣いてんだよ。謝る必要ねえよ」
龍人「それよか気になることがある。この世界を救うきっかけとか言ってたけど……お前、救ったんか?」
魔王「え?あ、うん。結果的に異界王死なせちゃったし。じゃあ誰がこの世界導くんよって話じゃん」
魔王「それに異界王から、この世界の皆をいじめてやったぜ〜?みたいな話は聞いてたからさ」
魔王「側近と女勇者ちゃんの言葉のおかげで前向きにもなってたからさ。俺がやるっきゃない!ってなってさ」
592: 1:2012/10/28(日) 22:44:19 ID:6xWpg1Pyas
異界王の死体をそのままにしとくのはかわいそうだからとりあえず布とかをかぶせてあげてね。
俺は一人で城の外に出てみたの。
……すっごい荒れてた。ああ、本当に異界王はこの世界を自由気ままに荒してたんだなあって思って。
城の近辺の集落の人達は俺を見てすっごい警戒してた。
高い実力で権力を振り回して自分達を苦しめる異界王、その城から出てきた見知らぬ誰かを警戒するのは、まあ当然だよね。
村人1「な、何者だ!?異界王様……異界王の手下の者か!?」
村人1「もう今月の献上物は出したはずだ!これ以上は無理だ!」
村人1「過労や餓えで村の多くの者が死んでいる!なのに、まだ俺達から絞り取ろうっていうのか!」
村人1「これ以上の無茶で村の皆を殺されてたまるか!刺し違えてでもお前を殺す!」
村人2「馬鹿!やめろ!この村全員を犠牲にする気か!」
村人2「申し訳ありません!これからも異界王様に尽くしますので、どうか村を滅ぼすのは考えなおしてください!」
魔王「……」プルプル
魔王「」ブチッ
魔王「皆ー聞いてー!異界王は死んじゃったから、俺が王位を継ぐよ!」
魔王「俺が皆を幸せにしてみせるから!だから信じてついてきてよ!!」
村人1「……は?」
593: 1:2012/10/28(日) 22:46:08 ID:6xWpg1Pyas
兵1「ありましたねー、懐かしい話です。恥ずかしながら、その時はとても信じることが出来なかったんですが」
兵1「魔王様は自ら世界各地を回り、苦しんでいる民の力になってくれました」
兵1「自ら働き、食料も確保してくれて、民のために尽くしてくれました」
兵1「魔道師一族や異界王によって長年苦しめられた我々を助けて下さったんです。本当に感謝してます」
兵2「こんなこと言ってますけど、こいつ魔王様に喧嘩売った村人ですからねwww」
兵1「いや、あの時は異界王の手下だと思ってたから!魔王様、今は微塵も反逆の意はありませんからね!」
魔王「わかってるってー」
側近「元村人で正式な兵士じゃなかったんですか。だから実戦慣れしてなかったんですね」
兵1「魔王様のおかげで平和になりましたからね。戦う機会ってないんですよ」
兵2「一生懸命攻撃魔法とか覚えたんですけど……駄目でした?」
龍人「正直、糞しょぼかったな」
兵2「……平和や魔王様を守れるよう、精進致します」
女勇者「……何で元々村人だったのに、城の警備に就いたの?」
兵1「魔王様が王位に就かれてから数日が経過した頃だったんですが。我々の警戒心もなくなってた時期ですね」
兵1「城で一人ぼっちは寂しいって泣きつかれまして。誰か一緒に住もうよ〜って」
側近「……変わってませんね、魔王様は」
魔王「側近が支えてくれた俺を、女勇者ちゃんが信じて託してくれた俺を変える気はないよ!」
594: 1:2012/10/28(日) 22:47:38 ID:6xWpg1Pyas
魔王「……それからはずっと平和に向けて頑張って、今に至るって感じかな」
龍人「そんな感じで生きてたんだなぁ、お前……」
側近「世界は変わっても、魔王様は変わらず魔王様だったんですね。本当に尊敬しますよ」
魔王「……」
側近「……何ですか。苦虫を噛み潰したような顔して」
魔王「側近が真っすぐに褒めるとか、何か裏がありそうで怖い……」
側近「俺だって手放しで褒めることくらいありますよ……」
兵1「しかし、感動の再会を果たせてよかったですね」
