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魔王「何でイチャイチャちゅっちゅできないんだよ!」
[8] -25 -50 

1: :2012/9/14(金) 23:05:11 ID:4.MWSg5KoU
書きたいことが出来たので、以前書いてたSSの続きを書かせていただきます。
お手数おかけして申し訳ございませんが、知らない方は前作から読んだ方がいいと思います。
一応貼っておきます。前作→http://llike-2ch.sakura.ne.jp/bbs/test/mread.cgi/2ch3/1316008982/1-10

基本長いので携帯だと読めなくなる可能性があります。また、支援返レスを飛ばして読みたい方もいらっしゃると思います。
それらに該当する方は、本編とわけてまとめたので、こちらから読んでみてください。→>>981-984

注意事項は以上です。何卒よろしくお願い致します。


522: :2012/10/24(水) 23:06:32 ID:6xWpg1Pyas
女勇者「さーて作業を頑張って……」

ウィッチ「女勇者ー!」

女魔法使い「……」

女勇者「あれ?ウィッチに女魔法使いじゃない。どうしたの?」

女勇者「……あっ!このコンビだっていうことは!」

ウィッチ「そうなの!魔法陣の解明に成功したの!……たぶん」

女勇者「……最後なんか自信なさげな言葉が加わったんだけど」

ウィッチ「まあとにかくちょっと来てほしいの!お願い!」

女勇者「って言ってるんだけど、大丈夫?」

魔物♂「大丈夫っすよ!作業は俺達だけでやります!」

人間♂「女勇者様はどうぞ女魔法使い様方の方に行ってください!」

女勇者「大丈夫っぽいね。わかった、そっちに行くよ」

ウィッチ「そっか、よかった。それじゃあ女魔法使い、移動魔法よろしくね」

女勇者「……ウィッチ、移動魔法使えないの?」

ウィッチ「いや、使えるんだけど私の力量だと人数や距離がしょぼいというか……」
523: :2012/10/24(水) 23:08:40 ID:6xWpg1Pyas
女勇者「女魔法使いの移動魔法で魔法学の街に来ました」

ウィッチ「今の台詞、やたら魔法って文字多かったわね」

女勇者「どうでもいいでしょ……」

女勇者「それはそうと、解明したかもしれない魔法陣ってのはどこよ?」

ウィッチ「魔道師の家の中に小さめなの作ったんだけど……」

女勇者「それを見てほしいのね?わかった、すぐに向かおう」



女勇者「というわけで魔道師の家です」

女勇者「……何か綺麗になってない?資料は相変わらず多いけど、整理整頓されたというか」

ウィッチ「女僧侶がね、汚さに我慢できなくて掃除したんだよ」

女勇者「そう言えば女僧侶は?」

ウィッチ「今は魔法学の街の見回りしてるよ」

女勇者「あ、そうなんだ。まあ異世界に行く魔法は既に習得してるみたいだし、街を守る仕事も頑張んなきゃいけないもんね」
524: :2012/10/24(水) 23:10:21 ID:6xWpg1Pyas
女勇者「……ああ、これがその魔法陣ね」

女魔法使い「……」コクコク

女勇者「凄いじゃない!魔法陣が効果を発揮して、それが続いてる!ちゃんと持続系魔法陣になってるじゃない!」

女勇者「これをタンクに応用すれば、魔力を少しずつでも溜めることが出来るよ!」

ウィッチ「……」

女勇者「何で嬉しそうじゃないのよ?努力が実ったんだよ!」

ウィッチ「……持続系魔法陣の特徴って知ってる?」

女勇者「え?知ってるよ。一度作れば魔法効果が続くのが持続系でしょ」

ウィッチ「……後は、魔法陣の中で効果を得られるってこと」

ウィッチ「試しに魔法陣の外から魔力を放出してみたんだけど、魔力が留まる効果は見られなかったわ」

女勇者「あ、そっか。じゃあ魔法陣の中に入ってからやればいいじゃない」

ウィッチ「……もし解明が失敗してて、対象者の魔力を吸い取る効果が消えてなかったら、最悪死ぬんだよ」

女勇者「え?」

ウィッチ「これの効果を調べるために、誰かが死ぬかもしれないんだよ……」
525: :2012/10/24(水) 23:11:55 ID:6xWpg1Pyas
女勇者「……」