兵2「ところで、皆さんは何故やってきたんですか?ていうか、魔道師亡き今どうやって来たんですか?」
女勇者「あっ……その、私達は……」
側近「……俺達は魔王様が亡くなったと考えて遺体を奪還しに来た。生まれ育った世界で眠ってほしくてな」
側近「しかし、魔王様は生きていた。だから俺達は魔王様に戻ってきてほしいと思ってる」
側近「魔王様がいなくなったことで、戦争派も活発になり、世界が荒れている。今一度魔王様に俺達の世界を救ってほしい」
魔王「え!?今そんなことになってんの!?そりゃ行かなきゃ!」
魔王「あ、でも……俺が向こう行っちゃったら、こっちの皆は……」
兵1「……」
595: 1:2012/10/28(日) 22:49:00 ID:6xWpg1Pyas
兵1「……行ってください、魔王様」
魔王「……いいの?」
兵2「確かに魔王様が戻られるのは、我々の世界には大きな痛手となります」
兵1「でも、我々の存在が、この世界が魔王様の足枷になるのは嫌ですよ」
兵2「我々は魔王様を慕っております。魔王様の進む道を全力で応援しますよ」
兵1「それに魔王様の希望は皆が必要とする物でしょう。我々だけで独占したら罰が当たりますよ」
兵1「行ってください。こっちは大丈夫です。魔王様から頂いた平和な世界と希望がありますから!」
魔王「皆……」
魔王「ねえ、側近。異世界へと通じる穴はもう自由に開けたりできるの?」
側近「魔力さえあれば可能ですよ」
魔王「わかった。皆、俺またこっちにも戻ってくるから!」
魔王「俺の世界も助けて、皆の力にもなるためにまた戻るから!」
魔王「だから今はごめんね!俺、帰るとするよ!」
龍人「決まりだな。凱旋パレードといくかい」
女勇者「魔王、帰ろう!」
魔王「うん!帰ろう!」
596: 1:2012/10/28(日) 22:52:00 ID:6xWpg1Pyas
今日はここまでにします。
>>354さん、大当たりです。おめでとうございます。
……いや、わかりやすい作者で申し訳ないですwww
良い意味で裏切ったりとかしてみたい気持ちはあるんですけど、如何せんお話作りは難しい物です。
普通に当てられてたので、正直当時はドキッとテンパりました。>>361の返レスでも安価間違えてますしねwww
以前どっかで「前作の再利用、楽でええわぁ」みたいなことを言ったと思うんですけど。
どう考えても死んでそうな魔王様をどう生かすかなーって思いながら前作振り返ってたら、あれを見つけて、その設定思い出して「これいいじゃない!」って。
それを本編に出した時はギャグっぽいノリで片づけて「ここでネタ挟むんかあ」とか思ってもらいつつ、実はキーポイント、みたいにしたかったわけです。
普通に予想されてしまいましたけどもwww
また違う作品を書く機会に恵まれたその時こそは、良い意味で皆さんの度肝を抜くようなの書きたいなーって思いました。
今回の更新のまとめです。
>>584-595
597: 名無しさん@読者の声:2012/10/28(日) 22:55:35 ID:KUjePUadNE
リアルタイムで遭遇キタコレ
お疲れ様です(~o~)
いっつも楽しく読ませてもらってます!
魔王様めちゃくちゃ好きです(≧▽≦)
598: 名無しさん@読者の声:2012/10/28(日) 22:57:29 ID:SsZ2TaGctg
魔王…
…地上の世界はどうなっているのか…。
支援。
ことと次第によっちゃ1をバイブ責め…
599: 名無しさん@読者の声:2012/10/28(日) 23:02:30 ID:sF1XQdlJCo
一人称 俺なのは…魔王が襲って来るかと思ったから…
襲って来たらバードイーターかける。
つ支援
つクリップラー・クロスフェイス
600: 名無しさん@読者の声:2012/10/28(日) 23:04:55 ID:SsZ2TaGctg
600!
601: 名無しさん@読者の声:2012/10/29(月) 01:04:31 ID:M4Spgk4jvI
(;_;)
まおういきてたああああぁぁぁぁあぁあああ
(デスボイスな感じで)
ほんっと良かった!