ウィッチ「だからこれはどうしたらいいのかなって相談したくて……」

女勇者「で、でも、成功してるのかもしれないんでしょ?」

ウィッチ「それを誰が確認するのかが問題なのよね……」

女勇者「……」

ウィッチ「……」

女勇者「いやあ、やっぱりこういう時は製作者が責任持って確認すべきだと思うな」

ウィッチ「いやいや、責任で言えば計画の代表者の方があるってものでしょ」

女勇者「私はウィッチがやった方がいいと思うけどね!」

ウィッチ「私は女勇者のちょっといいとこ見てみたいけどね!」

女魔法使い「……私がやる」

ウィッチ「女魔法使い!?」

女勇者「ちょっと待って!別にダチョウ倶楽部のノリじゃないから無理しなくても……」

女魔法使い「確認するのなら……私がやる……」

女魔法使い「私とウィッチが一生懸命頑張ったから……私は信じたい……!」

女魔法使い「行きます……」スタスタ

ウィッチ「は、入ったぁー!」
526: :2012/10/24(水) 23:14:39 ID:6xWpg1Pyas
女勇者「女魔法使い、大丈夫!?苦しくない!?」

女魔法使い「……大丈夫」

ウィッチ「大丈夫ってことは、対象者の魔力を吸い取る効果は消えてる?」

女勇者「女魔法使い、その中から魔力を放出してみて」

女魔法使い「……できた」

女勇者「魔力が維持されてる!」

ウィッチ「女勇者、私達も入って魔力出してみよう!」

女勇者「うん!」

ウィッチ「……皆の魔力が混ざってる。それでいて維持出来てる!」

女勇者「成功したんだよ!女魔法使い達、成功したんだよ!」

女勇者「この魔法陣にもう命を奪う悪意はない!二人が変えたんだよ!」

女勇者「行けるんだよ!私達、魔王を迎えに行けるんだよ!」

ウィッチ「出来たんだね……私達」

ウィッチ「これで……前魔王様にこの世界で眠ってもらえるんだね」

ウィッチ「私……これで罪を償えたのかな……」

女勇者「……魔王はとっくに許してる、ていうかそもそも悪いことされたと思ってないって、そういう風に私は思うけど……」

女勇者「ウィッチが納得できないんなら、安心させてあげるよ。絶対に成功させよう」

女勇者「人や魔物の垣根を越えて協力してここまで来たんだもん。絶対に成功させよう!」

女勇者「絶対に、魔王にこの世界に帰って来させよう!」
527: :2012/10/24(水) 23:16:18 ID:6xWpg1Pyas
工学人「魔法陣が完成したんですか!」

女勇者「はい!これを応用してタンクを造れば……」

女勇者「それで皆で魔力を溜めれば……私達、異世界に行けるんです!」

「うおおお!」「よっしゃあああ!」「うっ!……ふぅ」

工学人「墓の作業の方もだいぶ進んでますからね」

工学人「タンク製作の方に人数を割けますよ。あっという間に造ってみせましょう」

女勇者「そして魔王を迎えに行く!平和を取り戻しつつあるこの世界で、真に共存を目指して蘇ったこの街で眠ってもらう!」

女勇者「それが届くところまで私達はやってきたんだよ!もうクライマックスに突入してるんだよ!」

女勇者「あとは成功という最高のラストまで駆けるだけだよ!行こう!皆で!!」

女勇者「皆で成功を掴もう!!」
528: :2012/10/24(水) 23:18:19 ID:6xWpg1Pyas
魔王「今日はここまでだよー!」

魔王「前作の最初期はどうなることかと思ったけど、今となっては女性キャラいっぱい増えたよね!」
魔王「もう女の子がいっぱいで嬉しくて仕方ないよ!」
魔王「皆綺麗で可愛くって、一人だけ選ぶなんて至難の業状態だけど、俺はやっぱり女勇者ちゃんとイチャイチャちゅっちゅしたいなあ!」
魔王「皆は一人だけ選ぶなら誰にする?贅沢な悩みだけど、聞いてみたいよね!」
魔王「……本当にイチャイチャちゅっちゅできればいいんだけどねえ。妄想して現実に戻ると虚しくなるよね……」
側近(魔王様は何で付き合えないって思ってんだろう。誰の目からも両想いは明らかなのに……)

魔王「今回の更新のまとめでござる!ニンニン!>>522-527
529: 名無しさん@読者の声:2012/10/24(水) 23:27:31 ID:sF1XQdlJCo
魔王は鈍感すぎ・・・
しまいには俺から関節技かけるよ?
側近とコラボで。

つ支援
530: 名無しさん@読者の声:2012/10/24(水) 23:30:08 ID:Th8mJUgAW6
魔王てめぇ…二度と悩むな!吹っ切れろ!
もー側近、こいつ4の字固めちゃってよ…

女魔法タンとウイッチタン乙
女勇者タンも乙!

あ、ところで俺絵スレの870なんですが
女勇者タンの胸はBには大きくてCで余るくらいの設定で良かったのかいな?
531: 名無しさん@読者の声:2012/10/25(木) 01:56:28 ID:hLvARD2Fi2

1も魔王もらぶっ!

前作から見てるけど女勇者ちゃん
そこ代わってくれないかな?

つ CCCCC
532: 名無しさん@読者の声:2012/10/25(木) 02:49:55 ID:AbeZYtaf4o
っ支援
変態魔王よこれで元気つけろ女勇者の写真×一億
ベット
ティッシュ
533: 名無しさん@読者の声:2012/10/25(木) 07:23:32 ID:E4SxfhN7f.
魔王は俺の嫁!
ほかの奴に渡さねーよ!


534: 名無しさん@読者の声:2012/10/25(木) 21:11:24 ID:1ohc8WIbfU
女勇者が空いたようなのでもらっておく

パフパフしたいよぉ…


つCCCCC
535: たくさんの支援やレスをありがとうございます:2012/10/25(木) 22:50:02 ID:6xWpg1Pyas
>>529-530
側近「いいですねえ、コラボ。俺足4の字かけますから、適当に上半身攻めてくださいよ」
魔王「嫌だよ、そのコラボ!二倍の苦しみじゃん!」
側近「大丈夫ですって。折れても魔王様には回復魔法がありますから」
魔王「何で折る前提で話進めてんの!?とにかく絶対嫌だかんね!」
側近「……もし俺や>>529が女性だったら?」
魔王「!?技かけられたい!不思議!」

>>530
女性陣の胸ですが、正確なサイズは考えてません。
ただ、最近出ている女性陣の中で、大きさは次のような関係性をイメージしてます。
女魔法使い<ウィッチ<女僧侶≦ハーピー<女勇者<<<女戦士
女勇者と女戦士がでかめなのは軽く譲れませんが、全体的に適当なので、設定的に納得できなければ抗ってもらって構いません。
まあ要するに、描くのであれば、あんまりこっちの言い分に囚われないでねってことです。

>>531
魔王「わーい!らぶってくれてありがとー!」
1「我が世の春が来たあああ!!」
女勇者「1は別にいいけど……魔王だけは諦めたくない!」

>>532
魔王「これは!?どうやってこれを……ありがとうございます!!家宝にします!!」ポロポロ
魔王「これは早速自室こもってやることやらなくちゃ!!」
1「待って!そんなにあるんだから俺にも800枚くらいくれてもいいんじゃない!?」ハァハァ

>>533
魔王「俺を嫁にしたがる人って多いよね。ありがとう!」
魔王「あれ、俺の性別なんだっけ?ってなるけど、好意を寄せてもらえるのは嬉しいよ!」
魔王「できれば女勇者ちゃんと一緒にいれたら嬉しいんだけどなー」
側近「魔王様、他の奴には渡さないって言ってるんですよ?」

>>534
魔王「残念、俺がいるよー!」
魔王「女勇者ちゃんのパフパフを譲るわけにはいかないよ!栄光を掴むのは俺だー!」
側近「とか言いながら、実際やる度胸はないですよね。手つなぐだけでも赤面してきょどるんですから」
536: :2012/10/25(木) 22:52:12 ID:6xWpg1Pyas
工学人「足場には大きな魔法陣を施しまして」

女勇者「うんうん」

工学人「その魔法陣の中に設置したタンクがございます」

女勇者「ほうほう」

工学人「こちらに注入口がございまして」

女勇者「はいはい」

工学人「ここに魔力を放出すればタンクに溜まる仕組みでございます」

女勇者「あーあー」

工学人「こちらにメーターがあるので必要分はすぐにわかります」

女勇者「へえへえ」

工学人「メーターが満タンになったら、このボタンで上空に放出し、魔法に用います」

工学人「……無事に完成しました!完成したんですよ!」

女勇者「やったじゃない!これで異世界に行くためのピースは全て揃ったね!」

女勇者「お墓も完成したし……後は魔王を迎えに行くだけだよ!」
537: :2012/10/25(木) 22:53:49 ID:6xWpg1Pyas
女勇者「よし、じゃあ皆を集めよう!皆から魔力をわけてもらおう!」

工学人「それじゃあ俺も……」

女勇者「あ、工学人さんは閉じる分のタンクを造ってて」

工学人「え?」

女勇者「敵地への進入口を作ろうとしてるんだよ。危険ももちろんある。だから念のために即座に閉じれるよう、その分の魔力もあらかじめ用意しなくちゃ」

女勇者「そういうわけだから、工学人さんや魔法学の知識のない方は引き続きタンクを造ってて」

女勇者「私や魔法学に精通している者でタンクに魔力溜めてるから。それじゃ!」ダッ

工学人「ちょ、ちょっと!……行っちゃった」

工学人「なんかもう……俺の仕事は終わったって油断してたから、気持ちが乗らないんだけど……」

工学人「まあ久々に出番あったからいいけどさあ……」
538: :2012/10/25(木) 22:55:08 ID:6xWpg1Pyas
女勇者「というわけで、皆で魔力を溜めよう!」