1、魔王様を生かしてくれてありがと!
602: 名無しさん@読者の声:2012/10/29(月) 08:02:07 ID:E4SxfhN7f.
獣人達が穴を塞がせている希ガス
そして魔王、可愛い。
紅茶いれようとして、頭から砂糖かぶりそう。
つ紅茶セット
つ女勇者ちゃんからのラブレター
つ四円
つ姻婚届け
603: 名無しさん@読者の声:2012/10/29(月) 22:21:29 ID:OqCfbgZ2mI
>>354です!
作者さんごめんなさい。
毎日楽しみにしてます。
頑張ってください!
604: たくさんの支援やレスをありがとうございます:2012/10/29(月) 23:11:16 ID:6xWpg1Pyas
>>597
こういう言い方もどうかと思いますが、なんか普通に嬉しいレスをありがとうございます。
最近皆さん凝ったレスをする傾向にあるように思いまして、そんなだから普通に励ましてくれるようなレスが骨身に染みます。
なので俺も、更新をちゃんとするという普通の対応で楽しんでもらえるよう頑張ります。
>>598
まあいろいろ言いたいことはありますけど、あえて一点に絞り込みましょう。
俺にバイブ使って誰が得するんですか。ねえ。
>>599
魔王様は女性を何より大切にするので、相手の意思を無視して襲うってことはないと思います。
正直にゃんにゃんしたいとかいう願望は確かにありますが、自分の欲望を満たすことより、女性の喜びを優先するような御方です。
なので今回の場合、魔王様はこんな感じのことを言うと思います。
魔王「襲わないけどバードイーターはかけてください!お願いします!」
クロスフェイスに仕留められたら、オーランド・ジョーダンのように音速でタップするしかなくなるので勘弁してください。
>>600
600おめでとうございます。
このスレもう600なんですか。無駄に長いですよねー。
でも目標は前作越えだったりします。前作はジャパニーズマフィアで終わってますからね。そこまで行ってみたいですね。
というわけで、今後は700と800辺りを狙えると思います。狙ってみますか?
605: たくさんの支援やレスをありがとうございます:2012/10/29(月) 23:12:23 ID:6xWpg1Pyas
>>601
生きてました。本当によかったですよね。
完全に俺目線で言わせてもらうと、このSSのメインキャラ達にはすごい愛着があります。
なので、死なすのは勇気要りますよね。今だから言えるのは、俺の感性的にこの結果は約束されたものでした。
正直、魔王様や皆に死んでほしくないですよ。足掻いてでも生存ルートを探しますよ。
>>602
異世界に通じる穴については、たぶん今回の更新で明らかになります。本編を待ってみましょう。
魔王様は案外ドジっ子ではないので、さすがに砂糖まみれ的な展開はないかと思います。
あと魔王様自身は紅茶をあまり飲みません。ハーピーがミルクティー好きなんで、ハーピーが城に来てる時とかにいれるくらいですね。
ラストに今婚姻届何枚あるんでしょうね。魔王様は本当に爆発してほしい御方ですよ。
>>603
何を謝る必要があります?何か話を見てて「どうなるかなあ、こうなるんじゃないかなあ」みたいに予想するのは何ら悪いことではないですよ。
>>361でも大丈夫でっせっていう旨は記しましたし、本当に大丈夫ですから。
むしろ当時俺安価間違えてますからね。こっちがごめんなさいですよ、本当に。
606: 1:2012/10/29(月) 23:14:24 ID:6xWpg1Pyas
獣人壱「ほら、さっさと閉じろよ!この女が死んでもいいのか!?」
ハーピー「うぅ……!」
勇者「仕方ない……閉じるしか……」
女勇者「……ええ!?何この展開!?」
側近「てめえ、ハーピーに何してやがる!!」
獣人壱「っ!!くそ、戻って来やがったか!」
ゴーレム「側近様!?戻るの早くないですか!?」
女戦士「まさか異界王が生きてやがったんか!?」
龍人「いいや。生きてたのは馬鹿だよ」
女戦士「え……それって……」
獣人壱「おい、側近!女勇者!いますぐ異世界に戻れ!さもなくばこの女が……」
獣人壱「……!?!?!?」
魔王「お前……ハーピーちゃんに何しようとしてるんだよ!」
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