側近「だから急遽魔法学に精通する者を集めたのか」

ウィッチ「けっこうな数ですね。これなら魔力の総数は期待できますね」

側近「ウィッチ。別に俺に対してもタメ口でいいぞ?」

ウィッチ「いやあ……ちょっと厳しいですね」

ハーピー「正直私なんかの魔力で役に立つか不安ですけど……女勇者さんの期待を裏切らないよう頑張ります!」

女勇者「魔力は誰にでもあるものだけど、それを放出する技術を持ってる者は限られるからね」

女勇者「だからこの場にいる皆は、魔法の精鋭達って言えるわよ。ハーピーさん、自信を持って!」

ハーピー「女勇者さん……」

女勇者「さてと……魔法に精通した皆に集まってもらったけど、私からちょっと言っておきたいことがあるんだ」

女勇者「無理はしないで、時間をかけて、誰一人として欠けることなく、魔力を溜めよう!」

女勇者「魔道師のように犠牲を以て道を切り開くんじゃない!私達は協力を以て道を切り開こう!」

「うおおお!」「やったるでえええ!」「うっ!……ふぅ」

女勇者「よし!トップバッター、側近いっちゃって!」

側近「俺が最初かよ?」

女勇者「この中で魔力の総量が一番多いのは側近だからね。スタートダッシュを決めて皆を鼓舞して!」

側近「わかったよ。ここに魔力を出せばいいんだな?……いくぞ!」
539: :2012/10/25(木) 22:56:11 ID:6xWpg1Pyas
側近「はああああ……!」ゴゴゴゴ

女勇者「うわあ……相変わらず凄い魔力だね……」

ハーピー「かっこいい……///」

女勇者「……」

側近「ふう……そろそろ限界だな」

女勇者「お疲れ、側近!さて、気になるメーターの量は!?」

女勇者「……あれ?メーター、動いてなくない?」

ウィッチ「いや、ちょっとは動いてるわよ。……ほんとちょっとだけど」

女勇者「え?……えっ!?こんなの1%にも満たないじゃない!」

「側近様の魔力でこれか……」「溜まるのはいつになるんだ……」「うっ!……やばい、抜きすぎた」

女勇者「だ、大丈夫だよ!少しずつでも溜まるんだから!」

女勇者「無理はしないで、時間をかけて、誰一人として欠けることなく、魔力を溜めよう!」

女勇者「塵も積もれば山となるんだよ!山を目指して直向きに頑張ろう!」
540: :2012/10/25(木) 22:57:24 ID:6xWpg1Pyas
女勇者「……結局あの場にいた全員の魔力で1%ちょっとしか溜まらなかったね」

ウィッチ「おまけにぎりぎりまで放出したからね……魔力が回復するには数日かかるよ」

側近「……遠いな。異世界は、魔王様は……」

女勇者「一日で1%……それから数日回復を待って……どれだけかかるんだろうね」

女勇者「でも、でも届く場所までは辿り着けたんだよね!」

側近(確かに少しずつでも溜めれば目標は達成できる)

側近(しかし、達成間近と思ったところにこの結果だ)

側近(俺達の士気を下げるには十分の結果だ)

側近(魔力の酷使で弱ってるところに士気まで下がってんだ……戦争派の動きが穏やかなままだといいがな)
541: :2012/10/25(木) 22:59:02 ID:6xWpg1Pyas
翌日。

女勇者「うう……やっぱり魔力は回復してないね」

女勇者「今日はタンクに溜めるのは無理そうだね」

ウィッチ「そうでもないよ!」

女勇者「え?」

女僧侶「女勇者さん、協力に来ました!」

女魔法使い「……」

女勇者「え!?二人は王様から魔法学の街の護衛任務を受け持ってるはずなのに……」

女僧侶「……魔法学の街の皆さんが私達に行くよう言ってくれたんですよ」

女勇者「でもそれだと街の護衛が……」

女僧侶「皆さんが協力して守りきると言い切ってくれました」

女勇者「えっ……」

女僧侶「一人一人では非力でも、協力し合うことで成功を掴める……女勇者さんの活動を見てそう思ったそうです」

女僧侶「魔王さんのおかげで人と魔物はお互いを受け入れられるようになりました」

女僧侶「そこから、互いに手を取り合って最良の結果を目指すようになったんです」

女僧侶「そうさせたのは、それを信じさせたのは、まぎれもなく女勇者さんですよ」

女僧侶「女勇者さんの活動が、世界に勇気をもたらして前へと進ませたんですよ!」

女勇者「私達の活動が……」
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